JP2000211141A - 記録装置及び記録制御方法 - Google Patents

記録装置及び記録制御方法

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JP2000211141A
JP2000211141A JP11019075A JP1907599A JP2000211141A JP 2000211141 A JP2000211141 A JP 2000211141A JP 11019075 A JP11019075 A JP 11019075A JP 1907599 A JP1907599 A JP 1907599A JP 2000211141 A JP2000211141 A JP 2000211141A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録ヘッドの時分割ブロック駆動における連
続性を高め、高速に記録を行うことができる記録装置及
び記録制御方法を提供することである。 【解決手段】 記録ヘッドの複数のブロックの内、奇数
番目のブロックを選択する奇数ブロック指定信号を生成
して記録ヘッドに出力し、偶数番目のブロックを選択す
る偶数ブロック指定信号を生成して記録ヘッドに出力す
るときに、奇数番目のブロックの駆動の開始と偶数番目
のブロックの駆動の開始とが交互になるようにこれらの
信号の出力を制御する一方、奇数番目のブロックに含ま
れるICを駆動する奇数ブロックICヒート信号を生成
して記録ヘッドに出力し、また、偶数番目のブロックに
含まれるICを駆動する偶数ブロックICヒート信号を
生成して記録ヘッドに出力するときには、奇数ブロック
ICヒート信号の出力が終了する前に、偶数ブロックI
Cヒート信号の出力を開始するように、これらヒート信
号の出力を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は記録装置及び記録制
御方法に関し、特に、インクジェット方式に従って記録
を行う記録ヘッド及びその記録ヘッドを用いたインクジ
ェット記録装置及び記録制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の記録幅の長いインクジェット記録
ヘッドには、64、128、或いは、256個程度の記
録素子を備えたヒータボードを1つのチップ(以下、素
子基板(H.B.)という)に集積したものをベースプ
レート上に複数個を精度よく配列して接着し、それぞれ
のH.B.の記録素子に対応した流路、インク吐出口
(以下、吐出口という)を設けた構造をもつものがあ
る。
【0003】このような記録ヘッドの制御はH.B.に
設けられた記録素子を指定する全H.B.共通の記録素
子指定信号と、H.B.単位に用意されたヒート制御と
で行っている。近年の記録幅の長い記録ヘッド(以下、
長尺ヘッドという)はベースプレートに積載するH.
B.の数が20個以上となっており、記録制御回路から
長尺ヘッドへの制御信号の数が増大してしまうため、
H.B.をいくつかのブロックに分けて駆動するための
ブロック指定信号と全ブロック共通のH.B.ヒート信
号とで長尺ヘッド内で各H.B.に対するヒート制御信
号を生成するようにすることにより記録制御回路から長
尺ヘッドに対して出力される制御信号の数の増加を抑え
ている。
【0004】図8は、全部で24個のH.B.から構成
される記録ヘッドを4つのH.B.毎に6つのブロック
に分割して駆動する駆動回路の構成を示すブロック図で
ある。
【0005】図8において、1は各種記録制御信号を生
成する記録制御回路、2はブロックを指定するバイナリ
の符号化データをそれぞれのブロックに対する信号に変
換するデコーダ、3はブロックを指定する信号とブロッ
ク内のH.B.に対するヒート信号が共に有効のとき、
そのH.B.に対して有効なヒート信号を出力する2入
力ANDゲート、4〜9は4個づつのH.B.で構成さ
れたブロック、10はH.B.、13は長尺ヘッドであ
る。
【0006】ここで、参照番号4で示されたブロックを
第1ブロック、参照番号5で示されたブロックを第2ブ
ロック、参照番号6で示されたブロックを第3ブロッ
ク、参照番号7で示されたブロックを第4ブロック、参
照番号8で示されたブロックを第5ブロック、参照番号
9で示されたブロックを第6ブロックという。
【0007】また、101はどのブロックを駆動するか
を指定するバイナリの符号化されたブロック指定信号B
LOCK(0〜2)、102は各ブロックに対するブロ
ックヒート信号BHEET(1〜6)、103は各ブロ
ック内の各H.B.10に対するH.B.ヒート信号I
HEET(1〜4)、104は各H.B.10に対する
ヒートイネーブル信号HE(1〜24)である。
【0008】図9は図8に示した駆動回路で用いる各信
号のタイミングチャートである。
【0009】図9によれば、ブロック指定信号BLOC
K(0〜2)全てを“LOW”にして第1ブロックを指
定し、第1ブロックに含まれる4つのH.B.10に対
してH.B.ヒート信号IHEET(1〜4)を順次
“HIGH”にして第1ブロックの4つのH.B.10
を駆動する。次に、ブロック指定信号BLOCK(0〜
2)をそれぞれ、“HIGH”、“LOW”、“LO
W”にして、第2ブロックを指定し、H.B.ヒート信
号IHEET(1〜4)を順次“HIGH”にして第2
ブロックの4つのH.B.10を駆動する。
【0010】同様にして第3ブロック〜第6ブロック夫
々のH.B.10を駆動する。このようにして、24個
のH.B.10に対してブロック指定信号BLOCK
(0〜2)101とH.B.ヒート信号IHEET(1
〜4)103の計7本という少ない数の信号線で記録制
御回路から記録制御している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】さて、上記のような従
来の長尺ヘッドの場合、1つのH.B.の駆動終了後
に、次のH.B.の駆動を行うように制御すると記録時
間が長くなってしまい高速性が損なわれてしまうが、逆
に複数のH.B.を同時に駆動した場合には、その駆動
中の最大消費電力が大きくなるために、電流容量の大き
い電源が必要となる。そこで、図9のタイムチャートに
示すようにブロック内では、消費電力が増えすぎない範
囲で少しずつヒート開始タイミングをずらしながら、各
H.B.を駆動することにより記録時間を短くするよう
な記録制御を行っている。
【0012】このため、上記従来例では、ブロック内で
はH.B.ヒート信号IHEET(1〜4)がH.B.
個々に対して備えられているため上記のようなヒート開
始タイミングをずらすという記録制御を容易に実現でき
るが、あるブロックから他のブロックへ記録動作が切り
替わる時には、前ブロックのH.B.駆動が終了しない
と次のブロックのH.B.の駆動を開始できず、駆動の
連続性が途切れてしまうという解決すべき課題があっ
た。
【0013】さらに、近年の長尺ヘッドは搭載するH.
B.の数が数十個とかなり数が増えたために記録制御の
ブロック数もこれに比例して増え、ブロック切り替え時
の連続性の途切れが発生する回数がさらに大きくなり、
この結果、記録ヘッド全体としての記録速度がさらに遅
くなってしまうという解決すべき課題があった。
【0014】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、記録ヘッドの時分割ブロック駆動における連続性を
高め、高速に記録を行うことができる記録装置及び記録
制御方法を提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の記録装置は、以下のような構成を有する。
【0016】即ち、記録ヘッドに含まれる複数の記録素
子を複数のブロックに分割して各ブロックを時分割駆動
することにより記録媒体に記録を行う記録装置であっ
て、前記複数のブロックの内、奇数番目のブロックを選
択する第1の選択信号を生成して前記記録ヘッドに出力
する第1選択信号生成出力手段と、前記複数のブロック
の内、偶数番目のブロックを選択する第2の選択信号を
生成して前記記録ヘッドに出力する第2選択信号生成出
力手段と、前記奇数番目のブロックに含まれる記録素子
を駆動する第1の駆動信号を生成して前記記録ヘッドに
出力する第1駆動信号生成出力手段と、前記偶数番目の
ブロックに含まれる記録素子を駆動する第2の駆動信号
を生成して前記記録ヘッドに出力する第2駆動信号生成
出力手段と、前記奇数番目のブロックの駆動の開始と前
記偶数番目のブロックの駆動の開始とが交互になるよう
に前記第1及び第2の選択信号の出力を制御するととも
に、前記奇数番目のブロックに含まれる記録素子を駆動
するための前記第1の駆動信号の出力が終了する前に、
前記偶数番目のブロックに含まれる記録素子を駆動する
ための前記第2の駆動信号の出力を開始するように、前
記第1及び第2選択信号生成出力手段と前記第1及び第
2駆動信号生成出力手段とを制御する制御手段とを有す
ることを特徴とする記録装置を備える。
【0017】また他の発明によれば、記録ヘッドに含ま
れる複数の記録素子を複数のブロックに分割して各ブロ
ックを時分割駆動することにより記録媒体に記録を行う
記録装置であって、前記複数のブロックの内、奇数番目
及び偶数番目のブロックを選択する選択制御信号を生成
して前記記録ヘッドに出力する選択制御信号生成出力手
段と、前記奇数番目のブロックに含まれる記録素子を駆
動する第1の駆動信号を生成して前記記録ヘッドに出力
する第1駆動信号生成出力手段と、前記偶数番目のブロ
ックに含まれる記録素子を駆動する第2の駆動信号を生
成して前記記録ヘッドに出力する第2駆動信号生成出力
手段と、前記奇数番目のブロックの駆動の開始と前記偶
数番目のブロックの駆動の開始とが交互になるように前
記選択制御信号の出力を制御するとともに、前記奇数番
目のブロックに含まれる記録素子を駆動するための前記
第1の駆動信号の出力が終了する前に、前記偶数番目の
ブロックに含まれる記録素子を駆動するための前記第2
の駆動信号の出力を開始するように、前記第1及び第2
選択信号生成出力手段と前記第1及び第2駆動信号生成
出力手段とを制御する制御手段とを有することを特徴と
する記録装置を備える。
【0018】以上の構成の場合、記録ヘッドに、前記選
択制御信号に基づいて、奇数番目のブロックを選択する
第1の選択信号を生成する第1選択信号生成回路と、そ
の選択信号制御信号に基づいて、偶数番目のブロックを
選択する第2の選択信号を生成する第2選択信号生成回
路とを設けるようにすると良い。
【0019】上記、いずれの構成にせよ、奇数番目及び
偶数番目のブロックに含まれる記録素子は複数個あり、
該複数個の記録素子各々を駆動するために、第1の駆動
信号と第2の駆動信号とは夫々、複数の信号パルスから
構成されている。そして、これら複数の信号パルスは、
所定時間間隔タイミングをずらして出力されるようにす
ると良い。
【0020】なお、前記記録ヘッドは、インクを吐出し
て記録を行うインクジェット記録ヘッドであることが好
ましく、その場合、その記録ヘッドには、熱エネルギー
を利用してインクを吐出するために、インクに与える熱
エネルギーを発生するための電気熱変換体を備えている
ことがさらに好ましい。
【0021】さらに他の発明によれば、記録ヘッドに含
まれる複数の記録素子を複数のブロックに分割して各ブ
ロックを時分割駆動することにより記録媒体に記録を行
うための記録制御方法であって、前記複数のブロックの
内、奇数番目のブロックを選択する第1の選択信号を生
成して前記記録ヘッドに出力する第1選択信号生成出力
工程と、前記複数のブロックの内、偶数番目のブロック
を選択する第2の選択信号を生成して前記記録ヘッドに
出力する第2選択信号生成出力工程と、前記奇数番目の
ブロックの駆動の開始と前記偶数番目のブロックの駆動
の開始とが交互になるように前記第1及び第2の選択信
号の出力を制御する第1制御工程と、前記奇数番目のブ
ロックに含まれる記録素子を駆動する第1の駆動信号を
生成して前記記録ヘッドに出力する第1駆動信号生成出
力工程と、前記偶数番目のブロックに含まれる記録素子
を駆動する第2の駆動信号を生成して前記記録ヘッドに
出力する第2駆動信号生成出力工程と、前記奇数番目の
ブロックに含まれる記録素子を駆動するための前記第1
の駆動信号の出力が終了する前に、前記偶数番目のブロ
ックに含まれる記録素子を駆動するための前記第2の駆
動信号の出力を開始するように、前記第1及び第2駆動
信号の出力を制御する第2制御工程とを有することを特
徴とする記録制御方法を備える。
【0022】以上の構成により本発明は、記録ヘッドの
複数のブロックの内、奇数番目のブロックを選択する第
1の選択信号を生成して記録ヘッドに出力し、また、そ
れら複数のブロックの内、偶数番目のブロックを選択す
る第2の選択信号を生成して記録ヘッドに出力するが、
奇数番目のブロックの駆動の開始と偶数番目のブロック
の駆動の開始とが交互になるように第1及び第2の選択
信号の出力を制御する一方、奇数番目のブロックに含ま
れる記録素子を駆動する第1の駆動信号を生成して記録
ヘッドに出力し、また、偶数番目のブロックに含まれる
記録素子を駆動する第2の駆動信号を生成して記録ヘッ
ドに出力するときには、第1の駆動信号の出力が終了す
る前に、第2の駆動信号の出力を開始するように、第1
及び第2駆動信号の出力を制御するよう動作する。
【0023】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照して本発明の
好適な実施形態について詳細に説明する。
【0024】<装置本体の概略説明>図1は、本発明の
代表的な実施の形態であるインクジェットプリンタIJ
RAの構成の概要を示す外観斜視図である。
【0025】インクジェットプリンタIJRAは図1に
示すように、記録媒体の記録幅に対応した長さに吐出口
を複数配したフルライン型記録ヘッド101a〜101
dを備え、これらフルライン型記録ヘッドは、ホルダ2
02によりX方向に所定の間隔をもって互いに平行に固
定支持されている。各記録ヘッドの下面にはY方向に沿
って、1列に360dpiの間隔で3008個の吐出口
が下向きに設けられており、これにより212mm幅の
記録が可能となっている。
【0026】これらの記録ヘッドは、複数の素子基板を
設けたもので、熱エネルギーを用いてインクを吐出する
方式を採用している。そして、駆動信号供給手段である
ヘッドドライバ1705によって吐出制御されている。
【0027】なお、各記録ヘッド及びホルダ202を含
めてヘッドユニットが構成され、このヘッドユニットは
ヘッド移動手段224により、上下方向に移動可能にな
っている。
【0028】また、各記録ヘッドの下部には、ヘッドキ
ャップ203a〜203dが各記録ヘッドにそれぞれ対
応するとともに隣接して配置されている。各ヘッドキャ
ップは内部にスポンジなどのインク吸収部材を有する。
【0029】なお、キャップは別のホルダ(不図示)に
より固定されており、そのホルダ及びキャップを含ん
で、キャップユニットが構成され、このキャップユニッ
トはキャップ移動手段225によりX方向に移動可能に
なっている。
【0030】各記録ヘッドにはそれぞれ、インクタンク
104a〜104dからインク供給チューブを通じてシ
アン、マゼンタ、イエロ、ブラックの各色インクが供給
され、カラー記録を可能にしている。
【0031】また、このインク供給はヘッド供給口の毛
細管現象を利用しており、各インクタンクの液面は吐出
口位置より一定距離だけ低く設定されている。
【0032】さらに、このインクジェットプリンタIJ
RAは、記録媒体である記録紙や布帛227を搬送する
ための搬送手段としての帯電可能なシームレスベルト2
06を有する。
【0033】シームレスベルト206は、各種ローラに
より所定の経路に引き回されており、駆動ローラに接続
され、かつ、モータドライバ1706により駆動される
搬送モータにより走行されることが可能になっている。
また、シームレスベルト206は記録ヘッド101a〜
101dの吐出口の直下において、X方向に走行し、こ
こでは固定支持部材226により下側へのぶれが抑制さ
れている。
【0034】ヘッドドライバ1705、モータドライバ
1706〜1707、ヘッド移動手段224、キャップ
移動手段125は全て制御回路119により制御され
る。
【0035】<制御構成の説明>次に、上述した装置の
記録制御を実行するための制御構成について説明する。
【0036】図2はインクジェットプリンタIJRAの
制御回路119の構成を示すブロック図である。制御回
路を示す同図において、1700は記録信号を入力する
インタフェース、1701はMPU、1702はMPU
1701が実行する制御プログラムを格納するROM、
1703は各種データ(上記記録信号や記録ヘッドに供
給される記録データ等)を保存しておくDRAMであ
る。1704は記録ヘッド101a〜101dに対する
記録データの供給制御を行うゲートアレイ(G.A.)
であり、インタフェース1700、MPU1701、R
AM1703間のデータ転送制御も行う。1709は、
記録紙搬送のための搬送モータである。1705は記録
ヘッド101a〜101dを駆動するヘッドドライバ、
1706,1707はそれぞれ搬送モータ1709を駆
動するためのモータドライバである。
【0037】上記制御構成の動作を説明すると、インタ
フェース1700に記録信号が入るとゲートアレイ17
04とMPU1701との間で記録信号がプリント用の
記録データに変換される。そして、モータドライバ17
06、1707が駆動されると共に、ヘッドドライバ1
705に送られた記録データに従って記録ヘッド101
a〜101dが駆動され、記録が行われる。
【0038】ヘッドドライバ1705はMPU1701
の制御に従って、後述する記録ヘッド101a〜101
dの駆動回路に各種の記録制御信号を送信する。
【0039】なお、インクタンク104a〜104dと
記録ヘッド101a〜101dとは一体的に形成されて
交換可能なインクカートリッジIJCを構成しても良い
が、これらインクタンク104a〜104dと記録ヘッ
ド101a〜101dとを分離可能に構成して、インク
がなくなったときにインクタンク104a〜104dだ
けを交換できるようにしても良い。
【0040】図3は記録ヘッド101aの構成を示す外
観斜視図である。なお、記録ヘッド101b〜101d
は夫々、記録ヘッド101aと同じ構成であるので、こ
こでの説明は省略する。また、この実施形態において、
記録ヘッド101a〜101d夫々は、インク吐出口の
密度360dpi(隣接するインク吐出口間の間隔7
0.5μm)で、インク吐出口の数は3008個(記録
幅212mm)であるとする。
【0041】図3に示されるように、記録ヘッド101
aには複数の素子基板(以下、ヒータボード(H.
B.)という)1000が実装されており、各ヒータボ
ード1000には記録素子1001がその所定位置に3
60dpiの密度で128個設けられている。この実施
形態では、その記録素子として、インクに熱を与えるた
めの発熱抵抗素子が採用されている。また、このヒータ
ボードには任意のタイミングで記録素子1001を駆動
させるための信号を外部から受信する信号パッド、その
発熱抵抗素子を駆動するための電力等を供給するための
電力パッド1002が設けられている。また、ヒータボ
ード1000にはシリアル入力された記録信号を記録素
子1001にパラレル出力するシフトレジスタなどの回
路素子が設けられている。
【0042】なお、ヒータボード1000の基板として
は単結晶シリコン、多結晶シリコン、ガラス、金属、或
いは、セラミックスなどの材料で構成される板状の部材
が用いられる。
【0043】このようなヒータボードは複数個、アルミ
ニウムやステンレス鋼などの金属やセラミックスといっ
た材質で作られた支持体(ベースプレート)3000の
表面上に接着剤により接着固定されている。
【0044】さらに、図3に示されるように、ベースプ
レート3000にはヒータボード1000と同様に配線
基板4000が接着されている。この接着は、ヒータボ
ード1000上のパッド1002と配線基板4000上
に設けられた信号・電力供給パッド4001とが所定の
位置関係となるようになされる。また、配線基板400
0には外部からの記録信号や駆動電力を供給するための
コネクタ4002が設けられている。
【0045】さて、天板2000はヒータボード100
0に設けられた記録素子1001に対応して設けられた
流路を構成するための溝、インクを記録媒体に向けて吐
出させるために各流路に対応して設けられたオリフィ
ス、各流路に対してインクを供給するために複数の流路
に連通した液室を構成するための凹部、その液室に対し
てインクタンクから供給されたインクを流入させるため
のインク供給口いった部品で構成されている。そして、
天板2000はヒータボード1000を複数個並べて設
けられた記録素子列をほぼ覆うような長さで構成されて
いる。
【0046】この実施形態では、天板2000は、流路
と、ベースプレート3000に配置されたヒータボード
1000の記録素子1001との位置関係が所定の位置
関係になるようにベースプレート3000に結合され
る。
【0047】以上説明したように、この実施形態のイン
クジェット方式に従うフルライン型記録ヘッドは、ベー
スプレートの一方の側に複数の記録素子を実装したヒー
タボードを複数個配列し、これによって形成される記録
素子列を覆うような長尺の天板を取り付けることによっ
て構成される。
【0048】このような構成の記録ヘッドに対して、前
述したインク供給口から天板の凹部で形成される液室を
介して流路内にインクが充填される。このようにして、
充填されたインクは、記録素子に電気信号を印加するこ
とで、加熱される。この熱により、インクに膜沸騰が生
じ、これによって発生する気泡の圧力でオリフィスから
インクが吐出する。
【0049】図4は、記録ヘッド101a〜101dの
駆動回路の構成とその回路とヘッドドライバ1705と
の間の信号線を説明したブロック図である。図4に示す
記録ヘッド101a〜101dは従来例の図8と同様
に、その駆動回路に夫々に4個づつのH.B.を備えた
6つのブロック(計24個)を有した構成をしており、
各ブロック毎に時分割駆動される。従って、図4では既
に図8で言及した構成要素や信号については同じ参照番
号や参照記号を付し、その説明は省略する。
【0050】図4において、11は奇数ブロック(第
1、第3、第5ブロック)を指定するバイナリの符号化
データ(奇数ブロック指定番号)を各奇数ブロックに対
する信号に変換する奇数ブロックデコーダ、12は偶数
ブロック(第2、第4、第6ブロック)を指定するバイ
ナリの符号化データ(偶数ブロック指定番号)を各偶数
ブロックに対する信号に変換する偶数ブロックデコーダ
である。
【0051】また、105はどの奇数ブロックを駆動す
るかを指定するバイナリの符号化された奇数ブロック指
定信号ODD_BLOCK(0,1)、106は各奇数
ブロックに対する奇数ブロックヒート信号ODD_IH
EET(1〜4)、107はどの偶数ブロックを駆動す
るかを指定するバイナリの符号化された偶数ブロック指
定信号EVEN_BLOCK(0,1)、108は各偶
数ブロックに対する偶数ブロックヒート信号EVEN_
IHEET(1〜4)、109は奇数ブロック内の各
H.B.10に対する奇数ブロックH.B.ヒート信号
ODD_BHEET(1〜3)、110は偶数ブロック
内の各H.B.10に対する偶数ブロックH.B.ヒー
ト信号EVEN_BHEET(1〜3)である。
【0052】図5は図4に示した駆動回路で用いる各信
号のタイミングチャートである。
【0053】図5によれば、記録を行うときは、ヘッド
ドライバ1705から供給される奇数ブロック指定信号
ODD_BLOCK(0,1)をそれぞれ“LOW”に
して第1ブロックを指定した後、奇数ブロックH.B.
ヒート信号ODD_IHEET(1〜4)を一定の間隔
で時間をずらしながら順次“HIGH”にしていくこと
により、そのブロックの各H.B.10を駆動する。
【0054】そして、第1ブロックの最後のH.B.1
0を奇数ブロックH.B.ヒート信号ODD_IHEE
T(4)により駆動を開始するのに続けて、第2ブロッ
クを駆動するために、偶数ブロック指定信号EVEN_
BLOCK(0,1)をそれぞれ“LOW”にして第2
ブロックを指定した後に、偶数ブロックH.B.ヒート
信号EVEN_IHEET(1〜4)を一定の間隔で時
間をずらしながら順次“HIGH”にしていくことによ
って、そのブロックの各H.B.10を駆動する。
【0055】そして、第2ブロックの最後のH.B.1
0を偶数ブロックH.B.ヒート信号EVEN_IHE
ET(4)により駆動を開始するのに続けて、第3ブロ
ックを駆動するために、奇数ブロック指定信号ODD_
BLOCK(0,1)をそれぞれ“HIGH”、“LO
W”にして第3ブロックを指定した後、奇数ブロック
H.B.ヒート信号ODD_IHEET(1〜4)を一
定の間隔で時間をずらしながら順次“HIGH”にして
いくことにより、そのブロックの各H.B.10を駆動
する。
【0056】以降、同様の制御を第6ブロックまで実行
する。
【0057】従って以上説明した実施形態によれば、記
録ヘッドの駆動回路を構成する6つのブロックを奇数ブ
ロックと偶数ブロックとに分け、奇数ブロック→偶数ブ
ロック→奇数ブロック→…と駆動しながら、奇数ブロッ
ク(或いは偶数ブロック)の最後のH.B.を駆動する
のに続けて次の偶数ブロック(或いは奇数ブロック)の
最初のH.B.を駆動するように記録制御を行うので、
24個のH.B.10を12本の信号線を用いて、連続
して駆動するH.B.がブロック間にまたがっていて
も、全てのH.B.を所定の間隔で時間を少しずつずら
しながら、連続的に駆動することができる。
【0058】これにより、ブロック間での記録動作の中
断が発生せず、たとえ、多数のブロックを備えた長尺ヘ
ッドを用いる場合でも、高速に記録を行うことができ
る。
【0059】
【他の実施形態】ここでは、ヘッドドライバ1705と
記録ヘッド101a〜101dの駆動回路との間の信号
線をさらに減らすために、奇数/偶数ブロック指定信号
(ODD_BLOCK(0,1)/EVEN_BLOC
K(0,1))を記録ヘッド101a〜101dの駆動
回路内部で生成する例について説明する。
【0060】図6は、この実施形態に従う記録ヘッド1
01a〜101dの駆動回路の構成とその回路とヘッド
ドライバ1705との間の信号線を説明したブロック図
である。図6に示す記録ヘッド101a〜101dは、
前述の実施形態の図4や従来例の図8と同様に、その駆
動回路に夫々に4個づつのH.B.を備えた6つのブロ
ック(計24個)を有した構成をしており、各ブロック
毎に時分割駆動される。従って、図6では既に図4や図
8で言及した構成要素や信号については同じ参照番号や
参照記号を付し、その説明は省略する。
【0061】図6において、111はヘッドドライバ1
705から供給される奇数ブロック用加算信号ODD_
BUP、14は奇数ブロック用加算信号ODD_BUP
をレベル反転して偶数ブロック用加算信号に変換するた
めのインバータゲート、15は奇数ブロック指定信号O
DD_BLOCK(0,1)を生成するためのクリア付
きの加算カウンタで構成される奇数ブロックカウンタ、
16は偶数ブロック指定信号EVEN_BLOCK
(0,1)を生成するためのクリア付きの加算カウンタ
で構成される偶数ブロックカウンタ、112は奇数ブロ
ックカウンタ15および偶数ブロックカウンタ16を初
期化するためのブロックカウンタクリア信号BCLRで
ある。
【0062】奇数ブロックカウンタ15では、奇数ブロ
ック用加算信号ODD_BUPが、“LOW”から“H
IGH”に変化した時に加算を行ない、ブロックカウン
タクリア信号BCLRが“HIGH”の間、初期化され
る。また、偶数ブロックカウンタ16は、奇数ブロック
用加算信号ODD_BUPが、“HIGH”から“LO
W”に変化した時に加算を行ないブロックカウンタクリ
ア信号BCLRが“HIGH”の間、初期化される。
【0063】図7は図6に示した駆動回路で用いる各信
号のタイミングチャートである。
【0064】図7によれば、まず、奇数ブロック用加算
信号ODD_BUPを“LOW”から“HIGH”にす
ると同時にブロックカウンタクリア信号BCLRも“L
OW”から“HIGH”になり、奇数ブロックカウンタ
15と偶数ブロックカウンタ16とは共に初期化され、
奇数ブロックカウンタ15は第1ブロックを、偶数ブロ
ックカウンタ16は第2ブロックを指定する。
【0065】その後、奇数ブロックH.B.ヒート信号
ODD_IHEET(1〜4)を所定時間間隔だけずら
しながら順次“HIGH”にしていく。これにより、第
1ブロックのH.B.が順次駆動される。ここで、OD
D_IHEET(4)により、第1ブロックの4番目の
H.B.の駆動を開始した後、奇数ブロック用加算信号
ODD_BUPを“HIGH”から“LOW”にする。
このときは、未だブロックカウンタクリア信号BCLR
が“HIGH”のままのため、偶数ブロックカウンタ1
6は加算されず、第2ブロックを指定したままである。
その後、ブロックカウンタクリア信号BCLRを“LO
W”にする。
【0066】一方、奇数ブロック用加算信号ODD_B
UPが“HIGH”から“LOW”になったタイミング
で、偶数ブロックH.B.ヒート信号EVEN_IHE
ET(1〜4)を所定時間間隔だけずらしながら順次
“HIGH”にしていく。これにより、第2ブロックの
H.B.が順次駆動される。ここで、第2ブロックの4
番目のH.B.の駆動を開始した後、奇数ブロック用加
算信号ODD_BUPを再び“HIGH”にして奇数ブ
ロックカウンタ15をカウントアップし、第3ブロック
を指定する。
【0067】その後、奇数ブロックH.B.ヒート信号
ODD_IHEET(1〜4)を所定時間間隔だけずら
しながら順次“HIGH”にしていく。これにより、第
3ブロックのH.B.が順次駆動される。ここで、OD
D_IHEET(4)により、第3ブロックの4番目の
H.B.の駆動を開始した後、奇数ブロック用加算信号
ODD_BUPを“LOW”にして偶数ブロックカウン
タ16をカウントアップさせ、偶数ブロックH.B.ヒ
ート信号EVEN_IHEET(1〜4)を所定時間間
隔だけずらしながら順次“HIGH”にしていく。これ
により、第4ブロックのH.B.が順次駆動される。
【0068】以下、同様にして第1ブロックから第6ブ
ロックまで記録制御を行う。
【0069】従って以上説明した実施形態に従えば、ヘ
ッドドライバ1705と記録ヘッドの駆動回路との間の
制御信号線の数が10本と、前述の実施形態に比べて2
本少なくて良い上に、ブロック数がさらに増加しても制
御信号線の本数が増えないという利点がある。
【0070】なお、記録動作の高速化を重視せずに、奇
数/偶数ブロックH.B.ヒート信号を順次印加する際
の時間間隔を少し長くすることにより同時に駆動する
H.B.の数が減るように制御を行うことで、最大消費
電力が小さく抑えるようにすることもできる。これによ
り、小さな容量の電源を装置に用いることが可能にな
り、装置の小型化やコスト削減が図られる。また、従来
のように記録動作があるブロックから別のブロック切り
替わるときに生じていた電流が流れない状況が削減でき
るため、電源供給が安定し電源変動による装置の他の部
分への悪影響も抑えることができるという利点もある。
【0071】なお、以上説明した実施形態において、記
録ヘッドから吐出される液滴はインクであるとして説明
し、さらにインクタンクに収容される液体はインクであ
るとして説明したが、その収容物はインクに限定される
ものではない。例えば、記録画像の定着性や耐水性を高
めたり、その画像品質を高めたりするために記録媒体に
対して吐出される処理液のようなものがインクタンクに
収容されていても良い。
【0072】以上の実施形態は、特にインクジェット記
録方式の中でも、インク吐出を行わせるために利用され
るエネルギーとして熱エネルギーを発生する手段(例え
ば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エネルギ
ーによりインクの状態変化を生起させる方式を用いるこ
とにより記録の高密度化、高精細化が達成できる。
【0073】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて膜沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさ
せて、結果的にこの駆動信号に1対1で対応した液体
(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この
気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(イン
ク)を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成する。こ
の駆動信号をパルス形状をすると、即時適切に気泡の成
長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(イン
ク)の吐出が達成でき、より好ましい。
【0074】このパルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、さらに優れた記録を行うことができる。
【0075】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の
他に熱作用面が屈曲する領域に配置されている構成を開
示する米国特許第4558333号明細書、米国特許第
4459600号明細書を用いた構成も本発明に含まれ
るものである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、
共通するスロットを電気熱変換体の吐出部とする構成を
開示する特開昭59−123670号公報や熱エネルギ
ーの圧力波を吸収する開口を吐出部に対応させる構成を
開示する特開昭59−138461号公報に基づいた構
成としても良い。
【0076】さらに、記録装置が記録できる最大記録媒
体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているよう
な複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満た
す構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとして
の構成のいずれでもよい。
【0077】加えて、上記の実施形態で説明した記録ヘ
ッド自体に一体的にインクタンクが設けられたカートリ
ッジタイプの記録ヘッドのみならず、装置本体に装着さ
れることで、装置本体との電気的な接続や装置本体から
のインクの供給が可能になる交換自在のチップタイプの
記録ヘッドを用いてもよい。
【0078】また、以上説明した記録装置の構成に、記
録ヘッドに対する回復手段、予備的な手段等を付加する
ことは記録動作を一層安定にできるので好ましいもので
ある。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに対して
のキャッピング手段、クリーニング手段、加圧あるいは
吸引手段、電気熱変換体あるいはこれとは別の加熱素子
あるいはこれらの組み合わせによる予備加熱手段などが
ある。また、記録とは別の吐出を行う予備吐出モードを
備えることも安定した記録を行うために有効である。
【0079】さらに、記録装置の記録モードとしては黒
色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによってで
も良いが、異なる色の複色カラー、または混色によるフ
ルカラーの少なくとも1つを備えた装置とすることもで
きる。
【0080】さらに加えて、本発明に係る記録装置の形
態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力
端末として一体または別体に設けられるものの他、リー
ダ等と組み合わせた複写装置、さらには送受信機能を有
するファクシミリ装置の形態を取るものであっても良
い。
【0081】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ,インタフェース機器,リーダ,プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0082】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0083】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0084】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0085】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0086】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、記
録ヘッドの複数のブロックの内、奇数番目のブロックを
選択する第1の選択信号を生成して記録ヘッドに出力
し、また、それら複数のブロックの内、偶数番目のブロ
ックを選択する第2の選択信号を生成して記録ヘッドに
出力するが、奇数番目のブロックの駆動の開始と偶数番
目のブロックの駆動の開始とが交互になるように第1及
び第2の選択信号の出力を制御する一方、奇数番目のブ
ロックに含まれる記録素子を駆動する第1の駆動信号を
生成して記録ヘッドに出力し、また、偶数番目のブロッ
クに含まれる記録素子を駆動する第2の駆動信号を生成
して記録ヘッドに出力するときには、第1の駆動信号の
出力が終了する前に、第2の駆動信号の出力を開始する
ように、第1及び第2駆動信号の出力を制御するので、
あるブロックから次のブロックに駆動が切り替わる際に
も、間断なく、連続的に各ブロックの記録要素を駆動す
ることができるという効果がある。
【0088】これにより、従来は、記録動作があるブロ
ックから次のブロックに切り替わる時に生じていた記録
要素の駆動の分断がなくなり、より高速に記録を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施の形態であるインクジェ
ットプリンタIJRAの構成の概要を示す外観斜視図で
ある。
【図2】インクジェットプリンタIJRAの制御回路の
構成を示すブロック図である。
【図3】記録ヘッド101aの構成を示す外観斜視図で
ある。
【図4】記録ヘッド101a〜101dの駆動回路の構
成とその回路とヘッドドライバ1705との間の信号線
を説明したブロック図である。
【図5】図4に示した駆動回路で用いる各信号のタイミ
ングチャートである。
【図6】他の実施形態に従う記録ヘッド101a〜10
1dの駆動回路の構成とその回路とヘッドドライバ17
05との間の信号線を説明したブロック図である。
【図7】図6に示した駆動回路で用いる各信号のタイミ
ングチャートである。
【図8】全部で24個のH.B.から構成される記録ヘ
ッドを4つのH.B.毎に6つのブロックに分割して駆
動する駆動回路の構成を示すブロック図である。
【図9】図8に示した駆動回路で用いる各信号のタイミ
ングチャートである。従来のブロック図である。
【符号の説明】
1 記録制御回路 2 デコーダ 3 2入力ANDゲート 4〜9 ブロック 10 H.B. 11 奇数ブロックデコーダ 12 偶数ブロックデコーダ 14 インバータゲート 15 奇数ブロックカウンタ 16 偶数ブロックカウンタ 101a〜101d 記録ヘッド 101 ブロック指定信号BLOCK(0〜2) 102 ブロックヒート信号BHEET(1〜6) 103 H.B.ヒート信号IHEET(1〜4) 104 ヒートイネーブル信号HE(1〜24) 105 奇数ブロック指定信号ODD_BLOCK
(0,1) 106 奇数ブロックヒート信号ODD_IHEET
(1〜4) 107 偶数ブロック指定信号EVEN_BLOCK
(0,1) 108 偶数ブロックヒート信号EVEN_IHEET
(1〜4) 109 奇数ブロックH.B.ヒート信号ODD_BH
EET(1〜3) 110 偶数ブロックH.B.ヒート信号EVEN_B
HEET(1〜3) 111 奇数ブロック用加算信号ODD_BUP 112 ブロックカウンタクリア信号BCLR 1701 MPU

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録ヘッドに含まれる複数の記録素子を
    複数のブロックに分割して各ブロックを時分割駆動する
    ことにより記録媒体に記録を行う記録装置であって、 前記複数のブロックの内、奇数番目のブロックを選択す
    る第1の選択信号を生成して前記記録ヘッドに出力する
    第1選択信号生成出力手段と、 前記複数のブロックの内、偶数番目のブロックを選択す
    る第2の選択信号を生成して前記記録ヘッドに出力する
    第2選択信号生成出力手段と、 前記奇数番目のブロックに含まれる記録素子を駆動する
    第1の駆動信号を生成して前記記録ヘッドに出力する第
    1駆動信号生成出力手段と、 前記偶数番目のブロックに含まれる記録素子を駆動する
    第2の駆動信号を生成して前記記録ヘッドに出力する第
    2駆動信号生成出力手段と、 前記奇数番目のブロックの駆動の開始と前記偶数番目の
    ブロックの駆動の開始とが交互になるように前記第1及
    び第2の選択信号の出力を制御するとともに、前記奇数
    番目のブロックに含まれる記録素子を駆動するための前
    記第1の駆動信号の出力が終了する前に、前記偶数番目
    のブロックに含まれる記録素子を駆動するための前記第
    2の駆動信号の出力を開始するように、前記第1及び第
    2選択信号生成出力手段と前記第1及び第2駆動信号生
    成出力手段とを制御する制御手段とを有することを特徴
    とする記録装置。
  2. 【請求項2】 前記奇数番目及び偶数番目のブロックに
    含まれる記録素子は複数個あり、該複数個の記録素子各
    々を駆動するために、前記第1の駆動信号と前記第2の
    駆動信号とは夫々、複数の信号パルスから構成されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の信号パルスは、所定時間間隔
    タイミングをずらして出力されることを特徴とする請求
    項2に記載の記録装置。
  4. 【請求項4】 前記記録ヘッドは、インクを吐出して記
    録を行うインクジェット記録ヘッドであることを特徴と
    する請求項1に記載の記録装置。
  5. 【請求項5】 前記インクジェット記録ヘッドは、熱エ
    ネルギーを利用してインクを吐出するために、インクに
    与える熱エネルギーを発生するための電気熱変換体を備
    えていることを特徴とする請求項4に記載の記録装置。
  6. 【請求項6】 記録ヘッドに含まれる複数の記録素子を
    複数のブロックに分割して各ブロックを時分割駆動する
    ことにより記録媒体に記録を行う記録装置であって、 前記複数のブロックの内、奇数番目及び偶数番目のブロ
    ックを選択する選択制御信号を生成して前記記録ヘッド
    に出力する選択制御信号生成出力手段と、 前記奇数番目のブロックに含まれる記録素子を駆動する
    第1の駆動信号を生成して前記記録ヘッドに出力する第
    1駆動信号生成出力手段と、 前記偶数番目のブロックに含まれる記録素子を駆動する
    第2の駆動信号を生成して前記記録ヘッドに出力する第
    2駆動信号生成出力手段と、 前記奇数番目のブロックの駆動の開始と前記偶数番目の
    ブロックの駆動の開始とが交互になるように前記選択制
    御信号の出力を制御するとともに、前記奇数番目のブロ
    ックに含まれる記録素子を駆動するための前記第1の駆
    動信号の出力が終了する前に、前記偶数番目のブロック
    に含まれる記録素子を駆動するための前記第2の駆動信
    号の出力を開始するように、前記第1及び第2選択信号
    生成出力手段と前記第1及び第2駆動信号生成出力手段
    とを制御する制御手段とを有することを特徴とする記録
    装置。
  7. 【請求項7】 前記奇数番目及び偶数番目のブロックに
    含まれる記録素子は複数個あり、該複数個の記録素子各
    々を駆動するために、前記第1の駆動信号と前記第2の
    駆動信号とは夫々、複数の信号パルスから構成されてい
    ることを特徴とする請求項6に記載の記録装置。
  8. 【請求項8】 前記複数の信号パルスは、所定時間間隔
    タイミングをずらして出力されることを特徴とする請求
    項7に記載の記録装置。
  9. 【請求項9】 前記記録ヘッドは、インクを吐出して記
    録を行うインクジェット記録ヘッドであることを特徴と
    する請求項6に記載の記録装置。
  10. 【請求項10】 前記インクジェット記録ヘッドは、熱
    エネルギーを利用してインクを吐出するために、インク
    に与える熱エネルギーを発生するための電気熱変換体を
    備えていることを特徴とする請求項9に記載の記録装
    置。
  11. 【請求項11】 前記記録ヘッドは、 前記選択制御信号に基づいて、前記奇数番目のブロック
    を選択する第1の選択信号を生成する第1選択信号生成
    回路と、 前記選択信号制御信号に基づいて、前記偶数番目のブロ
    ックを選択する第2の選択信号を生成する第2選択信号
    生成回路とを含むことを特徴とする請求項6に記載の記
    録装置。
  12. 【請求項12】 記録ヘッドに含まれる複数の記録素子
    を複数のブロックに分割して各ブロックを時分割駆動す
    ることにより記録媒体に記録を行うための記録制御方法
    であって、 前記複数のブロックの内、奇数番目のブロックを選択す
    る第1の選択信号を生成して前記記録ヘッドに出力する
    第1選択信号生成出力工程と、 前記複数のブロックの内、偶数番目のブロックを選択す
    る第2の選択信号を生成して前記記録ヘッドに出力する
    第2選択信号生成出力工程と、 前記奇数番目のブロックの駆動の開始と前記偶数番目の
    ブロックの駆動の開始とが交互になるように前記第1及
    び第2の選択信号の出力を制御する第1制御工程と、 前記奇数番目のブロックに含まれる記録素子を駆動する
    第1の駆動信号を生成して前記記録ヘッドに出力する第
    1駆動信号生成出力工程と、 前記偶数番目のブロックに含まれる記録素子を駆動する
    第2の駆動信号を生成して前記記録ヘッドに出力する第
    2駆動信号生成出力工程と、 前記奇数番目のブロックに含まれる記録素子を駆動する
    ための前記第1の駆動信号の出力が終了する前に、前記
    偶数番目のブロックに含まれる記録素子を駆動するため
    の前記第2の駆動信号の出力を開始するように、前記第
    1及び第2駆動信号の出力を制御する第2制御工程とを
    有することを特徴とする記録制御方法。
  13. 【請求項13】 複数の記録素子を複数のブロックに分
    割して各ブロックを時分割駆動することにより記録媒体
    に記録を行う記録装置であって、 前記各ブロックの指定期間が一部重なるように各ブロッ
    クの指定を行うと共に、指定がなされたブロック内の複
    数の記録素子の駆動を該ブロック内で時分割駆動する制
    御手段を有することを特徴とする記録装置。
  14. 【請求項14】 前記記録素子に対応して設けられた吐
    出口からインクを吐出して記録を行うことを特徴とする
    請求項13に記載の記録装置。
  15. 【請求項15】 前記記録素子は、熱エネルギーを発生
    することでインクを吐出することを特徴とする請求項1
    4に記載の記録装置。
  16. 【請求項16】 複数の記録素子を複数のブロックに分
    割して各ブロックを時分割駆動することにより記録媒体
    に記録を行う記録制御方法であって、 前記各ブロックの指定期間が一部重なるように各ブロッ
    クの指定を行うと共に、指定がなされたブロック内の複
    数の記録素子の駆動を該ブロック内で時分割駆動するこ
    とを特徴とする記録制御方法。
  17. 【請求項17】 前記記録素子に対応して設けられた吐
    出口からインクを吐出して記録を行うことを特徴とする
    請求項16に記載の記録制御方法。
  18. 【請求項18】 前記記録素子は、熱エネルギーを発生
    することでインクを吐出することを特徴とする請求項1
    7に記載の記録制御方法。
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