JP2000210204A - 静電場フライヤ―の電極板取付機構及びフライヤ―の食用油濾過装置 - Google Patents
静電場フライヤ―の電極板取付機構及びフライヤ―の食用油濾過装置Info
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- JP2000210204A JP2000210204A JP11017374A JP1737499A JP2000210204A JP 2000210204 A JP2000210204 A JP 2000210204A JP 11017374 A JP11017374 A JP 11017374A JP 1737499 A JP1737499 A JP 1737499A JP 2000210204 A JP2000210204 A JP 2000210204A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 支持網から電極板がずれることのないのフラ
イヤーの電極板取付機構及び、食用油に包含される調理
屑を確実に濾過するフライヤーの食用油濾過装置を提供
する。 【解決手段】 フライヤー1の油槽2内に静電場を形成
させるための電極板5をとりつける静電場フライヤー1
の電極板取付機構において、前記電極板5を、油槽2内
に取り付けられた支持網6に、絶縁部材を介して固着具
によって固着する。また、フライヤー1の食用油タンク
7に備えられ、前記食用油を濾過するフライヤー1の食
用油濾過器であって、前記食用油濾過器は、食用油に含
まれる粒の大きな調理屑を濾過する第1濾過部と、前記
第1濾過部を通過した食用油に含まれる粒の小さな調理
屑を濾過する第2濾過部と、を備える。
イヤーの電極板取付機構及び、食用油に包含される調理
屑を確実に濾過するフライヤーの食用油濾過装置を提供
する。 【解決手段】 フライヤー1の油槽2内に静電場を形成
させるための電極板5をとりつける静電場フライヤー1
の電極板取付機構において、前記電極板5を、油槽2内
に取り付けられた支持網6に、絶縁部材を介して固着具
によって固着する。また、フライヤー1の食用油タンク
7に備えられ、前記食用油を濾過するフライヤー1の食
用油濾過器であって、前記食用油濾過器は、食用油に含
まれる粒の大きな調理屑を濾過する第1濾過部と、前記
第1濾過部を通過した食用油に含まれる粒の小さな調理
屑を濾過する第2濾過部と、を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食用油の鮮度を保
つ静電場フライヤーの電極板取付機構及びフライヤーの
食用油濾過装置に関する。
つ静電場フライヤーの電極板取付機構及びフライヤーの
食用油濾過装置に関する。
【0002】
【従来の技術】フライヤーを使用して食物を揚げ調理す
る際に、フライヤーを静電場雰囲気として使用すると、
長期間、食用油の鮮度を保持できることが知られてい
る。従来より静電場雰囲気を形成させる場合、高圧トラ
ンスから高電圧が付与される電極をフライヤーの油槽内
に浸漬し、フライヤーの油槽に対し電子を放つようにし
て形成させている。この際、電極を網状の電極板として
設け、この電極板を調理物が油槽内に落下するのを防止
するフライヤーの油槽内に取り付けられた支持網の上に
絶縁駒を介して搭載することが行われている。
る際に、フライヤーを静電場雰囲気として使用すると、
長期間、食用油の鮮度を保持できることが知られてい
る。従来より静電場雰囲気を形成させる場合、高圧トラ
ンスから高電圧が付与される電極をフライヤーの油槽内
に浸漬し、フライヤーの油槽に対し電子を放つようにし
て形成させている。この際、電極を網状の電極板として
設け、この電極板を調理物が油槽内に落下するのを防止
するフライヤーの油槽内に取り付けられた支持網の上に
絶縁駒を介して搭載することが行われている。
【0003】また、食物を揚げ調理した食用油の内部に
包含される調理屑を取り除くため、食用油を濾過装置を
通過させて濾過して食用油タンクに一端収容し、濾過さ
れた食用油を再び油槽内に戻して食用油を使用すること
が行われている。従来使用されていた濾過装置は、単に
網状に形成された部分を通過させたり、濾紙を通過させ
るだけのものであった。
包含される調理屑を取り除くため、食用油を濾過装置を
通過させて濾過して食用油タンクに一端収容し、濾過さ
れた食用油を再び油槽内に戻して食用油を使用すること
が行われている。従来使用されていた濾過装置は、単に
網状に形成された部分を通過させたり、濾紙を通過させ
るだけのものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、高電圧が付与
される電極板を単に支持網上に搭載しただけでは、電極
板がずれてしまい、支持網やフライヤーの油槽に接触し
てしまうこともあり、安定した静電場を形成させること
ができない場合もあった。
される電極板を単に支持網上に搭載しただけでは、電極
板がずれてしまい、支持網やフライヤーの油槽に接触し
てしまうこともあり、安定した静電場を形成させること
ができない場合もあった。
【0005】また、食用油の濾過装置については、包含
される調理屑を十分に濾過できなかったり、食用油が濾
過装置からあふれ出てしまう等の不都合な点があった。
される調理屑を十分に濾過できなかったり、食用油が濾
過装置からあふれ出てしまう等の不都合な点があった。
【0006】そこで、本発明では、支持網から電極板が
ずれることのないのフライヤーの電極板取付機構を提供
すると共に、食用油に包含される調理屑を確実に濾過す
るフライヤーの食用油濾過装置を提供する。
ずれることのないのフライヤーの電極板取付機構を提供
すると共に、食用油に包含される調理屑を確実に濾過す
るフライヤーの食用油濾過装置を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、フ
ライヤーの油槽内に浸漬され、高圧トランスからの高電
圧を印加してフライヤーの油槽内に静電場を形成させる
電極板をとりつけるための静電場フライヤーの電極板取
付機構において、前記電極板を、この電極板を支持する
ための前記フライヤーの油槽内に取り付けられた支持網
に、絶縁部材を介して固着具によって固着した。
ライヤーの油槽内に浸漬され、高圧トランスからの高電
圧を印加してフライヤーの油槽内に静電場を形成させる
電極板をとりつけるための静電場フライヤーの電極板取
付機構において、前記電極板を、この電極板を支持する
ための前記フライヤーの油槽内に取り付けられた支持網
に、絶縁部材を介して固着具によって固着した。
【0008】請求項2の発明では、前記静電場フライヤ
ーの電極板取付機構は、前記支持網に向けて延びるよう
に電極板に設けられた取付部と、前記電極板に向けて延
びるように前記支持網に設けられた取付部とを備え、前
記取付部同士を、前記電極板及び前記支持網の双方に垂
直な面に対して千鳥状になるように設けた。
ーの電極板取付機構は、前記支持網に向けて延びるよう
に電極板に設けられた取付部と、前記電極板に向けて延
びるように前記支持網に設けられた取付部とを備え、前
記取付部同士を、前記電極板及び前記支持網の双方に垂
直な面に対して千鳥状になるように設けた。
【0009】請求項3の発明では、前記静電場フライヤ
ーの電極板取付機構は、前記電極板を前記絶縁部材に固
着する固着具と、前記絶縁部材を前記支持網に固着する
固着具との間に調理屑を通過させることができる十分な
間隔を形成させた。
ーの電極板取付機構は、前記電極板を前記絶縁部材に固
着する固着具と、前記絶縁部材を前記支持網に固着する
固着具との間に調理屑を通過させることができる十分な
間隔を形成させた。
【0010】請求項4の発明では、フライヤーの油槽内
に浸漬され、高圧トランスから高電圧を印加してフライ
ヤーの油槽内に静電場を形成させる電極板を取り付ける
ための静電場フライヤーの電極板取付機構において、前
記フライヤーの油槽内に取り付けられた支持網に絶縁部
材を固着し、この絶縁部材に前記電極板を係止するため
の係合部を形成して、前記電極板を前記絶縁部材に着脱
自在に係止した。
に浸漬され、高圧トランスから高電圧を印加してフライ
ヤーの油槽内に静電場を形成させる電極板を取り付ける
ための静電場フライヤーの電極板取付機構において、前
記フライヤーの油槽内に取り付けられた支持網に絶縁部
材を固着し、この絶縁部材に前記電極板を係止するため
の係合部を形成して、前記電極板を前記絶縁部材に着脱
自在に係止した。
【0011】請求項5の発明では、前記絶縁部材に、調
理屑を落下させるための傾斜部が形成されている。
理屑を落下させるための傾斜部が形成されている。
【0012】請求項6の発明では、食物を揚げ調理する
フライヤーの食用油タンクに備えられ、前記食用油を濾
過するフライヤーの食用油濾過器であって、前記食用油
濾過器は、食用油に含まれる粒の大きな調理屑を濾過す
る第1濾過部と、前記第1濾過部を通過した食用油に含
まれる粒の小さな調理屑を濾過する第2濾過部と、を備
えている。
フライヤーの食用油タンクに備えられ、前記食用油を濾
過するフライヤーの食用油濾過器であって、前記食用油
濾過器は、食用油に含まれる粒の大きな調理屑を濾過す
る第1濾過部と、前記第1濾過部を通過した食用油に含
まれる粒の小さな調理屑を濾過する第2濾過部と、を備
えている。
【0013】請求項7の発明では、前記食用油濾過器
は、前記食用油タンクに着脱自在に設けられている。
は、前記食用油タンクに着脱自在に設けられている。
【0014】請求項8の発明では、前記第1濾過部は、
前記食用油濾過器に着脱自在な濾過網を備えている。
前記食用油濾過器に着脱自在な濾過網を備えている。
【0015】請求項9の発明では、前記第2濾過部は、
その内壁面に沿って配置される着脱自在な濾紙を備えて
いる。
その内壁面に沿って配置される着脱自在な濾紙を備えて
いる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。
を参照しながら説明する。
【0017】図1は、フライヤー1に静電場を形成させ
るための電極板5を備えたフライヤーの1実施形態を示
している。このフライヤー1は、全体形状が角張った箱
型に形成され、フライヤー1を支持する脚部3,3と、
食物を揚げ調理するための油槽2と、フライヤー1の背
面をなす背面ケーシング4とが一体的に形成されてい
る。
るための電極板5を備えたフライヤーの1実施形態を示
している。このフライヤー1は、全体形状が角張った箱
型に形成され、フライヤー1を支持する脚部3,3と、
食物を揚げ調理するための油槽2と、フライヤー1の背
面をなす背面ケーシング4とが一体的に形成されてい
る。
【0018】脚部3,3は、フライヤー1の下部側面部
に平板状の部材が相対向するようにして所定の間隔を隔
てて、上下方向に起立するように形成されている。脚部
3,3の上方に設けられた油槽2は、立方体状の升のよ
うに形成されている。この油槽2の両側面20,20
は、その外側面を脚部3,3の外側面30,30と共用
するように同一の平面に形成されている。油槽2の前面
部24には当該フライヤー1を操作するための操作パネ
ル25が設けられている。また、油槽2の背面部には、
フライヤー1の背面部をなす背面ケーシング4が設けら
れ、油槽の1面として形成されている。
に平板状の部材が相対向するようにして所定の間隔を隔
てて、上下方向に起立するように形成されている。脚部
3,3の上方に設けられた油槽2は、立方体状の升のよ
うに形成されている。この油槽2の両側面20,20
は、その外側面を脚部3,3の外側面30,30と共用
するように同一の平面に形成されている。油槽2の前面
部24には当該フライヤー1を操作するための操作パネ
ル25が設けられている。また、油槽2の背面部には、
フライヤー1の背面部をなす背面ケーシング4が設けら
れ、油槽の1面として形成されている。
【0019】背面ケーシング4は、フライヤー1の最下
部から上下方向に垂直に起立するように設けられ、その
上端は油槽2の上端から突き出るように形成されてい
る。
部から上下方向に垂直に起立するように設けられ、その
上端は油槽2の上端から突き出るように形成されてい
る。
【0020】脚部3,3の間には、調理に使用した食用
油を一時的に収容しておくための食用油タンク7が配置
されている。この食用油タンク7は、薄い肉厚の部材に
よって、風呂桶のように形成されている。
油を一時的に収容しておくための食用油タンク7が配置
されている。この食用油タンク7は、薄い肉厚の部材に
よって、風呂桶のように形成されている。
【0021】油槽2の内部には、全面が網目状に形成さ
れた支持網6が油槽2の内側面に取り付けられている。
この支持網6は、食物が揚げ調理などの際に油槽2の底
まで落下してしまうのを防止している。そして、支持網
6の上側には、全面が同じく網目状に形成された電極板
5が設けられている。この電極板5は、油槽2内に静電
場を形成するために高電圧が掛けられる。
れた支持網6が油槽2の内側面に取り付けられている。
この支持網6は、食物が揚げ調理などの際に油槽2の底
まで落下してしまうのを防止している。そして、支持網
6の上側には、全面が同じく網目状に形成された電極板
5が設けられている。この電極板5は、油槽2内に静電
場を形成するために高電圧が掛けられる。
【0022】当該フライヤー1の外部には、電極板5に
高電圧を供給する為の高圧トランス8が設けられてい
る。高圧トランス8と電極板5とは、高圧トランス8に
接続されたコード81と、このコード81の先端に設け
られた細長い棒状の接続体82により接続されている。
接続体82は、電極板5の右背面部の角の部分に立設す
るようにして電極板5に接続されている。なお、油槽2
の内部を清掃する時など、電極板5を油槽2から取り外
す場合に電極板5から接続体82を取り外す必要がある
が、この際、取り外した接続体82は、背面ケーシング
4の右隅にクランプ42により取り付けられた収納筒4
1に挿入するようにして一時的に保管される。この収納
筒41の底面には、接続体82に付着した食用油が内部
に溜まらないように、開口部が設けられている。
高電圧を供給する為の高圧トランス8が設けられてい
る。高圧トランス8と電極板5とは、高圧トランス8に
接続されたコード81と、このコード81の先端に設け
られた細長い棒状の接続体82により接続されている。
接続体82は、電極板5の右背面部の角の部分に立設す
るようにして電極板5に接続されている。なお、油槽2
の内部を清掃する時など、電極板5を油槽2から取り外
す場合に電極板5から接続体82を取り外す必要がある
が、この際、取り外した接続体82は、背面ケーシング
4の右隅にクランプ42により取り付けられた収納筒4
1に挿入するようにして一時的に保管される。この収納
筒41の底面には、接続体82に付着した食用油が内部
に溜まらないように、開口部が設けられている。
【0023】図2、図3は、油槽の内部に取り付けられ
た支持網6と、この支持網6の上面に設けられた電極板
5の詳細を示している。
た支持網6と、この支持網6の上面に設けられた電極板
5の詳細を示している。
【0024】電極板5は支持網6の上側に平行になるよ
うに重ねて設けられている。電極板5と支持網6との間
には直方体に形成された絶縁部材としての絶縁駒9‥9
が設けられている。支持網6は、油槽(図1参照)の内
部のほぼ全面を覆う広さに形成され、電極板5は油槽の
内側壁と接触することのないよう支持網6よりやや小さ
めに形成されている。絶縁駒9‥9は電極板5の4隅の
部分に取り付けられている。電極板5は、支持網6の周
縁が電極板5の周縁から4方向ともに均等に張り出すよ
うに支持網6のほぼ中央部に取り付けられている(図2
参照)。
うに重ねて設けられている。電極板5と支持網6との間
には直方体に形成された絶縁部材としての絶縁駒9‥9
が設けられている。支持網6は、油槽(図1参照)の内
部のほぼ全面を覆う広さに形成され、電極板5は油槽の
内側壁と接触することのないよう支持網6よりやや小さ
めに形成されている。絶縁駒9‥9は電極板5の4隅の
部分に取り付けられている。電極板5は、支持網6の周
縁が電極板5の周縁から4方向ともに均等に張り出すよ
うに支持網6のほぼ中央部に取り付けられている(図2
参照)。
【0025】電極板5の4隅の下面には、支持網6に向
かって延びるように取り付けられた平板状の電極板取付
部材51‥51が設けられている。一方、支持網6の上
面には、電極板5に向かって延びるように取り付けられ
た平板状の支持網取付部材61‥61が設けられてい
る。なお、電極板取付部材51‥51と支持網取付部材
61‥61とは、絶縁駒9‥9を挟み込むことができる
位置に互いに平行になるように設けられている。そし
て、電極板取付部材51‥51及び支持網取付部材61
‥61は、固着具90‥90によって絶縁駒9‥9に固
着されている(図3参照)。
かって延びるように取り付けられた平板状の電極板取付
部材51‥51が設けられている。一方、支持網6の上
面には、電極板5に向かって延びるように取り付けられ
た平板状の支持網取付部材61‥61が設けられてい
る。なお、電極板取付部材51‥51と支持網取付部材
61‥61とは、絶縁駒9‥9を挟み込むことができる
位置に互いに平行になるように設けられている。そし
て、電極板取付部材51‥51及び支持網取付部材61
‥61は、固着具90‥90によって絶縁駒9‥9に固
着されている(図3参照)。
【0026】図4は、電極板5を絶縁駒9に固着具90
で固着し、さらに絶縁駒9を支持網6に固着している取
付機構の1実施形態を示している。電極板取付部材51
は、その周縁の一辺を電極板5の網目を構成する素線5
0に溶接して設けられている。支持網取付部材61につ
いても同様に、周縁の一辺を支持網の素線60に溶接し
て取り付けられている。この実施形態では、電極板取付
部材51及び支持網取付部材61の長さは、絶縁駒9の
長手方向の寸法の約半分にそれぞれ形成されている。そ
して、電極板取付部材51と支持網取付部材61とは、
絶縁駒9の対向する面に絶縁駒9を挟んで、重なり合う
ことのないように、絶縁駒9の長手方向に千鳥状になる
ように配されている。
で固着し、さらに絶縁駒9を支持網6に固着している取
付機構の1実施形態を示している。電極板取付部材51
は、その周縁の一辺を電極板5の網目を構成する素線5
0に溶接して設けられている。支持網取付部材61につ
いても同様に、周縁の一辺を支持網の素線60に溶接し
て取り付けられている。この実施形態では、電極板取付
部材51及び支持網取付部材61の長さは、絶縁駒9の
長手方向の寸法の約半分にそれぞれ形成されている。そ
して、電極板取付部材51と支持網取付部材61とは、
絶縁駒9の対向する面に絶縁駒9を挟んで、重なり合う
ことのないように、絶縁駒9の長手方向に千鳥状になる
ように配されている。
【0027】絶縁駒9には、両取付部材51,61が絶
縁駒9に当接する面に直交する方向に貫通孔が絶縁駒9
の長手方向に沿って4つ1列に並んで形成されている。
また、両取付部材51,61にも絶縁駒の貫通孔に対応
する位置に貫通孔が2つずつ形成されている。これら貫
通孔には、電極板取付部材51及び支持網取付部材61
から絶縁駒9に向けて固着具90‥90の構成部品であ
るねじ91‥91が挿入されている。これらねじ91‥
91は、絶縁駒9の反対側の面からその先端を突出させ
ている。そして、ねじ91‥91の先端部分には固着具
90‥90の他の構成部品であるナット92‥92が螺
合されている。
縁駒9に当接する面に直交する方向に貫通孔が絶縁駒9
の長手方向に沿って4つ1列に並んで形成されている。
また、両取付部材51,61にも絶縁駒の貫通孔に対応
する位置に貫通孔が2つずつ形成されている。これら貫
通孔には、電極板取付部材51及び支持網取付部材61
から絶縁駒9に向けて固着具90‥90の構成部品であ
るねじ91‥91が挿入されている。これらねじ91‥
91は、絶縁駒9の反対側の面からその先端を突出させ
ている。そして、ねじ91‥91の先端部分には固着具
90‥90の他の構成部品であるナット92‥92が螺
合されている。
【0028】なお、4つの固着具90‥90のうち、中
央2つの貫通孔は、十分な間隔を隔てて形成され、比較
的大きな調理屑がこの部分に付着しても、調理屑がねじ
91の頭部とナット92とを短絡することが無い。但
し、貫通孔の数は4つには限定されず、絶縁駒に貫通孔
を2つ形成し、電極板取付部材及び支持網取付部材の前
記貫通孔に対応する部分に貫通孔を1つずつ形成して設
けてもよい。また、絶縁駒に貫通孔を5つ以上形成する
ようにして設けても構わない。
央2つの貫通孔は、十分な間隔を隔てて形成され、比較
的大きな調理屑がこの部分に付着しても、調理屑がねじ
91の頭部とナット92とを短絡することが無い。但
し、貫通孔の数は4つには限定されず、絶縁駒に貫通孔
を2つ形成し、電極板取付部材及び支持網取付部材の前
記貫通孔に対応する部分に貫通孔を1つずつ形成して設
けてもよい。また、絶縁駒に貫通孔を5つ以上形成する
ようにして設けても構わない。
【0029】図5は、図4に示した実施形態とは別の実
施形態荷を示している。電極板取付部材52と支持網取
付部材62とは、その長さは絶縁駒9の長手方向の寸法
と同寸に形成され、幅は絶縁駒9の上下方向の幅寸法の
約半分の寸法に形成されている。また、電極板取付部材
52と支持網取付部材62とは絶縁駒9の相対向する面
に沿って配され、上下方向に対して千鳥状になるように
設けられている。この実施の形態では、絶縁駒9の長手
方向に直交する方向に絶縁駒9を貫通し、長手方向に一
定間隔をおいて形成された3つの貫通孔が上下2段に形
成されている。
施形態荷を示している。電極板取付部材52と支持網取
付部材62とは、その長さは絶縁駒9の長手方向の寸法
と同寸に形成され、幅は絶縁駒9の上下方向の幅寸法の
約半分の寸法に形成されている。また、電極板取付部材
52と支持網取付部材62とは絶縁駒9の相対向する面
に沿って配され、上下方向に対して千鳥状になるように
設けられている。この実施の形態では、絶縁駒9の長手
方向に直交する方向に絶縁駒9を貫通し、長手方向に一
定間隔をおいて形成された3つの貫通孔が上下2段に形
成されている。
【0030】電極板取付部材52には絶縁駒9の上段の
貫通孔に対応する位置に、支持網取付部材62には絶縁
駒9の下段の貫通孔に対応する位置に、貫通孔がそれぞ
れ設けられ、両取付部材52,62から絶縁駒9に向け
て固着具90‥90の構成部品であるねじ91‥91が
挿入され、絶縁駒9の相対向する面側からねじ91‥9
1に他の構成部品であるナット92‥92が螺合されて
いる。
貫通孔に対応する位置に、支持網取付部材62には絶縁
駒9の下段の貫通孔に対応する位置に、貫通孔がそれぞ
れ設けられ、両取付部材52,62から絶縁駒9に向け
て固着具90‥90の構成部品であるねじ91‥91が
挿入され、絶縁駒9の相対向する面側からねじ91‥9
1に他の構成部品であるナット92‥92が螺合されて
いる。
【0031】但し、以上の説明では、貫通孔を3つ場合
について説明したがこれには限定されず、電極板取付部
材及び支持網取付部材に少なくとも1つずつ貫通孔を形
成するように設ければよい。
について説明したがこれには限定されず、電極板取付部
材及び支持網取付部材に少なくとも1つずつ貫通孔を形
成するように設ければよい。
【0032】図6は、絶縁駒9にねじ孔93を形成して
ボルト94を直接螺合して電極板取付部材51を絶縁駒
9に取り付け、かつ、絶縁駒を支持板取付部材61に取
り付けている実施形態を示している。
ボルト94を直接螺合して電極板取付部材51を絶縁駒
9に取り付け、かつ、絶縁駒を支持板取付部材61に取
り付けている実施形態を示している。
【0033】この実施形態において、電極板取付部材5
1は支持板に向けて延びるように電極板の網目を形成す
る素線50に溶接され、支持板取付部材61電極板に向
けて延びるように支持網の網目を形成する素線60に溶
接されている。電極板取付部材51と支持網取付部材6
1とは、平行になるように相対向するように設けられて
いる。絶縁駒9は、相対向する面に設けられたねじ孔9
3‥93を両取付部材51,61の貫通孔の位置に一致
させ、電極板取付部材51と支持網取付部材61との間
に設けられている。そして、電極板取付部材51と支持
網取付部材61との外側から、固着具90としてのボル
ト94‥94をその先端を絶縁駒9の中心に向けて螺合
している。
1は支持板に向けて延びるように電極板の網目を形成す
る素線50に溶接され、支持板取付部材61電極板に向
けて延びるように支持網の網目を形成する素線60に溶
接されている。電極板取付部材51と支持網取付部材6
1とは、平行になるように相対向するように設けられて
いる。絶縁駒9は、相対向する面に設けられたねじ孔9
3‥93を両取付部材51,61の貫通孔の位置に一致
させ、電極板取付部材51と支持網取付部材61との間
に設けられている。そして、電極板取付部材51と支持
網取付部材61との外側から、固着具90としてのボル
ト94‥94をその先端を絶縁駒9の中心に向けて螺合
している。
【0034】更に図7〜図10は別の実施の形態を示し
ている。この実施形態では、支持網6の4隅及び中央部
の2箇所の上面に平面の形状が長方形に形成された平板
状のプレート900‥900が溶接されている。4隅の
プレート900‥900は、支持網6の相対向する一方
の側縁にその長手方向を沿わせ、中央部のプレート90
0,900は、他方の対向する側縁と平行になるように
溶接されている。これらプレート900‥900の上面
には、長手方向に直交する方向の断面形状が台形に形成
された絶縁部材としての絶縁駒9‥9が固着されてい
る。各プレート900‥900には、幅方向の中央部に
上下方向に貫通する取付孔901‥901が、その長手
方向に並ぶようにして2箇所ずつ形成されている。一
方、絶縁駒9‥9の下面のには、プレート900‥90
0の取付孔901‥901に対応する位置に、上方に向
けて延びるように形成されたねじ孔96‥96が2箇所
ずつ設けられている。そして、絶縁駒9‥9は、固着具
としてのボルト91‥91をプレート900‥900の
下面から挿入し、先端をその上面から突出させ、更に絶
縁駒9‥9のねじ孔96‥96に螺合するようにしてプ
レート900‥900に固着されている。
ている。この実施形態では、支持網6の4隅及び中央部
の2箇所の上面に平面の形状が長方形に形成された平板
状のプレート900‥900が溶接されている。4隅の
プレート900‥900は、支持網6の相対向する一方
の側縁にその長手方向を沿わせ、中央部のプレート90
0,900は、他方の対向する側縁と平行になるように
溶接されている。これらプレート900‥900の上面
には、長手方向に直交する方向の断面形状が台形に形成
された絶縁部材としての絶縁駒9‥9が固着されてい
る。各プレート900‥900には、幅方向の中央部に
上下方向に貫通する取付孔901‥901が、その長手
方向に並ぶようにして2箇所ずつ形成されている。一
方、絶縁駒9‥9の下面のには、プレート900‥90
0の取付孔901‥901に対応する位置に、上方に向
けて延びるように形成されたねじ孔96‥96が2箇所
ずつ設けられている。そして、絶縁駒9‥9は、固着具
としてのボルト91‥91をプレート900‥900の
下面から挿入し、先端をその上面から突出させ、更に絶
縁駒9‥9のねじ孔96‥96に螺合するようにしてプ
レート900‥900に固着されている。
【0035】また、絶縁駒9‥9の上端面には、その幅
方向の中央部に長手方向に沿って延びる係合部95‥9
5が形成されている。この係合部95‥95は、絶縁駒
9‥9の長手方向に直交する方向の断面の形状が、円の
上側の一部のみを欠落させた円弧状に形成されている。
そして、絶縁駒9の上面の幅方向両側部には、傾斜面9
7,97が形成されている。この径斜面97,97は、
相互の位置関係が下側のほうが末広がりになるように形
成され、調理屑を絶縁駒9から落下させ、絶縁駒9の上
面に滞留するのを防止している。
方向の中央部に長手方向に沿って延びる係合部95‥9
5が形成されている。この係合部95‥95は、絶縁駒
9‥9の長手方向に直交する方向の断面の形状が、円の
上側の一部のみを欠落させた円弧状に形成されている。
そして、絶縁駒9の上面の幅方向両側部には、傾斜面9
7,97が形成されている。この径斜面97,97は、
相互の位置関係が下側のほうが末広がりになるように形
成され、調理屑を絶縁駒9から落下させ、絶縁駒9の上
面に滞留するのを防止している。
【0036】電極板5は、上から支持網6の方へ押圧し
て、電極板5の枠線55,55及び中央部の芯線56を
各絶縁駒9‥9の係合部95‥95に嵌め込むようにし
て絶縁駒9‥9に取り付けられている。なお、電極板5
は、枠線55,55及び芯線56を絶縁駒9‥9の係合
部95‥95に嵌め込んでいるだけなので、必要なとき
には、電極板5のみを容易に取り外すことが可能であ
る。
て、電極板5の枠線55,55及び中央部の芯線56を
各絶縁駒9‥9の係合部95‥95に嵌め込むようにし
て絶縁駒9‥9に取り付けられている。なお、電極板5
は、枠線55,55及び芯線56を絶縁駒9‥9の係合
部95‥95に嵌め込んでいるだけなので、必要なとき
には、電極板5のみを容易に取り外すことが可能であ
る。
【0037】次に図11、図12を参照して、フライヤ
ーの脚部(図1参照)の間に設けられた食用油タンク7
に取り付けられる濾過装置70について説明する。
ーの脚部(図1参照)の間に設けられた食用油タンク7
に取り付けられる濾過装置70について説明する。
【0038】濾過装置70は、図11に示すように、全
体形状が逆ピラミッドのように形成されており、深さ方
向の中央部で段702を有し、下端面は平坦に形成され
ている。また、濾過装置70の上端部分の左右の周縁部
には、外側に向けて張り出し、かつその先端が下方に向
けて折り曲げられた掛け部701,701が形成されて
いる。この濾過装置70は、前記段702を境に上側が
比較的大きな調理屑を濾過する第1濾過部71、下側が
粒の小さな調理屑を濾過する第2濾過部72である。
体形状が逆ピラミッドのように形成されており、深さ方
向の中央部で段702を有し、下端面は平坦に形成され
ている。また、濾過装置70の上端部分の左右の周縁部
には、外側に向けて張り出し、かつその先端が下方に向
けて折り曲げられた掛け部701,701が形成されて
いる。この濾過装置70は、前記段702を境に上側が
比較的大きな調理屑を濾過する第1濾過部71、下側が
粒の小さな調理屑を濾過する第2濾過部72である。
【0039】第1濾過部71は、4側面が孔の無い部材
により形成されている。また、段702の部分には、全
面が網目状に形成された濾過網73がその周縁を段70
2に載せるようにして配置されている。この濾過網73
は食用油に含まれる比較的粒の大きな調理屑を濾過す
る。なお、濾過網73は、段702の部分に着脱自在に
設けられている。
により形成されている。また、段702の部分には、全
面が網目状に形成された濾過網73がその周縁を段70
2に載せるようにして配置されている。この濾過網73
は食用油に含まれる比較的粒の大きな調理屑を濾過す
る。なお、濾過網73は、段702の部分に着脱自在に
設けられている。
【0040】一方、段702の下側の第2濾過部72
は、四方の側面及び下面が網目状に形成されている。そ
して、第2濾過部72の内部には、側面及び下面に沿っ
て濾紙74が配置されている。濾紙74は、第1濾過部
71の濾過網73によって、粒の大きな調理屑が濾過さ
れた食用油を濾過するもので、更に小さな調理屑を濾過
する。この濾紙74も第2濾過部72に着脱自在に配さ
れている。
は、四方の側面及び下面が網目状に形成されている。そ
して、第2濾過部72の内部には、側面及び下面に沿っ
て濾紙74が配置されている。濾紙74は、第1濾過部
71の濾過網73によって、粒の大きな調理屑が濾過さ
れた食用油を濾過するもので、更に小さな調理屑を濾過
する。この濾紙74も第2濾過部72に着脱自在に配さ
れている。
【0041】なお、この濾過装置70に食用油を短時間
に大量に流し込んだとき、第2濾過部72で処理しきれ
ない為、食用油が、第1濾過部にまで満たされてしまう
ことも有る。かかる場合に濾過されていない食用油が第
1濾過部から食用油タンク7へあふれ出るのを防止する
ため、本実施形態では第1濾過部の容積を十分に取って
いる。
に大量に流し込んだとき、第2濾過部72で処理しきれ
ない為、食用油が、第1濾過部にまで満たされてしまう
ことも有る。かかる場合に濾過されていない食用油が第
1濾過部から食用油タンク7へあふれ出るのを防止する
ため、本実施形態では第1濾過部の容積を十分に取って
いる。
【0042】この濾過装置70は、図12に示すように
食用油タンク7の上端に掛け部701,701を引っか
けて食用油タンク7に取り付けて使用される。食用油を
濾過するには、油槽2に溜まっている食用油を油槽2の
底面21のほぼ中央の位置で下方に突出する排出口22
に設けられたバルブ23を開いて(破線の状態から実線
の状態に回転させる)、排出口22から濾過装置70の
上部の開口部分に流し込んで行う。なお、排出口22か
らの食用油が濾過装置70から漏れ出るのを防止するた
め、バルブ23の開閉位置を適宜の位置に固定させるよ
うになっている。
食用油タンク7の上端に掛け部701,701を引っか
けて食用油タンク7に取り付けて使用される。食用油を
濾過するには、油槽2に溜まっている食用油を油槽2の
底面21のほぼ中央の位置で下方に突出する排出口22
に設けられたバルブ23を開いて(破線の状態から実線
の状態に回転させる)、排出口22から濾過装置70の
上部の開口部分に流し込んで行う。なお、排出口22か
らの食用油が濾過装置70から漏れ出るのを防止するた
め、バルブ23の開閉位置を適宜の位置に固定させるよ
うになっている。
【0043】図13及び図14は、別の実施形態にかか
る濾過装置75を示している。この濾過装置75は、食
用油タンク7の上端に架設され、上面が開放された箱型
の第2濾過部77と、第2濾過部の上端に架設され、網
状の部材により形成された第1濾過部76とから構成さ
れている。
る濾過装置75を示している。この濾過装置75は、食
用油タンク7の上端に架設され、上面が開放された箱型
の第2濾過部77と、第2濾過部の上端に架設され、網
状の部材により形成された第1濾過部76とから構成さ
れている。
【0044】第2濾過部77には、上面の相対向する端
部に左右の外側に張り出し、かつ先端が下方に向けて折
り曲げられた掛け部751,751が形成されている。
第2濾過部77は、この掛け部751,751を食用タ
ンク7の左右の上端部に掛けるようにして設けられてい
る。4側面及び底面には、流入された食用油を食用油タ
ン7は流出されるための小さな孔が全面に形成されてい
る。そして、第2濾過部77の内部には、内側面及び底
面に沿って配された濾紙78が設けられている。この濾
紙78は、第2濾過部77の内面に着脱自在に取り付け
られている。
部に左右の外側に張り出し、かつ先端が下方に向けて折
り曲げられた掛け部751,751が形成されている。
第2濾過部77は、この掛け部751,751を食用タ
ンク7の左右の上端部に掛けるようにして設けられてい
る。4側面及び底面には、流入された食用油を食用油タ
ン7は流出されるための小さな孔が全面に形成されてい
る。そして、第2濾過部77の内部には、内側面及び底
面に沿って配された濾紙78が設けられている。この濾
紙78は、第2濾過部77の内面に着脱自在に取り付け
られている。
【0045】一方、第1濾過部76は、上部の周縁の相
対向する部分に掛け部761,761を有し、この掛け
部761,761を第2濾過部77の上端の掛け部75
1,751が有さない側の上部周縁に掛けて、架設され
ている。この第1濾過部の上面は開放されており、4側
面及び底面は網状の部材により箱型に形成されている。
対向する部分に掛け部761,761を有し、この掛け
部761,761を第2濾過部77の上端の掛け部75
1,751が有さない側の上部周縁に掛けて、架設され
ている。この第1濾過部の上面は開放されており、4側
面及び底面は網状の部材により箱型に形成されている。
【0046】この濾過装置75は、フライヤーの脚部の
間に食用油タンク7を配置して、食用油を第1濾過部7
6のほぼ中央部に排出するようにして使用される(図1
参照)。第1濾過部76に排出された食用油は、此所で
比較的大きな粒の調理屑等が濾過され4側面及び底面か
ら第2濾過部77へ排出される。第2濾過部77に流入
された食用油は、濾紙78の目を通過し、第2濾過部7
7の側面及び底面に形成された孔から食用油タンク7へ
排出される。この第2濾過部77では、粒の比較的小さ
な調理屑等が濾過される。
間に食用油タンク7を配置して、食用油を第1濾過部7
6のほぼ中央部に排出するようにして使用される(図1
参照)。第1濾過部76に排出された食用油は、此所で
比較的大きな粒の調理屑等が濾過され4側面及び底面か
ら第2濾過部77へ排出される。第2濾過部77に流入
された食用油は、濾紙78の目を通過し、第2濾過部7
7の側面及び底面に形成された孔から食用油タンク7へ
排出される。この第2濾過部77では、粒の比較的小さ
な調理屑等が濾過される。
【0047】なお、濾過装置75に食用油を短時間に大
量に流入すると、第2濾過部77で、食用油の濾過処理
をしきれないことが有る。かかる場合に濾過されていな
い食用油が食用油タンク7へ排出されるのを防止すべ
く、本実施形態では、第2濾過部77の容積を十分にと
っている。
量に流入すると、第2濾過部77で、食用油の濾過処理
をしきれないことが有る。かかる場合に濾過されていな
い食用油が食用油タンク7へ排出されるのを防止すべ
く、本実施形態では、第2濾過部77の容積を十分にと
っている。
【0048】
【発明の効果】請求項1の発明では、電極板を支持網に
固定することができ、調理中に電極板がフライヤーの油
槽と接触することが無い。
固定することができ、調理中に電極板がフライヤーの油
槽と接触することが無い。
【0049】請求項2の発明では、電極板の取付部を支
持網に向けて延びるように設け、かつ、支持網の取付部
を電極板に向けて延びるように設けているので、調理屑
が溜まってしまうことが無く、電極板と支持網との短絡
を防止できる。また、取付部同士を電極板及び支持網に
垂直な面に対して千鳥状に設けているので、取付部同士
を短絡させること無く固着具により固着できる。
持網に向けて延びるように設け、かつ、支持網の取付部
を電極板に向けて延びるように設けているので、調理屑
が溜まってしまうことが無く、電極板と支持網との短絡
を防止できる。また、取付部同士を電極板及び支持網に
垂直な面に対して千鳥状に設けているので、取付部同士
を短絡させること無く固着具により固着できる。
【0050】請求項3の発明では、調理屑等が固着具同
士を短絡してしまうことが無い。
士を短絡してしまうことが無い。
【0051】請求項4の発明では、極めて簡便な機構に
よって電極板を支持網に固定することができると共に、
電極板のみを着脱自在にすることができるので、電極板
と支持網との短絡を防止し、かつ、清掃等を容易に行う
ことができる。
よって電極板を支持網に固定することができると共に、
電極板のみを着脱自在にすることができるので、電極板
と支持網との短絡を防止し、かつ、清掃等を容易に行う
ことができる。
【0052】請求項5の発明では、絶縁部材の上面に調
理屑が滞留することが無く、電極板に調理屑の焦げ付き
がこびり付くことを防止し、清掃要する手間の低減を図
ることができる。
理屑が滞留することが無く、電極板に調理屑の焦げ付き
がこびり付くことを防止し、清掃要する手間の低減を図
ることができる。
【0053】請求項6の発明では、電極板を支持網に固
定することができ、調理中に電極板がフライヤーの油槽
と接触することが無い。また、絶縁部材にに対し電極板
が着脱自在になっているので、清掃などを行う際に電極
板のみを取り外すことができ、清掃などの負担を軽減す
ることができる。
定することができ、調理中に電極板がフライヤーの油槽
と接触することが無い。また、絶縁部材にに対し電極板
が着脱自在になっているので、清掃などを行う際に電極
板のみを取り外すことができ、清掃などの負担を軽減す
ることができる。
【0054】請求項7の発明では、調理屑が絶縁駒の近
傍に滞留することが無く、電極板と支持網との短絡を防
止できる。
傍に滞留することが無く、電極板と支持網との短絡を防
止できる。
【0055】請求項8の発明では、簡便な装置で食用油
に含まれた調理屑を効果的に濾過することができる。
に含まれた調理屑を効果的に濾過することができる。
【0056】請求項7から請求項9の発明では、濾過装
置に溜まった調理屑等を極めて容易に除去することがで
きる。
置に溜まった調理屑等を極めて容易に除去することがで
きる。
【図1】本発明の静電場フライヤーの電極板取付機構及
びフライヤーの食用油濾過装置を具備するフライヤーの
1実施形態を示す斜視図。
びフライヤーの食用油濾過装置を具備するフライヤーの
1実施形態を示す斜視図。
【図2】図1の静電場フライヤーに使用される電極板及
び支持網の斜視図。
び支持網の斜視図。
【図3】図2の電極板及び支持網の側面図。
【図4】本発明の静電場フライヤーの電極板取付機構の
1実施形態の斜視図。
1実施形態の斜視図。
【図5】図4とは別の実施形態にかかる静電場フライヤ
ーの電極板取付機構の斜視図。
ーの電極板取付機構の斜視図。
【図6】図4、図5とは別の実施形態にかかる静電場フ
ライヤーの電極板取付機構の縦断面図。
ライヤーの電極板取付機構の縦断面図。
【図7】図4、図5、図6とは別の実施形態にかかる電
極板取付機構により取り付けられた電極板と支持網との
平面図。
極板取付機構により取り付けられた電極板と支持網との
平面図。
【図8】図7の電極板及び支持網VIII−VIII断
面を示す断面図。
面を示す断面図。
【図9】図7の支持網の4隅の電極板取付機構の1つを
示す縦断面図。
示す縦断面図。
【図10】図7支持網の中央部の取付機構の1つを示す
縦断面図。
縦断面図。
【図11】図1のフライヤーに使用される食用油濾過装
置の1実施形態を示す縦断面図。
置の1実施形態を示す縦断面図。
【図12】図11の食用油濾過装置の使用状態を示す斜
視図。
視図。
【図13】図11の食用油濾過装置とは別の実施形態の
食用油濾過装置を示す斜視図。
食用油濾過装置を示す斜視図。
【図14】図13の食用油濾過装置の縦断面図。
1 フライヤー 5 電極板 51,52 取付部(電極板取付部) 6 支持網 61,62 取付部(支持網取付部) 7 食用油タンク 70,75 濾過装置 71,76 第1濾過部 72,77 第2濾過部 73 濾過網 74,78 濾紙 9 絶縁部材(絶縁駒) 90 固着具 97 傾斜部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 樋田 渉 東京都台東区根岸2−19−18 株式会社マ ルゼン内 (72)発明者 伊東 昭典 神奈川県茅ヶ崎市幸町5番19号 エル・エ フ・ラボラトリー株式会社内 Fターム(参考) 4B026 DC01 DC02 DC04 DC06 DG01 DP10 DX01 4B059 AA01 AA02 AB02 AE03 AE13 BA01 BD02 BD10 BE12 BF02 BF07
Claims (9)
- 【請求項1】 フライヤーの油槽内に浸漬され、高圧ト
ランスから高電圧を印加してフライヤーの油槽内に静電
場を形成させる電極板を取り付けるための静電場フライ
ヤーの電極板取付機構において、 前記電極板を、この電極板を支持するための前記フライ
ヤーの油槽内に取り付けられた支持網に、絶縁部材を介
して固着具によって固着したことを特徴とする静電場フ
ライヤーの電極板取付機構。 - 【請求項2】 前記静電場フライヤーの電極板取付機構
は、前記支持網に向けて延びるように電極板に設けられ
た取付部と、前記電極板に向けて延びるように前記支持
網に設けられた取付部とを備え、 前記取付部同士を、前記電極板及び前記支持網の双方に
垂直な面に対して千鳥状になるよう設けたことを特徴と
する請求項1記載の静電場フライヤーの電極板取付機
構。 - 【請求項3】 前記静電場フライヤーの電極板取付機構
は、前記電極板を前記絶縁部材に固着する固着具と、前
記絶縁部材を前記支持網に固着する固着具との間に調理
屑を通過させることができる十分な間隔を形成させたこ
とを特徴とする請求項2記載の静電場フライヤーの電極
板取付機構。 - 【請求項4】 フライヤーの油槽内に浸漬され、高圧ト
ランスから高電圧を印加してフライヤーの油槽内に静電
場を形成させる電極板を取り付けるための静電場フライ
ヤーの電極板取付機構において、 前記フライヤーの油槽内に取り付けられた支持網に絶縁
部材を固着し、この絶縁部材に前記電極板を係止するた
めの係合部を形成して、前記電極板を前記絶縁部材に着
脱自在に係止したことを特徴とする静電場フライヤーの
電極板取付機構。 - 【請求項5】 前記絶縁部材には、調理屑を落下させる
ための傾斜部が形成されていることを特徴とする請求項
4記載の静電場フライヤーの電極板取付機構。 - 【請求項6】 食物を揚げ調理するフライヤーの食用油
タンクに備えられ、前記食用油を濾過するフライヤーの
食用油濾過器であって、 前記食用油濾過器は、食用油に含まれる粒の大きな調理
屑を濾過する第1濾過部と、 前記第1濾過部を通過した食用油に含まれる粒の小さな
調理屑を濾過する第2濾過部と、を備えていることを特
徴とするフライヤーの食用油濾過器置。 - 【請求項7】 前記食用油濾過器は、前記食用油タンク
に着脱自在に設けられていることを特徴とする請求項6
記載のフライヤーの食用油濾過器。 - 【請求項8】 前記第1濾過部は、前記食用油濾過器に
着脱自在な濾過網を備えていることを特徴とする請求項
6または請求項7に記載のフライヤーの食用油濾過装
置。 - 【請求項9】 前記第2濾過部は、その内壁面に沿って
配される着脱自在な濾紙を備えていることを特徴とする
請求項6乃至請求項8の何れかに記載のフライヤーの食
用油濾過器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11017374A JP2000210204A (ja) | 1999-01-26 | 1999-01-26 | 静電場フライヤ―の電極板取付機構及びフライヤ―の食用油濾過装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11017374A JP2000210204A (ja) | 1999-01-26 | 1999-01-26 | 静電場フライヤ―の電極板取付機構及びフライヤ―の食用油濾過装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000210204A true JP2000210204A (ja) | 2000-08-02 |
Family
ID=11942251
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11017374A Pending JP2000210204A (ja) | 1999-01-26 | 1999-01-26 | 静電場フライヤ―の電極板取付機構及びフライヤ―の食用油濾過装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000210204A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011162734A (ja) * | 2010-02-15 | 2011-08-25 | Ctc:Kk | 油劣化抑制装置及びそれを用いた油劣化抑制方法 |
CN108478039A (zh) * | 2018-06-15 | 2018-09-04 | 诸城市鼎康机械有限公司 | 油炸机 |
CN111481040A (zh) * | 2020-04-26 | 2020-08-04 | 珠海格力电器股份有限公司 | 提高果蔬榨汁率的方法及果蔬预处理装置 |
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1999
- 1999-01-26 JP JP11017374A patent/JP2000210204A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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