JP2000209811A - 車両用全閉形主電動機 - Google Patents

車両用全閉形主電動機

Info

Publication number
JP2000209811A
JP2000209811A JP11008663A JP866399A JP2000209811A JP 2000209811 A JP2000209811 A JP 2000209811A JP 11008663 A JP11008663 A JP 11008663A JP 866399 A JP866399 A JP 866399A JP 2000209811 A JP2000209811 A JP 2000209811A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
main motor
fully
groove
closed main
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11008663A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3676104B2 (ja
Inventor
Takashi Nagayama
孝 永山
Shunichi Kawamichi
俊一 川路
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP00866399A priority Critical patent/JP3676104B2/ja
Publication of JP2000209811A publication Critical patent/JP2000209811A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3676104B2 publication Critical patent/JP3676104B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】冷却効果を上げ、長寿命化を図ることのできる
車両用全閉形主電動機を得ること。 【解決手段】外筒枠1Aの下端の中央部に対して、回転
子軸と直交方向、すなわち、車両の走行方向と平行な方
向に4条の溝1bを形成して、固定子鉄心2の一部を露
出させる。外筒枠1Aの外周に突設した放熱フィン1a
も、下端の部分は、置足18の下端の位置よりも僅かに上
方の位置で水平に切断する。車両の走行で発生する走行
風を溝1bを通過させることで、固定子鉄心2を部分的
に走行風で直接冷却するだけでなく、外筒枠1Aの下端
の位置を下げ、外径を増やして大容量化を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用全閉形主電
動機に関する。
【0002】
【従来の技術】鉄道車両の床下の台車枠に搭載される主
電動機では、従来からこの主電動機の回転子軸に通気フ
ァンを挿入し、主電動機とともに回転する通気ファンに
よって、主電動機の外部の空気を内部に吸入して、この
内部を流通させ回転子や固定子を冷却する開放形主電動
機が採用されてきた。
【0003】これに対して、保守の省力化や低騒音化の
要請に応えるために、内部に冷却ファンを設けた全閉形
主電動機が開発されている。この全閉形主電動機は、主
電動機の内部を外部と遮断することで、外気とともに内
部に侵入する塵埃を防ぎ、この塵埃による内部の巻線の
汚損を防ぎ、この汚損による保守・点検の頻度の増加を
抑えることができる。
【0004】さらに、全閉構造とすることで、内部の冷
却ファンの回転で発生する騒音の放散を防ぎ、環境に配
慮した主電動機とすることもできる。一方、車両用の主
電動機では、列車の高速化に伴い大容量化が要求され、
その搭載場所は台車枠の限られた狭い空間に組み込まれ
るためと、前述した列車の高速化のために小形・軽量化
が要求される。
【0005】この相矛盾する要請に対応するために、巻
線の絶縁樹脂などの耐熱性の向上が図られているが、こ
の巻線の絶縁樹脂の劣化を防ぎ、長寿命化による保守・
点検の頻度の増加を防ぐうえでも、主電動機の冷却性能
の向上は必須条件となる。
【0006】図14は、この冷却性能の向上を図った従来
の車両用全閉形主電動機の一例を示す縦断面図である。
図14において、有底筒状の外筒枠1Jの円筒部の外周に
は、複数(図14では13列)の放熱フィン1aが溶接で等
間隔で突設されている。外筒枠1Jの図14において右側
の側面にも、略台形状の放熱フィン1pが図示しない右
側面図では放射状に設けられている。
【0007】外筒枠1Jの左側の開口部に外周の嵌合部
が挿入されボルトで外側から固定されたブラケット4の
外面にも、台形状の放熱フィン4bが放射状に溶接され
ている。
【0008】外筒枠1Jの右端の軸心に形成された嵌合
穴には、ハウジング5が内側から挿入され、外側には回
転数検出器21が取り付けられている。外筒枠1Jの内周
には、固定子鉄心2が圧入されている。
【0009】左側のブラケット4の中心と右側のハウジ
ング5の中心には、ころ軸受6A,玉軸受6Bが挿入さ
れ、これらのころ軸受6A,玉軸受6Bの中心には、回
転子軸8が貫設されている。この回転子軸8の中央部に
は、回転子鉄心7が圧入されている。
【0010】この回転子鉄心7の外周に形成された各ス
ロットには、ロータバー11が挿入され、回転子鉄心7の
内周寄りには、複数の通風穴7aが貫設されている。固
定子鉄心2の内周側に形成されたスロットにも、固定子
コイル3が挿入されている。回転子軸8の左端に形成さ
れたテーパ部には、図示しない減速機に接続される継手
20の片側が鎖線で示されている。
【0011】図15は、図14と異なる従来の車両用全閉形
主電動機の一例を示す縦断面図で、図16は、この車両用
全閉形主電動機が車両の台車枠に組み込まれた状態を側
面から示す縦断面図で、レールなども示している。
【0012】図15及び図16において、車体14を搭載する
図示しない平面図ではH形となる台車枠16の中枠16aの
取付座12と車軸13の間に対して、車両用主電動機は組み
込まれている。
【0013】すなわち、車両用主電動機の上部の図16に
おいて左側には、上部取付座19Aが突設され、下部の左
側には下部取付座19Bが突設され、さらに、上部の右側
には、フック19Cが突設されている。
【0014】このうち、左側上部の上部取付座19Aは、
取付座12の上端にキーを介して載置された後ボルトで固
定され、下部取付座19Bは取付座12の下部の側面に当接
して、同じくボルトで固定されている。左右の左側の上
部取付座19Aと右側のフック19Cには、吊り上げ用のフ
ック穴が示されている。
【0015】図15において、軟鋼板から有底筒状に形成
された外筒枠1Kの開口側となる図15において左側に
は、図示しない左側面図では環状のブラケット4の外周
右側に形成された嵌合部が挿入され、複数のボルトで固
定されている。
【0016】ブラケット4の中心に形成された軸受穴に
は、ころ軸受6Aが挿入され、このころ軸受6Aの外輪
は、ブラケット4の中心部の外面にボルトで固定された
軸受押え4aの嵌合部で外側から固定されている。ころ
軸受6Aの内輪は、この内輪の機内側と機外側に後述す
る回転子軸8に対して挿入された固定環で、回転子軸8
に固定されている。
【0017】外筒枠1Kの右端の中心部に形成された嵌
合穴には、ハウジング5の外面側に形成された嵌合部が
外筒枠1Kの内側から挿入され、内側から挿入された図
示しない複数のボルトで外筒枠1Kに固定されている。
【0018】ハウジング5の中心に形成された軸受穴に
は、玉軸受6Bが挿入され、この玉軸受6Bの外輪は、
ハウジング5の外側から嵌合部が挿入されハウジング5
に図示しないボルトで外側から固定された軸受押えで固
定されている。
【0019】左右のころ軸受6Aと玉軸受6Bは、回転
子軸8にあらかじめ圧入されている。この回転子軸8の
図15において右端には、外周に歯車状の溝が等間隔に形
成された図示しない検出歯車の筒部が圧入され固定され
ている。
【0020】この検出歯車の外周には、断面コ字状の図
示しない検出蓋が外筒枠1Kに固定され、この検出蓋の
上端には、回転子軸8の回転数を検出するパルス検出器
の検出部が貫設され、この検出部の先端は、前述した検
出歯車の外周と僅かな間隙で対置している。
【0021】回転子軸8の中央部には、回転子鉄心7が
圧入され、この回転子鉄心7の左端には、厚板から環状
に形成された鉄心押えが圧入され、回転子鉄心7の右端
にも断面がL字形の鉄心押えが圧入されている。左側の
鉄心押えの更に左側には、内扇9が圧入されている。
【0022】回転子鉄心7には、通風穴7aが複数箇所
環状に形成され、回転子鉄心7の内周側には、ロータバ
ー11が示され、このロータバー11の両端には、エンドリ
ングが示されている。
【0023】一方、外筒枠1Kの内周には、固定子鉄心
2が中央部に圧入され、この固定子鉄心2の内周側に
は、図示しないスロットに挿入され両端が固定子鉄心2
の左右に突き出た固定子コイル3が示されている。この
結果、この主電動機は、かご形の誘導電動機となってい
る。
【0024】外筒枠1Kの上端の図15において左右に
は、図示しない平面図では長方形の通気口が、図16にお
いては右側上方に形成されている。これらの通気口に
は、図15においては下端が開口し冷却器10Bの出入口と
なる有底筒状の接続部10b,10cの開口端に形成された
フランジ部が外筒枠1Kにボルトで固定されている。
【0025】左右の接続部10b,10cの対向側には、ア
ルミニウム管から製作された複数の通気管10dの両端が
貫通し、接続部10b,10cに溶接されている。これらの
通気管10dは、薄板のアルミニウム板から図16に示すよ
うに製作され等間隔に立設された複数枚の冷却フィン10
aを貫通している。各冷却フィン10aは、各通気管10d
に貫通部が溶接され、下端は、外筒枠1Kの上面と僅か
な間隙で対置している。
【0026】このように構成された車両用全閉形主電動
機においては、電車の走行時には、回転子軸8の回転に
よって内扇9も回転し、この内扇9によって吐出された
冷却空気は、図15の矢印に示すように外筒枠1Kの左側
の通気口から冷却器10Bの接続部10bに矢印に示すよう
に流入し、この接続部10bから各通気管10dの内部を矢
印に示すように貫流して、右側の接続部10cに流出す
る。
【0027】この冷却空気は、右側の接続部10cから矢
印に示すように、通気口を経て外筒枠1Kの内部に流入
する。すると、この冷却空気の一部は、矢印に示すよう
に、固定子鉄心2の内周と回転子鉄心7の外周の間に形
成された空隙を経て、内扇9に吸入される。
【0028】また、外筒枠1Kの右側の内部に流入した
冷却空気の他の一部は、矢印に示すように、回転子鉄心
7に形成された通風穴7aを左に貫流して、同じく、内
扇9に吸入され、以下矢印に示すように還流する。
【0029】したがって、このように構成された車両用
全閉形主電動機においては、この還流する冷却風によっ
て、固定子鉄心2及び固定子コイル3と、回転子鉄心7
及びロータバー11は冷却され、エポキシ樹脂で鉄心と絶
縁された固定子コイル3とロータバー11は、固定子鉄心
2及び回転子鉄心7との間の絶縁特性を維持することが
できる。また、外部から冷却空気を取り入れないので、
塵埃の付着や堆積を防ぐことができ、保守・点検の頻度
の増加を防ぐこともできる。
【0030】ところで、このように構成された車両用全
閉形主電動機においては、この車両用全閉形主電動機を
台車に組み込むときには、車体を載せる前の状態の台車
の上方から徐々に下ろして、左側の上部取付座19Aを台
車枠16の取付座12の上端にキーを介して載せ、上部取付
座19Aと下部取付座19Bをボルトで取付部12に固定す
る。
【0031】また、定期点検のために、車両用全閉形主
電動機を点検する場合には、台車を車体から切り離した
後、ボルトを緩め、フック穴を利用して、上方に吊り上
げる。
【0032】なお、この車両用全閉形主電動機は、図16
で示す取付状態においては、左側の取付座12と右側の車
軸13のケースの間となり、軸方向は、両側の車輪17の間
となって、上方には図16で示した車体14の下端面が対置
し、下側は図16の外筒枠1Kの下部の置足18の下端とレ
ール15の上面との間の高さ制限Hでレール15と対置し
て、余裕のない限られた空間に組み込まれる。
【0033】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
構成された車両用全閉形主電動機においては、固定子コ
イル3で発生し固定子鉄心2を経て外筒枠1Kに放熱さ
れる熱は、固定子鉄心2と外筒枠1Kとの間の嵌合部に
よって熱伝達効率が低下する。
【0034】その理由は、固定子鉄心2の外周と外筒枠
1Kの内周の嵌合面は、切削加工によって所定のはめあ
い代で圧入されて接触しているが、ミクロ的には、全面
に亘って接触せず、接触面には熱伝導率の低い空気層が
介在する。
【0035】そのため、図15で示した冷却器10Bの冷却
フィン10aの面積を増やすことも考えられるが、この車
両用全閉形主電動機は、図16で前述したように、左側の
取付部12と右側の車軸13のケースの間に収納され、さら
に上方は車体14の下端と対置し、下側はレール15と高さ
制限Hで対置する限られた狭い空間に設置されるため
に、制約される。
【0036】固定子鉄心2や外筒枠1Kの熱容量を増や
すために、図16で示す固定子鉄心2の外径dや外筒枠1
Kの外径Dを増やすことも同様に限られた空間のために
制約される。
【0037】一方、車両の高速化のための車両用全閉形
主電動機の保守・点検の省力化と冷却効率の向上による
高出力化とコイルの絶縁寿命の長期化の要請は今後もま
すます強くなる趨勢にある。そこで、本発明の目的は、
冷却効果を上げ、長寿命化を図ることのできる車両用全
閉形主電動機を得ることである。
【0038】
【課題を解決するための手段】請求項1に対応する発明
は、外筒枠の内周に固定子が挿入され、外筒枠の片側の
ブラケットと他側のハウジングに軸受を介して回転子が
支持された車両用全閉形主電動機において、固定子の外
周が露出し走行風が通過する溝を外筒枠の下部に車両の
走行方向と平行に形成したことを特徴とする。
【0039】請求項2に対応する車両用全閉形主電動機
は、溝の車両の走行方向の両側に導入溝を形成したこと
を特徴とする。請求項3に対応する車両用全閉形主電動
機は、溝の車両の走行方向の両側に案内口を形成し、溝
の外周側に補強部を残存したことを特徴とする。
【0040】請求項4に対応する車両用全閉形主電動機
は、内面が固定子の外周に当接する内側残存部を溝の内
側に車両の走行方向と直交方向に残存したことを特徴と
する。
【0041】請求項5に対応する車両用全閉形主電動機
は、内周残存部の外周に、車両の走行方向と平行に放熱
フィンを突設したことを特徴とする。請求項6に対応す
る車両用全閉形主電動機は、溝の外周側に、車両の走行
方向と直交方向に補強板を設けたことを特徴とする。
【0042】請求項7に対応する車両用全閉形主電動機
は、溝の車両の走行方向の両側に案内板を設けたことを
特徴とする。請求項8に対応する車両用全閉形主電動機
は、溝を複数条とし、溝の間に車両の走行方向と平行に
固定子の外周に内側が当接する補強部を残存したことを
特徴とする。
【0043】請求項9に対応する車両用全閉形主電動機
は、回転子に内扇を設け、補強板の外側に、外筒枠に形
成された通気口に両端が接続され、通気管とこの通気管
の外周の複数の放熱フィンでなる冷却器を設けたことを
特徴とする。
【0044】このような手段によって、請求項1に対応
する発明では、外筒枠の上部と比べて流速が早い走行風
を溝に導いて、外筒枠の下部を冷却する。請求項2に対
応する発明では、溝に侵入する走行風の量を導入溝によ
って増やす。
【0045】請求項3に対応する発明では、溝の形成に
よる外筒枠の下部の強度の低下を補強部によって抑え
る。請求項4に対応する発明では、溝の形成による外筒
枠の下部の強度の低下を内側残存部によって抑える。
【0046】請求項5に対応する発明では、内側残存部
による放熱効果を放熱フィンによって増やす。請求項6
に対応する発明では、溝の形成による外筒枠の下部の強
度の低下を補強板によって抑える。
【0047】請求項7に対応する発明では、溝に侵入す
る走行風の風量を案内板によって増やす。請求項8に対
応する発明では、溝の形成による外筒枠の下部の強度の
低下を補強部によって抑えるとともに、溝の表面積を増
やして放熱効果を上げる。
【0048】請求項9に対応する発明では、内扇で循環
する冷却風を冷却器に導いて冷却効果を上げる。
【0049】
【発明の実施の形態】以下、本発明の車両用全閉形主電
動機の一実施形態を図面を参照して説明する。図1は、
本発明の車両用全閉形主電動機の第1の実施形態を示す
部分縦断面図で、従来の技術で示した図14及び図15に対
応し、請求項1に対応する図、図2は図1のA−A断面
図である。
【0050】図1及び図2において、従来の技術で示し
た図14と異なるところは、外筒枠の下部に複数の溝を形
成して、固定子鉄心の一部を露出させ、走行風で直接冷
却したことである。
【0051】すなわち、外筒枠1Aの下部には、図示し
ない回転子軸の軸心と直交方向(すなわち、車両の走行
方向)と平行な複数条(図2では4条)の溝1bが底面
を水平にしてあらかじめ加工されている。
【0052】したがって、これらの溝1bの間に残った
外筒枠1Aの帯状の部分は、車両の走行方向と平行に形
成された放熱フィンを形成している。さらに、外筒枠1
Aの外周に形成された放熱フィン1aの下端も、外筒枠
1Aの下端面の位置の僅かに上側において水平に切除さ
れている。
【0053】このように構成された車両用全閉形主電動
機においては、図1の複数の矢印で示す走行風によっ
て、固定子鉄心2の一部を直接冷却することができるの
で、この固定子鉄心2の冷却効果を上げることができ
る。
【0054】また、各溝1bの間に形成された外筒枠1
Aの放熱フィンによって、外筒枠1Aの冷却効率が向上
するだけでなく、放熱フィン1aの下部に水平な切除部
を形成することで、外筒枠1Aの下端の位置を高さ制限
Hの上限まで下げることができるので、この車両全閉形
主電動機の設計上の制約を減らすことができ、大出力化
の要請に応えることができる。
【0055】図3は、本発明の車両用全閉形主電動機の
第2の実施形態を示す部分縦断面図で、請求項2に対応
し、第2の実施形態で示した図1に対応する図である。
図3において、図1及び図2と異なるところは、この図
1及び図2で示した各溝1bの両側に対して浅い導入溝
1cを形成したことで、他は図1及び図2と同一であ
る。
【0056】このように溝1bの両側に導入溝1cが形
成された車両用全閉形主電動機においても、導入溝1c
によって外筒枠1Bの冷却面積を増やすことができるだ
けでなく、この導入溝1cに対して矢印に示すように侵
入し通過する走行風を各溝1bを通過する走行風に合流
させることで、各溝1bを通過する走行風を増やし、固
定子鉄心2の表面を冷却する走行風を増やすことができ
る。したがって、固定子コイルの冷却効果の向上に伴
う、通電容量の増加とコイルの絶縁特性の向上を図るこ
とができ、長寿命化、すなわち保守・点検の省力化を図
ることができる。
【0057】図4は、本発明の車両用全閉形主電動機の
第3の実施形態を示す部分縦断面図で、請求項3に対応
し、前述した実施形態で示した図1及び図3に対応する
図である。また、図5は、図4の右側面図で、第1の実
施形態で示した図2に対応する図である。
【0058】図4及び図5において、前述した実施形態
で示した図1〜図3と異なるところは、外筒枠の下部の
両側に走行風の出入口を設け、これらの出入口を結ぶ通
過溝を外筒枠の下部の内周に形成して、固定子鉄心の冷
却表面積を増やしたことである。
【0059】すなわち、図4及び図5に示した外筒枠1
Cの下部の両側には、図5においては略長方形の案内口
1e1があらかじめ加工され、これらの案内口1e1の
下側にも小形の案内口1eが図5に示すように加工され
ている。
【0060】これらの両側の案内口1e,1e1は、外
筒枠1Cの下部の内周側に形成された通過溝1e2,1
e3によって連通している。この結果、左右の案内口1
e,1e1の間に対して、外筒枠1Cの一部が補強部1
d1として残存し、左右の案内口1eの間には、補強部
1dが残存している。
【0061】このように案内口1e,1e1と連通溝1
e2,1e3が形成された車両用全閉形主電動機におい
ては、車両の走行によって片側の案内口1e,1e1か
ら他側の案内口1e,1e1に連通溝1e2,1e3を
介して通過する走行風によって、固定子鉄心2は露出し
た広い冷却面積で冷却されるので、固定子コイルの冷却
効率を更に上げることができ、通電容量の増加や絶縁特
性の長寿命化を図ることができる。
【0062】図6は、本発明の車両用全閉形主電動機の
第4の実施形態を示す部分縦断面図で、請求項8に対応
し、前述した実施形態で示した図1及び図3,図4に対
応する図である。また、図7は、図6のC−C断面図
で、第1の実施形態で示した図2に対応する図である。
【0063】図6及び図7において、前述した実施形態
で示した特に図4〜図5とは、外筒枠の下部の両側に走
行風の出入口を設け、これらの出入口を結ぶ通過溝を外
筒枠の下部の内周に形成したことは共通であるが、この
通過溝に対して複数条の補強リブを残存したことであ
る。
【0064】すなわち、図6及び図7に示した外筒枠1
Dの下部の両側には、図5で示した略長方形の案内口1
e1と比べてやや広い案内口1e4があらかじめ加工さ
れ、これらの案内口1e4は、外筒枠1Dの下部の内周
側に形成された通過溝1fによって連通している。この
結果、左右の案内口1e4の間に対して、外筒枠1Dの
一部が補強部1d2として残存しているが、このうち通
過溝1fは、走行風と平行に残存する補強部1gによっ
て4列となっている。
【0065】このように案内口1e4と連通溝1fが形
成された車両用全閉形主電動機においても、車両の走行
によって片側の案内口1e4から他側の案内口1e4に
連通溝1fを介して通過する走行風によって、固定子鉄
心2は露出した広い冷却面積で冷却されるので、固定子
コイルの冷却効率を更に上げることができ、通電容量の
増加や絶縁特性の長寿命化を図ることができる。
【0066】図8は、本発明の車両用全閉形主電動機の
第5の実施形態を示す部分縦断面図で、請求項4及び請
求項10に対応し、前述した実施形態で示した図1,図
3,図4及び図6に対応する図、図9は図8の右側面図
で図5に対応する図である。
【0067】図8及び図9において、前述した実施形態
と異なるところは、通過溝の形状と、この通過溝の外周
側に補強板を追加したことである。すなわち、外筒枠1
Eの下部には、対称的な一対の残存部1jを残して、図
示しない底面図では短冊状で図8の断面図では弧状の通
過溝1kが形成されている。
【0068】この通過溝1kの外側には、図示しない底
面図では長方形の補強板1kが添設され、両端の外周が
外筒枠1Eに溶接で固定されている。このように通過溝
1kと補強板1hなどが設けられた車両用全閉形主電動
機においては、通過溝1kの厚みW,W1を増やすこと
ができるので、固定子鉄心2の冷却効果を更に上げるこ
とができる。
【0069】図10は、本発明の車両用全閉形主電動機の
第6の実施形態を示す部分縦断面図で、請求項5に対応
し、前述した実施形態で示した図8に対応する図であ
る。図10において、特に前述した図8と異なるところ
は、通過溝の内側に冷却フィンを追加したことである。
【0070】すなわち、外筒枠1Fの下部には、図8と
同様に対称的な一対の残存部1jを残して、図示しない
底面図では短冊状で図9の断面図では弧状の通過溝1k
が形成されている。
【0071】この通過溝1kの内側には、図示しない底
面図では長方形で複数板の冷却フィン1jが残存部1j
の外周と固定子鉄心2の下端の位置に走行方向と平行に
設けられている。
【0072】このうち、残存部1jの外周側に設けられ
た冷却フィン1bは、軸方向の両端が通過溝1kの両端
の外筒枠1Fの内側に溶接され、上下が残存部1jに溶
接されている。また、中央部の冷却フィン1iは、固定
子鉄心2の外周に溶接されている。
【0073】このように通過溝1kに対して補強板1i
が設けられた車両用全閉形主電動機においては、通過溝
1kの厚みW,W1を増やすことができるので、固定子
鉄心2の冷却効果を更に上げることができる。
【0074】図11は、本発明の車両用全閉形主電動機の
第7の実施形態を示す部分縦断面図で、請求項9に対応
し、前述した実施形態で示した図1,図3,図4,図
6,図8及び図10に対応する図、図12は図11のE−E断
面図である。
【0075】図11及び図12において、前述した実施形態
と異なるところは、図8で示した補強板1hの外周側に
対して、図15及び図16で示した冷却器10Bとほぼ同様の
冷却器10Aを設けたことである。
【0076】すなわち、外筒枠1Gの下部の中央部に
は、図8の残存部1jのない通過溝1nが形成され、下
部の軸方向の端部の両側には通気口1mが形成されてい
る。これらの通気口1mには、図11の縦断面図において
は略三角形で、図12においてはU字形の通気管10eに複
数の放熱フィン10fが挿入され溶接された冷却器10Aの
両端の出入口が溶接されている。
【0077】このように構成された車両用全閉形主電動
機においては、通過溝1nを通過する走行風だけでな
く、外筒枠の下側にも放熱フィン付の冷却器を設けるこ
とで、外筒枠の上方と比べてより走行風の風速の速い下
部を冷却することで、固定子鉄心及び固定子コイルだけ
でなく、これらの固定子鉄心及び固定子コイルの温度上
昇にも影響される内部の冷却空気の温度の低下によっ
て、ロータバー11の温度上昇も抑えることができるの
で、通電容量などの定格を上げ、絶縁樹脂の劣化を防ぎ
長寿命で保守・点検の頻度も減らすことのできる車両用
全閉形主電動機を得ることができる。
【0078】図13は、本発明の車両用全閉形主電動機の
第8の実施形態を示す縦断面図で、請求項7に対応し、
従来の技術で示した図16に対応する図である。図13にお
いて前述した実施形態で示した図1〜図12と異なるとこ
ろは、図4〜図11で示した外筒枠の下部の両側に形成し
た走行風の出入口に対して案内板を設け、下部の両側の
補強板1hの間に形成された開口部にカバーを設けたこ
とである。
【0079】すなわち、外筒枠1Hの下部の図13におい
て左側に形成された走行風の出口となる出入口1tに
は、図示しない左側面図では長方形で下端が補強板1h
に溶接された案内板1s1が上端と両端を外筒枠1Hに
溶接されている。
【0080】同様に、右側の出入口1tにも図示しない
右側面図ではU字状の案内板1s2が溶接で取り付けら
れている。左右の案内板1s1,1s2の外側の端部の
内周側は、曲面に面取りされている。また、左右の補強
板1hの対向側には、弧状の塞ぎ板1rが溶接されてい
る。
【0081】このように案内板1s1,1s2や塞ぎ板
1rが設けられた車両用全閉形主電動機においては、車
両の走行側の案内板から内部に導く走行風の乱流を防い
で風量と風速を増やすことができるので、固定子コイル
を含む内部の温度上昇を更に抑えることができる。
【0082】
【発明の効果】以上、請求項1に対応する発明によれ
ば、外筒枠の内周に固定子が挿入され、外筒枠の片側の
ブラケットと他側のハウジングに軸受を介して回転子が
支持された車両用全閉形主電動機において、固定子の外
周が露出し走行風が通過する溝を外筒枠の下部に車両の
走行方向と平行に形成することで、外筒枠の上部と比べ
て流速が早い走行風を溝に導いて、外筒枠の下部を冷却
したので、冷却効果を上げ、長寿命化を図ることのでき
る車両用全閉形主電動機を得ることができる。
【0083】請求項2に対応する発明によれば、溝の車
両の走行方向の両側に導入溝を形成することで、溝に侵
入する走行風の量を導入溝によって増やしたので、冷却
効果を上げ、長寿命化を図ることのできる車両用全閉形
主電動機を得ることができる。
【0084】請求項3に対応する発明によれば、溝の車
両の走行方向の両側に案内口を形成し、溝の外周側に補
強部を残存することで、溝の形成による外筒枠の下部の
強度の低下を補強部によって抑えたので、冷却効果を上
げ、長寿命化を図ることのできる車両用全閉形主電動機
を得ることができる。
【0085】請求項4に対応する発明によれば、内面が
固定子の外周に当接する内側残存部を溝の内側に車両の
走行方向と直交方向に残存することで、溝の形成による
外筒枠の下部の強度の低下を内側残存部によって抑えた
ので、冷却効果を上げ、長寿命化を図ることのできる車
両用全閉形主電動機を得ることができる。
【0086】請求項5に対応する発明によれば、内周残
存部の外周に、車両の走行方向と平行に放熱フィンを突
設することで、内側残存部による放熱効果を放熱フィン
によって増やしたので、冷却効果を上げ、長寿命化を図
ることのできる車両用全閉形主電動機を得ることができ
る。
【0087】請求項6に対応する発明によれば、溝の外
周側に、車両の走行方向と直交方向に補強板を設けるこ
とで、溝の形成による外筒枠の下部の強度の低下を補強
板によって抑えたので、冷却効果を上げ、長寿命化を図
ることのできる車両用全閉形主電動機を得ることができ
る。
【0088】請求項7に対応する発明によれば、溝の車
両の走行方向の両側に案内板を設けることで、溝に侵入
する走行風の風量を案内板によって増やしたので、冷却
効果を上げ、長寿命化を図ることのできる車両用全閉形
主電動機を得ることができる。
【0089】請求項8に対応する発明によれば、溝を複
数条とし、溝の間に車両の走行方向と平行に固定子の外
周に内側が当接する補強部を残存することで、溝の形成
による外筒枠の下部の強度の低下を補強部によって抑え
るとともに、溝の表面積を増やして放熱効果を上げたの
で、冷却効果を上げ、長寿命化を図ることのできる車両
用全閉形主電動機を得ることができる。
【0090】請求項9に対応する発明によれば、回転子
に内扇を設け、補強板の外側に、外筒枠に形成された通
気口に両端が接続され、通気管とこの通気管の外周の複
数の放熱フィンでなる冷却器を設けることで、内扇で循
環する冷却風を冷却器に導いて冷却効果を上げたので、
冷却効果を上げ、長寿命化を図ることのできる車両用全
閉形主電動機を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両用全閉形主電動機の第1の実施形
態を示す部分縦断面図。
【図2】図1のA−A断面図。
【図3】本発明の車両用全閉形主電動機の第2の実施形
態を示す部分縦断面図。
【図4】本発明の車両用全閉形主電動機の第3の実施形
態を示す部分縦断面図。
【図5】図4の右側面図。
【図6】本発明の車両用全閉形主電動機の第4の実施形
態を示す部分縦断面図。
【図7】図6のC−C断面図。
【図8】本発明の車両用全閉形主電動機の第5の実施形
態を示す部分縦断面図。
【図9】図8の右側面図。
【図10】本発明の車両用全閉形主電動機の第6の実施
形態を示す部分縦断面図。
【図11】本発明の車両用全閉形主電動機の第7の実施
形態を示す部分縦断面図。
【図12】図11のE−E断面図。
【図13】本発明の車両用全閉形主電動機の第8の実施
形態を示す縦断面図。
【図14】従来の車両用全閉形主電動機の一例を示す縦
断面図。
【図15】従来の車両用全閉形主電動機の図14と異なる
一例を示す縦断面図。
【図16】従来の車両用全閉形主電動機が鉄道車両の床
下に組み込まれた状態を示す縦断面図。
【符号の説明】
1A,1B,1C,1D,1E,1F,1G,1H,1
J,1K…外筒枠、1a…放熱フィン、1b…溝、1c
…導入溝、1d…補強部、1e,1e1…案内口、2…
固定子鉄心、3…固定子コイル、4…ブラケット、5…
ハウジング、6A…ころ軸受、6B…玉軸受、7…回転
子鉄心、8…回転子軸、9…内扇、10A,10B…冷却
器、11…ロータバー、12…取付座、13…車軸、14…車
体、15…レール、16…台車枠、17…車輪、18…置足、19
A…上部取付座、19B…下部取付座。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H609 BB19 PP01 PP02 PP05 PP06 PP07 PP08 PP09 PP10 QQ02 QQ10 QQ13 QQ23 RR27 RR35 RR38 RR67 RR69 RR70

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外筒枠の内周に固定子が挿入され、前記
    外筒枠の片側のブラケットと他側のハウジングに軸受を
    介して回転子が支持された車両用全閉形主電動機におい
    て、前記固定子の外周が露出し走行風が通過する溝を前
    記外筒枠の下部に車両の走行方向と平行に形成したこと
    を特徴とする車両用全閉形主電動機。
  2. 【請求項2】 前記溝の前記車両の走行方向の両側に導
    入溝を形成したことを特徴とする請求項1に記載の車両
    用全閉形主電動機。
  3. 【請求項3】 前記溝の前記車両の走行方向の両側に案
    内口を形成し、前記溝の外周側に補強部を残存したこと
    を特徴とする請求項1に記載の車両用全閉形主電動機。
  4. 【請求項4】 内面が前記固定子の外周に当接する内側
    残存部を前記溝の内側に前記車両の走行方向と直交方向
    に残存したことを特徴とする請求項1に記載の車両用全
    閉形主電動機。
  5. 【請求項5】 前記内周残存部の外周に、前記車両の走
    行方向と平行に放熱フィンを突設したことを特徴とする
    請求項4に記載の車両用全閉形主電動機。
  6. 【請求項6】 前記溝の外周側に、前記車両の走行方向
    と直交方向に補強板を設けたことを特徴とする請求項1
    に記載の車両用全閉形主電動機。
  7. 【請求項7】 前記溝の前記車両の走行方向の両側に案
    内板を設けたことを特徴とする請求項1に記載の車両用
    全閉形主電動機。
  8. 【請求項8】 前記溝を複数条とし、前記溝の間に前記
    車両の走行方向と平行に前記固定子の外周に内側が当接
    する補強部を残存したことを特徴とする請求項1に記載
    の車両用全閉形主電動機。
  9. 【請求項9】 前記回転子に内扇を設け、前記補強板の
    外側に、前記外筒枠に形成された通気口に両端が接続さ
    れ、通気管とこの通気管の外周の複数の放熱フィンでな
    る冷却器を設けたことを特徴とする請求項6に記載の車
    両用全閉形主電動機。
JP00866399A 1999-01-18 1999-01-18 車両用全閉形主電動機 Expired - Lifetime JP3676104B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00866399A JP3676104B2 (ja) 1999-01-18 1999-01-18 車両用全閉形主電動機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00866399A JP3676104B2 (ja) 1999-01-18 1999-01-18 車両用全閉形主電動機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000209811A true JP2000209811A (ja) 2000-07-28
JP3676104B2 JP3676104B2 (ja) 2005-07-27

Family

ID=11699184

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP00866399A Expired - Lifetime JP3676104B2 (ja) 1999-01-18 1999-01-18 車両用全閉形主電動機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3676104B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004194498A (ja) * 2002-11-25 2004-07-08 Toshiba Corp 全閉外扇冷却型電動機
US6774514B2 (en) * 2000-02-25 2004-08-10 Kabushiki Kaisha Toshiba Totally enclosed type driving electric motor
JP2005312242A (ja) * 2004-04-23 2005-11-04 East Japan Railway Co 車両用主電動機
JP2006050683A (ja) * 2004-07-30 2006-02-16 Toshiba Corp 車両用全閉形電動機
JP2009081994A (ja) * 2002-11-25 2009-04-16 Toshiba Corp 全閉外扇冷却型電動機
JP2018148776A (ja) * 2017-03-09 2018-09-20 株式会社明電舎 回転電機

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102021134037A1 (de) * 2021-12-21 2023-06-22 Valeo Eautomotive Germany Gmbh Rotor für eine elektrische Maschine mit einem Umlenkkörper für Kühlmittel

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6774514B2 (en) * 2000-02-25 2004-08-10 Kabushiki Kaisha Toshiba Totally enclosed type driving electric motor
JP2004194498A (ja) * 2002-11-25 2004-07-08 Toshiba Corp 全閉外扇冷却型電動機
JP2009081994A (ja) * 2002-11-25 2009-04-16 Toshiba Corp 全閉外扇冷却型電動機
JP2009261248A (ja) * 2002-11-25 2009-11-05 Toshiba Corp 全閉外扇冷却型電動機
JP2005312242A (ja) * 2004-04-23 2005-11-04 East Japan Railway Co 車両用主電動機
JP4515808B2 (ja) * 2004-04-23 2010-08-04 東日本旅客鉄道株式会社 車両用主電動機
JP2006050683A (ja) * 2004-07-30 2006-02-16 Toshiba Corp 車両用全閉形電動機
JP2018148776A (ja) * 2017-03-09 2018-09-20 株式会社明電舎 回転電機

Also Published As

Publication number Publication date
JP3676104B2 (ja) 2005-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100272195B1 (ko) 전기레일카용 완전밀폐형 주전동기
JP5297236B2 (ja) 車両用全閉形主電動機
WO2021114606A1 (zh) 一种带吊挂结构的空水冷大功率永磁牵引电机
KR100414403B1 (ko) 전폐형 구동 전동기
US20060028075A1 (en) Totally hermetically sealed motor for a vehicle
JP2009081994A (ja) 全閉外扇冷却型電動機
JP2010088287A (ja) 車両駆動用モータ
JP3825679B2 (ja) 車両用全閉外扇形電動機
US11101713B2 (en) Vehicle motor
JPH09205758A (ja) 車両用全閉形主電動機
JP2000209811A (ja) 車両用全閉形主電動機
JP2008029150A (ja) 全閉形電動機
JP2004194498A (ja) 全閉外扇冷却型電動機
JP2010178532A (ja) 電動機
JP4928986B2 (ja) 車両駆動用全閉型電動機
JP2006180684A (ja) 車両駆動用全閉形電動機
JP2006101658A (ja) 車両用全密閉形電動機
JP2006109570A (ja) 車両駆動用全閉型主電動機
JP3638223B2 (ja) 車両用全閉形主電動機
JP2016021815A (ja) 車両用回転電機の冷却構造
JP3332729B2 (ja) 車両用全閉形主電動機
JPH09233766A (ja) 車輪一体形電動機
JPH11356011A (ja) 車両用全閉形主電動機
JPH09154254A (ja) 車両用全閉形主電動機
JPH11356005A (ja) 車両用主電動機

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040826

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040831

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041029

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050208

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050328

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050426

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050427

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090513

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090513

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100513

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110513

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110513

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120513

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120513

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130513

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130513

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140513

Year of fee payment: 9

EXPY Cancellation because of completion of term