JP2000209743A - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱

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JP2000209743A
JP2000209743A JP11004970A JP497099A JP2000209743A JP 2000209743 A JP2000209743 A JP 2000209743A JP 11004970 A JP11004970 A JP 11004970A JP 497099 A JP497099 A JP 497099A JP 2000209743 A JP2000209743 A JP 2000209743A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】小型化することのできる電気接続箱を提供す
る。 【解決手段】樹脂製のロアケース11には、略直方体の
箱状に形成されたナット収容部12が一体に設けられて
いる。ナット収容部12には、四角ナット16の高さと
同等の深さで、同ナット16の形状に合わせて形成され
たナット嵌合部15が設けられている。このナット嵌合
部15は、端子収容部13側に開口している。ナット嵌
合部15には、四角ナット16が収容されて、バスバー
21が載置される。このバスバー21は、下側に屈曲さ
れた回り止め壁23を備えている。四角ナット16は、
ナット収容部12の各側壁12b,12c,12dの外
周面とナット嵌合部15の内周面との間に形成される
壁、及びバスバー21の回り止め壁23によってその連
れ回りが防止されている。回り止め壁23の幅W2は、
ナット収容部12の各側壁12b〜12dの外側からナ
ット嵌合部15までの幅W1よりも小さい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連れ回りが防止さ
れたナットを備える電気接続箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば自動車用の種々の電送回
路、電子部品等を収容するとともに、ワイヤハーネス等
の接続分岐点として電気接続箱が用いられている。
【0003】図7は、従来の電気接続箱が備えるロアケ
ース51を示す断面図であり、図8は、図7の8−8線
に沿った断面図である。図8に示すように、樹脂製のロ
アケース51には、その一側(図8の左側)に延びる一
対の側壁51a,51bが形成されている。そして、こ
れら側壁51a,51bの間には、反対側(図8の右
側)に突出し、略直方体の箱状に形成されたナット収容
部52が一体に設けられている。なお、上記両側壁51
a,51b及び上記ナット収容部52の一側(図8の左
側)の側壁(以下、第1側壁52aという)によって三
方が囲まれる空間は、端子収容部53となっている。
【0004】上記ナット収容部52は、上記第1側壁5
2a、及び、同第1側壁52aから時計回り方向順に配
置された第2側壁52b、第3側壁52c、第4側壁5
2dによってその外周壁が形成されている。
【0005】上記ナット収容部52の上側(図7の上
側)には、収容されるナットの高さと同等の深さで、同
ナットの形状に合わせて断面略正方形状に形成されたナ
ット嵌合部55が設けられている。なお、上記第1〜第
4側壁52a〜52dの外側からナット嵌合部55まで
の幅W1は、ナットの連れ回りを防止することのできる
強度を有する幅となっている。
【0006】上記ナット嵌合部55には、四角ナット5
6が収容される。このとき、第1〜第4側壁52a〜5
2dの上面と四角ナット56の上面とは同じ高さとなっ
ている。
【0007】上記四角ナット56の収容されたナット収
容部52の上側(図7の上側)には、一側(図7の右
側)方向から伸びるバスバー61が載置される。このと
き、上記バスバー61は、そのボルト挿通孔65の位置
と、上記四角ナット56のボルト締結孔56aの位置と
が一致するようにして、上記ナット収容部52の上側に
配置されている(図7参照)。
【0008】上記ナット収容部52の上側に配置された
バスバー61の上側(図7の上側)には、端子66が配
置される。この端子66は、接続ケーブル67を導通固
定するためのケーブル固定部68及び同固定部68から
屈曲されたボルト貫通部69からなる。上記端子66
は、上記ケーブル固定部68と前記ナット収容部52の
第1側壁52a、上記ボルト貫通部69と前記バスバー
61とがそれぞれ当接するように配置されている。ここ
で、ナット収容部52(第1側壁52a)から前記側壁
51a,51bの先端までの幅W5は、上記端子66及
び同端子66に固定された接続ケーブル67が損傷する
等の支障が生じることのない好適な幅に設定されてい
る。
【0009】上記バスバー61の上側に配置された端子
66(ボルト貫通部69)は、同ボルト貫通部69を貫
通して上記バスバー61のボルト挿通孔65に挿入され
たボルト71が上記四角ナット66に締結されることで
同バスバー61と互いに固定される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
に樹脂にてナット収容部52を形成する場合、四角ナッ
ト56の連れ回りを防止する強度を有する幅(幅W1)
は比較的大きく設定されている。従って、四角ナット5
6の位置(四角ナット56の端子収容部53側の端面)
から側壁51a,51bの先端までの幅(W1+W5)
も比較的大きなものとなっていた。このため、ロアケー
ス51が大型化することとなり、ひいては電気接続箱そ
のものが大型化していた。
【0011】本発明の目的は、小型化することのできる
電気接続箱を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、樹脂製の箱本体内に多角
形状のナットと、該ナットにボルト締めにて固定される
バスバーとを備え、該ナットは該ナットの外周側の各端
面に当接する複数の回り止め壁によって連れ回りが防止
されている電気接続箱において、前記複数の回り止め壁
のうち、少なくとも1つの回り止め壁は前記バスバーを
前記ナットの当該端面に沿って屈曲したバスバー側回り
止め壁によって形成されており、残りの回り止め壁は前
記箱本体と一体に設けた箱本体側回り止め壁によって形
成されたことをその要旨とする。
【0013】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の電気接続箱において、前記バスバー側回り止め壁に
は、該バスバー側回り止め壁を前記箱本体側回り止め壁
に保持する保持部が形成されたことをその要旨とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を電気接続箱に具体
化した一実施形態について図1〜図3に従って説明す
る。
【0015】図1は、本実施形態における電気接続箱が
備える箱本体としてのロアケースを示す断面図であり、
図2は、図1の2−2線に沿った断面図である。図2に
示すように、樹脂製のロアケース11には、その一側
(図2の左側)に延びる一対の側壁11a,11bが形
成されている。そして、これら側壁11a,11bの間
には、その基端側(図2の右側)から突出し、略直方体
の箱状に形成されたナット収容部12が一体に設けられ
ている。なお、上記両側壁11a,11b及び上記ナッ
ト収容部12の先端側(図1の左側)の側壁(以下、先
端側壁12aという)によって三方が囲まれる空間は、
端子収容部13となっている。
【0016】上記ナット収容部12は、上記先端側壁1
2a、及び、同先端側壁12aから時計回り方向順に配
置された第1側壁12b、第2側壁12c、第3側壁1
2dによってその外周壁が形成されている。
【0017】ここで、上記先端側壁12aの幅は、上記
第1〜第3側壁12b,12c,12dの幅よりも薄く
形成されている。又、上記第1側壁12bには、外側
(図2の上側)に突出する係合突起14が形成されてお
り、上記第3側壁12dにも、外側(図2の下側)に突
出する係合突起14が形成されている。
【0018】上記ナット収容部12の上側(図1の上
側)には、収容されるナットの高さと同等の深さで、同
ナットの形状に合わせて断面略正方形状に形成されたナ
ット嵌合部15が設けられている。このナット嵌合部1
5は、前記端子収容部13側に開口している。なお、上
記各側壁12b,12c,12dの外周面とナット嵌合
部15の内周面との間に形成される壁は、箱本体側回り
止め壁として形成されている。上記各側壁12b,12
c,12dの外側からナット嵌合部15までの幅W1
は、ナットの連れ回りを防止することのできる強度を有
する幅となっている。
【0019】上記ナット嵌合部15には、四角ナット1
6が収容される。このとき、四角ナット16の上記端子
収容部13側の端面と、上記ナット収容部12(先端側
壁12a)の同端子収容部13側の端面とは、ほぼ平坦
に連続している。また、第1〜第3側壁12b,12
c,12dの上面と四角ナット16の上面とは同じ高さ
となっている。
【0020】上記四角ナット16の収容されたナット収
容部12の上側(図1の上側)には、一側(図1の右
側)方向から伸びるバスバー21が載置される。このバ
スバー21は、図3に示されるようにバスバー本体22
及び同バスバー本体22から下側(図3の下側)に屈曲
されたバスバー側回り止め壁としての回り止め壁23を
備えている。そして、この回り止め壁23の両側(図3
の右側及び左側)には、同両側からそれぞれ折り返され
るように屈曲された保持部24が形成されている。
【0021】上記バスバー21は、バスバー本体22に
形成されたボルト挿通孔25の位置と、上記四角ナット
16のボルト締結孔16aの位置とが一致するようにし
て、上記ナット収容部12の上側(図1の上側)に配置
されている。このバスバー21が上記ナット収容部12
の上側に配置された状態においては、上記回り止め壁2
3と上記四角ナット16の上記端子収容部13側の端面
とが当接している。ここで、バスバー21(回り止め壁
23)の幅W2は、上記幅W1よりも小さいが、同バス
バー21は、金属製であるため、四角ナット16の連れ
回りを防止することのできる十分な強度を有している。
また、上記各保持部24は、それぞれ前記第1及び第3
側壁12b,12dの係合突起14を抱え込むように配
置されている。
【0022】上記ナット収容部12の上側に配置された
バスバー21の上側(図1の上側)には、端子26が配
置される。この端子26は、接続ケーブル27を導通固
定するためのケーブル固定部28及び同固定部28から
屈曲されたボルト貫通部29からなる。上記端子26
は、上記ケーブル固定部28と前記回り止め壁23、上
記ボルト貫通部29と前記バスバー本体22とがそれぞ
れ当接するように配置されている。ここで、バスバー2
1(回り止め壁23)から前記側壁11a,11bの先
端までの幅W5は、上記端子26及び同端子26に固定
された接続ケーブル27が損傷する等の支障が生じるこ
とのない好適な幅に設定されている。
【0023】上記バスバー21の上側に配置された端子
26(ボルト貫通部29)は、同ボルト貫通部29を貫
通して上記バスバー21のボルト挿通孔25に挿入され
たボルト31が上記四角ナット16に締結されることで
同バスバー21と互いに固定される。
【0024】以上のように、端子26及びバスバー21
が固定されたロアケース11は、図示しないカバー等に
覆われる。以上詳述したように、本実施形態によれば、
以下に示す効果が得られるようになる。
【0025】(1)本実施形態では、ナット収容部12
の先端側壁12aを、四角ナット16の連れ回りを防止
する強度の幅(幅W1)を有しない側壁とした。そし
て、先端側壁12aに対してバスバー21に回り止め壁
23を設けた。金属製であるバスバー21は、上記幅W
1よりも小さい幅W2であっても、四角ナット16の連
れ回りを防止する十分な強度を有している。これによ
り、四角ナット16の位置(四角ナット16の端子収容
部13側の端面)から側壁11a,11bの先端までの
幅(W2+W5)を小さくすることができる。従って、
ロアケース11を小型化することができ、ひいては電気
接続箱そのものの小型化をすることができる。
【0026】(2)本実施形態では、バスバー21の回
り止め壁23に保持部24を形成し、同保持部24によ
って第1及び第3側壁12b,12dに形成された係合
突起14を抱え込ませた。従って、回り止め壁23は第
1及び第3側壁12b,12d(ナット収容部12)側
に確実に保持され、四角ナット16の連れ回りをより確
実に防止することができる。
【0027】尚、本発明の実施の形態は上記実施形態に
限定されるものではなく、次のように変更してもよい。 ・前記実施形態においては、バスバー21の回り止め壁
23に保持部24を形成したが、これは必ずしもなくと
もよい。
【0028】・前記実施形態においては、ナット収容部
12の先端側壁12aを、四角ナット16の連れ回りを
防止する強度の幅(幅W1)を有しない側壁とした。こ
れ代えて、ナット収容部12の第1〜第3側壁12b,
12c,12dのうちの1つの側壁を、四角ナット16
の連れ回りを防止する強度の幅(幅W1)を有しない側
壁としてもよい。この場合においても、当該側壁に対し
てバスバー21に同様の回り止め壁を設けることで同様
の効果を得ることができる。
【0029】・前記実施形態においては、ナット収容部
12の先端側壁12aを、四角ナット16の連れ回りを
防止する強度の幅(幅W1)を有しない側壁とした。こ
れに対して、先端側面12a及び第1〜第3側面12
b,12c,12dの任意の2つの側面を、四角ナット
16の連れ回りを防止する強度の幅(幅W1)を有しな
い側壁としてもよい。この場合においも、当該側壁に対
してバスバー21にそれぞれ同様の回り止め壁を設ける
ことで同様の効果を得ることができる。
【0030】・前記実施形態においては、ナット収容部
12の先端側壁12aを、四角ナット16の連れ回りを
防止する強度の幅(幅W1)を有しない側壁とした。こ
れに対して、図4に示されるように、第2側面12cを
除いた残りの側壁を、四角ナット16の連れ回りを防止
する強度の幅(幅W1)を有しない側壁としてもよい。
この場合、バスバー21に、四角ナット16の三方を包
囲する形状の回り止め壁41を形成することで、特に側
壁11a,11b間の幅W11も小さくすることができ
る。
【0031】なお、回り止め壁41の両端部をそれぞれ
内側に屈曲して保持部42を形成し、同保持部42によ
って第2側壁12cを抱え込ませることで、回り止め壁
41を第2側壁12c側に確実に保持することができ
る。
【0032】・前記実施形態においては、ナット収容部
12の先端側壁12aを、四角ナット16の連れ回りを
防止する強度の幅(幅W1)を有しない側壁とし、同先
端側壁12aに対してバスバー21に回り止め壁23を
設けた。これに対して、ロアケース11に一体に形成さ
れたナット収容部12そのものをなくし、バスバー単独
で四角ナット16の連れ回りを防止するようにしてもよ
い。すなわち、図5に展開されたバスバー46を破線に
沿って90度、折り曲げることで形成されるバスバー4
7としてもよい。このバスバー47は、基板部48及び
同基板部48の下側(図6の下側)に略四角筒を形成す
る第1側壁48a、第2側壁48b、第3側壁48c、
第4側壁48d及び第5側壁48eからなる。そして、
これら第1〜第5側壁48a〜48eの内壁面によって
包囲される空間は四角ナット16の形状に合わせて形成
されている。また、第2及び第4側壁48b,48dの
下端には、四角ナット16の落下を防止するための支持
部49がそれぞれ形成されている。このような形状を有
するバスバー47に対して、四角ナット16をその下側
(図6の下側)から押し込むことで、上記支持部49を
内側に弾性変形させ、同ナット16は第1〜第5側壁4
8a〜48eの内壁面によって包囲される空間内に収容
される。このように、ナット収容部12そのものをなく
すことで、特に製造コストを低減することができる。
【0033】・前記実施形態においては、四角ナットを
採用したが、これは、例えば六角ナットなど、その他の
多角形状のナットを採用してもよい。次に、以上の実施
の形態から把握することができる請求項以外の技術的思
想を、その効果とともに以下に記載する。
【0034】(イ)樹脂製の箱本体内に多角形状のナッ
トと、該ナットにボルト締めにて固定されるバスバーと
を備え、該ナットは該ナットの外周側の各端面に当接す
る複数の回り止め壁によって連れ回りが防止されている
電気接続箱において、前記複数の回り止め壁は前記バス
バーを前記ナットの当該端面に沿って屈曲して形成され
たことを特徴とする電気接続箱。
【0035】同構成によれば、複数の回り止め壁はバス
バーをナットの当該端面に沿って屈曲して形成してい
る。上記複数の回り止め壁を、例えば箱本体に一体形成
した場合、同箱本体は樹脂製であるため、同回り止め壁
をナットの連れ回りを防止する強度を有するように形成
する場合、その幅を大きく設定する必要がある。一方、
バスバーは金属製であるため、回り止め壁は上記幅より
も小さくてもナットの連れ回りを防止する十分な強度を
有する。従って、上記複数の回り止め壁を、上記箱本体
に一体形成した場合にナットの端面から外側に突出する
幅に比べ、同端面から外側に突出する幅を小さくするこ
とができる。このため、電気接続箱を小型化することが
できる。また、箱本体に別途ナットを配置するための形
状を必要としないため、製造コストを低減することがで
きる。
【0036】(ロ)請求項1、2及び上記(イ)のいず
れか1に記載の電気接続箱において、前記ナットは四角
ナットであることを特徴とする電気接続箱。同構成によ
れば、ナットは四角ナットとされる。
【0037】
【発明の効果】請求項1に記載の発明では、複数の回り
止め壁のうち、少なくとも1つの回り止め壁はバスバー
をナットの当該端面に沿って屈曲したバスバー側回り止
め壁によって形成しており、残りの回り止め壁は箱本体
と一体に設けた箱本体側回り止め壁によって形成してい
る。箱本体は樹脂製であるため、同箱本体と一体に設け
た箱本体側回り止め壁をナットの連れ回りを防止する強
度を有するように形成する場合、その幅を大きく設定す
る必要がある。一方、バスバーは金属製であるため、バ
スバー側回り止め壁は上記幅よりも小さくてもナットの
連れ回りを防止する十分な強度を有する。従って、例え
ばナットの当該端面に対してバスバー側回り止め壁に代
えて本体側回り止め壁と同様の回り止め壁を設けた場合
に同端面から外側に突出する幅(本体側回り止め壁の
幅)に比べ、同端面から外側に突出する幅(バスバー側
回り止め壁の幅)を小さくすることができる。このた
め、電気接続箱を小型化することができる。
【0038】請求項2に記載の発明では、バスバー側回
り止め壁には、同バスバー側回り止め壁を箱本体側回り
止め壁に保持する保持部が形成されている。従って、バ
スバー側回り止め壁は箱本体側回り止め壁に確実に保持
され、ナットの連れ回りをより確実に防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電気接続箱の一実施形態を示す断
面図。
【図2】図1の2−2線に沿った断面図。
【図3】同実施形態のバスバーを示す斜視図。
【図4】本発明に係る電気接続箱の別例を示す断面図。
【図5】本発明に係る電気接続箱が備えるバスバーの別
例を示す展開図。
【図6】同バスバーを示す斜視図。
【図7】従来の電気接続箱の一実施形態を示す断面図。
【図8】図7の8−8線に沿った断面図。
【符号の説明】
11…ロアケース、12b…第1側壁、12c…第2側
壁、12d…第3側壁、14…係合突起、16…四角ナ
ット、21…バスバー、23…回り止め壁、24…保持
部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂製の箱本体内に多角形状のナット
    と、該ナットにボルト締めにて固定されるバスバーとを
    備え、該ナットは該ナットの外周側の各端面に当接する
    複数の回り止め壁によって連れ回りが防止されている電
    気接続箱において、 前記複数の回り止め壁のうち、少なくとも1つの回り止
    め壁は前記バスバーを前記ナットの当該端面に沿って屈
    曲したバスバー側回り止め壁によって形成されており、
    残りの回り止め壁は前記箱本体と一体に設けた箱本体側
    回り止め壁によって形成されたことを特徴とする電気接
    続箱。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電気接続箱におい
    て、 前記バスバー側回り止め壁には、該バスバー側回り止め
    壁を前記箱本体側回り止め壁に保持する保持部が形成さ
    れたことを特徴とする電気接続箱。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200446697Y1 (ko) 2007-12-31 2009-11-23 한국단자공업 주식회사 박스의 너트설치구조
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