JP2000208934A - 電子部品実装品とその製造方法、およびこれに用いるはんだ - Google Patents

電子部品実装品とその製造方法、およびこれに用いるはんだ

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 環境負荷の低減に好ましいはんだを用いて、
良好な接合特性を有する電子部品実装品を提供する。 【解決手段】 1〜5重量%のビスマスと、0〜5重量
%の金、銀、銅、パラジウム、白金、ロジウム、イリジ
ウム、ルテニウムおよびオスミウムから選ばれる少なく
とも1種の金属とを含み、残部が実質的に錫からなる組
成を有する金属皮膜を形成した電子部品の端子を、1〜
5重量%のビスマスと、0〜5重量%の上記金などから
選ばれる少なくとも1種の金属とを含み、残部が実質的
に錫からなり、鉛が2重量%未満である組成を有するは
んだを用いて基板に接合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉛による環境負荷
を低減した電子部品実装品とその製造方法、およびこれ
に用いるはんだに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子部品をプリント配線基板に実
装するための接合用はんだとしては、鉛(Pb)と錫
(Sn)との合金が広く用いられてきた。また、実装を
容易にするために、電子部品の電極端子には、はんだと
同じ成分、すなわちPbとSnとからなる金属皮膜がメ
ッキなどにより形成されていた。
【0003】近年、Pbの有する毒性やPb使用品のリ
サイクルの困難さに鑑みて、Pbを使用しない電子機器
製品の開発が進められている(例えば、実装エレクトロ
ニクス学会誌,vol.1 pp275〜277(1998))。電子部品を
接合するためのはんだとしても、Sn−Cu系、Sn−
Ag糸、Sn−Zn系、Sn−Bi系など各種の鉛フリ
ーはんだが提案されている。
【0004】例えば、特開平8−323495号公報に
は、Sn−Zn−Bi−In系の鉛フリーはんだが開示
されている。同公報には、例えば、Snメッキを施した
電子部品のリードを、Sn−5Zn−10Bi−5In
はんだ(各元素記号の数値は重量%、ただし、Snは残
部を占める。以下同様)を用いて基板にリフロー実装し
た例が開示されている。この例では、フィレット部の形
成が良好ではなかったことが報告されている。また、は
んだ箔を用いた実装例であるが、Cr−Ni−Auなど
のメタライズを施した基板上に、Sn−8Zn−4Bi
−10In−1Agはんだ箔を用いてパワーモジュール
を実装した例が開示されている。
【0005】一方、特開平10−13015号公報に
は、鉛を含むはんだ実装品から鉛を回収する方法が開示
されている。この方法は、はんだ実装品をウェーブソル
ダリング装置内の鉛フリーはんだに浸漬して鉛を回収す
るものである。鉛を回収するために使用される鉛フリー
はんだとしては、Sn−Bi系、Sn−Bi−Ag系、
Sn−Bi−Zn系、Sn−Ag系が挙げられており、
具体的には、Sn−58Bi共晶はんだ、Sn−15B
i、Sn−5Bi、Sn−10Bi−3Agはんだなど
を、基板の耐熱性などに応じて使い分けることが開示さ
れている。このように、鉛フリーはんだを用いて鉛を回
収する検討もなされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】鉛フリーはんだは、環
境負荷を低減させる上では好ましい材料であるが、はん
だぬれ性、フィレット形状、接合強度など接合特性の面
では、Pb−Sn系はんだに劣っている。これらの接合
特性は、実用上極めて重要であるが、鉛フリーはんだが
上記のように各種存在することもあり、特に、鉛フリー
はんだと電子部品の端子に形成される金属皮膜との組み
合わせについては未だ十分に検討されていない。
【0007】そこで、本発明は、接合特性を総合的な観
点から良好に保ち、かつ環境負荷の低減にも好ましいは
んだを提供することを目的とする。また、はんだと電子
部品の端子に形成される金属皮膜との好ましい組み合わ
せにより、優れた接合特性を発揮する電子部品実装品と
その製造方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するべ
く、本発明の電子部品実装品は、電子部品の端子をはん
だを用いて基板に接合した電子部品実装品であって、前
記端子と前記基板との接合部が、1〜5重量%のビスマ
スと、0〜5重量%の金、銀、銅、パラジウム、白金、
ロジウム、イリジウム、ルテニウムおよびオスミウムか
ら選ばれる少なくとも1種の金属とを含み、残部が実質
的に錫からなり、鉛が2重量%未満である組成を有する
ことを特徴とする。
【0009】本発明の電子部品実装品によれば、はんだ
ぬれ性、フィレット形状、接合強度などにおいて優れた
特性を実現できる。
【0010】本発明の電子部品実装品においては、端子
と基板との接合部が、1〜5重量%の金、銀、銅、パラ
ジウム、白金、ロジウム、イリジウム、ルテニウムおよ
びオスミウムから選ばれる少なくとも1種の金属を含む
ことが好ましい。また、実質的には鉛を含まないことが
好ましい。さらに、ビスマスの含有量は、1〜3重量%
が好ましい。
【0011】また、本発明の電子部品実装品の製造方法
は、1〜5重量%のビスマスと、0〜5重量%の金、
銀、銅、パラジウム、白金、ロジウム、イリジウム、ル
テニウムおよびオスミウムから選ばれる少なくとも1種
の金属とを含み、残部が実質的に錫からなる組成を有す
る金属皮膜を形成した電子部品の端子を、1〜5重量%
のビスマスと、0〜5重量%の金、銀、銅、パラジウ
ム、白金、ロジウム、イリジウム、ルテニウムおよびオ
スミウムから選ばれる少なくとも1種の金属とを含み、
残部が実質的に錫からなり、鉛が2重量%未満である組
成を有するはんだを用いて基板に接合することを特徴と
する。
【0012】本発明の製造方法によれば、はんだと金属
皮膜との良好な組み合わせにより、はんだぬれ性、フィ
レット形状、接合強度などにおいて優れた特性を発揮す
る電子部品実装品を提供できる。
【0013】本発明の電子部品実装品の製造方法におい
ては、金属皮膜およびはんだの少なくとも一方が、1〜
5重量%の金、銀、銅、パラジウム、白金、ロジウム、
イリジウム、ルテニウムおよびオスミウムから選ばれる
少なくとも1種の金属を含むことが好ましい。また、金
属皮膜およびはんだの少なくとも一方が、1〜3重量%
のビスマスを含むことが好ましい。さらに、金属皮膜お
よびはんだが、実質的に鉛を含まないことが好ましい。
【0014】また、本発明の電子部品実装用はんだは、
1〜5重量%のビスマスと、1〜5重量%の金、銀、
銅、パラジウム、白金、ロジウム、イリジウム、ルテニ
ウムおよびオスミウムから選ばれる少なくとも1種の金
属と、残部が実質的に錫からなり、鉛が2重量%未満で
あることを特徴とする。
【0015】本発明の電子部品実装用はんだは、本発明
の上記実装品および製造方法を提供するために特に好適
な組成を有する。
【0016】本発明のはんだは、実質的に鉛を含まない
ことが好ましい。また、1〜3重量%のビスマスを含む
ことが好ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
について説明する。なお、以下の説明において、組成表
示に用いる%表示はすべて重量%である。
【0018】まず、はんだおよび金属皮膜について説明
する。はんだは、Snを主成分とし、さらにBiを必須
成分として含んでいる。Biの含有量は、1〜5%、好
ましくは1〜3%である。Biを添加することにより、
はんだの融点が低下し、低温域での接着が可能となる。
また、はんだのぬれ性、および環境の温度変化に対する
信頼性(以下、単に「信頼性」という)が向上する。さ
らに、フィレット形状も改善される。一方、Biの含有
量が5%を超えると、信頼性や接合強度が低下する場合
がある。
【0019】さらに、上記はんだには、金(Au)、銀
(Ag)、銅(Cu)、パラジウム(Pd)、白金(P
t)、ロジウム(Rh)、イリジウム(Ir)、ルテニ
ウム(Ru)およびオスミウム(Os)から選ばれる少
なくとも1種の金属が0〜5%、好ましくは1〜5%の
範囲で添加される。これらの金属を添加することによ
り、はんだ粒子を小さくすることができる。また、フィ
レット形状なども改善される。一方、これらの金属の含
有量が5%を超えると、融点が高くなるために実装温度
を高くする必要が生じる。また、特に貴金属を5%以上
用いると材料費が高額となる。
【0020】なお、上記金属の中では、Au,Ag,C
u,PdおよびPtが好ましく、Ag、Cuがさらに好
ましい。
【0021】このはんだは、基本的には、Pbを含まな
いように調製されるが、微量の不純物としてPbが含有
されることもある。また、フロー実装の場合には、Pb
を含有する端子から、Pbがはんだに流入するおそれも
ある。
【0022】Pbは、SnおよびBiと、Pb:2〜6
%、Bi:4〜6%、Sn:残部の組成範囲において、
低融点物質(固相線:98℃)を形成する。この低融点
物質が存在すると、接合の信頼性が低下する。したがっ
て、Pbは、はんだに含有されないことが好ましいが、
混入したとしても、2%未満となるように管理すること
が好ましい。
【0023】電子部品の端子には、はんだと同様、Sn
を主成分とする金属皮膜が予め形成される。この金属皮
膜は、Biを必須成分として含んでいる。Biの含有量
は、1〜5%、好ましくは1〜3%である。Biを添加
することにより、はんだ付け性が改善され、ウイスカー
の発生も抑制される。一方、Biの含有量が5%を超え
ると、特にフロー実装の際にはんだ中に流出して信頼性
や接合強度を低下させるおそれがある。
【0024】さらに、金属皮膜には、はんだと同様、金
(Au)、銀(Ag)、銅(Cu)、パラジウム(P
d)、白金(Pt)、ロジウム(Rh)、イリジウム
(Ir)、ルテニウム(Ru)およびオスミウム(O
s)から選ばれる少なくとも1種の金属が0〜5%、好
ましくは1〜5%の範囲で添加される。これらの金属を
添加することにより、はんだ付け性などが改善される。
一方、これらの金属の含有量が5%を超えると、材料費
が高額となる。
【0025】このように、はんだのみならず金属皮膜に
もBiなどを添加することにより、はんだと端子の金属
皮膜とは、ともにSnを主成分とし、少なくともBiを
含む組成を有することになる。はんだと金属皮膜とを同
種の成分とすると、電子部品と基板との接合時における
成分移動が少なくなるために、短時間で接合させること
ができる。また、接合部の表面の均一性も向上する。
【0026】以下、本発明の電子部品実装品の例を図面
を用いて説明する。図1は、フロー実装により電子部品
を実装した例であり、図2は、リフロー実装による例で
ある。いずれの場合も、電子部品5,7は、その端子
6,8に形成された金属皮膜2に接着したはんだ1によ
り、プリント配線基板3の銅箔(ランド)部4上に接合
されている。
【0027】このように、本発明における電子部品の実
装には、フロー実装、リフロー実装のいずれを用いても
構わない。フロー実装、リフロー実装の条件にも特に制
限はないが、実装の条件は、例えば、フロー実装ではロ
ジン系のフラックスを用い、ピーク温度250〜270
℃で5〜10秒間処理、リフロー実装ではMAタイプの
フラックスを用い、ピーク温度230〜250℃、保持
時間10〜20秒間とすればよい。
【0028】
【実施例】以下、本発明を実施例によりさらに詳細に説
明するが、本発明は以下の実施例により制限されるもの
ではない。
【0029】表1に示した各種組成のはんだを用い、同
じく表1に示した各種組成の金属皮膜を形成した端子を
備えた電子部品を基板に接合し、図1に示したような断
面を有する実装品を作製した。
【0030】基板としては、厚さ35μmの銅箔をラン
ド部として形成した紙フェノール基板を用いた。電子部
品の端子には、メッキ(Sn−Biなど2成分系)また
はディッピング(Sn−Bi−Ag−Cuなど4成分
系)により金属皮膜を形成した。なお、電子部品の端子
の寸法は、長さ3mm、幅1mm、厚さ0.3mmとし
た。また、電子部品の実装は、フロー実装により行っ
た。フロー実装は、ロジン系のフラックスを用い、大気
中、ピーク温度260℃で5秒間処理することにより行
った。
【0031】こうして作製した実装品について、各種接
合特性を評価した。接合特性の評価項目は、以下のとお
りである。
【0032】・はんだぬれ性 230℃のはんだ浴に3秒間浸漬させ、はんだとのなじ
みを観察した。はんだとなじんでいる面積が、95%以
上をA、90%以上95%未満をB、85%以上90%
未満をC、85%未満をDとした。なお、はんだ浴のは
んだは、Sn/20Biを用いた。
【0033】・フィレット形状 接合部の断面を#100〜1000の研磨紙および#3
000の研磨個を用いて金属顕微鏡を用いて観察した。
この断面形状のはんだが、図1に示したように、プリン
ト基板から電極端子に向かって円錐型(富士山型)に盛
り上がっている場合をA、若干型が崩れている場合を
B、部分的に接着していない場合をC、全く接着してお
らず盛り上がりがない場合をDとした。
【0034】・接合強度 電子部品を基板に垂直な方向に引っ張り、電子部品が基
板から脱離したときの力を測定した。この力が4kgf
を超える場合をA、3〜4kgfである場合をB、3k
gf未満である場合をCとした。
【0035】・破断面の状態 上記接合強度試験により破断した面を走査型電子顕微鏡
を用いて観察した。破断箇所がはんだ接合部以外の場合
をA、電極端子とはんだとの界面である場合をB、はん
だ内部での破断をCとした。
【0036】・信頼性 −55℃〜150℃の温度サイクル試験を実施した。最
低温度、最高温度で各5分間保持する工程を1サイクル
として500サイクルの試験を行った。接合強度を試験
後、接合強度を測定し、電子部品が脱離したときの力に
より、上記と同様の基準を用いて評価した。
【0037】
【表1】
【0038】なお、上記評価基準A〜Dは、すべて実用
上全く問題がないレベルをA、Bとしている。
【0039】表1に示したように、従来の鉛含有組成を
用いた場合を除いては、はんだと金属皮膜とがともに、
Sn−1〜5Bi−1〜5M(Mは貴金属または銅)で
あるときに、全体として良好な接合特性を得ることがで
きた。また、はんだのビスマス含有量が1〜3%である
ときに、さらに優れた接合特性を得ることができた。
【0040】なお、上記フロー実装では、電子部品の接
合部は、電極端子の金属皮膜1重量部に対して接合用は
んだ30〜100重量部が含まれていた。一方、上記と
同様の金属皮膜およびはんだを用いたリフロー実装(2
40℃、10秒間)では、金属皮膜1重量部に対して接
合用はんだ2〜5重量部が含まれていた。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
良好な接合特性を備えた電子部品実装品を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の電子部品実装品の一形態(フロー実
装品)を示す断面図である。
【図2】 本発明の電子部品実装品の一形態(リフロー
実装品)を示す断面図である。
【符号の説明】
1 接合用はんだ 2 金属皮膜 3 プリント配線基板 4 ランド部 5,7 電子部品 6,8 端子

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品の端子をはんだを用いて基板に
    接合した電子部品実装品であって、前記端子と前記基板
    との接合部が、1〜5重量%のビスマスと、0〜5重量
    %の金、銀、銅、パラジウム、白金、ロジウム、イリジ
    ウム、ルテニウムおよびオスミウムから選ばれる少なく
    とも1種の金属とを含み、残部が実質的に錫からなり、
    鉛が2重量%未満である組成を有することを特徴とする
    電子部品実装品。
  2. 【請求項2】 端子と基板との接合部が、1〜5重量%
    の金、銀、銅、パラジウム、白金、ロジウム、イリジウ
    ム、ルテニウムおよびオスミウムから選ばれる少なくと
    も1種の金属を含む請求項1に記載の電子部品実装品。
  3. 【請求項3】 端子と基板との接合部が実質的に鉛を含
    まない請求項1または2に記載の電子部品実装品。
  4. 【請求項4】 1〜5重量%のビスマスと、0〜5重量
    %の金、銀、銅、パラジウム、白金、ロジウム、イリジ
    ウム、ルテニウムおよびオスミウムから選ばれる少なく
    とも1種の金属とを含み、残部が実質的に錫からなる組
    成を有する金属皮膜を形成した電子部品の端子を、1〜
    5重量%のビスマスと、0〜5重量%の金、銀、銅、パ
    ラジウム、白金、ロジウム、イリジウム、ルテニウムお
    よびオスミウムから選ばれる少なくとも1種の金属とを
    含み、残部が実質的に錫からなり、鉛が2重量%未満で
    ある組成を有するはんだを用いて基板に接合することを
    特徴とする電子部品実装品の製造方法。
  5. 【請求項5】 金属皮膜およびはんだの少なくとも一方
    が、1〜5重量%の金、銀、銅、パラジウム、白金、ロ
    ジウム、イリジウム、ルテニウムおよびオスミウムから
    選ばれる少なくとも1種の金属を含む請求項4に記載の
    電子部品実装品の製造方法。
  6. 【請求項6】 金属皮膜およびはんだが実質的に鉛を含
    まない請求項4または5に記載の電子部品実装品の製造
    方法。
  7. 【請求項7】 金属皮膜およびはんだの少なくとも一方
    が、1〜3重量%のビスマスを含む請求項4〜6のいず
    れかに記載の電子部品実装品の製造方法。
  8. 【請求項8】 1〜5重量%のビスマスと、1〜5重量
    %の金、銀、銅、パラジウム、白金、ロジウム、イリジ
    ウム、ルテニウムおよびオスミウムから選ばれる少なく
    とも1種の金属と、残部が実質的に錫からなり、鉛が2
    重量%未満である組成を有することを特徴とする電子部
    品実装用はんだ。
  9. 【請求項9】 実質的に鉛を含まない請求項8に記載の
    電子部品実装用はんだ。
  10. 【請求項10】 1〜3重量%のビスマスを含む請求項
    8または9に記載の電子部品実装用はんだ。
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