JP2000208353A - ダイオ―ドスプリット高電圧トランス - Google Patents

ダイオ―ドスプリット高電圧トランス

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JP2000208353A
JP2000208353A JP11370638A JP37063899A JP2000208353A JP 2000208353 A JP2000208353 A JP 2000208353A JP 11370638 A JP11370638 A JP 11370638A JP 37063899 A JP37063899 A JP 37063899A JP 2000208353 A JP2000208353 A JP 2000208353A
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chambers
voltage
voltage transformer
chamber
winding
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JP11370638A
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Walter Dipl Ing Goseberg
ゴーゼベルク ヴァルター
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Deutsche Thomson Brandt GmbH
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダイオードスプリット高電圧トランスにおい
て、著しくコンパクトに構成し、かつ妨害放射に対し良
好な遮蔽をもつようにする。 【解決手段】 高電圧巻線W2〜W5を有するチャンバ
Cが1次巻線W1の下におかれ、コイルボビン9の内部
中空室11の面に導電性コーティング15が設けられて
いる。チャンバCの適切な配置および結線によって、合
計するとほぼゼロになる誘導電流が高電圧トランス動作
中に発生する振動により導電性コーティング15に引き
起こされる。たとえばチャンバC1〜C12をダイオー
ド3,4に関して対称に配置および結線して、振動によ
り導電性コーティング15に対ごとに同じ振幅をもつが
逆相の誘導電流が発生するようにし、このことでそれら
の誘導電流が相殺される。チャンバ底部の厚さを等しく
しすべてのチャンバの巻回数を同じにすることで、量子
化された振幅をもつ誘導電流を発生させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コアと1次巻線と
高電圧巻線が設けられており、該高電圧巻線はコイルボ
ビンのチャンバ内に配置されている形式のダイオードス
プリット高電圧トランスに関する。このような形式の高
電圧トランスの構造ならびにそれらのチャンバの巻回に
ついては、たとえばヨーロッパ特許出願 EP-B-0 529 41
8 に記載されている。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン装置あるいはコンピュータ
モニタにおける高電圧トランスは比較的高価な部品であ
り、したがって動作の安全性を下げることなくその製造
を簡単にすることが望ましい。優先権の日付後に公開さ
れた特許出願PCT/EP98/03882にすでに記
載されている高電圧トランスによれば、1次巻線の下方
において1次巻線とコアとの間に高電圧巻線が設けられ
ており、これによってそのトランスは非常にコンパク
ト、軽量かつ安価になる。高電圧のフラッシュオーバと
コロナ作用を防止するため、このトランスはコイルボビ
ンとコアの間にたとえば導電性コーティングなどの分離
部材を有している。
【0003】さらに望まれるのは、高電圧トランスがで
きるかぎり妨害放射を送出しないことである。それとい
うのも、半導体回路を高度に集積させることによりテレ
ビジョン装置のシャーシが最近では非常にコンパクトに
なってきており、そのためチューナ回路へ入射されてし
まう可能性があるからである。殊にこの場合、ダイオー
ドスプリットトランスが問題をはらんでいる。なぜなら
ばそのようなトランスの場合、高電圧巻線が外側に位置
しており、いかなるシールドも設けられていないかまた
はシールドがきわめて煩雑なものであり問題点が多いか
らである。たとえばヨーロッパ特許出願 EP-A-0 735 55
2 や EP-A-0 729 160 から、このような妨害放射ないし
は不所望な振動を抑えるための措置が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の課
題は、冒頭で述べた形式のダイオードスプリット高電圧
トランスにおいて、著しくコンパクトに構成し、かつ妨
害放射に対し良好な遮蔽をもつようにする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によればこの課題
は、高電圧巻線を有する前記チャンバは、1次巻線の下
におかれており、コイルボビンの内部中空室の面に導電
性コーティングが設けられており、チャンバの相応の配
置と結線によって、合計するとほぼゼロになる誘導電流
が高電圧トランス動作中に発生する振動により導電性コ
ーティングに引き起こされることにより解決される。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明によるダイオードスプリッ
ト高電圧トランスはコアと1次巻線と高電圧巻線を有し
ており、その際、高電圧巻線は1次巻線の下に設けられ
ており、ないしはケーシングに関していえば1次巻線の
中に設けられている。この場合、高電圧巻線はコイルボ
ビンのチャンバ内に配置されていて、コイルボビンとコ
アとの間においてコイルボビン内部中空室の面に、コロ
ナ作用が防止されるよう導電性コーティングが施されて
いる。高い電界が空気または空気包有物に加わったとき
に殊にコロナ作用が発生し、それによってオゾンが生成
される。オゾンは化学的に非常に侵食性があり、コイル
ボビンや絶縁材を破壊してしまう。導電性コーティング
によって、高電圧巻線とコアとの間で電界を完全に遮蔽
することができるので、導電性コーティングと高電圧巻
線との間には高電圧トランス稼働中、高い電界を伴う空
気包有物や空隙が生じないようになる。
【0007】導電性コーティングは有利には薄い層であ
り、コロイドグラファイトが含まれている。これは溶媒
中にコロイドグラファイトと接着剤を有する液体噴霧剤
を噴霧することにより、コイルボビン内壁にノズルを用
いて簡単に塗布することができる。しかし導電性コーテ
ィングを、コイルボビン内壁に密に当接する金属被覆フ
ィルムとしてもよいし、あるいはコアとコイルボビンと
の間の間隙を導電材料で鋳込むことにより形成してもよ
い。導電性コーティングについての詳細は、PCT/EP/ 98
/03882 に記載されており、それを参照のこと。
【0008】殊に高電圧トランスのダイオードは、高電
圧巻線を有するチャンバの間や上方ではなくチャンバの
外側に配置されており、その結果、1次巻線をそれ相応
の絶縁層も考慮してチャンバの上にじかに配置させるこ
とができるようになるし、高電圧巻線が1次巻線によっ
て完全に覆われるよう密に巻回されるようになる。
【0009】これにより、コイルボビンの下側で導電性
コーティングとともに高電圧巻線に対する優れた遮蔽が
実現される。しかも、2つおよび4つのダイオードを有
する高電圧トランスにおいていずれにせよ、一方の外側
のチャンバはアースと接続され、他方の外側のチャンバ
は高電圧端子として設けられるように構成されるので、
高電圧トランスは側方でも、ないしは直立形の設計であ
れば上や下に向かっても、完全に遮蔽されることにな
る。
【0010】導電性コーティングの遮蔽作用のために
は、それをアースするかまたは一定の電位につないでお
く必要がある。しかしながら、薄い電気的なコーティン
グを金属導体と問題なく接触させることができないこと
が判明した。その理由は、それは単に留めることしかで
きず、はんだづけできないからであるし、また、導体を
点接触させることしかできないし、あるいは導電性コー
ティングの非常に狭い面積にしか接触させることができ
ないからである。渦電流を避けるため導電性コーティン
グはきわめて高インピーダンスであるから、補償電流に
よってアース接続との接点部分が破損してしまう可能性
がある。コイルボビンの長さ方向における導電性コーテ
ィングの抵抗測定によれば、設計に応じて20kΩ〜2
MΩになる。
【0011】しかし、ダイオードスプリット高電圧トラ
ンスの稼働中、殊にダイオードの阻止フェーズにおいて
発生する振動により導電性コーティングに、互いに相殺
されて和がゼロになる電流が誘導されるよう、各チャン
バを配置しかつダイオードと結線すれば、、そのような
アース接続を避けることができる。これはたとえば次の
ようにして達成される。すなわち、各チャンバにおいて
同じ振幅であるが逆相で妨害振動が発生するようにし、
チャンバと導電性コーティングとの間の容量が等しくな
るようにし、その結果、導電性コーティングにおいて誘
導電流が補償されるようにすることによって達成され
る。有利には偶数個のチャンバが用いられ、量子化され
た振幅をもつ振動が発生するよう、それらはすべて同じ
巻回数または少なくとも対ごとに同じ巻回数を有してい
る。各チャンバどおしの接続およびチャンバとダイオー
ドとの接続により、1つの方向で上昇する振幅または減
少する振幅をもつ振動が発生するようになり、同じ振幅
の振動をもつそれぞれ2つのチャンバの補償電流が、導
電性コーティングにおいて相殺されるようになる。
【0012】この場合、高電圧トランスの中央における
チャンバグループは2つのチャンバの間にパルスのない
接続部分を有しており、有利にはこれを受像管の集束用
端子に用いることができる。ここでチャンバの巻回にあ
たり留意しなければならないのは、まだ満たされていな
いチャンバが線材によって覆われないようにし、また、
チャンバの巻回方向を一様にすることである。
【0013】補償電流が相殺されるので、導電性コーテ
ィングのためのアース端子を省略しても、高電圧巻線に
発生する振動の妨害放射が遮蔽される。殊にチャンバ底
部は等しい厚さでありたとえば1mmであって、その結
果、チャンバと導電性コーティングとの間に発生する容
量が等しくなる。さらに、補償電流の最終的なゼロ平衡
調整を個々のチャンバにおける種々の巻回数により行う
ことができ、このようにして残留するパルス電圧を40
Vからほぼ0Vまで低減することができる。その際、監
視のため補償電流を導電性コーティングと基準電位たと
えばアースとの間で測定することができる。理想的な補
償が行われているならば、これはゼロになる。
【0014】2つのダイオードを備えた高電圧トランス
の場合、高電圧巻線を備えたチャンバが両方のダイオー
ドによって3つのグループに分けられ、それら2つのダ
イオードの両側で最大パルス電圧が発生し、中央のチャ
ンバから集束用端子が引き出され、そこにはパルス電圧
は発生しない。
【0015】3つおよび4つのダイオードを備えた高電
圧トランスの場合も、各チャンバのそれ相応の配置構成
と結線ないしは巻回によって導電性コーティングにおけ
る誘導電流が補償されるようになり、その結果、それら
の場合でもアース端子を省略することができる。この場
合も各チャンバはやはり、同じ振幅をもつが逆相で振動
が発生するように構成されている。これらの構成でも交
流電圧のない集束用電圧を取り出すことができるよう、
偶数個のチャンバをもつ中央のグループが設けられてい
る。
【0016】したがって本発明による高電圧トランス
は、実際に妨害放射なく動作するので、最近のテレビジ
ョン装置やモニタシャーシに適している。妨害放射が漂
遊してチューナ回路に入り込むことをもはや危惧する必
要がない。また、信頼性のある設計をしようとすると複
雑になり、そのため高電圧トランスのコストを高めてい
た導電性コーティングの接触接続を避けることができ
る。
【0017】次に、図面を参照しながら実施例に基づき
本発明について詳しく説明する。
【0018】
【実施例】図1には、1次巻線W1と高電圧巻線W2〜
W4を備えた高電圧トランスTrが描かれている。この
場合、高電圧巻線は部分巻線W2,W3a,W3b,W
4に分けられており、第1の部分巻線と第2の部分巻線
の間ならびに第3の部分巻線と第4の部分巻線の間に、
整流用の高電圧ダイオード3または4がそれぞれ介在接
続されている。また、第2の部分巻線W3aと第3の部
分巻線W3bの間には、受像管7の集束電極に対して高
電圧を供給するタップFが引き出されている。部分巻線
W2の終端は基準電位G通常はアースにつながってお
り、部分巻線W4の終端には高電圧UHが発生し、これ
は受像管7を作動させるために端子のところで引き出さ
れている。
【0019】通常、高電圧は接続ケーブルのケーブル容
量および受像管7の容量により平滑化され、そのことを
ここではキャパシタ6により表している。この容量は一
般的に数nFであり、したがて高電圧トランスの妨害パ
ルスについて高電圧は直流電圧の電位を成すことにな
る。1次巻線W1の一方の端部は動作電圧UBとつなが
っており、他方の端部はスイッチングトランジスタ2と
接続されており、このトランジスタは制御信号1によっ
て周期的にオン/オフされる。さらにこの高電圧トラン
スはコアKを有しており、一般にE/EまたはE/Iフ
ェライトコアを有している。
【0020】スイッチングトランジスタ2は水平帰線期
間における短時間、阻止される。これにより高電圧トラ
ンスTrに対し高いパルス負荷が発生し、このことはそ
の構造によって考慮されなければならない。図1による
装置構成の場合、整流ダイオード3,4が高電圧トラン
スの各部分巻線間に接続されているので、高電圧巻線の
外側の端部には交流電圧成分のないことがわかる。なぜ
ならば、それらの端部は直流電圧電位GとUHにおかれ
ているからである。このためパルス状の負荷はダイオー
ドと隣り合った部分巻線に主として加わり、ダイオード
3とダイオード4の接続部分において最大であり、しか
しそれらは逆相である。
【0021】パルス電圧の個々の配分については、図3
を参照しながら説明する。
【0022】図2の断面図にはコイルボビン9が描かれ
ており、これには1次巻線W1も部分巻線W2〜W4に
分割された高電圧巻線も収容され、その際、部分巻線W
2〜W4は1次巻線W1の下におかれる。コイルボビン
9は軸線方向の内部中空室11を有しており、ここに
(図示されていない)フェライトコアが挿入される。さ
らにこのコイルボビン9は多数のチャンバCこの実施例
では12個のチャンバを有している。これらのチャンバ
の底部は中空室の方向に向かって約1mmの厚さを有し
ており、それらのチャンバに高電圧巻線の部分巻線W2
〜W4が巻回される。ここでは、互いに隣り合う3つの
チャンバにそれぞれ部分巻線W2,W3,W3b、W4
が対応づけられている。
【0023】チャンバCの上に絶縁層10が設けられて
おり、この実施例ではこの絶縁層はシート巻線のいくつ
かの層によって構成されている。この絶縁層10のすぐ
上に、密に巻回された1つまたは複数の層で1次巻線が
巻回されている。これに加えて1次巻線W1の上に、さ
らに直流電圧を発生させるために補助巻線WHが設けら
れている。有用な線材の太さは、たとえば1次巻線W1
については0.335mmあるいはそれ以上太く、高電
圧巻線については0.05mmのエナメル銅線である。
【0024】シート巻線に対する代案として、1次巻線
と高電圧巻線との間に絶縁層としてプラスチックスリー
ブを設けることも可能であり、これはコイルボビン9の
上で高電圧巻線W2〜W4といっしょに押すことができ
る。この場合、1次巻線を補助巻線といっしょにこのプ
ラスチックスリーブの上にじかに巻くことができる。PC
T/EP 98/03882 に記載されているようにダイオードを適
切に配置することにより、スリーブを使用してもコイル
ボビン全体を著しくコンパクトに抑えることができる。
その際、スリーブは高電圧巻線W2〜W4のチャンバC
の上に形状に合わせて結合されて配置され、それらを完
全に覆っている。
【0025】コイルボビン9はこの実施例ではチャンバ
端部に、シート巻線10および1次巻線W1を収容する
ためのサイドエッジ13を有している。この突出部分に
つづいてその外側にさらに2つのチャンバ14,16が
設けられており、これらは2つのダイオード3,4を収
容するために用いられる。ダイオード3,4は、対応す
る巻線の線材を介して高電圧巻線の各部分巻線W2〜W
4と接続されている。
【0026】このように構成することで、チャンバCは
高電圧巻線とともに1次巻線W1により完全に覆われ絶
縁層によって分離される。その結果、スイッチングトラ
ンジスタ2のスイッチングにより発生し1次巻線W1と
高電圧巻線の巻回数比による変圧比で昇圧される強い高
周波妨害放射に対し、低インピーダンスの1次巻線W1
は効果的な遮蔽作用をもつことになる。ダイオード3,
4が阻止されると、妨害振動は部分巻線W2〜W4の各
々においてそれぞれ異なる振動に分離され、その際、振
動周波数は各部分巻線の漂遊インダクタンスと漂遊容量
に依存する。
【0027】この実施例の場合では(図示されていな
い)コアの脚部がおかれているコイルボビン9の内部中
空室11の面全体に導電性コーティング15が施されて
おり、これはたとえばコアとの接触によりアースしてお
くことができる。導電性コーティングとして有利にはコ
ロイドグラファイト層を用いることができ、これは噴霧
プロセスによって被着させることができ、高インピーダ
ンスを有している。フェライトコアとコイルボビン9と
の間の間隙が空気で満たされること自体不可避である
が、これによってその間隙が高電圧に対して遮蔽される
ので、この措置によってコロナ形成が完全に抑圧される
ようになる。コーティングの導電率は、そこに渦電流が
発生しないような度合いに選定される。
【0028】コロイドグラファイト層は有利には液体噴
霧剤によって被着させることができる。この場合、液体
噴霧剤は溶媒中にコロイドグラファイトと接着剤を有し
ており、付着性を高めるためコイルボビン9のプラスチ
ックを付加的に簡単に溶解させるものである。この噴霧
はたとえば、コイルボビン9の中空室11の中を通って
案内され半径方向に噴霧を行うノズルを用いて簡単に実
施することができる。
【0029】コイルボビン9はその下側に電気接続端子
12を有しており、これによって高電圧トランスが回路
基板にダイレクトに取り付けられる。さらにこのトラン
スは、付加的にプラスチックケーシングによって取り囲
まれる(図示せず)。このケーシングは接続端子の側に
向かって開放されていて、接続端子といっしょにプラス
チック材によって完全に鋳込まれている。
【0030】さらにたとえば内部中空室11の面に、導
電性コーディング15ではなく金属被覆フィルムたとえ
ばプラスチックフィルムを設けるようにしてもよい。こ
の場合、金属被覆フィルムをコアとコイルボビンの間に
オーバラップして巻回し、コロナ作用を避けるため金属
被覆された側をできるかぎり密に内部中空室の面と密着
させる。低インピーダンスの金属フィルムだけでは不適
切である。なぜならばそれでは短絡巻線が形成されてし
まうからである。金属被覆されたプラスチックフィルム
たとえばアルミ被覆されたマイラー(Mylar)は、オー
バラップしても周囲を介して短絡巻線を形成しない。ま
た、たとえばプラスチックフィルムと金属フィルムなど
2つのフィルムを利用することも考えられ、それらは金
属フィルムがオーバラップした端部で電気的な接触をも
たないよう、オーバラップさせながら巻回される。さら
にまた、コアKとコイルボビン9の間に残された間隙を
導電率の低い材料で鋳込むことも可能である。
【0031】次に、図3を参照しながら図1および図2
に示した高電圧巻線の構造ならびに結線について説明す
る。図3には、チャンバC1〜C12内の巻線ならびに
その結線がコイルボビン9を描くことなく略示されてい
る。第1の部分巻線W2は直列に接続された3つのチャ
ンバC1〜C3を有しており、その際、チャンバC1の
始端はアースGにおかれ、チャンバC3の端部はダイオ
ード3と接続されている。チャンバC4〜C6ないしは
C7〜C9には部分巻線W3aとW3bが配置されてお
り、これらもやはり直列接続されている。チャンバC1
0〜C12には部分巻線W4が設けられており、その
際、チャンバC12の端部から高電圧UH用の接続端子
が引き出されている。チャンバC4の始端はダイオード
4のアノードと接続されており、チャンバC9の端部は
ダイオード3のカソードと接続されている。さらにダイ
オード4のカソードは、チャンバC10の始端と接続さ
れている。
【0032】この実施例の場合、すべてのチャンバはほ
ぼ同じ巻回数を有しており、たとえば24kVの高電圧
を発生させようとするならば約300になる。このよう
な対称構造により、パルス電圧UPは以下のような特性
となる。ダイオード3,4はアースGおよび高電圧UH
に対し対称に、さらに高電圧巻線の中央に対し対称に接
続されているので、両方のダイオードには同じパルス電
圧が発生し、これは24kVの高電圧であれば約+/−
6kVpp付近にある。この電圧はそれ相応にチャンバC
3,C4に加わる。これらのチャンバは直列に接続され
ているので、残りのチャンバに対する電圧は分圧の原理
に従いそれ相応に低減され、この実施例ではチャンバご
とに巻回に応じてチャンバ底部とチャンバ上部の間に2
kVppのパルス電圧が加わる。このためチャンバC1〜
C3のチャンバ底部には、+2,+4および+6kVの
パルス電圧UPが発生する。その理由は、ダイオード3
がチャンバC3のチャンバ底部と接続されているからで
ある。この場合、これらのチャンバはC3,C2,C1
の順序で巻回されているので、チャンバC1の巻線端部
つまりチャンバ上部がアースGにおかれることになる。
【0033】チャンバC12,C11,C10のチャン
バ底部にはパルス電圧0,−2および−4kVが加わ
る。なぜならばこれらのチャンバはチャンバC12から
巻回され始め、チャンバC12の線材端部が高電圧端子
UHへ引き出されており、チャンバC10の線材端部は
ダイオード4と接続されているからである。チャンバC
4〜C9においてチャンバ底部に、チャンバごとに2k
Vの差電圧を伴う+4〜−6kVの相応のパルス電圧が
発生する。それというのも、チャンバC9のチャンバ底
部はダイオード3のカソードと接続されており、チャン
バC4の巻線端部はダイオード4のアノードと接続され
ているからである。チャンバC6とチャンバC7の間の
接続部分にはパルス電圧は発生せず、それゆえ集束電圧
Fのために利用される。
【0034】高電圧巻線はダイオード3,4により所定
のようにグループC1〜C3,C4〜C9およびC10
〜C12に分割され、その際、各グループにおいてパル
ス電圧UPは量子化された値を昇順または降順でとり、
中央のグループC4〜C9では集束端子のために利用可
能な振幅値ゼロが発生する。
【0035】したがってそれらの合計すれば、パルス電
圧UPはチャンバC1〜C12のチャンバ底部において
ゼロとなる。
【0036】この実施例の場合、導電性コーティング1
5に向かうチャンバ底部の厚さはすべてのチャンバにつ
いて等しく選ばれているので、チャンバ巻線C1〜C1
2と導電性コーティング15との間の容量SCも、エッ
ジ効果を別とすればすべて等しい。それゆえ、パルス電
圧UPにより導電性コーティング15に誘導される電流
は量子化されたパルス電圧UPに比例し、したがってや
はり合計はゼロになる。これによりチャンバC1〜C1
2は導電性コーティング15によって、それにアース端
子Gが設けられているのと同じように効果的に遮蔽され
る。このためアース端子を省略することができる。
【0037】図4には、3つのダイオード3〜5を備え
たダイオードスプリットトランスが示されている。この
トランスは図1および図2を参照して説明した高電圧ト
ランスと同じように構成されている。したがってこの図
において、同じコンセプトのものには同じ参照符号が賦
されている。部分巻線W2〜W5の間にはそれぞれダイ
オード3,4,5がハイcいされており、ここでは集束
電極のためのタップFが部分巻線W3が引き出されてお
り、これらについて以下で図5を参照しながら説明す
る。
【0038】図5には、図4に示した実施例に対応する
チャンバC1〜C12を備えた高電圧巻線が示されてお
り、これはダイオードD3〜D5により4つの部分巻線
つまりチャンバC1〜C2,C3〜C6,C7〜C9な
らびにC10〜C12に分割されている。ダイオード3
〜5に関連してチャンバC1〜C12を相応に構成して
寸法を選定することにより、この場合にも量子化された
−2〜+2の振幅値Aが発生し、コイルボビンのパラメ
ータを相応に選定することで、チャンバ底部と導電性コ
ーティング15との間の容量が各チャンバC1〜C12
についてそれぞれ等しくなり、その結果、図5に示され
ているように量子化された振幅値Aは合計するとゼロに
なり、導電性コーティング15における誘導電流も同様
に相殺される。このためここでもアース端子Gを省略す
ることができる。この場合、チャンバはチャンバC1か
ら始まって昇順でチャンバC12まで巻回され、その
際、ダイオード3〜5に対する接続線材はすべて図中、
下へ向かって案内されているので、ここではダイオード
3〜5はチャンバC1の下方に位置することになる。
【0039】4つ以上のダイオードをもつ高電圧トラン
スのためであっても、導電性コーティングにおける誘導
電流の合計がゼロになって、それが導電性コーティング
によって遮蔽されて放射が生じないよう、コイルボビン
と高電圧巻線を構成することができる。たとえばエッジ
効果など比較的小さい非対称性によって、場合によって
特定のチャンバがパルス電圧の所望の振幅値を精確には
生じさせない可能性があり、したがって微調整が必要に
なる。これはたとえば、そのチャンバの巻回数をそれ相
応に変化させることにより行うことができる。これによ
ってそのような状況でも、導電性コーティングにおける
誘導電流を実質的にゼロまで抑えることができる。
【0040】上述の実施例ではチャンバ底部の厚さを等
しくし、すべてのチャンバC1〜C12について巻回数
をほぼ等しくした構成を採用したが、導電性コーティン
グ15に誘導される電流を相殺するうえで、そのような
構成は必須条件ではない。たとえば、それぞれ2つのチ
ャンバを等しく構成し、それらについてそれぞれ導電性
コーティング15における誘導電流が相殺されるよう、
ダイオードに関して対称に配置することも考えられる。
たとえばこのことは、特定のチャンバに関していっそう
向上した高電圧耐性を保証することを目的として行われ
る。導電性コーティング15におけるすべての誘導電流
の和がゼロとなりつまり誘導電流が互いに補償されるよ
う、チャンバを構成し配置するようにしたさらに別の実
施形態も可能である。
【0041】ダイオードスプリット高電圧トランスの上
述の実施例は単に実例を示したにすぎず、たとえば4つ
以上のダイオードを使用したときに高電圧巻線を5つ以
上の部分巻線に分割するようにしてもよい。なお、図1
と図4に示した回路は、コンピュータモニタにも適応さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】受像管のために高電圧を発生させるための、2
つのダイオードを備えたダイオードスプリット高電圧ト
ランスを有する回路図である。
【図2】高電圧トランスのための巻線と2つのダイオー
ドを備えたコイルボビンを示す図である。
【図3】2つのダイオードを備えた高電圧トランスにお
けるチャンバの結線の様子を示す図である。
【図4】受像管のために高電圧を発生させるための、3
つのダイオードを備えたダイオードスプリット高電圧ト
ランスを有する回路図である。
【図5】3つのダイオードを備えた高電圧トランスにお
けるチャンバの結線の様子を示す図である。
【符号の説明】
3,4,5 ダイオード 7 受像管 9 コイルボビン 10 絶縁層 11 中空室 12 接続端子 13 サイドエッジ 14,16 ダイオードを収容するチャンバ 15 導電性コーティング W1 1次巻線 WH 補助巻線 W2〜W5 高電圧巻線の部分巻線 C,C1〜C12 高電圧巻線のためのチャンバ F 集束用端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴァルター ゴーゼベルク ドイツ連邦共和国 ノイエンラーデ ヴィ ーザー ヴェーク 68

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コア(K)と1次巻線(W1)と高電圧
    巻線(W2〜W5)が設けられており、該高電圧巻線は
    コイルボビン(9)のチャンバ(C)内に配置されてい
    る形式のダイオードスプリット高電圧トランスにおい
    て、 高電圧巻線(W2〜W5)を有する前記チャンバ(C)
    は、1次巻線(W1)の下におかれており、 前記コイルボビン(9)の内部中空室(11)の面に導
    電性コーティング(15)が設けられており、 チャンバ(C)の相応の配置と結線によって、合計する
    とほぼゼロになる誘導電流が高電圧トランス動作中に発
    生する振動により導電性コーティング(15)に引き起
    こされることを特徴とする、 ダイオードスプリット高電圧トランス。
  2. 【請求項2】 ダイオード(3,4,5)に関してチャ
    ンバ(C)を対称に配置して結線することにより、対に
    なって等しい振幅をもつが逆相で発生する誘導電流が導
    電性コーティング(15)に引き起こされ、それにより
    互いに相殺される、請求項1記載の高電圧トランス。
  3. 【請求項3】 チャンバ(C)の個数は偶数であり、そ
    れぞれ2つのチャンバ(C)が、それらのチャンバで発
    生する妨害パルス(UP)が等しい振幅をもつが逆送と
    なるよう、満たされて他のチャンバと接続されている、
    請求項2記載の高電圧トランス。
  4. 【請求項4】 少なくとも2つのチャンバ(C)におい
    てチャンバ底部の厚さがほぼ等しく、それらの巻線は等
    しい巻回数を有しており、それらのチャンバ(C)と導
    電性コーティング(15)との間の容量ならびに導電性
    コーティング(15)に誘導される電流の絶対値がそれ
    ぞれほぼ等しくなる、請求項3記載の高電圧トランス。
  5. 【請求項5】 高電圧トランスのチャンバ(C)の個数
    は偶数である、請求項4記載の高電圧トランス。
  6. 【請求項6】 高電圧巻線は複数のチャンバ(C)から
    成るグループに分けられており、2つのグループはそれ
    ぞれダイオード(3,4)を介して互いに接続されてお
    り、第1のグループ(C1〜C3)の端部は巻回方向で
    ダイオード(3)を介して第2のグループ(C4〜C
    9)と接続されており、第2のグループ(C4〜C9)
    の始端はダイオード(4)を介して第3のグループ(C
    10〜C12)の始端と接続されており、中央のグルー
    プ(C4〜C9)は偶数個のチャンバ(C)を有してお
    り、該グループの中央から集束用端子(F)が引き出さ
    れている、請求項4記載の高電圧トランス。
  7. 【請求項7】 高電圧トランスは2つのダイオード
    (3,4)を有しており、該2つのダイオードにより高
    電圧巻線が3つのグループ(C1〜C3;C4〜C9;
    C10〜C12)に分けられており、第1および第3の
    グループ(C1〜C3;C10〜C12)は等しい個数
    のチャンバ(C)を有しており、中央のグループ(W
    3,W4)は偶数個のチャンバ(C)と集束用端子を有
    している、請求項6記載の高電圧トランス。
  8. 【請求項8】 ダイオード(3,4,5)の個数は3個
    であり、これらのダイオードにより高電圧巻線が4つの
    グループに分けられており、これら4つのグループにお
    けるチャンバ(C)の個数は2個、4個そして3個が2
    つであり、第2のグループは集束用端子(F)を有して
    おり、該端子は第2のグループの中央から引き出されて
    いる、請求項4記載の高電圧トランス。
  9. 【請求項9】 高電圧ダイオード(3,4,5)はチャ
    ンバ(C)の側方に配置されており、1次巻線(W1)
    は高電圧巻線(W2〜W5)を完全に覆っている、請求
    項1〜8のいずれか1項記載の高電圧トランス。
  10. 【請求項10】 高電圧巻線(W2〜W5)の最初のチ
    ャンバと最後のチャンバ(C1,C12)は直流電圧で
    アース電位におかれている、請求項1〜9のいずれか1
    項記載の高電圧トランス。
  11. 【請求項11】 誘導電流の最終的なゼロ平衡調整は、
    個々のチャンバ(C)における巻回数を変えることによ
    って行われる、請求項1〜10のいずれか1項記載の高
    電圧トランス。
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