JP2000207910A - 自動車用灯具 - Google Patents

自動車用灯具

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JP2000207910A
JP2000207910A JP11004438A JP443899A JP2000207910A JP 2000207910 A JP2000207910 A JP 2000207910A JP 11004438 A JP11004438 A JP 11004438A JP 443899 A JP443899 A JP 443899A JP 2000207910 A JP2000207910 A JP 2000207910A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
leg
lens
knurl
lamp
leg part
Prior art date
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Abandoned
Application number
JP11004438A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Tsukada
博之 塚田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Ichikoh Industries Ltd
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Publication date
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  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 互いに重合させた脚部の見映えを向上させる
ことができる自動車用灯具を提供する。 【解決手段】 第1レンズA1の第1脚部A2には、ロ
ーレットRを形成するが、該第1脚部A2の側面部と重
合する第2脚部B2の側面部は、ローレットを形成せず
に素通し状態とする。従って、第2レンズB1を通して
第1脚部A2と第2脚部B2の重合部を見ても、第1脚
部A2のローレットRしか見えないため、見た人は、本
来設定されていない第2脚部B2の方にあたかもローレ
ットRが施されているように見え、ローレット形成によ
る本来の見映え向上効果を奏することができる。また、
第2脚部B2のローレット形成を省略することができる
ため、第2レンズB1の成形が容易になり、コストの面
でも有利となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車用灯具に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車の前面(又は後面)に取付けられ
る灯具は、ハウジングの開口にレンズが取付けられ、内
部にバルブを備えた構造になっている。レンズの周縁に
は、フランジ状の脚部が形成され、該脚部の先端がハウ
ジングの開口に取付けられている。このレンズの脚部に
は、一般に断面V溝状又はカマボコ状のローレットが施
されている。このローレットは、脚部の型抜き方向に沿
って形成されており、脚部から灯具の内部が透視される
のを防止して見映えを高めるために形成されているもの
である(類似技術として、実開平5−83904号公報
参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな灯具を車幅方向に沿って2つ隣接状態で並べる場
合、互いのレンズの脚部の側面部同士が重合状態になる
が、その重合状態となった脚部に形成されるローレット
の向きが互いに相違して、レンズを通してその脚部を見
た際の見映えを低下させることがある。すなわち、車幅
方向内側にある灯具に比べて、車幅方向外側にある灯具
は、車体前部のスラントデザインに応じてレンズが大き
く後側に傾くことがある。そのような場合、レンズの傾
きに応じて脚部の角度も水平でなく下側を向いた斜め状
態で形成される。これに対し、車幅方向内側のレンズ
は、外側のレンズほど後傾角度が大きくないため、脚部
は、水平に形成される。このように外側と内側との灯具
では、脚部の形成角度が相違するため、そこに形成され
るローレットの向きも相違し、レンズを通して見た場合
に違和感を受ける。
【0004】この発明は、このような従来の技術に着目
したものであって、互いに重合させた脚部の見映えを向
上させることができる自動車用灯具を提供するものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
第1灯具の車幅方向外側に第2灯具を隣接させ、第1灯
具及び第2灯具における第1レンズ及び第2レンズの各
周縁部からハウジングの開口部に取付ける第1脚部及び
第2脚部を各々形成した自動車用灯具であって、前記第
1脚部には、ローレットを形成すると共に、該第1脚部
の側面部と重合する第2脚部の側面部は、ローレットを
形成せずに素通し状態とした。
【0006】請求項1記載の発明によれば、車幅方向内
側の第1脚部には、ローレットが形成されているが、車
幅方向外側の第2脚部には、ローレットが形成されてお
らず素通し状態になっているため、第2レンズを通して
第1脚部と第2脚部の重合部を見ても、第1脚部のロー
レットしか見えない。従って、見た人は、本来設定され
ていない第2脚部の方にあたかもローレットが施されて
いるように見え、ローレット形成による本来の見映え向
上効果を奏することができる。また、第2脚部のローレ
ット形成を省略することができるため、第2レンズの成
形が容易になり、コストの面でも有利となる。
【0007】請求項2記載の発明は、第2レンズの方が
第1レンズよりも後傾角度が大きい。
【0008】請求項2記載の発明によれば、第2レンズ
の後傾角度が第1レンズより大きくても、その第2脚部
には、ローレットを形成しないため、第2レンズを車体
のスラントデザインに応じて十分に後側に倒し込むこと
ができる。
【0009】請求項3記載の発明は、第2脚部の方が第
1脚部よりも短い。
【0010】請求項3記載の発明によれば、第2脚部の
方が第1脚部よりも短いため、第2レンズ側から見て、
第1灯具側のハウジングが見えず、見映えが良い。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態を図
1〜図3に基づいて説明する。図1は、自動車の車体前
面を示しており、その車幅方向両側には、それぞれ、車
幅方向内側に位置するヘッドランプである第1灯具A
と、車幅方向外側に位置するターンシグナルランプであ
る第2灯具Bが互いに隣接した状態で取付けられてい
る。第2灯具Bは、車体の側面まで回り込んでいる。
【0012】第1灯具A及び第2灯具Bは、共に前面に
第1レンズA1及び第2レンズB1を有している。そし
て、この第1レンズA1及び第2レンズB1の周縁に
は、フランジ状の第1脚部A2及び第2脚部B2が一体
的に形成されている。第1脚部A2と第2脚部B2とで
は、第1脚部A2の方が長く形成されており、第1脚部
A2と第2脚部B2の先端は、それぞれハウジングA
3、B3の開口部A4、B4に対して取付けられてい
る。
【0013】第1レンズA1と第2レンズB1とでは、
図3に示すように、第2レンズB1の後傾角度βの方
が、第1レンズA1の後傾角度αよりも大きく形成され
ている。これは、車体前部が流線形のスラント形状にな
っているためである。そのため、後傾角度αの小さい第
1レンズA1は第1脚部A2が水平に形成されている
が、後傾角度βの大きい第2レンズB1は第2レンズB
1に対して直角、すなわち下側を向いた斜め状態で形成
されている。尚、図3中のX、Yは、それぞれ型抜き方
向を示している。
【0014】そして、第1灯具Aと第2灯具Bとは、互
いに隣接状態になっているため、その第1脚部A2と第
2脚部B2の側面部同士は、互いに僅かな隙間を介して
対面した重合状態となる。また、この第1脚部A2と第
2脚部B2のうち、第1脚部A2には、型抜き方向Xに
沿ったローレットRが水平に形成されている。一方、第
2脚部B2には、ローレットが形成されておらず、また
塗装等も一切施されていない素通し状態になっている。
【0015】従って、車幅方向外側から第2レンズB1
を通して第1脚部A2と第2脚部B2の重合部を見て
も、第1脚部A2のローレットRしか見えないため、見
た人は、本来設定されていない第2脚部B2の方にあた
かもローレットRが施されているように見え、ローレッ
トRの形成による本来の見映え向上効果を奏することが
できる。
【0016】また、車幅方向外側から第2レンズB1を
通して見た場合は、第2脚部B2の方が第1脚部A2よ
りも短いため、第1灯具A側のハウジングA3が見え
ず、更に見映えが良い。尚、車幅方向内側から第1レン
ズA1を通して第1脚部A2と第2脚部B2の重合部を
見た場合は、本来ある第1脚部A2のローレットがその
まま見えるため、この方向からの見映えも良い。更に、
第2レンズB1を製造する場合に、第2脚部B2のロー
レット形成を省略することができるため、第2レンズB
1の成形が容易になり、コストの面でも有利となる。
【0017】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、車幅方向
内側の第1脚部には、ローレットが形成されているが、
車幅方向外側の第2脚部には、ローレットが形成されて
おらず素通し状態になっているため、第2レンズを通し
て第1脚部と第2脚部の重合部を見ても、第1脚部のロ
ーレットしか見えない。従って、見た人は、本来設定さ
れていない第2脚部の方にあたかもローレットが施され
ているように見え、ローレット形成による本来の見映え
向上効果を奏することができる。また、第2脚部のロー
レット形成を省略することができるため、第2レンズの
成形が容易になり、コストの面でも有利となる。
【0018】請求項2記載の発明によれば、第2レンズ
の後傾角度が第1レンズより大きくても、その第2脚部
には、ローレットを形成しないため、第2レンズを車体
のスラントデザインに応じて十分に後側に倒し込むこと
ができる。
【0019】請求項3記載の発明によれば、第2脚部の
方が第1脚部よりも短いため、第2レンズ側から見て、
第1灯具側のハウジングが見えず、見映えが良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態を示す自動車前部の斜視
図。
【図2】図1中矢示SA−SA線に沿う断面図。
【図3】第1レンズと第2レンズを示す断面図。
【符号の説明】
A 第1灯具 A1 第1レンズ A2 第1脚部 A3 ハウジング A4 開口部 B 第2灯具 B1 第2レンズ B2 第2脚部 B3 ハウジング B4 開口部 R ローレット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1灯具の車幅方向外側に第2灯具を隣
    接させ、第1灯具及び第2灯具における第1レンズ及び
    第2レンズの各周縁部からハウジングの開口部に取付け
    る第1脚部及び第2脚部を各々形成した自動車用灯具で
    あって、 前記第1脚部には、ローレットを形成すると共に、該第
    1脚部の側面部と重合する第2脚部の側面部は、ローレ
    ットを形成せずに素通し状態としたことを特徴とする自
    動車用灯具。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自動車用灯具であって、 第2レンズの方が、第1レンズよりも後傾角度が大きい
    ことを特徴とする自動車用灯具。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の自動車用灯
    具であって、 第2脚部の方が、第1脚部よりも短いことを特徴とする
    自動車用灯具。
JP11004438A 1999-01-11 1999-01-11 自動車用灯具 Abandoned JP2000207910A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006331871A (ja) * 2005-05-26 2006-12-07 Stanley Electric Co Ltd カバーレンズ
JP2009252608A (ja) * 2008-04-09 2009-10-29 Kanto Auto Works Ltd 外装ランプのフランジ部の構造

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006331871A (ja) * 2005-05-26 2006-12-07 Stanley Electric Co Ltd カバーレンズ
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