JP4471330B2 - 車両用信号灯具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は車両用灯具に関するものであり、詳細には、テールランプ、ストップランプなど他車、歩行者などに自車の行動、状態などを告知するための信号用の灯具に係り、更には、透明感を演出するためにアウターレンズが素通し状とされて反射鏡で配光特性を形成するものとされた車両用信号灯具の構成に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の車両用信号灯具90の構成および作用の例を示すものが図8、図9であり、この車両用信号灯具90は、白熱電球などの光源91と、複数の反射面、例えば15面の反射面92(a〜n)の集合である複合反射面93と、実質的には素通し状であるアウターレンズ94とから構成されている。
【0003】
前記反射面92(a〜n)は、水平方向には広い照射方向が要求される車両用信号灯具90の配光特性を形成するべく、それぞれが光源91からの光を反射するときの反射方向が調整されているものであり、通常には図示の状態で左側に位置する反射面92a〜92gは右方向に向い光を反射し、右側に位置する反射面92i〜92nは左方向に向い光を反射するものとして形成されている。
【0004】
また、光源91が取付けられ、この車両用信号灯具90の光学的中心となる位置に設けられる中央反射面92hは、中心軸Z方向に反射光を生じるものとされている。そして、左側に位置する反射面92a〜92gにおいては、外側に位置するものほど右方向に向う度合を増すものとされ、同様に右側に位置する反射面92i〜92nも外側に位置するものほど左側に向う度合を増すものとされている。
【0005】
このように構成したことで、各反射面92a〜92nを接続し複合反射面93とするときには、各反射面間には段差状に接続部95を生じるものとなり、前記光源91を点灯したときには前記接続部95には光が達せず、この接続部95は図9に示すように暗いストライブ状の紋様Dとして見えるものとなり、この紋様Dが素通し状のアウターレンズ94を通して見え車両用信号灯具90の点灯時のデザインを構成するものとされている。
【0006】
尚、前記複合反射面93を形成するに当っては、配光特性上の照度分布なども考慮されて、各反射面92a〜92nの面積などが定められるものであり、従って、一般的には、中心軸Z方向に反射光を生じる中央反射面92hが一番大きな面積を有し、外側に向うほど面積が小さくなっている、また、各反射面92a〜92nは反射光を適宜に拡散させるために水平方向に沿う断面を適宜な凸面などとして形成されることが多い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記した従来の構成の車両用信号灯具90において、点灯時の状態を後続車などから観視するときには、中心に位置する中央反射面92hが後続車の方向に向い光を反射し明るく輝き、且つ、面積が広いこととで、この中央反射面92hのみが強く認識され、反射面間に設けられた紋様Dがそれ程に認識されず、デザイン的な効果がそれ程に発揮されないという問題点を生じている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記した従来の課題を解決するための具体的手段として、反射光の方向と拡散度の異なる反射面の複数を接続部で組合わせて複合反射面とし、該複合反射面で配光特性を形成して成る車両用信号灯具において、前記複合反射面の左右方向の略中心部の光軸上に位置する中央反射面に、この複合反射面の分割方向に略沿い、頂部が垂直方向に中心軸Zを通り、水平方向の断面が凸部として形成され、前記中央反射面を二分割するリブ状、若しくは、溝状とした疑似接続部が設けられていることを特徴とする車両用信号灯具を提供することで課題を解決するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
つぎに、本発明を図に示す実施形態に基づいて詳細に説明する。図1及び図2に符号1で示すものは本発明に係る車両用信号灯具であり、この車両用信号灯具1は、白熱電球などによる光源2と、複数の反射面、例えば14面の反射面3a〜3nが組合わされて構成される複合反射面4と、素通し状とされたアウターレンズ5とから構成されるものである点は従来例のものと同様である。
【0010】
尚、本発明の説明に当っては、理解を容易とするために前記複合反射面4は従来例と同様に14面の反射面3a〜3nで構成され、反射面3a〜3gが左側に配置され、反射面3i〜3nが右側に配置され、略中心に配置されて中心軸Z方向に反射光を生じるのは中央反射面3hであるとし、そして各反射面3a〜3n間には段差状に接続部6が設けられているものとして説明を行う。
【0011】
本発明においては、前記中央反射面3hに疑似接続部7を設けるものであり、この疑似接続部7は前記中央反射面3hを複数に分割するように設けられ、通常には他の反射面3a〜3n及び3i〜3nよりも面積が広い中央反射面3hをデザイン的に整合させることを目的とするものである。
【0012】
ここで、前記車両用信号灯具1の光源2の点灯時、及び、非点灯時における前記接続部6の見える状態を検討してみると、先ず点灯時には、例えば迷光の発生を防止する目的などで、前記接続部6は光源2の光が達しない構成とされているので、上記従来例でも説明したようにアウターレンズ5を透視して暗いストライブ状に見えるものである。
【0013】
また、非点灯時には、上記従来例でも説明したように、外側に位置するものほど大きい角度で内側に向う光を反射するように傾けられているので、中央反射面3hを中心とし、あたかも、左右両側に向い下る略階段状の段差として設けられているように見えるものである。
【0014】
よって、前記疑似接続部7を設けるに当たっては、上記の条件を勘案し接続部6とデザイン的に整合する見え方をするものであることが好ましい。図2、及び、図3は前記疑似接続部7の第一実施形態であり、この第一実施形態では、前記疑似接続部7は、頂部が垂直方向に中心軸Zを通り、水平方向の断面が略三角形状の凸部として形成され、前記中央反射面3hを二分割している。
【0015】
このようにすることで、点灯時においては、略正面方向に位置する光源2からの光は前記疑似接続部7に達すると、左右の両方向に偏寄する光を反射するものとなり、この車両用信号灯具1の主たる観視方向である中心軸Z方向に向う光を反射することがなく、よって、点灯時には図4に示すように接続部6と同様に暗いストライブ状として見えるものとなる。
【0016】
尚、実際の実施に当っては、前記疑似接続部7は上記のように中央反射面3hの中心に直線状の1個所として限定されるものではなく、他の部分にある接続部6とデザイン的な整合が図れるように複数個所とすることも自在であり、更には、曲線とすることも自在である。
【0017】
図5、図6、図7は、本発明の別の実施形態をそれぞれ示すものであり、先ず、図5に示す第二実施形態では、前の第一実施形態においては疑似接続部7が、水平方向の断面が略三角形状の凸部として形成されていたのに対し、疑似接続部17が水平方向の断面が略三角形状の凹部として形成されている。
【0018】
また、図6に示す第三実施形態では、疑似接続部27が水平方向の断面が略半円状の凸部として形成され、図7に示す第四実施形態では、疑似接続部37が水平方向の断面が略半円状の凹部として形成されている。そして、これら何れの実施形態においても、光源2の点灯時には、この部分(17、27、37)から車両用信号灯具1の正面方向に向う光を拡散し、疑似接続部(17、27、37)が暗いストライブ状として見えるように図るものである。
【0019】
尚、本発明においては、光源2の非点灯時における見え方、点灯時における光り具合などが、接続部6と違和感を生じないものであれば、上記以外の如何なる形状で疑似接続部を形成しても良いものであることは言うまでもなく、要は、中心部に位置する中央反射面3hが、明るさ、面積などで、その他の反射面と不整合感を生じるのを防止できれば良いものである。
【0020】
【発明の効果】
以上に説明したように本発明により、反射光の方向と拡散度の異なる反射面の複数を接続部で組合わせて複合反射面とし、該複合反射面で配光特性を形成して成る車両用信号灯具において、前記複合反射面の左右方向の略中心部の光軸上に位置する中央反射面には、この複合反射面の分割方向に略沿い、光を拡散するためのリブ状、若しくは、溝状とした疑似接続部が設けられている車両用信号灯具としたことで、昼間時など車両用信号灯具の非点灯時には、素通し状のアウターレンズを透過して見える複合反射面中の中心に位置するものが、他の反射面に比べて異常に大きく見え統一感を損いデザインを乱している点を解決する。
【0021】
また、車両用信号灯具の点灯時には、この車両用信号灯具の主たる照射方向である正面方向に向けて大量の光を反射する複合反射面中の中心に位置するものが、後続車などから際だって明るく見えるのを、正面方向に光を反射しない要に設定した疑似接続部で分割し、他の反射面との統一感を向上させるものであり、これにより非点灯時、点灯時を問わずデザイン性を向上させ、車両用信号灯具の美観の向上に極めて優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る車両用信号灯具の第一実施形態を示す断面図である。
【図2】 同じ第一実施形態の要部を示す斜視図である。
【図3】 図2のA−A線に沿う断面図である。
【図4】 第一実施形態の車両用信号灯具における点灯時の状態を示す説明図である。
【図5】 同じく本発明に係る車両用信号灯具の第二実施形態を要部で示す断面図である。
【図6】 同じく本発明に係る車両用信号灯具の第三実施形態を要部で示す断面図である。
【図7】 同じく本発明に係る車両用信号灯具の第四実施形態を要部で示す断面図である。
【図8】 従来例を示す断面図である。
【図9】 従来例の点灯状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1……車両用信号灯具
2……光源
3(a〜g)、3(i〜n)……反射面
3h……中央反射面
4……複合反射面
5……アウターレンズ
6……接続部
7、17、27、37……疑似接続部

Claims (1)

  1. 反射光の方向と拡散度の異なる反射面の複数を接続部で組合わせて複合反射面とし、該複合反射面で配光特性を形成して成る車両用信号灯具において、前記複合反射面の左右方向の略中心部の光軸上に位置する中央反射面に、この複合反射面の分割方向に略沿い、頂部が垂直方向に中心軸Zを通り、水平方向の断面が凸部として形成され、前記中央反射面を二分割するリブ状、若しくは、溝状とした疑似接続部が設けられていることを特徴とする車両用信号灯具。
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