JP2000207640A - 商品販売登録デ―タ処理装置 - Google Patents

商品販売登録デ―タ処理装置

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JP2000207640A
JP2000207640A JP11006388A JP638899A JP2000207640A JP 2000207640 A JP2000207640 A JP 2000207640A JP 11006388 A JP11006388 A JP 11006388A JP 638899 A JP638899 A JP 638899A JP 2000207640 A JP2000207640 A JP 2000207640A
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JP11006388A
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English (en)
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Teruyuki Shimazu
輝之 島津
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1人制から2人制への切替及び2人制から1
人制への切替を的確に指示できるようにする。 【解決手段】 決済部の登録手段により1商取引の取引
決済データが登録されてから登録部の登録手段により次
の取引の商品販売データが登録されるまでの時間間隔を
計時する。1人制モードが選択されているとき、この時
間間隔が短い状態が続くと2人制モードへ移行した方が
よい旨を出力する。また、2人制モードが選択されてい
るときは、この時間間隔が長い状態が続くと1人制モー
ドへ移行した方がよい旨を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品販売データの
登録処理と取引決済データの登録処理とを別々のキャッ
シャで分担して行う2人制モードと、同一のキャッシャ
で行う1人制モードとの切替が可能な商品販売登録デー
タ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばスーパーマーケットの食品売場で
は、従来より、1人制モードと2人制モードとの切替が
可能な商品販売登録データ処理装置が利用されている。
この装置は、図9に示すように、チェックアウトレーン
に沿って置かれたサッカー台1に取り付けられた登録部
としてのスキャナ装置2と、サッカー台1の内側に配置
された可動式のレジ台3に載せられた決済部としてのP
OS(Point OfSales:販売時点情報管理)ターミナル
4とで構成されている。
【0003】スキャナ装置2は、商品販売データの登録
手段として、バーコードスキャナ2aと登録用キーボー
ド2bとを備えている。また、登録された商品の品名,
価格等を表示する登録用表示部として、オペレータ用表
示器2cと客用表示器(不図示)とを備えている。PO
Sターミナル4は、ドロワ5の上に載置され、このドロ
ワ5の引出の開閉を制御する。POSターミナル4は、
取引決済データの登録手段として決済用キーボード4a
を備えている。また、合計金額,釣銭額等を表示する決
済用表示部として、オペレータ用表示器4bと客用表示
器4cとを備えている。さらに、レシート等を印字する
ためのプリンタ4dを内蔵している。
【0004】かかる構成の商品販売登録データ処理装置
は、1人制モード選択時には、先ず、スキャナ装置2で
の商品販売データの登録操作が可能となる。そして、バ
ーコードスキャナ2aによるバーコードの読取り操作や
登録用キーボード2bのキー操作により1商取引として
買上げられる各商品の販売データが順次登録され、合計
キーが押下されると、POSターミナル4での取引決済
データの登録操作が可能となる。そして、決済用キーボ
ード4aのキー操作により当該1商取引の代金支払いに
関する取引決済データが登録され、プリンタ4dにより
レシートが発行されると、再びスキャナ装置2での商品
販売データの登録操作が可能となる。
【0005】したがって、1人制モード選択時には、サ
ッカー台1の内側に1人のキャッシャが立ってスキャナ
装置2とPOSターミナル4とを交互に操作することに
より、買物客を1人ずつ捌くことになる。
【0006】一方、2人制モード選択時にも、先ず、ス
キャナ装置2での商品販売データの登録操作が可能とな
る。そして、1人制モード選択時と同様に1商取引とし
て買上げられる各商品の販売データが順次登録され、合
計キーが押下されると、POSターミナル4での取引決
済データの登録操作が可能となる。ただし、2人制モー
ド選択時においては、合計キー押下後、その取引に対す
る決済データがPOSターミナル4で登録されていなく
ても、直ぐにスキャナ装置2での次の取引に対する商品
販売データの登録操作が可能となる。
【0007】したがって、2人制モード選択時には、サ
ッカー台1の内側に2人のキャッシャが立つ。そして、
そのうちの1人がスキャナ装置2を操作して客買上商品
の販売データを次々と登録する作業を担い、別の1人が
POSターミナル4を操作して買上商品の登録を終えた
買物客との金銭授受や取引決済データの登録等の作業を
担う。
【0008】このように、2人制は別々のキャッシャで
商品販売データの登録作業と取引決済に関する作業とを
分担できるので、1人制と比べて作業効率がよく、短時
間で多くの買物客を捌くことができる利点がある。ただ
し、2人制の場合は1つのチェックアウトカウンタシス
テムに2人以上のキャッシャが従事するため多くのキャ
ッシャが必要となり、人件費が上がる。そこで従来は、
キャッシャを管理するキャッシャ管理者が客の混雑具合
等から1人制を採用するか2人制を採用するかを決め
て、各キャッシャに指示を出していた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来、
1人制を採用するか2人制を採用するかはキャッシャ管
理者の裁量に任されていたので、いつも的確な判断がな
されていたとは限らなかった。このため、客が混んでい
るにも拘らず1人制を続けたために客のレジ待ち時間が
増加したり、逆に客が空いてきたにも拘らずいつまでも
2人制を採用していたためにキャッシャの労働力が無駄
になることがあった。
【0010】本発明はこのような事情に基づいてなされ
たもので、1人制から2人制への切替及び2人制から1
人制への切替を的確に指示できるようになる商品販売登
録データ処理装置を提供しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、商品販売デー
タの登録手段を有する登録部と、取引決済データの登録
手段を有する決済部とからなり、登録部と決済部とを同
一のキャッシャで操作する1人制モードと別々のキャッ
シャで操作する2人制モードとの切替が可能な商品販売
登録データ処理装置に関するもので、請求項1記載の発
明は、決済部の登録手段により1商取引の取引決済デー
タが登録されてから登録部の登録手段により次の商取引
の商品販売データが登録されるまでの時間間隔を計時す
るタイマ手段と、1人制モードが選択されているとき、
タイマ手段により計時される時間間隔から2人制モード
へ移行した方がよいか否かを判断する判断手段と、この
判断手段により2人制モードへ移行した方がよいと判断
されるとその旨を出力する出力手段とを備えたものであ
る。このものにおいて、判断手段は、請求項2記載の発
明のように、タイマ手段により計時される時間間隔が予
め設定されている時間に満たない状態が所定回数継続す
ると2人制モードへ移行した方がよいと判断する手段が
考えられる。
【0012】また、請求項3記載の発明は、決済部の登
録手段により1商取引の取引決済データが登録されてか
ら登録部の登録手段により次の取引の商品販売データが
登録されるまでの時間間隔を計時するタイマ手段と、2
人制モードが選択されているとき、タイマ手段により計
時される時間間隔から1人制モードへ移行した方がよい
か否かを判断する判断手段と、この判断手段により1人
制モードへ移行した方がよいと判断されるとその旨を出
力する出力手段とを備えたものである。このものにおい
て、判断手段は、請求項4記載の発明のように、タイマ
手段により計時される時間間隔が予め設定されている時
間を超える状態が所定回数継続すると1人制モードへ移
行した方がよいと判断する手段が考えられる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を用いて説明する。なお、この実施の形態は、図9に
示すチェックアウトカウンタシステムの登録部としての
スキャナ装置2及び決済部としてのPOSターミナル4
に、本発明を適用した場合である。
【0014】図1は本実施の形態における商品販売登録
データ処理装置の要部構成を示すブロック図であって、
この装置は、制御部本体としてCPU(Central Proces
singUnit)11を搭載している。また、プログラムなど
の固定的データを予め格納したROM(Read Only Memo
ry)12、商品販売データを登録処理するための各種メ
モリエリアが形成されるRAM(Random Access Memor
y)13、現日時を計時する時計部14、この時計部1
4から例えば1秒経過毎に発生するタイマ割込み信号s
を入力する毎に“1”ずつカウントアップする監視タイ
マ15、モードスイッチ16の信号を入力するとともに
前記POSターミナル4が載置されたドロワ5の引出を
自動開放させるドロワ開放機構5aに駆動信号を出力す
るI/O(Input/Output)ポート17、通信回線を介し
て接続されるホスト装置18とのデータ通信を制御する
通信インタフェース19を搭載している。
【0015】さらに、前記POSターミナル4に設けら
れた決済用キーボード4aから操作入力されたキーのキ
ー信号を取込むキーボードコントローラ20、同じくP
OSターミナル4に設けられた決済用表示部(オペレー
タ用表示器4b,客用表示器4c)の駆動を制御し表示
データに対応した文字等を表示させる表示コントローラ
21、同じくPOSターミナル4に設けられたプリンタ
4dの駆動を制御し印字データに対応する文字等をレシ
ート用紙及びジャーナル用紙に印字させるプリンタコン
トローラ22、前記スキャナ装置2に設けられた登録用
キーボード2bから操作入力されたキーのキー信号を取
込むキーボードコントローラ23、同じくスキャナ装置
2に設けられた登録用表示部(オペレータ用表示器2
c,客用表示器)の駆動を制御し表示データに対応した
文字等を表示させる表示コントローラ24、同じくスキ
ャナ装置2に設けられたバーコードスキャナ2aの駆動
を制御し読取られたバーコードデータを取込むスキャナ
コントローラ25などを搭載している。そして、前記C
PU11と、ROM12,RAM13,時計部14,監
視タイマ15,I/Oポート17,通信インタフェース
19及び各コントローラ20〜25とを、アドレスバ
ス,データバス等のバスライン26で接続している。
【0016】前記モードスイッチ16は、「登録」,
「点検」,「精算」,「設定」等の各種業務モードを選
択しその実行をCPU11に指令するもので、鍵にて切
替え操作される。因みに、「登録」とは、商品販売デー
タの登録手段であるスキャナ装置2のバーコードスキャ
ナ2a及び登録用キーボード2bを介して商品販売デー
タが登録されると、その商品販売データをRAM13の
メモリエリアに登録処理する業務、及び取引決済データ
の登録手段であるPOSターミナル4の決済用キーボー
ド4aを介して取引決済データが登録されるとその取引
決済データをRAM13のメモリエリアに登録処理する
とともにプリンタ4dによりレシートを印字発行する業
務のモードである。また「点検」とは、「登録」業務に
よって登録処理されたメモリエリアの内容をレポート出
力する業務のモードであり、「精算」とは、同じくメモ
リエリアの内容をレポート出力した後、このメモリエリ
アをクリアする業務のモードである。また「設定」と
は、各種業務を実行する上で必要なデータを予めメモリ
エリアに設定する業務のモードである。
【0017】前記ホスト装置18は、各チェックアウト
レーンや店内の各売場などにそれぞれ設置されているP
OSターミナル4を通信回線で接続して一元的に管理
し、販売登録された各商品の販売データを通信回線を介
して収集し集計して店舗全体の売上管理等を行うもの
で、例えば店内の事務所に設置されている。
【0018】前記決済用キーボード4aには、図2に示
すように、金額等の数値データを置数入力する「0」〜
「9」の置数キー31及び万券キー32、置数データを
クリアするクリアキー33、現金による取引決済を宣言
する預/現計キー34、掛売りによる取引決済を宣言す
る掛計キー35、クレジットによる取引決済を宣言する
信計キー36、商品券による取引決済を宣言する商品券
キー37等が設けられている。また、1人制モードと2
人制モードとの切替を指令する2人制キー38が設けら
れている。ここで、預/現計キー34,掛計キー35,
信計キー36及び商品券キー37は、1商取引の決済終
了を宣言する締めキーとして機能する。
【0019】前記登録用キーボード2bには、図3に示
すように、各商品のPLUコードがそれぞれプリセット
される複数(図3では1〜70)の商品キー41の他、
販売点数などの数値データを置数入力する置数キー4
2、置数データが乗数(販売点数)であることを指示す
る×キー43、置数データをクリアするクリアキー4
4、1商取引として販売される商品の登録終了を宣言す
る合計キー45等が設けられている。
【0020】しかして、前記CPU11は、前記決済用
キーボード4aの2人制キー38が操作入力されると、
図4の流れ図に示す2人制キー処理を実行するものとな
っている。すなわちCPU11は、キーボードコントロ
ーラ20を介して入力されたキー信号から2人制キー3
8の入力を検知すると2人制キー処理を開始し、先ず、
ST(ステップ)1としてモードスイッチ16により
「登録」モードが選択されているか否かを判断する。こ
こで、「登録」モード以外の業務モードが選択されてい
た場合には、2人制キー38のキー操作エラーとして、
この2人制キー処理を終了する。
【0021】ST1にて「登録」モードが選択されてい
た場合には、ST2として未決済の商取引の有無を判断
する。この判断処理は、登録用キーボード2bに設けら
れた合計キー45の入力により1商取引として販売され
る商品の登録終了が宣言される毎に“1”ずつカウント
アップし、かつ決済用キーボード4aに設けられた締め
キー34〜37の入力により1商取引の決済終了が宣言
される毎に“1”ずつカウントダウンするRAM13上
の取引カウンタの値から判断する。すなわち、取引カウ
ンタの値が0より多ければ未決済の商取引有りと判断
し、0であれば未決済の商取引無しと判断する。
【0022】ST2にて未決済の商取引有りと判断した
場合には、2人制キー38のキー操作エラーとして、こ
の2人制キー処理を終了する。ST2にて未決済の商取
引無しと判断した場合には、ST3としてRAM13上
の2人制フラグの状態を調べる。ここで、2人制フラグ
が“1”にセットされていない場合には、現在、1人制
モードによる登録業務が選択されているので、ST4と
して上記2人制フラグを“1”にセットして、2人制モ
ードによる登録業務への切替を宣言する。そして、ST
5として2人制モードによる登録業務を制御するプログ
ラムを起動する。また、決済用表示部のオペレータ用表
示器4bに2人制モードで動作していることを知らせる
マークを表示する。
【0023】これに対し、2人制フラグが“1”にセッ
トされていた場合には、現在、2人制モードによる登録
業務が選択されているので、ST7として上記2人制フ
ラグを“0”にリセットして、1人制モードによる登録
業務への切替を宣言する。そして、ST8として1人制
モードによる登録業務を制御するプログラムを起動す
る。また、決済用表示部のオペレータ用表示器4bに1
人制モードで動作していることを知らせるマークを表示
する。以上で、この2人制キー処理を終了する。
【0024】前記CPU11は、前記1人制モードによ
る登録業務を制御するプログラムが起動されると、先
ず、スキャナ装置2での商品販売データの登録操作を可
能とする。そして、バーコードスキャナ2aにより読取
られたバーコードの入力や登録用キーボード2bの商品
キー41の入力により1商取引として販売される商品の
販売データが登録された後、合計キー45が入力されて
その商品登録終了が宣言されると、POSターミナル4
での取引決済データの登録操作を可能とする。そして、
決済用キーボード4aの締めキー34〜37の入力によ
り当該1商取引の取引決済に関するデータが登録される
と、プリンタ4dによるレシートの印字発行を制御す
る。そしてレシートを発行後、再びスキャナ装置2での
商品販売データの登録操作を可能とする。
【0025】またCPU11は、前記2人制モードによ
る登録業務を制御するプログラムが起動された場合も、
先ず、スキャナ装置2での商品販売データの登録操作を
可能とする。そして、バーコードスキャナ2aにより読
取られたバーコードの入力や登録用キーボード2bの商
品キー41の入力により1商取引として販売される商品
の販売データが登録された後、合計キー45が入力され
てその商品登録終了が宣言されると、POSターミナル
4での取引決済データの登録操作を可能とする。そし
て、決済用キーボード4aの締めキー34〜37の入力
により当該1商取引の取引決済に関するデータが登録さ
れると、プリンタ4dによるレシートの印字発行を制御
する。ただし、2人制モードにおいては、合計キー45
が入力されてその商品登録終了が宣言された直後からス
キャナ装置2での次の取引に対する商品販売データの登
録操作を可能とする。
【0026】またCPU11は、1人制モード及び2人
制モードに拘らず登録業務において、決済用キーボード
4aに設けられた締めキー34〜37の入力により1商
取引の決済終了が宣言されると、図5の流れ図に示す締
めキー割込み処理を実行するものとなっている。
【0027】すなわちCPU11は、キーボードコント
ローラ20を介して入力されたキー信号から締めキー3
4〜37の入力を検知すると、レシート発行等の通常処
理とは別に締めキー割込み処理を開始し、先ず、ST1
として監視タイマ15をカウント動作をオンする。これ
により、監視タイマ15は1秒経過する毎にカウント値
を“1”ずつカウントアップする。
【0028】CPU11は、次に、ST2としてスキャ
ナ装置2により次の商取引で販売される商品の登録が開
始されているか否かを判断する。そして、開始されてい
ない場合には、開始されるまで待機する。ST2にてス
キャナ装置2により次の商取引で販売される商品の登録
が開始されたことを、バーコードスキャナ2a及び登録
用キーボード2bを介して入力されるデータにより判断
すると、ST3として2人制モードが選択されているの
か1人制モードが選択されているのかを、2人制フラグ
の状態から判断する。
【0029】ここで、2人制フラグが“0”にリセット
されている場合には、1人制モードが選択されているの
で、ST4として図6に具体的に示す1人制監視処理を
開始し、“1”にセットされている場合には、2人制モ
ードが選択されているので、ST5として図7に具体的
に示す2人制監視処理を開始する。
【0030】CPU11は、前記1人制監視処理を開始
すると、図6に示すように先ず、ST41として監視タ
イマ15の計時値を読込む。そして、この計時値が予め
設定された第1の時間設定値Mより小さいか否かを判断
する。ここで、監視タイマ15の計時値が第1の時間設
定値M以上であると判断すると、1人制を継続するの
で、ST42としてRAM13上の回数カウンタaを
“0”にリセットした後、ST43として監視タイマ1
5のカウント動作をオフして、この1人制監視処理を終
了する。
【0031】ST41にて監視タイマ15の計時値が第
1の時間設定値M未満であると判断すると、ST44と
して前記回数カウンタaの計数値を“1”だけカウント
アップする。次いで、ST45としてこの回数カウンタ
aの計数値が予め設定された第1の回数設定値A1を超
えたか否かを判断する。ここで、回数カウンタaの計数
値が第1の回数設定値A1に満たないと判断すると、1
人制を継続するのでST43に進み、監視タイマ15の
カウント動作をオフして、この1人制監視処理を終了す
る。
【0032】ST45にて回数カウンタaの計数値が第
1の回数設定値A1を超えたと判断すると、ST46と
して当該チェックアウトカウンタシステムでの登録業務
を1人制から2人制に切替えることを要求する2人制要
求伝文を作成し、この伝文を通信インタフェース19を
介して接続されたホスト装置18に送信する。この2人
制要求伝文には、1人制から2人制に切替えることを要
求するコマンドとともに、当該チェックアウトカウンタ
システムを識別する情報としてRAM13に予め設定さ
れているカウンタ番号のデータが組み込まれて、ホスト
装置18に送信される。こうして、CPU11は、2人
制要求伝文を送信したならばST43に進み、監視タイ
マ15のカウント動作をオフして、この1人制監視処理
を終了する。
【0033】ここに、前記監視タイマ15は、決済用キ
ーボード4aにより1商取引の取引決済データが登録さ
れてからバーコードスキャナ2a及び登録用キーボード
2bにより次の取引の商品販売データが登録されるまで
の時間間隔を計時するタイマ手段を構成する。また、C
PU11によって実行されるST41及びST45の処
理は、1人制モードが選択されているとき、前記タイマ
手段により計時される時間間隔から2人制モードへ移行
した方がよいか否かを判断する判断手段を構成する。ま
た、CPU11によって実行されるST46の処理は、
判断手段により2人制モードへ移行した方がよいと判断
されるとその旨を出力する出力手段を構成する。
【0034】またCPU11は、前記2人制監視処理を
開始すると、図7に示すように先ず、ST51として監
視タイマ15の計時値を読込む。そして、この計時値が
予め設定された第2の時間設定値Nより小さいか否かを
判断する。ここで、監視タイマ15の計時値が第2の時
間設定値N以下であると判断すると、2人制を継続する
ので、ST52としてRAM13上の回数カウンタaを
“0”にリセットした後、ST53として監視タイマ1
5のカウント動作をオフして、この2人制監視処理を終
了する。
【0035】ST51にて監視タイマ15の計時値が第
2の時間設定値Nを超えたと判断すると、ST54とし
て前記回数カウンタaの計数値を“1”だけカウントア
ップする。次いで、ST55としてこの回数カウンタa
の計数値が予め設定された第2の回数設定値A2を超え
たか否かを判断する。ここで、回数カウンタaの計数値
が第2の回数設定値A2に満たないと判断すると、2人
制を継続するのでST53に進み、監視タイマ15のカ
ウント動作をオフして、この2人制監視処理を終了す
る。
【0036】ST55にて回数カウンタaの計数値が第
2の回数設定値A2を超えたと判断すると、ST56と
して当該チェックアウトカウンタシステムでの登録業務
を2人制から1人制に切替えることを要求する1人制要
求伝文を作成し、この伝文を通信インタフェース19を
介して接続されたホスト装置18に送信する。この1人
制要求伝文には、2人制から1人制に切替えることを要
求するコマンドとともに前記カウンタ番号のデータが組
み込まれて、ホスト装置18に送信される。こうして、
CPU11は、1人制要求伝文を送信したならばST5
3に進み、監視タイマ15のカウント動作をオフして、
この2人制監視処理を終了する。
【0037】ここに、CPU11によって実行されるS
T51及びST55の処理は、2人制モードが選択され
ているとき、前記タイマ手段により計時される時間間隔
から1人制モードへ移行した方がよいか否かを判断する
判断手段を構成する。また、CPU11によって実行さ
れるST56の処理は、判断手段により1人制モードへ
移行した方がよいと判断されるとその旨を出力する出力
手段を構成する。
【0038】一方、前記2人制要求伝文及び1人制要求
伝文を受信するホスト装置18は、次の如く動作するよ
うになっている。すなわち、2人制要求伝文を受信した
場合には、図8(a)に示すように、伝文送信元のチェ
ックアウトカウンタシステムのカウンタ番号とともに、
1人制から2人制への切替を要求するメッセージ(本実
施の形態では「2人制に移行してください。」)を当該
ホスト装置18の表示部18aに表示出力する。
【0039】また、1人制要求伝文を受信した場合に
は、図8(b)に示すように、伝文送信元のチェックア
ウトカウンタシステムのカウンタ番号とともに、2人制
から1人制への切替を要求するメッセージ(本実施の形
態では「1人制に移行してください。」)を同じく当該
ホスト装置18の表示部18aに表示出力するものとな
っている。
【0040】このように構成された本実施の形態におい
ては、1人制モードによる登録業務が実行されていると
きには次の如く作用する。すなわち、POSターミナル
4の決済用キーボード34に設けられた締めキー34〜
37により1商取引の決済終了が宣言されてから、スキ
ャナ装置2のバーコードスキャナ2aによるバーコード
の読取り操作あるいは登録用キーボード4bの商品キー
操作により次の取引の商品登録が開始されるまでの時間
間隔が、監視用タイマ15によって計時される。そし
て、この時間間隔が第1の時間設定値Mより短い状態が
第1の回数設定値A1の回数だけ連続すると、当該PO
Sターミナル4からホスト装置18に対して自動的に2
人制要求伝文が送信されて、ホスト装置18の表示部1
8aに、2人制への切替を要求するメッセージが表示さ
れる。
【0041】今、第1の時間設定値Mとして予め10秒
が設定されているものとする。また、第1の回数設定値
A1として予め4回が設定されているものとする。な
お、これらの設定値は、ROM12に固定的に設定して
もよく、RAM13に可変的に設定してもよい。
【0042】そうすると、当該チェックアウトカウンタ
システムのPOSターミナル4からは、1人のキャッシ
ャが1商取引の決済を終了してから10秒以内に次の取
引の商品登録を開始する忙しい状態が5回連続した場合
に、ホスト装置18に対して2人制要求伝文が送信され
て、ホスト装置18の表示部18aに、当該チェックア
ウトカウンタシステムの2人制への切替を要求するメッ
セージが表示される。
【0043】そこでキャッシャ管理者は、ホスト装置1
8の表示部18aに表示されるメッセージの内容から、
当該チェックアウトカウンタシステムを2人制に切替え
る指示を出せばよい。
【0044】また、2人制モードによる登録業務が実行
されているときには次の如く作用する。すなわち、PO
Sターミナル4の決済用キーボード34に設けられた締
めキー34〜37により1商取引の決済終了が宣言され
てから、スキャナ装置2のバーコードスキャナ2aによ
るバーコードの読取り操作あるいは登録用キーボード4
bの商品キー操作により次の取引の商品登録が開始され
るまでの時間間隔が、監視用タイマ15によって計時さ
れる。そして、この時間間隔が第2の時間設定値Nより
長い状態が第2の回数設定値A2の回数だけ連続する
と、当該POSターミナル4からホスト装置18に対し
て自動的に1人制要求伝文が送信されて、ホスト装置1
8の表示部18aに、1人制への切替を要求するメッセ
ージが表示される。
【0045】今、第2の時間設定値Nとして予め30秒
が設定されているものとする。また、第2の回数設定値
A2として予め4回が設定されているものとする。な
お、これらの設定値も、前記第1の時間設定値M及び第
1の回数設定値A1と同様にROM12に固定的に設定
してもよく、RAM13に可変的に設定してもよい。
【0046】そうすると、当該チェックアウトカウンタ
システムのPOSターミナル4からは、一方のキャッシ
ャが1商取引の決済を終了してから30秒以内に他方の
キャッシャが次の取引の商品登録を開始する暇な状態が
5回連続した場合に、ホスト装置18に対して1人制要
求伝文が送信されて、ホスト装置18の表示部18a
に、当該チェックアウトカウンタシステムの1人制への
切替を要求するメッセージが表示される。
【0047】そこでキャッシャ管理者は、ホスト装置1
8の表示部18aに表示されるメッセージの内容から、
当該チェックアウトカウンタシステムを1人制に切替え
る指示を出せばよい。
【0048】このように本実施の形態によれば、1人制
で登録業務が行われているチェックアウトカウンタシス
テムにおいて、1商取引の決済終了から次の取引の商品
登録開始までの時間間隔が短い状態が続くと、ホスト装
置18の表示部18aに2人制への移行を要求するメッ
セージが自動的に表示されるので、キャッシャ管理者が
1人制から2人制への切替を的確に指示できるようにな
る。したがって、1人制を採用していたために会計待ち
の客の待ち時間が増加するのを未然に防止でき、レジ待
ち時間が長いことによる客の不満を解消できる。
【0049】また、2人制で登録業務が行われているチ
ェックアウトカウンタシステムにおいて、1商取引の決
済終了から次の取引の商品登録開始までの時間間隔が長
い状態が続くと、ホスト装置18の表示部18aに1人
制への移行を要求するメッセージが自動的に表示される
ので、キャッシャ管理者が2人制から1人制への切替を
的確に指示できるようになる。したがって、2人制を採
用していたためにキャッシャの労働力が無駄になるのを
防止でき、効率のよいキャッシャ管理を実現できる。
【0050】なお、前記一実施の形態では、1商取引の
決済終了から次の取引の商品登録開始までの時間間隔が
短い状態が所定回数続いた場合に2人制への切替を要求
するメッセージを表示するようにしたが、同時間間隔が
短い状態の単位時間当たりの発生回数が所定回数以上に
なると2人制への切替を要求するメッセージを表示する
ようにしてもよい。また、同時間間隔が長い状態の単位
時間当たりの発生回数が所定回数以上になったならば1
人制への切替を要求するメッセージを表示するようにし
てもよい。
【0051】また、ホスト装置18においてはメッセー
ジを表示するだけでなく、警告ブザーを発して、キャッ
シャ管理者に注意を喚起するようにすると、より効果的
である。また、警告ブザーをPOSターミナル4から発
するようにしても、同様に、キャッシャ管理者に注意を
強く喚起できる。
【0052】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1及び2記
載の発明によれば、キャッシャ管理者が1人制から2人
制への切替を的確に指示することができ、1人制を採用
していたために会計待ちの客の待ち時間が増加するのを
未然に防止して、レジ待ち時間が長いことによる客の不
満を解消できる商品販売登録データ処理装置を提供でき
る。
【0053】また、請求項3及び4記載の発明によれ
ば、キャッシャ管理者が2人制から1人制への切替を的
確に指示することができ、2人制を採用していたために
キャッシャの労働力が無駄になるのを防止して、効率の
よいキャッシャ管理を実現できる商品販売登録データ処
理装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態である商品販売登録デ
ータ処理装置の要部構成を示すブロック図。
【図2】 同実施の形態における決済用キーボードの主
要なキー配置を示す平面図。
【図3】 同実施の形態における登録用キーボードの主
要なキー配置を示す平面図。
【図4】 同実施の形態においてCPUが実行する2人
制キー処理の要部を示す流れ図。
【図5】 同実施の形態においてCPUが実行する締め
キー割込み処理の要部を示す流れ図。
【図6】 図5における1人制監視処理を具体的に示す
流れ図。
【図7】 図5における2人制監視処理を具体的に示す
流れ図。
【図8】 同実施の形態においてホスト装置に表示され
るメッセージの一例を示す図。
【図9】 本発明の一実施の形態を適用したチェックア
ウトカウンタシステムの概略図。
【符号の説明】
2…スキャナ装置(登録部) 4…POSターミナル(決済部) 11…CPU 15…監視タイマ 18…ホスト装置 19…通信インタフェース

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品販売データの登録手段を有する登録
    部と、取引決済データの登録手段を有する決済部とから
    なり、前記登録部と決済部とを同一のキャッシャで操作
    する1人制モードと別々のキャッシャで操作する2人制
    モードとの切替が可能な商品販売登録データ処理装置に
    おいて、 前記決済部の登録手段により1商取引の取引決済データ
    が登録されてから前記登録部の登録手段により次の商取
    引の商品販売データが登録されるまでの時間間隔を計時
    するタイマ手段と、 前記1人制モードが選択されているとき、前記タイマ手
    段により計時される時間間隔から2人制モードへ移行し
    た方がよいか否かを判断する判断手段と、 この判断手段により2人制モードへ移行した方がよいと
    判断されるとその旨を出力する出力手段と、を具備した
    ことを特徴とする商品販売登録データ処理装置。
  2. 【請求項2】 判断手段は、前記タイマ手段により計時
    される時間間隔が予め設定されている時間に満たない状
    態が所定回数継続すると2人制モードへ移行した方がよ
    いと判断する手段であることを特徴とする商品販売登録
    データ処理装置。
  3. 【請求項3】 商品販売データの登録手段を有する登録
    部と、取引決済データの登録手段を有する決済部とから
    なり、前記登録部と決済部とを同一のキャッシャで操作
    する1人制モードと別々のキャッシャで操作する2人制
    モードとの切替が可能な商品販売登録データ処理装置に
    おいて、 前記決済部の登録手段により1商取引の取引決済データ
    が登録されてから前記登録部の登録手段により次の商取
    引の商品販売データが登録されるまでの時間間隔を計時
    するタイマ手段と、 前記2人制モードが選択されているとき、前記タイマ手
    段により計時される時間間隔から1人制モードへ移行し
    た方がよいか否かを判断する判断手段と、 この判断手段により1人制モードへ移行した方がよいと
    判断されるとその旨を出力する出力手段と、を具備した
    ことを特徴とする商品販売登録データ処理装置。
  4. 【請求項4】 判断手段は、前記タイマ手段により計時
    される時間間隔が予め設定されている時間を超える状態
    が所定回数継続すると1人制モードへ移行した方がよい
    と判断する手段であることを特徴とする商品販売登録デ
    ータ処理装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017156881A (ja) * 2016-02-29 2017-09-07 東芝テック株式会社 情報処理装置及びプログラム
JP2019114187A (ja) * 2017-12-26 2019-07-11 株式会社寺岡精工 Posシステム、及び監視装置
JP2020119063A (ja) * 2019-01-21 2020-08-06 Necプラットフォームズ株式会社 Posレジスタ装置、会計制御方法、およびプログラム

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