JP2000206421A - 双眼鏡 - Google Patents

双眼鏡

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JP2000206421A
JP2000206421A JP11002784A JP278499A JP2000206421A JP 2000206421 A JP2000206421 A JP 2000206421A JP 11002784 A JP11002784 A JP 11002784A JP 278499 A JP278499 A JP 278499A JP 2000206421 A JP2000206421 A JP 2000206421A
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lens
pair
binoculars
mirrors
locking
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English (en)
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Shin Koide
津 小出
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Olympus Optical Co Ltd
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    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B23/00Telescopes, e.g. binoculars; Periscopes; Instruments for viewing the inside of hollow bodies; Viewfinders; Optical aiming or sighting devices
    • G02B23/16Housings; Caps; Mountings; Supports, e.g. with counterweight
    • G02B23/18Housings; Caps; Mountings; Supports, e.g. with counterweight for binocular arrangements

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】未使用状態の双眼鏡を急に使用する時は1対の
鏡体の前面を覆うレンズカバーを容易に素早く保護位置
から退避位置へと移動させることが出来る、双眼鏡を提
供することである。 【解決手段】この発明は、1対の鏡体12a,12bの
位置を相対的に変更可能な双眼鏡において:1対の鏡体
の前面で外部に露呈するレンズ18a,18bを保護す
る保護位置と上記前面から退避する退避位置とで移動可
能なレンズカバー22a,22bと;1対の鏡体が第1
の位置にある時はレンズカバーを保護位置に係止し、1
対の鏡体が第1の位置から第2の位置へ移動する時はこ
の移動に連動して係止を解除しレンズカバーを退避位置
へ移動させるカバー制御手段と;を具備している。カバ
ー制御手段は、係止突出部30a,30b,係止爪34
a,34b,そして付勢手段32a,32bを含んでい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、夫々がレンズを
有する1対の鏡体の位置を相対的に変更することが可能
な双眼鏡であって、1対の鏡体の前面で外部に露呈する
レンズを覆うレンズカバーを備えている双眼鏡に関す
る。
【0002】
【従来の技術】双眼鏡を使用しない時は、双眼鏡の1対
の鏡体の両端に露出されているレンズをレンズカバーに
より覆っておくことが勧められている。これは、1対の
鏡体の両端のレンズに埃が付着したり、上記レンズに何
物かが接して上記レンズが損傷してしまう可能性を無く
す為である。
【0003】実開平6−68021号公報はレンズカバ
ーを伴った双眼鏡を開示している。この公報のレンズカ
バーは、双眼鏡の1対の鏡体の両端においてレンズを覆
う保護位置と上記レンズを開放した退避位置との間で移
動自在である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記公報の双眼鏡で
は、レンズカバーを保護位置から退避位置へと移動させ
るのは手動である。従って、未使用状態から急に使用す
ることになった時には1対の鏡体の両端からレンズカバ
ーを取り去るのに時間がかかるのが問題である。
【0005】この発明は上記事情の下でなされ、この発
明の目的は、未使用状態から急に使用することになった
時に、1対の鏡体の前面のレンズを覆う保護位置からレ
ンズカバーを容易に素早く退避位置へと移動させること
が出来る双眼鏡を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述したこの発明の目的
を達成する為に、この発明に従った双眼鏡は、夫々がレ
ンズを有する1対の鏡体の位置を相対的に変更すること
が可能な双眼鏡において、上記1対の鏡体の前面で外部
に露呈するレンズを保護する保護位置と上記鏡体の前面
から退避する退避位置とに移動可能なレンズカバーと、
上記1対の鏡体が第1の位置にある時には上記レンズカ
バーを上記保護位置に係止し、上記1対の鏡体が第1の
位置から第2の位置へ移動する時にはこの移動に連動し
て上記係止を解除することにより上記レンズカバーを退
避位置へ移動させるカバー制御手段と、を具備したこと
を特徴としている。
【0007】
【作用】このように構成されたことを特徴とする、この
発明に従った双眼鏡では、双眼鏡が使用されておらず1
対の鏡体が第1の位置にある時は、カバー制御手段がレ
ンズカバーを保護位置に係止して1対の鏡体の前面のレ
ンズを埃の付着や損傷から保護している。
【0008】この双眼鏡を使用する際には、1対の鏡体
を第1の位置から第2の位置へと移動させる。するとこ
の移動に連動してカバー制御手段が上記係止を解除し、
上記レンズカバーを退避位置へと移動させる。
【0009】以下この発明の種々の実施の形態を添付の
図面を参照しながら詳細に説明する。
【0010】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態]まず最初
は、この発明の第1の実施の形態に従った双眼鏡の構成
を図1及び図2の(A),(B)を参照しながら説明す
る。
【0011】なおここにおいて図1は、使用されていな
い状態にある上記第1の実施の形態に従った双眼鏡を斜
め上正面から概略的に示す斜視図である。
【0012】また図2の(A)は、図1に示されている
双眼鏡の概略的な正面図であり;そして図2の(B)
は、図1に示されている双眼鏡を一部切り欠いて示す概
略的な平面図である。
【0013】この発明の第1の実施の形態に従った双眼
鏡は、中心軸10の両側に相互に平行に配置された1対
の鏡体12a,12bを備えている。1対の鏡体12
a,12bは、中心軸10の回りに所定の範囲で回動自
在である。
【0014】中心軸10には中央合焦点リング14が回
転自在に取り付けられている。中央合焦点リング14に
は合焦点往復棒16が接続されている。合焦点往復棒1
6は中央合焦点リング14の一方向及び他方向への回転
により前進及び後退する。
【0015】合焦点往復棒16には鏡体12a,12b
中の対物レンズ群18a,18bが結合されている。こ
こまでの構成は従来の双眼鏡の構成と同じである。
【0016】鏡体12a,12bにおいて対物レンズ群
18a,18bの光軸11a,11bの延長上には、開
口20a,20bが形成されている。開口20a,20
bにはレンズカバー22a,22bが設けられている。
【0017】レンズカバー22a,22bは開口20
a,20bを閉鎖している保護位置に配置されている。
保護位置のレンズカバー22a,22bは、開口20
a,20b中の対物レンズ群18a,18bを埃の付着
や外力の負荷による損傷から保護する。
【0018】なおレンズカバー22a,22bは、上記
保護位置から開口20a,20bに沿い左右の外方に移
動し開口20a,20bから退避した退避位置へと移動
可能である。
【0019】開口20a,20bの夫々の上下には相互
に平行に延出した1対の水平溝24が形成されている。
1対の溝24にはレンズカバー22a,22bの夫々の
上下縁から略上下方向に突出した係合突起26が挿入さ
れている。
【0020】開口20a,20bの上下の溝24とレン
ズカバー22a,22bの上下の係合突起26との組み
合わせは、レンズカバー22a,22bの上記保護位置
と上記退避位置との間の移動を案内する。
【0021】レンズカバー22a,22bは夫々の相互
の隣接端の外表面に指掛け突起28を有している。また
上記隣接端の内表面には係止突起30a,30bを有し
ている。
【0022】レンズカバー22a,22bと鏡体12
a,12bの内表面との間には付勢手段32a,32b
が介在されている。この実施の形態では付勢手段32
a,32bは引っ張りコイルばねにより構成されてい
る。付勢手段32a,32bはレンズカバー22a,2
2bを上述した退避位置へと向かい付勢している。この
結果、この実施の形態の付勢手段32a,32bは、レ
ンズカバー22a,22bを上記保護位置から上記退避
位置へと向かい駆動する駆動手段を構成している。
【0023】鏡体12aには反対側の鏡体12b中に突
出した係止爪34aが設置されており、鏡体12bには
反対側の鏡体12a中に突出した係止爪34bが設置さ
れている。
【0024】係止爪34a,34bの基端部は設置され
てる鏡体12a又は12bに対して所定の範囲で回動自
在であり、図2の(A)に示す基準位置と基準位置から
先端部を上方に向かい僅かに回動させた上方回動位置と
の間で回動可能である。係止爪34a,34bは図示し
ない付勢手段により上記基準位置に向かい付勢されてい
る。
【0025】鏡体12a,12bが図1及び図2の
(A),(B)に示す如き所定の未使用位置(第1の位
置とする)に配置されている時、上記基準位置の係止爪
34a,34bの先端部は保護位置の対応するレンズカ
バー22a,22bの係止突起30a,30bに係止さ
れている。この結果、レンズカバー22a,22bは付
勢手段32a,32bの付勢力に抗して保護位置に止ま
っている。
【0026】即ち、鏡体12a,12bの係止爪34
a,34bとレンズカバー22a,22bの係止突起3
0a,30bとは、相互に協働してレンズカバー22
a,22bを上記保護位置に係止する係止手段を構成し
ている。
【0027】次には、上述した如く構成されているこの
発明の第1の実施の形態に従った双眼鏡の作用につい
て、図3の(A)及び(B)をさらに参照しながら説明
する。なおここにおいて図3の(A)は、上記第1の実
施の形態の双眼鏡を使用可能な状態で概略的に示す正面
図であり;そして図3の(B)は、図3の(A)の双眼
鏡を一部切り欠いて示す概略的な平面図である。
【0028】上記双眼鏡を使用する時は、鏡体12a,
12bを図1及び図2の(A),(B)に示す上述した
所定の未使用位置(第1の位置)から中心軸10の回り
に下方の使用可能位置(第2の位置という)へと向かい
回動させる。
【0029】すると、図3の(A)に示す如く、係止爪
34a,34bの先端部は中心軸10よりも上方に移動
する。そして上記先端部は、対応するレンズカバー22
a,22bの係止突起30a,30bに対する係止を解
除する。
【0030】この結果、レンズカバー22a,22bは
付勢手段32a,32bの付勢力により図1及び図2の
(A),(B)に示されている保護位置から図3の
(A),(B)に示されている如き退避位置へと移動さ
れる。
【0031】レンズカバー22a,22bの上記移動
は、レンズカバー22a,22bの指掛け突起28の左
右方向における外端28a,28bが対応する鏡体12
a,12bの開口20a,20bの左右方向における外
端縁35a,35bに当接することにより停止される。
【0032】退避位置に停止したレンズカバー22a,
22bは、開口20a,20bを開放して開口20a,
20b中の対物レンズ群18a,18bを外部に露出さ
せる。
【0033】このようにこの実施の形態において双眼鏡
を使用する時は、鏡体12a,12bを上述した所定の
未使用位置(第1の位置)から使用可能位置(第2の位
置)へと回動させるだけでレンズカバー22a,22b
が保護位置から退避位置へと移動する。しかもこの移動
は付勢手段32a,32bの付勢力により急速に行われ
るので、双眼鏡を直ちに未使用状態から使用可能状態に
することが出来る。
【0034】さらにレンズカバー22a,22bは、保
護位置においてはもちろんのこと保護位置と退避位置と
の間の移動の間も鏡体12a,12bにより支持されて
鏡体12a,12bから分離されることがない。従って
レンズカバー22a,22bは、上述した如く保護位置
から退避位置へと急速に移動されるにもかかわらず紛失
されることがない。
【0035】この双眼鏡を、保存したり携帯したりする
ような長期間に渡り使用しなくなった時は、まず最初に
鏡体12a,12bを図3の(A),(B)に示されて
いる如き使用可能位置(第2の位置)から中心軸10の
回りに上方の前述した未使用位置(第1の位置という)
へと向かい回動させる。
【0036】鏡体12a,12bが図1及び図2の
(A),(B)に示されている如き所定の未使用位置
(第1の位置)に復帰された後には、レンズカバー22
a,22bの指掛け突起28に指を掛けてレンズカバー
22a,22bを手動により付勢手段32a,32bの
付勢力に抗し前述した退避位置から図1及び図2の
(A),(B)に示されている保護位置へと復帰させ
る。
【0037】この際には、レンズカバー22a,22b
が保護位置に到達する直前に、レンズカバー22a,2
2bの係止突起30a,30bが鏡体12a,12bに
おいて前述した基準位置に配置されている係止爪34
a,34bの先端部を前述した図示しない付勢手段の付
勢力に抗して上方に押し上げ、上方に押し上げられた係
止爪34a,34bの先端部の下方を通過する。この通
過後に係止爪34a,34bは基準位置に復帰し先端部
により、保護位置に到達したレンズカバー22a,22
bの係止突起30a,30bを係止する。
【0038】そしてレンズカバー22a,22bは、鏡
体12a,12bが図1及び図2の(A),(B)に示
されている所定の未使用位置(第1の位置)に配置され
ている限り、付勢手段32a,32bの付勢力に抗して
保護位置に保持されたままとなる。
【0039】以上詳述したことから明らかなように、こ
の実施の形態においては、鏡体12a,12bの係止爪
34a,34bと、レンズカバー22a,22bの係止
突起30a,30bと、付勢手段32a,32bと、が
カバー制御手段を構成している。
【0040】そしてカバー制御手段は、鏡体12a,1
2bが所定の未使用位置(第1の位置)にある時には、
レンズカバー22a,22bを保護位置に係止する。カ
バー制御手段はまた、鏡体12a,12bが上記未使用
位置(第1の位置)から上記未使用位置(第1の位置)
とは異なった図3の(A),(B)に示されている如き
使用可能位置(第2の位置)へ移動する時には、この移
動に連動して上記係止を解除することによりレンズカバ
ー22a,22bを退避位置へ移動させる。
【0041】なおカバー制御手段において、鏡体12
a,12bが上記未使用位置(第1の位置)にある時に
レンズカバー22a,22bを保護位置に係止する係止
手段は、鏡体12a,12bの係止爪34a,34bと
レンズカバー22a,22bの係止突起30a,30b
との組み合わせが構成している。また鏡体12a,12
bが上記未使用位置(第1の位置)から上記使用可能位
置(第2の位置)へ移動するのに連動して上記係止が解
除された際にレンズカバー22a,22bを退避位置へ
移動させるカバー駆動手段を、付勢手段32a,32b
が構成している。
【0042】[第2の実施の形態]次には、図4乃至図
6を参照しながらこの発明の第2の実施の形態に従った
双眼鏡の構成について説明する。
【0043】なおここにおいて、図4の(A)は、使用
されていない状態にある上記第2の実施の形態に従った
双眼鏡を斜め上正面から概略的に示す斜視図であり;図
4の(B)及び(C)は、上記第2の実施の形態におけ
る係止手段の2つの例を示す部分縦断面図であり;そし
て、図4の(D)は、上記第2の実施の形態における係
止解除手段を示す部分下面図である。
【0044】また図5の(A)は、使用されていない状
態にある上記第2の実施の形態に従った双眼鏡の概略的
な平面図であり;そして図5の(B)は、図5の(A)
に示されている双眼鏡の概略的な正面図である。
【0045】さらに図6は、図5の(A)に示されてい
る双眼鏡を一部を切り欠いて示す概略的な側面図であ
る。
【0046】図4の(A)及び図5の(A)及び(B)
に示す如く、この発明の第2の実施の形態に従った双眼
鏡は、相互に平行に配置された1対の鏡体50a,50
bを備えている。
【0047】鏡体50a,50bの上方には橋状部52
が横たわっている。橋状部52に対し鏡体50a,50
bの夫々が回動中心軸53a,53bを介し連結されて
いる。
【0048】橋状部52の中央には中央合焦点リング5
4が配置されている。鏡体50a,50bの一端部には
接眼レンズスリーブ56a,56bが配置されている。
中央合焦点リング54の一方向及び他方向への回転は接
眼レンズスリーブ56a,56bの前進及び後退をもた
らす。
【0049】接眼レンズスリーブ56a,56bは鏡体
50a,50bの接眼レンズ部を構成している。従って
鏡体50a,50bの他端部は対物レンズ部である。
【0050】ここまでの構成は従来の双眼鏡の構成と同
じである。
【0051】図4の(A)及び図5の(A)及び(B)
において鏡体50a,50bは、橋状部52に対し所定
の未使用位置(第1の位置とする)に配置されている。
【0052】鏡体50a,50bの両端の前面はレンズ
カバー58a及び58bにより覆われている。これによ
りレンズカバー58a,58bは、鏡体50a,50b
の両端の前面に露呈しているレンズに埃が付着したり外
力が負荷されて損傷したりすることを防止している。こ
の時のレンズカバー58a,58bの位置は、保護位置
である。
【0053】鏡体50a,50bの両端部の上方には移
動板60a,60bが横たわっている。保護位置のレン
ズカバー58a,58bの上端部が折り曲げ手段62を
介して移動板60a,60bの外端部に連結されてい
る。移動板60a,60bの内端部は、橋状部52と鏡
体50a,50bの外周面の上部との間の隙間に形成さ
れている移動案内溝63に挿入されている。
【0054】橋状部52の下方からは鏡体50a,50
bの外周面の上部に沿い相互に平行に上下1対の移動案
内板64a,64bが延出している。移動板60a,6
0bの内端部は移動案内板64a,64bの隙間に挿入
されている。上記隙間の左右両端には1対の側方案内部
材65が固定されていて、移動案内板64a,64bの
左右両縁に沿い延出している。移動案内溝63は移動案
内板64a,64bと1対の側方案内部材65とで囲ま
れた隙間により構成されている。
【0055】下方の移動案内板64bには移動案内凹所
66が形成されていて、鏡体50a,50bの光軸に沿
った方向に延出している。移動板60a,60bの下面
には複数の移動案内突起68が形成されていて、上記光
軸に沿った方向に相互に離間している。移動案内突起6
8は移動案内凹所66に挿入されていて、移動案内溝6
3中での移動板60a,60bの移動方向を規制してい
る。
【0056】移動案内溝63中で移動板60a,60b
の間には付勢手段70が延出している。付勢手段70の
両端は移動板60a,60bに接続されている。付勢手
段70は移動板60a,60bを相互に接近させるよう
付勢している。
【0057】移動板60a,60bが相互に接近されれ
ば、移動板60a,60bと折り曲げ手段62を介して
連結されているレンズカバー58a,58bは鏡体50
a,50bの両端の保護位置から離れ上方の退避位置に
向かい跳ね上げられた後、移動板60a,60bに続き
相互に接近される。
【0058】即ち、この実施の形態において付勢手段7
0は、レンズカバー58a,58bを上記保護位置から
上記退避位置に向かい移動させるカバー駆動手段を構成
している。そして、この実施の形態において付勢手段7
0は引っ張りコイルばねにより構成されている。
【0059】レンズカバー58a,58bと鏡体50
a,50bの両端との間には係止手段71が介在されて
いる。係止手段71は、鏡体50a,50bが上記所定
の未使用位置(即ち、第1の位置)に配置されている間
には付勢手段70の付勢力に抗してレンズカバー58
a,58bを鏡体50a,50bの両端の保護位置に係
止し保持している。
【0060】係止手段71は、レンズカバー58a,5
8bの夫々の内表面の周縁に沿い円弧形状に延出した係
止突出部72を含んでいるとともに、鏡体50a,50
bの両端の前面に形成されている円弧形状の係止凹所7
4を含んでいる。
【0061】鏡体50a,50bが上述した所定の未使
用位置(第1の位置)に配置されている時、上記保護位
置に配置されているレンズカバー58a,58bの係止
突出部72は、鏡体50a,50bの両端の係止凹所7
4に係止されている。
【0062】係止突出部72の内周面または係止凹所7
4の外周面のいずれか一方は、図4の(B)または
(C)の縦断面に示されている如く傾斜面にされてい
る。これは付勢手段70から移動板60a,60bを介
してレンズカバー58a,58bに伝えられる付勢力に
より、鏡体50a,50bの両端の係止凹所74に対す
るレンズカバー58a,58bの係止突出部72の係止
が容易に解除されないようにする為である。
【0063】さらに、鏡体50a,50bの両端の係止
凹所74において相互に接近している端部は、図4の
(D)に示されている如く、傾斜面74aとして形成さ
れている。傾斜面74aは、相互に接近するにつれて前
方に向かうよう傾斜されている。
【0064】そしてレンズカバー58a,58bは弾性
を有する材料により形成されている。このような材料に
は合成樹脂が含まれる。
【0065】なお、レンズカバー58a,58bを硬い
材料で形成し、係止突出部72のみを弾性を有する材料
により形成することが出来る。またあるいは、レンズカ
バー58a,58b及び係止突出部72を硬い材料で形
成し、この時に係止突出部72のみを弾性が生じるよう
薄肉に形成することも出来る。
【0066】このように構成されている第2の実施の形
態に従った双眼鏡は、鏡体50a,50bが図4の
(A)及び図5の(A),(B)に示す如く所定の未使
用位置(第1の位置)に配置されている間には、図4の
(B)または(C)に良く示されている如く、鏡体50
a,50bの両端の係止凹所74に保護位置のレンズカ
バー58a,58bの係止突出部72が係止されてい
る。
【0067】そしてこの係止が発生させる摩擦力により
レンズカバー58a,58bは、付勢手段70の付勢力
に抗して図4の(A),図5の(A),(B)及び図6
に示す保護位置に保持される。
【0068】保護位置のレンズカバー58a,58b
は、鏡体50a,50bの両端の前面に露呈されている
図示しないレンズに埃が付着したり外力が負荷されて損
傷したりすることを防止する。この為、上記双眼鏡を例
えば保存しておいたり携帯したりするような比較的長期
間にわたり未使用な状態にしておくのに適している。
【0069】即ち、1対の鏡体50a,50bの両端の
係止凹所74とレンズカバー58a,58bの係止突出
部72とが相互に協働してレンズカバー58a,58b
を上述した保護位置に係止し保持する為の係止手段を構
成している。
【0070】次には、上述した如く構成されているこの
発明の第2の実施の形態に従った双眼鏡の作用につい
て、図7乃至図11をさらに参照しながら説明する。
【0071】なおここで、図7の(A)は、図4の
(D)に示されている係止解除手段により1対の鏡体の
両端に対するレンズカバーの係止が解除された直後の状
態で上記第2の実施の形態に従った双眼鏡を概略的に示
す平面図であり;そして、図7の(B)は、図7の
(A)に示されている双眼鏡の概略的な正面図である。
【0072】また図8は、図7の(A)に示されている
双眼鏡を一部を切り欠いて示す概略的な側面図ある。
【0073】図9は、レンズカバーが退避位置に配置さ
れて使用状態にある上記第2の実施の形態に従った双眼
鏡の概略的な斜視図である。
【0074】また、図10の(A)は、図9に示されて
いる双眼鏡の概略的な平面図であり;そして図10の
(B)は、図9に示されている双眼鏡の概略的な正面図
である。
【0075】さらに図11は、図9に示されている双眼
鏡を一部を切り欠いて示す概略的な側面図ある。
【0076】上述した第2の実施の形態に従った双眼鏡
を使用する時は、鏡体50a,50bを図4の(A)及
び図5の(A),(B)に示す所定の未使用位置(第1
の位置)から回動中心軸53a,53bの回りに上方に
向かい手動で移動させる。
【0077】この回動により鏡体50a,50bは相互
に遠ざかり、鏡体50a,50bの両端の係止凹所74
の傾斜面74a(図4の(D)参照)がレンズカバー5
8a,58bの係止突出部72を前方に向かい押す。
【0078】すると、係止突出部72が弾性的に前方に
向かい押されて係止凹所74に対する係止を解除する。
この結果として、図7の(A),(B)及び図8に示す
如く、レンズカバー58a,58bは鏡体50a,50
bの両端から離れ、鏡体50a,50bの両端との間に
隙間を生じさせる。
【0079】この後にレンズカバー58a,58bは、
付勢手段70の付勢力により折り曲げ手段62の回りで
鏡体50a,50bの両端から上方(即ち、上面側)に
退避するよう回動する。この回動の間に移動板60a,
60bは付勢手段70の付勢力により移動案内溝63中
に引き込まれ、相互に接近される。
【0080】レンズカバー58a,58bの上方への回
動は、レンズカバー58a,58bが移動案内溝63に
対し水平になった時に上方の移動案内板64aにより規
制される。
【0081】移動案内溝63におけるレンズカバー58
a,58bを伴った移動板60a,60bの水平移動
は、図10の(A)に示されている如く、下方の移動案
内板64bの移動案内凹所66の内端に移動板60a,
60bの内方の1つの移動案内突起68が当接すること
により停止される。
【0082】この時、レンズカバー58a,58bは鏡
体50a,50bの両端の上方に鏡体50a,50bの
光軸に対して平行に配置されている。そしてレンズカバ
ー58a,58bは上記両端の前面のレンズ77,78
を外部空間に露出させている。この時のレンズカバー5
8a,58bの位置を退避位置とする。
【0083】退避位置では、図11に良く示されている
如く、接眼レンズスリーブ56a,56b側のレンズカ
バー58aの外端は、接眼レンズスリーブ56a,56
bの外端よりも内方に配置されている。これは、この双
眼鏡の使用者が接眼レンズスリーブ56a,56bのレ
ンズ78(図10の(B)参照)を覗く時にレンズカバ
ー58aの上記外端に額をぶつけて怪我をすることを防
止しているとともにレンズ78を覗くことの邪魔になる
ことを防止している。
【0084】接眼レンズスリーブ56a,56bとは反
対側(対物レンズ側)のレンズカバー58bの外端は、
上記反対側(対物レンズ側)の外端よりも外方に配置さ
れている。これは、この双眼鏡を使用して例えば逆光状
態の下で物体を覗く時に、上記反対側(対物レンズ側)
の外端のレンズ77(図9参照)から鏡体50a,50
b内に差し込んだ光がゴーストを生じさせることを防止
する。また雨中での使用時において上記反対側(対物レ
ンズ側)の外端のレンズ77に雨滴が付着して物体を覗
きにくくなることを効果的に防止している。
【0085】このようにこの第2の実施の形態において
も、双眼鏡を使用する時は、鏡体50a,50bを上述
した所定の未使用位置(第1の位置)から第1の位置と
は異なる使用可能位置(第2の位置)へと移動させるだ
けでレンズカバー58a,58bが保護位置から退避位
置へと移動することが許容される。しかも付勢手段70
の付勢力により退避位置へと急速に移動される。この結
果、双眼鏡を直ちに未使用状態から使用可能状態にする
ことが出来る。
【0086】さらにレンズカバー58a,58bは保護
位置においてはもちろんのこと保護位置と退避位置との
間の移動の間も鏡体50a,50bにより支持されてい
る。従って、レンズカバー28a,28bは保護位置か
ら退避位置へと急速に移動されるにもかかわらず、鏡体
50a,50bから分離されることがなく、無くされる
ことがない。
【0087】上述した如く退避位置に配置されているレ
ンズカバー58a,58bを図4,図5の(A),
(B),及び図6に示されている如き保護位置に移動さ
せるには、まず最初に鏡体50a,50bを図4及び図
5の(A),(B)に示されている如き所定の未使用位
置に手動で移動させる。
【0088】次には、退避位置のレンズカバー58a,
58bを付勢手段70の付勢力に抗して移動案内溝63
から手動で外方に引き出す。さらに、レンズカバー58
a,58bを折り曲げ手段62の回りに手動で下方に向
かい回動させる。そして最後に係止突出部72を鏡体5
0a,50bの両端の係止凹所74に係止させれば良
い。
【0089】これらの記載から、この実施の形態では、
レンズカバー28a,28bの係止突出部72及び鏡体
50a,50bの両端の係止凹所74を含む係止手段7
1と、係止凹所74の傾斜面74aと、カバー駆動手段
を構成している付勢手段70とが、以下の如きカバー制
御手段を構成していることが明かである。
【0090】カバー制御手段は、鏡体50a,50bが
上記不使用位置(第1の位置)に配置されている間はレ
ンズカバー28a,28bの上記保護位置に係止し、鏡
体50a,50bの上記不使用位置(第1の位置)から
上記使用可能位置(第2の位置)への移動に連動して上
記係止を解除しレンズカバー28a,28bを上記保護
位置から上記退避へと移動させる。
【0091】以上詳述したことから明らかなように、こ
の発明からは以下のような種々の双眼鏡を提供すること
が出来る。
【0092】1. 夫々がレンズを有する1対の鏡体の
位置を相対的に変更することが可能な双眼鏡において、
上記1対の鏡体の前面で外部に露呈するレンズを保護す
る保護位置と上記鏡体の前面から退避する退避位置とに
移動可能なレンズカバーと、上記1対の鏡体が第1の位
置にある時には上記レンズカバーを上記保護位置に係止
し、上記1対の鏡体が第1の位置から第2の位置へ移動
する時にはこの移動に連動して上記係止を解除すること
により上記レンズカバーを退避位置へ移動させるカバー
制御手段と、を具備したことを特徴とする双眼鏡。
【0093】2. 上記カバー制御手段は、上記1対の
鏡体が第1の位置にある時に上記レンズカバーを上記保
護位置に係止する係止手段と、上記1対の鏡体が第1の
位置から第2の位置へ移動するのに連動して係止が解除
された際に上記レンズカバーを退避位置へ移動させるカ
バー駆動手段と、を有していることを特徴とする上記1
項に記載の双眼鏡。
【0094】3. 上記係止手段は、上記1対の鏡体の
夫々に設けられた斜面部と上記レンズカバーに設けられ
て当該斜面部に係合する突出部とからなることを特徴と
する上記2項に記載の双眼鏡。
【0095】4. 相対的に移動可能に連結された1対
の鏡体と;1対の鏡体の少なくとも一端のレンズを覆う
保護位置と保護位置から移動し上記少なくとも一端のレ
ンズを開放する退避位置との間で移動可能なレンズカバ
ーと;1対の鏡体が所定の未使用位置に配置されている
時はレンズカバーを保護位置に保持し、上記所定の未使
用位置からの1対の鏡体の移動により護位置から退避位
置へのレンズカバーの移動を許容するレンズカバー保持
手段と;を備えている、ことを特徴とする双眼鏡。
【0096】5. 上記所定の未使用位置からの1対の
鏡体の移動によりレンズカバーを保護位置から退避位置
に向かい駆動する駆動手段をさらに備えている、ことを
特徴とする上記4項に記載の双眼鏡。
【0097】6. 上記駆動手段は付勢手段である、こ
とを特徴とする上記5項に記載の双眼鏡。
【0098】7. レンズカバー保持手段が、1対の鏡
体に設けられて1対の鏡体とともに移動し1対の鏡体が
所定の未使用位置に配置されている時はレンズカバーに
係止してレンズカバーを保護位置に保持し、上記所定の
未使用位置からの1対の鏡体の移動によりレンズカバー
に対する上記係合を解除して保護位置から退避位置への
レンズカバーの移動を許容する係止部材を含んでいる、
ことを特徴とする上記4項乃至上記6項のいずれか1項
に記載の双眼鏡。
【0099】8. レンズカバーが1対の鏡体に保護位
置と退避位置との間で1対の鏡体に沿い摺動自在に設け
られていることを特徴とする上記4項乃至上記7項のい
ずれか1項に記載の双眼鏡。
【0100】9. レンズカバー保持手段が、1対の鏡
体の上記少なくとも一端に設けられて上記少なくとも一
端とともに移動し1対の鏡体が所定の未使用位置に配置
されている時はレンズカバーに係止してレンズカバーを
保護位置に保持し、上記所定の未使用位置からの1対の
鏡体の移動によりレンズカバーに対する上記係止を解除
して保護位置から退避位置へのレンズカバーの移動を許
容する係止部材を含んでいる、ことを特徴とする上記4
項乃至上記6項のいずれか1項に記載の双眼鏡。
【0101】10. レンズカバー保持手段の係止部材
が、1対の鏡体の上記少なくとも一端に形成されている
所定の傾斜面である、ことを特徴とする上記9項に記載
の双眼鏡。
【0102】11. レンズカバーは、保護位置と退避
位置との間で回動可能に1対の鏡体に連結されている、
ことを特徴とする上記9項または上記10項に記載の双
眼鏡。
【0103】12. レンズカバーは、退避位置におい
て1対の鏡体の外周面に沿い移動可能である、ことを特
徴とする上記11項に記載の双眼鏡。
【0104】13. 双眼鏡が1対の鏡体を回動可能に
連結した橋状部を含んでおり、レンズカバーは退避位置
において橋状部に沿い配置される、ことを特徴とする上
記12項に記載の双眼鏡。
【0105】
【発明の効果】以上詳述したことからさらに明らかなよ
うに、この発明にかかる双眼鏡では、未使用状態から急
に使用することになった時に1対の鏡体の少なくとも一
端のレンズを覆うレンズカバーを容易に素早く保護位置
から退避位置へと移動させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態に従った双眼鏡を
使用されていない状態で斜め上正面から概略的に示す斜
視図である。
【図2】(A)は、図1に示されている双眼鏡の概略的
な正面図であり;そして、(B)は、図1に示されてい
る双眼鏡を一部切り欠いて示す概略的な平面図である。
【図3】(A)は、上記第1の実施の形態に従った双眼
鏡を使用可能な状態で概略的に示す正面図であり;そし
て、(B)は、図3の(A)の双眼鏡を一部切り欠いて
示す概略的な平面図である。
【図4】(A)は、この発明の第2の実施の形態に従っ
た双眼鏡を使用されていない状態で斜め上正面から概略
的に示す斜視図であり;(B)は、上記第2の実施の形
態に従った双眼鏡における係止手段の一例を示す部分縦
断面図であり;(C)は、上記第2の実施の形態に従っ
た双眼鏡における係止手段の別の例を示す部分縦断面図
であり;そして、(D)は、上記第2の実施の形態に従
った双眼鏡における係止解除手段を示す部分下面図であ
る。
【図5】(A)は、上記第2の実施の形態に従った双眼
鏡を使用されていない状態で概略的に示す平面図であ
り;そして、(B)は、図5の(A)に示されている双
眼鏡の概略的な正面図である。
【図6】図5の(A)に示されている双眼鏡を一部切り
欠いて示す概略的な縦断面図である。
【図7】(A)は、図4の(D)に示されている係止解
除手段により1対の鏡体の両端に対するレンズカバーの
係止が解除された直後の状態で上記第2の実施の形態に
従った双眼鏡を概略的に示す平面図であり;そして、
(B)は、図7の(A)に示されている双眼鏡の概略的
な正面図である。
【図8】図7の(A)の双眼鏡の概略的な縦断面図であ
る。
【図9】レンズカバーが退避位置に配置されて使用状態
にある上記第2の実施の形態に従った双眼鏡の概略的な
斜視図である。
【図10】(A)は、図9に示されている双眼鏡の概略
的な平面図であり;そして、(B)は、図9に示されて
いる双眼鏡の概略的な正面図である。
【図11】図9に示されている双眼鏡を一部切り欠いて
示す概略的な側面図である。
【符号の説明】
12a,12b 鏡体 22a,22b レンズカバー 30a,30b 係止突出部(係止手段;カバー制御手
段) 32a,32b 付勢手段(カバー駆動手段;カバー制
御手段) 34a,34b 係合爪(係止手段:カバー制御手段) 50a,50b 鏡体 52 橋状部 58a,58b レンズカバー 62 折り曲げ手段 70 付勢手段(カバー駆動手段;カバー制御手段) 72 係止突出部(係止手段;カバー制御手段) 74 係止凹所(係止手段;カバー制御手段) 74a 傾斜面(カバー制御手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 夫々がレンズを有する1対の鏡体の位置
    を相対的に変更することが可能な双眼鏡において、 上記1対の鏡体の前面で外部に露呈するレンズを保護す
    る保護位置と上記鏡体の前面から退避する退避位置とに
    移動可能なレンズカバーと、 上記1対の鏡体が第1の位置にある時には上記レンズカ
    バーを上記保護位置に係止し、上記1対の鏡体が第1の
    位置から第2の位置へ移動する時にはこの移動に連動し
    て上記係止を解除することにより上記レンズカバーを退
    避位置へ移動させるカバー制御手段と、 を具備したことを特徴とする双眼鏡。
  2. 【請求項2】 上記カバー制御手段は、上記1対の鏡体
    が第1の位置にある時に上記レンズカバーを上記保護位
    置に係止する係止手段と、上記1対の鏡体が第1の位置
    から第2の位置へ移動するのに連動して上記係止が解除
    された際に上記レンズカバーを退避位置へ移動させるカ
    バー駆動手段と、 を有していることを特徴とする請求項1に記載の双眼
    鏡。
  3. 【請求項3】 上記係止手段は、上記1対の鏡体の夫々
    に設けられた斜面部と、上記レンズカバーに設けられて
    当該斜面部に係合する突出部と、からなることを特徴と
    する請求項2に記載の双眼鏡。
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