JP2000205548A - 焼却炉のダイオキシン類低減方法およびその装置 - Google Patents

焼却炉のダイオキシン類低減方法およびその装置

Info

Publication number
JP2000205548A
JP2000205548A JP11048751A JP4875199A JP2000205548A JP 2000205548 A JP2000205548 A JP 2000205548A JP 11048751 A JP11048751 A JP 11048751A JP 4875199 A JP4875199 A JP 4875199A JP 2000205548 A JP2000205548 A JP 2000205548A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust gas
dioxins
inorganic compound
aqueous solution
forming inorganic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11048751A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kokuta
博 穀田
Kanji Hosokawa
寛治 細川
Takeo Imai
威夫 今井
Koichi Hara
幸一 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP11048751A priority Critical patent/JP2000205548A/ja
Publication of JP2000205548A publication Critical patent/JP2000205548A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Chimneys And Flues (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、焼却炉から発生した高温の排ガス
を浄化して排気する排ガス浄化装置において、微粒子や
悪臭やダイオキシン類や二酸化炭素を低減させるように
した、焼却炉のダイオキシン類低減方法およびその装置
を提供するものである。 【構成】 図1において、100は排ガス浄化装置であ
り、INは焼却炉であり、110は接続部であり、12
0は排気エジェクター部であり、130は排気管であ
り、140は送風機であり、200は水性造膜性無機化
合物水溶液循環タンクであり、210は給水部であり、
SLはスラッジであり、STはスラッジタンクであり、
LC2は水性造膜性無機化合物の水溶液であり、220
はフィルター部用供給ポンプであり、230は排ガス浄
化装置用供給ポンプであり、231はポンプ用フィルタ
ーであり、240は水性造膜性無機化合物の原液タンク
であり、241は水性造膜性無機化合物の原液供給ポン
プであり、LC1は水性造膜性無機化合物の原液であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、焼却炉から発生した高
温の排ガスを浄化して排気する排ガス浄化装置におい
て、微粒子や悪臭やダイオキシン類や二酸化炭素を低減
させるようにしたことを特徴とする、焼却炉のダイオキ
シン類低減方法およびその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来例えば、二次燃焼室の周壁に取り付
けられた二次空気吹込用ノズルからの二次空気と燃焼ガ
ス中の未燃ガスとの混合性を高めて一酸化炭素の発生を
抑制し、結果的にダイオキシン類の生成を抑制する焼却
炉における一酸化炭素低減方法およびその装置の開発案
件(特開平05−149519号公報を参照のこと)は
あった。また、燃焼帯より発生する燃焼ガスと乾燥帯か
ら発生する還元性ガスとの混合、及び、その混合ガスと
二次燃焼用空気との混合とを促進して、一酸化炭素及び
ダイオキシン類の発生を抑制する焼却炉の開発案件(特
開平06−213423号公報を参照のこと)はあっ
た。さらに、一酸化炭素、炭化水素類、ダイオキシン類
などの有害物質の発生を未然に抑制し得るごみ焼却炉の
開発案件(特開平06−241429号公報を参照のこ
と)はあった。また、ごみ焼却炉の排ガス中の塩化水
素、硫黄酸化物と重金属、ダイオキシン類を別個に消石
灰で除去して集じん灰の処理を容易にし、かつ消石灰の
消費量を低減させるごみ焼却炉用排ガス処理装置の開発
案件(特開平08−206426号公報を参照のこと)
はあった。さらに、各種焼却燃焼など一連のダイオキシ
ン類発生の虞のある燃焼システムに簡単に接続でき、し
かも有効な急冷手段でダイオキシン類の発生を完全に防
止できる方法と装置の提供を図る開発案件(特開平10
−192650号公報を参照のこと)はあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の特開平
05−149519号公報の開発案件に関しては、二次
空気と燃焼ガス中の未燃ガスの混合性を高めることで燃
焼効率を上げ結果的にダイオキシン類の生成を抑制する
わけだが、悪臭や二酸化炭素に関しては考慮されていな
いということが問題点として指摘されている。
【0004】また、上記の特開平06−213423号
公報の開発案件に関しては、燃焼帯より発生する燃焼ガ
スと乾燥帯から発生する還元性ガスとの混合、及び、そ
の混合ガスと二次燃焼用空気との混合とを促進して、一
酸化炭素及びダイオキシン類の発生を抑制するわけだ
が、悪臭や二酸化炭素に関しては考慮されていないとい
うことが問題点として指摘されている。
【0005】さらに、上記の特開平06−241429
号公報の開発案件に関しては、一酸化炭素、炭化水素
類、ダイオキシン類などの有害物質の発生を未然に抑制
し得るごみ焼却炉ではあるが、焼却炉と一体型であるの
で製品価格がかなり高価となることが問題点として指摘
されている。
【0006】また、上記の特開平08−206426号
公報の開発案件に関しては、ごみ焼却炉の排ガス中の塩
化水素、硫黄酸化物と重金属、ダイオキシン類を別個に
消石灰で除去して集じん灰の処理を容易にし、かつ消石
灰の消費量を低減させるごみ焼却炉用排ガス処理装置で
はあるが、有用な資源である消石灰は再利用できず消耗
品なのと集じん灰の冷却システムが必要なためランニン
グコストの上昇はさけられないという問題点が指摘され
ている。
【0007】さらに、上記の特開平10−192650
号公報の開発案件に関しては、各種焼却燃焼など一連の
ダイオキシン類発生の虞のある燃焼システムに簡単に接
続でき、しかも有効な急冷手段でダイオキシン類の発生
を完全に防止できる方法と装置であるが、急冷却水タン
クや冷却水タンクや冷却水循環システムといった設備コ
ストや冷却水としての水道水のランニングコストが必要
なため、装置全体のイニシャルコストやランニングコス
トの上昇は避けられないという問題点が指摘されてい
る。
【0008】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたものでその目的とするところは、焼却炉から発
生した高温の排ガス中に含まれる微粒子や悪臭やダイオ
キシン類や二酸化炭素を低減させ、また、専用の冷却シ
ステムを必要としないようにしたことを特徴とする、焼
却炉のダイオキシン類低減方法およびその装置を提供し
ようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の第一の発明は、焼却炉から発生した高温の排ガスを浄
化して排気する排ガス浄化装置において、排ガス中に、
特許第2028203号及び特許第2015694号と
して特許されている水性造膜性無機化合物の水溶液を噴
霧することによって排ガス中に含まれる悪臭やダイオキ
シン類や二酸化炭素を吸着および分解することで、悪臭
やダイオキシン類や二酸化炭素を低減させるようにした
ことを特徴とする、焼却炉のダイオキシン類低減方法お
よびその装置を提供する。
【0010】前記課題を解決するための第二の発明は、
焼却炉から発生した高温の排ガス中に特許第20282
03号及び特許第2015694号として特許されてい
る水性造膜性無機化合物の水溶液を噴霧することによっ
て排ガス中に含まれる悪臭やダイオキシン類や二酸化炭
素を低減させるようにした排ガス浄化装置において、複
数の混合ノズルを設け、排ガスと、前記水性造膜性無機
化合物の水溶液を前記混合ノズルを通すことで排ガスと
水性造膜性無機化合物の水溶液とが効率よく混合され化
学反応が促進されることによって、前記排ガス中に含ま
れる悪臭やダイオキシン類や二酸化炭素を低減させるよ
うにしたことを特徴とする、焼却炉のダイオキシン類低
減方法およびその装置を提供する。
【0011】前記課題を解決するための第三の発明は、
焼却炉から発生した高温の排ガス中に特許第20282
03号及び特許第2015694号として特許されてい
る水性造膜性無機化合物の水溶液を噴霧することによっ
て排ガス中に含まれる悪臭やダイオキシン類や二酸化炭
素を低減させるようにした排ガス浄化装置において、前
記水性造膜性無機化合物の水溶液を浸透させた複数のフ
ィルター部を設けることで排ガス中に含まれる微粒子を
吸着させ、さらに前記排ガス中に含まれる悪臭やダイオ
キシン類や二酸化炭素を低減させるようにしたことを特
徴とする、焼却炉のダイオキシン類低減方法およびその
装置を提供する。
【0012】前記課題を解決するための第四の発明は、
焼却炉から発生した高温の排ガス中に特許第20282
03号及び特許第2015694号として特許されてい
る水性造膜性無機化合物の水溶液を噴霧することによっ
て排ガス中に含まれる悪臭やダイオキシン類や二酸化炭
素を低減させるようにした排ガス浄化装置において、前
記水性造膜性無機化合物の水溶液を前記排ガス浄化装置
内の冷却水として用いることで、専用の冷却システムを
必要としないことを特徴とする、焼却炉のダイオキシン
類低減方法およびその装置を提供する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、図面に沿って本発明の実
施の形態を説明する。図1において、100は排ガス浄
化装置であり、INは焼却炉であり、110は接続部で
あり、120は排気エジェクター部であり、130は排
気管であり、140は送風機であり、200は水性造膜
性無機化合物水溶液循環タンクであり、210は給水部
であり、SLはスラッジであり、STはスラッジタンク
であり、LC2は水性造膜性無機化合物の水溶液であ
り、220はフィルター部用供給ポンプであり、230
は排ガス浄化装置用供給ポンプであり、231はポンプ
用フィルターであり、240は水性造膜性無機化合物の
原液タンクであり、241は水性造膜性無機化合物の原
液供給ポンプであり、LC1は水性造膜性無機化合物の
原液である。
【0014】図2において、排ガス浄化装置100は、
煙導管10、ベンチュリー管20、混合ノズル30、フ
ィルター部40、フィルター部用ノズル41、フィルタ
ー部用給水管42、排ガス充填部50、ドレイン部6
0、サイクロン部70、煙導部71、水性造膜性無機化
合物の水溶液噴霧用ノズル80、水性造膜性無機化合物
の水溶液給水管81、より構成され、排ガス浄化装置1
00には接続部110を介して水性造膜性無機化合物の
水溶液給水管111が接続され、排気エジェクター部1
20と排気管130が設けられる。
【0015】図1と図2より、排ガスが浄化されるまで
を説明すると、排ガス浄化装置100において、焼却炉
INから発生した高温の排ガスGは二重構造になってい
て水性造膜性無機化合物の水溶液LC2を通して冷却で
きるようにした煙導管10を通ることで冷却されて排ガ
ス充填部50を充満すると、煙導管10の二重構造部と
結合され装置内に複数設けられたベンチュリー管20か
ら水性造膜性無機化合物の水溶液LC2が噴霧されるこ
とで排ガスGが装置内の複数の混合ノズル30で混合さ
れ、化学反応が促進されることによって排ガスG中に含
まれる悪臭やダイオキシン類や二酸化炭素を低減させる
ようにする。ここで使用された水性造膜性無機化合物の
水溶液LC2はドレイン部60よりパイプ60Pを通っ
て水性造膜性無機化合物水溶液循環タンク200へと送
られ、反応に使用された分はスラッジSLとしてタンク
の底部に溜まり適宜バルブ250を通してスラッジタン
クSTへと排出され有用な資源として再利用される。
【0016】この段階で排ガスGは排ガス中に含まれる
悪臭やダイオキシン類や二酸化炭素を相当低減された排
ガスG1と変化するが、さらに排ガスG1は、フィルタ
ー部用ノズル41より常時水性造膜性無機化合物の水溶
液LC2を噴霧された状態になっている複数のフィルタ
ー部40を通り浄化されることで、排ガスG1はさらに
悪臭やダイオキシン類や二酸化炭素を相当低減されると
同時に排ガスG1中に含まれる相当数の微粒子を低減さ
せることができる。ここで使用された水性造膜性無機化
合物の水溶液LC2はドレイン部60よりパイプ60P
を通って水性造膜性無機化合物水溶液循環タンク200
へと送られ、反応に使用された分はスラッジSLとして
タンクの底部に溜まり適宜バルブ250を通してスラッ
ジタンクSTへと排出され有用な資源として再利用され
る。
【0017】この段階で浄化された排ガスG1は、さら
に悪臭やダイオキシン類や二酸化炭素を相当低減され、
かつ微粒子も相当数低減された排ガスG2へと変化する
が、排ガス浄化装置100内の上部は水性造膜性無機化
合物の水溶液噴霧用ノズル80による水性造膜性無機化
合物の水溶液LC2の噴霧により水性造膜性無機化合物
の水溶液LC2のミストで満たされており、このミスト
と排ガスG2が混合されて煙導部71からサイクロン部
70の作用により、さらに微粒子や悪臭やダイオキシン
類や二酸化炭素を相当低減されほとんど無害化された排
ガスG3へと変化し、最後に排ガスG3は、送風機14
0から送風管141を通った送風と排気エジェクター部
120の作用で排気管130を通って、安全な状態で空
気中に拡散していく。
【0018】ここで使用される送風機140から送風管
141を通った送風と排気エジェクター部120の作用
は、排気ガス浄化装置100内の排ガスを吸引するため
にも使用される。また、この段階で使用された水性造膜
性無機化合物の水溶液LC2はドレイン部60よりパイ
プ60Pを通って水性造膜性無機化合物水溶液循環タン
ク200へと送られ、反応に使用された分はスラッジS
Lとしてタンクの底部に溜まり適宜バルブ250を通し
てスラッジタンクSTへと排出され有用な資源として再
利用される。
【0019】また、ここでは図1と図2より、水性造膜
性無機化合物の水溶液LC2の循環経路を説明すると、
水性造膜性無機化合物水溶液循環タンク200は、水性
造膜性無機化合物の原液LC1と給水部210より適宜
水性造膜性無機化合物の水溶液LC2が作製され適宜十
分な状態に保たれていて、排ガス浄化装置100が稼動
すると排ガス浄化装置用供給ポンプが作動しポンプ用フ
ィルター231を通った水性造膜性無機化合物の水溶液
LC2は、まず圧力計235、流量計234、水性造膜
性無機化合物の水溶液給水管111を経由して混合ノズ
ル30へと供給され、次に圧力計233、流量計23
2、水性造膜性無機化合物の水溶液給水管112を経由
して水性造膜性無機化合物の水溶液給水管81に接続さ
れ、フィルター部40にはフィルター部用供給ポンプ2
20が作動し水性造膜性無機化合物の水溶液給水管22
0Pを経由してフィルター部用給水管42に接続され、
水性造膜性無機化合物の水溶液LC2が供給され、排ガ
ス浄化装置100内でろ過と化学反応で使用された水性
造膜性無機化合物の水溶液LC2は全て、ドレイン部6
0よりパイプ60Pを通って水性造膜性無機化合物水溶
液循環タンク200へと送られ、反応に使用された分は
スラッジSLとしてタンクの底部に溜まり適宜バルブ2
50を通してスラッジタンクSTへと排出され有用な資
源として再利用される。
【0020】
【発明の効果】第一の発明によれば、焼却炉から発生し
た高温の排ガス中に、特許第2028203号及び特許
第2015694号として特許されている水性造膜性無
機化合物の水溶液を噴霧することによって、ほぼ同時に
排ガス中に含まれる悪臭やダイオキシン類や二酸化炭素
を吸着および分解することができ、その結果前記排ガス
中から悪臭やダイオキシン類や二酸化炭素を相当低減さ
せることができ、しかも一般に市販されている焼却炉に
ほとんど対応でき、かつ簡単に本発明装置を装着するこ
とができ、また使用した水性造膜性無機化合物の水溶液
は繰り返し使用できるためランニングコストは低コスト
である、焼却炉のダイオキシン類低減方法およびその装
置を提供することができる。第二の発明によれば、焼却
炉から発生した高温の排ガス中に特許第2028203
号及び特許第2015694号として特許されている水
性造膜性無機化合物の水溶液を噴霧するようにした排ガ
ス浄化装置において、混合ノズルを設け、排ガスと、前
記水性造膜性無機化合物の水溶液を前記混合ノズルを通
すことで排ガスと水性造膜性無機化合物の水溶液とが効
率よく混合され化学反応が促進されることで、前記排ガ
ス中に含まれる悪臭やダイオキシン類や二酸化炭素を効
率よく低減させることができ、その結果高性能で、かつ
ランニングコストが低下でき、さらにシンプルな構造な
ので故障が少ない、焼却炉のダイオキシン類低減方法お
よびその装置を提供することができる。第三の発明によ
れば、前記排ガス浄化装置において、前記水性造膜性無
機化合物の水溶液を浸透させたフィルターを設けること
で排ガス中に含まれる微粒子を吸着させつつ、前段で処
理した排ガスからさらに悪臭やダイオキシン類や二酸化
炭素を低減させたことで、さらに前記排ガス中に含まれ
る悪臭やダイオキシン類や二酸化炭素を低減させた結果
より高性能で、かつランニングコストが低下でき、さら
にシンプルな構造なので故障が少ないことを特徴とす
る、焼却炉のダイオキシン類低減方法およびその装置を
提供できる。第四の発明によれば、前記排ガス浄化装置
において、前記水性造膜性無機化合物の水溶液を前記排
ガス浄化装置内の冷却水として用いることによって、専
用の冷却システムを必要としないため、普通の水道水や
工業用水を使用する場合に比べ、イニシャルコストやラ
ンニングコストも低コストで済むため経済的な、焼却炉
のダイオキシン類低減方法およびその装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による焼却炉のダイオキシン類低減方
法およびその装置の実施例を示すブロック図である。
【図2】 本発明による排ガス浄化装置の断面図であ
る。
【符号の説明】
10 煙導管 20 ベンチュリー管 30 混合ノズル 40 フィルター部 41 フィルター部用ノズル 42 フィルター部用給水管 50 排ガス充填部 60 ドレイン部 60P パイプ 70 サイクロン部 71 煙導部 80 水性造膜性無機化合物の水溶液噴霧用ノズル 81 水性造膜性無機化合物の水溶液給水管 100 排ガス浄化装置 110 接続部 111 水性造膜性無機化合物の水溶液給水管 112 水性造膜性無機化合物の水溶液給水管 120 排気エジェクター部 130 排気管 140 送風機 141 送風管 200 水性造膜性無機化合物水溶液循環タンク 210 給水部 220 フィルター部用供給ポンプ 220P 水性造膜性無機化合物の水溶液給水管 230 排気ガス浄化装置用供給ポンプ 231 ポンプ用フィルター 232,234 流量計 233,235 圧力計 240 水性造膜性無機化合物の原液タンク 241 水性造膜性無機化合物の原液供給ポンプ 250 バルブ IN 焼却炉 SL スラッジ ST スラッジタンク LC1 水性造膜性無機化合物の原液 LC2 水性造膜性無機化合物の水溶液 G,G1,G2,G3 排ガス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原 幸一 新潟県新潟市内野西3丁目2番87号 Fターム(参考) 3K065 AA23 AA24 AC01 AC11 AC12 BA05 BA06 BA10 HA02 HA03 HA08 3K070 DA01 DA05 DA06 DA09 DA16 DA24 DA38 DA40

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 焼却炉から発生した高温の排ガスを浄化
    して排気する排ガス浄化装置において、排ガス中に水性
    造膜性無機化合物の水溶液を噴霧することによって排ガ
    ス中に含まれる悪臭やダイオキシン類や二酸化炭素を吸
    着および分解することで、悪臭やダイオキシン類や二酸
    化炭素を低減させるようにしたことを特徴とする、焼却
    炉のダイオキシン類低減方法およびその装置。
  2. 【請求項2】 焼却炉から発生した高温の排ガス中に水
    性造膜性無機化合物の水溶液を噴霧することによって排
    ガス中に含まれる悪臭やダイオキシン類や二酸化炭素を
    低減させるようにした排ガス浄化装置において、複数の
    混合ノズルを設け、排ガスと水性造膜性無機化合物の水
    溶液を前記混合ノズルを通すことで排ガスと水性造膜性
    無機化合物の水溶液とが効率よく混合され化学反応が促
    進されることによって、前記排ガス中に含まれる悪臭や
    ダイオキシン類や二酸化炭素を低減させるようにしたこ
    とを特徴とする、請求項1に記載した焼却炉のダイオキ
    シン類低減方法およびその装置。
  3. 【請求項3】 焼却炉から発生した高温の排ガス中に水
    性造膜性無機化合物の水溶液を噴霧することによって排
    ガス中に含まれる悪臭やダイオキシン類や二酸化炭素を
    低減させるようにした排ガス浄化装置において、水性造
    膜性無機化合物の水溶液を浸透させた複数のフィルター
    部を設けることで排ガス中に含まれる微粒子を吸着さ
    せ、さらに前記排ガス中に含まれる悪臭やダイオキシン
    類や二酸化炭素を低減させるようにしたことを特徴とす
    る、請求項1と請求項2に記載した焼却炉のダイオキシ
    ン類低減方法およびその装置。
  4. 【請求項4】 焼却炉から発生した高温の排ガス中に水
    性造膜性無機化合物の水溶液を噴霧することによって排
    ガス中に含まれる悪臭やダイオキシン類や二酸化炭素を
    低減させるようにした排ガス浄化装置において、前記水
    性造膜性無機化合物の水溶液を前記排ガス浄化装置内の
    冷却水として用いることで、専用の冷却システムを必要
    としないことを特徴とする、請求項1と請求項2と請求
    項3に記載した焼却炉のダイオキシン類低減方法および
    その装置。
JP11048751A 1999-01-18 1999-01-18 焼却炉のダイオキシン類低減方法およびその装置 Pending JP2000205548A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11048751A JP2000205548A (ja) 1999-01-18 1999-01-18 焼却炉のダイオキシン類低減方法およびその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11048751A JP2000205548A (ja) 1999-01-18 1999-01-18 焼却炉のダイオキシン類低減方法およびその装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000205548A true JP2000205548A (ja) 2000-07-25

Family

ID=12812000

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11048751A Pending JP2000205548A (ja) 1999-01-18 1999-01-18 焼却炉のダイオキシン類低減方法およびその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000205548A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104728845A (zh) * 2015-03-19 2015-06-24 粟保成 一种无污染无害化生活垃圾焚烧炉

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104728845A (zh) * 2015-03-19 2015-06-24 粟保成 一种无污染无害化生活垃圾焚烧炉
CN104728845B (zh) * 2015-03-19 2017-01-18 粟保成 一种无污染无害化生活垃圾焚烧炉

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5961514B2 (ja) 飛灰循環型排ガス処理方法
JP2007021442A (ja) 排ガス処理方法及び設備
KR20100118643A (ko) 배출가스 정화장치
JP4597099B2 (ja) ガス精製システムとガス精製方法
JP2006043632A (ja) 燃焼排ガスの処理方法及びその装置
JP2744580B2 (ja) 湿式洗浄ろ過逆洗連続スクラバー
JP2006263676A (ja) 燃焼廃ガス浄化システム
JP2000205548A (ja) 焼却炉のダイオキシン類低減方法およびその装置
CN111514713B (zh) 一种除烟气中异味物质的设备及方法
JPH10180038A (ja) 排ガス同時処理装置及び方法
JP3773668B2 (ja) 焼却炉排ガスの高度処理方法
KR100376799B1 (ko) 폐기물 소각용 정화장치
CN210356683U (zh) 一种用于处理煤化焦化有机废气的装置
KR200425412Y1 (ko) 탈취탑 및 믹싱 시스템을 이용한 오염기체정화장치
KR101392643B1 (ko) 반건식 반응탑에서의 다단 원심력을 이용한 배기가스 유도장치
KR20010058569A (ko) 산업용 공기정화장치
WO1997009110A1 (fr) Procede et dispositif de traitement des gaz d'echappement
WO2023112862A1 (ja) 廃棄物焼却設備
WO2023112863A1 (ja) 廃棄物焼却設備
JP2005349350A (ja) 排気ガス処理装置
JP3392424B2 (ja) 石炭発電所の燃焼ユニットの装入法
JP2000262853A (ja) 排ガス処理方法および装置
JP3802308B2 (ja) ダイオキシン類の分離除去装置
JPH11285617A (ja) 有機塩素化合物を含む排ガスの処理方法
JP3966485B2 (ja) 塩素化合物を含有する廃棄物の焼却処分過程において生じる排ガスの処理方法およびその装置