JP2000205369A - 流体伝動装置 - Google Patents

流体伝動装置

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JP2000205369A
JP2000205369A JP11045259A JP4525999A JP2000205369A JP 2000205369 A JP2000205369 A JP 2000205369A JP 11045259 A JP11045259 A JP 11045259A JP 4525999 A JP4525999 A JP 4525999A JP 2000205369 A JP2000205369 A JP 2000205369A
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clutch
piston
oil chamber
lock
pressure oil
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JP11045259A
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English (en)
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Kazumasa Tsukamoto
一雅 塚本
Masahiro Hayabuchi
正宏 早渕
Koji Maeda
浩司 前田
Toshihiro Yamashita
智弘 山下
Naohisa Momiyama
尚久 樅山
Takeshi Shimizu
健 清水
Masahiro Ishikawa
雅裕 石川
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Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H45/00Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches
    • F16H45/02Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type
    • F16H2045/0273Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type characterised by the type of the friction surface of the lock-up clutch
    • F16H2045/0284Multiple disk type lock-up clutch

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  • Control Of Fluid Gearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロックアップクラッチの応答性をコンパクト
な構成で向上させる。 【解決手段】 ロックアップクラッチ6付き流体伝動装
置は、伝動装置油室T内に独立した係合圧油室Aを備え
る。ロックアップクラッチ6は、応答性を上げるために
小径化した係合圧油室Aと、トルク伝達容量確保にため
に大径のクラッチ係合部6aを有する。小径化した係合
圧油室Aの外周側にセットブロック1を配置し、ダンパ
5を大径のクラッチ係合部6aの内周側で、かつ、ピス
トン61とトーラス部との間に配置し、ピストン61
は、係合圧油室Aの外周部から軸方向にずれてクラッチ
係合部62まで延びるピストン延長部61aを有する山
形として剛性を保った。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体伝動装置に関
し、特にそのロックアップクラッチの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動変速機に発進装置として付設される
流体継手、トルクコンバータ等に代表される流体伝動装
置は、エンジンの動力を流体を介して変速機に伝達する
ものであるため、流体の滑りによる動力伝達ロスを避け
がたい。そこで、流体伝動装置は、その入力側のポンプ
インペラと出力側のタービンランナとを両者の回転差が
小さいときに直結して動力を伝達するロックアップクラ
ッチを備えるのが通例である。
【0003】従来の一般的ロックアップクラッチは、車
両のエンジンにセットブロックを介して連結されるフロ
ントカバー内において、タービンランナとポンプインペ
ラとを対向させてなるトーラス部と軸方向に並べて、フ
ロントカバーの前壁に対向させて配置され、外周部にフ
ロントカバーに係合するクラッチ係合部を有する板状の
ピストンで構成され、トーラス側に供給される油圧によ
りピストンがフロントカバーの前壁側に押圧されること
で係合し、フロントカバーとピストンとの間に供給され
る油圧によりトーラス側に押し戻されることで解放す
る。
【0004】ところで、近時、ロックアップクラッチの
係合領域を、相対回転差がある程度大きいときまで広げ
ることで、伝達トルクロスを生じる期間を一層短くすべ
く、ロックアップクラッチのスリップ制御が行われるよ
うになっている。こうしたスリップ制御を行うには、流
体伝動装置内油圧とは異なる係合圧の独自の制御が必要
であり、上記従来の構成での対応は困難である。
【0005】こうした事情から、流体伝動装置の油室内
において、トーラス側の油室とは油圧供給上で分離させ
たクラッチ係合圧油室を設けたロックアップクラッチが
特開平6−221403号公報において提案されてい
る。この提案に係る技術は、フロントカバーとタービン
ランナとをダンパを介して連結するロックアップクラッ
チの係合部を、タービンランナのハブ内をクラッチ係合
圧油室として作動するピストンにより係脱自在とする構
成を採るもので、ピストンの押圧力が、ピストンの外周
に嵌められた皿ばね状のカンチレバーをタービンランナ
の背面を反力支点として作動させることで、係合部の摩
擦部材に伝達される形式とされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように専用の油室
を設けたロックアップクラッチにおいて、スリップ制御
も可能なように油圧供給に対するピストン作動の応答性
を向上させるには、油室を小型化することが望まれる。
その場合、小型化した油室に合わせてクラッチの係合部
を小径化し、油室とクラッチ係合部が軸方向に並ぶ位置
に配置すると、小径化に伴いクラッチのトルク伝達容量
が不足するようになるため、大幅な多板化が必要とな
り、ロックアップクラッチの係合部の軸長が長くなるた
め、それによい流体伝動装置の軸長も長くなり、車両へ
の搭載性が悪化する。
【0007】他方、ロックアップクラッチのトルク伝達
容量確保のため、クラッチの係合部を油室より外周側に
配置して大径化すると、摩擦部材の多板化は防げるもの
の、油室とクラッチの係合部とが離れた配置となるた
め、ピストンの押圧力を係合部に伝達する部材の十分な
剛性を確保しないと、応答性の良いロックアップクラッ
チを実現することはできない。
【0008】そこで、本発明は、流体伝動装置に必須の
ロックアップクラッチ係合部、ダンパ、セットブロック
及び油室の配置関係を工夫して、軸長の増加を伴わない
形態でロックアップクラッチのトルク伝達容量を確保し
ながら、油室を小型化し、ピストンの剛性も確保するこ
とで、制御性を向上させることができる流体伝動装置を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、エンジンにセットブロックを介して連結
されるフロントカバーと、該フロントカバーに連結して
一体化されたポンプインペラと、該ポンプインペラと対
向させて配設され、変速装置の入力軸に連結されるター
ビンランナと、ポンプインペラとタービンランナにより
構成されるトーラス部と軸方向に並べてフロントカバー
内に配置され、ダンパを介してフロントカバーを入力軸
に係脱させるロックアップクラッチとを備え、ロックア
ップクラッチの係合圧を供給される係合圧油室が、一体
化されたフロントカバーとポンプインペラとにより囲わ
れる伝動装置油室内に独立して設けられた流体伝動装置
において、前記ロックアップクラッチは、係合圧油室に
嵌挿されたピストンと、該ピストンにより係脱操作され
るクラッチ係合部とを有し、該クラッチ係合部は、係合
圧油室より大径に構成され、ピストンは、係合圧油室の
外周部から軸方向にずれてクラッチ係合部まで延びるピ
ストン延長部を有し、セットブロックは、係合圧油室の
外周側に配置され、ダンパは、クラッチ係合部の内周側
で、かつ、ピストンとトーラス部との間に配置されたこ
とを特徴とする。
【0010】上記の構成において、前記ロックアップク
ラッチのクラッチ係合部は、多板構造の摩擦部材を備
え、ピストン延長部の先端にスプラインが形成され、該
スプラインは、クラッチ係合部の摩擦部材を支持するス
プラインに嵌合されてピストンを回り止めする構成とす
るのが有効である。
【0011】上記の構成において、前記ピストン延長部
の先端は、摩擦部材から離隔する方向に曲げられた逃げ
部を有する構成とするのが有効である。
【0012】上記の構成において、流体伝動装置を、ポ
ンプインペラとタービンランナとの間に介在させてワン
ウェイクラッチに支持されたステータを備えるトルクコ
ンバータとする場合、ダンパのドリブンプレートとター
ビンランナは、ワンウェイクラッチと同径部で、タービ
ンハブにリベットにより連結され、該リベットと軸方向
に重なる位置に、ワンウェイクラッチとタービンハブと
の間に介挿されたスラストベアリングの厚肉のレースが
配置された構成とするのが有効である。
【0013】
【発明の作用及び効果】上記請求項1に記載の構成で
は、ロックアップクラッチ付きの流体伝動装置に必要と
されるクラッチ係合部、ダンパ、セットブロック及び係
合圧油室が互いに径方向に重なり、かつ、軸方向に並ん
だ配置となるため、全体としてコンパクトな構成とする
ことができる。また、伝動装置油室に対して独立させた
ロックアップクラッチの係合圧油室を小型化したので、
ロックアップクラッチの応答性を向上させることがで
き、しかも、クラッチ係合部を大径化したので、トルク
伝達容量も確保できる。更に、上記の各部材と係合圧油
室の配置関係から、係合圧油室とクラッチ係合部が軸方
向かつ径方向に離れた配置となり、それに対応してピス
トンの外周側を構成する延長部が自ずと軸方向に延びる
部分を有することで、ピストンが全体としてほぼ山形の
剛性の高い断面形状となり、特に剛性補強のための断面
構造を採らなくても撓みにくいため、供給油圧によるピ
ストンの変位を確実にクラッチ係合部に作用させること
ができ、良好な制御性も確保される。
【0014】また、請求項2に記載の構成では、クラッ
チ係合部を多板構造の摩擦部材で構成することで、より
一層トルク伝達容量の確保が容易となり、しかも、多板
構造の摩擦部材で構成することに伴い必須となる摩擦部
材の回り止め支持のためのスプライン部にピストンの先
端をスプライン嵌合させることで、特別のピストンの回
り止めを設けることなく、ピストンの確実な回り止めが
可能となる。
【0015】更に、請求項3に記載の構成では、ピスト
ンの先端を摩擦部材に対して逃がすことによって、加工
時に特に先端部に生じ易い歪みやバリによるピストンの
摩擦部材への偏当たりを防止し、クラッチ係合時に摩擦
部材を均一に押圧すことができる。
【0016】そして、請求項4に記載の構成では、ダン
パのドリブンプレートとタービンランナとをワンウェイ
クラッチと同径部で、タービンハブにリベットにより連
結したので、該連結部を内径方向に寄せることができ、
それにより外周側のダンパばねの配設空間を径方向に広
げることができ、しかも、ピストンを山形にすることに
よってその頂部の背面に生じた空間にダンパばねを配置
することで大径のダンパばねを使用できるようになり、
ダンパの強度確保が容易となるため、ダンパのストロー
クを大きくしたり、ダンパの容量を大きくでき、ダンパ
の性能を向上させることができる。そして、この配置に
より、リベットがスラストベアリングと当接することに
なるが、厚肉のレースを用いているためレースが変形す
ることがないので、ベアリングの滑らかな回転は維持で
きる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿い、本発明の実施
形態を説明する。まず図1〜図4は、本発明をトルクコ
ンバータとして具体化した第1実施形態を示す。この装
置は、概略的には、図示しないエンジンにセットブロッ
ク1を介して連結されるフロントカバー2と、フロント
カバー2に連結して一体化されたポンプインペラ3と、
ポンプインペラ3と対向させて配設され、図示しない変
速装置の入力軸Sに連結されるタービンランナ4と、ポ
ンプインペラ3とタービンランナ4により構成されるト
ーラス部と軸方向に並べてフロントカバー2内に配置さ
れ、ダンパ5を介してフロントカバー2を入力軸Sに係
脱させるロックアップクラッチ6とを備え、ロックアッ
プクラッチ6の係合圧を供給される係合圧油室Aが、一
体化されたフロントカバー2とポンプインペラ3とによ
り囲われる伝動装置油室T内に独立して設けられた構成
とされている。
【0018】本発明の特徴に従い、ロックアップクラッ
チ6は、係合圧油室Aに嵌挿されたピストン61と、ピ
ストン61により係脱操作されるクラッチ係合部6aと
を有し、クラッチ係合部6aは、係合圧油室Aより大径
に構成され、ピストン61は、係合圧油室Aの外周部か
ら軸方向にずれてクラッチ係合部62まで延びるピスト
ン延長部61aを有する。そして、セットブロック1
は、係合圧油室Aの外周側に配置されている。また、ダ
ンパ5は、クラッチ係合部6aの内周側で、かつ、ピス
トン61とトーラス部との間に配置されている。
【0019】ロックアップクラッチ6のクラッチ係合部
6aは、多板構造の摩擦部材62を備え、ピストン延長
部61aの先端にスプライン61bが形成され、スプラ
イン61bは、クラッチ係合部6aの摩擦部材62を支
持するスプライン63aに嵌合されてピストン61を回
り止めしている。更に、ピストン延長部61aの先端
は、摩擦部材62から離隔する方向に曲げられた逃げ部
61cを有する。
【0020】この流体伝動装置は、トルクコンバータと
して構成されているため、ポンプインペラ3とタービン
ランナ4との間に介在させてワンウェイクラッチ7に支
持されたステータ8を備える。そして、ダンパ5のドリ
ブンプレート52とタービンランナ4は、ワンウェイク
ラッチ7と同径部で、タービンハブ41にリベット42
により連結されている。リベット42と軸方向に重なる
位置に、ワンウェイクラッチ7とタービンハブ41との
間に介挿されたスラストベアリング92の厚肉のレース
92aが配置されている。
【0021】以下、上記各部について、更に詳細に説明
する。図2及び図3を併せ参照して判るように、セット
ブロック1は、セットポルトねじ孔11aを有する一対
ずつのブロック部11が形成された円弧状の3組の板状
部材とれ、それらが内周側を溶接によりフロントカバー
2に接合されて、同一円周上に等間隔に配置されてい
る。なお、このセットブロック1は、そのブロック部1
1の外周に溶接一体形成されたエンジン始動のためにセ
ルモータのピニオンギヤに噛み合い駆動されるセルリン
グギヤ10(図2において、その歯形形状の図示は省略
されている)を備えている。
【0022】次に、フロントカバー2は、エンジンのク
ランクシャフトに心合わせするセンタピース21が溶接
により固定される中心部に対して、クランクシャフトの
端部にドライブプレートを固定するボルトヘッドとの干
渉を避けるように対向する部分を後方に逃がし、その外
周側を前方に張り出させて、更にその外周側のセットブ
ロック1の取付け部をほぼセンタピース21の固定面と
同じ面まで後退させた前壁と、前壁の最外周部から軸方
向に延びる周壁と、周壁に段差を設けて若干拡径させた
ポンプインペラ3との接合部とを備える深皿状とされて
いる。フロントカバー2の前壁の内径側には、フロント
カバー2とは別体の環状のフロントカバーハブ22が内
側から当接され、前壁の外側からのプロジェクション溶
接により円周上3箇所でフロントカバー2の前壁に固定
されている。フロントカバーハブ22は、その内周側で
前方に延び、フロントカバー2のセンタピース21取付
け部の裏側の中心凹部に嵌まる心出し用の張出部と、張
出部から径方向内側に延びて入力軸に当接可能なストッ
パを構成する凸条22aとを有し、外周面の溝にOリン
グを嵌挿させてシリンダ内周とされ、後端面の周溝がス
ラストワッシャ91の受け部を構成している。なお、上
記構成のうち、凸条22aは、トルクコンバータとして
の機能に直接係わるものではないが、縦位置にしての自
動変速機の組み立て時のみ入力軸Sの先端に当接して、
他の部位が接触するのを防止するもので、組立後は、図
に示すように入力軸先端との間に隙間が保たれている。
【0023】ポンプインペラ3は、多数のブレード31
を植設したアウタシェル32と、その内周に溶接一体化
され、軸部の先端を図示しないオイルポンプギヤに連結
されるインペラハブ33と、ブレード31の内縁側に取
付けられたインナコア34とから構成されている。
【0024】タービンランナ4は、同様に多数のブレー
ド43を植設したアウタシェル44と、ブレード43の
内縁側に取付けられたインナコア45とから構成され、
アウタシェル44は、内周方向に屈曲延長されてダンパ
5のドリブンプレート52と共に、リベット42により
タービンハブ41に連結されている。そして、タービン
ハブ41は、その内周のスプラインで入力軸Sの外周ス
プラインに係合させて入力軸Sに連結される。
【0025】ダンパ5は、複数の円筒コイルスプリング
からなるダンパばね51と、それらの一端側に当接する
ドライブプレート53と、他端側に当接するドリブンプ
レート52とから構成されている。ドライブプレート5
3は、L字状断面の環状の部材で構成され、その外周の
軸方向壁部にはスプライン(図1の上半分にその山側断
面、下半分に谷側断面を示す)が形成されて、摩擦部材
62の摩擦材ディスク62aの内周支持部とされ、内周
側の径方向壁部には切欠きが形成されて、ダンパばね5
1の収容部兼回転方向係合部とされている。ドリブンプ
レート52は、2枚の薄環状板材をリベット止めして一
体化した構成とされ、一方の板材の内周側をタービンラ
ンナ4のアウタシェル44と合わせてタービンハブ41
にリベット42止めされ、ダンパばね51の外形に合わ
せて膨出成形されたスプリング収容部でダンパばね51
を支持するとともに、回転方向に対してドライブプレー
ト53と対向してダンパばね51の端部に係合してい
る。
【0026】ロックアップクラッチ6は、クラッチ係合
部6aと、ピストン61とから構成され、クラッチ係合
部6aは、多板構成の摩擦材ディスク62aとセパレー
タプレート62bで構成される摩擦部材62と、セパレ
ータプレート62bをその外周側でスプライン63a係
合(その噛み合い状態を図の上半分に示す)支持し、フ
ロントカバー2に溶接連結するドラム部材63とで構成
され、摩擦材ディスク62aをその内周側でスプライン
係合支持するハブ部分は、ダンパ5のドライブプレート
51が兼ねている。ピストン61は、環状の板材を概ね
山形に成形した部材とされ、内周側に形成された円筒部
61dを、前記フロントカバーハブ22の外周に嵌合さ
せ、山形の頂部の最外周に溶接固定された環状のリング
61eをフロントカバー2の中間円筒部2aの内周に嵌
合させ、嵌合部をOリングでシールすることで、フロン
トカバーハブ22の外径を内周径とし、リング61eの
外径を外周径とする係合圧油室Aをフロントカバー2及
びフロントカバーハブ22と協働して画定し、係合圧油
室Aを伝動装置油室Tとは隔離したものとしている。
【0027】更に、ピストン61の山形頂部には、図4
に示すように円周に沿って等間隔に多数の連通孔61f
が形成され、それらの各連通孔61fは、ピストン61
の山形頂部にリベット61g止めされて係合圧油室A側
から各連通孔61fを覆う常閉型の一方向弁64により
閉じられている。一方向弁64の弁体は、自身にばね弾
性を有するばね鋼で構成され、環状の固定部64aと、
固定部64aから円周方向等間隔で放射方向に延び、各
連通孔61eを閉じる可動弁部64bとを備えており、
固定部64aは可動弁部64bとの各交点でピストン6
1に固定されている。そして、可動弁部64bの1つに
は、図4にみるように、微小径のオリフィス64cが形
成されている。
【0028】係合圧油室Aに油圧を供給する油路L
は、フロントカバー2とフロントカバーハブ22との
間に形成されている。すなわち、それらの当接部を図1
の上半分と下半分との対比でみて判るように、上記油路
は、フロントカバー2とフロントカバーハブ22の
間に形成されている。具体的には、当初一般断面を図の
上半分に実線で示す形状のフロントカバー2をフロント
カバーをプレス成形する時に図2に示す円弧状部分Cを
形成し、円弧状部分Cとフロントカバーハブ22をプロ
ジェクション溶接することで、その部分だけが図1の下
半分に実線で示すように変形してフロントカバー2とフ
ロントカバーハブ22との間の隙間を塞ぎ、その間の非
変形部分に図1の上半分に実線で示すように隙間Dが残
される。この隙間Dが係合圧の供給油路Lとして利用
されるわけである。
【0029】ワンウェイクラッチ7は、そのインナレー
ス71をスプライン嵌合でステータシャフト72に回り
止め支持され、アウタレース73をステータハブ8aの
内周に嵌合固定させてステータ8の内周側に配置され、
リテーナ74をアウタレース73にスナップリング止め
することで軸方向抜け止めされている。
【0030】ステータ8は、多数のブレード8bと、そ
の外周のコア8cとをハブ8aと一体成形された構成と
され、ハブ8aの内周から内径方向に張り出すフランジ
部8dをワンウェイクラッチ7のインナレース71の段
差部外周に嵌合させてインナレース71に対して心出し
支持されている。
【0031】フロントカバーハブ22とタービンハブ4
1との間には、油溝91aを形成されたスラストワッシ
ャ91が介挿され、タービンハブ41とワンウェイクラ
ッチ7のリテーナ74との間には、ローラベアリングか
らなるスラストベアリング92が配設され、ステータハ
ブ8aのフランジ部8dとポンプインペラハブ33との
間には、ローラベアリングからなるスラストベアリング
93が配設されて、タービンハブ41とステータハブ8
aとのフロントカバー2とポンプインペラ3とに対する
軸方向支持がなされている。なお、上記スラストベアリ
ング92とスラストベアリング93については、図1に
みるように同径として、それらを共通部品とすることで
コスト低減が図られている。また、入力軸Sの外周とス
テータシャフト72の内周との間にはブッシュ94が介
挿されている。
【0032】上記のように構成されたトルクコンバータ
において、伝動装置油室T内への作動圧としてのセカン
ダリ圧の供給は、インペラハブ33の軸部内周とステー
タシャト72の外周の環状隙間を油路Lとしてなされ
る。この油路Lのトーラス部への連通は、ステータハ
ブ8aのフランジ部8dに形成された油溝L及びワン
ウェイクラッチ7のリテーナ74に形成された油溝L
を介して行われる。一方、係合圧油室Aへのロックアッ
プ係合圧又はロックアップスリップ圧の供給は、入力軸
Sの軸内油路Lを介して行われ、この油路Lの係合
圧油室Aへの連通は、フロントカバー2とフロントカバ
ーハブ22の間の隙間Dを油路Lとして行われる。
【0033】より具体的には、ポンプインペラ3とター
ビンランナ4の回転差が大きいロックアップ解放時は、
油路L、油溝L及び油溝Lを経てトーラス部にセ
カンダリ圧の供給がなされ、係合圧油室Aは軸内油路L
からオイルクーラを経由するドレーン接続とされる。
この状態では、トーラス部内での油のスリップが大きい
ため、発熱による油温の上昇が大きくなるが、伝動装置
油室T内の油は、その油圧によりピストン61を押し戻
してロックアップを解放させるとともに、一方向弁64
をそのばね弾性に抗して押し開いて係合圧油室Aに入
り、油路L、油路L及び軸内油路Lを経てクーラ
経由でドレーンされる。これにより各連通孔61fを介
した油の流れで大量のオイル循環による油温の上昇が防
がれる。
【0034】一方、ロックアップ時又はロックアップス
リップ制御時は、油路L、油溝L及び油溝Lを経
てトーラス部にセカンダリ圧の供給がなされたまま、係
合圧油室Aに通じる軸内油路Lからより高圧の係合圧
が供給される。この係合油圧とセカンダリ圧の差圧によ
りピストン61は押し出され、その延長部61aで摩擦
部材62を押圧してロックアップクラッチ6は係合状態
又はスリップ状態となる。この状態では、トーラス部内
での油のスリップは殆どないため、発熱による油温の上
昇の懸念は少なくなるが、伝動装置油室T内の油は、閉
じられた一方向弁64の微小オリフィス64cを通して
伝動装置油室T内に排出され、伝動装置油室Tの油圧上
昇に伴いセカンダリ圧のドレーンを制御するロックアッ
プコントロールバルブの作動で供給時の流れと逆の流れ
で排出される。このようにして、ロックアップ時及びロ
ックアップスリップ制御時ともに少量の油の循環は保た
れる。
【0035】前記のように、係合圧油室Aを実質上密閉
した構成とすると、油の供給に対応させてピストン61
を作動させることができ、ロックアップクラッチ6の制
御性を向上させることができる。しかも、上記の油室A
の密封状態に加えて、小径化により環状の油室Aの容積
が小さくされているため、油室A内に油を充満させてピ
ストンストロークに至らしめるまでの時間を短縮するこ
とができ、それによりロックアップクラッチ6の係合過
渡時における応答性を向上させることもできる。こうし
た操作性の向上と、応答性の向上は、特に、精密な係合
圧の制御をピストン作動に正確に反映させることが要求
されるロックアップスリップ制御において有効となる。
【0036】なお、本実施の形態においては、ステータ
シャフト72と入力軸Sとの間にブッシュ94が配設さ
れているが、このブッシュ94を除去することによって
ステータシャフト72と入力軸Sとの間にもう1つの油
路(L)を形成することもできる。その場合、ステー
タシャフト72とインペラハブ33の軸部間の油路L
と油路(L)を使用して伝動装置油室T内の油の循環
を確保することで、ピストン61の連通孔61f及び一
方向弁64をなくす構成を採ることもできる。この場
合、軸内油路Lは、専らロックアップクラッチ6の係
脱に使用することができる。
【0037】以上詳述したように、上記実施形態の構成
によれば、ロックアップクラッチ6付きの流体伝動装置
に必要とされるクラッチ係合部6a、ダンパ5、セット
ブロック1及び係合圧油室Aが互いに径方向に重なり、
かつ、軸方向に並んだ配置となるため、全体としてコン
パクトな構成とすることができる。また、伝動装置油室
Tに対して独立させたロックアップクラッチ6の係合圧
油室Aを小型化したので、ロックアップクラッチ6の応
答性を向上させることができ、しかも、クラッチ係合部
6aを大径化したので、トルク伝達容量も確保できる。
更に、上記の各部材と係合圧油室Aの配置関係から、係
合圧油室Aとクラッチ係合部6aが軸方向かつ径方向に
離れた配置となり、それに対応してピストン61の外周
側を構成する延長部61aが自ずと軸方向に延びる部分
を有することで、ピストン61が全体としてほぼ山形の
剛性の高い断面形状となり、特に剛性補強のための断面
構造を採らなくても撓みにくいため、供給油圧によるピ
ストン61の変位を確実にクラッチ係合部6aに作用さ
せることができ、良好な制御性も確保される。
【0038】また、クラッチ係合部6aを多板構造の摩
擦部材62で構成することで、より一層トルク伝達容量
の確保が容易となり、しかも、多板構造の摩擦部材62
で構成することに伴い必須となる摩擦部材62の回り止
め支持のためのスプライン部63aにピストン61の先
端をスプライン嵌合させることで、特別のピストンの回
り止めを設けることなく、ピストン61の確実な回り止
めが可能となる。
【0039】更に、ピストン61の先端を摩擦部材62
に対して逃がすことによって、加工時に特に先端部に生
じ易い歪みやバリによるピストン61の摩擦部材62へ
の偏当たりを防止し、クラッチ係合時に摩擦部材62を
均一に押圧すことができる。
【0040】そして、ダンパ5のドリブンプレート52
とタービンランナ4とをワンウェイクラッチ7と同径部
で、タービンハブ41にリベット42により連結したの
で、該連結部を内径方向に寄せることができ、それによ
り外周側のダンパばね51の配設空間を径方向に広げる
ことができ、しかも、ピストン61を山形にすることに
よってその頂部の背面に生じた空間にダンパばね51を
配置することで大径のダンパばね51を使用できるよう
になり、ダンパ5の強度確保が容易となり、大径のばね
を用いることで、ダンパのストロークを大きくしたり、
大きな負荷トルクに耐え得るようダンパの容量を大きく
でき、ダンパ性能を向上させることができる。そして、
この配置により、リベット42がスラストベアリング9
2と当接することになるが、厚肉のレース92aを用い
ているためレースが変形することがないので、ベアリン
グ92の滑らかな回転は維持できる。
【0041】次に、図5及び図6はセットブロック1の
構成を変更した第2実施形態を示す。この形態では、セ
ットブロック1は、全体として環状に構成され、その円
周上の3箇所に厚肉化されてセットボルトねじ孔11a
を有する一対ずつのブロック部11が設けられ、それら
の間を薄肉のリング部11bでつないだ構成とされ、ブ
ロック部11を形成された部分の近傍の内周側が溶接に
よりフロントカバー2に接合されている。したがって、
この構成の場合、エンジン始動用のセルリングギヤ10
は、セットブロック1の外周に一体形成されたものとす
ることができる。この構成の利点は、主として部品点数
の削減にある。
【0042】この第2実施形態における、その余の部分
の構成は、第1実施形態の場合と同様であるので、対応
する部材に同様の参照符号を付して説明に代える。ま
た、この構成により達成される効果についても同様であ
るので説明を省略する。
【0043】以上、要するに、上記いずれの形態におい
ても、本発明の基本的特徴とするところに従い、ロック
アップクラッチ付きの流体伝動装置において必須のセッ
トブロック1、係合圧油室A、クラッチ係合部6a及び
ダンパ5の4者を互いに径方向に重ね、かつ軸方向に並
べて、しかも作動上相互に関連する係合圧油室Aとクラ
ッチ係合部6aとを対角線上に配置した関係に置くこと
で、必然的に延長部を含むピストンの断面形状を頂部の
高い山形にして、その形状によりピストンの剛性が向上
した形状としている。その結果、ピストンの撓み変形に
より生じる油圧供給に対するクラッチ作動のずれが防止
される構造を得ている。
【0044】以上、本発明を2つの実施形態に基づき詳
説したが、本発明はこれらの実施形態に限るものではな
く、特許請求の範囲に記載の事項の範囲内で種々に具体
的構成を変更して実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るトルクコンバータ
の軸方向断面図である。
【図2】第1実施形態のトルクコンバータの正面図であ
る。
【図3】第1実施形態のトルクコンバータのフロントカ
バー部の形状を示す軸方向部分断面図である。
【図4】第1実施形態のトルクコンバータのロックアッ
プクラッチピストンの形状を示す正面図である。
【図5】本発明の第2実施形態に係るトルクコンバータ
の正面図である。
【図6】第2実施形態のトルクコンバータのフロントカ
バー部の形状を示す軸方向部分断面図である。
【符号の説明】
1 セットブロック 2 フロントカバー 3 ポンプインペラ 4 タービンランナ 5 ダンパ 6 ロックアップクラッチ 6a クラッチ係合部 7 ワンウェイクラッチ 8 ステータ S 入力軸 A 係合圧油室 T 伝動装置油室 41 タービンハブ 42 リベット 52 ドリブンプレート 61 ピストン 61a ピストン延長部 61b スプライン 61c 逃げ部 62 摩擦部材 63a スプライン 92 スラストベアリング 92a レース
フロントページの続き (72)発明者 前田 浩司 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 (72)発明者 山下 智弘 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 (72)発明者 樅山 尚久 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 (72)発明者 清水 健 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 (72)発明者 石川 雅裕 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンにセットブロックを介して連結
    されるフロントカバーと、該フロントカバーに連結して
    一体化されたポンプインペラと、該ポンプインペラと対
    向させて配設され、変速装置の入力軸に連結されるター
    ビンランナと、ポンプインペラとタービンランナにより
    構成されるトーラス部と軸方向に並べてフロントカバー
    内に配置され、ダンパを介してフロントカバーを入力軸
    に係脱させるロックアップクラッチとを備え、ロックア
    ップクラッチの係合圧を供給される係合圧油室が、一体
    化されたフロントカバーとポンプインペラとにより囲わ
    れる伝動装置油室内に独立して設けられた流体伝動装置
    において、 前記ロックアップクラッチは、係合圧油室に嵌挿された
    ピストンと、該ピストンにより係脱操作されるクラッチ
    係合部とを有し、 該クラッチ係合部は、係合圧油室より大径に構成され、
    ピストンは、係合圧油室の外周部から軸方向にずれてク
    ラッチ係合部まで延びるピストン延長部を有し、 セットブロックは、係合圧油室の外周側に配置され、 ダンパは、クラッチ係合部の内周側で、かつ、ピストン
    とトーラス部との間に配置されたことを特徴とする流体
    伝動装置。
  2. 【請求項2】 前記ロックアップクラッチのクラッチ係
    合部は、多板構造の摩擦部材を備え、 ピストン延長部の先端にスプラインが形成され、 該スプラインは、クラッチ係合部の摩擦部材を支持する
    スプラインに嵌合されてピストンを回り止めする、請求
    項1記載の流体伝動装置。
  3. 【請求項3】 前記ピストン延長部の先端は、摩擦部材
    から離隔する方向に曲げられた逃げ部を有する、請求項
    2記載の流体伝動装置。
  4. 【請求項4】 前記流体伝動装置は、ポンプインペラと
    タービンランナとの間に介在させてワンウェイクラッチ
    に支持されたステータを備え、 ダンパのドリブンプレートとタービンランナは、ワンウ
    ェイクラッチと同径部で、タービンハブにリベットによ
    り連結され、 該リベットと軸方向に重なる位置に、ワンウェイクラッ
    チとタービンハブとの間に介挿されたスラストベアリン
    グの厚肉のレースが配置された、請求項1、2又は3記
    載の流体伝動装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004301327A (ja) * 2003-03-28 2004-10-28 Zf Friedrichshafen Ag クラッチハウジング内部にクラッチ機構を備えた流体式クラッチ装置
JP2008039179A (ja) * 2006-06-27 2008-02-21 Gm Global Technology Operations Inc 自動トランスミッションのための液圧制御式コンバータクラッチ
JP2009121630A (ja) * 2007-11-16 2009-06-04 Mazda Motor Corp パワートレインユニット
JP2013108546A (ja) * 2011-11-18 2013-06-06 Aisin Kiko Co Ltd ドライブプレートおよびドライブプレートのリングギヤ部材

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