JP2000205233A - 連結シ―ルワッシャの構造 - Google Patents
連結シ―ルワッシャの構造Info
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- JP2000205233A JP2000205233A JP11006138A JP613899A JP2000205233A JP 2000205233 A JP2000205233 A JP 2000205233A JP 11006138 A JP11006138 A JP 11006138A JP 613899 A JP613899 A JP 613899A JP 2000205233 A JP2000205233 A JP 2000205233A
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- eye
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 構造簡単で、芯だしが容易に行われると共
に、締め付け時の捩じれに強いアイコネクタの連結シー
ルワッシャの構造を提供する。 【解決手段】 アイコネクタ（４）の上下面（４ａ、４
ｂ）に取り付けられる第１のワッシャ（２０）と第２の
ワッシャ（２１）とを帯状の複数の連結部（１６、１
７）で連結している。
に、締め付け時の捩じれに強いアイコネクタの連結シー
ルワッシャの構造を提供する。 【解決手段】 アイコネクタ（４）の上下面（４ａ、４
ｂ）に取り付けられる第１のワッシャ（２０）と第２の
ワッシャ（２１）とを帯状の複数の連結部（１６、１
７）で連結している。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、アイコネクタの上
下面をシールする連結シールワッシャの構造に関する。
下面をシールする連結シールワッシャの構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、例えばエンジンの潤滑オイルの配
管がアイボルトによりシリンダブロックに接続される場
合、又は、冷却水の配管をシリンダヘッド等に接続する
場合等には、図１３の連結部６を除いたような状態とな
る。すなわち、シリンダブロック１のオイル通路に連通
するねじ穴２に、例えば銅またはアルミニウム等の軟質
金属材からなるシールワッシャ２１を、その上にアイコ
ネクタ４を、更にその上にシールワッシャ２０とを順に
載置してから、アイボルト５がシールワッシャ２０、ア
イコネクタ４及びシールワッシャ２１を貫通してねじ穴
２に螺合される。そのような技術は公知である。
管がアイボルトによりシリンダブロックに接続される場
合、又は、冷却水の配管をシリンダヘッド等に接続する
場合等には、図１３の連結部６を除いたような状態とな
る。すなわち、シリンダブロック１のオイル通路に連通
するねじ穴２に、例えば銅またはアルミニウム等の軟質
金属材からなるシールワッシャ２１を、その上にアイコ
ネクタ４を、更にその上にシールワッシャ２０とを順に
載置してから、アイボルト５がシールワッシャ２０、ア
イコネクタ４及びシールワッシャ２１を貫通してねじ穴
２に螺合される。そのような技術は公知である。
【０００３】しかしながら、上記の技術においてはアイ
ボルト５の脱着作業中に、シールワッシャ２０、２１の
穴位置がアイコネクタ４の対応する穴中心と芯ずれが生
じてオイル洩れが生じたり、シールワッシャ２０、２１
が落下・紛失したり、シールワッシャ２０、２１のいず
れかを装着し忘れたり、更には紛失分を補給するため余
分にシールワッシャを手配する等、作業性及び部品管理
上から無視できないような問題があった。
ボルト５の脱着作業中に、シールワッシャ２０、２１の
穴位置がアイコネクタ４の対応する穴中心と芯ずれが生
じてオイル洩れが生じたり、シールワッシャ２０、２１
が落下・紛失したり、シールワッシャ２０、２１のいず
れかを装着し忘れたり、更には紛失分を補給するため余
分にシールワッシャを手配する等、作業性及び部品管理
上から無視できないような問題があった。
【０００４】そこで図１３に示すように、一対のシール
ワッシャ２０、２１を連結部６を介して互いに一体に連
結した構造が、実開平４−３９３１６号公報及び実公平
開５−４３３２２号公報に開示されている。この技術に
よれば、シールワッシャの落下・紛失及び装着忘れは防
止されるが、シールワッシャ２０、２１は位置決めされ
ず、芯ずれは防止出来ない。その解決策として、図１４
で示す様に、連結部を折り曲げて衝き当て部２５を設け
た技術が開示されている（特開平８−１８９５２３号公
報参照）。
ワッシャ２０、２１を連結部６を介して互いに一体に連
結した構造が、実開平４−３９３１６号公報及び実公平
開５−４３３２２号公報に開示されている。この技術に
よれば、シールワッシャの落下・紛失及び装着忘れは防
止されるが、シールワッシャ２０、２１は位置決めされ
ず、芯ずれは防止出来ない。その解決策として、図１４
で示す様に、連結部を折り曲げて衝き当て部２５を設け
た技術が開示されている（特開平８−１８９５２３号公
報参照）。
【０００５】上記の技術においては、芯だしに関する従
来の問題点は解決されているが、締めつけ時の上下のワ
ッシャの捩じれ、耐久性等の問題が存在する。
来の問題点は解決されているが、締めつけ時の上下のワ
ッシャの捩じれ、耐久性等の問題が存在する。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述した従来
技術の問題点に鑑みて提案されたものであり、一方のシ
ールワッシャの装着忘れや脱落を防止する事が出来て、
且つ、取付時に作用する捻れ方向の外力に対して剛性を
有するような、耐久性の向上を図った連結シールワッシ
ャの構造を提供することを目的としている。
技術の問題点に鑑みて提案されたものであり、一方のシ
ールワッシャの装着忘れや脱落を防止する事が出来て、
且つ、取付時に作用する捻れ方向の外力に対して剛性を
有するような、耐久性の向上を図った連結シールワッシ
ャの構造を提供することを目的としている。
【０００７】また、本発明は、構造が簡単で安価にで
き、取付が容易でかつ芯ずれを起こさない連結シールワ
ッシャの構造を提供することを目的としている。
き、取付が容易でかつ芯ずれを起こさない連結シールワ
ッシャの構造を提供することを目的としている。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明の連結シールワッ
シャの構造は、中空の通路を有するアイボルトにより取
り付けられるアイコネクタの第１の面に位置する第１の
ワッシャと、そのアイコネクタの第２の面に位置する第
２のワッシャと、第１及び第２のワッシャを連結する複
数の帯状の連結部、とを含むことを特徴としている。
シャの構造は、中空の通路を有するアイボルトにより取
り付けられるアイコネクタの第１の面に位置する第１の
ワッシャと、そのアイコネクタの第２の面に位置する第
２のワッシャと、第１及び第２のワッシャを連結する複
数の帯状の連結部、とを含むことを特徴としている。
【０００９】かかる構成を具備する本発明の連結シール
ワッシャの構造によれば、第１のワッシャと第２のワッ
シャとで挟まれるように複数（例えば２個）の帯状の連
結部で連結されているため、第１のワッシャと第２のワ
ッシャとがアイボルトの取付で捩じられた場合において
も、連結部の剛性は高いので、ワッシャが変形してオイ
ル漏れを生じる事がない。
ワッシャの構造によれば、第１のワッシャと第２のワッ
シャとで挟まれるように複数（例えば２個）の帯状の連
結部で連結されているため、第１のワッシャと第２のワ
ッシャとがアイボルトの取付で捩じられた場合において
も、連結部の剛性は高いので、ワッシャが変形してオイ
ル漏れを生じる事がない。
【００１０】本発明を用いて配管する場合、第１のシー
ルワッシャと第２のシールワッシャとでコネクタの上下
面を挟持するように取り付け、第１及び第２のシールワ
ッシャの孔をコネクタの孔に合致させ、アイボルトをそ
れらの孔に通して供給口に締結すれば、容易にアイコネ
クタを取り付けることが出来、一方のワッシャが脱落し
たり、つけ忘れたりすることもない。
ルワッシャと第２のシールワッシャとでコネクタの上下
面を挟持するように取り付け、第１及び第２のシールワ
ッシャの孔をコネクタの孔に合致させ、アイボルトをそ
れらの孔に通して供給口に締結すれば、容易にアイコネ
クタを取り付けることが出来、一方のワッシャが脱落し
たり、つけ忘れたりすることもない。
【００１１】また本発明の連結シールワッシャの構造
は、中空の通路を有するアイボルトにより取り付けられ
るアイコネクタの第１の面に位置する第１のワッシャ
と、そのアイコネクタの第２の面に位置する第２のワッ
シャと、第１及び第２のワッシャを連結する複数の帯状
の連結部とを含み、該連結部にはそこから側方に突出す
る舌状部材を設け、該舌状部材の先端は前記アイコネク
タの外周と係合するように構成されている。
は、中空の通路を有するアイボルトにより取り付けられ
るアイコネクタの第１の面に位置する第１のワッシャ
と、そのアイコネクタの第２の面に位置する第２のワッ
シャと、第１及び第２のワッシャを連結する複数の帯状
の連結部とを含み、該連結部にはそこから側方に突出す
る舌状部材を設け、該舌状部材の先端は前記アイコネク
タの外周と係合するように構成されている。
【００１２】かかる構成を具備する本発明の連結シール
ワッシャの構造においても、上述したのと同様に、捻れ
に体する剛性が強い。それと共に、前記連結部に設けら
れた舌状部材により芯だしが容易となり、組み立て精度
が向上するという利点を有している。
ワッシャの構造においても、上述したのと同様に、捻れ
に体する剛性が強い。それと共に、前記連結部に設けら
れた舌状部材により芯だしが容易となり、組み立て精度
が向上するという利点を有している。
【００１３】さらに本発明の連結シールワッシャの構造
は、中空の通路を有するアイボルトにより取り付けられ
るアイコネクタの第１の面に位置する第１のワッシャ
と、そのアイコネクタの第２の面に位置する第２のワッ
シャと、第１及び第２のワッシャを連結する複数の帯状
の連結部とを含み、前記連結部は、前記アイコネクタの
外周と係合するように折り曲げられた衝き当て部を有し
ている。
は、中空の通路を有するアイボルトにより取り付けられ
るアイコネクタの第１の面に位置する第１のワッシャ
と、そのアイコネクタの第２の面に位置する第２のワッ
シャと、第１及び第２のワッシャを連結する複数の帯状
の連結部とを含み、前記連結部は、前記アイコネクタの
外周と係合するように折り曲げられた衝き当て部を有し
ている。
【００１４】この様に構成された本発明の連結シールワ
ッシャの構造によれば、上述したのと同様に、捻れに体
する剛性が強い。それと共に、前記連結部にはそこから
突出する衝き当て部が形成されており、該衝き当て部の
先端を前記アイコネクタの外周と係合すれば、芯だしが
より一層容易になり、組み立て精度が更に向上する。
ッシャの構造によれば、上述したのと同様に、捻れに体
する剛性が強い。それと共に、前記連結部にはそこから
突出する衝き当て部が形成されており、該衝き当て部の
先端を前記アイコネクタの外周と係合すれば、芯だしが
より一層容易になり、組み立て精度が更に向上する。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下、図１−図１２を参照して、
本発明の実施の形態を説明する。
本発明の実施の形態を説明する。
【００１６】図において、従来技術と同じ機能を有する
部材には同じ符号を付して重複説明は省略する。
部材には同じ符号を付して重複説明は省略する。
【００１７】図１−図４は本発明の第１実施形態を示し
ている。図１において、図示しないシリンダブロックの
ボス１には、例えば潤滑油を他のユニットに供給する供
給口２が設けられ、その供給口２には雌ねじが設けられ
ており、その雌ネジには全体を符号１０で示す連結シー
ルワッシャーに挟まれたアイコネクタ４の孔１１に挿入
されたアイボルト５が螺合されている。
ている。図１において、図示しないシリンダブロックの
ボス１には、例えば潤滑油を他のユニットに供給する供
給口２が設けられ、その供給口２には雌ねじが設けられ
ており、その雌ネジには全体を符号１０で示す連結シー
ルワッシャーに挟まれたアイコネクタ４の孔１１に挿入
されたアイボルト５が螺合されている。
【００１８】また、アイコネクタ４の第１の面４ａと第
２の面４ｂとには中央に孔１１が設けられ、その内部に
はオイル通過室１１ａが形成され、オイル通過室１１ａ
に連通するボス１２にはオイルパイプ１３が溶着されて
いる。
２の面４ｂとには中央に孔１１が設けられ、その内部に
はオイル通過室１１ａが形成され、オイル通過室１１ａ
に連通するボス１２にはオイルパイプ１３が溶着されて
いる。
【００１９】そして、アイボルト５には先端中央から頭
部に向かって穿設された図示しない穴に直交する貫通孔
１５が設けられオイル通路が形成される。
部に向かって穿設された図示しない穴に直交する貫通孔
１５が設けられオイル通路が形成される。
【００２０】連結シールワッシャ１０は、例えば、厚さ
０．８〜２．０mmの板材からプレスにより形成されてお
り、供給口２にアイボルト５により固着されるアイコネ
クタ４の第１の面４ａ（図における上面）及び第２の面
４ｂ（図における下面）とが第１のワッシャ２０と、第
２のワッシャ２１とで挟まれるように複数（図示の例で
は２カ所）の帯状の連結部１６と１７とで連結されてい
る。
０．８〜２．０mmの板材からプレスにより形成されてお
り、供給口２にアイボルト５により固着されるアイコネ
クタ４の第１の面４ａ（図における上面）及び第２の面
４ｂ（図における下面）とが第１のワッシャ２０と、第
２のワッシャ２１とで挟まれるように複数（図示の例で
は２カ所）の帯状の連結部１６と１７とで連結されてい
る。
【００２１】そして、第１のワッシャ２０と第２のワッ
シャ２１との内幅Ｗはアイコネクタ４の高さＨに等しく
形成されており、この構成の場合、２本の連結部１６、
１７で連結されているため、第１のワッシャ２０と第２
のワッシャ２１とがアイボルトの取付で捩じられた場合
においても、連結部の剛性は高いので、ワッシャが変形
してオイル漏れを生じる事がない。
シャ２１との内幅Ｗはアイコネクタ４の高さＨに等しく
形成されており、この構成の場合、２本の連結部１６、
１７で連結されているため、第１のワッシャ２０と第２
のワッシャ２１とがアイボルトの取付で捩じられた場合
においても、連結部の剛性は高いので、ワッシャが変形
してオイル漏れを生じる事がない。
【００２２】連結シールワッシャ１０は型を用いてプレ
スで成形すれば、簡単に製作でき、かつ寸法誤差を少な
くすることができる。
スで成形すれば、簡単に製作でき、かつ寸法誤差を少な
くすることができる。
【００２３】図１において、帯状の連結部１６、１７は
平行に配置されているが、それに限定されるものではな
い。例えば、図２で示す様に、連結部１６、１７がシー
ルワッシャ２０、２１の間で互いに離隔するように配置
されていても良いし、それとは逆に、図３で示す様に、
連結部１６、１７が互いに接近するように配置されてい
ても良い。そして、図４で示す様に、帯状の連結部１
６、１７がシールワッシャ２０、２１の間の中間部４０
において、一体的に接続されるように配置されていても
良い。
平行に配置されているが、それに限定されるものではな
い。例えば、図２で示す様に、連結部１６、１７がシー
ルワッシャ２０、２１の間で互いに離隔するように配置
されていても良いし、それとは逆に、図３で示す様に、
連結部１６、１７が互いに接近するように配置されてい
ても良い。そして、図４で示す様に、帯状の連結部１
６、１７がシールワッシャ２０、２１の間の中間部４０
において、一体的に接続されるように配置されていても
良い。
【００２４】以下、作用について説明する。
【００２５】供給口２にアイコネクタ４を用いて配管す
る場合、まずアイコネクタ４に連結シールワッシャ１０
をその第１のシールワッシャ２０と第２のシールワッシ
ャ２１とでコネクタ４の上下面（４ａ、４ｂ）を挟持す
るように取り付け、シールワッシャ２０、２１の孔２
３、２４をコネクタの孔１１に合致させ、アイボルト５
をそれらの孔に通してアイボルト５で供給口２に締結す
れば、容易にアイコネクタ４を取り付けることが出来、
一方のワッシャが脱落したり、つけ忘れたりすることも
ない。
る場合、まずアイコネクタ４に連結シールワッシャ１０
をその第１のシールワッシャ２０と第２のシールワッシ
ャ２１とでコネクタ４の上下面（４ａ、４ｂ）を挟持す
るように取り付け、シールワッシャ２０、２１の孔２
３、２４をコネクタの孔１１に合致させ、アイボルト５
をそれらの孔に通してアイボルト５で供給口２に締結す
れば、容易にアイコネクタ４を取り付けることが出来、
一方のワッシャが脱落したり、つけ忘れたりすることも
ない。
【００２６】図５−図８は本発明の第２実施形態を示
す。
す。
【００２７】第２実施形態においては、図５で示す様
に、連結部１６と１７との中間に連結部１６、１７から
突出して相互に対向するように舌状部材１８、１９がそ
れぞれ形成され、それらの先端１８ａ、１９ａがアイコ
ネクタ４の外周に当接（或いは係合）するように折り曲
げている。これにより、芯だしが容易で正確に出来る利
点を有している。
に、連結部１６と１７との中間に連結部１６、１７から
突出して相互に対向するように舌状部材１８、１９がそ
れぞれ形成され、それらの先端１８ａ、１９ａがアイコ
ネクタ４の外周に当接（或いは係合）するように折り曲
げている。これにより、芯だしが容易で正確に出来る利
点を有している。
【００２８】図５の舌状部材１８、１９及びその先端１
８ａ、１９ａに代えて、図６で示すような湾曲した舌状
部材１８ｂ、１９ｂを設け、舌状部材１８ｂ、１９ｂを
連結部１６、１７から直接アイコネクタ（図６では図示
せず）の外周に当接するよう突出させてもよい。
８ａ、１９ａに代えて、図６で示すような湾曲した舌状
部材１８ｂ、１９ｂを設け、舌状部材１８ｂ、１９ｂを
連結部１６、１７から直接アイコネクタ（図６では図示
せず）の外周に当接するよう突出させてもよい。
【００２９】また、図５の舌状部材１８、１９及び先端
１８ａ、１９ａを連結部１６、１７にそれぞれ１つのみ
設けるのではなく、図７で示す様に、連結部１６、１７
の各々に複数（図７では２つずつ）の舌状部材１８−
１、１８−２、１９−１、１９−２を設ける事も出来
る。
１８ａ、１９ａを連結部１６、１７にそれぞれ１つのみ
設けるのではなく、図７で示す様に、連結部１６、１７
の各々に複数（図７では２つずつ）の舌状部材１８−
１、１８−２、１９−１、１９−２を設ける事も出来
る。
【００３０】さらに、舌状部材１８、１９は同一（の高
さ方向）位置に設けなくても良い。図８で示す様に、連
結部１６、１７の舌状部材１８、１９を互い違いに配置
しても良いのである。
さ方向）位置に設けなくても良い。図８で示す様に、連
結部１６、１７の舌状部材１８、１９を互い違いに配置
しても良いのである。
【００３１】図５−図８の第２実施形態におけるその他
の構成及び作用については、第１実施形態と同様であ
る。
の構成及び作用については、第１実施形態と同様であ
る。
【００３２】図９−図１２は本発明の第３実施形態を示
している。図５−図８で示す第２実施形態では、連結部
材から舌状部材が飛び出している構成となっているが、
これに対して本発明の第３実施形態では、連結部材を折
り曲げて衝き当て部を形成している。
している。図５−図８で示す第２実施形態では、連結部
材から舌状部材が飛び出している構成となっているが、
これに対して本発明の第３実施形態では、連結部材を折
り曲げて衝き当て部を形成している。
【００３３】第３実施形態においては、例えば図９で示
す様に、連結部１６と１７とをそれぞれ中間で折り曲げ
て衝き当て部１６ａ、１７ａを形成している。この衝き
当て部１６ａ、１７ａをアイコネクタ４の外周に当接さ
せれば、芯だしが容易となり、且つ、その精度（正確に
芯だしをする精度）が向上するという利点がある。
す様に、連結部１６と１７とをそれぞれ中間で折り曲げ
て衝き当て部１６ａ、１７ａを形成している。この衝き
当て部１６ａ、１７ａをアイコネクタ４の外周に当接さ
せれば、芯だしが容易となり、且つ、その精度（正確に
芯だしをする精度）が向上するという利点がある。
【００３４】ここで、図１０で示す様に、連結部１６、
１７に対して複数の衝き当て部（図１０では２箇所）１
６ａ、１６ｂ、１７ａ、１７ｂをそれぞれ設けても良
い。
１７に対して複数の衝き当て部（図１０では２箇所）１
６ａ、１６ｂ、１７ａ、１７ｂをそれぞれ設けても良
い。
【００３５】また、衝き当て部１６ａ、１７ａは、同一
（の高さ方向）位置に設けなくても良く、図１１で示す
様に、連結部１６、１７の衝き当て部１６ａ、１６ｂを
互い違いに配置しても良い。
（の高さ方向）位置に設けなくても良く、図１１で示す
様に、連結部１６、１７の衝き当て部１６ａ、１６ｂを
互い違いに配置しても良い。
【００３６】さらに図１２で示す様に、一方の連結部
（図１２では連結部１６）にのみ、衝き当て部（図１２
では衝き当て部１６ａ）を設けてもよい。
（図１２では連結部１６）にのみ、衝き当て部（図１２
では衝き当て部１６ａ）を設けてもよい。
【００３７】第３実施形態のその他の構成及び作用効果
は、第１実施形態及び第２実施形態と同様である。
は、第１実施形態及び第２実施形態と同様である。
【００３８】さらに、図示の実施形態では何れも、潤滑
油、燃料油等のオイル配管のコネクタを例として実施形
態を説明しているが、オイル配管に限定されるものでな
く、水、エア等の流体の配管に適用出来、実施形態もそ
れぞれの特性に応じて選択使用すればより効果を発揮す
ることが出来る。
油、燃料油等のオイル配管のコネクタを例として実施形
態を説明しているが、オイル配管に限定されるものでな
く、水、エア等の流体の配管に適用出来、実施形態もそ
れぞれの特性に応じて選択使用すればより効果を発揮す
ることが出来る。
【００３９】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されており、
構造簡単で取付作業が容易であり、両ワッシャの何れか
を取付時に落下紛失したり、装着忘れすることを防止で
き、アイボルト締め付け時の上下の両ワッシャの捩じれ
が減少しシール性が向上する。また、取付時の芯だしを
容易にし、プレス加工で安価に提供できる。
構造簡単で取付作業が容易であり、両ワッシャの何れか
を取付時に落下紛失したり、装着忘れすることを防止で
き、アイボルト締め付け時の上下の両ワッシャの捩じれ
が減少しシール性が向上する。また、取付時の芯だしを
容易にし、プレス加工で安価に提供できる。
【００４０】更に、剛性を高めて、締めつけ時の上下ワ
ッシャの捩れを防止して、耐久性の向上を図ったワッシ
ャを提供することが出来た。
ッシャの捩れを防止して、耐久性の向上を図ったワッシ
ャを提供することが出来た。
【図１】本発明の一実施形態を示す分解斜視図。
【図２】一対の連結部の配置の一例を示す図。
【図３】図２とは別の連結部の配置例を示す図。
【図４】図２、図３とは異なる連結部の配置例を示す
図。
図。
【図５】本発明の第２実施形態を示す分解斜視図。
【図６】本発明の第２実施形態において、直角に折れ曲
がった舌状部材に代えて湾曲した舌状部材を設けた状態
を示す斜視図。
がった舌状部材に代えて湾曲した舌状部材を設けた状態
を示す斜視図。
【図７】連結部の各々に複数の舌状部材を設けた変形例
を示す部分拡大斜視図。
を示す部分拡大斜視図。
【図８】連結部に設けた舌状部材が互い違いとなるよう
な変形例を示す部分拡大斜視図。
な変形例を示す部分拡大斜視図。
【図９】本発明の第３実施形態を示す分解斜視図。
【図１０】連結部に複数の衝き当て部を形成した変形例
を示す部分拡大斜視図。
を示す部分拡大斜視図。
【図１１】連結部の衝き当て部を互い違いになるように
形成した変形例を示す部分拡大斜視図。
形成した変形例を示す部分拡大斜視図。
【図１２】一方の連結部にのみ衝き当て部を形成した変
形例を示す部分拡大斜視図。
形例を示す部分拡大斜視図。
【図１３】従来技術の例を示すアイコネクタの分解斜視
図。
図。
【図１４】従来技術の他の例を示すアイコネクタの分解
斜視図。
斜視図。
２・・・供給口 ４・・・アイコネクタ ５・・・アイボルト １０・・・連結シールワッシャ １１、２３、２４・・・孔 １６、１７・・・連結部 １６ａ、１６ｂ、１７ａ、１７ｂ・・・衝き当て部 １８、１８−１、１８−２、１８ｂ、１９、１９−１、
１９−２、１９ｂ・・・舌状部材 ２０・・・第１のワッシャ ２１・・・第２のワッシャ
１９−２、１９ｂ・・・舌状部材 ２０・・・第１のワッシャ ２１・・・第２のワッシャ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 峯 岸 久 雄 埼玉県上尾市小敷谷字氷川後1020 株式会 社阿保パッキング製作所内 Ｆターム(参考） 3J034 AA04 BD01 3J040 BA02 HA03 HA04 HA09
Claims (3)
- 【請求項１】 中空の通路を有するアイボルトにより取
り付けられるアイコネクタの第１の面に位置する第１の
ワッシャと、そのアイコネクタの第２の面に位置する第
２のワッシャと、第１及び第２のワッシャを連結する複
数の帯状の連結部、とを含むことを特徴とする連結シー
ルワッシャの構造。 - 【請求項２】 中空の通路を有するアイボルトにより取
り付けられるアイコネクタの第１の面に位置する第１の
ワッシャと、そのアイコネクタの第２の面に位置する第
２のワッシャと、第１及び第２のワッシャを連結する複
数の帯状の連結部とを含み、該連結部にはそこから側方
に突出する舌状部材を設け、該舌状部材の先端は前記ア
イコネクタの外周と係合するように構成されていること
を特徴とする連結シールワッシャの構造。 - 【請求項３】 中空の通路を有するアイボルトにより取
り付けられるアイコネクタの第１の面に位置する第１の
ワッシャと、そのアイコネクタの第２の面に位置する第
２のワッシャと、第１及び第２のワッシャを連結する複
数の帯状の連結部とを含み、前記連結部は、前記アイコ
ネクタの外周と係合するように折り曲げられた衝き当て
部を有することを特徴とする連結シールワッシャの構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11006138A JP2000205233A (ja) | 1999-01-13 | 1999-01-13 | 連結シ―ルワッシャの構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11006138A JP2000205233A (ja) | 1999-01-13 | 1999-01-13 | 連結シ―ルワッシャの構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000205233A true JP2000205233A (ja) | 2000-07-25 |
Family
ID=11630159
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11006138A Pending JP2000205233A (ja) | 1999-01-13 | 1999-01-13 | 連結シ―ルワッシャの構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000205233A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100368711C (zh) * | 2003-08-27 | 2008-02-13 | 本田技研工业株式会社 | 双联垫圈结构 |
-
1999
- 1999-01-13 JP JP11006138A patent/JP2000205233A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100368711C (zh) * | 2003-08-27 | 2008-02-13 | 本田技研工业株式会社 | 双联垫圈结构 |
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