JP2000205128A - 電動機の端子カバ― - Google Patents

電動機の端子カバ―

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JP2000205128A
JP2000205128A JP11007438A JP743899A JP2000205128A JP 2000205128 A JP2000205128 A JP 2000205128A JP 11007438 A JP11007438 A JP 11007438A JP 743899 A JP743899 A JP 743899A JP 2000205128 A JP2000205128 A JP 2000205128A
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JP
Japan
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terminal cover
lead wire
hole
electric motor
terminal
Prior art date
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Pending
Application number
JP11007438A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuichi Inoue
修一 井上
Takao Kobayashi
隆夫 小林
Shingo Hamada
信吾 濱田
Takayuki Izeki
貴之 井関
Naoto Yamamura
直人 山村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP11007438A priority Critical patent/JP2000205128A/ja
Publication of JP2000205128A publication Critical patent/JP2000205128A/ja
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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2400/00General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
    • F25B2400/07Details of compressors or related parts
    • F25B2400/077Compressor control units, e.g. terminal boxes, mounted on the compressor casing wall containing for example starter, protection switches or connector contacts

Landscapes

  • Compressor (AREA)
  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】リード線に耐熱保護チューブをかぶせる作業を
廃止すること。 【解決手段】内部に収納された電動機巻線に接続された
端子が固着される容器の表面に、前記端子を被うように
前記容器に設けられる電動機の端子カバーであって、前
記端子に接続するリード線が貫通する貫通穴を側壁に有
し、前記貫通穴と前記容器との間に位置する側壁に延出
部を形成した電動機の端子カバー。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば家庭用冷凍冷蔵
庫、除湿機等の密閉型圧縮機に使用される電動機の端子
カバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の密閉型圧縮機は、図5お
よび図6に示すように、圧縮機15と電動機16が密閉
容器17に収納されている。そして、この密閉容器17
の表面には、内部の電動機16の巻線が接続された3個
の端子18が絶縁して固着される。これらの端子18
は、ファストン端子19を介してリード線20が接続さ
れ、過負荷保護装置21を取付けられる。そして、これ
ら部品の保護と電気絶縁のために、端子カバー22をか
ぶせていた。この端子カバー22には、リード線20を
引き出すための開口部23が設けられている。リード線
20には、耐熱性保護チューブ24がかぶせられ、密閉
容器15の表面に直接接触することを防止している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】家庭用冷凍冷蔵庫、除
湿機等に使用されるこの種の密閉型圧縮機は、様々な条
件のもとで運転され、時には過負荷保護装置が動作する
ような高温条件下で運転される。この場合には、密閉容
器の表面温度は100℃を軽く越える。このため、上記
のようにリード線20には耐熱保護チューブ24をかぶ
せる必要があり、製造工数および材料コストの上昇を招
いていた。
【0004】本発明はこのような従来の課題を解決する
ものであり、リード線に耐熱保護チューブをかぶせる作
業を廃止することを目的とするまた、本発明は、端子カ
バーにリード線を貫通させる作業を容易に行うことので
きる電動機の端子カバーを提供することを目的とする。
また、本発明は、端子カバーに貫通させたリード線を抜
けにくくする電動機の端子カバーを提供することを目的
とする。また、本発明は、端子カバーを出た後のリード
線が再び密閉容器に接触することを防止する電動機の端
子カバーを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明に
よる電動機の端子カバーは、内部に収納された電動機巻
線に接続された端子が固着される容器の表面に、前記端
子を被うように前記容器に設けられる電動機の端子カバ
ーであって、前記端子に接続するリード線が貫通する貫
通穴を側壁に有し、前記貫通穴と前記容器との間に位置
する側壁に延出部を形成したことを特徴とする。請求項
2記載の本発明は、請求項1に記載の電動機の端子カバ
ーにおいて、前記延出部を前記側壁に一体的に形成した
ことを特徴とする。請求項3記載の本発明は、請求項1
に記載の電動機の端子カバーにおいて、前記側壁に、前
記容器との接触面から前記貫通穴に連なる切り込み溝を
設けたことを特徴とする。請求項4記載の本発明は、請
求項3に記載の電動機の端子カバーにおいて、前記切り
込み溝を1回以上蛇行させたことを特徴とする。請求項
5記載の本発明は、請求項1に記載の電動機の端子カバ
ーにおいて、前記延出部を、前記容器の外表面よりも外
側まで突出させたことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態による
電動機の端子カバーは、端子に接続するリード線が貫通
する貫通穴を側壁に有し、貫通穴と容器との間に位置す
る側壁に延出部を形成したものである。本実施の形態に
よれば、リード線が容器に直接触れないため従来必要と
していた耐熱保護チューブを廃止することができる。
【0007】本発明の第2の実施の形態は、第1の実施
の形態における電動機の端子カバーにおいて、延出部を
側壁に一体的に形成したもので、部品点数を削減し、組
立作業も削減することができる。
【0008】本発明の第3の実施の形態は、第1の実施
の形態における電動機の端子カバーにおいて、側壁に、
容器との接触面から貫通穴に連なる切り込み溝を設けた
もので、あらかじめリード線に端子加工や過負荷保護装
置の半田付け作業を済ませても切り込み溝からリード線
を入れることができ、端子カバーの装着を容易にするこ
とができる。
【0009】本発明の第4の実施の形態は、第3の実施
の形態における電動機の端子カバーにおいて、切り込み
溝を1回以上蛇行させたもので、一旦入れたリード線が
抜けにくい構造を実現することができる。
【0010】本発明の第5の実施の形態は、第1の実施
の形態における電動機の端子カバーにおいて、延出部
を、容器の外表面よりも外側まで突出させたもので、端
子カバーを出た後のリード線が再び密閉容器に接触する
ことを防止することができる。
【0011】
【実施例】以下本発明の実施例について図面を参照して
説明する。 (実施例1)図1及び図2に本発明の一実施例による電
動機の端子カバーを示す。図1は、同端子カバーを示す
電動機の要部断面図、図2は、同端子カバーの斜視図で
ある。図1において、密閉容器1は、その内部に圧縮機
と電動機(図示しない)を収納している。そして内部の
電動機巻線に接続された3個の端子2は、この密閉容器
1の表面に絶縁して固着されている。端子カバー4内に
は、これらの端子2のほかに、過負荷保護装置3、ファ
ストン端子5a、5b、5cなどを有している。なお、
端子2の中の一つは、過負荷保護装置3を経由してリー
ド線6aが接続されている。また、端子2の他の二つは
進相キャパシタ(図示せず)に接続するリード線6b、
6cが接続されている。端子カバー4は、これらのリー
ド線6a、6b、6cが貫通する貫通穴7を側壁8に有
している。この端子カバー4は、密閉容器1にバネ10
で固定されている。
【0012】図2は貫通穴7の近傍を表す端子カバー4
の斜視図である。貫通穴7の周囲下部には、貫通穴側を
中心とする円弧断面の延出部11が外方に向かって突き
出しており、端子カバー4と一体的に形成されている。
この延出部11の外方への突き出し寸法Aは、密閉容器
1の外表面よりもさらに外方向に突出するような寸法と
することが好ましい。また、延出部11は、貫通穴7を
出たリード線6を下から受け止め密閉容器1との直接接
触を防止している。
【0013】本実施例によれば、貫通穴7を出たリード
線6を下から受け止める延出部11を備えているため、
リード線6が密閉容器1と直接接触することを防止する
ことができる。また、延出部11を貫通穴側を中心とす
る円弧断面とすることで、リード線6を延出部11内
に、より確実に保持することができる。また、延出部1
1の外方への突き出し寸法Aは、密閉容器1の外表面よ
りもさらに外方向に突出するような寸法とすることで、
リード線6の密閉容器1への接触を確実に防止すること
ができる。
【0014】(実施例2)本発明の他の実施例による端
子カバーを図3に示す。なお、上記実施例と同一機能を
有する部材には同一番号を付して説明を省略する。本実
施例は、端子カバー4の密閉容器1との接触面12から
貫通穴7に連なる切り込み溝13を設けたものである。
本実施例によれば、あらかじめリード線6に端子加工や
過負荷保護装置3の半田付け作業を済ませても、切り込
み溝13からリード線6を入れることができる。従っ
て、端子カバー4の装着を容易に行うことができる。こ
のとき、切り込み溝13の幅は、リード線6が1本通る
位の幅があればよい。このように、切り込み溝13を設
けてリード線6を装着しやすくすることで、貫通穴7の
径も小さくすることができる。
【0015】(実施例3)本発明のさらに他の実施例に
よる端子カバーを図4に示す。なお、上記実施例と同一
機能を有する部材には同一番号を付して説明を省略す
る。図4は、切り込み溝13を逆U字形状に形成し、貫
通穴7への連通部分が逆U字溝の頂点14より下方に位
置するように形成している。本実施例によれば、この切
り込み溝13により、端子カバー4の貫通穴7に一旦貫
通させたリード線6は頂点14の曲がり形状のため振動
やリード線自身の張力などでリード線が貫通穴7から抜
け出すことを防止することができる。このような蛇行
は、多いほど抜けにくくなり、複数の蛇行を設けてもよ
い。
【0016】
【発明の効果】上記実施例の説明から明らかなように、
本発明によればリード線に耐熱保護チューブをかぶせる
作業を廃止することができ、組立工数と材料コストの低
減できる効果を奏する。また発明によれば、延出部を側
壁に一体的に形成することで、部品点数を削減し、組立
作業も削減することができる。また発明によれば、端子
カバーに容器との接触面から貫通穴に連なる切り込み溝
を設けることで、あらかじめリード線に端子加工や過負
荷保護装置の半田付け作業を済ませても切り込み溝から
リード線を入れることができ、端子カバーの装着を容易
にするという効果がある。また発明によれば、切り込み
溝を1回以上蛇行させて貫通穴と連通することで、一旦
端子カバーに貫通させたリード線が振動や線自身の張力
などで外れるのを防止できる効果がある。また発明によ
れば、延出部を容器の外表面より外側に突出させること
で、端子カバーを出た後のリード線が、弛み等で再び密
閉容器に接触することを防止する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による電動機の端子カバーを
示す電動機の要部断面図
【図2】図1の端子カバーの斜視図
【図3】他の実施例の端子カバーの斜視図
【図4】他の実施例の端子カバーの斜視図
【図5】従来の端子カバーの装着状態を表す断面図
【図6】同要部拡大断面図
【符号の説明】
1 密閉容器 2 端子 3 過負荷保護装置 4 端子カバー 6a リード線 6b リード線 6c リード線 7 貫通穴 8 側壁 11 延出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 濱田 信吾 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 井関 貴之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 山村 直人 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3H003 AA05 AB04 AC03 AD03 CE01 CF02 CF03 3H045 AA05 AA12 AA27 BA42 CA21 DA02 EA26

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に収納された電動機巻線に接続され
    た端子が固着される容器の表面に、前記端子を被うよう
    に前記容器に設けられる電動機の端子カバーであって、
    前記端子に接続するリード線が貫通する貫通穴を側壁に
    有し、前記貫通穴と前記容器との間に位置する側壁に延
    出部を形成したことを特徴とする電動機の端子カバー。
  2. 【請求項2】 前記延出部を前記側壁に一体的に形成し
    たことを特徴とする請求項1に記載の電動機の端子カバ
    ー。
  3. 【請求項3】 前記側壁に、前記容器との接触面から前
    記貫通穴に連なる切り込み溝を設けたことを特徴とする
    請求項1に記載の電動機の端子カバー。
  4. 【請求項4】 前記切り込み溝を1回以上蛇行させたこ
    とを特徴とする請求項3に記載の電動機の端子カバー。
  5. 【請求項5】 前記延出部を、前記容器の外表面よりも
    外側まで突出させたことを特徴とする請求項1に記載の
    電動機の端子カバー。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002138963A (ja) * 2000-11-07 2002-05-17 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 圧縮機
KR100489582B1 (ko) * 2002-11-12 2005-05-16 삼성전자주식회사 압축기
JP2008075547A (ja) * 2006-09-21 2008-04-03 Sanyo Electric Co Ltd 電動圧縮機の過負荷リレー保持装置
JP2009108843A (ja) * 2007-11-01 2009-05-21 Panasonic Corp 圧縮機のタ−ミナル保護カバー
JP2010013985A (ja) * 2008-07-02 2010-01-21 Sanyo Electric Co Ltd 電動圧縮機のターミナル保護部材

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