JP2000204918A - エンジンのカムシャフト軸受部潤滑構造 - Google Patents

エンジンのカムシャフト軸受部潤滑構造

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JP2000204918A
JP2000204918A JP11009590A JP959099A JP2000204918A JP 2000204918 A JP2000204918 A JP 2000204918A JP 11009590 A JP11009590 A JP 11009590A JP 959099 A JP959099 A JP 959099A JP 2000204918 A JP2000204918 A JP 2000204918A
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cylinder
oil
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head bolt
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Tomohiko Sazuka
智彦 佐塚
Hiroyuki Ichikawa
弘之 市川
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Isuzu Motors Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 気筒列方向の各軸受面へのオイル供給量を均
等化する。 【解決手段】 シリンダブロック1上にシリンダヘッド
2をヘッドボルト13で組み付け、シリンダヘッド2上
にカムシャフトを配置すると共に、シリンダブロック側
のメインギャラリ23からカムシャフトを軸支する軸受
面4にオイルを供給するオイル通路24をシリンダブロ
ック1及びシリンダヘッド2内部に設けたものにあっ
て、シリンダブロック1及びシリンダヘッド2内部のヘ
ッドボルト穴8,15とヘッドボルト13との隙間19
をオイル通路24の一部とする。気筒列方向の各軸受面
と同一位置でメインギャラリのオイルを立ち上げること
ができるので、各軸受面へのオイル供給量を均等化でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンのカムシ
ャフト軸受部をオイルで潤滑する際の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】OHC又はDOHCエンジンの場合、カ
ムシャフトはシリンダヘッドの上方に位置され、クラン
クシャフトによりチェーン機構等を介して駆動され、ロ
ッカアーム等のフォロアを所定タイミングで押動するよ
うになっている。
【0003】カムシャフトを回転支持する軸受部は、通
常、シリンダヘッドに直接設けられるか、或いはシリン
ダヘッドの上方に組み付けられたカムキャリアに設けら
れる。
【0004】図7はカムキャリアに設けられた例であ
る。図示するように、シリンダブロック51の上方にシ
リンダヘッド52が組み付けられ、シリンダヘッド52
の上方にカムキャリア53が組み付けられる。カムキャ
リア53は半円状の軸受面54にカムシャフト(図示せ
ず)を載置させ、カムブラケット(図示せず)と協同し
てカムシャフトを挟んで軸支する。なおカムキャリアの
ないものではシリンダヘッドに直接半円状軸受面が設け
られる。図示例は2本のカムシャフトを平行配置させる
DOHCエンジンのものである。
【0005】このようなカムシャフト軸受部を潤滑する
ため、シリンダブロック51、シリンダヘッド52及び
カムキャリア53内部にオイル通路55が設けられる。
オイル通路55は、シリンダブロック51内部に設けら
れたメインギャラリ56から軸受面54にオイルを供給
するためのものである。軸受面54にオイルが供給され
ることによりカムシャフトが常に円滑に回転できるよう
になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、オイル通路
55は、メインギャラリ56の長手方向中央或いは端部
(図示例は中央)から立ち上がる立上部57と、シリン
ダヘッド52或いはカムキャリア53内(図示例はシリ
ンダヘッド52内)で気筒列方向に延出する分配部58
と、分配部58から各軸受面54に向けて延出する供給
部59とからなるのが一般的であり、これだと一ヶ所の
立上部57から各軸受面54へとオイルを分配するた
め、それら距離の相違により各軸受面54に供給される
オイル量が不均等になるという問題がある。つまり、立
上部57から近い軸受面54ではオイル量が多くなり、
遠い軸受面54ではオイル量が少量となる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、シリンダブロ
ックの上方にシリンダヘッドをヘッドボルトで組み付
け、シリンダヘッドの上方にカムシャフトを配置すると
共に、シリンダブロック側に位置するメインギャラリか
ら上記カムシャフトを軸支する軸受面にオイルを供給す
るためのオイル通路をシリンダブロック及びシリンダヘ
ッド内部に設けたエンジンのカムシャフト軸受部潤滑構
造にあって、上記シリンダブロック及びシリンダヘッド
内部に上記ヘッドボルトを挿通させるヘッドボルト穴を
設け、このヘッドボルト穴と上記ヘッドボルトとの間に
所定の隙間を設けると共に、この隙間で上記オイル通路
の一部を構成したものである。
【0008】これによれば、気筒列方向において各軸受
面と同一位置にある各ヘッドボルト穴の隙間をオイル通
路に利用でき、メインギャラリのオイルを各軸受面と同
一位置で立ち上げ、直接分配することができ、供給オイ
ル量を均等にできる。
【0009】ここで、上記軸受面が上記シリンダヘッド
に設けられるのが好ましい。
【0010】また、上記シリンダヘッドの上方にカムキ
ャリアが組み付けられ、このカムキャリアに上記軸受面
が設けられるのが好ましい。
【0011】また、上記軸受面に開口する上記オイル通
路の出口部にオリフィスが設けられるのが好ましい。
【0012】また、上記オリフィスが上記出口部に着脱
自在に取り付けられるオリフィス部材に形成されるのが
好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳述する。
【0014】図1は本発明に係るエンジンのカムシャフ
ト軸受部潤滑構造を示す。図示するようにシリンダブロ
ック1の上方にシリンダヘッド2が組み付けられ、シリ
ンダヘッド2の上方にカムキャリア3が組み付けられ
る。カムキャリア3に半円状の軸受面4が設けられ、そ
の軸受面4とカムブラケット5の半円状軸受面6とでカ
ムシャフト(図示せず)を挟んで軸支するようになって
いる。かかるエンジンはDOHCエンジンで、ここでは
軸受面4,6がエンジン幅方向に並列され、2本のカム
シャフトを平行配置させるようになっている。
【0015】図2にシリンダブロック1を単体で示す。
シリンダブロック1には複数(ここでは3つ)のシリン
ダボア7がブロック長手方向に列設されている。各シリ
ンダボア7の前後(図2の下方を前、上方を後とする)
の位置に、左右に振り分けられたヘッドボルト穴8が縦
貫通状態で設けられる。このヘッドボルト穴8のある前
後方向の位置に、図1に示す如くシリンダブロック1内
を各気筒毎に仕切るバルクヘッド(隔壁)9が設けられ
る。つまりヘッドボルト穴8はバルクヘッド9内部に設
けられる。
【0016】図1に示すように、バルクヘッド9の下方
にベアリングキャップ10が組み付けられ、これらが協
同してクランクシャフト(図示せず)を軸支するための
軸受部をなす。即ち、バルクヘッド9の下面部とベアリ
ングキャップ10の上面部とに互いに組み合わさって円
となる半円状の軸受面11,12が設けられ、これら軸
受面11,12でクランクシャフトのジャーナル部を挟
み、回転支持するようになっている。
【0017】ここではシリンダブロック1とシリンダヘ
ッド2が、複数組のヘッドボルト13及びベアリングキ
ャップ10で上下から挟み込まれ同時に組み付けられる
ようになっている。即ち、シリンダヘッド2及びベアリ
ングキャップ10に、シリンダブロック1のヘッドボル
ト穴8に連続するヘッドボルト穴15,16が設けられ
る。全てのヘッドボルト穴8,15,16が縦に連続さ
れており、シリンダブロック1とシリンダヘッド2のヘ
ッドボルト穴8,15は縦に貫通され、ベアリングキャ
ップ10のヘッドボルト穴16は底部が貫通されずベア
リングキャップ10内に止どめられている。ヘッドボル
ト穴16の内周には上端部の僅かな部分を除いて雌ネジ
16aが刻設される。
【0018】これら縦に連続したヘッドボルト穴8,1
5,16に1本のヘッドボルト13が上方から挿通され
る。シリンダヘッド2のヘッドボルト穴15の頂部に凹
部17が設けられ、この凹部17にヘッドボルト13の
頭部14が収容される。ベアリングキャップ10のヘッ
ドボルト穴16の雌ネジ16aにヘッドボルト13の先
端の雄ネジ部18が螺合される。
【0019】ヘッドボルト13を所定トルクで締め付け
ることで、シリンダブロック1、シリンダヘッド2及び
ベアリングキャップ10の三部材が強固に固定される。
なお締付け後のヘッドボルト13はシリンダヘッド2の
上方に突出せず、カムキャリア3と干渉しないが、干渉
するようであれば例えばカムキャリア3下面部に逃げを
作ればよい。
【0020】ここで特に、ヘッドボルト13を挿通させ
る関係上、全てのヘッドボルト穴8,15,16(16
は雌ネジ16aが無い部分)はヘッドボルト13外径よ
り大きい内径を有している。これによってヘッドボルト
穴8,15,16とヘッドボルト13との間に比較的小
さな径方向の隙間19ができるが、本発明はこの隙間1
9をオイル通路の一部として利用するものである。この
点については詳しく後述する。
【0021】カムキャリア3とカムブラケット5とでカ
ムシャフトを軸支するための軸受部が構成され、それら
の軸受面4,6でカムシャフトのジャーナル部が回転支
持される。カムキャリア3は図7に示した如き梯子状と
され、バルクヘッド9に沿った横断壁21の上面部に左
右一対の軸受面4を有している。軸受面4,6は左右の
ヘッドボルト穴15の内側に、中央に寄せられて配置さ
れる。カムキャリア3は図外の位置で上方からボルトを
締め込むことによりシリンダヘッド2に固定される。カ
ムブラケット5は左右の軸受面4,6の両外側の位置
で、上方からボルト22を締め込むことによりカムキャ
リア3の横断壁21に固定される。
【0022】シリンダブロック1内部で且つ左方のヘッ
ドボルト穴8の表面側(左側)の位置に、オイルポンプ
からオイルフィルタを介して送られてきたオイルを流す
ためのメインギャラリ23が設けられる。メインギャラ
リ23は図2に示すようにシリンダブロック1の気筒列
方向全長に亘って延出され、シリンダブロック1の下部
寄りの高さ位置に配置される。このメインギャラリ23
に流れるオイルを上方の軸受面4に供給すべく、シリン
ダブロック1、シリンダヘッド2及びカムキャリア3内
部にはオイル通路24が設けられる。
【0023】オイル通路24は、メインギャラリ23か
らクランクシャフト用軸受面11に延び、その途中で左
方の隙間19(ヘッドボルト穴8)に交差するクランク
潤滑穴25と、シリンダブロック1の右側面からクラン
ク潤滑穴25まで穿設され、その途中で右方の隙間19
(ヘッドボルト穴8)に交差し、右端開口部が閉塞部材
26で閉塞される連絡穴27と、左右の隙間19と、シ
リンダヘッド2内部に設けられ左右の隙間19から中央
側に向けて斜め上方に延出し貫通する一対のヘッド穴2
8と、カムキャリア3内部に設けられヘッド穴28の出
口位置から上方に立ち上がって軸受面4に開口する貫通
した一対のキャリア穴29とからなる。オイルの流通経
路を図1に矢印で示す。
【0024】図3に詳細に示すように、クランク潤滑穴
25は比較的大径に形成され、メインギャラリ23のオ
イルをクランクシャフト用軸受面11に供給することを
主目的とするが、ここでは途中で隙間19に交差してそ
の隙間19にオイルを移送する。
【0025】連絡穴27はそのクランク潤滑穴25のオ
イルを右方の隙間19に移送するためのものである。こ
うして両隙間19に移送されたオイルは、隙間19内を
立ち上がってヘッド穴28、キャリア穴29という経路
を辿り、軸受面4に供給される。これによりカムシャフ
ト軸受部の潤滑が達成される。
【0026】ここで図4、図5に示すように、オイル通
路24ないしキャリア穴29の出口部30にはオリフィ
ス31が設けられる。オリフィス31はその出口部30
に取り付けられたオリフィス部材32の内方に形成され
ている。
【0027】軸受面4にはオイル溝33が周方向所定長
さに亘り設けられ、そのオイル溝33のカムキャリア左
右中央側に寄った位置に出口部30が設けられる。出口
部30に雌ネジ34が刻設され、ここにオリフィス部材
32が外周の雄ネジ35を利用して締め込まれる。オリ
フィス部材32は所謂イモネジの構成とされ、その頭部
に六角穴36を有し、上方からヘキサレンチで締付け・
取外しできるようになっている。その六角穴36の下方
に絞り穴であるオリフィス31が貫通形成される。オリ
フィス部材32は出口部30内に完全に入り込み、上方
に突出しない。
【0028】図2に示すように、以上の構成は気筒列方
向に沿った各バルクヘッド9ないし各ヘッドボルト穴8
の位置で共通である。従って、メインギャラリ23のオ
イルが即座に各軸受面4の位置で分配され、立ち上げら
れて各軸受面4に供給される。特に、各軸受面4と同一
位置にある各ヘッドボルト穴8の隙間19をオイル通路
24の一部に利用したので、メインギャラリ23のオイ
ルを各軸受面4と同一位置で立ち上げ、直接分配するこ
とができ、メインギャラリ23から各軸受面4への距離
差をなくし、各軸受面4への供給オイル量を均等にする
ことができる。
【0029】また、立ち上げ専用のオイル通路穴(図7
の立上部57)を別途設ける必要がないので、加工手間
が省け、加工コストを減少することができる。本実施形
態のように気筒列方向4ヶ所でオイルを直接分配しよう
とすれば、4ヶ所の立ち上げ専用オイル通路穴を加工し
なくてはならないが、本実施形態では一つも加工しなく
て済む。気筒数が多くなればなるほど立ち上げ箇所が増
えるのでこの構成は大変有利である。
【0030】また、オリフィス31を設けたのでオイル
の流れを適度に絞り、オイル供給量を最適に設定でき
る。ここではオリフィス31を着脱自在且つ別部材であ
るオリフィス部材32に設けたので、オリフィス部材3
2を交換することによりオイル供給量を容易に調節で
き、また雌ネジ34の後加工によって後に追加すること
ができる。なおオリフィス31をカムキャリア3と一体
とした場合はカムキャリア3の鋳造と同時にオリフィス
31を成形でき、部品数、加工手間を減少できるメリッ
トがあり、オイル供給量を調節できないデメリットがあ
る。本構造のようにオリフィス31をカムキャリア3と
別体とした場合はそれぞれ逆の関係が成立する。
【0031】次に図6に示す他の実施の形態について説
明する。なお同一の構成については図中同一符合を付し
説明を省略する。
【0032】図示するように、ここではカムキャリアが
設けられておらず、軸受面4がシリンダヘッド2の上面
部に設けられ、カムブラケット5もシリンダヘッド2の
上面部に取り付けられている。ヘッドボルト13は下方
から挿入されるようになっている。即ち、ベアリングキ
ャップ10のヘッドボルト穴16が雌ネジの無い単なる
貫通穴とされ、シリンダヘッド2のヘッドボルト穴15
が頂部に貫通されずシリンダヘッド2内に止どめられて
いる。ヘッドボルト穴15の上端部に雌ネジ40が刻設
され、ここにヘッドボルト13の雄ネジ部18が螺合さ
れている。ただしシリンダヘッド2内において雄ネジ部
18の下方に隙間19ができており、この隙間19にヘ
ッド穴28の入口が開口されている。この構成によって
も前記実施形態と同様の作用効果をもたらす。
【0033】以上、本発明の実施の形態は上述のものに
限られない。例えばエンジンの気筒数やディーゼル、ガ
ソリンの種別に限定はなく、OHCエンジンにも採用可
能である。通常のエンジンではヘッドボルトをシリンダ
ヘッドの上方から挿入し、シリンダブロックの雌ネジ穴
に締め付けるが、この場合でもネジの無い単なる穴の部
分に隙間を設け、その隙間でオイル通路の一部を構成す
ることができる。なお本発明の軸受面には下側軸受面4
のみならず上側軸受面6も含む。
【0034】
【発明の効果】本発明は次の如き優れた効果を発揮す
る。
【0035】(1) 気筒列方向の各軸受面に均等にオ
イルを供給できる。
【0036】(2) 立ち上げ専用オイル通路穴を省略
でき、加工手間が省ける。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施の形態を示す縦断面図で、図
2のA−A線断面相当図である。
【図2】シリンダブロック単体の平面図である。
【図3】隙間へのオイル流入の様子を示す拡大縦断面図
である。
【図4】オイル通路出口部の構成を示す拡大縦断面図で
ある。
【図5】同平面図である。
【図6】本発明に係る他の実施の形態を示す縦断面図
で、図2のA−A線断面相当図である。
【図7】従来の潤滑構造を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 シリンダブロック 2 シリンダヘッド 3 カムキャリア 4,6 軸受面 8,15 ヘッドボルト穴 13 ヘッドボルト 19 隙間 23 メインギャラリ 24 オイル通路 30 出口部 31 オリフィス 32 オリフィス部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02F 1/20 F02F 1/20 1/24 1/24 G // F16N 7/18 F16N 7/18 Fターム(参考) 3G013 AA05 AA07 BA02 BB14 BD01 BD14 CA05 3G016 AA08 AA19 BA28 BA31 BA46 BA50 CA11 CA13 CA22 CA36 CA57 3G024 AA18 AA38 BA23 DA01 DA02 DA09 DA10 DA18 FA14 GA28

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダブロックの上方にシリンダヘッ
    ドをヘッドボルトで組み付け、シリンダヘッドの上方に
    カムシャフトを配置すると共に、シリンダブロック側に
    位置するメインギャラリから上記カムシャフトを軸支す
    る軸受面にオイルを供給するためのオイル通路をシリン
    ダブロック及びシリンダヘッド内部に設けたエンジンの
    カムシャフト軸受部潤滑構造にあって、上記シリンダブ
    ロック及びシリンダヘッド内部に上記ヘッドボルトを挿
    通させるヘッドボルト穴を設け、該ヘッドボルト穴と上
    記ヘッドボルトとの間に所定の隙間を設けると共に、該
    隙間で上記オイル通路の一部を構成したことを特徴とす
    るエンジンのカムシャフト軸受部潤滑構造。
  2. 【請求項2】 上記軸受面が上記シリンダヘッドに設け
    られる請求項1記載のエンジンのカムシャフト軸受部潤
    滑構造。
  3. 【請求項3】 上記シリンダヘッドの上方にカムキャリ
    アが組み付けられ、該カムキャリアに上記軸受面が設け
    られる請求項1記載のエンジンのカムシャフト軸受部潤
    滑構造。
  4. 【請求項4】 上記軸受面に開口する上記オイル通路の
    出口部にオリフィスが設けられる請求項1乃至3いずれ
    かに記載のエンジンのカムシャフト軸受部潤滑構造。
  5. 【請求項5】 上記オリフィスが上記出口部に着脱自在
    に取り付けられるオリフィス部材に形成される請求項4
    記載のエンジンのカムシャフト軸受部潤滑構造。
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