JP2000204575A - ゴムガスケット - Google Patents

ゴムガスケット

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JP2000204575A
JP2000204575A JP11011001A JP1100199A JP2000204575A JP 2000204575 A JP2000204575 A JP 2000204575A JP 11011001 A JP11011001 A JP 11011001A JP 1100199 A JP1100199 A JP 1100199A JP 2000204575 A JP2000204575 A JP 2000204575A
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JP
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main body
rubber gasket
mounting
legs
leg
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JP11011001A
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English (en)
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Atsushi Ochi
淳 越智
Shinji Hayashi
信治 林
Kazuyoshi Miyamoto
和佳 宮本
Kazuhiro Fujisawa
一裕 藤澤
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Publication date
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  • Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水中構造物の、ゴムガスケットが取り付けら
れる取付面、あるいは圧接される被圧接面の不陸が大き
くても十分に追随できる上、上記両面の間の間隔が極端
に小さくなった場所においても脚部が被圧接面に当接せ
ず、一次止水や二次圧縮の妨げとならないために、より
確実な止水が可能な、新規なゴムガスケットを提供す
る。 【解決手段】 一定状態で折り畳み、伸ばすことのでき
る薄板状の脚部13、13を備え、高さ方向に伸縮自在
とされたゴムガスケット1の、上記両脚部13、13
の、それぞれ内側の基部に、脚部の内側面13aと本体
部の裏面11cとに跨る肉盛り部1bを形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば水底トン
ネルを構成する沈埋函などの、水中構造物の水密接続に
使用されるゴムガスケットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】海底、河底などの水底にトンネルを造る
方法として、陸上のドックなどで建造した沈埋函を複数
個、両岸から順次、水底に掘った溝に順次沈埋するとと
もに、隣接する沈埋函同士を環状のゴムガスケットによ
って止水しつつ順次、剛結合してトンネルを構築する、
いわゆる沈埋工法がある。
【0003】かかる沈埋工法に使用されるゴムガスケッ
トとしては従来、加硫ゴムなどの弾性材料にて形成され
た、中実状でかつ長尺の、いわゆるソリッドタイプのも
のが一般的である。しかし沈埋函においては、ゴムガス
ケットが取り付けられる取付面や、あるいは他の沈埋函
に取り付けられたゴムガスケットが圧接される被圧接面
が、設計通りの、他の沈埋函の対向面と平行でかつきれ
いな平面にならない、いわゆる不陸が発生しやすく、し
かもその不陸の大きさが、ソリッドタイプのゴムガスケ
ットの、弾性変形の範囲を超える大きなものになりやす
いために、止水が不完全になってしまうおそれがあっ
た。
【0004】沈埋函に不陸が発生するのは、中ないし大
型船舶並みの大きさを有する沈埋函を建造できるドック
が必ずしも施工現場の近くにあるとは限らず、通常は、
洋上を遠路、施工現場まで航送するために、鉄製の函体
のみ陸上のドックで建造して、函体内へのコンクリート
詰めは、施工現場付近の水上で行われることが多いため
であると考えられる。
【0005】そこで発明者らは先に、大きな不陸にも柔
軟に対応して、沈埋函間をこれまでよりも確実に止水で
きる、新規なゴムガスケットを提案した(特含平10−
72281号公報)。すなわち図8(a)(b)にみるよう
に、従来のソリッドタイプのゴムガスケットに相当す
る、圧肉平板状でかつ長尺の本体部91から、一方の沈
埋函の取付面(図示せず)へ向けて、その長手方向に沿
って、一対の薄板状の脚部93、93を延設するととも
に、それぞれの脚部93、93の先端に、上記取付面へ
の一対の取付部94、94を設け、当該取付部94、9
4にて取付面に取り付けた状態で、上記本体部91と、
両脚部93、93と、取付面とで外部と仕切られた領域
S1内の内圧を変化させることによって、両脚部93、
93を、その途中に設けた薄肉部93a、93bの作用
で一定状態で折り畳み、また伸ばすことによって高さ方
向に伸縮自在としたゴムガスケット9を提案した。
【0006】かかるゴムガスケット9によれば、たとえ
ば両脚部93、93を折り畳んだ状態で、上記領域S1
内に水や空気などの流体を圧入して、その内圧を高めて
やると、折り畳まれた脚部93、93が伸ばされて、そ
の全体が高さ方向に伸ばされることによって、本体部9
1の、図において上面から突設された凸条92、92
が、隣接して配置された他の沈埋函の、対向する被圧接
面に、上記取付面や被圧接面の不陸に関係なく、ゴムガ
スケット9の全長にわたって均一に圧接されて、両沈埋
函間が確実に一次止水される。
【0007】そしてこの状態で、上記領域S1内にモル
タルなどを注入して硬化させたのち、両沈埋函間を、静
水圧などを利用してさらに近接させると、本体部91が
二次圧縮されて止水が完全なものとなるので、つぎにこ
の止水された沈埋函間を剛結合すると、1つの沈埋函の
接続が完了する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のゴム
ガスケット9について発明者らがさらに検討を行ったと
ころ、とくに取付面や被圧接面の不陸が大きいために両
面間の間隔が極端に小さくなった場所において、止水が
不完全になるおそれのあることが明らかとなった。
【0009】すなわち図7(b)にみるように、取付面2
1と被圧接面22との間の間隔が極端に小さくなった場
所においては、ゴムガスケット9の全体を高さ方向に伸
ばすべく、領域S1内に水や空気などの流体を圧入し
て、その内圧を高めてやると、本体部91だけでなく両
脚部93、93も被圧接面22に当接する場合がある。
そしてこの状態で、上記領域S1内にモルタルなどを注
入して硬化させた際には、両脚部93、93と、その内
側に充てんされたモルタルなどの硬化物とが、両沈埋函
間の近接による凸条92、92の一次圧縮による一次止
水と、それに続く本体部91の二次圧縮の妨げとなっ
て、止水が不完全になるのである。
【0010】本発明の目的は、沈埋函などの水中構造物
の、ゴムガスケットが取り付けられる取付面、あるいは
ゴムガスケットが圧接される被圧接面の不陸が大きくて
も十分に追随でき、しかも取付面と被圧接面との間の間
隔が極端に小さくなった場所においても両脚部が被圧接
面に当接せず、凸条の一次圧縮による一次止水や、それ
に続く本体部の二次圧縮の妨げとならないために、より
確実な止水が可能な、新規なゴムガスケットを提供する
ことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、発明者らはまず、本体部の全体の厚みをこれまでよ
りも厚めに設定して、両脚部の、基部側の屈曲開始位置
をこれまでよりも下方に移動させることで、両脚部が被
圧接面に当接するのを防止することを検討した。
【0012】しかしこの場合には、二次圧縮時の本体部
の圧縮特性が大きく変化、具体的には圧縮量に応じて発
生する圧縮力がこれまでよりも低下してしまうために、
前記のような取付面と被圧接面との間の間隔が極端に小
さくなった場所がなくても、止水が不完全になるおそれ
があることが判明した。そこでさらに検討を行った結
果、本体部の全体の厚みは従来と同様にして、圧縮量に
応じた圧縮力の値が低下しないように維持しつつ、両脚
部の、基部側の屈曲開始位置のみこれまでよりも下方に
移動させるために、当該両脚部の、それぞれ内側の基部
に、脚部の内側面と本体部の裏面とに跨る肉盛り部を形
成すればよいことを見出し、本発明の完成するに至っ
た。
【0013】すなわち本発明のゴムガスケットは、隣接
する2つの水中構造物間を止水すべく、一方の水中構造
物の取付面に取り付けた状態で、当該取付面と対向する
他方の水中構造物の被圧接面に圧接される、全体が弾性
材料にて一体形成された長尺のものであって、 (a) 被圧接面に圧接される、厚肉平板状でかつ長尺の本
体部と、 (b) 当該本体部の裏面から取付面へ向けて、ゴムガスケ
ットの長手方向に沿って延設された、その折り畳み形状
を一定させるべく所定の位置に薄肉部を有する一対の薄
板状の脚部と、 (c) 両脚部のそれぞれの先端に設けられた、取付面への
一対の取付部と、を備え、取付部にて一方の水中構造物
の取付面に取りつけた状態で、加えられる外力の変化に
応じて、両脚部を、薄肉部の作用で一定状態で折り畳
み、また伸ばすことによって高さ方向に伸縮自在とされ
ているとともに、上記両脚部の、それぞれ内側の基部
に、本体部の長手方向に沿って、脚部の内側面と本体部
の裏面とに跨る肉盛り部が形成されたことを特徴とする
ものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に本発明のゴムガスケット
を、その実施の形態の一例を示す図面を参照しつつ説明
する。図1(b)および図4(a)(b)にみるように、この例
のゴムガスケット1は、その全体がゴムなどの弾性材料
にて一体形成されたもので、厚肉平板状の本体部11
と、当該本体部11の表面11aから、ゴムガスケット
1の長手方向に沿って、図では上方に突出された2本の
凸条12、12と、上記本体部11の裏面11cから、
やはりゴムガスケット1の長手方向に沿って、上記と反
対に下方に、末広がり状に開脚して突設された一対の薄
板状の脚部13、13と、当該両脚部13、13の先端
からそれぞれ外方へ突設された一対の平板状の取付部
(フランジ)14、14とを備えている。
【0015】そして、上記取付部14、14に設けた通
孔14aに挿通されるボルト(図示せず)によって、図
4(a)に破線で示すように、水中構造物としての沈埋函
2などの取付面21に取り付けられた際に、当該取付面
21と、本体部11と、一対の脚部13、13とで外部
と仕切られて、前述した領域S1が構成される。上記の
うち本体部11は、前述したように二次圧縮されて、水
中構造物間を完全に止水するためのもので、いわばこの
本体部11が、従来の、ソリッドタイプのゴムガスケッ
トの本体部に相当する。
【0016】かかる本体部11と、当該本体部11の表
面から上方に突出された凸条12、12とは、止水性を
考慮すると、上記二次圧縮の際の、厚み方向における全
体の圧縮変形量が10mm程度で、かつ圧縮率(本体部
11と凸条12、12との合計の厚みT1に対する圧縮
変形量の百分率)が30〜50%程度であるのが好まし
く、そのために上記厚みT1は、およそ20mm以上に
設定されるのが好ましい。
【0017】すなわち本体部11と凸条12、12との
合計の厚みT1が20mm未満では、二次圧縮の際の圧
縮変形量が不十分となって、止水性が低下するおそれが
ある。なお、より確実な止水を考慮すると、本体部11
の厚みT1は、上記の範囲内でもとくに30〜250m
m程度であるのが好ましく、40〜80mm程度である
のがさらに好ましい。
【0018】凸条12、12はそれぞれ、上記本体部1
1の両縁に沿って互いに平行に設けられているととも
に、それぞれの凸条12の、内側の側面12aが、本体
部11の表面11aと、凹曲面1aにて滑らかに繋がれ
ている。また各凸条12の、それぞれ外側の側面12b
は、図に見るように本体部11の側面11bと同一平面
に形成されている。
【0019】そしてこれらのことにより、各凸条12の
基部に歪みの応力が集中する角部が形成されないため
に、圧縮時に、当該凸条12の基部に亀裂が生じるのが
防止される。また各凸条12の、内外両側面12a、1
2bは、当該凸条12の、内側への倒れこみを防止すべ
く、図3(a)に示す内側の側面12aの傾斜角度θ1が、
外側の側面12bの傾斜角度θ2よりも小さく(θ1<θ
2)設定されている。
【0020】さらに各凸条12の頂部は、両側面12
a、12bを滑らかに繋ぐ凸曲面1cとされている。そ
して上記のように、凸条12の内外両側面12a、12
bの傾斜角度を設定したことと、凸条12の頂部を滑ら
かな凸曲面1cとしたことと、前記のように一次止水の
ための凸条12を2本、互いに平行に突設したこととの
相乗効果により、この例のゴムガスケット1は、たとえ
ば後述するVブロック工法における最終沈埋函2′の接
続〔図5(a)〜(c)〕の際のように、水中構造物としての
沈埋函2の上辺や下辺などの取付面21にゴムガスケッ
ト1がほぼ横向きに配置され、凸条12、12の先端
が、相対向する最終沈埋函2′の被圧接面22に接触し
た状態で、この最終沈埋函2′が、図(b)中に実線の矢
印で示すようにゴムガスケット1の長手方向、すなわち
凸条12の長手方向とほぼ直交する方向に移動しつつ、
ゴムガスケット1が一次圧縮された際に、凸条12が、
当該移動による横方向の力によって内側へ倒れ込んで一
次止水できなくなる不良が発生するのを、より確実に防
止できるという利点も有している。
【0021】すなわち、対向する最終沈埋函2′の被圧
接面22への、2本の凸条12、12の接触によって、
これら部材間の空隙Qに閉じ込められた水が、上記一次
圧縮の際に、凸条12、12の先端と被圧接面22との
間にごく薄い水の膜を形成しつつ、上記の空隙Qから徐
々に押し出される結果、上記水の膜がちょうど潤滑剤と
して作用して、各凸条12の頂部を滑らかで摩擦の小さ
い凸曲面1cとしたことと相まって、上記横方向の力が
凸条12、12に作用するのを抑制する。
【0022】それとともに凸条12の、内側の側面12
aの傾斜角度θ1を、外側の側面12bの傾斜角度θ2
りも小さく(θ1<θ2)設定したことによって、一次圧
縮の際に凸条12に発生する、図3(a)中に白矢印で示
す方向、つまり外側に倒れようとする力と、同方向に作
用する、空隙Qから押し出される水の水圧とによって、
両凸条12、12が、それぞれ上記横方向の力と関係な
く、それぞれ外側に倒れて、より確実な止水が行われる
のである。
【0023】上記本体部11の、前記領域S1に面した
裏面11cには、金属板15が埋設、固定されている。
すなわち、本体部11を含むゴムガスケット1の全体
を、当該ゴムガスケット1の形状に対応した成形型内に
充填した未加硫のゴムコンパウンドを加硫成形して製造
する際に、金属板15を、上記型内の所定の位置にセッ
トしてゴムの加硫と同時に加硫接着することで、当該金
属板15が、図の位置に埋設、固定される。
【0024】かかる金属板15は、ゴムガスケット1を
高さ方向に伸縮させる際に、当該本体部11の、取付面
21に対する移動の軌跡を一定させるべく、より具体的
には、本体部11の移動の軌跡を、ゴムガスケット1の
高さ方向と平行な方向、つまり取付面21と直交する方
向に規制すべく、上記取付面21に設けたガイド部材G
1に摺動自在に係合される被ガイド部材G2を取り付け
るためのものである。
【0025】たとえば図5(a)〜(c)に示すように、水中
構造物としての沈埋函2の上辺や下辺などの取付面21
に、ゴムガスケット1がほぼ横向きに配置される場合に
は、領域S1に空気Aなどを注入してゴムガスケット1
を高さ方向に伸長させると、上記の高さ方向と交差する
鉛直方向(図5(b)に破線の矢印で示す方向)に浮力が
働いて、ゴムガスケット1が上記の鉛直方向に変形し
て、止水が不完全になるおそれがある。
【0026】しかし、上記のように本体部11の裏面1
1cに埋設、固定した金属板15に被ガイド部材G2を
取り付け、ゴムガスケット1を高さ方向に伸縮させる際
に、この被ガイド部材G2の移動を、取付面21に設け
たガイド部材G1によってガイドして、本体部11の、
取付面21に対する移動の軌跡を、取付面21と直交す
る方向に一定させるように規制すると、上述した浮力に
よる変形が抑制されて、より確実な止水が可能となる。
【0027】なおこの例では、上記のガイド部材G1と
して、その軸方向が取付面21と直交するように固定さ
れた、パイプ状のガイド管を使用し、かつ被ガイド部材
G2として、上記ガイド管内に挿通されるロッドを使用
している。またこの例では、被ガイド部材G2としての
ロッドが、図4(b)に示す取付構造でもって、上記の金
属板15に取り付けられている。
【0028】すなわち金属板15の下面に、ゴムガスケ
ット1の長手方向に沿って互いに平行に、2本の長尺の
レール16、16を固定し、このレール16、16間
に、被ガイド部材G2としてのロッドの上端に取り付け
た金属製の摺り板17を挟むことで、当該摺り板17が
接続されたロッドの上端が、ゴムガスケット1の長手方
向には摺動可能で、かつかかる方向と直交する方向〔図
4(b)中に一点鎖線の矢印で示す方向〕には、上記レー
ル16、16によって移動を規制された状態で取り付け
られている。
【0029】かかる取付構造によれば、ゴムガスケット
1を伸縮させる際に、上記一点鎖線の矢印で示す方向、
すなわち浮力によってゴムガスケット1が変形する方向
と近い方向への移動を規制して、上記の変形を確実に防
止しながら、それと直交するゴムガスケット1の長手方
向への自由度を確保することによって、被ガイド部材G
2としてのロッドを、ガイド部材G1としてのガイド管
に対してよりスムースに摺動させて、ゴムガスケット1
を、高さ方向により円滑に伸縮させることが可能とな
る。
【0030】前記本体部11の、凸条12、12の突設
方向とは反対方向である下方には、前述したように一対
の脚部13、13が、本体部11の裏面11cから下方
へ、末広がり状に開脚して突設されており、そのそれぞ
れの先端には、取付面21への取付部14、14が、と
もに外方へ突設されている。これら脚部13、13、お
よび取付部14、14はいずれも、図示していないが、
前述したようにゴムガスケット1の全体を、当該ゴムガ
スケット1の形状に対応した成形型内に充填した未加硫
のゴムコンパウンドを加硫成形して製造する際に、型内
の所定の位置にセットした、綿布などの補強繊維によっ
て補強されている。
【0031】上記のうち脚部13、13は、それぞれそ
の途中の2箇所の位置に、屈曲可能な薄肉部13a、1
3bが、ゴムガスケット1の長手方向に沿って平行に設
けられている。また、両薄肉部13a、13bの間と、
上側の薄肉部13aと本体部11との間はそれぞれ、剛
性が高くて屈曲されない厚肉部13c、13dとされて
いる。
【0032】そして、前述したように領域S1の内圧を
変化させると、脚部13、13がそれぞれ、図5(a)〜
(c)にみるように薄肉部13a、13bで屈曲すること
によって一定の折り畳み状態で折り畳まれ、また伸ばさ
れて、ゴムガスケット1が高さ方向に伸縮される。その
伸縮可能な量はとくに限定されないが、たとえば沈埋函
間の接続の場合は、通常発生する不陸の大きさなどを考
慮すると、およそ150mm前後であるのが好ましい。
また、本体部11を、対向する沈埋函の被圧接面に確実
に圧接するためには、図1(b)および図2(a)などに示す
ように最も伸長した状態での、ゴムガスケット1の高さ
よりおよそ75mm程度、収縮させた位置で、本体部1
1が被圧接面に圧接されるように、全体の高さを設定す
るのが好ましい。
【0033】また上記脚部13、13の、それぞれ内側
の基部には、本体部11の長手方向に沿って、脚部13
の内側面13eと、本体部11の裏面11cとに跨る肉
盛り部1bが形成されており、これによって前述したよ
うに、両脚部13、13の基部側の屈曲開始位置が、こ
れまでよりも下方に移動されている。そしてこのことに
よってこの例では、たとえば図7(a)にみるように、取
付面21と被圧接面22との間の間隔が極端に小さくな
った場所において、ゴムガスケット1の全体を高さ方向
に伸ばすべく、領域S1内に水や空気などの流体を圧入
して、その内圧を高めてやっても、両脚部13、13が
被圧接面22に当接することが防止され、したがってこ
の状態で、上記領域S1内にモルタルなどを注入して硬
化させた際には、両脚部13、13と、その内側に充て
んされたモルタルなどの硬化物とが、凸条12、12の
一次圧縮による一次止水と、それに続く本体部11の二
次圧縮の妨げとならないために、より確実な止水が可能
となる。
【0034】なおこの例においては、図1(a)に示すよ
うに上記肉盛り部1bが、脚部13の内側面13eを含
む平面P1と、本体部11の裏面11cを含む平面P2
との交線上の一点P3を一頂点とする断面略平行四辺形
状に形成されているとともに、この断面の、平行四辺形
の2辺の長さL1、L2がともに、図2(a)に示す取付部
14の上面から本体部11の表面11aまでの高さH1
の0.05倍以上で、かつ上記表面11aの、長手方向
と直交する方向の幅W1の0.2倍以下の範囲内に設定
されている。
【0035】これは、上記の範囲より平行四辺形の2辺
の長さL1、L2が小さい場合には、当該肉盛り部1bを
形成したことによる、両脚部13、13の基部側の屈曲
開始位置を下方に移動させる効果が不十分となって、取
付面21と被圧接面22との間の間隔が極端に小さくな
った場所において、両脚部13、13が被圧接面22に
当接するおそれが生じるからであり、また逆に上記の範
囲よりL1、L2が大きい場合には、本体部11の厚みが
大きくなって、二次圧縮時の圧縮量に応じて発生する圧
縮力がこれまでよりも低下して、止水が不完全になるお
それがあるからである。
【0036】なお、平行四辺形の2辺の長さL1、L
2は、上記の範囲内でもとくに、取付部14の上面から
本体部11の表面11aまでの高さH1の0.1倍を超
え、かつ上記表面11aの、長手方向と直交する方向の
幅W1の0.1倍以下の範囲内であるのがさらに好まし
い。またこの例では、上記肉盛り部1bの表面と、脚部
13の内側面13eおよび本体部11の裏面11cとが
それぞれ、凹曲面1d、1eにて滑らかに繋がれている
とともに、前記平行四辺形の断面のうち一点P3と対角
上の角側が、凸曲面1fにてやはり滑らかに繋がれてい
る。そしてこのことによってこの例では、両脚部13、
13を折り畳んだ際に、上記肉盛り部1bの角に応力が
集中して亀裂が生じるのが防止され、さらに確実な止水
を行うことが可能となっている。
【0037】なお肉盛り部1bは、たとえば図2(b)に
示すように、脚部13の内側面13eを含む平面P1
と、本体部11の裏面11cを含む平面P2との交線上
の一点P3を中心とする断面略扇形状に形成されていて
もよい。かかる断面略扇形状の肉盛り部1bにおいては
その扇形の半径L3が、前記と同様の理由で、取付部1
4の上面から本体部11の表面11aまでの高さH1
0.05倍以上で、かつ上記表面11aの、長手方向と
直交する方向の幅W1の0.2倍以下の範囲内、とくに
高さH1の0.1倍を超え、かつ幅W1の0.1倍以下の
範囲内に設定されるのが好ましい。
【0038】また図にみるように、かかる断面略扇形状
の肉盛り部1bにおいてもやはり、両脚部13、13を
折り畳んだ際に、角に応力が集中して亀裂が生じるのを
防止すべく、その表面と、脚部13の内側面13eおよ
び本体部11の裏面11cとがそれぞれ、凹曲面1g、
1hにて滑らかに繋がれているのが好ましい。上記の各
部を備えたこの例のゴムガスケット1は、種々の水中構
造物の水密接続に使用可能であるが、とくに前述したよ
うに、Vブロック工法における最終沈埋函の接続に好適
に使用される。
【0039】Vブロック工法とは、陸上で建造した沈埋
函を複数個、両岸から順次、水底に掘った溝に沈埋し、
結合して最後に残された、沈埋トンネルの長さ方向に対
して、その上端が下端よりも長く設定されたくさび形の
空隙部に、たとえば図6に示すように、この空隙部の形
状に対応したくさび形の最終沈埋函(Vブロック)2′
を、図中黒矢印で示すようにその上方から挿入し、ゴム
ガスケット1によって、上記最終沈埋函2′と、その前
後の既設の沈埋函2との間を止水しつつ最終接続する方
法である。
【0040】すなわちまず図5(a)にみるように、既設
の沈埋函2の取付面21に取り付けた、この例のゴムガ
スケット1の領域S1に、当該沈埋函2内に配置された
弁装置3を介して負圧をかけることによって一対の脚部
13、13を折り畳んで、ゴムガスケット1を、高さ方
向に最も収縮させた状態としつつ、上方から最終沈埋函
2′を挿入する。
【0041】このようにすると、最終沈埋函2′を挿入
する際にゴムガスケット1が邪魔にならない上、当該ゴ
ムガスケット1の破損をより確実に防止できるという利
点がある。つぎに図にみるように、両沈埋函2、2′間
が所定の間隔となった時点で、最終沈埋函2′の挿入を
一旦、停止し、ついで図中白矢印で示すように空気A
を、弁装置3に接続された配管31を通して、ゴムガス
ケット1の領域S1に圧入して、当該領域S1の内圧を
上昇させる。
【0042】そうすると図5(b) にみるように、折り畳
まれていた一対の脚部13、13が伸ばされ、ゴムガス
ケット1が高さ方向に伸長して、凸条12、12が、最
終沈埋函2′の被圧接面22に接触する。なおこの際、
ゴムガスケット1には、図中に破線の矢印で示す方向に
浮力が働くが、前述したガイド部材G1と被ガイド部材
G2との働きによって、本体部11の移動の軌跡が、取
付面21と直交する方向に規制されて、上述した浮力に
よる変形が抑制されるため、ゴムガスケット1は、同図
にみるように正確な形状に伸長される。
【0043】またこの際、たとえば取付面21や被圧接
面22の不陸が極端に大きいために、両面21、22間
の間隔が極端に小さくなった場所が生じても、前述した
肉盛り部1bの作用によって、両脚部13、13の、基
部側の屈曲開始位置がこれまでよりも下方に移動される
ため、たとえば図7(b)にみるように、当該両脚部1
3、13が被圧接面22に当接するのが確実に防止され
る。
【0044】つぎにこの段階で、図中黒矢印で示すよう
にモルタルMや硬化性樹脂などを、弁装置3に接続され
た配管32を通して、ゴムガスケット1の領域S1に注
入、充てんする。この際、先に領域S1に圧入されてい
た空気Aは、弁装置3の差圧弁の作用によって、領域S
1の内圧を維持しつつ、配管31を通して、領域S1か
ら排出される。
【0045】つぎに、ゴムガスケット1の領域S1に注
入、充てんされたモルタルMや硬化性樹脂などが十分に
養生、硬化した段階で、図中実線の矢印で示すように最
終沈埋函2′をさらに挿入すると、前述した各部の作用
によって凸条12、12の内側への倒れ込みが防止され
つつ、当該凸条12、12が一次圧縮されて、図5(c)
に見るように沈埋函2、2′間が一次止水される。
【0046】なお上記モルタルMや硬化性樹脂などの注
入材としては、できれば、数時間以内に硬化して強度が
発現されるものを使用するのが好ましい。つぎに、上記
のようにゴムガスケット1によって一次止水され、かつ
既設の沈埋函2内、ならびに最終沈埋函2′内と、それ
ぞれの沈埋函2、2′の端面に設けた隔壁によって仕切
られた函接続部内の水を、トンネルの既設部分を通して
トンネル外へ排水すると、周囲から静水圧が加わって最
終沈埋函2′がさらに下方へ押し下げられ、ゴムガスケ
ットの本体部11が二次圧縮されて、函接続部が完全に
止水される。
【0047】函接続部内の水を排水すると、最終沈埋函
2′が静水圧によって下方へ押し下げられるのは、当該
最終沈埋函2′の上端が下端よりも長く設定されてお
り、その上面に加わる下向きの静水圧の方が、下面に加
わる上向きの静水圧よりも大きいからである。またこの
際、前述したように肉盛り部1bの作用によって、両脚
部13、13が被圧接面22に当接するのが防止される
ため、たとえば取付面21と被圧接面22との間隔が極
端に小さくなった場所が生じても、上述した両沈埋函
2、2′間の近接による凸条12、12の一次圧縮によ
る一次止水と、それに続く本体部11の二次圧縮とはス
ムーズに行われ、より確実な止水が可能となる。
【0048】このあと、前後の沈埋函2と最終沈埋函
2′とを剛結合すると、沈埋トンネルの最終接続が完了
する。なお本発明のゴムガスケットの構成は、以上で説
明した図の例には限定されない。たとえば肉盛り部1b
の断面形状は、前述した略平行四辺形状や略扇形状には
限定されず、その他の種々の形状とすることができる。
【0049】凸条12は1本でも、あるいは3本以上で
もよい。また、脚部13の薄肉部の配置や数なども、図
の例には限定されない。また本発明のゴムガスケット
は、上述した沈埋函だけでなく、浮体構造物の水中部分
などの、種々の水中構造物の水密接続に使用可能であ
る。その他、本発明の要旨を変更しない範囲で、種々の
設計変更を施すことができる。
【0050】
【実施例】以下に本発明を、実施例、比較例に基づいて
説明する。 実施例1 図1(a)(b)、図2(a)および図3(a)(b)に示す形状を有
し、かつ各図中の各部の寸法が下記のとおりである、実
際のゴムガスケットの、実物大のモデル(全長3m)
を、JIS A硬さ(スプリング式硬さ)50°の加硫
ゴムにて作製した。 〈辺の長さ〉 L1=17.5mm L2=15.0mm 〈高さ、厚み〉 H1=276mm T1=61mm T2=12mm T3=49mm T4=15mm 〈曲面の半径〉 R1=15.8mm R2=5mm R3=5mm R4=10mm R5=10mm 〈幅〉 W1=160mm W2=128mm W3=120mm W4=125mm W5=160mm 〈角度〉 θ1=65° θ2=85° 比較例1 図8(a)(b)に示す形状を有し、かつ取付部94の上面か
ら本体部91の表面91aまでの高さH1、本体部91
の表面91aの幅W1、本体部91と凸条92との合計
の厚みT1、および本体部91の厚みT2が実施例1の該
当各部と同じである、ゴムガスケットの実物大のモデル
(全長3m)を、JIS A硬さ(スプリング式硬さ)
50°の加硫ゴムにて作製した。
【0051】つぎに、上記実施例、比較例のモデルのゴ
ムガスケット1、9のうち、取付部14、94に設けた
通孔14a、94aに、図示しないボルトを挿通して、
沈埋函2の取付面21のモデルとしての、プレス機の可
動盤に設けたネジ穴に螺着することで、当該可動盤に、
ゴムガスケット1、9を取り付けた。つぎに、図7(a)
(b)に示すようにその間隔D2が135mmとなるよう
に、互いに平行に配置した、取付面21および被圧接面
22のモデルとしての一対の鋼板間に、上記実施例、比
較例のモデルのゴムガスケット1、9を、脚部13、9
3を折り畳んだ状態で挿入し、取付部14、94に設け
た通孔14a、94aに図示しないボルトを挿通して、
取付面21のモデルとしての下側の鋼板に設けたネジ穴
に螺着して固定した。
【0052】そして、両端を密閉したゴムガスケット
1、9の領域S1内に圧搾空気を導入して内圧を5.0
kgf/cm2としたときの、ゴムガスケット1、9の
端面の形状を観察したところ、比較例1の、従来のゴム
ガスケット9は、図7(b)にみるように脚部93が被圧
接面22に当接しているのが確認された。これに対し実
施例1のゴムガスケット1においては、図7(a)にみる
ように脚部13と被圧接面22との間に十分な隙間が確
認された。隙間の最短部分の間隔D1を測定したところ
約17mmであった。
【0053】そしてこのことから、実施例1のゴムガス
ケット1によれば、取付面21と被圧接面22との間の
間隔D2が極端に小さくなった場所においても、より確
実な止水が可能であることが確認された。
【0054】
【発明の効果】以上、詳述したように本発明によれば、
ゴムガスケットが取り付けられる取付面、あるいはゴム
ガスケットが圧接される被圧接面の不陸が大きくても十
分に追随でき、しかも取付面と被圧接面との間の間隔が
極端に小さくなった場所においても両脚部が被圧接面に
当接せず、凸条の一次圧縮による一次止水や、それに続
く本体部の二次圧縮の妨げとならないために、より確実
な止水が可能な、新規なゴムガスケットを提供できると
いう特有の作用効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】同図(a)は、本発明のゴムガスケットの、実施
の形態の一例における、要部としての肉盛り部の近傍を
示す部分拡大断面図、同図(b)は、上記例のゴムガスケ
ットの一部切断斜視図である。
【図2】同図(a)は、上記例のゴムガスケットの断面
図、同図(b)は、変形例の要部としての肉盛り部の近傍
を示す部分拡大断面図である。
【図3】同図(a)は、図1の例のゴムガスケットの、凸
条の近傍を示す部分拡大断面図、同図(b)は、本体部の
近傍を示す部分拡大断面図である。
【図4】同図(a)は、上記例のゴムガスケットに被ガイ
ド部材を取り付けた状態を説明する断面図、同図(b)
は、被ガイド部材としてのロッドの取付部を拡大した部
分拡大断面図である。
【図5】同図(a)〜(c)はそれぞれ、上記例のゴムガスケ
ットを使用して、Vブロック工法により、トンネルの最
終接続を行う工程を示す部分拡大断面図である。
【図6】Vブロック工法における、沈埋トンネルの最終
接続工程を説明する概略図である。
【図7】同図(a)は、本発明の実施例で作製したゴムガ
スケットのモデルを、取付面と被圧接面との間の間隔が
極端に小さくなった場所において、被圧接面に当接させ
た状態を再現した端面図、同図(b)は、比較例で作製し
たゴムガスケットのモデルを、同様に取付面と被圧接面
との間の間隔が極端に小さくなった場所において、被圧
接面に当接させた状態を再現した端面図である。
【図8】同図(a) は、従来のゴムガスケットの一例を示
す部分拡大断面図、同図(b)は、上記従来のゴムガスケ
ットの一部切断斜視図である。
【符号の説明】
1 ゴムガスケット 1b 肉盛り部 11 本体部 11c 裏面 13 脚部 13e 内側面 14 取付部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤澤 一裕 兵庫県神戸市西区平野町芝崎402−1 Fターム(参考) 2D055 EA02 3J040 AA01 AA12 EA01 EA16 FA05 HA15

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】隣接する2つの水中構造物間を止水すべ
    く、一方の水中構造物の取付面に取り付けた状態で、当
    該取付面と対向する他方の水中構造物の被圧接面に圧接
    される、全体が弾性材料にて一体形成された長尺のゴム
    ガスケットであって、 (a) 被圧接面に圧接される、厚肉平板状でかつ長尺の本
    体部と、 (b) 当該本体部の裏面から取付面へ向けて、ゴムガスケ
    ットの長手方向に沿って延設された、その折り畳み形状
    を一定させるべく所定の位置に薄肉部を有する一対の薄
    板状の脚部と、 (c) 両脚部のそれぞれの先端に設けられた、取付面への
    一対の取付部と、を備え、取付部にて一方の水中構造物
    の取付面に取りつけた状態で、加えられる外力の変化に
    応じて、両脚部を、薄肉部の作用で一定状態で折り畳
    み、また伸ばすことによって高さ方向に伸縮自在とされ
    ているとともに、上記両脚部の、それぞれ内側の基部
    に、本体部の長手方向に沿って、脚部の内側面と本体部
    の裏面とに跨る肉盛り部が形成されたことを特徴とする
    ゴムガスケット。
  2. 【請求項2】肉盛り部が、脚部の内側面を含む平面と、
    本体部の裏面を含む平面との交線上の一点を一頂点とす
    る断面略平行四辺形状、または上記交線上の一点を中心
    とする断面略扇形状に形成されているとともに、上記断
    面の、平行四辺形の2辺の長さL1、L2および扇形の半
    径L3がいずれも、取付部の上面から本体表面までの高
    さH1の0.05倍以上で、かつ本体表面の幅W1の0.
    2倍以下の範囲内に設定されている請求項1記載のゴム
    ガスケット。
  3. 【請求項3】肉盛り部の表面と、脚部の内側面および本
    体部の裏面とがそれぞれ凹曲面にて滑らかに繋がれてい
    る請求項1記載のゴムガスケット。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8331377B2 (en) 2004-05-05 2012-12-11 Qualcomm Incorporated Distributed forward link schedulers for multi-carrier communication systems
US8472322B2 (en) 2004-05-05 2013-06-25 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for adaptive delay management

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