JPS6117634A - 止水材 - Google Patents
止水材Info
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- JPS6117634A JPS6117634A JP13794684A JP13794684A JPS6117634A JP S6117634 A JPS6117634 A JP S6117634A JP 13794684 A JP13794684 A JP 13794684A JP 13794684 A JP13794684 A JP 13794684A JP S6117634 A JPS6117634 A JP S6117634A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- water stop
- sheet pile
- stop material
- attached
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02D—FOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
- E02D5/00—Bulkheads, piles, or other structural elements specially adapted to foundation engineering
- E02D5/02—Sheet piles or sheet pile bulkheads
- E02D5/14—Sealing joints between adjacent sheet piles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Paleontology (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Bulkheads Adapted To Foundation Construction (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
is上且亘ユ11
本発明は、例えば止水のために地中に連続して打設され
る鋼矢板中に、該矢板の変位を許容するために介在させ
たり、またはケーソン、カルバート等のコンクリート構
造物中に目地の止水のために介在させる止水材に関する
。
る鋼矢板中に、該矢板の変位を許容するために介在させ
たり、またはケーソン、カルバート等のコンクリート構
造物中に目地の止水のために介在させる止水材に関する
。
従来技術
各種土木工事において、例えば掘削作業中に周囲の土砂
の崩壊もしくは地下水の流出を防ぐために、周囲に多数
の鋼矢板を打設して連続した止水壁を構成することが従
来行われているが、矢板の数を増して広範囲に止水しよ
うとすると、矢板に横方向から作用する土圧も増大し、
矢板に横ずれが生ずるため、これを吸収する伸縮継手と
なる止水材が必要になる。
の崩壊もしくは地下水の流出を防ぐために、周囲に多数
の鋼矢板を打設して連続した止水壁を構成することが従
来行われているが、矢板の数を増して広範囲に止水しよ
うとすると、矢板に横方向から作用する土圧も増大し、
矢板に横ずれが生ずるため、これを吸収する伸縮継手と
なる止水材が必要になる。
また、一般にコンクリート構造物においては、コンクリ
ートの打継ぎ部分または各ブロックの接合部分にいわゆ
る目地部が生ずるが、この目地部は止水効果に乏しいた
め、この部分に止水材が望まれることが多い。例えば、
大河川と小河川を、堤防を横断する形で埋設されたボッ
クスカルバ−1〜で結ぶ水路(桶門)等において上記の
ような止水材が求められ、従来は塩化ビニル製の止水板
等が使用されていた。また、石油の海上備蓄施設におい
ては、海上に浮かべた1群の貯槽の周囲にケーソンを敷
設して防波堤を構築するが、この防波堤内の海上に浮遊
する油類を遮断して外側に流出 ゛しないようにす
るために、少なくとも海面近くの各ケーソン間に止水材
が必要とされる。
ートの打継ぎ部分または各ブロックの接合部分にいわゆ
る目地部が生ずるが、この目地部は止水効果に乏しいた
め、この部分に止水材が望まれることが多い。例えば、
大河川と小河川を、堤防を横断する形で埋設されたボッ
クスカルバ−1〜で結ぶ水路(桶門)等において上記の
ような止水材が求められ、従来は塩化ビニル製の止水板
等が使用されていた。また、石油の海上備蓄施設におい
ては、海上に浮かべた1群の貯槽の周囲にケーソンを敷
設して防波堤を構築するが、この防波堤内の海上に浮遊
する油類を遮断して外側に流出 ゛しないようにす
るために、少なくとも海面近くの各ケーソン間に止水材
が必要とされる。
上記のように地中または水中に設けられるコンクリート
構造物の止木材には、前記鋼矢板の場合と同様に、各ブ
ロック間の相対変位に追随゛できる可撓性が要求される
が、さらに、ケーソン等のコンクリート構造物の寿命は
一般に止水材の寿命に比してはるかに長いので、止木材
を取替られるよう着脱可能とすることが望まれる場合が
多い。
構造物の止木材には、前記鋼矢板の場合と同様に、各ブ
ロック間の相対変位に追随゛できる可撓性が要求される
が、さらに、ケーソン等のコンクリート構造物の寿命は
一般に止水材の寿命に比してはるかに長いので、止木材
を取替られるよう着脱可能とすることが望まれる場合が
多い。
発明が解決しようとする問題点
しかし、従来の塩化ビニル製の止水板等ではこのような
要望を満たすことはできなかった。
要望を満たすことはできなかった。
従って、本発明は、充分な可撓性を有し、矢板。
ケーソン等の比較的大きな変位に追従でき、しかもこれ
らに着脱可能で取替えることのできる止水材を提供しよ
うとするものである。
らに着脱可能で取替えることのできる止水材を提供しよ
うとするものである。
問題点を解決するための手段および作用このため、本発
明の止水材は、矢板、ケーソン等の構造物に介在させる
止水材において、係合面に水密に係合するゴム材から成
る係合部を備え、前記水密な係合状態を保持しながら変
形可能で、かつ前記構造物に着脱可能としたことを特徴
とする。 本発明の止水材は上記のように係合面に水密
に係合するゴム材から成る係合部を備え、この係合部に
より、またはこの係合部と止水材自体の可撓性とが相ま
って、矢板、ケーソン等の変形に追従して無理なく変形
できる。しかも前記係合部は係合面に弾性的に係合して
いるので、止水材の変形によって両者間の水密な係合状
態が損われることがない。
明の止水材は、矢板、ケーソン等の構造物に介在させる
止水材において、係合面に水密に係合するゴム材から成
る係合部を備え、前記水密な係合状態を保持しながら変
形可能で、かつ前記構造物に着脱可能としたことを特徴
とする。 本発明の止水材は上記のように係合面に水密
に係合するゴム材から成る係合部を備え、この係合部に
より、またはこの係合部と止水材自体の可撓性とが相ま
って、矢板、ケーソン等の変形に追従して無理なく変形
できる。しかも前記係合部は係合面に弾性的に係合して
いるので、止水材の変形によって両者間の水密な係合状
態が損われることがない。
また本発明の止水材は矢板、ケーソン等の構造物に着脱
可能に取付けられるので、構造物の寿命期間内に止水材
が劣化した場合、これを取替えることができる。止水材
の着脱は前記係合部と係合面との係合2着脱により、ま
たはこれとボルト等の取付部材を併用して容易に行なう
ことができる。
可能に取付けられるので、構造物の寿命期間内に止水材
が劣化した場合、これを取替えることができる。止水材
の着脱は前記係合部と係合面との係合2着脱により、ま
たはこれとボルト等の取付部材を併用して容易に行なう
ことができる。
実施例
第1図は、鋼矢板に取付けた本発明による止水材の一例
を示す。1は鋼矢板で、その中央部分が長手方向に切り
開かれて、左右の矢板部分11゜12に分割されており
、この部分に止水材2が両側縁部をボルト3により、そ
れぞれ矢板部分11゜12に取付けられて介設されてい
る。止水材2は、ゴム材によって作られ、左右の両半部
2. 、22から成り、左方の半部21は帯状の基板
部4の先端に長手方向く紙面に直角方向)に伸びる中空
円筒部5を有している。この中空円筒部5の先端(図に
おいて右端)中央部には、長手方向に平行な溝6が、中
空部7まで貫通して設けられており、溝6の両面゛には
、それぞれ係合部を構成する複数の突条8が設けられて
いる。右方の止水材半部22には、前記半部21と同様
な帯状基板部9の先端に、膨出した柱状部10が設けら
れており、半部22は半部21の前記溝6を貫通して中
空部7内に突出し、前記柱状部10がストッパとなって
両者が互いに抜は出さないようになっている。そして半
部22の帯状基板部9の両面は、前記突条8と係合する
係合面11となっている。
を示す。1は鋼矢板で、その中央部分が長手方向に切り
開かれて、左右の矢板部分11゜12に分割されており
、この部分に止水材2が両側縁部をボルト3により、そ
れぞれ矢板部分11゜12に取付けられて介設されてい
る。止水材2は、ゴム材によって作られ、左右の両半部
2. 、22から成り、左方の半部21は帯状の基板
部4の先端に長手方向く紙面に直角方向)に伸びる中空
円筒部5を有している。この中空円筒部5の先端(図に
おいて右端)中央部には、長手方向に平行な溝6が、中
空部7まで貫通して設けられており、溝6の両面゛には
、それぞれ係合部を構成する複数の突条8が設けられて
いる。右方の止水材半部22には、前記半部21と同様
な帯状基板部9の先端に、膨出した柱状部10が設けら
れており、半部22は半部21の前記溝6を貫通して中
空部7内に突出し、前記柱状部10がストッパとなって
両者が互いに抜は出さないようになっている。そして半
部22の帯状基板部9の両面は、前記突条8と係合する
係合面11となっている。
前記両半部21.22の各外側の縁部には補強用の帆布
12がそれぞれ埋設されており、半部21゜22はこの
外側縁部に沿ってボルト3により鋼矢板1に取付けられ
ている。
12がそれぞれ埋設されており、半部21゜22はこの
外側縁部に沿ってボルト3により鋼矢板1に取付けられ
ている。
本実施例においては、止水材2全体がゴム材でできてい
るので、矢板部分1..12が前後にずれても止水材2
の可撓性によってこの動きに充分追従でき、また矢板部
分1.12の左右もしくは上下方向のずれに対しては突
条8と係合面11の摺動により追従することができる。
るので、矢板部分1..12が前後にずれても止水材2
の可撓性によってこの動きに充分追従でき、また矢板部
分1.12の左右もしくは上下方向のずれに対しては突
条8と係合面11の摺動により追従することができる。
しかも突条8は止水材2全体の変形にかかわらず常に係
合面11と良好な密着状態を保ち、水密性が損われるこ
とがない。止水材2の着脱はボルト3により極めて容易
に行なわれる。
合面11と良好な密着状態を保ち、水密性が損われるこ
とがない。止水材2の着脱はボルト3により極めて容易
に行なわれる。
13は鋼矢板どうしの噛合い部分で、この噛合い部分1
3を噛合わせて多数の鋼矢板を次々に打設して行くが、
この時、図示の止水材付き鋼矢板1を適所に配する。鋼
矢板1の下端部には、打設用の楔部材を設けておくのが
よい。
3を噛合わせて多数の鋼矢板を次々に打設して行くが、
この時、図示の止水材付き鋼矢板1を適所に配する。鋼
矢板1の下端部には、打設用の楔部材を設けておくのが
よい。
第2図は、止水材付き鋼矢板の他の実施例を示す。この
実施例における止水材14は、全体が一体のゴム材でで
きており、両端に長手方向に伸びる中空円筒部15を備
え、該円筒部15は外方に向って開口しており、この開
口部17の対向面にそれぞれ突条16(係合部)が設け
られている。前記開口部は、止水材14を鋼矢板に取付
ける前は、第3図に示すように、止水材14自体の弾性
により閉じており、この開口部11を開いて前記突条1
6を鋼矢板部分1.1 の係合面18に係合させること
により、止水材14を鋼矢板1に取付ける。突条16は
止水材14の弾性により係合面18に密着し、両者間を
水密に密封する。 このようにして取付けられた止水材
14は、鋼矢板部分1.1 間の相対変位に追従して変
形可能であり、また鋼矢板1に着脱可能である。
実施例における止水材14は、全体が一体のゴム材でで
きており、両端に長手方向に伸びる中空円筒部15を備
え、該円筒部15は外方に向って開口しており、この開
口部17の対向面にそれぞれ突条16(係合部)が設け
られている。前記開口部は、止水材14を鋼矢板に取付
ける前は、第3図に示すように、止水材14自体の弾性
により閉じており、この開口部11を開いて前記突条1
6を鋼矢板部分1.1 の係合面18に係合させること
により、止水材14を鋼矢板1に取付ける。突条16は
止水材14の弾性により係合面18に密着し、両者間を
水密に密封する。 このようにして取付けられた止水材
14は、鋼矢板部分1.1 間の相対変位に追従して変
形可能であり、また鋼矢板1に着脱可能である。
第4図は止水材付き鋼矢板のさらに他の実施例を示す。
本実施例における止水材19は、一端を鋼矢板部分11
にボルト20により取付けられ、他端に箱状の枠部材2
1を有する鋼製の止水材半部191と、一端を鋼矢板部
分12にボルト22により取付けられた鋼製の板部材2
3の他端部両面に、それぞれ多数の突条24(係合部)
を有するゴム材25を固着した止水材半部192とによ
り構成されている。
にボルト20により取付けられ、他端に箱状の枠部材2
1を有する鋼製の止水材半部191と、一端を鋼矢板部
分12にボルト22により取付けられた鋼製の板部材2
3の他端部両面に、それぞれ多数の突条24(係合部)
を有するゴム材25を固着した止水材半部192とによ
り構成されている。
そして、止水材半部192の前記ゴム材25部分を止水
材半部191の前記枠部材21内に嵌入させ、突条24
を枠部材21の内面に形成された係合面26に係合させ
ることにより、所望の止水効果が得られるようになって
いる。
材半部191の前記枠部材21内に嵌入させ、突条24
を枠部材21の内面に形成された係合面26に係合させ
ることにより、所望の止水効果が得られるようになって
いる。
この止水材19は、ゴム材25の可撓性により、鋼矢板
の変位に追従した変形が可能であり、かつボルト20.
22より鋼矢板1に着脱可能である。
の変位に追従した変形が可能であり、かつボルト20.
22より鋼矢板1に着脱可能である。
以上、鋼矢板に介在させた本発明による止水材について
述べたが、これらの止水材2.14.19をケーソン等
に適用することももちろん可能である。
述べたが、これらの止水材2.14.19をケーソン等
に適用することももちろん可能である。
第5図および第6図は本発明の他の実施例を示す。本実
施例の止水材27はケーソンの目地用のものであり、弾
性率の高いゴム材で作られてい葛。
施例の止水材27はケーソンの目地用のものであり、弾
性率の高いゴム材で作られてい葛。
第5図は自由に放置した状態における止水材27を示す
。この止水材27は第6図に示すように長い帯状をなし
、中間の平坦部28を挟んでその両側の両面に断面樹枝
状の突条29(係合部)がそれぞれ複数条張出し、長手
方向に延長している。そしてこれらの突条29上にはさ
らに多数の小突条30が列設されている。 前記突条2
9は自由状態においては、第5図に示すように、止水材
27の面に対し直角に近い角度αで外側に張り出してい
る。この止水材27は、第7図に示すように、ケーソン
31にその目地32を横断して設けられた溝33内に嵌
挿されるが、溝33の幅d1は自由状態における突条2
9の張出し幅d2より狭くなっているので、溝33内に
おいては突条29は変形され、前記角度αはそれよりも
小さな角度βとなる。従ってこの変形による弾発力によ
り突条29の先端部は溝33の係合面34に圧接され、
このような突条29と係合面34との係合部が数段にわ
たって形成されるので、止水材27の1方側から他方側
への水の進入は完全に遮断される。
。この止水材27は第6図に示すように長い帯状をなし
、中間の平坦部28を挟んでその両側の両面に断面樹枝
状の突条29(係合部)がそれぞれ複数条張出し、長手
方向に延長している。そしてこれらの突条29上にはさ
らに多数の小突条30が列設されている。 前記突条2
9は自由状態においては、第5図に示すように、止水材
27の面に対し直角に近い角度αで外側に張り出してい
る。この止水材27は、第7図に示すように、ケーソン
31にその目地32を横断して設けられた溝33内に嵌
挿されるが、溝33の幅d1は自由状態における突条2
9の張出し幅d2より狭くなっているので、溝33内に
おいては突条29は変形され、前記角度αはそれよりも
小さな角度βとなる。従ってこの変形による弾発力によ
り突条29の先端部は溝33の係合面34に圧接され、
このような突条29と係合面34との係合部が数段にわ
たって形成されるので、止水材27の1方側から他方側
への水の進入は完全に遮断される。
この止水材27も、それ自体の可撓性によって、目地3
2を挟んだ両ケーソンブロック31.31の相対的変位
に追従することができる。また、溝33内に着脱可能で
必要に応じて取替ることができる。
2を挟んだ両ケーソンブロック31.31の相対的変位
に追従することができる。また、溝33内に着脱可能で
必要に応じて取替ることができる。
第8図はケーソン用止水材の他の実施例を示す。
この止水材35は両側縁にそれぞれ円筒状の袋部36.
36を有し、これらの袋部36.36を、コンベヤベル
トのような帆布入りゴム材から成る帯部31で連結して
構成されている。袋部36の円筒壁38には、第9図に
示すように、ケーソン311 、312に設けられた円
筒状の係合面39と係合する突条40が設けられている
。この止水材35は、第8図に示すようにケーソン31
1とケーソン312との間の間隙41を横断して設置さ
れ、該間隙41を通って流出する浮遊油類を遮断するの
に用いられるが、これをケーソン31,312間に設置
する際には、袋部36.36を平らにつぶし全体をベル
ト状にして両ケーソン間に挿入し、次いで袋部36.3
6に砂または圧力流体等を充填し、もしくはウレタンを
注入して発泡させることにより、袋部36.36を膨張
させて前記係合面39に密着させる。袋部36.36か
ら上記砂、圧力流体、ポリウレタンを排除すれば、この
止水材35は容易にケーソンから取外すことができる。
36を有し、これらの袋部36.36を、コンベヤベル
トのような帆布入りゴム材から成る帯部31で連結して
構成されている。袋部36の円筒壁38には、第9図に
示すように、ケーソン311 、312に設けられた円
筒状の係合面39と係合する突条40が設けられている
。この止水材35は、第8図に示すようにケーソン31
1とケーソン312との間の間隙41を横断して設置さ
れ、該間隙41を通って流出する浮遊油類を遮断するの
に用いられるが、これをケーソン31,312間に設置
する際には、袋部36.36を平らにつぶし全体をベル
ト状にして両ケーソン間に挿入し、次いで袋部36.3
6に砂または圧力流体等を充填し、もしくはウレタンを
注入して発泡させることにより、袋部36.36を膨張
させて前記係合面39に密着させる。袋部36.36か
ら上記砂、圧力流体、ポリウレタンを排除すれば、この
止水材35は容易にケーソンから取外すことができる。
第10図に示す止水材42は前記止水材35と同様な構
造を有しているが、この止水材42は互いに斜交するコ
ード43を埋設したバイアス構造をなしており、斜め方
向の荷重にも対処できる。前記各実施例の止水材にこの
ようなバイアス構造を採用することももちろん可能であ
る。
造を有しているが、この止水材42は互いに斜交するコ
ード43を埋設したバイアス構造をなしており、斜め方
向の荷重にも対処できる。前記各実施例の止水材にこの
ようなバイアス構造を採用することももちろん可能であ
る。
第11図および第12図はケーソン用止水材のさらに他
の実施例を示す。この止水材44も、前記第8図の止水
材35と同様に、両側縁部にそれぞれ円筒状の袋部45
.45を有しているが、前記止水材35がケーソン31
1とケーソン312との間の間隙41を横 −断して設
置されるのに対し、本止水材44は第11図に示すよう
に間隙41内にこれに沿って配置される。
の実施例を示す。この止水材44も、前記第8図の止水
材35と同様に、両側縁部にそれぞれ円筒状の袋部45
.45を有しているが、前記止水材35がケーソン31
1とケーソン312との間の間隙41を横 −断して設
置されるのに対し、本止水材44は第11図に示すよう
に間隙41内にこれに沿って配置される。
この止水材44はベルト成型用プレスによって、第12
図に示すように、平坦な板状体に成型される。
図に示すように、平坦な板状体に成型される。
前記袋部45は、この成型に際して該袋部の内面となる
部分451に離型材を挿入して置くことにより形成され
る。そして前記内W1部分451の周囲に該部分を包囲
して第10図に示したようなバイアスコード46を埋設
しておく。この止水材44をケーソン311.312間
の間隙41に挿入する場合には、第12図に示す平坦な
板状のまま挿入し、離型材が介在していたために接合し
ていない袋部45を開いて、内部に砂等を充填し、また
はポリウレタン等を注入して現場発砲させ、該袋部45
を膨張させる(袋部45の下端は封鎖されている)。
部分451に離型材を挿入して置くことにより形成され
る。そして前記内W1部分451の周囲に該部分を包囲
して第10図に示したようなバイアスコード46を埋設
しておく。この止水材44をケーソン311.312間
の間隙41に挿入する場合には、第12図に示す平坦な
板状のまま挿入し、離型材が介在していたために接合し
ていない袋部45を開いて、内部に砂等を充填し、また
はポリウレタン等を注入して現場発砲させ、該袋部45
を膨張させる(袋部45の下端は封鎖されている)。
袋部45は前述のようにバイアスコード46にょって包
囲されているので、上記膨張が可能であるとともに、内
圧に充分耐える強度を備えている。
囲されているので、上記膨張が可能であるとともに、内
圧に充分耐える強度を備えている。
ケーソン31,312には、第11図゛に示すように、
間隙41に面して凹入した係合面47が設けられており
、前記膨張した袋部45の外面がこの係合部41と水密
に係合する。袋部45は自由状態においては第11図に
鎖線451で示すように円形に膨張するが、係合面41
によって図示のように長円形に変形し、係合面47との
接触面積を増すとともに、ケーソンの変位に追従できる
。また係合面47は間隙41に対して凹入しているので
、止水材44が間隙41に沿ってずれるのを防止できる
。
間隙41に面して凹入した係合面47が設けられており
、前記膨張した袋部45の外面がこの係合部41と水密
に係合する。袋部45は自由状態においては第11図に
鎖線451で示すように円形に膨張するが、係合面41
によって図示のように長円形に変形し、係合面47との
接触面積を増すとともに、ケーソンの変位に追従できる
。また係合面47は間隙41に対して凹入しているので
、止水材44が間隙41に沿ってずれるのを防止できる
。
本実施例は第8図の実施例に比し、ケーソンに設ける係
合面の形状、構造が単純になる。また本実施例において
は、必ずしも両側縁部の袋部45を中間の帯状部48で
連結した形とする必要はなく、単一の袋部45だけで止
水材を形成してもよく、このようにすれば止水材の着脱
はさらに容易になる。
合面の形状、構造が単純になる。また本実施例において
は、必ずしも両側縁部の袋部45を中間の帯状部48で
連結した形とする必要はなく、単一の袋部45だけで止
水材を形成してもよく、このようにすれば止水材の着脱
はさらに容易になる。
発明の効果
以上の通り、本発明の止水材は、係合面に水密に係合す
るゴム材から成る係合部を備え、前記水密な係合状態を
保持しながら変形可能で、かつ矢板、ケーソン等の構造
物に着脱可能であるので、矢板、ケーソン等の構造物に
介在させて充分な止水効果を果すとともに、前記構造物
が変位、変形してもこれに追従して止水効果を損うこと
がなく、また必要に応じて新しい止水材と取替えること
が可能である。
るゴム材から成る係合部を備え、前記水密な係合状態を
保持しながら変形可能で、かつ矢板、ケーソン等の構造
物に着脱可能であるので、矢板、ケーソン等の構造物に
介在させて充分な止水効果を果すとともに、前記構造物
が変位、変形してもこれに追従して止水効果を損うこと
がなく、また必要に応じて新しい止水材と取替えること
が可能である。
第1図は鋼矢板に装着した本発明止水材の一実施例を示
す横断面図、第2図は同様な他の実施例を示す横断面図
、第3図は第2図の止水材を鋼矢板から取外した状態を
示す横断面図、第4図は鋼矢板に装着した本発明止水材
のさらに他の実施例を示す横断面図、第5図は本発明止
水材の他の実施例を示す横断面図、第6図は同斜視図、
第7図は同止水材をケーソンの目地部に挿入した状態を
示す横断面図、第8図はケーソン間に挿入したさらに他
の止水材を示す横断面図、第9図はその部分図、第10
図は同止水材の変形を示す斜視図、第11図、第12図
はさらに他の実施例を示す横断面図である。 1・・・矢板、31・・・ケーソン、2. 14.19
.−27.35.42.44・・・止水材、11,18
,26,34.39.47・・・係合面、8 、16.
24,29.40・・・突条(係合部)。
す横断面図、第2図は同様な他の実施例を示す横断面図
、第3図は第2図の止水材を鋼矢板から取外した状態を
示す横断面図、第4図は鋼矢板に装着した本発明止水材
のさらに他の実施例を示す横断面図、第5図は本発明止
水材の他の実施例を示す横断面図、第6図は同斜視図、
第7図は同止水材をケーソンの目地部に挿入した状態を
示す横断面図、第8図はケーソン間に挿入したさらに他
の止水材を示す横断面図、第9図はその部分図、第10
図は同止水材の変形を示す斜視図、第11図、第12図
はさらに他の実施例を示す横断面図である。 1・・・矢板、31・・・ケーソン、2. 14.19
.−27.35.42.44・・・止水材、11,18
,26,34.39.47・・・係合面、8 、16.
24,29.40・・・突条(係合部)。
Claims (1)
- 矢板、ケーソン等の構造物に介在させる止水材において
、係合面に水密に係合するゴム材から成る係合部を備え
、前記水密な係合状態を保持しながら変型可能で、かつ
前記構造物に着脱可能としたことを特徴とする止水材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13794684A JPS6117634A (ja) | 1984-07-05 | 1984-07-05 | 止水材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13794684A JPS6117634A (ja) | 1984-07-05 | 1984-07-05 | 止水材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6117634A true JPS6117634A (ja) | 1986-01-25 |
Family
ID=15210398
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13794684A Pending JPS6117634A (ja) | 1984-07-05 | 1984-07-05 | 止水材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6117634A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108978672A (zh) * | 2018-07-19 | 2018-12-11 | 中交第航务工程局有限公司 | 一种深水基槽装配式挡泥结构的施工工艺 |
KR102192445B1 (ko) * | 2019-08-29 | 2020-12-28 | 박이근 | 건물 지하벽체로 사용 가능한 차수 주열식 흙막이벽체시스템 및 그 시공방법 |
-
1984
- 1984-07-05 JP JP13794684A patent/JPS6117634A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108978672A (zh) * | 2018-07-19 | 2018-12-11 | 中交第航务工程局有限公司 | 一种深水基槽装配式挡泥结构的施工工艺 |
KR102192445B1 (ko) * | 2019-08-29 | 2020-12-28 | 박이근 | 건물 지하벽체로 사용 가능한 차수 주열식 흙막이벽체시스템 및 그 시공방법 |
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