JP2000204521A - 支柱取付用反射体 - Google Patents

支柱取付用反射体

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JP2000204521A JP11008769A JP876999A JP2000204521A JP 2000204521 A JP2000204521 A JP 2000204521A JP 11008769 A JP11008769 A JP 11008769A JP 876999 A JP876999 A JP 876999A JP 2000204521 A JP2000204521 A JP 2000204521A
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Abstract

(57)【要約】 【課 題】 夜間の視認性の低下の少ない高い耐久性の
良い反射体を、多種類の支柱に対応して固定可能で、そ
の設置される立地や用途に即応して取り付け位置が自在
で、取り付け,付け替えが容易な支柱取付反射体を提供
する。 【解決手段】反射器2の材料がガラスで耐候劣化の心配
がなく半永久的に高い反射効果を維持でき、取り付けら
れる添着面11が支柱6の外側面に沿って密着されるた
め、反射体1を支柱の周囲および上下の任意の位置に付
設可能となって、付設される防護柵等支柱の傾斜,屈曲
等のあらゆる設置条件、および対象とする光の照射条件
に対して最適状態に設置できて優れた夜間視認性を発揮
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路の路側や歩車
道境界線上に用いられる防護柵や、車止めなどの保安用
途に用いられる支柱、道路の路側に設置される標識等に
用いられる支柱、あるいは、公園や遊歩道、自転車道に
沿って設置される柵用支柱等の、主として屋外で使用さ
れる支柱の夜間の視認性を高める目的で支柱に止着され
る反射体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、道路や公園等に設置される防護柵
等、主として屋外で使用される支柱の夜間視認性を高め
るためには、支柱に反射シートが巻き付けられて貼り付
けられるのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、反射シ
ートはまっすぐに貼り付けるのが難しく、かつ貼り付け
られた状態で車両からの前照灯に対して垂直に面する一
部分のみが反射するために反射光の光量が少なく、自転
車のような光量の少ない光に対してはその効果は弱く、
特に反射シート自体端面からの水分侵入による性能低下
のために耐久性が悪く、反射効果の低下した場合には危
険な状態を生じていた。また、車止め等においては反射
シートが使われる他ベースの樹脂板上に空気層を確保し
てプリズム成形品が超音波熱融着により成形されたプリ
ズム式反射体が用いられているが、融着不良部の隙間や
衝撃によるヒビ割れ部分から水分が侵入して反射体とし
ての効果を減ずることがしばしばである。さらに、道路
の路側に設置される工作物のうち、防護柵については夜
間視認性向上の配慮がなされていても、標識ポール、照
明灯ポール、信号ポール、カーブミラー等の支柱、その
他バス停や看板等道路の路側に設置される工作物を構成
する支柱については夜間の視認性向上の配慮がなされて
いないことが多く、反射シート以外に後付け式の施工性
の良い反射体がないことから夜間にははなはだ危険な状
況にあるのが現状である。
【0004】そこで本発明者はかかる従来の問題点を解
消し、夜間の視認性の低下を起こすことがなく高い夜間
視認性を長期間維持させうる反射体を、照射される車両
等の光に向けて好適に設置することができ、かつ多種類
の支柱に対応して確実に固定可能で、その設置される立
地や用途に即応して取り付け位置が自在で、取り付けお
よび付け替えが容易な支柱取付反射体を提供するもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明支柱取付用反射体は支柱の外側面に沿って支
柱に密着して付設される添着面を有する反射体本体の、
この添着面と反対側の反射体本体表面に半埋込状態に埋
設されたガラスビーズ製の反射器によって再帰反射性を
有する反射体を構成するものである。
【0006】また本発明支柱取付用反射体は、反射体本
体が支柱と密着する基体とガラスビーズ製の反射器が半
埋込状態に埋設されるビーズ支持体とからなり、このビ
ーズ支持体が前記基体に分離可能な状態で一体化されて
いるものである。
【0007】また本発明支柱取付用反射体は、反射体本
体が支柱と密着する基体とガラスビーズ製の反射器が半
埋込状態に埋設されるビーズ支持体とからなり、このビ
ーズ支持体が前記基体に分離不可能に一体化されている
ものである。
【0008】さらに本発明支柱取付用反射体は、支柱と
密着する反射体本体の基体とガラスビーズ製の反射器が
半埋込状態に埋設されるビーズ支持体とが、互いに異な
る色で着色がなされているものである。
【0009】さらにまた、本発明支柱取付用反射体は、
反射体本体が支柱と密着する基体とプリズム反射体とか
らなり、このプリズム反射体が前記基体に分離可能な状
態で一体化されているものである。
【0010】また本発明支柱取付用反射体は、反射体本
体が支柱と密着する基体とプリズム反射体とからなり、
このプリズム反射体が前記基体に分離不可能に一体化さ
れているものである。
【0011】そしてまた、本発明支柱取付用反射体は、
それが取り付けられる支柱の断面が円形であると共に、
反射体本体の添着面が支柱断面に対応した凹面となされ
ていることによって支柱側面の自在の位置に付設可能に
なされたものである。
【0012】さらに本発明支柱取付用反射体は、反射体
本体に小孔または小凹部が設けられ、この小孔または小
凹部から固定ねじが螺入されて反射体が支柱に止着され
るようになされたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
について説明する。図1,2は本発明支柱取付用反射体
の実施形態例の反射体の再帰反射の状態を示す断面図で
あり、図3〜4は本発明支柱取付用反射体の実施形態の
各例を表す取付断面図、図5は同じく実施形態の他の一
例を表す正面図、および上面,側面から見た断面図であ
る。さらに、図6は本発明支柱取付用反射体の実施形態
のさらに他の例について、歩車道境界線上に設置された
防護柵への用途展開例によって説明するイラスト、なら
びに反射体の設置状態を表す断面図である。
【0014】図1には、支柱取付用反射体の反射体本体
1が両面テープ71を介して、その添着面10が支柱6
の側面に沿って密着して付設されるとともに、その支柱
6に付設された側と反対側の面には多数のガラスビーズ
製の反射器2が適宜間隔で反射体本体1に半埋込状態に
埋設され配設された状態を表しており、ガラスビーズ製
の反射器2に対して入射する光がガラスビーズ製の反射
器2内において反射されてその入射方向と逆方向に折り
返される様子を示している。
【0015】図1の実施の形態例においては、その反射
体本体1が支柱6に沿って密着して付設される添着面1
0を有しているために、この反射体を支柱に取り付ける
際に取付角度等をまったく考慮することなく簡単に付設
することが出来て、かつこの反射体は反射シートのよう
に切断端面を有しないため端部から雨水等が侵入して反
射性能の低下を起こすことなく、ガラスビーズ製反射器
2の材料がガラス単体であるため反射シートのような保
護フィルムによる反射効率の低下やフィルムの耐候劣化
の心配もなく、半永久的に高い反射効果を維持すること
ができる。
【0016】また、図1において支柱6は断面が円形
で、反射体本体1の添着面10が支柱断面に対応した凹
面となされて支柱側面の任意の位置に付設可能になされ
たものであり、例えば後述の四角柱の場合にもその支柱
側面に沿って自在の位置に付設可能な添着面を有してお
ればよく支柱の断面は円形に限られるものではないが、
図1如き支柱6の断面が円形の場合には、支柱6の上下
方向のみならず支柱6の断面周囲の全周囲にわたって任
意の位置に付設可能となり、車両等の前照灯から到達す
る光の高さや光の入射方向に向けて微妙に調節してこの
支柱取付用反射体の取り付けが可能であり、高い反射効
果をもたらせうるものとなる。
【0017】図1(b),(c)は、反射体本体1に半
埋込状態に埋設され配設されているガラスビーズ製反射
器2の光の再帰反射の様子を示しており、ガラスビーズ
製反射器2の底面には図中の矢印に示す光跡のように光
の入射方向と逆方向に折り返されて反射させるための鏡
面処理がなされ、本実施例では透明なガラスビーズの反
射面21にメッキ蒸着によって鏡面が形成されている。
また、ガラスビーズ製反射器2を構成する球体22は光
を透過させる透明なガラス、あるいは透明樹脂ガラスか
らなり、その用途によって、例えば危険防止の警告標示
には「黄色」、保安・安全・景観保護イメージから「緑
色」、その他「青色」,「赤色」というように着色がな
されて使用されるが、無着色の場合には着色された場合
に比べて反射光の照度が高く、車両が高速で走行する車
道に沿った防護柵の多数の支柱や防護柵の支柱間に架設
された柵パネルを構成する縦支柱(縦桟)等に付設され
た場合にはきわめて高い視線誘導効果が得られる。
【0018】また、反射体本体1はポリエチレン樹脂,
ABS樹脂等の、埋設されるガラスビーズ製の反射器2
に密接してそれを保持する樹脂材料が使用されるのが良
く、一般には黒色に着色されるのが耐候性に優れていて
耐久性の面から好適である。なお、反射体本体1に対し
て多数のガラスビーズ製反射器2はこれらの反射器2を
インサート部品としてインサート成型による射出成型に
よって製造されるか、あるいは予めガラスビーズ製反射
器2の外形状に近似した窪みを形成しておいたうえで、
後工程でガラスビーズ製反射器2が嵌め込まれて製造さ
れてもよい。
【0019】さらに、図1の実施例の場合ガラスビーズ
製の反射器2の底面に光を反射する鏡面処理がなされた
ものであるが、反射体本体1に埋設されるガラスビーズ
体を透明な球体としてこれと密着する反射体本体1の球
体保持面に鏡面処理が施されて同様の再帰反射効果が得
られるようになされていてもよい。
【0020】続く図2は、ガラスビーズ製反射器2が半
埋込状態に埋設され配設された部分(詳細後述する反射
体本体1が支柱と密着する基体と分割された部品で、ビ
ーズ支持体4にガラスビーズ製反射器2が半埋込状態に
埋設されたもの)を示す断面図であり、(a)はビーズ
支持体4の表面が平面からなる場合であり、(b)はそ
の表面の半径がおよそR=30mm(図2の実施例の場
合)以上の曲面となされている場合を表しており、反射
器に対し垂直に入射する入射光の場合を例にみると、同
図(a)におけるガラスビーズ製の反射器2のおよその
反射範囲が±α°(本実施形態例では±約15°)であ
るのに対し、同図(b)の場合にはさらに図示したβ°
(本実施形態例では約20°)の角度分だけ余分に反射
有効範囲が拡がることになることを示している。
【0021】このことは、自転車の前照灯等の弱い光が
この反射体の取り付けられた柵支柱等に沿ってかなり接
近した状態、すなわちその光入射角度が反射体に対して
垂直入射状態よりかなりの角度をもって到達する場合に
おいても反射体が有効に機能し得ることを意味してい
る。したがって、公園や遊歩道、自転車道に沿って設置
される柵用支柱等、あるいは広い角度範囲の視認性が求
められる車止め等の用途展開において好適に活用される
ものである。
【0022】なお、図2(b)においてビーズ支持体4
の曲面をなす断面を示したが、このビーズ支持体4は球
面の一部の状態に形成されていてもよく、あるいは支柱
等の被添着体の断面方向にのみ曲面となされていてもよ
い。
【0023】図3には、反射体本体が支柱と密着する基
体3とガラスビーズ製の反射器2が半埋込状態に埋設さ
れ配設されたビーズ支持体4、またはプリズム反射体5
との別体として構成される場合を表し、ビーズ支持体
4、またはプリズム反射体5と基体3とが分離可能な状
態で一体化される場合の実施形態の各例を示した。
【0024】同図(a),(b)は各々の支柱6の外側
面の形状に対応して付設される添着面10が密着する各
種支柱6に対し、本実施形態例では接着剤等によって止
着される各反射体の基体3,3の嵌合部31に対し、ガ
ラスビーズ製反射器2が埋設され配設されたビーズ支持
体4、またはプリズム反射体5が、基体3,3の係止凹
部32,32にビーズ支持体4の係止部12、あるいは
プリズム反射体5の係止部52が係止されてそれぞれが
分離可能な状態で嵌合されて一体化がなされる様子を示
している。
【0025】また同図(c)は、同図(a)と同じ円形
断面の支柱外側面に対して基体3が両面テープ71によ
って仮止めされて後、その嵌合部31に固定ねじ70に
対応した固定孔7から挿通される固定ねじ70によって
反射体の止着がなされる実施形態の例を示している。
【0026】図3において、プリズム反射体5は基板5
0の前面に空気層53を介してポリカーボネートやアク
リル等透明プラスチックからなるレンズ体51を配設さ
せて作製されたプリズムタイプの反射体を表しており、
基板50またはレンズ体51(本実施形態の例ではレン
ズ体51)を構成する合成樹脂が一体的に成型されて係
止部52が形成されたものである。
【0027】車止め等において用いられるプリズム式反
射体はベースの樹脂板上に空気層を確保してプリズム成
形品が超音波熱融着により成形されているが、融着不良
部の隙間や衝撃によるヒビ割れ部分から水分が侵入して
反射体としての効果を減ずることがしばしば発生してい
るが、本実施形態の例の場合プリズム反射体5本体が基
体3の嵌合部31内に収納されて取り付けられるので雨
水や日光に対して直接曝されることが無く、また外力の
衝撃を直接的に受けることがないので融着部分に隙間や
ヒビ割れが生じ難くく、したがって耐久性が増すので長
期間にわたって夜間の視認性を維持させることができ
る。
【0028】上述した図3の各実施形態の例では、ガラ
スビーズ製の反射器2が埋設されて配設されたビーズ支
持体4、またはプリズム反射体5が、基体3,3に分離
可能な状態で一体化されているので、多種類の支柱に対
して1種類の反射体を共用して適用可能となって単価の
高いガラスビーズ製の反射器2付のビーズ支持体4、ま
たはプリズム反射体5が1種類で済むのでトータルコス
トの低減がはかれて、さらにまた反射体の基体3の嵌合
部31に形成された係止凹部32とビーズ支持体4の係
止部12、またはプリズム反射体5の係止部52との嵌
合方法が例えばマイナスドライバーの先端を差し込むこ
とによってビーズ支持体4、またはプリズム反射体5が
着脱自在に分離可能な状態で両者が一体化されているた
めに、反射体を簡単に交換できてメインテナンスが楽で
長期間の反射性をさほど手数をかけずに維持させること
ができる。
【0029】続く図4に示した各実施形態の例では、図
3の例と同様に真円,長円(その他径の異なる円柱),
角柱などの多種類の支柱に対しガラスビーズ製反射器2
付のビーズ支持体4、またはプリズム反射体5の1種類
の反射体で対応可能なことを表しているが、同実施形態
の例では基体3を支柱6,61,62に固定ねじ70に
よって使用状況に対応して各支柱の外側面に沿った任意
の位置に固定した上で基体3の嵌合部31にビーズ支持
体4、またはプリズム反射体5を嵌合させる際接着剤に
より止着させる構成となされている。この場合、接着剤
による止着後は基体3を固定している固定ねじ70を外
すことが不可能なのでこの反射体を外して持ち去るよう
ないたずらを防止することができる。
【0030】また、ガラスビーズ製反射器2付ビーズ支
持体4、またはプリズム反射体5が基体3に分離不可能
な状態で一体化される実施形態の例として、図4の実施
形態の例以外に、ビーズ支持体4、またはプリズム反射
体5をインサート部品としてプラスチック射出成型(イ
ンサート成型法)で本発明の支柱取付用反射体とする実
施形態のものを図5に示す。
【0031】図5においては、断面が円形の支柱に対し
基体3の支柱への添着面は支柱断面に対応した凹面11
となされ、支柱の側面の断面周囲および支柱の上下の任
意の位置に付設可能になされている。そして、ビーズ支
持体4が分離不可能な状態で基体3と一体化された反射
体本体1は、両面テープ71を介して支柱に仮止め後タ
ッピングねじ等の固定ねじ70によって固定がなされ
る。
【0032】図3,図4に示した実施形態の各例を適用
して、支柱に基体3を仮止め状態で出荷して反射体が組
み込まれるような場合、それぞれ詳述してきた利点によ
って優れた効果を顕すが、反射体を取り付ける施工現場
で基体3およびそれに一体化させられる反射器2付のビ
ーズ支持体4、またはプリズム反射体5のそれぞれの部
品が別体となされている場合にはむしろ施工現場での作
業が煩雑となるため、施工現場段階でビーズ支持体4
(またはプリズム反射体)が分離不可能な状態で図5の
如き基体3と一体化された反射体本体1に小孔(図では
固定孔7)または小凹部が設けられ、この小孔または小
凹部から固定ねじ70が螺入されて支柱に止着されれば
施工性が良くて、かつ施工現場の状況に即応して反射体
の設置高さや取付角度等の付設位置が決められるという
利点が活かされて好適である。
【0033】なお、このビーズ支持体4(またはプリズ
ム反射体)と基体3とが一体化されて反射体がプラスチ
ック射出成形によるインサート成型で製造される場合に
は、図5における72はインサートされる部品であるビ
ーズ支持体4を基体3と正確な位置関係を保って成型す
るために、インサート部品に挿通させて同部品を支持す
るインサートピンの基部にあたるピン孔72として機能
するとともに、この反射体本体が支柱の外側面に沿って
取り付けられる際に固定ねじ70が挿通される固定孔7
でもある。
【0034】ところで、図3〜5の本発明実施形態の各
例はいずれも、反射体本体が支柱と密着して支柱の外側
面に沿って付設される基体とガラスビーズ製の反射器付
のビーズ支持体(あるいはプリズム反射体)とからな
り、ビーズ支持体は耐候性から「黒色」等濃色のABS
樹脂等が好適に用いられるが、景観を重視して「緑色」
のガラスビーズを「黒色」のビーズ支持体に埋設させ基
体の色を「緑色」としたり、あるいは危険警告の目的か
ら昼間における視認性を重視して基体を「黄色」とした
上「黄色」のガラスビーズを「黒色」のビーズ支持体に
埋設させる等々、反射体本体の基体とビーズ支持体とが
互いに異なる色で着色されて使い分けされた場合、機能
とデザインの調和による用途展開に応じたカラー展開が
なされる。なおここで、着色とは成型される樹脂材料が
顔料や染料で材料自体の色着けがなされる他に、その表
面に塗装やラミネート等の処理がなされて見た目のカラ
ーが変えられる場合をも含むものである。
【0035】最後に、以上詳述してきた本発明支柱取付
用反射体を、実際の用途展開の例によって説明する。図
6(a)は、車道を走行する車両8の前照灯の光が歩車
道境界線9上に設置された防護柵90の設置中心線に対
し角度を成して到達する様子を表しており、(b)は防
護柵90の支柱6の外側面に反射体本体1が取り付けら
れた様子を、(c)〜(e)は歩車道境界線9に対して
角度(本実施形態では約5〜15°)を成して到達する
前照灯等の入射光の中心線91にその中心線を向けて反
射体が設置される状態を示している。
【0036】図6では、(b)の防護柵90の支柱6の
外側面の上下に反射体本体1が設置された状態を表して
いるが、(a)に示すように対象とする光が車両の前照
灯の場合にはその重点照射高さを根拠として地上150
〜300mm程度の比較的低い高さ位置に付設されるのが
好適であり、また転落防止柵や横断防止柵の場合には人
の目線高さに配慮して比較的高い位置に付設されるのが
ふさわしい。
【0037】そして、(c)〜(e)の実施形態例では
円柱,角柱等支柱の外側面に沿って密着して支柱に付設
される凹面10,添着面11を有する基体3に対し、多
数のガラスビーズ製反射器2が半埋込状態に埋設された
ビーズ支持体4が組み込まれ一体化され固定され、本発
明支柱取付用反射体が構成されている。ここにおいて
(d),(e)は基体3を角形支柱の外側面の形状に適
合した添着面11として形成させ反射体を正確に車両の
前照灯方向に向けて付設させた状態を示し、また(c)
は基体3の凹面10を円形支柱の外側面に沿わせて反射
体を正確に車両の前照灯方向に向けて付設させた状態を
示すものである。
【0038】ここで、(c)に示した断面円形の支柱の
場合、反射体は支柱側面の断面周囲および支柱上下の任
意の位置に付設が可能なため、防護柵等支柱の傾斜,屈
曲等あらゆる設置条件、および対象とする光(車両か自
転車か等)の照射条件に対応して個々に最適状態に反射
体の設置ができて優れた夜間視認性を発揮する。
【0039】なお、図6の説明では本発明支柱取付用反
射体を適用した反射体を取り付ける支柱を防護柵90を
構成する主柱として説明したが、同図(b)中に示す6
0のような防護柵90の支柱6,6間に架設された柵パ
ネルを構成する多数の縦支柱(縦桟)に対しても同様
に、縦支柱60の外側面に適応する添着面を有する反射
体が付設された場合にはきわめて高い視線誘導効果が得
られる。
【0040】
【発明の効果】上述の如く、本発明支柱取付用反射体は
支柱の外側面に沿って支柱に密着して付設される添着面
を有していることからこの反射体を支柱に取り付ける際
に支柱の外側面に沿わせるだけで簡単に付設することが
出来て、かつこの反射体としてガラスビーズ製反射器が
使用される場合にはその材料がガラス単体であるため、
反射シートのような保護フィルムによる反射効率低下や
フィルムの耐候劣化などの心配がなく、半永久的に高い
反射効果を維持することができる。
【0041】また本発明支柱取付用反射体において、反
射体本体が基体とガラスビーズ製の反射器が埋設される
ビーズ支持体とからなり、このビーズ支持体が基体に分
離可能な状態で一体化されている場合には、多種類の支
柱に対して1種類の反射体を共用して適用出来て単価の
高いガラスビーズ製反射器付ビーズ支持体が1種類で済
むためトータルコストの低減がはかれるとともに、また
反射体の基体に対してビーズ支持体が着脱自在となっ
て、反射体を簡単に交換できてメインテナンスが楽で長
期間の反射性をさほど手数をかけずに維持させることが
できる。
【0042】また本発明支柱取付用反射体において、反
射体本体が基体とガラスビーズ製の反射器が埋設される
ビーズ支持体とからなり、このビーズ支持体が基体に分
離不可能に一体化されている場合には、上述の如くガラ
スビーズ製反射器付ビーズ支持体が1種類で済むためト
ータルコストの低減がはかれるとともに、反射体本体の
基体を支柱に対して固定ねじで取り付け後にこのビーズ
支持体を接着剤により基体の嵌合部に止着後は基体を固
定している固定ねじを外すことが不可能なのでこの反射
体を外して持ち去るようないたずらを防止することがで
き、さらにまた施工現場段階で基体とビーズ支持体が分
離不可能に一体化されたものを固定ねじによって固定さ
れれば施工性が良くて、かつ施工現場の状況に即応して
反射体の設置高さや取付角度等の付設位置を正確に調節
して決められるので高い反射効果をもたらすことができ
る。
【0043】さらに本発明支柱取付用反射体は、支柱と
密着する反射体本体の基体とガラスビーズ製反射器付き
のビーズ支持体とが互いに異なる色で着色された場合に
は、反射体本体の基体とビーズ支持体とのそれぞれにつ
いて、耐候性から「黒色」、景観を重視して「緑色」、
危険警告の目的から視認性を重視して「黄色」というよ
うに使い分けされて、機能とデザインを調和させた用途
展開が可能となる。
【0044】さらにまた、本発明支柱取付用反射体は、
反射体本体が支柱と密着する基体とプリズム反射体とか
らなり、このプリズム反射体が基体に分離可能な状態で
一体化されている場合には、多種類の支柱に対して1種
類の反射体を共用で適用することが出来て単価の高いプ
リズム反射体が1種で済むのでトータルコストの低減が
はかれるとともに、反射体の基体に対してプリズム反射
体が着脱自在となり、反射体を簡単に交換できてメイン
テナンスが楽で長期間の反射性をさほど手数をかけずに
維持させることができる。加えて、本発明の支柱取付用
反射体の場合、プリズム反射体本体が基体の嵌合部内に
収納され取り付けられるので雨水や日光に対して直接曝
されることが無く、また外力の衝撃を直接的に受けるこ
とがないので融着部分に隙間やヒビ割れが生じ難くく、
したがって耐久性が増して長期間にわたって夜間の視認
性を維持させることができる。
【0045】また本発明支柱取付用反射体は、反射体本
体が支柱と密着する基体とプリズム反射体とからなり、
このプリズム反射体が基体に分離不可能に一体化されて
いる場合には、多種類の支柱に対して1種類の反射体を
共用で適用することが出来て単価の高いプリズム反射体
が1種で済むのでトータルコストの低減がはかれるとと
もに、反射体本体の基体を支柱に対して固定ねじで取り
付け後にこのプリズム反射体を接着剤によって基体の嵌
合部に止着後は基体を固定している固定ねじを外すこと
が不可能なのでこの反射体を外して持ち去るようないた
ずらを防止することができ、さらにまた基体とプリズム
反射体が分離不可能に一体化されたものを施工現場段階
で固定ねじによって固定されれば施工性が良くて、かつ
施工現場の状況に即応して反射体の設置高さや取付角度
等の付設位置を正確に調節して決められるので高い反射
効果をもたらすことができる。
【0046】そしてまた、本発明支柱取付用反射体は、
それが取り付けられる支柱の断面が円形で、これに対し
反射体本体の添着面が支柱断面に対応した凹面となされ
ている場合には、反射体を支柱側面の断面周囲および支
柱上下の任意の位置に対して付設可能になされるので、
この反射体が付設される防護柵等支柱の傾斜,屈曲等あ
らゆる設置条件、および対象とする光(車両か自転車か
等)の照射条件に対応して個々に最適状態に反射体の設
置ができて優れた夜間視認性を発揮する。
【0047】さらに本発明支柱取付用反射体は、反射体
本体に小孔または小凹部が設けられ、この小孔または小
凹部から固定ねじが螺入されて反射体が支柱に固定され
るようになされた場合には、この反射体を両面テープを
介して仮止め状態にした後に例えばタッピングねじ等の
固定ねじによって固定されるので、支柱に対してあらか
じめ固定ねじの下孔を設けておく必要がなく、かつ施工
現場の状況に即応して反射体の設置高さや取付角度等の
付設位置が決められるという利点が活かされ、施工性が
良く反射体を最適の条件に設置ができて優れた夜間視認
性を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施の一形態を示す断面図であり、反射
体の再帰反射の状態を示す。
【図2】本発明に係る、反射体の再帰反射の状態を説明
するための断面図である。
【図3】本発明支柱取付用反射体の実施形態の各例を表
す取付断面図である。
【図4】本発明支柱取付用反射体の実施形態の、他の各
例を表す取付断面図である。
【図5】本発明支柱取付用反射体の実施形態の、さらに
他の一例を表す正面図、および上面,側面から見た断面
図である。
【図6】本発明支柱取付用反射体の実施形態例の、歩車
道境界線上に設置された防護柵への展開例によって説明
するイラスト,反射体の設置状態を表す断面図である。
【符号の説明】
1 反射体本体 10 添着面 11 凹面 12 係止部 2 ガラスビーズ製反射器 21 反射面 22 球体 3 基体 31 嵌合部 32 係止凹部 4 ビーズ支持体 5 プリズム反射体 50 基板 51 レンズ体 52 係止部 53 空気層 6 支柱 60 縦支柱(縦桟) 7 固定孔 70 固定ねじ 71 両面テープ 72 ピン孔 8 車両 9 歩車道境界線 90 防護柵 91 入射光の中心線

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支柱の外側面に沿って取り付けられガラス
    ビーズ製の反射器が配設された再帰反射性を有する反射
    体であって、支柱の側面に沿って支柱に密着して付設さ
    れる添着面を有する反射体本体と、この添着面と反対側
    の反射体本体の表面に半埋込状態に埋設されたガラスビ
    ーズ製の反射器とを有することを特徴とする支柱取付用
    反射体。
  2. 【請求項2】反射体本体が支柱と密着する基体とガラス
    ビーズ製の反射器が半埋込状態に埋設されるビーズ支持
    体とからなり、このビーズ支持体が前記基体に分離可能
    な状態で一体化されていることを特徴とする請求項1記
    載の支柱取付用反射体。
  3. 【請求項3】反射体本体が支柱と密着する基体とガラス
    ビーズ製の反射器が半埋込状態に埋設されるビーズ支持
    体とからなり、このビーズ支持体が前記基体に分離不可
    能に一体化されていることを特徴とする請求項1記載の
    支柱取付用反射体。
  4. 【請求項4】反射体本体の基体とビーズ支持体とが、互
    いに異なる色で着色されていることを特徴とする請求項
    2または3記載の支柱取付用反射体。
  5. 【請求項5】支柱の外側面に沿って取り付けられ再帰反
    射性を有する反射体であって、反射体本体が支柱の側面
    に沿って支柱に密着する基体とプリズム反射体とからな
    り、このプリズム反射体が前記基体に分離可能な状態で
    一体化されていることを特徴とする支柱取付用反射体。
  6. 【請求項6】支柱の外側面に沿って取り付けられ再帰反
    射性を有する反射体であって、反射体本体が支柱の側面
    に沿って支柱に密着する基体とプリズム反射体とからな
    り、このプリズム反射体が前記基体に分離不可能に一体
    化されていることを特徴とする支柱取付用反射体。
  7. 【請求項7】支柱断面が円形であり、反射体本体の添着
    面が支柱断面に対応した凹面となされ支柱側面の自在の
    位置に付設可能になされたことを特徴とする請求項1〜
    6のいずれか1項に記載の支柱取付用反射体。
  8. 【請求項8】反射体本体に小孔または小凹部が設けら
    れ、この小孔または小凹部から固定ねじが螺入されて反
    射体が支柱に止着されてなることを特徴とする請求項1
    〜7のいずれか1項に記載の支柱取付用反射体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200445327Y1 (ko) * 2008-11-25 2009-07-21 주식회사 명등이앤씨 화분걸이를 장착한 휀스 지주
KR200445326Y1 (ko) * 2008-11-25 2009-07-21 주식회사 명등이앤씨 재귀반사성능을 가진 반구형 반사체 부착식 지주
KR101184302B1 (ko) * 2010-01-22 2012-09-20 김길호 도로표지병

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