JP2000203507A - パッケ―ジ製造方法及びパッケ―ジ - Google Patents

パッケ―ジ製造方法及びパッケ―ジ

Info

Publication number
JP2000203507A
JP2000203507A JP11004488A JP448899A JP2000203507A JP 2000203507 A JP2000203507 A JP 2000203507A JP 11004488 A JP11004488 A JP 11004488A JP 448899 A JP448899 A JP 448899A JP 2000203507 A JP2000203507 A JP 2000203507A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
package
flaps
face
packaging material
folded
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11004488A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiruta Patrick
ヒルタ パトリック
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Tetra Pak KK
Original Assignee
Nihon Tetra Pak KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Tetra Pak KK filed Critical Nihon Tetra Pak KK
Priority to JP11004488A priority Critical patent/JP2000203507A/ja
Publication of JP2000203507A publication Critical patent/JP2000203507A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)
  • Cartons (AREA)
  • Packages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 端面の外観を向上させることができ、折り畳
みによる包材の劣化を押さえることができると共に、吸
い口の取り付けを簡単に行うことができるパッケージを
製造する。 【解決手段】 胴部13の両端面14,15にシール部
16,17が一体的に設けられた成形途上のセミパッケ
ージ12の両端面14,15を押圧し、シール部16,
17の長手方向の両側を両端面14,15から突出させ
て一対のフラップ19,20を形成する。両端面14,
15のフラップ19,20の内、少なくとも一方の端面
14のフラップ19,20を胴部13側に折り畳んで接
合することによりパッケージ11とする。包材の折り畳
み数が少なく、包材が劣化することがなく、端面14の
外観が向上し、端面14に吸い口部材を簡単に取り付け
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ジュースなどの飲
料、その他の内容物が封入されたパッケージを所定の形
状に成形するパッケージ製造方法及びパッケージに関す
る。
【0002】
【従来の技術】ジュース、牛乳などの内容物が封入され
るパッケージには、紙材の表裏面に熱可塑性樹脂がラミ
ネートされた包材が使用されている。この包材を使用し
たパッケージの製造は、セミパッケージを製造した後、
セミパッケージから形状の整ったファイナルパッケージ
を成形することによって行われている。
【0003】セミパッケージの製造は、板状の包材を長
手方向に供給しながら幅方向の両端部を縦シールして筒
体とし、この筒体の内部に内容物を充填した後、適宜間
隔で横シールしながら切断することによって内容物が封
入された板状のセミパッケージとするものである。
【0004】図4はこのセミパッケージを成形すること
によって製造された従来のファイナルパッケージ1であ
る。セミパッケージからファイナルパッケージ1への成
形は、胴部2の両端面を押圧して一対のフラップ3,3
を形成し、セミパッケージの胴部2を型押しして八角形
や六角形等の多角形柱状に形状を整え、フラップ3、3
を胴部2の両端面4に折り畳んで接合することによって
なされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の方法によって製造されたファイナルパッケージ
1は、フラップ3,3が胴部2の両端面4に接合される
ため、フラップ3,3の接合部分が両端面4の他の部分
よりも厚くなって凹凸があり、平坦面とすることができ
ず、見栄えの良い外観とすることができない。又、両端
面4は胴部2の多角形に沿って折り曲げると共に、フラ
ップ3,3に沿って折り曲げるところから包材の折り畳
み回数が多いため、包材が弱くなって破れ易いものとな
る。さらに、フラップ3,3が接合されている部分は、
包材の積層数が多いため、内容物吸い出し用の吸い口部
材が取り付けにくくなる製造上の問題も有している。
【0006】そこで、本発明は、胴部の一端面の外観を
向上させることができると共に、折り畳みによる包材の
劣化を押さえることができ、さらには、吸い口の取り付
けを簡単に行うことができるパッケージの製造方法及び
パッケージを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明のパッケージ製造方法は、胴部の両
端面にシール部が一体的に設けられた成形途上のセミパ
ッケージの両端面を押圧し、シール部の長手方向の両側
を前記両端面から突出させて一対のフラップを形成する
と共に、前記胴部を所定の外形形状に成形し、前記両端
面のフラップの内、少なくとも一方の端面のフラップを
前記胴部側に折り畳んで接合することを特徴とする。
【0008】この発明では、胴部の両端面に一対のフラ
ップを形成した後、少なくとも一方の端面のフラップを
胴部側に折り畳んで接合するため、フラップは端面に接
合されることがない。従って、端面に凹凸ができること
がなく、端面の外観が向上する。又、端面の折り畳み数
が少ないため、包材が劣化して破れることがなくなる。
さらには、フラップが端面にないところから、端面に対
して内容物吸い出し用の吸い口の取り付けが容易とな
る。
【0009】請求項2の発明は、請求項1記載の発明で
あって、前記一方の端面が、胴部側に折り畳んだフラッ
プの間で弧状に成形されていることを特徴とする。
【0010】この発明では、端面が弧状に成形されるこ
とによってフラップが弧状の先端に位置するため、フラ
ップが薄くなり、胴部への折り畳みを簡単に行うことが
できる。又、端面が弧状となることにより、端面が人の
唇に沿うことができる。このため、この端面に吸い口を
取り付けることにより、内容物が飲み易くなる使用上の
便利性がある。
【0011】請求項3の発明のパッケージは、所定の外
形形状に成形される胴部の両端にシール部が設けられ、
このシール部の長手方向の両側を突出させることにより
形成された一対のフラップの内、少なくとも一方の端面
のフラップが前記胴部側に折り畳まれて接合されている
ことを特徴とする。
【0012】この発明では、少なくとも一方の端面の一
対のフラップが胴部に折り畳まれて接合されているた
め、端面に凹凸のないパッケージとなり、外観が向上す
ると共に、端面に吸い口を簡単に取り付けることができ
る。
【0013】請求項4の発明は、請求項3記載の発明で
あって、前記一方の端面に、胴部側に折り畳んだフラッ
プの間に設けられた弧状部が形成されていることを特徴
とする。
【0014】この発明では、一方の端面に形成された弧
状部が吸い口を取り付ける際の目安となるため、吸い口
部材を間違いなく取り付けることができ、使用上便利と
なる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1〜
図3により説明すると、図1はパッケージの製造工程の
斜視図を、図2は製造されたパッケージの斜視図を、図
3はパッケージの正面図を示す。この実施形態のパッケ
ージ11は、図1(a)で示すセミパッケージ12を製
造した後、図1(b)で示す成形の後、図1(c)及び
図2で示すファイナルパッケージ(パッケージ)11に
成形するものである。
【0016】パッケージ11の包材としては、表裏面に
熱可塑性樹脂がラミネートされた板状の紙材が使用され
る。紙材からなるところから包材は長い板状となってお
り、この板状の包材を長手方向に供給しながら供給方向
に沿って縦シールして筒体とし、この筒体の内部にジュ
ース、牛乳などの内容物を充填する。そして、適宜間隔
で横シールしながら切断することにより、内容物を充填
した所定厚さのセミパッケージ12を製造する。
【0017】このセミパッケージ12は図1(a)で示
すように、内容物が充填された胴部13の両端面14,
15にシール部16,17が一体的に設けられている。
シール部16,17は上述した横シールによって形成さ
れるものであり、胴部13の両端面14,15に対し、
胴部13の長さ方向と直交する方向に設けられている。
この胴部13の両端面14,15を押圧すると共に、胴
部13に折曲線18を形成する。
【0018】そして、胴部13の両端面14,15への
押圧によって、シール部16,17の長手方向の両側を
両端面14,15から胴部13の長さ方向に突出させ
る。これにより胴部13の両端面14,15に、図1
(b)で示すように一対のフラップ19,20をそれぞ
れ形成する。このとき、端面14に対しては、端面15
よりも大きな押圧力を作用させる。これにより、端面1
4には大きく窪んだ弧状部21が形成される。なお、端
面15側では、弧状部21を形成することがない押圧力
で一対のフラップを突出させる。なお、図1(b)では
端面15側のフラップを図示してない。
【0019】一方、胴部13への折曲線18の形成は、
セミパッケージ12の胴部1に対して型押しすることに
より行い、これにより、折曲線18を介して胴部13を
六角形、八角形などの多角形(図示する形態では、八角
形)の柱状に成形する。
【0020】その後、一方の端面14側の一対のフラッ
プ19,20を胴部13側に折り畳む。この折り畳みに
先立っては、それぞれのフラップ19,20の外面及び
フラップ19,20が折り畳まれる胴部13の外面に対
して熱風を吹き付けることによって包材にラミネートさ
れている樹脂を溶融状態としておく。そして、フラップ
19,20を胴部13側に折り畳んだ後、フラップ1
9,20を胴部13の外面に押圧する。このときフラッ
プ19,20及び胴部13の樹脂が溶融状態なっている
ため、図1(c)で示すようにフラップ19,20が胴
部13の外面に良好に接合される。
【0021】一方、端面15側に対しては、図1(a)
で示すように胴部13の折曲線18に続く折り線22を
形成した後、端面15及びその一対のフラップに熱風を
吹き付ける。そして、折り線22に沿ってフラップを端
面15側に折り畳むことによってフラップを端面15に
接合する。この接合によって端面15側はフラットとな
るため、パッケージ11の底部とすることができる。
【0022】図2及び図3は、以上によって製造された
パッケージ(ファイナルパッケージ)11を示し、端面
14側においては、シール部16の両側を突出させた一
対のフラップ19,20が胴部13側に折り畳まれて接
合されていると共に、端面14には窪んだ弧状部21が
フラップ19,20の間に形成されている。
【0023】このようなパッケージの製造では、フラッ
プ19,20が端面14に折り畳まれて接合されること
がなく、端面14の折り畳み数が少ないため、包材が劣
化して破れることがなくなる。
【0024】又、端面14にフラップ19,20が接合
されていないため、図1(c)及び図2の鎖線23で示
すように、端面14に内容物吸い出し用の吸い口部材を
取り付けることが容易となり、取り扱い性が向上する。
【0025】さらに、フラップ19,20はシール部1
6の両側を突出させることによって形成されており、シ
ール部16に沿っているため、フラップ19,20を胴
部13側に折り畳んでもシール部16に過度の力が作用
することがなく、シール部16が安易に破れることもな
くなくなる。
【0026】又、端面14が弧状となっており、この弧
状部21の先端にフラップ19,20が位置しているた
め、フラップが薄くなり、胴部13側への折り畳みを簡
単に行うことができる。
【0027】特に、この実施形態では、端面14に形成
された窪んだ弧状部21が人の唇に沿うことができる。
従って、この弧状部21に吸い口23を取り付けること
により、内容物が飲み易くなるメリットがある。又、弧
状部21が形成されている端面を吸い口取り付け側と判
断できるため、吸い口部材を間違いなく取り付けること
ができる。さらに、弧状部21が形成されることによ
り、他のパッケージとは異なった外観とすることがで
き、他のパッケージとの差別化が可能で、商品価値を向
上させることが可能となっている。
【0028】なお、本発明では、端面14のみならず、
端面15側のフラップを胴部13側に折り畳んで接合し
ても良い。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、少なくとも一方の端面のフラップを胴部側に折
り畳んで接合するため、フラップは端面に接合されるこ
とがなく、端面に凹凸ができないため、端面の外観が向
上すると共に、端面の折り畳み数が少ないため、包材が
劣化して破れることがなくなる。又、フラップが端面に
ないところから、端面に対して内容物吸い出し用の吸い
口の取り付けが容易となる。
【0030】請求項2の発明によれば、端面が弧状に成
形されることによってフラップが薄くなり、胴部への折
り畳みを簡単に行うことができると共に、端面が人の唇
に沿うことができ、端面に吸い口を取り付けることによ
り、内容物が飲み易くなる。
【0031】請求項3の発明によれば、一対のフラップ
が胴部に折り畳まれて接合されているため、凹凸のない
端面のパッケージとなり、外観が向上すると共に、端面
に吸い口を簡単に取り付けることができる。
【0032】請求項4の発明によれば、端面に形成され
た弧状部が吸い口を取り付ける際の目安となるため、吸
い口を間違いなく取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の製造工程を示し、(a)
はセミパッケージの斜視図、(b)は端面にフラップを
形成した状態の斜視図、(c)はファイナルパッケージ
の斜視図である。
【図2】本発明の実施形態によって製造されるパッケー
ジの斜視図である。
【図3】本発明の実施形態によって製造されるパッケー
ジの部分正面図である。
【図4】従来のパッケージの斜視図である。
【符号の説明】
11 ファイナルパッケージ 12 セミパッケージ 13 胴部 14 15 端面 16 17 シール部 19 20 フラップ 21 弧状部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E050 AA01 AA02 AA08 BA01 DC01 DE06 DG07 GA02 GA10 GC02 3E060 AA04 AB03 BA03 BC04 DA11 DA30 EA03 EA13 3E067 AA03 AB26 BA06A BA13A BA18A BB01A BB14A BB25A BC03A CA24 EA06 FA01 FC01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 胴部の両端面にシール部が一体的に設け
    られた成形途上のセミパッケージの両端面を押圧し、シ
    ール部の長手方向の両側を前記両端面から突出させて一
    対のフラップを形成すると共に、前記胴部を所定の外形
    形状に成形し、前記両端面のフラップの内、少なくとも
    一方の端面のフラップを前記胴部側に折り畳んで接合す
    ることを特徴とするパッケージ製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発明であって、前記一方
    の端面が、胴部側に折り畳んだフラップの間で弧状に成
    形されていることを特徴とするパッケージ製造方法。
  3. 【請求項3】 所定の外形形状に成形される胴部の両端
    面にシール部が設けられ、このシール部の長手方向の両
    側を突出させることにより形成された一対のフラップの
    内、少なくとも一方の端面のフラップが前記胴部側に折
    り畳まれて接合されていることを特徴とするパッケー
    ジ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の発明であって、前記一方
    の端面に、胴部側に折り畳んだフラップの間に設けられ
    た弧状部が形成されていることを特徴とするパッケー
    ジ。
JP11004488A 1999-01-11 1999-01-11 パッケ―ジ製造方法及びパッケ―ジ Pending JP2000203507A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11004488A JP2000203507A (ja) 1999-01-11 1999-01-11 パッケ―ジ製造方法及びパッケ―ジ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11004488A JP2000203507A (ja) 1999-01-11 1999-01-11 パッケ―ジ製造方法及びパッケ―ジ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000203507A true JP2000203507A (ja) 2000-07-25

Family

ID=11585490

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11004488A Pending JP2000203507A (ja) 1999-01-11 1999-01-11 パッケ―ジ製造方法及びパッケ―ジ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000203507A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003024689A1 (fr) * 2001-09-12 2003-03-27 Tetra Laval Holdings & Finance S.A. Procede de moulage de piece en plastique sur un contenant en materiau tisse flexible, dispositif correspondant, et contenant sur lequel est moulee une piece en plastique

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003024689A1 (fr) * 2001-09-12 2003-03-27 Tetra Laval Holdings & Finance S.A. Procede de moulage de piece en plastique sur un contenant en materiau tisse flexible, dispositif correspondant, et contenant sur lequel est moulee une piece en plastique
US7387217B2 (en) 2001-09-12 2008-06-17 Tetra Laval Holdings & Finance S.A. Method of molding plastic part to container made of flexible web material, a device therefor, and container having plastic part molded thereto

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3522003B2 (ja) 容器キャリヤ
JPH0755708B2 (ja) 液状内容物用包装容器
JPH04242539A (ja) 容器、特に飲用カップおよびその製造方法
US20100257821A1 (en) Soap bar wrapper
JPS6442271U (ja)
JP2000203507A (ja) パッケ―ジ製造方法及びパッケ―ジ
JPS5984705A (ja) シ−ト材料の周縁接着に関する改良
JP4338245B2 (ja) パッケージ製造方法及びパッケージ
JP2000203508A (ja) パッケ―ジ製造方法
JPS63156968U (ja)
JPH02105838U (ja)
JPS63147451U (ja)
JPH0263305U (ja)
JP4478287B2 (ja) コップ状容器
JP2000210179A (ja) 紙製トレ―
JPH11124145A (ja) 内底入り角底袋及びその製造方法
JPS6126198Y2 (ja)
JPH0584108A (ja) サツク又はバツグ及びその製造方法
JPH069937Y2 (ja) 円筒状物の包装容器
JPH01128576U (ja)
JP4385648B2 (ja) 分別廃棄が容易な緩衝封筒とその製造方法
JPH0126622Y2 (ja)
JPH0427807Y2 (ja)
JP3055720U (ja) 粉体包装用紙袋
JPH11236054A (ja) 自立性複合容器