JP2000210179A - 紙製トレ― - Google Patents

紙製トレ―

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JP2000210179A
JP2000210179A JP11018099A JP1809999A JP2000210179A JP 2000210179 A JP2000210179 A JP 2000210179A JP 11018099 A JP11018099 A JP 11018099A JP 1809999 A JP1809999 A JP 1809999A JP 2000210179 A JP2000210179 A JP 2000210179A
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Suehito Ando
末人 安藤
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JUJO CENTRAL KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ストレッチ・フィルム包装を施されても、側
板がフィルム張力によって変形されることの無い、合成
樹脂不使用の紙製トレーを提供すること。 【解決手段】 多角形の底板の周縁と、この周縁に連続
する側板との間の折曲線を側板上端縁に向かう緩円弧線
とする等の手段により、各側板に外側方向へ向かう反発
弾性を持たせ、この反発弾性で、ストレッチ・フィルム
包装時のフィルム張力に対抗させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被包装物を収納
し、ポリエチレンフィルム等によりストレッチ・フィル
ム包装される紙製トレーの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】ストレッチ・フィルム包装されるトレー
としては、現在発泡ポリスチロール製のものが多用され
ているが、廃棄時の公害問題等のため、無公害の紙製ト
レーが望まれているものの、厚紙製のトレーでは、スト
レッチ・フィルム包装時のフィルム張力のため、トレー
の側板部分が変形し、外観を損ねる問題を有している。
【0003】上記紙製トレーの問題を解決する紙製トレ
ーとして、熱可塑性合成樹脂を含浸させた芯紙の両面に
薄い化粧紙を配置し、雌雄金型による加熱,加圧により
成形したトレーも提案されているが、縮径部分の皺寄
り、拡径部分における化粧紙の破断等が生じ外観を損ね
ると共に、印刷適性が無いのみでなく、含浸樹脂の使用
を避けられない問題を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の紙製トレーの有
する前記課題に鑑み、本発明は、厚紙ブランクからの折
り曲げ、接着のみで成形でき、しかもストレッチ・フィ
ルム包装を施しても、側板部分に目立つ程の変形を生ず
ることが無く、印刷適性が大きく、縮径部分も平坦に成
形でき、良好な外観を維持でき、しかも使用紙量の増大
を生ずることの無い紙製トレーを提供することを課題と
している。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、請求項1の発明では、多角形の底板の周縁から折り
曲げによって立設された各側板が周方向に一連に接続さ
れており、対称位置で対向する少なくとも1組の側板
は、いずれも中央域の外向きの反発弾性が、中央域の左
右の両側域の反発弾性より強く設定され、前記中央域の
外向きの反発弾性の強さが合成樹脂フィルムによるスト
レッチ・フィルム包装時のフィルムの張力と概ね等しい
強さに選定されているというトレー構成とした。
【0006】請求項2の発明では、請求項1の発明に、
対称位置で対向する少なくとも1組の側板と底板との内
折線が、各側板の長手方向中心点で、該側板の上端縁に
最も接近した緩円弧線に形成されているという構成を付
加した。
【0007】請求項3の発明では、請求項1または請求
項2の発明に、対称位置で対向する少なくとも1組の側
板と底板との間の緩円弧線である内折線の両端を結ん
で、底板中心に向かう緩円弧線である内折り折曲線が形
成されているという構成を付加した。
【0008】請求項4の発明では、請求項1,請求項2
または請求項3の発明に、各側板が底板に対して斜め外
向きに傾斜させられているという構成を付加した。
【0009】請求項5の発明では、請求項3または請求
項4の発明に、側板と底板との間の緩円弧線である内折
線と、この内折線の両端を結び底板中心に向かう緩円弧
線である内折り折曲線とで囲まれた部分が底板の一部を
形成しているという構成を付加した。
【0010】請求項6の発明では、請求項1,請求項2
または請求項4の発明に、4周の側板と底板との間の緩
円弧線である内折線で囲まれた底板部分が、トレー開口
部へ向かう緩凸面とされているという構成を付加した。
【0011】請求項7の発明では、請求項1の発明に、
対称位置で対向する少なくとも1組の側板と底板との内
折線が、該側板の左右の両側域では、折曲位置を規制で
きる深さとされ、該側板の中央域では、前記左右の両側
域の折曲線の深さより浅い深さとされた直線凹痕である
という構成を付加した。
【0012】請求項8の発明では、請求項1ないし請求
項7のいずれかの発明に、各側板が内側板片と外側との
2重構造とされているという構成を付加した。
【0013】請求項9の発明では、請求項8の発明に、
側板を構成している内側板片と外側板片とが少なくとも
外側板片の全下辺部分で一体に接着されているという構
成を付加した。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、請求項1ないし請求項4
の各発明および請求項8ならびに請求項9の各発明を併
せ適用した第1の実施例たる紙製トレーの成形に使用さ
れるブランクの展開平面図である。
【0015】図示例では4角形とされた底板1の周縁
2,3,4,5から折り曲げによって立設される側板
6,7,8,9が延設されており、各側板6〜9は、内
側板片6A,7A,8A,9Aと外側板片6B,7B,
8B,9Bとが、各側板6〜9の上端縁を形成する外折
線6C,7C,8C,9Cにおいて一連に連続させられ
ている。
【0016】前記外側板片7Bと9Bの両端には、貼着
片10A,10B,11A,11Bが形成されており、
立設された側板6,7,8,9が周方向において一連に
接続される。
【0017】また前記底板1と各側板6〜9とは、底板
1の周縁2,3,4,5と、内折線12,13,14,
15とにおいて、各側板6〜9が立設状態に折り曲げら
れるものであり、各内折線12〜15は、各側板6〜9
の長手方向中心部分12A,13A,14A,15A
で、各側板6〜9の上端縁を形成する前記外折線6C〜
9Cに最も接近した緩円弧線に形成されている。
【0018】図示例においては、対称位置で対向する1
組の側板7と9との長さが他の対向する1組の側板6と
8との長さより長いので、内折線13,15と内折線1
2,14との曲率半径が概ね同等であっても、側板7と
9とにおける内折線13と15との中心部分13Aと1
5Aと、両側板7と9との上端縁を形成する外折線7C
と9Cとの間隔は、他の側板6と8との内折線12と1
4との中心部分12Aと14Aと、両側板6と8との上
端縁を形成する外折線6Cと8Cとの間隔より短くなっ
ている。
【0019】また底板1の周縁2,3,4,5は、前記
内折線12〜15の両端を結び、底板1の中心に向かう
緩円弧線の内折り折曲線であり、その曲率半径は、前記
内折線12〜15と概ね同等に設定されている。
【0020】各内側板片6A〜9Aは、図1から明らか
なごとく、各両側端縁が、斜外方へ張り出す傾斜縁1
6,17,18,19とされているので、各側板6〜9
が貼着片10A,10B,11A,11Bで一連に連続
されたとき、各側板6〜9は底板1に対し、斜め外向き
に傾斜させられた姿勢となる。なお貼着片10A,10
B,11A,11Bを限る一点鎖線は内接線である。
【0021】図1に示すブランクは、以上説明した構造
であるから、底板1の周縁2〜5を限る内折り折曲線お
よび内折線12〜15に沿って全側板6〜9を立ち上が
るように内折りさせると、緩円弧を画く周縁2〜5たる
内折り折曲線の中央部分と内折線12〜15の中央部分
12A〜15Aでは、左右両側域に引張られて直線状の
折曲縁を形成しようとする内部応力が作用する。
【0022】この内部応力が内側板片6A〜9Aの外折
線6C〜9C部分を外側方へ反発させる力を発生させ、
側板7,9の内折線13,15の中心部分13A,15
Aと外折線7C,9Cとの間隔が、他の側板6,7の内
折線12,14の中心部分12A,14Aと外折線6
C,8Cとの間隔より狭いことに起因して、側板7,9
の外折線7C,9C部分に強い外側方への反発弾性を生
じさせる。
【0023】各側板6〜9の外側板片6B〜9Bは、そ
れぞれ外折線6C〜9Cで折曲されて内側板片6A〜9
Aの外側面に当接され、貼着片10A,10B,11
A,11Bで一連に連続され、かつ内側板片6A〜9A
と外側板片6B〜9Bとが、少なくとも外側板片6B〜
9Bの全下辺部分で一体に接着されて2重構造の側板6
〜9に形成され、紙製トレー100が完成される。
【0024】既述のごとく、内側板片6A〜9Aは、緩
円弧線である内折線12〜15と内折り折曲線たる周縁
2〜5と、外折線6C〜9Cとの位置関係と、傾斜縁1
6〜19の存在とにより、図2に示されるごとく、底板
1に対し斜め外傾斜の姿勢を占めると同時に、図2中矢
印Aで示すごとく、外側方向へ向かう反発弾性として作
用する内部応力を有して組み立てられ、更に外側板片6
B〜9Bが、少なくともその全下辺部分において内側板
片6A〜9Aの外側面に接着されていることにより、前
記内部応力に加えて図2中矢印Bで示すごとく、内側板
片6A〜9Aと外側板片6B〜9Bよりなる側板6〜9
の上端縁部分に下方へ向かう強い引張力が作用すること
となる。
【0025】図2は、図1中O−O線位置における紙製
トレー100の断面を略示しているが、図1中P−P線
位置における紙製トレー100の断面においても、強さ
は若干弱いものの同様の反発内部応力と引張力とが発生
し、作用する。
【0026】従って、紙製トレー100に被包装物が収
納され、ストレッチ・フィルム包装が施されることによ
り、フィルム張力が図2中矢印Cで示す方向から側板
9,7の上端縁部分に作用したとき、前記矢印Aで示す
内部応力と、矢印Bで示す引張力とが複合して矢印Cで
示すフィルム張力に対抗し、側板9,7の内側への変曲
を防止し、紙製トレー100の包装形態を佳良なものと
しうる。
【0027】図3は、第2の実施例たる紙製トレーの成
形に使用されるブランクの展開平面図であって、図1に
示される貼着片10A,10B,11A,11Bに相当
する貼着片10C,10D,11C,11Dが、側板
6,8の内側板片6A,8Aの両端に形成されている点
で図1に示されるブランクと相違している外は、図1に
示すものと同一構造とされている。
【0028】図3に示される貼着片10C,10Dおよ
び11C,11Dは、側板6〜9が折曲される時点で、
内側板片7Aおよび9Aの外側面に貼着したのち、外側
板片6B〜9Bを対応する内側板片6A〜9Aの外側面
に貼着してもよく、また外側板片7B,9Bを対応する
内側板片7A,9Aの外側面に貼着したのち、外側板片
7B,9Bの外側面の貼着片10C,10D,11C,
11Dを貼着し、続いて外側板片6B,8Bを対応する
内側板片6A,8Aの外側面に貼着してもよく、この外
側板片6B,8Bの貼着を省略し、ストレッチ・フィル
ムによる包装により外側板片6B,8Bを内側板片6
A,8Aの外側面に押圧保持するようにしてもよく、貼
着片10C,10D,11C,11Dの貼着は、任意に
選択できるものである。
【0029】図4は、請求項5の発明の実施の一例を示
しており、図1および図2に示す実施例のものに比し、
側板20,21,22,23の各内側板20A,21
A,22A,23Aに形成された内折線24,25,2
6の曲率半径が小さく、このため各側板の長手方向にお
ける中央域において、各側板の上端縁を形成する外折線
20C,21C,22C,23Cにより一層近接させら
れると共に、底板28の周縁部において、前記内折線2
4,25,26の各両端を結び、これらの内折線24〜
26と同一曲率半径で底板28の中心に向かう緩円弧線
たる内折り折曲線29,30,31と該内折線24,2
5,26との各側板中央域における間隔も、前記第1の
実施例より広くなっている。なお側板23の図示されて
いない内側板にも同一の内折線および内折り折曲線が形
成されている。
【0030】前記内折線および内折り折曲線の構造によ
り内折線24,25,26と内折り折曲線29,30,
31とで囲まれた部分32,33,34とは、底板28
の周辺において、外上向きに傾斜した緩円弧面である底
面の一部分を形成している。
【0031】前記底面の一部分32,33,34の存在
は、図1および図2に示した実施例と同様に側板20〜
23にストレッチ・フィルム包装時に、強い反発弾性た
る内部応力によりフィルム張力に対抗し、紙製トレーの
変形を防止する。
【0032】図5は、請求項6の発明の実施の一例を示
しており、側板35,36,37,38の各内側板片3
5A,36A,37Aに、図4に示す実施例の内折線2
4,25,26と同様の内折線39,40,41のみが
形成され、図4に示される内折り折曲線29,30,3
1に相当する内折り折曲線が形成されていない実施例で
ある。なお側板23にも、図示されていないが内側板に
内折線25と同一の内折線が形成されている。
【0033】図5に示す実施例では、底板42から各側
板35〜38を内折線39,40,41に沿って折り曲
げ立設させると、緩円弧線である内折線39,40,4
1に沿って底板42全体がトレー開口部へ向かって突出
した球面状の緩凸面に形成され、各側板35〜38は、
内折線39,40,41に起因する反発弾性たる内部応
力により、ストレッチ・フィルム包装時のフィルム張力
に対抗し、紙製トレーの変形が防止される。
【0034】図1ないし図5に示す各実施例は、いずれ
も各側板の外向きの反発弾性たる内部応力を底板から折
曲し、立設する各側板の内折線を緩円弧曲線とすること
により生起させているが、図6に示される請求項7の発
明では、各側板43,44,45,46の内折線43
A,44A,45Aを底板47の四角形周縁に沿う直線
とし、各内折線43A,44A,45Aを形成している
凹痕の深さによって各側板43〜46に外向きの反発弾
性たる内部応力を発生させている。
【0035】すなわち請求項7の発明では、各折曲線4
3A〜45Aの左右の両側域43B,44B,45Bで
は、各側板43〜46の折曲位置を規制できる深さの内
折線とされ、中央域43C,44C,45Cでは前記左
右の両側域43B〜45Bより浅い深さとされ、各側板
43〜46に外向きの反発弾性たる内部応力を発生させ
うる凹痕とされている。
【0036】図6に示す実施例における内折線の左右の
両側域43B〜45Bおよび中央域43C〜45Cの長
さおよび凹痕の深さは、紙質およびストレッチ・フィル
ム包装時のフィルム張力に応じて実験的に選定される。
【0037】図示のいずれの実施例においても、トレー
は四角形状とされているが、トレーの形状としては多角
形であればよく、四角形に限定されるものではないと共
に、側板は外側板片を省略し、内側板片のみを残置し、
隣接するもの同士を接続させてもよいことは勿論であ
る。
【0038】
【発明の効果】請求項1の発明では、紙製トレーの多角
形の底板から折り曲げによって立設され、周方向に一連
に接続されている側板のうちの対称位置で対向する少な
くとも1組の側板において、中央域の外向きの反発弾性
が左右の両側域の反発弾性より強く設定され、その強さ
がストレッチ・フィルム包装時のフィルムの張力と概ね
等しくされているので、前記側板をストレッチ・フィル
ムの張力方向に合致させれば、ストレッチ・フィルム包
装されても紙製トレーの形態が乱れない効果を奏する
し、前記側板の中央域の両側域における外向きの反発弾
性が、中央域より弱く設定されているので、該側板の折
り曲げで立設される姿勢は、正確な位置と形態に維持さ
れる効果を奏する。
【0039】請求項2の発明では、対称位置で対向する
少なくとも1組の側板における底板との間の内折線が側
板の中央域で該側板の上端縁に最も接近した緩円弧線に
形成されているので、該側板の折曲に伴う反発弾性が、
中央部で最も強く発現され、ストレッチ・フィルムの包
装後の展張形態を、該フィルムの中央部分に皺寄りの無
い外観の佳良なものとしうる効果を奏する。
【0040】請求項3の発明では、底板から折り曲げに
よって立設されている側板の折り曲げ線が、相反する方
向の2本の緩円弧線とされているので、折り曲げに起因
する側板の反発弾性が2箇所で生起され、ストレッチ・
フィルム包装に対する対抗力をより強くしうる効果を奏
する。
【0041】請求項4の発明では、各側板が底板に対し
て斜め外向きに傾斜させられているので、前記反発弾性
を、ストレッチ・フィルム包装時のフィルム張力に対
し、より一層有効に対抗させうる効果を奏する。
【0042】請求項5の発明では、側板と底板との間の
内折線と内折り折曲線とで囲まれた部分が底板の一部を
形成しているので側板の反発弾性を強めうるのみでな
く、底板の周縁に凹陥した隅部が形成されず、内容物の
取り出しを容易ならしめる効果も奏する。
【0043】請求項6の発明では、底板全体がトレーの
開口部へ向かう緩凸面とされているので側板に反発弾性
を発生させる構造を利用して嵩の低い物品の収納に適し
たトレーたらしめうる効果を奏する。
【0044】請求項7の発明では、従来の四角形トレー
の外観を維持したままで、側板に十分な反発弾性を発現
させうる効果を奏し、内折線の形成型を変更するのみ
で、従来の製箱装置,工程を利用できる効果をも奏す
る。
【0045】請求項8の発明では、側板に十分な強さの
反発弾性を持たせうるにも拘らず、トレーの外側面部分
を折曲線の無い平坦面としうるので、必要とされる文
字,図柄等の印刷等を施しうる効果を奏する。
【0046】請求項9の発明では、側板の反発弾性をよ
り一層強いものとしうる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 請求項1ないし請求項4ならびに請求項8,
請求項9の各発明を併せ適用した第1の実施例のブラン
クの展開平面図である。
【図2】 図1中O−O線位置における紙製トレーの断
面略示図である。
【図3】 第2の実施例のブランクの展開平面図であ
る。
【図4】 請求項5の発明の実施の一例の略示斜視図で
ある。
【図5】 請求項6の発明の実施の一例の略示斜視図で
ある。
【図6】 請求項7の発明の実施の一例の略示斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 底板 2〜5 周縁(内折り折曲線) 6〜9 側板 6A〜9A 内側板片 6B〜9B 外側板片 12〜15 内折線 12A〜14A 長手方向中心部分 32〜34 囲まれた部分 43〜46 側板 43A〜45A 内折線 43B〜45B 両側域 43C〜45C 中央域 100 紙製トレー

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多角形の底板の周縁から折り曲げによって
    立設された各側板が周方向に一連に接続されており、 対称位置で対向する少なくとも1組の側板は、いずれも
    中央域の外向きの反発弾性が、中央域の左右の両側域の
    反発弾性より強く設定され、 前記中央域の外向きの反発弾性の強さが合成樹脂フィル
    ムによるストレッチ・フィルム包装時のフィルムの張力
    と概ね等しい強さに選定されている紙製トレー。
  2. 【請求項2】対称位置で対向する少なくとも1組の側板
    と底板との内折線が、各側板の長手方向中心部分で、該
    側板の上端縁に最も接近した緩円弧線に形成されている
    請求項1記載の紙製トレー。
  3. 【請求項3】対称位置で対向する少なくとも1組の側板
    と底板との間の緩円弧線である内折線の両端を結んで、
    底板中心に向かう緩円弧線である内折り折曲線が形成さ
    れている請求項1または請求項2記載の紙製トレー。
  4. 【請求項4】各側板が底板に対して斜め外向きに傾斜さ
    せられている請求項1,請求項2または請求項3記載の
    紙製トレー。
  5. 【請求項5】側板と底板との間の緩円弧線である内折線
    と、この内折線の両端を結び底板中心に向かう緩円弧線
    である内折り折曲線とで囲まれた部分が底板の一部を形
    成している請求項3または請求項4記載の紙製トレー。
  6. 【請求項6】4周の側板と底板との間の緩円弧線である
    内折線で囲まれた底板部分が、トレー開口部へ向かう緩
    凸面とされている請求項1,請求項2または請求項4記
    載の紙製トレー。
  7. 【請求項7】対称位置で対向する少なくとも1組の側板
    と底板との内折線が、左右の両側域では、折曲位置を規
    制できる深さとされ、中央域では、前記左右の両側域の
    折曲線の深さより浅い深さとされた直線凹痕である請求
    項1記載の紙製トレー。
  8. 【請求項8】多角形の底板の周縁から折り曲げによって
    立設された各側板が内側板片と外側板片との2重構造と
    されている請求項1ないし請求項7のいずれかに記載さ
    れる紙製トレー。
  9. 【請求項9】側板を構成している内側板片と外側板片と
    が少なくとも外側板片の全下辺部分で一体に接着されて
    いる請求項8記載の紙製トレー。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007015717A (ja) * 2005-07-06 2007-01-25 Dainippon Printing Co Ltd 紙製トレー状容器
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