JP2000203436A - ステアリングコラムの操舵機構 - Google Patents

ステアリングコラムの操舵機構

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JP2000203436A
JP2000203436A JP11005899A JP589999A JP2000203436A JP 2000203436 A JP2000203436 A JP 2000203436A JP 11005899 A JP11005899 A JP 11005899A JP 589999 A JP589999 A JP 589999A JP 2000203436 A JP2000203436 A JP 2000203436A
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steering
shaft
collar
fixed
drive gear
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Norihiko Warashina
紀彦 藁科
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Jtekt Column Systems Corp
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Fuji Kiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動転舵機構をステアリングコラムの下端部
に設定できるようにユニット化して各種のステアリング
コラムに適用可能な汎用性を持たせる。 【解決手段】 シャフト37に挿通して結合するカラー
40と、カラー40に軸受45を介して回転可能に支持
された駆動ギヤ51と、駆動ギヤ51と結合された板バ
ネ52と、板バネ52と結合されて駆動ギヤ51と一体
で回動するとともに軸方向へ移動可能なプレート53
と、プレート53と対面するフェージング54を有して
カラー40と一体回転可能なロータ55と、ロータ55
を介してプレート53と対面するように蓋部58に固定
された電磁コイル56と、カラー40を回転可能に収納
して一端部がジャケットチューブ8の下端部に同心状に
固定可能なハウジング43と、駆動ギヤ51を自動制御
ユニットからの信号により駆動する電動モータ62とか
ら構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は自動転舵機構や補
助操向操舵機構を備えたステアリングコラムに関するも
ので、特に自動転舵機構や補助操向操舵機構をユニット
化して汎用性を持たせることで各種のステアリングコラ
ムの下端部に組付けることができるようにした操舵機構
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動転舵機構は、自動車の走行時におけ
る操舵を運転者による手動のみでなく、例えば路面の白
線を画像認識してその白線に沿う走行が自動で行えるよ
うにした自動運転制御ユニットの電気信号により駆動す
る電動モータを介してステアリングシャフトの舵角を設
定するためにステアリングコラムに付加する機械的構成
である。
【0003】基本的には、自動運転制御ユニットからの
電気信号により駆動する電動モータでステアリングシャ
フトを所要の角度回転させることができるようにした機
構で、安全性確保のために、自動運転中においては運転
者による手動操向が優先して切り替えられるように構成
される。この切り替えは電気的に行うとトラブルを生じ
易いので、一般的には自動転舵機構に内蔵させたクラッ
チ手段にて機械的に行われる(特開平10−22635
4号参照)。
【0004】補助操向操舵機構は、運転者による操舵を
機械的に補助して運転者の操舵力を軽減するものであ
り、例えば、トルクセンサが運転者による操舵を検出す
ると、制御ユニットが電動モータを駆動してステアリン
グシャフトを回動させることで操舵を補助する構成であ
り、その機械的構成は上記自動転舵機構と酷似してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、自動転
舵機構や補助操向操舵機構はステアリングコラムのどの
部位に組み付けるかが問題であり、前記公開公報記載の
発明ではステアリングコラムの中間部付近に配設してい
る。
【0006】したがって、ステアリングコラムの中間部
の構成が複雑で重量が重くなり、ステアリングホイール
のチルト構造(上下方向位置調節)やテレスコピック構
造(軸方向進退調節)を配設することが難しくなる。ま
た、従来の自動転舵機構は特定のステアリングコラムに
おける特殊の構造を有するので、各種のステアリングコ
ラムに汎用できる構造を有していない。
【0007】さらに、電磁クラッチを用いたパワーステ
アリングコラムとして、特開昭62−4671号にて提
供された発明があるが、そのクラッチ機構は複数の部品
にまたがってアクチュエーターの部品が取り付けられて
いるため、複数の部品間のずれが生じる可能性が高く、
アクチュエーターの同心性を確保し難いなどの問題があ
り、アクチュエーターの性能に悪影響を及ぼす。
【0008】そこで、この発明は自動転舵機構や補助操
向操舵機構のステアリングコラムへの組付け部位をステ
アリングコラムの下端部に設定できるようにユニット化
することによって各種のステアリングコラムに適用でき
る汎用性を具えたステアリングコラムの操舵機構を提供
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明にかかるステア
リングコラムの操舵機構は、請求項1によれば、制御ユ
ニットからの信号により駆動する電動モータが取り付け
られるとともに、一端部がステアリングコラムの下端部
に固定可能なハウジングと、ステアリングシャフトの下
端部に挿通して結合されるとともに前記ハウジングに回
転可能に支持されるカラーと、該カラーに軸受を介して
回転可能に支持され前記駆動モータより駆動する駆動ギ
ヤと、該駆動ギヤと結合された板バネと、該板バネと結
合されて前記駆動ギヤと一体で回動するとともに軸方向
へ移動可能なプレートと、該プレートと対面するフェー
ジングを有して前記カラーと一体回転可能なロータと、
該ロータを介して前記プレートと対面するようにハウジ
ングに収納して固定された電磁コイルとからなることを
特徴とする。
【0010】したがって、ステアリングシャフトに挿通
固定するカラーに全ての部品を搭載したユニットとして
完成された操舵機構を、ジャケットチューブに連結して
チルト機構やテレスコ機構等を有する各種のステアリン
グコラムの下端部に組み付けることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態を図に
基づき説明する。図1及び図2に示すように、ステアリ
ングコラム1は上端部付近にチルト機構2を有し、略中
央部にはテレスコピック機構3を有するとともに、エネ
ルギー吸収部材4を介在して車体へ固定するためのアッ
パークランプ5が取付けられ、かつ、操舵機構としての
下端部に自動転舵機構6が設けられている。自動転舵機
構6にはステアリングコラム1を車体に固定するロアー
クランプを取り付けるためのブラケット7が取り付けら
れている。
【0012】図3に示すように、アッパークランプ5は
円筒体であるジャケットチューブ8の上部を跨いで左右
両側に延伸するように固着されたブラケット9を離脱可
能に支持しており、該ブラケット9とエネルギー吸収部
材4,4の一端部4a,4aがアッパークランプ5と一
体の垂下部5a,5aに対して一体として離脱可能にボ
ルト10,10にて締結されている。エネルギー吸収部
材4,4の他端部4b,4bはアッパークランプ5とと
もに図示しないボルトで車体に固定される。
【0013】テレスコピック機構3は、ジャケットチュ
ーブ8の上端部にテレスコブラケット11を軸方向へ移
動可能に嵌合し、このテレスコブラケット11をジャケ
ットチューブ8に対して軸方向へ進退させる駆動手段と
して、電動モータ12の駆動によりウォーム13とウォ
ームホイール14で回転するスクリュウシャフト15に
係合するナット16が固定支持されたブラケット17を
テレスコブラケット11に突設して形成される。
【0014】チルト機構2は、テレスコブラケット11
の上端部にヒンジ18を介して上下方向へ揺動可能なチ
ルトブラケット19を設け、該チルトブラケット19内
に自在継手20を配置してステアリングシャフト21,
22を連結してあり、このチルトブラケット19を揺動
させる駆動手段として、電動モータ23の駆動によりウ
ォーム24とウォームホイール25で回転するスクリュ
ウシャフト26に係合するナットブロック27が軸28
で回動可能に支持するブラケット29をチルトブラケッ
ト19の下部に延設して形成される。スクリュウシャフ
ト26にはコイルスプリング30が弾装されてチルトブ
ラケット19は常に上方へ回転付勢されている。
【0015】なお、アッパークランプ5の下部付近にお
いて、テレスコブラケット11とジャケットチューブ8
間のガタ付きを防止するために、ジャケットチューブ8
の外周面に摺接するプレート34に一対の楔31,31
を移動可能に載置してそれらの間にコイルスプリング3
2を介在させ、楔31の上面が傾斜面として形成されて
その傾斜面がテレスコブラケット11に固定したカバー
33の傾斜面に沿いコイルスプリング32の力で移動す
ることによってプレート34がジャケットチューブ8に
圧接するようになっている。
【0016】また、ジャケットチューブ8の軸芯部に挿
入されたステアリングシャフト22は内周面にスプライ
ン部35を有する中空のロアーシャフト36に挿入され
て軸方向長さを伸縮可能であり、ロアーシャフト36の
下端部には中実のシャフト37が溶接等にて結合してい
る。シャフト37に転舵機構6の中心にあるカラー40
がセレーション部38を介して挿通されて樹脂モールド
により一体に固着され、カラー40が軸中心で回転する
ことによってロアーシャフト36,37及びステアリン
グシャフト21,22が回転し、その操舵力が図示しな
い中間シャフトを介してステアリングギヤボックスに伝
達される。
【0017】自動転舵機構6は、ジャケットチューブ8
の下端部に環状の取付け板41を溶接等にて直交して連
結し、この取付け板41にボルト42でハウジング43
を締結している。カラー40は一端部にフランジが形成
されており、一端部側から順に、ベアリング44、スペ
ーサー47、ベアリング45、スペーサー48、ロータ
55、スペーサー49、ベアリング46、スペーサー5
0が挿通され、他端部に形成したねじ部にナット39を
締結して固定されている。ベアリング44,46は、ハ
ウジング43及びハウジング43の蓋部58の内周部に
支持されており、したがって、カラー40はハウジング
43にベアリング44,46を介して回転可能に支持さ
れている。
【0018】すなわち、ベアリング44のインナーレー
スはカラー40の最大径部とハウジング43の最小径部
との間において一方の片側は最大径部のフランジ部に当
接し、他方の片側はスペーサー47に当接して、カラー
に固定され、アウターレースはハウジング43に遊嵌さ
れ、また、ベアリング46のインナーレースはカラー4
0の外端部の最小径部とハウジング43の最大径部との
間において断面L字形のスペーサー49とスペーサー5
0に挟持されてカラー40に固定され、アウターレース
は蓋部58の内周縁に形成したフランジ部に抜け止めリ
ング58aにて固定してあり、ジャケットチューブ8に
固定したハウジング43に対してカラー40がシャフト
37及びロアーシャフト36と共に軸中心で回転できる
ように支承している。ベアリング45のアウターレース
には抜け止めリング51bにて駆動ギヤ51が固定さ
れ、これによりウォームホイールからなる駆動ギヤ51
をカラー40に対し回転自在に支承している。
【0019】駆動ギヤ51は外周部に合成樹脂製の歯部
51aを有するウォームホイールであり、カラー40と
は独立して回転可能である。この駆動ギヤ51の一側面
にワッシャー61を介在して板バネ52がビス60で固
定されている。駆動ギヤ51の歯部51aには電動モー
タ62の出力軸64に形成したウォーム63が係合し、
電動モータ62は前記自動運転制御ユニットからの信号
にて回転駆動される。図5に示すように、電動モータ6
2の出力軸64はエンコーダ65に延長し、これにより
電動モータ62の回転数を検出する。
【0020】板バネ52は略花どう状の異形環状(図5
参照)に形成されており、3箇所設けられた小径部分に
設けられた孔にビス60を挿通して駆動ギヤ51に固定
している。この板バネ52の大径部分中央に設けた孔に
はリベット70が挿通されてプレート53がかしめ固定
される。プレート53は環状板からなり、駆動ギヤ51
と同心的に配置されて板バネ52を介して一体で回動す
るとともに、板バネ52の変形により軸方向へ移動可能
である。このプレート53には板バネ52を駆動ギヤ5
1に固定する際に前記ビス60の頭部を挿通するための
孔53aが設けられている。
【0021】ロータ55はカラー40に遊嵌して図示し
ないキー溝で一体的に回転可能な環状体で、電磁コイル
56を遊嵌する溝部をフェージング54の背面に備え、
その溝部内壁と電磁コイル56との間には僅少の隙間S
が形成されている。そして、電磁コイル56が励磁され
ているといないにかかわらず隙間Sが形成されるように
ロータ55は軸方向へ移動できないようにカラー40に
固定されている。ロータ55とカラー40との間に形成
される隙間66は、カラー40に穿設した透孔67から
シャフト34との間に形成された隙間68に樹脂モール
ドを施した場合に形成される樹脂突起を逃がすために形
成してある。フェージング54はロータ55に固定され
ており、プレート53との接触面の抵抗を大きくするこ
とで滑りを少なくし、これにより回転伝達トルクが大き
くなる。
【0022】かくして、自動転舵機構6はカラー40に
すべて組付けられてユニット化しているものである。
【0023】電磁コイル56は台座57とともにハウジ
ング43の蓋部58にボルト59で固定してある。な
お、71はハウジング43に蓋部58を固定するボルト
である。
【0024】そこで、上記実施の形態における作用を説
明すると、自動運転制御ユニットからの電気的信号によ
り電磁コイル56が作動しプレート53を吸引すること
でプレート53をロータ55に圧接し、ロータ55がプ
レート53及び板バネ52を介して駆動ギヤ51と一体
で回動可能となるため、電動モータ62が駆動される
と、駆動ギヤ51が回転し、その回転は板バネ52を介
してプレート53及びロータ55に伝達され、ロータ5
5からカラー40に伝達され、カラー40からシャフト
37、ロアーシャフト36及びステアリングシャフト2
1,22に伝達される。したがって、シャフト37と接
続された図示しない中間シャフトを介してステアリング
ギヤボックスに伝達され、必要な転舵がなされる。
【0025】一方、自動運転中において軌道修正が必要
となった場合、運転者がステアリングホイールを強制回
転させて手動操向すると、プレート53はロータ55の
フェージング54に電磁力で圧接しているだけのもので
あるから、その圧接力に打ち勝つ力でステアリングホイ
ールを強制回転すれば、プレート53とフェージング5
4との間でスリップ現象が生じて駆動ギヤ51の回転力
がロータ55に伝達されずにステアリングシャフト2
1,22からロアーシャフト36とシャフト37に操舵
力が伝達され、かつ、シャフト37から中間シャフトを
経てステアリングギヤボックスに伝達される。したがっ
て、自動運転中において運転乗員による手動操向が可能
となる。
【0026】なお、運転者がステアリングホイールを強
制回転させて手動操向した際に、自動転舵を解除するよ
うにしてもよい。すなわち、ステアリングホイールから
の手動操向をトルクセンサで検出した際に、自動運転制
御ユニットが電磁コイル56への通電を切ることで電磁
コイル56が励磁されないからアーマチュア53がロー
タ55に吸着されることはなく、フェージング54とプ
レート53との間は離間しているためにステアリングシ
ャフト22,23及びロアーシャフト33の回転操作が
容易に軽くできるようになる。
【0027】上記本発明の構造において、カラー40を
シャフト37にセレーション部38と透孔67から隙間
68に注入する樹脂モールドで結合した場合、二次衝突
時においてジャケットチューブ8に荷重が負荷し、ジャ
ケットチューブ8が車体から離脱すると、自動転舵機構
はジャケットチューブ8に押されて下方へ移動し、樹脂
モールドが破断してカラー40はシャフト37から離脱
できる。
【0028】かくして、自動転舵機構6をステアリング
コラムの下端部にカラー40とハウジング43を介して
組み付けることができるようにユニット化したので、各
種のステアリングコラムに大幅な改変を伴う事なく採用
できる。
【0029】なお、上記実施の形態において、カラー4
0をシャフト37に樹脂モ一ルドにより固定している
が、この構造ではシャフト37とカラー40を樹脂モー
ルドした後に自動転舵機構6の組み付けを行なわなけれ
ばならないため、ハウジング43の外側にカラ−40と
シャフト37の係上構造を設けるようにしても良い。
【0030】この係止構造は、所定の荷重が作用すると
離脱する構造であり、例えば、シャフト37に段部を形
成してカラー40の一端側を当接すると共に、カラー4
0の他端側に対応する位置に溝を形成して弾性リングを
装着することで、シャフト37に対してカラー40を固
定し、所定以上の荷重が作用した際には弾性リングが溝
から外れてシャフト37とカラー40とが離脱する構造
などである。
【0031】この場合、自動転舵機構6を完全にユニッ
ト化した後にシャフト37及びジャケットチューブ8へ
の組み付けが行なえるため、組み付け性が更に向上する
とともに、精度が向上し、しかも完全なユニットである
ため、各種ステアリングコラムへの対応も容易にでき
る。
【0032】また、上記実施の形態においては、カラー
40をシャフト37に樹脂モールドにより離脱可能に固
定しているが、これは二次衝突時にカラー40とシャフ
ト37が離脱する必要があるためである。そのため、ジ
ャケットチューブ8を2体にするなどしてジャケットチ
ューブに収縮構造を有する場合には、シャフト37とカ
ラー40とを固定することができる。
【0033】この場合には、シャフト37の上部側に段
部を形成するとともに、下部側にねじ部を形成してナッ
トによりカラー40を挟持して固定すればよい。この構
造では前述のように、自動転舵機構6を完全にユニット
化した後にシャフト37及ぴジャケットチューブ8への
組み付けを行なうことができる。
【0034】なお、ジャケットチューブとステアリング
シャフトとが共に収縮構造を有しないステアリングコラ
ムの場合にも同様である。
【0035】以上の説明は、自動転舵機構に関するもの
であるが、補助操向操舵機構についても同じ構造が採用
できる。すなわち、運転者による操向トルクをステアリ
ングシャフト、或いは中間シャフト等に設けたトルクセ
ンサにて検出し、この検出を受けて制御ユニットが電磁
コイル56を励磁すると共に、電動モータを駆動してス
テアリングシャフトを回転駆動するのであり、制御ユニ
ットによる制御条件が異なるだけで操舵機構としては全
く同じ構造を採用することができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したこの発明によれば、ステア
リングシャフトに挿通するカラーに全ての部品を搭載し
て一体化した操舵機構のユニット化ができ、組付け性が
向上するとともに部品精度が向上し、性能が安定する。
しかも、カラーをステアリングシャフトに挿通してジャ
ケットチューブに結合するユニット構成であるから、各
種ステアリングコラムに大幅な改変を施す事なく適用で
きる。また、ステアリングコラムの下端部に取り付ける
ユニット構成であるから、ステアリングコラムの上端部
の構造、とりわけ、チルト機構やテレスコピック機構に
影響を与える事なく採用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を実施したステアリングコラムの一部
断面側面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1のD−D断面図である。
【図4】図1のP−P断面図である。
【図5】図1のN−N断面図である。
【図6】この発明の要部を示す図1の一部拡大断面図で
ある。
【符号の説明】
1…ステアリングコラム 2…チルト機構 3…テレスコピック機構 4…エネルギー吸収部材 5…アッパークランプ 6…自動転舵機構 7…ロアークランプ 8…ジャケットチューブ 36…ロアーシャフト 37…シャフト 38…セレーション部 39…ナット 40…カラー 41…取付け板 43…ハウジング 44,45,46…ベアリング 47,48,49,50…スペーサー 51…駆動ギヤ(ウォームホイール) 52…板ばね 53…アーマチュア 54…フェージング 55…ロータ 56…電磁コイル 57…台座 58…蓋部 60…ビス 61…ワッシャ 62…電動モータ 63…ウォーム 65…エンコーダ 66,68…隙間 67…透孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御ユニットからの信号により駆動する
    電動モータが取り付けられるとともに、一端部がステア
    リングコラムの下端部に固定可能なハウジングと、ステ
    アリングシャフトの下端部に挿通して結合されるととも
    に前記ハウジングに回転可能に支持されるカラーと、該
    カラーに軸受を介して回転可能に支持され前記駆動モー
    タより駆動する駆動ギヤと、該駆動ギヤと結合された板
    バネと、該板バネと結合されて前記駆動ギヤと一体で回
    動するとともに軸方向へ移動可能なプレートと、該プレ
    ートと対面するフェージングを有して前記カラーと一体
    回転可能なロータと、該ロータを介して前記プレートと
    対面するようにハウジングに収納して固定された電磁コ
    イルとからなることを特徴とするステアリングコラムの
    操舵機構。
JP11005899A 1999-01-13 1999-01-13 ステアリングコラムの操舵機構 Pending JP2000203436A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006347373A (ja) * 2005-06-16 2006-12-28 Nsk Ltd ステアリング装置
JP2015140124A (ja) * 2014-01-30 2015-08-03 アイシン精機株式会社 車両のステアリング装置
CN114126951A (zh) * 2019-06-21 2022-03-01 德国日本电产电机与驱动器有限公司 具有弹簧元件的机动车辆的转向柱的高度调节装置

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