JP2000203050A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JP2000203050A
JP2000203050A JP852099A JP852099A JP2000203050A JP 2000203050 A JP2000203050 A JP 2000203050A JP 852099 A JP852099 A JP 852099A JP 852099 A JP852099 A JP 852099A JP 2000203050 A JP2000203050 A JP 2000203050A
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洋泰 長谷部
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Makoto Sakai
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 噴射の休止後の待機中に噴射ノズルに詰まり
が発生する虞れを軽減し、運転の再開後、直ちに正常な
噴射状態が得られるようにする。 【解決手段】 記録ヘッド2によるインクの噴射を休止
する際に、ハウジング24内の噴射ノズル20を、まず溶剤
タンクT3 から供給される溶剤により洗浄し、次いで、
エアポンプAPの動作により吸い込まれ、エアフィルタ
AFの通過により塵埃を除去された清浄な空気を、ハウ
ジング24の内部に供給し、この状態で噴射ノズル20の内
部への吸気を行わせて、この噴射ノズル20の内部をハウ
ジング24内の清浄な空気により満たす構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録ヘッドに備え
られた噴射ノズルからインクを噴射して対象物にパター
ン形成するインクジェット記録装置に関し、特に、噴射
ノズルから連続的に噴射される粒状のインクを必要時に
のみ偏向し、この偏向量に応じて所望のパターン形成を
行わせるようにしたコンティニュアス形のインクジェッ
ト記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】各種の工業製品に、文字、図形等の種々
のパターンを形成するための好便な記録装置として、従
来から、コンティニュアス形のインクジェット記録装置
が広く用いられている。
【0003】図2は、コンティニュアス形のインクジェ
ット記録装置の概略構成を示す模式図である。本図に示
す如くインクジェット記録装置は、本体ケース1と記録
ヘッド2とを連結チューブ3により連結して構成されて
いる。本体ケース1の内部には、印字用のインクが貯留
されたインクタンクT1 及び補充インクタンクT2 と、
前記インクの溶剤が貯留された溶剤タンクT3 とが備え
られている。
【0004】インクタンクT1 には、インク又は溶剤の
送給、及び記録ヘッド2から後述の如く回収されるイン
ク又は溶剤の送給のための送給管10と、記録ヘッド2に
インクを供給するための供給管11と、外気に連通する排
気管12とが接続されている。送給管10の中途には、ポン
プP1 が介装されており、インクタンクT1 へのインク
又は溶剤の送給は、このポンプP1 の動作により行われ
るようになしてある。また供給管11の中途には、インク
供給用のポンプP2 、フィルタF1 及びレギュレータR
が介装されており、インクタンクT1 の内部に貯留され
たインクは、ポンプP2 の動作により送出され、フィル
タF1 により異物を除去し、またレギュレータRにより
圧力を調整して、後述の如く、連結チューブ3の内部を
経て記録ヘッド2に供給されるようになしてある。
【0005】補充インクタンクT2 には、インクタンク
1 に補充用のインクを送給するための補充管13が接続
されている。この補充管13は、電磁開閉弁V1 を介して
前記送給管10に接続されており、補充インクタンクT2
内に貯留された補充用のインクは、電磁開閉弁V1 が開
放されたとき、前記ポンプP1 の動作により補充管13及
び送給管10を経てインクタンクT1 内に供給されるよう
になしてある。この供給は、後述する動作によりインク
タンクT1 内のインクが減少したとき、減少分を補填
し、インクタンクT1 内のインク残量を適正に保つべく
行われる。
【0006】溶剤タンクT3 には、その内部に貯留され
た溶剤の送給のための送給管14が接続されている。この
送給管14は、電磁開閉弁V1 に並設された電磁開閉弁V
2 を介して前記送給管10に接続されており、溶剤タンク
3 内に貯留された溶剤は、電磁開閉弁V2 が開放され
たとき、前記ポンプP1 の動作により送給管14及び送給
管10を経てインクタンクT1 内に供給されるようになし
てある。この供給は、インクタンクT1 内のインクに含
まれる溶剤成分が蒸発により失われたとき、この喪失分
を補填し、前記インクの濃度を適正に保つべく行われ
る。
【0007】また送給管14の中途には、溶剤供給用のポ
ンプP3 及びフィルタF2 が介装され、この送給管14
は、前記電磁開閉弁V2 の上流側にて分岐管 14aに接続
されており、前記電磁開閉弁V2 を閉じた状態で前記ポ
ンプP2 を駆動すると、溶剤タンクT3 内の溶剤は、前
記フィルタF2 により塵埃を除去されて分岐管 14aに導
入され、後述の如く、連結チューブ3の内部を経て記録
ヘッド2に直接的に供給されるようになしてある。なお
この供給は、記録ヘッド2に後述の如く内蔵された噴射
ノズル20を、インクの供給系及び回収系を含めて洗浄す
べく行われる。この洗浄は、特に、インクジェット記録
装置の運転休止に際して行われる。
【0008】また前記送給管10には、電磁開閉弁V1
2 と並設された電磁開閉弁V3 を介して溶剤回収管16
が接続され、更に、これらの電磁開閉弁V1 ,V2 ,V
3 の下流側にインク回収管15が接続されている。溶剤回
収管16は、前記噴射ノズル20の洗浄に使用された溶剤を
回収すべく設けてあり、この溶剤回収管16に回収される
溶剤は、電磁開閉弁V3 を開放して前記ポンプP1 を動
作させることにより、送給管10を経てインクタンクT1
内に戻されて回収される。またインク回収管15は、前記
噴射ノズル20から後述の如く噴射され、印字に供されな
かった余剰インクを回収すべく設けてあり、このインク
回収管15に回収される余剰インクは、前記ポンプP1
動作により送給管10を経てインクタンクT1 内に戻され
て回収される。
【0009】記録ヘッド2は、後述の如く送給されるイ
ンクを一方向に噴射する噴射ノズル20と、該噴射ノズル
20による噴射流に正対するように配された回収用のガタ
ー21と、噴射ノズル20からガター21に至る噴射経路に沿
って並設された帯電電極22及び偏向電極23とを、箱形を
なすハウジング24の内部に備えて構成されている。
【0010】図3は、噴射ノズル20の概略構成を示す模
式図である。噴射ノズル20は、その内部にインク又は溶
剤が供給される中空の本体ブロック2aと、この本体ブロ
ック2aの一側に、その振動片を内側に突出させて取付け
られたピエゾ振動子2bとを備えてなる。本体ブロック2a
には、ピエゾ振動子2bの取付け側と逆側の端壁を内外に
貫通する小径の噴射孔2cと、ピエゾ振動子2bの取付け側
と同側の周壁を内外に貫通する供給口2dと、同じく逆側
の周壁を内外に貫通する排出口2eとが形成されている。
本体ブロック2aの内部には、前記噴射孔2cの形成位置に
向けて縮径するノズル部が設けてあり、前記ピエゾ振動
子2bは、その振動片の先端を噴射孔2cの近傍に臨ませて
配してある。
【0011】以上の如く構成された噴射ノズル20におい
ては、本体ブロック2aの内部に、前記供給口2dを経て所
定の圧力に維持されたインクを導入すると、このインク
が小径の噴射孔2cを経て所定の速度にて噴射される。こ
のとき、前記ピエゾ振動子2bに所定の電圧を印加して振
動させると、噴射孔2cを経て噴射されるインクの噴流
は、図示の如く、前記振動に応じて波形にくびれた形態
となり、このくびれが噴射方向への移動に応じて徐々に
深くなり、表面張力により相互に分離して、球状のイン
ク粒I1 ,I2 ,I3 …となって飛翔する。なおこのと
き前記排出口2eは閉止しておく。
【0012】前記帯電電極22は、前述の如くインク粒I
1 ,I2 ,I3 …への分離が生じる位置に配設し、また
前記偏向電極23は、前記分離が生じる位置の直後に配設
してあり、相互に分離して飛翔する各インク粒I1 ,I
2 ,I3 …は、帯電電極22の配設位置を通過するとき、
これに印加された電圧に応じて個々に異なる電位に帯電
せしめられて偏向電極23の配設位置を通過する。偏向電
極23には高圧の直流電圧が印加され、該偏向電極23の配
設位置には、所定の強度の電界が形成されており、この
配設位置を通過するインク粒I1 ,I2 ,I3 …は、前
記電界の作用により各別の帯電量に応じて偏向される。
【0013】このように偏向されたインク粒は、記録ヘ
ッド2のハウジング24に形成された送出口25を経て外部
に飛び出し、図示しない対象物に衝突せしめられて付着
し、該対象物の表面に、文字、図形等の所望のパターン
を形成する。また、前記帯電電極22の通過時に帯電され
なかった一部のインク粒は、偏向電極23の配設位置にて
偏向されることなく直進し、ハウジング24内部の回収用
のガター21に捕捉される。
【0014】以上の如き記録ヘッド2と本体ケース1と
を連結する連結チューブ3は、可撓性材料からなる中空
のチューブであり、インク供給チューブ30、溶剤供給チ
ューブ31、インク回収チューブ32、及び溶剤回収チュー
ブ33を内包している。前記チューブ30,31,32,33の夫
々は、本体ケース1の内部に延長され、インク供給チュ
ーブ30の延長端は、インクの供給管11に、溶剤供給チュ
ーブ31の延長端は、溶剤の供給管14から分岐された分岐
管 14aに、インク回収チューブ32の延長端は、インク回
収管15に、溶剤回収チューブ33の延長端は、溶剤回収管
16に夫々連結されている。
【0015】また前記チューブ30,31,32,33の夫々
は、記録ヘッド2の内部にも延長されており、インク供
給チューブ30及び溶剤供給チューブ31の延長端は、各別
の電磁開閉弁K1 ,K2 を介して噴射ノズル20に設けら
れた前記供給口2dに連結され、またインク回収チューブ
32の延長端は、噴射ノズル20に正対して配された回収用
のガター21に連結され、更に溶剤回収チューブ33の延長
端は、噴射ノズル20に設けられた前記排出口2eに連結さ
れている。
【0016】而して、記録ヘッド2へのインクの供給
は、前記電磁開閉弁K1 を開放し、前記供給口2dをイン
ク供給チューブ30に接続してなされ、供給されたインク
が噴射ノズル20から噴射され、帯電電極22及び偏向電極
23の前述した作用により記録ヘッド2から送出されてパ
ターン形成に用いられる。このようなインクの噴射に際
しては、噴射ノズル20に設けた排出口2eが閉止される
が、この閉止は、本体ケース1内の電磁開閉弁V3 を閉
状態とすることにより実現される。
【0017】また、帯電電極22及び偏向電極23の作用に
より偏向されずに直進し、ガター21に捕捉された一部の
インクは、前記ポンプP1 の動作により吸引され、イン
ク回収チューブ32及び送給管10を経てインクタンクT1
に回収される。このとき前記ポンプP1 には、ガター21
に捕捉されたインクと共に空気が吸引されるが、この空
気は、前記インクタンクT1 内に導入された後、該イン
クタンクT1 に接続された前記排気管12を経て外気に排
出される。
【0018】一方、前記電磁開閉弁K2 を開放して前記
供給口2dを溶剤供給チューブ31に接続し、本体ケース1
内部の溶剤供給用のポンプP3 を動作させると、溶剤タ
ンクT3 に貯留された溶剤が、供給管14、分岐管 14a及
び溶剤供給チューブ31を経て記録ヘッド2内部の噴射ノ
ズル20に供給される。この供給は、例えば、インクジェ
ット記録装置の運転休止の間に、インクの噴射を休止し
た状態にある噴射ノズル20を、インクの供給系,回収系
を含めて溶剤により洗浄すべくなされるものであり、こ
のような洗浄は、残留したインクの凝固により、前記噴
射ノズル20の内部を含めたインクの供給系及び回収系の
各部に発生する詰まりを未然に防止するために不可欠な
ものである。
【0019】このとき本体ケース1内部の電磁開閉弁V
3 を開放しておくと、記録ヘッド2に供給された溶剤の
大部分は、溶剤回収チューブ33を経て本体ケース1内に
還流し、溶剤回収管16及び送給管10を経てインクタンク
1 に戻される。また記録ヘッド2に供給された溶剤の
一部は、噴射ノズル20から噴射されてガター21に捕捉さ
れ、インク回収管32を経て本体ケース1内に還流し、送
給管10を経てインクタンクT1 に戻される。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】さて、以上の如く構成
された従来のインクジェット記録装置においては、噴射
の休止に際して噴射ノズル20の洗浄が前述の如く行われ
る結果、運転休止後、次回の起動までの待機期間中、噴
射ノズル20の本体ブロック2aの内部が溶剤で満たされた
状態となる。
【0021】ところが、前記溶剤としては、パターン形
成時におけるインクの乾燥及び定着を早めるべく、メチ
ルエチルケトン(MEK)等の気化性に優れた溶剤が用
いられているため、例えば、運転休止期間が長期に亘る
場合、本体ブロック2a内に満たされた溶剤が蒸発して失
われ、この溶剤中にわずかに残留するインク成分が本体
ブロック2a内の各部において凝固し、付着する虞れがあ
り、この付着が、小径の噴射孔2cの近傍に生じた場合、
前記運転休止後の再起動に際して噴射ノズル20からのイ
ンクの噴射に支障を来すという問題があった。
【0022】この問題は、前記溶剤による噴射ノズル20
の洗浄時間を長くし、洗浄後に本体ブロック2a内に満た
された溶剤中のインク成分を可及的に減じることにより
解消し得る。ところがこのようにした場合、洗浄後にイ
ンクタンクT1 に戻される多量の溶剤により該インクタ
ンクT1 内のインクの濃度(粘度)が低下し、運転を再
開した後、噴射ノズル20から噴射されたインクの前述し
た粒状化が粘度不足により阻害され、良好な印字がなさ
れなくなるという新たな問題が発生し、前記粘度の低下
が過度に進行している場合、印字が不可能になる虞れさ
えあった。
【0023】このような問題を解消するため、噴射ノズ
ル20の本体ブロック2aの内部を溶剤により洗浄した後、
前記噴射孔2cを経て空気を吸い込み、この空気により本
体ブロック2aの内部を満たして待機するようにしたイン
クジェット記録装置が提案されている。
【0024】このような空気の吸い込みは、図2に示す
如く構成されたインクジェット記録装置においては、例
えば、印字ヘッド2の内部の前記電磁開閉弁K1 ,K2
を共に閉止し、また本体ケース1内部の前記電磁開閉弁
3 を開放し、この状態で前記ポンプP1 を駆動するこ
とにより実現することができる。また空気の吸い込み専
用のエアポンプを別個に設けてもよい。
【0025】この構成によれば、前記空気の吸い込みに
より本体ブロック2aの内部から洗浄に用いられた溶剤が
排出されるから、該溶剤中のインク成分が本体ブロック
2a内に凝固し、付着する虞れを軽減でき、前述した問題
を有効に解消することができる。ところが一方、コンテ
ィニュアス形のインクジェット記録装置は、製造年月
日、製造番号等の印字を行うために、各種の工業製品の
製造ラインにおいて用いられ、前記記録ヘッド2は、塵
埃の多い劣悪な環境に配置されることが多く、このよう
な環境下にて前述の如く空気の吸い込みを行った場合、
空気中に含まれる塵埃が本体ブロック2a内に導入されて
小径の噴射孔2cに詰まる虞れがあり、インクが付着した
場合と同様に、運転の再開後の噴射ノズル20からのイン
クの噴射に支障を来すという問題があった。
【0026】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、噴射の休止後の待機中に噴射ノズルに詰まりが
発生する虞れを軽減し、運転の再開後、直ちに正常な噴
射状態が得られ、パターン形成に支障を来すことのない
インクジェット記録装置を提供することを目的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】本発明の第1発明に係る
インクジェット記録装置は、記録ヘッドのハウジングに
備えられたインクの噴射ノズルの内部を、その噴射の休
止に際し、前記インクの溶剤により洗浄した後、噴射孔
から吸気される空気により満たす構成としたインクジェ
ット記録装置において、前記吸気に先立って動作し、前
記ハウジングの内部に清浄な空気を供給する給気手段を
具備することを特徴とする。
【0028】本発明においては、運転の休止に伴ってイ
ンクの噴射を休止する噴射ノズルの内部、より具体的に
は本体ブロックの内部を、まず溶剤により洗浄し、その
後吸気手段により記録ヘッドのハウジング内に空気を供
給し、この状態で噴射孔を経て噴射ノズルの内部に空気
を吸気して、この吸気に先立って前記給気手段によりハ
ウジング内に供給された清浄な空気により噴射ノズルの
内部を満たし、この状態で運転再開までの間待機する。
【0029】本発明の第2発明に係るインクジェット記
録装置は、記録ヘッドのハウジングに備えられたインク
の噴射ノズルの内部を、その噴射の休止に際し、前記イ
ンクの溶剤により洗浄した後、噴射孔から吸気される空
気により満たす構成としたインクジェット記録装置にお
いて、前記噴射孔からの吸気を、前記噴射の休止中に所
定の時間毎に行わせる制御手段を具備することを特徴と
する。
【0030】本発明においては、運転休止中にインクの
噴射を休止している噴射ノズルの内部に所定時間毎に空
気を吸引し、この吸気により噴射ノズルの内部にわずか
に残るインクを定期的に除去しつつ運転再開までの間待
機して、この間における詰まりの発生を防ぎ、運転再開
後、噴射ノズルからのインクの噴射が良好になされるよ
うにする。
【0031】
【発明の実施の形態】以下本発明をその実施の形態を示
す図面に基づいて詳述する。図1は本発明に係るインク
ジェット記録装置の概略構成を示す模式図である。図示
の如く本発明に係るインクジェット記録装置は、図2に
示す従来の装置と同様に、本体ケース1と記録ヘッド2
とを連結チューブ3により連結して構成されている。
【0032】本体ケース1の内部には、インクタンクT
1 、補充インクタンクT2 及び溶剤タンクT3 が備えら
れ、またこれらのタンクT1 ,T2 ,T3 の相互間、並
びにインクタンクT1 及び溶剤タンクT3 と記録ヘッド
2との間にてインク又は溶剤を授受するための配管(送
給管10、供給管11、補充管13、送給管14、分岐管 14a、
インク回収管15、溶剤回収管16)が備えられ、更にこれ
らの配管に介装された電磁開閉弁V1 ,V2 ,V3 が備
えられている。これらの構成は、図2に示す従来の装置
と同様であり、共通する構成部材に同一の参照符号を付
して詳細な説明を省略する。
【0033】また記録ヘッド2は、その一側にインクの
送出口25が開設された矩形箱形のハウジング24の内部
に、噴射ノズル20、ガター21、帯電電極22及び偏向電極
23を備え、また噴射ノズル20への送給経路を切り換える
電磁開閉弁K1 ,K2 を備えて構成されている。これら
の構成は、図2に示す従来の装置と同様であり、更に噴
射ノズル20の構成は、図3に示す従来の噴射ノズル20と
同様であり、共通する構成部材に同一の参照符号を付し
て詳細な説明を省略する。
【0034】また記録ヘッド2と本体ケース1とを連結
する連結チューブ3は、可撓性材料からなる中空のチュ
ーブであり、インク供給チューブ30、溶剤供給チューブ
31、インク回収チューブ32及び溶剤回収チューブ33を内
包している。これらの構成、並びに、本体ケース1内の
前記配管との連結関係、及び記録ヘッド2内の構成部材
との連結関係もまた図2に示す従来の装置と同様であ
り、共通する構成部材に同一の参照符号を付して詳細な
説明を省略する。なお、図1においては、連結チューブ
3が短寸の筒体として示されているが、該連結チューブ
3の長さは、本体ケース1と記録ヘッド2との離反距離
に応じて適宜に設定することが可能であることは言うま
でもない。
【0035】以下に本発明に係るインクジェット記録装
置の従来と異なる構成について述べる。本体ケース1の
内部には、エアポンプAPが備えられ、このエアポンプ
APの吸い込み側は、吸込管17により本体ケース1の外
部に連通させてある。またエアポンプAPの吐出側は、
本体ケース1の内部を前記連結チューブ3との連結部に
向けて延設され、その中途にエアフィルタAFを備えた
給気管18が接続されている。
【0036】また連結チューブ3には、前記インク供給
チューブ30、溶剤供給チューブ31、インク回収チューブ
32及び溶剤回収チューブ33と並行する態様に給気チュー
ブ34が内包されている。この給気チューブ34は、本体ケ
ース1の内部に延長されており、この延長端は前記給気
管18に連結されている。また前記給気チューブ34は、記
録ヘッド2のハウジング24内にも延長されており、この
延長端は前記ハウジング24の内部に開放されている。
【0037】以上の構成により前記エアポンプAPが駆
動された場合、本体ケース1の外部に連通する前記吸込
管17を経て外気が吸い込まれ、前記給気管18に導入さ
れ、これの中途の前記エアフィルタAFの通過により、
塵埃を除去された清浄な空気となって給気チューブ34に
送出されて、該給気チューブ34の他方の開口端から記録
ヘッド2のハウジング24内に供給されることとなる。
【0038】また記録ヘッド2の内部には、2つの電磁
開閉弁K1 ,K2 が備えられ、記録ヘッド2内部の噴射
ノズル20は、一方の電磁開閉弁K1 が開放されたとき前
記インク供給チューブ30に、他方の電磁開閉弁K2 が開
放されたとき溶剤供給チューブ31に夫々接続され、また
電磁開閉弁K1 ,K2 が共に閉止されたときには、イン
ク供給チューブ30及び溶剤供給チューブ31のいずれにも
接続されないようにしてある。
【0039】このように構成された本発明に係るインク
ジェット記録装置においては、電磁開閉弁K1 を開放
し、本体ケース1内部のポンプP1 及びP2 を駆動する
と、図2に示す従来の装置におけると同様に、インクタ
ンクT1 内部のインクが、前記ポンプP2 の動作により
噴射ノズル20に供給されて噴射され、帯電電極22及び偏
向電極23の前述した作用により偏向されて、ハウジング
24に形成された送出口25を経て外部に送り出され、対象
物に衝突、付着して所望のパターン形成がなされる。
【0040】また噴射ノズル20から噴射されたインクの
一部は、帯電電極22及び偏向電極23の作用により偏向さ
れずに直進してガター21に捕捉され、前記ポンプP1
動作により吸引されて、インク回収チューブ32及び送給
管10を経てインクタンクT1に回収される。このとき前
記ポンプP1 にインクと共に吸引される空気は、前記イ
ンクタンクT1 に接続された排気管12を経て外気に排出
される。
【0041】図1に示すインクジェット記録装置におい
ては、本体ケース1内部の溶剤回収管16の中途に、その
内部圧力を検出する圧力センサ4が取付けてある。溶剤
回収管16は、前述したインクの噴射がなされる間には前
記電磁開閉弁V3 の閉止により閉じられた管となってお
り、これの内部圧力は、溶剤回収チューブ33を介して連
通されている記録ヘッド2内部の噴射ノズル20の内圧と
等しい。前記圧力センサ7の検出圧力は、噴射ノズル20
から噴射されようとするインクの圧力であり、この検出
圧力は、図示しない制御部に与えられ、インクの送給の
ための前記ポンプP2 の駆動制御に用いられている。こ
れにより、噴射ノズル20の内部圧力、即ち、噴射ノズル
20から噴射されるインクの速度を正確に管理することが
でき、該インクによる前述したパターン形成を精度良く
行わせることができる。
【0042】以上の運転動作は、インク送給用のポンプ
2 が、前記圧力センサ7の検出圧力に応じて駆動制御
される点を除けば、従来の装置の運転動作と同様である
が、本発明に係るインクジェット装置においては、噴射
ノズル20からのインクの噴射を休止し、前述した運転動
作を休止する際に、前記噴射ノズル20を清浄化するため
に以下の如き特徴的な動作が行われる。
【0043】噴射ノズル20からのインクの噴射を休止す
る際には、まず、電磁開閉弁K2 を開放して噴射ノズル
20を溶剤供給チューブ31に接続し、また本体ケース1内
部のポンプP1 及びポンプP3 を駆動し、更に、本体ケ
ース1内部の電磁開閉弁V3を開放する。これにより、
溶剤タンクT3 に貯留された溶剤が、前記ポンプP3
動作により、供給管14、分岐管 14a及び溶剤供給チュー
ブ31を経て記録ヘッド2内部の噴射ノズル20に供給さ
れ、この溶剤により噴射ノズル20の内部、より具体的に
は、本体ブロック2a(図3参照)の内部が洗浄される。
【0044】この洗浄によりインクが混じった溶剤の大
部分は、前記排出口2e(図3参照)に接続された溶剤回
収チューブ33を経て本体ケース1内に還流し、溶剤回収
管16に導入されて、前記ポンプP1 の動作により、開放
された電磁開閉弁V3 及び送給管10を経てインクタンク
1 に戻される。また記録ヘッド2に供給された溶剤の
一部は、噴射ノズル20の噴射孔2c(図3参照)から噴射
されて直進し、ガター21に捕捉された後、このガター21
に接続されたインク回収チューブ32を経て本体ケース1
内に還流し、インク回収管15に導入されて、前記ポンプ
1 の動作により送給管10を経てインクタンクT1 に戻
される。
【0045】このような洗浄を所定時間継続した後、本
体ケース1内部のエアポンプAPを所定時間駆動して前
記吸込管17を経て外気を吸い込み、エアフィルタAFの
通過により清浄化された空気を、給気管18及び給気チュ
ーブ34を経て記録ヘッド2のハウジング24内に供給す
る。この供給に伴いハウジング24内の空気は、主として
前記送出口25を経て外気に送出され、ハウジング24の内
部は、エアポンプAPにの動作により供給される清浄な
空気により満たされる。
【0046】次いで、記録ヘッド2内部の電磁開閉弁K
1 ,K2 を共に閉止して、記録ヘッド2内部の噴射ノズ
ル20とインク供給チューブ30及び溶剤供給チューブ31と
の連通を絶ち、これと共に、本体ケース1内部の前記ポ
ンプP1 を駆動し、更に電磁開閉弁V3 を開放する。こ
れにより、噴射ノズル20の内部、より具体的には、本体
ブロック2aの内部に滞留するインク混じりの溶剤は、前
記ポンプP1 に吸引されて溶剤回収チューブ33を経て本
体ケース1内に還流し、溶剤回収管16に導入されて、開
放された電磁開閉弁V3 及び送給管10を経てインクタン
クT1 に戻される。
【0047】このとき、電磁開閉弁K1 ,K2 が共に閉
状態にあり、噴射ノズル20の本体ブロック2aの内部は、
噴射孔2cを介して記録ヘッド2のハウジング24内に連通
するのみである。従って前記本体ブロック2aの内部は、
前述した溶剤の吸引に伴って噴射孔2cを経て吸気される
空気により満たされる。またこのとき、噴射孔2cの外側
に連通する前記ハウジング24の内部は、先に供給された
清浄な空気により満たされていることから、本体ブロッ
ク2aの内部は、塵埃を含まない清浄な空気により満たさ
れることとなる。
【0048】以上の如く本発明に係るインクジェット装
置においては、インクの噴射を休止した噴射ノズル20の
清浄化が、溶剤による洗浄の後、記録ヘッド2のハウジ
ング24内に清浄な空気を供給しておき、この空気を噴射
ノズル20内に吸引する手順により行われるから、次なる
運転の再開までの間の待機期間中、噴射ノズル20の内部
が清浄な空気により満たされた状態となり、噴射孔2cの
周辺にインクの凝固及び塵埃の付着が生じる虞れが殆ど
なく、運転の再開後、直ちに正常な噴射状態が得られ、
パターン形成に支障を来すことがない。
【0049】噴射ノズル20の噴射休止に際して以上の如
く行われる清浄化動作においては、ポンプP1 ,P2
びエアポンプAPの駆動,停止、電磁開閉弁K1 ,K2
の開閉、並びに電磁開閉弁V3 の開閉が必要となるが、
これらは、タイマを含んで構成された図示しない制御部
の動作により、前記タイマの計時により夫々のタイミン
グ及び継続時間を設定して各別に発せられる制御信号に
応じて自動的に行わせるようにしてある。
【0050】また前述した清浄化動作の間、前記ポンプ
1 の動作により、記録ヘッド2内部のガター21に接続
されたインク回収チューブ32、及び本体ケース1内にお
いて前記インク回収チューブ32に連結されたインク回収
管15中に残るインクも吸引されてインクタンクT1 に戻
り、これらのインク回収チューブ32及びインク回収管15
の内部は、前記ガター21を経て吸気される前記ハウジン
グ24内部の清浄な空気により満たされる。従って、運転
休止の間、前記インク回収チューブ32及びインク回収管
15に詰まりが発生する虞れもなく、運転再開後にインク
の回収が阻害されることもない。
【0051】このように本発明においては、噴射ノズル
20及びガター21を含むインクの供給系及び回収系が、前
記タイマを利用した簡単な制御により、溶剤による洗浄
の後空気を吸引する手順により清浄化されるから、前記
噴射ノズル20及びガター21の周壁に膜状に残留している
インクをも確実に除去することができ、インクの凝固に
よる各部の詰まりの発生を確実に排除することができ、
更に、吸引される空気が記録ヘッド2のハウジング24内
に予め導入された清浄な空気であることから、前述した
如く、運転休止の間の待機期間中に、塵埃の付着による
各部の詰まりの発生も有効に防止することができる。
【0052】また前記制御部は、前記タイマによる計時
を運転休止の期間中にも継続し、この計時が予め設定さ
れた所定時間に達する毎に前述した吸気動作、即ち、電
磁開閉弁K1 ,K2 を共に閉止し、ポンプP1 を駆動
し、更に電磁開閉弁V3 を開放する動作を行う構成とし
てある。
【0053】これにより、夜間、休日等、長期に亘る運
転の休止中に噴射ノズル20の内部に定期的に空気が吸い
込まれ、該噴射ノズル20内にわずかに残り、内壁面に膜
状に付着するインクを回収、除去することができる。特
に、前記吸気が噴射孔2cからなされるから、該噴射孔2c
の目詰まりの発生を確実に防ぐことができる。またこの
ことが、溶剤を用いることなく空気の吸気のみによって
実現されるから、溶剤の消費量が増すこともない。
【0054】なおこのとき、所定時間毎の前述した吸気
に先立ってハウジング24内への吸気動作、即ち、本体ケ
ース1内部のエアポンプAPの動作を行わせ、前記ハウ
ジング24内に清浄な空気を給気するようにすれば一層好
ましい。
【0055】
【発明の効果】以上詳述した如く第1発明に係るインク
ジェット記録装置においては、運転の休止に伴ってイン
クの噴射を休止する記録ヘッドの噴射ノズルの内部を溶
剤により洗浄した後、噴射孔から吸気される空気により
満たす前に、給気手段の動作により、記録ヘッドのハウ
ジング内に清浄な空気を導入するから、この後の前記給
気により前記噴射ノズルの内部に清浄な空気が満たさ
れ、運転休止の間に、インクの凝固、塵埃の付着に起因
する噴射ノズルの詰まりの発生を未然に防止することが
でき、その後の運転再開に際し、直ちに正常な噴射状態
が得られ、パターン形成に支障を来す虞れを緩和するこ
とができる。
【0056】また第2発明に係るインクジェット記録装
置においては、噴射休止中の噴射ノズルの内部に所定の
時間毎に吸気がなされるから、運転再開までの間、噴射
ノズルの内部にわずかに残るインクが前記吸気により確
実に除去され、この間における噴射ノズルの詰まりの発
生を効果的に防止することができ、運転再開後、直ちに
正常な噴射状態が得られパターン形成に支障を来す虞れ
を緩和し得ると共に、このために溶剤諸費量が増し、ラ
ンニングコストの増加を招くこともない等、本発明は優
れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインクジェット記録装置の概略構
成を示す模式図である。
【図2】従来のインクジェット記録装置の概略構成を示
す模式図である。
【図3】噴射ノズルの概略構成を示す模式図である。
【符号の説明】
1 本体ケース 2 記録ヘッド 2a 本体ブロック 2c 噴射孔 3 連結チューブ 17 吸込管 18 給気管 34 給気チューブ AP エアポンプ AF エアフィルタ T1 インクタンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂井 眞 大阪府大阪市東淀川区東中島1丁目3番14 号 株式会社キーエンス内 (72)発明者 神内 秀明 大阪府大阪市東淀川区東中島1丁目3番14 号 株式会社キーエンス内 Fターム(参考) 2C056 EA14 EA16 EA24 EB34 EC04 EC08 EC18 EC28 EC59 FA05 JB15 JC01 JC05 JC06 KA01 KB04 KB08 KB16 KB21 KB26 KC02 KC16 KD01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録ヘッドのハウジングに備えられたイ
    ンクの噴射ノズルの内部を、その噴射の休止に際し、前
    記インクの溶剤により洗浄した後、噴射孔から吸気され
    る空気により満たす構成としたインクジェット記録装置
    において、前記吸気に先立って動作し、前記ハウジング
    の内部に清浄な空気を供給する給気手段を具備すること
    を特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 記録ヘッドのハウジングに備えられたイ
    ンクの噴射ノズルの内部を、その噴射の休止に際し、前
    記インクの溶剤により洗浄した後、噴射孔から吸気され
    る空気により満たす構成としたインクジェット記録装置
    において、前記噴射孔からの吸気を、前記噴射の休止中
    に所定の時間毎に行わせる制御手段を具備することを特
    徴とするインクジェット記録装置。
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