JP2000202878A - Ｌｉｍ成形機用スクリュ―ヘッド - Google Patents
Ｌｉｍ成形機用スクリュ―ヘッドInfo
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- check ring
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/46—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould
- B29C45/47—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould using screws
- B29C45/50—Axially movable screw
- B29C45/52—Non-return devices
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29K—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
- B29K2083/00—Use of polymers having silicon, with or without sulfur, nitrogen, oxygen, or carbon only, in the main chain, as moulding material
- B29K2083/005—LSR, i.e. liquid silicone rubbers, or derivatives thereof
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 逆止リングのシール性を向上させるととも
に、シール部が磨耗した際のメンテナンスの経費を削減
する。 【解決手段】 逆止リング１９を軸直角方向に２分割し
て磨耗したシール部分の部品のみを交換する。
に、シール部が磨耗した際のメンテナンスの経費を削減
する。 【解決手段】 逆止リング１９を軸直角方向に２分割し
て磨耗したシール部分の部品のみを交換する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出成形機用スク
リューに係り、特にそのスクリューヘッド部における逆
流防止機構に関する。
リューに係り、特にそのスクリューヘッド部における逆
流防止機構に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の射出成形機には、例えば図１０に
示すようなスクリューインライン式射出成形機がある。
この射出成形機は、駆動手段４の作動により回転するス
クリュー５がシリンダー３内に配置され、スクリュー５
にはポンプ１の作動により成形材料として液状シリコ−
ンゴム２が供給されるようになている。
示すようなスクリューインライン式射出成形機がある。
この射出成形機は、駆動手段４の作動により回転するス
クリュー５がシリンダー３内に配置され、スクリュー５
にはポンプ１の作動により成形材料として液状シリコ−
ンゴム２が供給されるようになている。
【０００３】また、スクリュー５の先端にはスクリュー
ヘッド１５が設けられ、スクリューヘッド１５の亀頸状
頭部１４後端面１５とその後方にあるスクリュー５のシ
ール部６との間に逆止リング７が進退自在に設けられて
いて、逆止リング７はその外径とシリンダ−３の内壁と
の嵌め合いが、シリンダ−３内を進退自在かつ嵌合部か
ら液状シリコ−ンゴム２が漏れない比較的緊密に設定さ
れている。
ヘッド１５が設けられ、スクリューヘッド１５の亀頸状
頭部１４後端面１５とその後方にあるスクリュー５のシ
ール部６との間に逆止リング７が進退自在に設けられて
いて、逆止リング７はその外径とシリンダ−３の内壁と
の嵌め合いが、シリンダ−３内を進退自在かつ嵌合部か
ら液状シリコ−ンゴム２が漏れない比較的緊密に設定さ
れている。
【０００４】この射出成形機のシリンダ−３内に供給さ
れた液状シリコ−ンゴム２はスクリュー５の回転によ
り、シリンダ−３内で混練りされつつ先端方向に移動さ
せられる。このシリコ−ンゴム２の移動する際の動圧に
て逆止リング７が図１１に示すように先端方向に移動さ
せられ、逆止リング７の先端面がスクリュー５の頭部１
４の後端面１５に当接すると同時に、逆止リング７の後
端面が開放され、この開放部がシリコ−ンゴム２の流路
となる。
れた液状シリコ−ンゴム２はスクリュー５の回転によ
り、シリンダ−３内で混練りされつつ先端方向に移動さ
せられる。このシリコ−ンゴム２の移動する際の動圧に
て逆止リング７が図１１に示すように先端方向に移動さ
せられ、逆止リング７の先端面がスクリュー５の頭部１
４の後端面１５に当接すると同時に、逆止リング７の後
端面が開放され、この開放部がシリコ−ンゴム２の流路
となる。
【０００５】この流路を通過した液状シリコ−ンゴム２
は頸部１６の外径と逆止リング７の内径との隙間と、ス
クリュー５の頭部１４において軸方向に複数形成された
凹部８とを通過して頭部１４の先端面とシリンダ−３の
内壁とにより成形された材料溜まり９に流れ込む。
は頸部１６の外径と逆止リング７の内径との隙間と、ス
クリュー５の頭部１４において軸方向に複数形成された
凹部８とを通過して頭部１４の先端面とシリンダ−３の
内壁とにより成形された材料溜まり９に流れ込む。
【０００６】一方、シリンダ−３の先端に組み込まれて
いるノズル１０の流路は図示しない開閉手段により通常
は遮断されていることにより、スクリュー５の回転にて
材料溜まり９内の液状シリコ−ンゴム２の圧力が高まる
につれて、その反力によってスクリュー５が次第に後方
に押し戻されていく。
いるノズル１０の流路は図示しない開閉手段により通常
は遮断されていることにより、スクリュー５の回転にて
材料溜まり９内の液状シリコ−ンゴム２の圧力が高まる
につれて、その反力によってスクリュー５が次第に後方
に押し戻されていく。
【０００７】そして、計量設定の位置までスクリュー５
が後退した時に、図１０に示すリミットスイッチ１１が
作動し、駆動手段４の駆動が制限され、スクリュー５の
回転及び後退が停止される。この結果、予め設定された
分量（１ショット）の液状シリコ−ンゴム２が材料溜ま
り９に蓄積されたことになり、計量工程が終了する。こ
の場合、図１２に示すように、材料溜まり９内の液状シ
リコ−ンゴム２から受ける反力により逆止リング７が後
方に移動し、逆止リング７の後端面がスクリュー５のシ
ール部６に当接して液状シリコ−ンゴム２の逆流が防止
される。
が後退した時に、図１０に示すリミットスイッチ１１が
作動し、駆動手段４の駆動が制限され、スクリュー５の
回転及び後退が停止される。この結果、予め設定された
分量（１ショット）の液状シリコ−ンゴム２が材料溜ま
り９に蓄積されたことになり、計量工程が終了する。こ
の場合、図１２に示すように、材料溜まり９内の液状シ
リコ−ンゴム２から受ける反力により逆止リング７が後
方に移動し、逆止リング７の後端面がスクリュー５のシ
ール部６に当接して液状シリコ−ンゴム２の逆流が防止
される。
【０００８】その後、図示しない開閉手段によりノズル
１０内の流路が開かれ、射出シリンダ−１２の作動によ
り材料溜まり９に蓄積された液状シリコ−ンゴム２が金
型１３内に充填される。充填された液状シリコ−ンゴム
２は金型１３内にて一定時間保たれ、架橋反応により充
分に硬化された後、金型１３を開いて成形品が取り出さ
れ、成形の１サイクルが終了する。
１０内の流路が開かれ、射出シリンダ−１２の作動によ
り材料溜まり９に蓄積された液状シリコ−ンゴム２が金
型１３内に充填される。充填された液状シリコ−ンゴム
２は金型１３内にて一定時間保たれ、架橋反応により充
分に硬化された後、金型１３を開いて成形品が取り出さ
れ、成形の１サイクルが終了する。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のスクリューインライン式の射出成形機では、計量時
及び射出時に逆流防止用の弁である逆止リング７自体が
長く、樹脂材との接触面積が広いためクリアランスを狭
くするとシール部に強く衝突して磨耗が生じる。またク
リアランスを広くすると射出時の逆流と計量時のバラツ
キが発生する。さらに、シール部の磨耗が進むとヘッド
全体を交換するためナンテナンス時間が掛り、メンテナ
ンス費が嵩むという問題あった。
来のスクリューインライン式の射出成形機では、計量時
及び射出時に逆流防止用の弁である逆止リング７自体が
長く、樹脂材との接触面積が広いためクリアランスを狭
くするとシール部に強く衝突して磨耗が生じる。またク
リアランスを広くすると射出時の逆流と計量時のバラツ
キが発生する。さらに、シール部の磨耗が進むとヘッド
全体を交換するためナンテナンス時間が掛り、メンテナ
ンス費が嵩むという問題あった。
【００１０】よって本発明は前記問題点に鑑みてなされ
たものであり、逆止リングのシール性を向上させるとと
もに、シール部が磨耗した際のメンテナンス時間を短縮
しうるＬＩＭ成形機用スクリューヘッドの提供を目的と
する。
たものであり、逆止リングのシール性を向上させるとと
もに、シール部が磨耗した際のメンテナンス時間を短縮
しうるＬＩＭ成形機用スクリューヘッドの提供を目的と
する。
【００１１】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明における請求項１の発明は、シリンダー内に
てスクリューヘッドの頭部とスクリュ−間を軸方向に移
動する逆止リングにより成形材料の供給及び逆流防止を
しつつ射出成形するＬＩＭ成形機用のスクリューヘッド
において、前記逆止リングを軸直角方向にて２分割して
成ることを特徴とするものである。
め、本発明における請求項１の発明は、シリンダー内に
てスクリューヘッドの頭部とスクリュ−間を軸方向に移
動する逆止リングにより成形材料の供給及び逆流防止を
しつつ射出成形するＬＩＭ成形機用のスクリューヘッド
において、前記逆止リングを軸直角方向にて２分割して
成ることを特徴とするものである。
【００１２】請求項１によれば、逆止リングを軸直角方
向にて２分割したことにより、逆止リングの端面がスク
リュー５側の端面に衝撃的に接触して磨耗が生じても、
磨耗した部分の部品だけを取り替えればよいのでメンテ
ナンスが容易になりメンテナンス時間が短縮される。こ
れにより、経費の削減も可能となる。
向にて２分割したことにより、逆止リングの端面がスク
リュー５側の端面に衝撃的に接触して磨耗が生じても、
磨耗した部分の部品だけを取り替えればよいのでメンテ
ナンスが容易になりメンテナンス時間が短縮される。こ
れにより、経費の削減も可能となる。
【００１３】請求項２の発明は、２分割した前記逆止リ
ングが、スクリューヘッドの頭部に係合しつつ共に回転
するガイドリングと、回転自在にかつ軸方向に移動して
スクリュー側のシール部に接離するチェックリングとか
ら成ることを特徴とするものである。
ングが、スクリューヘッドの頭部に係合しつつ共に回転
するガイドリングと、回転自在にかつ軸方向に移動して
スクリュー側のシール部に接離するチェックリングとか
ら成ることを特徴とするものである。
【００１４】請求項２によれば、逆止リングが、ガイド
リングとチェックリングとに２分割されていることによ
り、接触面が磨耗した際に磨耗した部分の部品だけを取
り替えればよいので、メンテナンスが容易となりメンテ
ナンス時間が短縮されることで、経費の削減が可能とな
る。
リングとチェックリングとに２分割されていることによ
り、接触面が磨耗した際に磨耗した部分の部品だけを取
り替えればよいので、メンテナンスが容易となりメンテ
ナンス時間が短縮されることで、経費の削減が可能とな
る。
【００１５】請求項３の発明は、前記ガイドリング及び
チェックリングの内径と前記スクリューヘッドの軸部外
径との間に成形材料の流路を形成して成ることを特徴と
するものである。
チェックリングの内径と前記スクリューヘッドの軸部外
径との間に成形材料の流路を形成して成ることを特徴と
するものである。
【００１６】請求項３によれば、チェックリングとガイ
ドリングとの内径側に成形材料の流路を形成したことに
より成形材料の流れが円滑になる。
ドリングとの内径側に成形材料の流路を形成したことに
より成形材料の流れが円滑になる。
【００１７】請求項４の発明は、前記チェックリング側
のシール面に接触するスクリュー側のシール面をスクリ
ュー端から分割してシールリングを形成して成ることを
特徴とするものである。
のシール面に接触するスクリュー側のシール面をスクリ
ュー端から分割してシールリングを形成して成ることを
特徴とするものである。
【００１８】請求項４によれば、スクリュー側の接触面
をスクリューから分割してシールリングを形成すること
により、スクリュー側の接触面が磨耗しても分割したシ
ールリングだけを交換するだけで済み、メンテナンス時
間を短縮することが可能となる。
をスクリューから分割してシールリングを形成すること
により、スクリュー側の接触面が磨耗しても分割したシ
ールリングだけを交換するだけで済み、メンテナンス時
間を短縮することが可能となる。
【００１９】請求項５の発明は、分割した前記各部品の
軸方向における相互間の接触面を球面に形成して成るこ
とを特徴とするものである。
軸方向における相互間の接触面を球面に形成して成るこ
とを特徴とするものである。
【００２０】請求項５によれば、接触面が球面であるこ
とにより各部品間に多少のガタが生じても正常な接触状
態が得られる。
とにより各部品間に多少のガタが生じても正常な接触状
態が得られる。
【００２１】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。なお従来の技術における構成と同
一の構成部分については同一の符号を付して重複する説
明を省略する。 図１から図９は本発明の実施の形態に
係り、図１はスクリューヘッドを示す断面図、図２はヘ
ッド本体の正面図、図３はヘッド本体の頭部側端面を示
す図、図４はガイドリングの断面図、図５はガイドリン
グの端面図、図６はチェックリングの一部断面図、図７
はシールリングの一部断面図、図８及び図９は逆止リン
グの作動を示す図である。
に基づいて説明する。なお従来の技術における構成と同
一の構成部分については同一の符号を付して重複する説
明を省略する。 図１から図９は本発明の実施の形態に
係り、図１はスクリューヘッドを示す断面図、図２はヘ
ッド本体の正面図、図３はヘッド本体の頭部側端面を示
す図、図４はガイドリングの断面図、図５はガイドリン
グの端面図、図６はチェックリングの一部断面図、図７
はシールリングの一部断面図、図８及び図９は逆止リン
グの作動を示す図である。
【００２２】本発明のＬＩＭ成形機用スクリューヘッド
は、図１０及び図１１に示す従来のスクリューインライ
ン式射出成形機におけるスクリューヘッド１５を図１に
示すスクリューヘッド２０に構成したものである。
は、図１０及び図１１に示す従来のスクリューインライ
ン式射出成形機におけるスクリューヘッド１５を図１に
示すスクリューヘッド２０に構成したものである。
【００２３】即ち、図１におけるスクリューヘッド２０
は、先端に円錐状の頭部２１を有するヘッド本体２３、
及びヘッド本体２３の軸部３０とから構成されたガイド
リング２４とチェックリング２５とからなる逆止リング
１９からなっている。
は、先端に円錐状の頭部２１を有するヘッド本体２３、
及びヘッド本体２３の軸部３０とから構成されたガイド
リング２４とチェックリング２５とからなる逆止リング
１９からなっている。
【００２４】ヘッド本体２３は、図２及び図３に示すよ
うに、頭部２１に角度が６０°の円錐面２７を形成し、
頭部２１は大径部２８が３２ｍｍ、その後端側に角度が
１２５°の円錐面２９が形成され、円錐面２９の小径部
に外径２０．５ｍｍの軸３０が連設されている。さらに
軸３０の右方に一段細い外径１６ｍｍの軸３１が連設さ
れ、軸３１の右方にスクリュー５に結合するためのネジ
２２が連設されていている。
うに、頭部２１に角度が６０°の円錐面２７を形成し、
頭部２１は大径部２８が３２ｍｍ、その後端側に角度が
１２５°の円錐面２９が形成され、円錐面２９の小径部
に外径２０．５ｍｍの軸３０が連設されている。さらに
軸３０の右方に一段細い外径１６ｍｍの軸３１が連設さ
れ、軸３１の右方にスクリュー５に結合するためのネジ
２２が連設されていている。
【００２５】さらに、頭部２１における大径部２８には
図３に示すようにうに成形材料の流路となる４等配の溝
３２が形成され、その谷底の径３３が軸３０の径と略同
一になっている。
図３に示すようにうに成形材料の流路となる４等配の溝
３２が形成され、その谷底の径３３が軸３０の径と略同
一になっている。
【００２６】また、図１に示す逆止リング１９は軸直角
方向に２分割されたガイドリング２４とチェックリング
２５とにより構成されている。ガイドリング２４は、図
４及び図５に示すように外径を３４．２ｍｍ、内径を２
４．２ｍｍに形成され、ヘッド本体２３の軸３０との間
に径にて３．７ｍｍの隙間を有している。また一方の端
面がＲ２５ｍｍの球面３４に、他方の面が軸直角平面に
形成され、その端部に前記ヘッド本体２３の頭部２１に
形成された溝３２に対して係合しうる４等配の凸部３５
が形成されている。
方向に２分割されたガイドリング２４とチェックリング
２５とにより構成されている。ガイドリング２４は、図
４及び図５に示すように外径を３４．２ｍｍ、内径を２
４．２ｍｍに形成され、ヘッド本体２３の軸３０との間
に径にて３．７ｍｍの隙間を有している。また一方の端
面がＲ２５ｍｍの球面３４に、他方の面が軸直角平面に
形成され、その端部に前記ヘッド本体２３の頭部２１に
形成された溝３２に対して係合しうる４等配の凸部３５
が形成されている。
【００２７】チェックリング２５は、図６に示すように
外径３５ｍｍ、内径２５．１ｍｍの円筒状をなし、ヘッ
ド本体２３の軸３０との間に径にて４．６ｍｍの隙間が
形成され、両端面にはＲ２５ｍｍの球面３６及び３７が
形成されている。
外径３５ｍｍ、内径２５．１ｍｍの円筒状をなし、ヘッ
ド本体２３の軸３０との間に径にて４．６ｍｍの隙間が
形成され、両端面にはＲ２５ｍｍの球面３６及び３７が
形成されている。
【００２８】一方、スクリュー５側における逆止リング
１９の接触部をスクリュー５から分割して、図７に示す
ように外径が３１ｍｍ、内径がヘッド本体２３の軸３１
に精密嵌合しうる１６ｍｍにて、一方の端面がＲ２５ｍ
ｍの球面３３に、他方の面が軸直角平面に形成されたシ
ールリング２６を形成している。
１９の接触部をスクリュー５から分割して、図７に示す
ように外径が３１ｍｍ、内径がヘッド本体２３の軸３１
に精密嵌合しうる１６ｍｍにて、一方の端面がＲ２５ｍ
ｍの球面３３に、他方の面が軸直角平面に形成されたシ
ールリング２６を形成している。
【００２９】以上により、ガイドリング２４、チェック
リング２５、シールリング２６相互間は、チェックリン
グ２５が軸心に沿って移動することによりチェックリン
グ２５端の球面３６がガイドリング２４の球面３４に、
チェックリング２５の球面３７がシールリング２６の球
面３３に接することができるように構成している。
リング２５、シールリング２６相互間は、チェックリン
グ２５が軸心に沿って移動することによりチェックリン
グ２５端の球面３６がガイドリング２４の球面３４に、
チェックリング２５の球面３７がシールリング２６の球
面３３に接することができるように構成している。
【００３０】この構成のスクリューヘッド２０の組み立
てに際しては、図１に示すように、先ずヘッド本体２３
に対してガイドリング２４、チェックリング２５及び後
部シールリング２６を嵌合し、ネジ２２によりスクリュ
ー５の先端に連結する。これによりシールリング２６は
スクリュー５の端部とヘッド本体２３の軸３０との間に
挟まれて固定され、スクリューヘッド２０の組立が完了
する。
てに際しては、図１に示すように、先ずヘッド本体２３
に対してガイドリング２４、チェックリング２５及び後
部シールリング２６を嵌合し、ネジ２２によりスクリュ
ー５の先端に連結する。これによりシールリング２６は
スクリュー５の端部とヘッド本体２３の軸３０との間に
挟まれて固定され、スクリューヘッド２０の組立が完了
する。
【００３１】このように組み立てられたスクリューヘッ
ド２０は、シリンダ−３内に挿入することにより、チェ
ックリング２５がシリンダ−３の内径に対してガタなく
矢印にて示す左右方向に移動自在となり、またガイドリ
ング２４は、端面の凸部３５が、ヘッド本体２３の頭部
２１に形成された溝３２に対して係合され、シリンダ−
３の内径に対しても遊嵌された状態となる。そしてガイ
ドリング２４及びチェックリング２５の内径とヘッド本
体２３の軸３０との間に成形材料３８の流路が形成され
る。
ド２０は、シリンダ−３内に挿入することにより、チェ
ックリング２５がシリンダ−３の内径に対してガタなく
矢印にて示す左右方向に移動自在となり、またガイドリ
ング２４は、端面の凸部３５が、ヘッド本体２３の頭部
２１に形成された溝３２に対して係合され、シリンダ−
３の内径に対しても遊嵌された状態となる。そしてガイ
ドリング２４及びチェックリング２５の内径とヘッド本
体２３の軸３０との間に成形材料３８の流路が形成され
る。
【００３２】以上の構成のスクリューヘッド２０を取り
付けた射出成形機を用いて射出成形をする場合の作用と
しては、図１においてスクリュー５の回転により成形材
料、例えばシリコ−ンゴム２がスクリュー５の回転によ
りスクリューヘッド２０側に送り込まれる。この時に成
形材料２が送り込まれる動圧にてチェックリング２５が
図８の矢印にて示す方向に押し寄せられ、チェックリン
グ２５の球面３６（図６）がガイドリング２４の球面３
４（図４）に接触し、チェックリング２５の反対側の球
面３７とシールリング２６の球面３３（図７）との間が
開放され、その部分に成形材料２の流路３９が形成され
る。
付けた射出成形機を用いて射出成形をする場合の作用と
しては、図１においてスクリュー５の回転により成形材
料、例えばシリコ−ンゴム２がスクリュー５の回転によ
りスクリューヘッド２０側に送り込まれる。この時に成
形材料２が送り込まれる動圧にてチェックリング２５が
図８の矢印にて示す方向に押し寄せられ、チェックリン
グ２５の球面３６（図６）がガイドリング２４の球面３
４（図４）に接触し、チェックリング２５の反対側の球
面３７とシールリング２６の球面３３（図７）との間が
開放され、その部分に成形材料２の流路３９が形成され
る。
【００３３】この工程は射出前の状態であるので、射出
成形機の先端と金型１３との間の流路が閉止されてお
り、スクリュー５の回転により成形材料３８が供給され
続けることにより先端部の圧力が次第に高まる。そして
所要の圧力まで高まるとその反力によりチェックリング
２５が押し返されて後方に移動し、チェックリング２５
の球面３７がシールリング２６の球面３３に接して流路
が閉止され、逆流が防止される。
成形機の先端と金型１３との間の流路が閉止されてお
り、スクリュー５の回転により成形材料３８が供給され
続けることにより先端部の圧力が次第に高まる。そして
所要の圧力まで高まるとその反力によりチェックリング
２５が押し返されて後方に移動し、チェックリング２５
の球面３７がシールリング２６の球面３３に接して流路
が閉止され、逆流が防止される。
【００３４】また、成形材料２の供給時は、同時にミキ
シングも行われるため、スクリュ−５は回転し、チェッ
クリング２５が前方に押出されてガイドリング２４に当
接する。このスクリュ−５が回転した状態で当接した部
分が徐々に摩耗し、閉止距離が（チェックリング２５移
動距離が長くなる）長くなる。これにより、射出成形条
件として射出圧力や計量が不確実となり成形不良が発生
する原因となる。
シングも行われるため、スクリュ−５は回転し、チェッ
クリング２５が前方に押出されてガイドリング２４に当
接する。このスクリュ−５が回転した状態で当接した部
分が徐々に摩耗し、閉止距離が（チェックリング２５移
動距離が長くなる）長くなる。これにより、射出成形条
件として射出圧力や計量が不確実となり成形不良が発生
する原因となる。
【００３５】従って、接触部の摩耗による不良品の発生
を防止するために、摩耗した部分を交換する必要が生じ
る。
を防止するために、摩耗した部分を交換する必要が生じ
る。
【００３６】従来は、ガイドリング２４がなく、直接ヘ
ッド本体に当接し、頭部２１は成形材料の流路となる４
等配の溝３２を形成するため、接触部が少なく摩耗し易
い。また、逆止リング１９自体が長く成形材料との接触
面積が大きく計量開閉時のタイムラグがあり、充填量の
バラツキが大きかった。
ッド本体に当接し、頭部２１は成形材料の流路となる４
等配の溝３２を形成するため、接触部が少なく摩耗し易
い。また、逆止リング１９自体が長く成形材料との接触
面積が大きく計量開閉時のタイムラグがあり、充填量の
バラツキが大きかった。
【００３７】本発明では、逆止リング１９がガイドリン
グ２４とチェックリング２５に２分割されており、しか
もスクリュ−側の接触部も分割してシ−ルリング２６を
形成していることにより、摩耗した接触部分の部品だけ
を取替えれば良いことになる。 さらに、ガイドリング
２４とチェックリング２５の接触面積が増し円周状であ
ることとＲテ−パ−当接することから力が分散され従来
に比べ５倍の寿命となった。
グ２４とチェックリング２５に２分割されており、しか
もスクリュ−側の接触部も分割してシ−ルリング２６を
形成していることにより、摩耗した接触部分の部品だけ
を取替えれば良いことになる。 さらに、ガイドリング
２４とチェックリング２５の接触面積が増し円周状であ
ることとＲテ−パ−当接することから力が分散され従来
に比べ５倍の寿命となった。
【００３８】従って、メンテナンスが容易になりメンテ
ナンス時間の短縮が可能となる。
ナンス時間の短縮が可能となる。
【００３９】それに加え、逆止リング１９を２分割した
ことにより、チェックリング２５の長さを短くすること
が可能となり成形材料との接触面積が小さく計量開閉時
のレスポンスが向上した。このことによって、計量のバ
ラツキは大幅に改善された。
ことにより、チェックリング２５の長さを短くすること
が可能となり成形材料との接触面積が小さく計量開閉時
のレスポンスが向上した。このことによって、計量のバ
ラツキは大幅に改善された。
【００４０】
【発明の効果】本発明にれば、射出成形機のスクリュー
ヘッドにおける成形材料の逆流防止用逆止リングを軸直
角方向にて２分割することにより、衝撃的な接触により
接触部に磨耗が生じても、磨耗した部分の部品だけを取
り替えることがメンテナンス経費の節減が可能となる。
また、メンテナンスが容易になるとともに経費の節減が
可能となる。
ヘッドにおける成形材料の逆流防止用逆止リングを軸直
角方向にて２分割することにより、衝撃的な接触により
接触部に磨耗が生じても、磨耗した部分の部品だけを取
り替えることがメンテナンス経費の節減が可能となる。
また、メンテナンスが容易になるとともに経費の節減が
可能となる。
【図１】本発明の実施の形態に係るスクリューヘッドを
示す断面図。
示す断面図。
【図２】ヘッド本体の正面図。
【図３】ヘッド本体の頭部側端面を示す図。
【図４】ヘッド本体の断面図。
【図５】ヘッド本体の端面図。
【図６】チェックリングの一部断面図。
【図７】シールリングの一部断面図。
【図８】逆止リングの作動を示す図。
【図９】逆止リングの作動を示す図
【図１０】従来の射出成形機の断面図。
【図１１】従来の射出成形機における逆止リングの作動
を示す図。
を示す図。
【図１２】従来の射出成形機における逆止リングの作動
を示す図。
を示す図。
２……成形材料 ３……シリンダー ５……スクリュー １９……逆止リング ２０……スクリューヘッド ２１……頭部 ２２……ネジ ２３……ヘッド本体 ２４……ガイドリング ２５……チェックリ
ング ２６……シールリング ２７，２９…円錐面 ２８……大径部 ３０、３１…軸 ３２……溝 ３３，３４，３６，
３７…球面 ３９……流路
ング ２６……シールリング ２７，２９…円錐面 ２８……大径部 ３０、３１…軸 ３２……溝 ３３，３４，３６，
３７…球面 ３９……流路
Claims (5)
- 【請求項１】 シリンダー内にてスクリューヘッドの頭
部とスクリュ−間を軸方向に移動する逆止リングにより
成形材料の供給及び逆流防止をしつつ射出成形するＬＩ
Ｍ成形機用のスクリューヘッドにおいて、 前記逆止リングを軸直角方向にて２分割して成ることを
特徴とするＬＩＭ成形機用スクリューヘッド。 - 【請求項２】 ２分割した前記逆止リングが、スクリュ
ーヘッドの頭部に係合しつつ共に回転するガイドリング
と、回転自在にかつ軸方向に移動してスクリュー側のシ
ール部に接離するチェックリングとから成ることを特徴
とする請求項１記載のＬＩＭ成形機用スクリューヘッ
ド。 - 【請求項３】 前記ガイドリング及びチェックリングの
内径と前記スクリューヘッドの軸部外径との間に成形材
料の流路を形成して成ることを特徴とする請求項１又は
２記載のＬＩＭ成形機用スクリューヘッド。 - 【請求項４】 前記チェックリング側のシール面に接触
するスクリュー側のシール面をスクリュー端から分割し
てシールリングを形成して成ることを特徴とする請求項
１記載のＬＩＭ成形機用スクリューヘッド。 - 【請求項５】 分割した前記各部品の軸方向における相
互間の接触面を球面に形成して成ることを特徴とする請
求項１，２Ｍ３又は４記載のＬＩＭ成形機用スクリュー
ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11011084A JP2000202878A (ja) | 1999-01-19 | 1999-01-19 | Ｌｉｍ成形機用スクリュ―ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11011084A JP2000202878A (ja) | 1999-01-19 | 1999-01-19 | Ｌｉｍ成形機用スクリュ―ヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000202878A true JP2000202878A (ja) | 2000-07-25 |
Family
ID=11768120
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11011084A Withdrawn JP2000202878A (ja) | 1999-01-19 | 1999-01-19 | Ｌｉｍ成形機用スクリュ―ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000202878A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102825747A (zh) * | 2012-05-04 | 2012-12-19 | 广东伊之密精密机械股份有限公司 | 一种注塑机的封胶止逆结构 |
| CN103921414A (zh) * | 2014-03-22 | 2014-07-16 | 肖加云 | 一种组合式螺杆头 |
| US8900506B2 (en) | 2010-10-25 | 2014-12-02 | Mitsubishi Heavy Industries Plastic Technology | Plasticizing screw for injection molding and injection molding method using same |
| CN107538696A (zh) * | 2017-10-13 | 2018-01-05 | 东莞市联洲知识产权运营管理有限公司 | 一种注塑挤出头胶料防逆装置 |
| CN108858985A (zh) * | 2018-07-21 | 2018-11-23 | 积康螺杆制造（上海）股份有限公司 | 一种叉圈式螺杆头组 |
-
1999
- 1999-01-19 JP JP11011084A patent/JP2000202878A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8900506B2 (en) | 2010-10-25 | 2014-12-02 | Mitsubishi Heavy Industries Plastic Technology | Plasticizing screw for injection molding and injection molding method using same |
| CN102825747A (zh) * | 2012-05-04 | 2012-12-19 | 广东伊之密精密机械股份有限公司 | 一种注塑机的封胶止逆结构 |
| CN103921414A (zh) * | 2014-03-22 | 2014-07-16 | 肖加云 | 一种组合式螺杆头 |
| CN107538696A (zh) * | 2017-10-13 | 2018-01-05 | 东莞市联洲知识产权运营管理有限公司 | 一种注塑挤出头胶料防逆装置 |
| CN108858985A (zh) * | 2018-07-21 | 2018-11-23 | 积康螺杆制造（上海）股份有限公司 | 一种叉圈式螺杆头组 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060404 |