JP2000202518A - 連続鋳造設備から製造された鋳造ストランドの振動きずを有している表面をデスケ―リングする方法および装置 - Google Patents

連続鋳造設備から製造された鋳造ストランドの振動きずを有している表面をデスケ―リングする方法および装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄スラブの振動きずをデスケーリングする方
法および装置を提供すること 【解決手段】 鋳造ストランド1をストランド支持部1
0の終端部と均質炉11内への入り口或いはロールスタ
ンド33の入側間において領域29内で鋳造ストランド
の水平方向の移送方向から少なくとも二度転向させるこ
とにより転向4,5の領域において鋳造ストランド表面
2,3に伸びを与えること、鋳造ストランド支持部終端
に、かつ均質炉11の入口の手前或いはロールスタンド
33の入側の手前において、入側の一対の矯正ローラ1
2と出側の一対の矯正推進ローラ13との間にデスケー
リングステーション14が設けられており、ステーショ
ンが鋳造ストランドの移送方向で間隔をおいてかつ互い
に反対方向に整向された二つの転向−矯正ローラ15,
16を備えており、これらの転向−矯正ローラに鋳造ス
トランドの各々の反対側において傾斜した面に設けられ
ている噴射ノズル6,7を有している噴射ビーム17,
18が所属している

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に、連続鋳造方
法で製造された鋳造ストランドの振動きずを有している
表面、特に均質炉と特に多数のロールスタンドとを備え
ている後続している熱間ストリップ圧延ラインにより減
面される薄スラブの振動きずをデスケーリングする方法
に関する。
【0002】更に、本発明は上記の方法を実施するため
の装置に関する。
【0003】
【従来の技術】連続鋳造により鋳造された鋳造ストラン
ド、特に薄スラブの表面清掃にあっては、経験上からし
て、鋳造ストランドの表面が、鋳型の振動によって誘起
される横方向に作用する不規則な振動運動により、これ
によるいわゆる振動きずが生じることから困難であるこ
とが知られている。
【0004】この困難な点は、これらの振動きずが連続
鋳造作業にあって一定ではなく、異なっており、特に振
動きずの深さが異なってくるので、更にその程度をま
す。
【0005】連続鋳造技術を技術的に完全なものにしよ
うとする意図から、時間の経過に従って鋳型の形態と機
能に特別な注意を払い、かつこの鋳型の形態と機能とを
ストリップ鋳造技術の核心として位置ずけ絶えず更なる
開発が行われてきた。このことと平行して、高い鋳造技
術を達するための改良された鋳造粉末が潤滑材として試
みられ、使用されてきた。
【0006】高周波の振動システムを、最適化された鋳
型の三次元形状との組合せにより使用することにより、
鋳造製品の表面品質が絶えず改善されてきた。
【0007】表面品質のこの技術的に意味のある改善に
もかかわらず、特に薄スラブにあっては、鋳造製品から
錆、汚い粒子および他の異物粒子による汚化に伴う汚物
を徹底的に清掃し、鋳造製品をロールスタンド内で圧延
を行う際にこれらの汚物が鋳造製品の表面内に圧入され
ないようにすることの必要性が未解決のまま残ってい
る。その際、このような汚物は、特に振動きずが未だ残
っている鋳造製品の深所から除去しなければならない。
この振動きずの断面がかどばった形状の或いは鋭利にか
どばった形状をしている場合、この振動きずの除去はま
すます困難となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の根底をなす課
題は、鋳造製品の表面、特に薄スラブにあって、表面を
清掃する際の困難と、特にこの表面における、この表面
に沿った或いは表面内の振動きずを除去するための方法
と装置とを提供することである。また、鋳造製品に対す
る不都合に強い冷却作用を、可能な限り僅かな量の圧力
水の使用の下に阻止することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題は特許請求の
範囲の請求項1の上位概念に記載の方法にあって、本発
明により、 −鋳造ストランドを、ストランド支持部の終端部と均質
炉内への入り口或いはロールスタンド内への入側間にお
いて、限られた領域内で鋳造ストランドの水平方向の移
送方向から少なくとも二度転向させることにより各々の
転向作用の領域の内においてこの鋳造ストランド表面に
伸びを与えること、および −鋳造ストランド表面に特に転向作用領域においてハー
ドナな水噴射流により激しい清掃作用を行うこと、によ
って解決される。
【0010】本発明により行われたストランド変形に伴
って、引張り応力の領域が生じ、その際振動きずは幾分
更に大きく開かれ、これにより激しい水噴射流が良好に
作用し、これにより振動きずの深所に至まで激しい清掃
効果が達せられる。
【0011】本発明による他の構成により、鋳造ストラ
ンドは正弦形状で或いはほぼ正弦形状で転向される。
【0012】このような正弦形状で或いはほぼ正弦形状
の転向は、表面張力のほぼ一様な減少と増加とを保証
し、これにより鋳造組織の阻害が回避される。
【0013】本発明による方法の他の構成により、鋳造
ストランドの各々の転向の程度は鋳造ストランドの最大
許容される可逆的変形の度合いに追従される。
【0014】本発明による方法の他の構成により、鋳造
ストランドの各々の転向の程度は鋳造ストランドの最大
許容表面張力の度合いに追従される。
【0015】本発明による方法の他の構成により、鋳造
ストランドの各々の転向の程度は常時のに温度制御の下
での鋳造ストランドの材料温度の度合いに追従される。
【0016】鋳造ストランドの許容される変形、最大許
容表面張力或いは材料温度を維持するための本発明によ
る方法の上記の構成により、鋳造ストランド内の組織の
阻害の低減の下での鋳造ストランドの最大の屈曲が保証
される。
【0017】更に、本発明による方法により、噴射ノズ
ルと鋳造ストランドの水噴射流が作用される表面の間の
距離が絶えず測定され、一定に維持される。これによ
り、ハードな清掃水噴射流を使用した際作業パラメータ
が完全に一定に維持される。
【0018】この目的のため、噴射水の圧力を絶えず制
御され、高い圧力水準に維持される。
【0019】更に、本発明による方法の有利な構成は、
鋳造ストランドに、それぞれ平行な面内を経過し、ある
列で設けられている多数水噴射流を作用させ、その際こ
の面を鋳造ストランドの移送方向を垂直方向で交差する
面に対して或る角度で位置するようにし、水噴射流が鋳
造ストランドの表面に対して傾斜して整向されるような
にしたことにある。
【0020】この作業方法の利点は、加圧水噴射流がよ
り良好に振動きずの深所にまで到達し、その際、ストラ
ンドの運動に対して水を横方向で或いは傾斜した方向で
衝突させることが、経験上平行な水の作用よりもより著
しく良好であることである。
【0021】清掃作用の更なる改善は、水噴射流を噴射
ビームのこの水噴射流を製出する噴射ノズルにより噴射
面内で、図5において二方向矢印35で示したように往
復運動させることによって達せられる。
【0022】本発明による方法の他の構成にあっては、
鋳造ストランドの組織状態の基準に従ってデスケーリン
グを行う冷却に相応して変化する転向力が常時測定さ
れ、この測定に従って供給すべき水の量を水の量と水の
圧力との積を維持しつつ一定に調節するやり方が利用さ
れる。
【0023】これにより、連続鋳造機が時として基礎と
しているパラメータの変動、例えば鋳造速度もしくは鋳
造温度の変更の結果によるパラメータの変動も均衡され
る。
【0024】更に上記の本発明による課題は、特に連続
鋳造方法で製造された鋳造ストランドの振動きずを有し
ている表面、特に均質炉と特に多数のロールスタンドを
有する後続している熱間ストリップ圧延ラインにおいて
減面される薄スラブの振動きずをデスケーリングする、
上記の方法を実施するための装置において、鋳造ストラ
ンド支持部の終端部に、かつ均質炉の入口の手前或いは
ロールスタンドの入側の手前において、入側の一対の矯
正ローラと出側の一対の矯正推進ローラの間にデスケー
リングステーションが設けられており、このステーショ
ンが鋳造ストランドの移送方向で間隔をおいてかつ互い
に反対方向に整向された二つの転向曲げローラを備えて
おり、これらの転向曲げローラに鋳造ストランドの各々
の反対側において傾斜した面に設けられている噴射ノズ
ルを有している噴射ビームを所属していることによって
解決される。
【0025】本発明による装置の他の構成により、噴射
ビームが距離感知器並びに距離−調節手段を備えてい
る。
【0026】また、本発明による装置にあっては、転向
曲げローラが制御されるサーボシリンダと変位計を備え
ている。
【0027】更に、本発明により、この装置は、サーボ
シリンダが転向力を監視するためのコントロール手段を
備えている。
【0028】本発明による装置にあっては、デスケーリ
ングステーションが保護ボックスで囲繞されている。
【0029】以下に添付した図面に図示した発明の実施
の態様につき本発明を詳細に説明する。
【0030】
【発明の実施の態様】連続鋳造設備の図1に示した領域
は、鋳造ストランド1、特に薄スラブを案内しかつ支持
するためのストランド支持部10が後方に接続されてい
る連続鋳造機28を示している。薄スラブは連続鋳造設
備の後方において、均質炉11と多数のロールスタンド
33を備えている熱間ストリップ圧延ライン32におい
て減面される。均質炉11と第一のロールスタンド33
との間には、クロップ切断シャー31が設けられてい
る。薄スラブ1が水平な移送方向で移行する際のストラ
ンド支持部の終端部には、四つの矯正ローラ12が存在
している。これらの矯正ローラは薄スラブ1を、出側の
矯正推進ローラ13との協働の下に、デスケーリングス
テーション14を経て移送する。このデスケーリングス
テーション14内には、相対して設けられている二つの
転向曲げローラ15と16が存在している。これらの転
向曲げローラはスラブの移送方向で互いに間隔をおいて
設けられている。これらの転向曲げローラには、スラブ
の各々の反対側において、図4と図5から認められるよ
うに、傾斜した面内に設けられている噴射ノズル6,7
を備えている噴射ビーム17,18が所属している。こ
れらの噴射ビーム17,18には、例えば距離感知器1
9,20並びに距離調節手段21,22が所属してい
る。従って、噴射ノズル6,7と薄スラブ1の表面2,
3間の距離は正確に一定に維持される。
【0031】転向曲げローラ15,16には制御される
サーボシリンダ23,24と変位計25,26が所属し
ている。従って、この転向曲げローラ15と16は変位
の測定により或いは荷重の測定により距離が変わるよう
に調節される。この目的のため、調節シリンダ23,2
4には、転向作用4,5と転向力を監視するためのコン
トロール手段が所属している。外からの影響に対する保
護のため、デスケーリングステーション14は保護ボッ
クス27で囲繞されている。
【0032】図1と図2とから、薄スラブ1は、ストリ
ップ支持部10の終端部と均質炉11への入口との間に
おいて、限られた領域29内において、各々の転向動作
4,5の領域におけるそれらの水平方向の移送方向から
少なくとも二度転向されることにより、それらの表面
2,3の伸びが行われること、および表面2,3が、特
に転向作用4,5の領域内において、ハードな水噴射流
8,9が作用されることにより激しい清掃作用を受ける
ことが認められる。
【0033】転向曲げローラ15,16の調節手段23
−26により、薄スラブ1の各々のの転向作用4,5の
程度が最大許容表面張力の度合いに追従される。
【0034】更に、図3,図4および図5から、薄スラ
ブ1がそれぞれ平行な面x−xで指向しておりかつ列状
に設けられている多数の水噴射流8,9の作用を受け、
この場合この面x−xが、スラブの移送方向と交差する
面y−yに対して角度αとβで存在しており、水噴射流
8,9が薄スラブ1の表面2,3に対して傾斜して整向
されていることが認められる。水噴射流8,9により、
特に振動きず30がその深所に至まで清掃される。
【0035】水噴射流8,9はこの水噴射流を製出する
噴射ビーム17,18により面y−y内で、図5におい
て二方向矢印35で示したように、往復運動可能であ
る。その際、水噴射流8,9は、図4或いは図5に示し
たように、薄スラブ1の移送方向34に対して反対方向
で傾斜して整向されている。しかし、水噴射流は移送方
向34に対してこの方向に沿って整向されていることも
可能であり、この場合この整向の選択は重要な作業パラ
メータに応じて当業者にとってその時その時に決定する
ことが可能である。
【0036】図5から自明であるように、矢印で示した
水噴射流8,9は、図4に示すように、噴射ビーム1
7,18の下側において流出し、図面を見やすくすると
言う理由からだけで、あたかも噴射ビームが噴射ビーム
17,18の薄スラブ1とは反対側において流出するよ
うに示されている。
【0037】本発明により、特許請求の範囲に記載の特
徴(図2)を備えているデスケーリング装置は薄スラブ
がロールスタンド33内に走入する手前に設けることも
可能である。
【0038】
【発明の効果】本発明の方法および装置により、連続鋳
造により製造されたストランド、特に薄スラブのデスケ
ーリングがその組織を阻害することなく確実に行われ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】連続鋳造方法により製造された薄スラブの振動
きずを有する表面をデスケーリングするための装置が組
み込まれている連続鋳造設備の概略図である。
【図2】図1によるデスケーリングステーションの拡大
側面図である。
【図3】振動きずを有している薄スラブの表面の平面図
である。
【図4】図3によるストランド部分の側面図である。
【図5】上方に設けられている噴射ビームと噴射ノズル
と共に示した薄スラブ片の片面図である。
【符号の説明】
1 鋳造ストランド 2,3 スラブ表面 6,7 噴射ノズル 8,9 水噴射流 10 ストランド支持部 11 均質炉 12 矯正ローラ 13 矯正推進ローラ 14 デスケーリングステーション 15,16 転向曲げローラ 17,18 噴射ビーム 21,22 距離調節手段 23,24 サーボシリンダ 30 振動きず 31 クロップ切断シャー 33 ロールスタンド 34 移送方向

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項01】 特に、連続鋳造方法で製造された鋳造
    ストランド(1)の振動きず(30)を有している表面
    (2,3)、特に均質炉(11)と特に多数のロールス
    タンド(33)とを有する後続している熱間ストリップ
    圧延ライン(32)において減面処理される薄スラブの
    振動きずをデスケーリングする方法において、 −鋳造ストランド(1)を、ストランド支持部(10)
    の終端部と均質炉(11)内への入り口或いはロールス
    タンド(33)内への入側間において、限られた領域
    (29)内で、鋳造ストランドの水平方向の移送方向か
    ら少なくとも二度転向させることにより各々の転向作用
    (4,5)の領域の内においてこの鋳造ストランド表面
    (2,3)に伸びを与えること、および−鋳造ストラン
    ド表面(2,3)に特に転向作用領域(4,5)におい
    てハードナな水噴射流(8,9)により激しく清掃作用
    を行うこと、を特徴とする方法。
  2. 【請求項02】 鋳造ストランド(1)を正弦形状で或
    いはほぼ正弦形状で転向させることことを特徴とする請
    求項1に記載の方法。
  3. 【請求項03】 鋳造ストランド(1)の各々の転向作
    用(4,5)の程度を鋳造ストランド(1)の最大許容
    変形の度合いに追従させることを特徴とする請求項1或
    いは2に記載の方法。
  4. 【請求項04】 鋳造ストランド(1)の各々の転向作
    用(4,5)の程度を鋳造ストランド(1)の最大許容
    表面張力の度合いに追従させることを特徴とする請求項
    1或いは2に記載の方法。
  5. 【請求項05】 鋳造ストランド(1)の各々の転向作
    用(4,5)の程度を常時の温度制御の下での鋳造スト
    ランド(1)の材料温度の度合いに追従させることを特
    徴とする請求項1或いは2に記載の方法。
  6. 【請求項06】 噴射ノズル(6,7)と鋳造ストラン
    ド(1)の水噴射流(8,9)が噴射される表面(2,
    3)の間の距離を絶えず測定し、一定に維持することを
    特徴とする請求項1から5までのいずれか一つに記載の
    方法。
  7. 【請求項07】 噴射水の圧力を絶えず制御し、高い圧
    力水準に維持することを特徴とする請求項1から6まで
    のいずれか一つに記載の方法。
  8. 【請求項08】 鋳造ストランド(1)に、それぞれ平
    行な面(x−x)内を経過し、ある列で設けられている
    多数の水噴射流(8,9)を作用させ、その際面(x−
    x)を鋳造ストランド(1)の移送方向を垂直方向で交
    差する面(y−y)に対して角度(α或いはβ)で位置
    するようにし、水噴射流(8,9)が鋳造ストランド
    (1)の表面(2,3)に対して傾斜して整向されるよ
    うにしたことを特徴とする請求項1から7までのいずれ
    か一つに記載の方法。
  9. 【請求項09】 水噴射流(8,9)を噴射ビーム(1
    7,18)のこの水噴射流を製出する噴射ノズル(6,
    7)により面(y−y)内で往復運動(二方向矢印3
    5)させることを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 鋳造ストランド(1)の組織状態の基
    準に従ってデスケーリングを行う冷却に相応して変化す
    る転向力を常時測定し、この測定に従って供給すべき水
    の量を水の量と水の圧力との積を維持しつつ一定の調節
    することを特徴とする請求項1から9までのいずれか一
    つに記載の方法。
  11. 【請求項11】 連続鋳造方法で製造された鋳造ストラ
    ンド(1)の振動きず(30)を有している表面(2,
    3)、特に均質炉(11)と特に多数のロールスタンド
    (33)とを有する後続している熱間ストリップ圧延ラ
    イン(32)において減面される薄スラブの振動きずを
    デスケーリングする装置おいて、鋳造ストランド支持部
    (10)の終端部に、かつ均質炉(11)への入口の手
    前或いはロールスタンド(33)への入側の手前におい
    て、入側の一対の矯正ローラ(12)と出側の一対の矯
    正推進ローラ(13)との間に、デスケーリングステー
    ション(14)が設けられており、このデスケーリング
    ステーションが鋳造ストランド(1)の移送方向で間隔
    をおいてかつ互いにに反対方向に整向された二つの転向
    曲げローラ(15,16)を備えており、これらの転向
    曲げローラに鋳造ストランド(1)の各々の反対側にお
    いて傾斜した面に設けられている噴射ノズル(6,7)
    を有している噴射ビーム(17,18)が所属している
    ことを特徴とする装置。
  12. 【請求項12】 噴射ビーム(17,18)が距離感知
    器(19,20)並びに距離−調節手段(21,22)
    を備えていることを特徴とする請求項11に記載の装
    置。
  13. 【請求項13】 転向曲げローラ(15,16)が制御
    されるサーボシリンダ(23,24)と変位計(25,
    26)を備えていることを特徴とする請求項11或いは
    12に記載の装置。
  14. 【請求項14】 サーボシリンダ(23,24)が転向
    力を監視するためのコントロール手段を備えていること
    を特徴とする請求項11から13までのいずれか一つに
    記載の装置。
  15. 【請求項15】 デスケーリングステーション(14)
    が保護ボックス(27)で囲繞されていることを特徴と
    する請求項11から14までのいずれか一つに記載の装
    置。
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