JP2000201064A - 論理回路用の高速プッシュプル出力段 - Google Patents

論理回路用の高速プッシュプル出力段

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JP2000201064A
JP2000201064A JP11340889A JP34088999A JP2000201064A JP 2000201064 A JP2000201064 A JP 2000201064A JP 11340889 A JP11340889 A JP 11340889A JP 34088999 A JP34088999 A JP 34088999A JP 2000201064 A JP2000201064 A JP 2000201064A
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    • H03K19/09432Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits using specified components using semiconductor devices using field-effect transistors with coupled sources or source coupled logic
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】高負荷状態でも出力スルーレートを高くできる
高効率高速論理出力段を得る。 【解決方法】第1回路は、信号Aを受けるノード18
をゲートに接続するトランジスタ(以下TR)26,2
8を設け、かつTR28のソース、所定バイアス駆動T
R42のドレーン間に複数インピーダンス素子を直列接
続して複数出力ノードを設け、TR26のソース74に
コンデンサ78を接続し他端を第2回路の所定バイアス
駆動TR66のゲートに接続する構成とする。第2回路
は、相補信号NAを受け、第1回路と同じ構成で複数
出力を得る。また第2回路のコンデンサ84はTR42
のゲートに接続される。信号A、相補信号Aの遷移
に応じてTR66、TR42の各ゲートに各コンデンサ
を経て相反する過度信号が供給され、一時的電流変化を
生じ第1回路、第2回路の各出力ノードの容量性負荷の
充放電を高速化して出力スルーレートを改善する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はディジタル論理回
路に関し、特に論理回路用の高速プッシュプル出力段に
関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】論理回路設計技術分野
で周知の通り、バイポーラトランジスタ利用の論理回路
の設計フォーマットとして用いられるエミッタ結合論理
回路(ECL)に対応して、電界効果トランジスタ(F
ET)利用のソース結合FET論理回路(SCFL)と
して知られる回路がある。SCFL回路では、後続の論
理回路のために通常いくつかの互いに異なる電圧レベル
の出力を生ずる。高速SCFL回路においても、他の多
数の高速論理回路の場合と同様に、多様な負荷条件の下
で最短時間内に規格電圧レベルの出力信号を生ずる機能
が重要である。
【0003】論理回路用のプッシュプル出力段はその要
求を満たすために開発されたものであり、この出力段で
は負荷と電源電圧VDDなどの第1の基準電圧との間の
一つのトランジスタ導通経路を導通状態にするとともに
負荷と地気などの第2の基準電圧との間のもう一つのト
ランジスタ導通経路を遮断状態にするのに一つの遷移出
力信号を同時並行的に用いる。慣用のこの種のプッシュ
プル出力段でもSCFL回路の出力スルーレートを高め
てきたが、特に高負荷状態で消費電力の増大なしにこの
出力スルーレートをさらに高める必要がある。
【0004】したがって、従来技術の上述の問題点を解
消した論理回路出力段に対する需要が高まっている。特
に、高負荷状態の場合も出力スルーレートを高く維持で
きる高効率論理回路出力段が必要とされている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の一つの実施例
では、論理回路出力段に、第1の論理出力信号を受ける
第1の端子と第1の出力ノードに接続した第3の端子と
を備える第1のトランジスタを含む。第2のトランジス
タはこの第1のトランジスタの前記第1の端子に接続し
た第1の端子を備える。第3のトランジスタは第2の論
理出力信号を受ける第1の端子と第2の出力ノードに接
続した第3の端子とを備える。第4のトランジスタは前
記第2のトランジスタの第3の端子に接続した第1の端
子と第2の出力ノードに接続した第2の端子とを備え
る。第2のトランジスタの第3の端子と第1の出力ノー
ドとの間にインピーダンス素子を接続する。この出力段
では、第2のトランジスタは第1の論理出力信号の遷移
に応答して第4のトランジスタの第1の端子に遷移信号
を供給する。第4のトランジスタは第2のトランジスタ
からの前記遷移信号に応答して第2の出力ノードの電流
に一時的変化を生じさせる。
【0006】この発明の利点は第4のトランジスタのも
たらす一時的電流変化が第2の出力ノードの容量性負荷
の高速充放電を可能にし、それによってより高い出力ス
ルーレートを生ずることである。この発明のもう一つの
利点は半導体集積回路チップの面積および出力段消費電
力のいずれをも大幅に増加させることなく、より高い出
力スルーレートを生ずることである。
【0007】
【発明の実施の形態】この発明の好ましい実施例および
それら実施例の利点は図面の第1図および第2図を参照
することによってよりよく理解されよう。これら図面全
体を通じて同一の構成要素は同一の参照数字を付けて図
示してある。
【0008】図1を参照すると、SCFL回路出力段1
0の概略図が示してある。この出力段10は論理回路用
出力バッファとして用いることができる。詳細に後述す
るとおり、出力段10でSCFL回路全体の一部を構成
することもできる。
【0009】一つの実施例では、出力段10は第1のト
ランジスタ12のゲートに論理レベル信号A1を受け、
相補的論理レベル信号NA1をこの第1のトランジスタ
12と整合した第2のトランジスタ14のゲートに受け
る。トランジスタ12および14は両方ともnチャネル
FETである。これらトランジスタ12および14のソ
ースは電流源16、すなわちトランジスタ16aとバイ
アス電圧をトランジスタ16aのゲートに供給するバイ
アス電圧源16bとトランジスタ16aのソースおよび
基準電圧VSSの間に接続した抵抗器16cとを備える
電流源16に接続する。トランジスタ12および14の
ドレーンはノード18および20にそれぞれ接続する。
【0010】基準電圧VDDとノード18および20と
の間には整合した抵抗器22および24をそれぞれ接続
する。すなわち、信号A1が論理レベルハイのとき電流
源16の電流のほぼ全部がトランジスタ12および抵抗
器22を流れ、ノード18の電圧をVDD−I(16)
R(22)にほぼ等しい低い電圧にする。ここでI
(16)は電流源16を流れる電流、R(22)は抵抗
器22の抵抗値である。この状態で信号NA1は論理レ
ベルローであり、トランジスタ14および抵抗器24を
流れる電流は零またはほとんど零であり、ノード20の
電圧はVDD近傍の高い値になる。同様に、信号A1が
論理レベルローのときは信号NA1はハイであってノー
ド18の電圧はVDD近傍の高い値になり、ノード20
の電圧はVDD−I(16)R(24)の低い値にな
る。ここでR(24)は抵抗器24の抵抗値である。
【0011】ノード18は基準電圧VDDに各々のドレ
ーンを接続した二つのnチャネルトランジスタ26およ
び28のゲートに接続する。これらトランジスタ26お
よび28はソースフォロワーとして動作する。
【0012】トランジスタ28のソースは直列接続のイ
ンピーダンス素子30、32および34に接続してあ
る。インピーダンス素子30はトランジスタ28のソー
スと出力ノード36との間に接続してある。インピーダ
ンス素子32は出力ノード36と第2の出力ノード38
との間に接続する。インピーダンス素子34は出力ノー
ド38と第3の出力ノード40との間に接続する。
【0013】一つの実施例ではインピーダンス素子3
0、32および34はダイオードで構成する。したがっ
て、ハイまたはローの出力信号について、出力ノード3
8の電圧は出力ノード36よりもダイオード1個の電圧
降下分だけ低く、出力ノード40は出力ノード38より
もダイオード1個分の電圧降下分だけ低い。これら三つ
の出力電圧レベルのうちの一つ以上を周知のSCFL設
計慣用手法に従って後続のSCFL論理段に用いる。
【0014】出力ノード40をnチャネルトランジスタ
42のドレーンに接続する。バイアス電圧源44を抵抗
器46経由でトランジスタ42のゲートに接続する。も
う一つの抵抗器48をトランジスタ42のソースと基準
電圧VSSとの間に接続する。出力ノード36、38お
よび40がハイまたはローの定常状態にあるとき、トラ
ンジスタ42は電流源として動作し、出力ノード40か
ら電流を外に導く。状態遷移期間中のトランジスタ42
の動作は後述する。
【0015】ノード18と同様にノード20も、基準電
圧VDDに各々のドレーンを接続した二つのnチャネル
トランジスタ50および52のゲートに接続する。これ
らトランジスタ50および52はソースフォロワとして
動作する。
【0016】トランジスタ52のソースは直列接続のイ
ンピーダンス素子54、56および58に接続してあ
る。インピーダンス素子54はトランジスタ52のソー
スと出力ノード60との間に接続する。インピーダンス
素子56は出力ノード60と第2の出力ノード62との
間に接続する。インピーダンス素子58は出力ノード6
2と第3の出力ノード64との間に接続する。
【0017】一つの実施例では、インピーダンス素子5
4、56および58はダイオードで構成する。したがっ
て、ハイまたはローの出力信号について、出力ノード6
2の電圧は出力ノード60よりもダイオード1個の電圧
降下分だけ低く、出力ノード64の電圧は出力ノード6
2よりもダイオード1個の電圧降下分だけ低い。これら
三つの出力電圧レベルのうちの一つ以上を周知のSCF
L設計慣用手法に従って後続のSCFL論理段に用い
る。
【0018】出力ノード64をnチャネルトランジスタ
66のドレーンに接続する。バイアス電圧源44を抵抗
器70経由でトランジスタ66のゲートに接続する。も
う一つの抵抗器72をトランジスタ66のソースと基準
電圧VSSとの間に接続する。出力ノード60、62お
よび64がハイまたはローである定常状態にあるときト
ランジスタ66は電流源として動作し、出力ノード64
から電流を外に導く。状態遷移期間中のトランジスタ6
6の動作は後述する。
【0019】トランジスタ76のソースはノード74に
接続する。高抵抗値の抵抗器76をノード74と出力ノ
ード36との間に接続する。コンデンサ78をノード7
4とトランジスタ66のゲートとの間に接続する。同様
に、トランジスタ50のソースをノード80に接続す
る。高抵抗値の抵抗器82をノード80と出力ノード6
0との間に接続する。コンデンサ84をノード80とト
ランジスタ42のゲートとの間に接続する。
【0020】信号A1がローからハイに、信号NA1が
ハイからローにそれぞれ遷移する信号遷移期間中にトラ
ンジスタ12はオンになり、ノード18の電圧を低下さ
せる。その結果、出力ノード36、38および40はロ
ーになる。一方、トランジスタ14はオフになり、ノー
ド20の電圧を上昇させる。その結果、ノード80の電
圧は上がる。この正方向への過渡的電圧上昇をコンデン
サ84によりトランジスタ42のゲートに伝達し、トラ
ンジスタ42経由の電流を一時的に増加させる。トラン
ジスタ42経由の電流のこの一時的増大によって、出力
ノード36、38および40のハイからローの遷移期間
中におけるこれらノードの容量性負荷からの放電が、ト
ランジスタ42のゲートのバイアス電圧を一定に保った
場合よりも高速になる。
【0021】同時に、ノード20における電圧上昇が出
力ノード60、62および64のローからハイへの遷移
を生じさせる。この遷移の期間中にノード18の電圧低
下がノード74における対応の電圧低下を生じさせる。
ノード74におけるこの過渡的電圧低下をコンデンサ7
8によりトランジスタ66のゲートに伝達し、それによ
ってトランジスタ66経由の電流を一時的に減少させ
る。トランジスタ66を通じたこの電流の一時的減少
が、出力ノード60、62および64のローからハイへ
の遷移の期間中に出力ノード60、62および64に一
時的に流れ込む電流をトランジスタ66のゲートのバイ
アス電圧を一定に保った場合に可能な値よりも一時的に
増大させる。すなわち、出力ノード60、62および6
4の容量性負荷を上記以外の場合よりも急速に充電でき
る。
【0022】信号A1がハイからローへ、信号NA1が
ローからハイへそれぞれ遷移する信号遷移期間中に、上
記現象が互いに逆方向に繰り返され、出力ノード36、
38および40の容量性負荷の充電をより高速化し、ノ
ード60、62および64の負荷の放電をより高速化す
る。したがって、トランジスタ26および50並びにコ
ンデンサ78および84は消費電力一定として出力段1
0が通常達成できる値よりも高い出力スルーレートを達
成可能にする。
【0023】一つの実施例では、トランジスタ26およ
び50の各々は幅Wであり、トランジスタ28および5
2の各々は幅3Wである。すなわち、出力段10の達成
するスルーレート上昇はトランジスタ26および50並
びに抵抗器76および82の除去、トランジスタ28お
よび52の幅の4Wへの増大およびコンデンサ78およ
び84のトランジスタ28および52への接続によって
それぞれ達成できる値とほぼ等しくする。
【0024】しかし、上述の代替的回路構成では、例え
ば出力ノード60の負荷が大きいときその出力ノード6
0の出力電圧値変動が低速になるだけでなく、トランジ
スタ42のゲートの電圧変動も低速になり、出力ノード
36、38および40に得られる充放電電流を減少させ
る。一つの出力ノード60、62または64にかける負
荷を大きくすると、出力ノード36、38、40、6
0、62および64の全部において出力スルーレートが
低下する。同様に、一つの出力ノード36、38または
40にかける負荷を大きくすると、出力ノード36、3
8、40、60、62および64の全部において出力ス
ルーレートが低下する。
【0025】図1の回路構成において、トランジスタ7
4のソースは抵抗器76の高抵抗値によって出力ノード
36から実効的に減結合されている。抵抗器76はイン
ピーダンス素子30の電圧降下と同じ電圧降下をもたら
すが、そのインピーダンスは大きい。したがって、出力
信号遷移期間中にトランジスタ66のゲートに供給され
た信号は出力ノード36への高負荷には影響されない。
同様に、出力信号遷移期間中にトランジスタ42のゲー
トに供給された信号は出力ノード60への高負荷に影響
されない。したがって、出力段10の全体としての出力
スルーレートは、使用トランジスタ幅の合計値および電
力消費合計値のいずれをも大幅に増加させることなく上
述の代替的構成に比べて上昇する。
【0026】出力段10の各構成要素の定数を参照数字
に対応させて次に示す。これら数値は例示のためのもの
であって、この発明の範囲を逸脱することなくこれら数
値とは異なる定数を利用できることは当業者に理解され
よう。
【0027】 上述のとおり、一つの実施例では、出力段10を論理回
路用の出力バッファとして使うことができる。その実施
例では、信号A1およびNA1は論理回路部(図示して
ない)からの相補的論理レベル出力信号である。出力段
10、特にトランジスタ28および52は出力信号に対
するバッファとして作用し、出力ノード36、38、4
0、60、62および64にマルチレベル出力信号を供
給する。
【0028】代替的に、出力段10で図2に示すとおり
論理回路全体の一部を構成することもできる。その実施
例では、トランジスタ12および14でANDゲート1
00の一部を構成する。トランジスタ12および14の
ソースは図1に示すとおりトランジスタ16aのドレー
ンに接続してある。付加した二つのトランジスタ102
および104のソースをトランジスタ12のドレーンに
接続する。トランジスタ102はゲートに論理レベル信
号B1を受け、トランジスタ104はゲートに相補的論
理レベル信号NB1を受ける。これらトランジスタ10
2および104のドレーンをノード18および20並び
に抵抗器22および24にそれぞれ接続する。この回路
の上記以外の部分は図1に示したものと実質的に同じで
ある。
【0029】この実施例において、信号A1およびB1
がハイであればノード18はローになりノード20はハ
イになる。したがって、図1に示した出力ノード60、
62および64はハイになり、ノード36、38および
40はローになる。逆に、信号A1またはB1がロー
(信号NA1またはNB1がハイ)の場合は、出力ノー
ド60、62および64がローになり、出力ノード3
6、38および40がハイになる。したがって、AND
ゲート100は標準的なANDゲートとして動作し、マ
ルチレベル相補出力信号をノード36、38、40、6
0、62および64に生ずる。
【0030】この実施例において、ノード18および2
0はANDゲート100の論理部から論理出力信号を受
けているものと考えることができる。すなわち、ノード
18および20はANDゲート100の出力段部分の始
まりを構成する。同様に、図1において、トランジスタ
12、14および16aは、ノード18および20を上
述のとおり出力段部分の始まりと考えることができるの
で、出力段10の一部あるいは別個の部分とみなすこと
ができる。
【0031】ANDゲート100は図1を参照して述べ
た高い出力スルーレート特性を示す。出力段10をOR
ゲート、XORゲート、レジスタ、マルチプレクサほか
のディジタル信号処理回路など上記以外の論理回路構成
の中でも具体化できることは理解されよう。
【0032】この発明をSCFL論理回路中で具体化し
た形で上に説明してきたが、バイポーラトランジスタま
たはFETを用いたECLなど上記以外の論理回路設計
環境でもこの発明を実現できることは容易に理解されよ
う。すなわち、添付の特許請求の範囲の記載において、
用語「第1の端子」はトランジスタに関連して用いてあ
る箇所ではそのトランジスタのベース端子またはゲート
端子を意味する。同様に、「第2の端子」および「第3
の端子」はトランジスタに関連して用いてある箇所では
そのトランジスタのコレクタ、ドレーン、エミッタまた
はソース端子を意味する。さらに、特許請求の範囲の記
載において、「結合した」という表現は、直接接続であ
るか中間の能動回路素子または受動回路素子経由の接続
であるかを問わず二つの素子の間の電気的接続を意味す
る。
【0033】この発明およびその利点を上に詳述した
が、特許請求の範囲に定義したこの発明の真意および範
囲を逸脱することなく種々の変形、置換および改変が可
能であることを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によって構成した論理回路出力段の概
略図。
【図2】この出力段を用いた論理回路の一部の概略図。
【符号の説明】
10 ソース結合FET論理回路出力段 12 第1のトランジスタ(nチャネル
FET) 14 第2のトランジスタ(nチャネル
FET) 16 ソース電流源 26、28 ソースフォロワトランジスタ 30、32、34 インピーダンス素子 42 nチャネルFET 44 バイアス電圧源 50、52 ソースフォロワトランジスタ 54、56、58 インピーダンス素子 66 nチャネルFET 100 ANDゲート

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】論理回路出力段であって、 第1の論理回路出力信号を受けるように作動できる第1
    の端子を有するとともに、第1の出力ノードに結合され
    た第3の端子をさらに有する第1のトランジスタと、 前記第1のトランジスタの前記第1の端子に結合された
    第1の端子を有する第2のトランジスタと、 第2の論理回路出力信号を受けるように作動できる第1
    の端子を有するとともに、第2の出力ノードに結合され
    た第3の端子をさらに有する第3のトランジスタと、 前記第2のトランジスタの第3の端子に結合された入力
    端子を有するとともに、前記第2の出力ノードに結合さ
    れた出力端子を有する可変電流源と、 前記第2のトランジスタの前記第3の端子と前記第1の
    出力ノードとの間に結合されたインピーダンス素子とを
    含み、前記第2のトランジスタが前記第1の論理出力信
    号の遷移に応答して前記可変電流源の入力端子に過渡信
    号を供給し、前記可変電流源が前記第2のトランジスタ
    からの前記過渡信号に応答して前記第2の出力ノード経
    由の電流に一時的変化を生じさせるように作動できる論
    理回路出力段。
  2. 【請求項2】前記第1のトランジスタが第1の基準電圧
    源に結合された第2の端子をさらに含む請求項1記載の
    論理回路出力段。
  3. 【請求項3】前記第2のトランジスタが前記第1の基準
    電圧源に結合された第2の端子をさらに含む請求項2記
    載の論理回路出力段。
  4. 【請求項4】前記第3のトランジスタが前記第1の基準
    電圧源に結合された第2の端子をさらに含む請求項3記
    載の論理回路出力段。
  5. 【請求項5】前記可変電流源が前記第2のトランジスタ
    の前記第3の端子に結合された第1の端子を有するとと
    もに、前記第2の出力ノードに結合された第2の端子を
    さらに有する第4のトランジスタと、 バイアス電圧源と、 前記バイアス電圧源と前記第4のトランジスタの前記第
    1の端子との間に接続された第2のインピーダンス素子
    とをさらに含む請求項1記載の論理回路出力段。
  6. 【請求項6】前記可変電流源の前記入力端子と前記第2
    のトランジスタの前記第3の端子との間に接続されたコ
    ンデンサをさらに含む請求項1記載の論理回路出力段。
  7. 【請求項7】前記第3のトランジスタの前記第1の端子
    に結合された第1の端子を有する第5のトランジスタ
    と、 前記第5のトランジスタの前記第3の端子に結合された
    第1の端子を有するとともに、前記第1の出力ノードに
    結合された第2の端子をさらに有する第6のトランジス
    タと、 前記第5のトランジスタの前記第3の端子と前記第2の
    出力ノードとの間に接続された第2のインピーダンス素
    子とをさらに含む請求項1記載の論理回路出力段。
  8. 【請求項8】前記第6のトランジスタの前記第1の端子
    と前記第5のトランジスタの前記第3の端子との間に接
    続された第2のコンデンサをさらに含む請求項7記載の
    論理回路出力段。
  9. 【請求項9】前記トランジスタの各々が電界効果トラン
    ジスタから成る請求項1記載の論理回路出力段。
  10. 【請求項10】第3の出力ノードおよび前記可変電流源
    の前記出力端子に結合された第4の出力ノードと、 前記第1のトランジスタの前記第3の端子と前記第1の
    出力ノードとの間に接続された第1の出力インピーダン
    ス素子と、 前記第1の出力ノードおよび前記第3の出力ノードの間
    に接続された第2のインピーダンス素子と、 前記第3の出力ノードおよび前記第4の出力ノードの間
    に接続された第3のインピーダンス素子とをさらに含む
    請求項1記載の論理回路出力段。
  11. 【請求項11】前記出力インピーダンス素子の各々がダ
    イオードから成る請求項10記載の論理回路出力段。
  12. 【請求項12】複数の入力信号について論理動作を行い
    第1および第2の論理出力信号を生ずるように配置され
    た複数の論理トランジスタと、 前記論理トランジスタに結合された出力段であって、 前記第1の論理出力信号を受けるように作動できる第1
    の端子を有するとともに、第1の出力ノードに結合され
    た第3の端子をさらに有する第1のトランジスタと、 前記第1のトランジスタの前記第1の端子に結合された
    第1の端子を有する第2のトランジスタと、 前記第2の論理出力信号を受けるように作動できる第1
    の端子を有するとともに、第2の出力ノードに結合され
    た第3の端子をさらに有する第3のトランジスタと、 前記第2のトランジスタの第3の端子に結合された第1
    の端子を有するとともに、前記第2の出力ノードに結合
    された第2の端子をさらに有する第4のトランジスタ
    と、 前記第2のトランジスタの前記第3の端子および前記第
    1の出力ノードの間に接続されたインピーダンス素子と
    を含み、前記第2のトランジスタが前記第1の論理出力
    信号の遷移に応答して過渡信号を前記第4のトランジス
    タの前記第1の端子に供給するように作動でき、前記第
    4のトランジスタが前記第2のトランジスタからの前記
    過渡信号に応答して前記第2の出力ノード経由の電流に
    一時的変化を生じさせるように作動できる出力段とを含
    む論理回路。
  13. 【請求項13】前記出力段が前記第4のトランジスタの
    前記第1の端子および前記第2のトランジスタの前記第
    3の端子の間に接続されたコンデンサをさらに含む請求
    項12記載の論理回路。
  14. 【請求項14】前記出力段が前記第3のトランジスタの
    前記第1の端子に結合された第1の端子を有する第5の
    トランジスタと、 前記第5のトランジスタの前記第3の端子に結合された
    第1の端子を有するとともに、前記第1の出力ノードに
    結合された第2の端子をさらに有する第6のトランジス
    タと、 前記第5のトランジスタの前記第3の端子および前記第
    2の出力ノードの間に接続された第2のインピーダンス
    素子とをさらに含む請求項12記載の論理回路。
  15. 【請求項15】前記出力段のトランジスタの各々が電界
    効果トランジスタから成る請求項12記載の論理回路。
  16. 【請求項16】前記出力段が第3および第4の出力ノー
    ドと、 前記第1のトランジスタの前記第3の端子および前記第
    1の出力ノードの間に接続された第1の出力インピーダ
    ンス素子と、 前記第1および第2の出力ノードの間に接続された第2
    の出力インピーダンス素子と、 前記第3および第4の出力ノードの間に接続された第3
    の出力インピーダンス素子とをさらに含む請求項12記
    載の論理回路。
  17. 【請求項17】前記出力インピーダンス素子の各々がダ
    イオードから成る請求項16記載の論理回路。
  18. 【請求項18】論理回路出力段であって、 第1の信号源に結合され第1の論理信号を前記第1の信
    号源から受けるように作動できる第1の端子を有する第
    1のトランジスタと、 第2の信号源に結合された第1の端子を有するととも
    に、前記第1のトランジスタの第3の端子に結合され前
    記第2の信号源からの第2の論理信号を受けるように作
    動できる第3の端子をさらに有する第2のトランジスタ
    と、 前記第1のトランジスタの第2の端子に結合された第1
    の端子を有するとともに、第1の出力ノードに結合され
    た第3の端子をさらに有する第3のトランジスタと、 前記第1のトランジスタの前記第2の端子に結合された
    第1の端子を有する第4のトランジスタと、 前記第2のトランジスタの前記第2の端子に結合された
    第1の端子を有するとともに、第2の出力ノードに結合
    された第3の端子をさらに有する第5のトランジスタ
    と、 前記第4のトランジスタの第3の端子に結合された第1
    の端子を有するとともに、前記第2の出力ノードに結合
    された第2の端子をさらに有する第6のトランジスタ
    と、 前記第4のトランジスタの前記第3の端子および前記第
    1の出力ノードの間に接続されたインピーダンス素子
    と、 前記第6のトランジスタの前記第1の端子および前記第
    4のトランジスタの前記第3の端子の間に接続されたコ
    ンデンサとを含み、前記第4のトランジスタが前記第1
    の論理信号の遷移に応答して前記第6のトランジスタの
    前記第1の端子に過渡信号を供給するように作動でき、
    前記第6のトランジスタが前記第4のトランジスタから
    の前記過渡信号に応答して前記第2の出力ノード経由の
    電流に一時的変化を生じさせるように作動できる論理回
    路出力段。
  19. 【請求項19】前記第1のトランジスタの前記第3の端
    子および前記第2のトランジスタの前記第3の端子に結
    合され、前記第1のトランジスタおよび前記第2のトラ
    ンジスタに一定の電流を導通させるように作動できる電
    流源をさらに含む請求項18記載の論理回路出力段。
  20. 【請求項20】前記第5のトランジスタの前記第1の端
    子に結合された第1の端子を有する第7のトランジスタ
    と、 前記第7のトランジスタの第3の端子に結合された第1
    の端子を有するとともに、前記第1の出力ノードに結合
    された第2の端子をさらに有する第8のトランジスタ
    と、 前記第7のトランジスタの前記第3の端子および前記第
    2の出力ノードの間に接続された第2のインピーダンス
    素子とをさらに含む請求項18記載の論理回路出力段。
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