JP2000200258A - システムオンチップ(soc)4方向切り替えクロスバ―システムおよびその方法 - Google Patents

システムオンチップ(soc)4方向切り替えクロスバ―システムおよびその方法

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JP2000200258A
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スパデルナ ディーター
Michael Roberts
ロバーツ マイケル
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チップ内部の64個のファンクションI/O
と40個の外部接続ピンとの間にクロスバースイッチを
含むシステムオンチップ(SOC)が提供される。 【解決手段】 時間遅延の小さなシステムオンチップ
(SOC)クロスバー切り替えネットワークであって、
該切り替えネットワークは、N個の入力ノードと、N個
の出力ノードと、該入力ノードと該出力ノードとの間で
信号を多重化するN個のスイッチからなるn個のレイヤ
ーと、を含み、各スイッチが該入力ノードに動作可能に
接続された2i個の信号入力を有し、該スイッチの各々
が入力信号を多重化して、信号出力において出力信号を
提供し、該スイッチの各々が、どの入力信号が該スイッ
チによって出力されるかを選択するi個の制御入力を有
し、N=2(n+i+1)であり、それにより、該出力ノード
の各々が該入力ノードのいずれかに接続可能である、シ
ステムオンチップ(SOC)が提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、概して、集積回路
(IC)インターフェースの設計に関し、より詳細に
は、より数の少ない複数の外部インターフェースピンか
ら複数の選択可能な内部ICノードへのアクセスを提供
するクロスバー切り替えネットワークを使用するシステ
ムおよび方法に関する。
【0002】
【従来の技術】システムオンチップ(SOC)設計は矛
盾した要求に直面する。一方で、柔軟性を最大限に引き
出すために、オンチップの周辺機器(SRAM、キャッ
シュ、直列および並列I/O、DMA等)の数が増加し
ている。一方で、外部I/Oの数を制限し、パッケージ
サイズを縮小することによってコストを低減している。
シリコンデバグのために一部の内部信号を可視にするこ
とも望まれる。
【0003】本明細書中で使用するSOCという用語
は、プロセッサ、内蔵メモリ、複数の周辺機器、および
外部バスインターフェースを含むICを指す。図1は、
ARM7ThumbTMコア(従来技術)に基づくシャー
プ製造のシステムオンチップのある実施例を示す。
【0004】SOC内のプロセッサは、x86または6
8k等のCISC(複合命令セットコンピューティン
グ)CPU、あるいは、ARMTM等のRISC(縮小命
令セットコンピューティング)CPUであり得る。プロ
セッサはまた、TIのDSP(Digital Sig
nal Processor)等の一般目的DSP、シ
ャープのButterfly DSPTM等の専用DS
P、またはCPUおよびDPSの組み合わせであり得
る。
【0005】内蔵メモリは、揮発性(SRAM、DRA
M)または不揮発性(ROM、フラッシュ)のいずれか
であり得る。周辺機器は、一般目的(カウンタ/タイマ
ー、UART、並列I/O、割り込みコントローラ等)
から、専用(LCDコントローラ、グラフィックコント
ローラ、ネットワークコントローラ等)まで広範囲に亘
る。外部バスインターフェースにより、SOCが、外部
メモリデバイス、およびグルー論理(glue log
ic)を殆どまたは全く有さない周辺機器とインターフ
ェースできる。インターフェースは、単純なSRAMイ
ンターフェースから十分にプログラム可能である汎用イ
ンターフェースまで広範囲に亘る。
【0006】従来の設計において、電子システムはマイ
クロプロセッサまたはマイクロコントローラ、メモリ、
離散的周辺機器、およびバスコントローラに基づく。今
日、このようなシステムは1つのチップ上で適合し得る
ので、システムオンチップという用語が用いられる。プ
ロセッサを有する、またはプロセッサにアクセスするほ
とんどすべての半導体会社が、システムオンチップ製品
を開発している。テクノロジーにおけるこの前進によ
り、システム設計者はシステムテストを減らし、システ
ムサイズを縮小し、信頼性を向上し、且つ商品を市場に
送り出す時間を短縮する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】現代的なシステム設計
は、SOC販売元から短期間で市場に出せると共に、低
コストでの高速化および高集積化を要求する。これらの
要求は本来矛盾している。より速いCPUはより小さな
プロセス技術(0.35μまたは0.25μ)を要求す
る。より小さなプロセス技術は、既に確立されたより古
いプロセスよりもコストがかかる。より高度な集積は、
より広いダイス領域を形成し、I/Oピンを増加し、よ
り大きなパッケージサイズを要求する。このことによ
り、ダイスのコストがより高くなり、ピンテストコスト
がより高くなり、パッケージがより高価になる。課題
は、コストを低減しつつ高集積を達成し、市場における
競争力を高めることである。
【0008】システム設計者は、より古いプロセスを用
いる、より安価なパッケージング技術を用いる、I/O
ピンの数を低減する、またはI/Oパッドを再配置(r
eposition)する等の複数の方法でSOCのコ
ストを低減し得る。
【0009】0.65μ等のより古い技術を用いてSO
Cを製造することにより、そのコストは低減される。よ
り古い技術は成熟しており、そのウエハコストは0.3
5μ等のより新しい技術よりもかなり低い。しかし、よ
り古い技術で製造されるSOCは、ダイスサイズが大き
く、且つ、ウエハあたりのダイスカウントが低い。その
ことに加えて、アプリケーションに応じてプロセッサ速
度は遅くなり、SOCは競争力のあるものとはなり得な
い。市場での競争は常に最新の技術を使用することを試
みるものである。
【0010】TQFP(Thin Quad Flat
Package)またはQFP(Quad Flat
Package)等の成熟したパッケージ技術を選択
することにより、パッケージのコストが低減される。C
SP(Chip ScalePackaging)等の
より進歩したパッケージング技術は、コストが上昇する
傾向にある。しかし、CSPは、このような要件を要求
するアプリケーションのために、更なる小型化、軽量
化、高速化を提供する。例えば、面積および重量が制限
された携帯電話またはPDA(Personal Di
gital Assistant)等のハンドヘルド装
置は、このような進歩したパッケージング技術から利益
を受け得る。
【0011】SOC上のI/Oピンの数を低減すること
により、パッケージコストおよびダイスサイズが縮小さ
れる。成熟したパッケージ(例えばQFP/TQFP)
は、各I/Oピンに関して0.01ドル〜0.015ド
ルのコストとなる傾向にある。より新しいパッケージ
(例えばCSP)は、各I/Oピンに関して僅かに高い
コストとなる傾向にある。ダイスサイズに関して、独自
のI/Oピンの各々は、独自のボンドパッドを要求す
る。図2はダイスの各辺に沿って配置され、ダイス領域
(従来技術)を縮小して形成されたボンドパッドを示
す。この最小ダイス領域が、最小ダイスコストを決定す
る。実際のダイスサイズがI/Oパッドによって規定さ
れた最小ダイス領域よりも小さな場合に、ICは「パッ
ドの制限された(Pad Limited)」と呼ばれ
る。この場合、ダイスサイズを縮小してもコストは低減
されない。しかし、I/Oピンの数を低減すること、ま
たは、I/Oピンを千鳥配列状に設けることによりダイ
ス面積およびダイスコストを低減できる。プロセス技術
が更に進歩する(つまり、0.35μ→0.25μ→
0.18μ...)に従って、SOCデバイスは、高度
に集積され、「パッドの制限された」状態となる。この
ことは、SOC上のI/Oピンの数が、ダイスサイズお
よびSOCコストを決定する際の重要な要因であること
を意味する。
【0012】「ダイスの制限された」ICは、ダイスの
サイズが最小ダイス領域よりも大きなICであり、I/
Oパッドはダイスのための場所を空けるために分割して
離されねばならない。この場合、ダイスのサイズを縮小
することによりコストが低減されるが、高度な集積を犠
牲にしてしまう。
【0013】通常、ボンドパッドは図2に示すようにパ
ッケージの各辺に沿って並べられる。図3は、ダイス領
域を縮小するために千鳥配列状に設けられたパッドレイ
アウトを示す(従来技術)。パッドを千鳥配列状に設け
ることによって、SOCによって必要とされる全てのI
/Oを維持しつつ、ダイス領域が低減される。しかし、
パッドを千鳥配列状に設けることにより、設計および組
立上の課題が持ち上がる。設計については、より多くの
I/Oがノイズを引き起こすので、更にパワーピンを追
加する必要が生じる。パッドを千鳥配列状に設けること
により、ダイス領域は大幅に減少するので、SOC上に
集積することのできるファンクションの数は制限され
る。千鳥配列状に設けられたパッドは、通常、非常に小
さなダイス設計で使用される。組立については、千鳥配
列状に設けられたパッドは、特別なリードフレームおよ
び微小なピッチのボンディング機器を要求し得る。これ
らは、組立コストおよび組立時間を増加する。
【0014】ダイスのサイズおよびコストを低減するた
めにSOC上のI/Oピンを減らすことにより、多重化
が要求される。例えば、SOCが180個のファンクシ
ョンI/Oを要求するものの、パッケージが140個の
物理的I/O(パワーピンを除く)しか提供しない場
合、残りの40(つまり180−140)個のファンク
ションI/Oを多重化する必要がある。利用可能である
140個のI/Oのうち120個が提供され、機能性お
よびタイミングの理由(例えば、アドレスバス、データ
バス等)からI/Oを多重化できない場合、60(つま
り180−120)個のファンクションI/Oおよび2
0(つまり140−120)個の物理的I/Oが残る。
要するに、残った物理的I/Oピンの各々が、それに関
連する3(つまり60÷20)個のファンクションI/
Oを有する。表1はこの例を要約したものである。
【0015】
【表1】
【0016】伝統的に、I/Oの多重化は、各物理的ピ
ンを固定された個数のファンクションI/Oに割り当て
る形態をとる。前述の例において、提供されていないI
/Oピンの1つが3個のファンクションI/O(F1、
F2およびF3)を多重化する。これらのファンクショ
ンが他の提供されなかったI/Oピン上で繰り返されな
い限り、システム設計者はファンクションF1、F2お
よびF3から選択せざるを得ない。
【0017】より柔軟な解決方法は、各ファンクション
I/Oが全ての物理的I/Oピンをマッピングできるよ
うにすることである。提供された例において、20個の
物理的I/Oピンの各々が全部で60個のファンクショ
ンピンにマッピングさせる。このことが、目的のアプリ
ケーションに応じてシステムのI/Oをカスタム化する
ための全体的な柔軟性をシステム設計者に与える。更
に、SOC設計者は、デバグを行うために内部信号の可
視性を与える。従来、この柔軟性を得るにはコストがか
かった。マッピング論理はゲート集中型であり、遅延お
よび負荷を加える結果となる。マッピング論理はまた、
更なるテストを要求する。
【0018】SOCデバイスにおいて、ICデバイスか
らの物理的I/Oピンをより多くの数のファンクション
I/Oに割り当てることができれば有利である。更に、
多くの物理的I/Oピンの各々が、より多くの数のファ
ンクションI/Oに割り当てられる能力を有するなら有
利である。
【0019】クロスバースイッチが、最小数のゲートお
よび切り替え段階で、IC内のファンクションI/Oと
物理的I/Oとの間でインターフェースするように開発
できれば、切り替えを渡る時間遅延を最小化できるので
有利である。
【0020】ICクロスバースイッチが、設計マッピン
グを簡略化し、追加される遅延および負荷を最小化し、
内部信号の可視性を実現しつつ、デジタルシステム設計
者により大きな柔軟性を提供できれば有利である。
【0021】
【課題を解決するための手段】時間遅延の小さなシステ
ムオンチップ(SOC)クロスバー切り替えネットワー
クが提供される。クロスバー切り替えネットワークは、
N個の入力ノードまたはファンクションI/Oと、N個
の出力ノードまたは物理的I/Oとを含む。本発明のあ
る局面において、N=64である。N個のスイッチから
なる(n)個のレイヤーが入力ノードと出力ノードとの
間で信号を多重化する。本発明のある局面において、n
=3である。各スイッチは、入力ノードに動作可能に接
続された2i個の信号入力を有する。各スイッチが入力
信号を多重化して、信号出力において出力信号を提供す
る。更に、各スイッチは、スイッチによって出力される
入力信号を選択するi個の制御入力を有する。本発明の
ある局面において、i=2である。本発明の最小段階コ
ンセプトにおいて、N=2(n+i+1)である。
【0022】入力ノードから出力ノードへ、あるいは出
力ノードから入力ノードへの双方向の信号の流れを可能
にするために、スイッチネットワークが追加され得る。
この様態で、出力ノードにおける信号を任意の入力ノー
ドに動作可能に接続可能にする。
【0023】本発明のいくつかの局面において、40個
の物理的I/Oピンのみが64個のファンクションI/
Oとインターフェースする。次に、切り替えは僅かに簡
略化される。64個のスイッチからなる2つのレイヤー
および40個のスイッチからなる1つのレイヤーは、物
理的I/OとファンクションI/Oとの間で信号を多重
化される必要がある。
【0024】N個の入力ノードからN個の出力ノードへ
と、n段階の意思決定段階で入力信号をクロスバーネッ
トワークするための方法(但しN=2(n+i+1))が提供
される。例えば、N=64、n=3、i=2である場
合、方法は以下のステップを含む。つまり、 a)64個の入力信号を結合して、4ビットのベクトル
を16個形成するステップと、 b)ステップa)のベクトルを合計4回複製し、合計6
4個のベクトルを形成するステップと、 c)各ベクトルから1つの信号を選択し、次の段階に入
力信号を提供するステップと、 d)ステップa)からステップc)までを合計3回繰り
返し、それにより、各出力ノードが3段階の意思決定段
階を介して64個の入力ノードの各々に選択的に接続可
能となるステップとを含む。最後のサイクルの終わり
に、64個のベクトルの各々は、64個の入力信号のう
ちのいずれか1つを提供するようにプログラム可能であ
る。
【0025】本発明の方法により、入力信号を出力コネ
クタピンから内部ファンクションI/Oノードにインタ
ーフェースすることができる。本発明の方法は、通常、
上述のステップに従う。本発明の方法はまた、N個の入
力とM個の出力(N>M)との間にクロスバー切り替え
を提供する。更に、本発明の方法は、N組のノードとM
組のノードとの間に双方向切り替えを提供する。
【0026】本発明による時間遅延の小さなシステムオ
ンチップ(SOC)クロスバー切り替えネットワーク
は、N個の入力ノードと、N個の出力ノードと、入力ノ
ードと出力ノードとの間で信号を多重化するN個のスイ
ッチからなるn個のレイヤーとを含み、各スイッチが入
力ノードに動作可能に接続された2i個の信号入力を有
し、スイッチの各々が入力信号を多重化して、信号出力
において出力信号を提供し、スイッチの各々が、どの入
力信号がスイッチによって出力されるかを選択するi個
の制御入力を有し、N=2(n+i+1)であり、それによ
り、出力ノードの各々が入力ノードのいずれかに接続可
能であり、そのことにより上記目的が達成される。
【0027】SOC切り替えネットワークは、各スイッ
チレイヤーの間に(N×2i)個の動作接続を更に含
み、入力ノードと第1のスイッチレイヤーとの間に動作
接続を含んでもよい。
【0028】N=64、i=2、n=3であってもよ
い。
【0029】第2のネットワークを含むSOC切り替え
ネットワークで、第2のネットワークは出力ノードと入
力ノードとの間で信号を多重化するN個のスイッチから
なるn個のレイヤーを含み、各スイッチが出力ノードに
動作可能に接続された2i個の信号入力を有し、スイッ
チの各々が入力信号を多重化して、信号出力において出
力信号を提供し、スイッチの各々は、スイッチによって
どの入力信号を出力するかを選択するi個の制御入力を
有し、N=2(n+i+1)であり、それにより、入力ノード
の各々は出力ノードのいずれかに接続可能であってもよ
い。
【0030】第1レイヤーのスイッチが4個の群に編成
され、入力ノードが4個の信号からなるベクトルを対応
するスイッチ群に提供する4個の群に編成されるSOC
切り替えネットワークにおいて、第1レイヤーのスイッ
チが以下のように動作可能に接続される、すなわち、ノ
ード0〜3は、4個の入力ベクトルを受け取る第1スイ
ッチ群の4個の入力に動作可能に接続され、第1スイッ
チ群の各スイッチが1つの入力ベクトルを受け取り、第
1スイッチ群が4個の出力を有し、スイッチの各々につ
いての1つの出力がノード0〜3からの選択可能な信号
を提供し、ノード4〜7は、4個の入力ベクトルを受け
取る第2スイッチ群の4個の入力に動作可能に接続さ
れ、第2スイッチ群の4個の出力がノード4〜7からの
選択可能な信号を提供し、ノード8〜11は、4個の入
力ベクトルを受け取る第3スイッチ群の4個の入力に動
作可能に接続され、第3スイッチ群の4個の出力がノー
ド8〜11からの選択可能な信号を提供し、ノード12
〜15は、4個の入力ベクトルを受け取る第4スイッチ
群の4個の入力に動作可能に接続され、第4スイッチ群
の4個の出力がノード12〜15からの選択可能な信号
を提供し、第1から第4までのスイッチ群の出力が結合
されて、第2レイヤーの入力ベクトルを形成し、それに
よりノード0〜15からの選択可能な信号が提供され、
ノード16〜63は、上記のように、4個のノードから
なる群としてそれぞれスイッチ群5〜16に動作可能に
接続され、ノード16〜19は第5スイッチ群に動作可
能に接続され、ノード20〜23は第6スイッチ群に動
作可能に接続され、ノード24〜27は第7スイッチ群
に動作可能に接続され、ノード28〜31は第8スイッ
チ群に動作可能に接続され、第5から第8までのスイッ
チ群の出力は結合されてノード16〜31からの選択可
能な信号からなる第2レイヤー入力ベクトルを形成し、
ノード32〜35は第9スイッチ群に動作可能に接続さ
れ、ノード36〜39は第10スイッチ群に動作可能に
接続され、ノード40〜43は第11スイッチ群に動作
可能に接続され、ノード44〜47は第12スイッチ群
に動作可能に接続され、第9から第12までのスイッチ
群の出力は結合されてノード32〜47からの選択可能
な信号からなる第2レイヤー入力ベクトルを形成し、ノ
ード48〜51は第13スイッチ群に動作可能に接続さ
れ、ノード52〜55は第14スイッチ群に動作可能に
接続され、ノード56〜59は第15スイッチ群に動作
可能に接続され、ノード60〜63は第16スイッチ群
に動作可能に接続され、第13から第16までのスイッ
チ群の出力は結合されてノード48〜63からの選択可
能な信号からなる第2レイヤー入力ベクトルを形成し、
それにより、第1スイッチレイヤーが、信号からなる6
4個のベクトルを受け取り、および多重化された信号か
らなる64個のベクトルを出力してもよい。
【0031】第2レイヤーのスイッチが4個のスイッチ
からなる群に編成され、スイッチの各々が、第1レイヤ
ーのスイッチから第2レイヤー入力ベクトルを受け取る
4個の入力を有し、スイッチ群の各々が第3レイヤー入
力ベクトルを提供する4個の出力を有し、第2レイヤー
スイッチ群が以下のように動作可能に接続される、すな
わち、第2レイヤー第1スイッチ群が、第1レイヤーの
第1から第4までのスイッチ群からの4個の第2レイヤ
ー入力ベクトルを受け取り、第2レイヤー第1スイッチ
群が4個の出力を有し、それにより、各出力信号がノー
ド0〜15からの選択可能なビットを含み、第2レイヤ
ー第2スイッチ群が、第1レイヤーの第5から第8まで
のスイッチ群からの4個の第2レイヤー入力ベクトルを
受け取り、第2レイヤー第2スイッチ群が4個の出力を
有し、それにより、各出力信号がノード16〜31から
の選択可能なビットを含み、第2レイヤー第3スイッチ
群が、第1レイヤーの第9から第12までのスイッチ群
からの4個の第2レイヤー入力ベクトルを受け取り、第
2レイヤー第3スイッチ群が4個の出力を有し、それに
より、各出力信号がノード32〜47からの選択可能な
ビットを含み、第2レイヤー第4スイッチ群が、第1レ
イヤーの第13から第16までのスイッチ群からの4個
の第2レイヤー入力ベクトルを受け取り、第2レイヤー
第4スイッチ群が4個の出力を有し、それにより、各出
力信号がノード48〜63からの選択可能なビットを含
み、第2レイヤーの第1から第4までのスイッチ群の各
々からの1つの出力信号が結合されて、第3レイヤー入
力ベクトルを形成し、それにより、ノード0〜63から
の選択可能信号が提供され、第2レイヤースイッチ群5
〜16はそれぞれ、上記のように、4個のスイッチから
なる群として第1レイヤースイッチ群1〜16に動作可
能に接続され、第2レイヤー第5スイッチ群は、第1レ
イヤーの第1から第4までのスイッチ群からの4個のベ
クトルを受け取って、4個の出力を提供し、第2レイヤ
ー第6スイッチ群は、第1レイヤーの第5から第8まで
のスイッチ群からの4個のベクトルを受け取って、4個
の出力を提供し、第2レイヤー第7スイッチ群は、第1
レイヤーの第9から第12までのスイッチ群からの4個
のベクトルを受け取って、4個の出力を提供し、第2レ
イヤー第8スイッチ群は、第1レイヤーの第13から第
16までのスイッチ群からの4個のベクトルを受け取っ
て、4個の出力を提供し、第2レイヤーの第5から第8
までのスイッチ群の各々からの1つの出力信号が結合さ
れて、第3レイヤー入力ベクトルを形成し、それによ
り、ノード0〜63からの選択可能信号が提供され、第
2レイヤー第9スイッチ群は、第1レイヤーの第1から
第4までのスイッチ群から4個のベクトルを受け取っ
て、4個の出力を提供し、第2レイヤー第10スイッチ
群は、第1レイヤーの第5から第8までのスイッチ群か
ら4個のベクトルを受け取って、4個の出力を提供し、
第2レイヤー第11スイッチ群は、第1レイヤーの第9
から第12までのスイッチ群から4個のベクトルを受け
取って、4個の出力を提供し、第2レイヤー第12スイ
ッチ群は、第1レイヤーの第13から第16までのスイ
ッチ群から4個のベクトルを受け取って、4個の出力を
提供し、第2レイヤーの第9から第12までのスイッチ
群の各々からの1つの出力信号が結合されて、第3レイ
ヤー入力ベクトルを形成し、それにより、ノード0〜6
3からの選択可能信号が提供され、第2レイヤー第13
スイッチ群は、第1レイヤーの第1から第4までのスイ
ッチ群から4個のベクトルを受け取って、4個の出力を
提供し、第2レイヤー第14スイッチ群は、第1レイヤ
ーの第5から第8までのスイッチ群から4個のベクトル
を受け取って、4個の出力を提供し、第2レイヤー第1
5スイッチ群は、第1レイヤーの第9から第12までの
スイッチ群から4個のベクトルを受け取って、4個の出
力を提供し、第2レイヤー第16スイッチ群は、第1レ
イヤーの第13から第16までのスイッチ群から4個の
ベクトルを受け取って、4個の出力を提供し、第2レイ
ヤーの第13から第16までのスイッチ群の各々から1
つの出力信号を結合して第3レイヤー入力ベクトルを形
成し、それにより、ノード0〜63の選択可能な信号が
提供され、それにより、第2レイヤーのスイッチは信号
からなる64個のベクトルを受け取って、多重化された
信号からなる64個のベクトルを出力してもよい。
【0032】第3レイヤーのスイッチが4個のスイッチ
からなる群に編成され、スイッチの各々が第2レイヤー
のスイッチから第3レイヤー入力ベクトルを受け取る4
個の入力を有し、スイッチ群の各々が出力ノードベクト
ルを提供する4個の出力を有し、第3レイヤースイッチ
群が以下のように接続される、つまり、第3レイヤー第
1スイッチ群が、第2レイヤーの第1から第4までのス
イッチ群からの4個の第3レイヤー入力ベクトルを受け
取り、第3レイヤー第1スイッチ群が、出力ノードベク
トルを提供する対応する出力ノード0〜3に動作可能に
接続された4個の出力を有し、それにより、各出力ノー
ドベクトルがノード0〜63からの選択可能なビットを
含み、第3レイヤー第2スイッチ群が、第2レイヤーの
第1から第4までのスイッチ群からの4個の第3レイヤ
ー入力ベクトルを受け取り、第3レイヤー第2スイッチ
群が、出力ノードベクトルを提供する対応する出力ノー
ド4〜7に動作可能に接続された4個の出力を有し、そ
れにより、各出力ノードベクトルがノード0〜63から
の選択可能なビットを含み、第3レイヤー第3スイッチ
群が、第2レイヤーの第1から第4までのスイッチ群か
らの4個の第3レイヤー入力ベクトルを受け取り、第3
レイヤー第3スイッチ群が、出力ノードベクトルを提供
する対応する出力ノード8〜11に動作可能に接続され
た4個の出力を有し、それにより、各出力ノードベクト
ルがノード0〜63からの選択可能なビットを含み、第
3レイヤー第4スイッチ群が、第2レイヤーの第1から
第4までのスイッチ群からの4個の第3レイヤー入力ベ
クトルを受け取り、第3レイヤー第4スイッチ群が、出
力ノードベクトルを提供する対応する出力ノード12〜
15に動作可能に接続された4個の出力を有し、それに
より、各出力ノードベクトルがノード0〜63からの選
択可能なビットを含み、第3レイヤー第5スイッチ群
が、第2レイヤーの第5から第8までのスイッチ群から
の4個の第3レイヤー入力ベクトルを受け取り、第3レ
イヤー第5スイッチ群が、出力ノードベクトルを提供す
る対応する出力ノード16〜19に動作可能に接続され
た4個の出力を有し、それにより、各出力ノードベクト
ルがノード0〜63からの選択可能なビットを含み、第
3レイヤー第6スイッチ群が、第2レイヤーの第5から
第8までのスイッチ群からの4個の第3レイヤー入力ベ
クトルを受け取り、第3レイヤー第6スイッチ群が、出
力ノードベクトルを提供する対応する出力ノード20〜
23に動作可能に接続された4個の出力を有し、それに
より、各出力ノードベクトルがノード0〜63からの選
択可能なビットを含み、第3レイヤー第7スイッチ群
が、第2レイヤーの第5から第8までのスイッチ群から
の4個の第3レイヤー入力ベクトルを受け取り、第3レ
イヤー第7スイッチ群が、出力ノードベクトルを提供す
る対応する出力ノード24〜27に動作可能に接続され
た4個の出力を有し、それにより、各出力ノードベクト
ルがノード0〜63からの選択可能なビットを含み、第
3レイヤー第8スイッチ群が、第2レイヤーの第5から
第8までのスイッチ群からの4個の第3レイヤー入力ベ
クトルを受け取り、第3レイヤー第8スイッチ群が、出
力ノードベクトルを提供する対応する出力ノード28〜
31に動作可能に接続された4個の出力を有し、それに
より、各出力ノードベクトルがノード0〜63からの選
択可能なビットを含み、第3レイヤー第9スイッチ群
が、第2レイヤーの第9から第12までのスイッチ群か
らの4個の第3レイヤー入力ベクトルを受け取り、第3
レイヤー第9スイッチ群が、出力ノードベクトルを提供
する対応する出力ノード32〜35に動作可能に接続さ
れた4個の出力を有し、それにより、各出力ノードベク
トルがノード0〜63からの選択可能なビットを含み、
第3レイヤー第10スイッチ群が、第2レイヤーの第9
から第12までのスイッチ群からの4個の第3レイヤー
入力ベクトルを受け取り、第3レイヤー第10スイッチ
群が、出力ノードベクトルを提供する対応する出力ノー
ド36〜39に動作可能に接続された4個の出力を有
し、それにより、各出力ノードベクトルがノード0〜6
3からの選択可能なビットを含み、第3レイヤー第11
スイッチ群が、第2レイヤーの第9から第12までのス
イッチ群からの4個の第3レイヤー入力ベクトルを受け
取り、第3レイヤー第11スイッチ群が、出力ノードベ
クトルを提供する対応する出力ノード40〜43に動作
可能に接続された4個の出力を有し、それにより、各出
力ノードベクトルがノード0〜63からの選択可能なビ
ットを含み、第3レイヤー第12スイッチ群が、第2レ
イヤーの第9から第12までのスイッチ群からの4個の
第3レイヤー入力ベクトルを受け取り、第3レイヤー第
12スイッチ群が、出力ノードベクトルを提供する対応
する出力ノード44〜47に動作可能に接続された4個
の出力を有し、それにより、各出力ノードベクトルがノ
ード0〜63からの選択可能なビットを含み、第3レイ
ヤー第13スイッチ群が、第2レイヤーの第13から第
16までのスイッチ群からの4個の第3レイヤー入力ベ
クトルを受け取り、第3レイヤー第13スイッチ群が、
出力ノードベクトルを提供する対応する出力ノード48
〜51に動作可能に接続された4個の出力を有し、それ
により、各出力ノードベクトルがノード0〜63からの
選択可能なビットを含み、第3レイヤー第14スイッチ
群が、第2レイヤーの第13から第16までのスイッチ
群からの4個の第3レイヤー入力ベクトルを受け取り、
第3レイヤー第14スイッチ群が、出力ノードベクトル
を提供する対応する出力ノード52〜55に動作可能に
接続された4個の出力を有し、それにより、各出力ノー
ドベクトルがノード0〜63からの選択可能なビットを
含み、第3レイヤー第15スイッチ群が、第2レイヤー
の第13から第16までのスイッチ群からの4個の第3
レイヤー入力ベクトルを受け取り、第3レイヤー第15
スイッチ群が、出力ノードベクトルを提供する対応する
出力ノード56〜59に動作可能に接続された4個の出
力を有し、それにより、各出力ノードベクトルがノード
0〜63からの選択可能なビットを含み、第3レイヤー
第16スイッチ群が、第2レイヤーの第13から第16
までのスイッチ群からの4個の第3レイヤー入力ベクト
ルを受け取り、第3レイヤー第16スイッチ群が、出力
ノードベクトルを提供する対応する出力ノード60〜6
3に動作可能に接続された4個の出力を有し、それによ
り、各出力ノードベクトルがノード0〜63からの選択
可能なビットを含んでもよい。
【0033】本発明による時間遅延の小さなシステムオ
ンチップ(SOC)クロスバー切り替えネットワーク
は、N個の入力ノードと、N個の出力ノードと、入力ノ
ードと出力ノードとの間の信号を多重化するN個の高イ
ンピーダンススイッチからなるn個のレイヤーと、各ス
イッチが、1つの対応する入力ノードに動作可能に接続
された1つの信号入力を有し、スイッチの各々が2i個
の信号出力を有し、スイッチの各々が、出力の1つにお
いて入力信号を選択的に提供し、スイッチの各々が、ど
の出力が選択されるかを選択するi個の制御入力を有
し、N=2(n+i+1)であり、それにより、出力ノードの
各々が入力ノードのいずれかに接続可能であり、そのこ
とにより上記目的が達成される。
【0034】本発明による時間遅延の小さなシステムオ
ンチップ(SOC)クロスバー接続ネットワークは、I
C内部のN個のファンクション入出力(I/O)ノード
と、ICに物理的にアクセスするM個のI/Oピンと、
入力ノードとスイッチレイヤーとの間で信号を多重化す
るN個のスイッチからなる(n−1)個のレイヤーと、
最後のスイッチレイヤーからM個の物理的ピンへと信号
を多重化するM個のスイッチからなる1つの最終レイヤ
ーと、を含み、MがNより小さく、N=2(n+i+1)であ
り、各スイッチが、入力ノードに動作可能に接続された
2i個の信号入力を有し、スイッチの各々が入力信号を
多重化して、信号出力において出力信号を提供し、スイ
ッチの各々が、どの入力信号がスイッチによって出力さ
れるかを選択するi個の制御入力を有し、それにより、
複数の出力ノードがより多くの数の複数の入力ノードに
接続可能であり、そのことにより上記目的が達成され
る。
【0035】SOC切り替えネットワークは、2i個の
動作接続からなるセットにグループ化され、スイッチレ
イヤー間ならびにファンクションI/Oと第1レイヤー
のスイッチとの間にN個のベクトルを形成する(N×2
i)個の動作接続を更に含んでもよい。
【0036】物理的ピンにおいてファンクションI/O
に信号を入力する第2のネットワークを含むSOC切り
替えネットワークにおいて、第2のネットワークが、M
個の物理的ピンから(n−1)個のスイッチレイヤーへ
の信号を多重化するM個のスイッチからなる1個のレイ
ヤーと、スイッチレイヤーと入力ノードとの間の信号を
多重化するN個のスイッチからなる(n−1)個のレイ
ヤーとを含み、N=2 (n+i+1)であり、各スイッチが、
出力ノードに動作可能に接続された2i個の信号入力を
有し、スイッチの各々が入力信号を多重化して、信号出
力において出力信号を提供し、スイッチの各々が、どの
入力信号がスイッチによって出力されるかを選択するi
個の制御入力を有し、それにより、ピンの各々における
信号がファンクションI/Oのいずれかに動作可能に接
続可能であってもよい。
【0037】N=64、M=40、i=2、n=3であ
ってもよい。
【0038】本発明による、システムオンチップ(SO
C)において、n段階の意思決定段階で、N個の入力ノ
ードからN個の出力ノードへと入力信号をクロスバーネ
ットワークするための方法(但しN=2(n+i+1))は、
a)N個の入力信号と2iビットのベクトルをそれぞれ
結合して、(N/2i)個のベクトルを形成するステッ
プと、b)ステップa)の各ベクトルを合計2i回複製
し、合計N個のベクトルを形成するステップと、c)各
ベクトルから1つの信号を選択し、次の段階に入力信号
を提供するステップと、d)ステップa)からステップ
c)までを合計n回繰り返し、それにより、各出力ノー
ドがn段階の意思決定段階を介してN個の入力ノードの
各々に選択的に接続可能となるステップとを含み、それ
により上記目的が達成される。
【0039】N=64、i=2、n=3であってもよ
い。
【0040】上記方法は、出力ノードにおける入力信号
が入力ノードに提供され、e)N個の入力信号と2iビ
ットのベクトルをそれぞれ結合して、(N/2i)個の
ベクトルを形成するステップと、f)ステップe)の各
ベクトルを合計2i回複製し、合計N個のベクトルを形
成するステップと、g)各ベクトルから1つの信号を選
択し、次の段階に入力信号を提供するステップと、h)
ステップe)からステップg)までを合計n回繰り返
し、それにより、各入力ノードがn段階の意思決定段階
を介してN個の出力ノードの各々に選択的に接続可能と
なるステップとを含んでもよい。
【0041】ステップa)からステップd)までのステ
ップがステップe)からステップh)までのステップと
同時に行われ、それにより、方法が入力ノードから出力
ノードへおよび出力ノードから入力ノードへの双方向の
信号の流れを可能にしてもよい。
【0042】本発明による、システムオンチップ(SO
C)において、IC内のN個のファンクションI/Oか
らの入力信号をM個の外部コネクタピンへと、n段階の
意思決定段階でクロスバーネットワークするための方法
であって、N=2(n+i+1)であって、該方法はa)N個
の入力信号と2iビットのベクトルをそれぞれ結合し
て、(N/2i)個のベクトルを形成するステップと、
b)ステップa)の各ベクトルを合計2i回複製し、合
計N個のベクトルを形成するステップと、c)各ベクト
ルから1つの信号を選択し、次の段階に入力信号を提供
するステップと、d)ステップa)からステップc)ま
でを合計(n−1)回サイクルするステップと、e)N
個の入力信号と2iビットのベクトルをそれぞれ結合し
て、N/2i個のベクトルを形成するステップと、f)
ステップe)の各ベクトルを少なくとも合計(M/N)
2i回複製し、合計M個のベクトルを形成するステップ
と、g)各ベクトルから1つの信号を選択してM個のコ
ネクタピンの各々に入力信号を提供し、それにより、N
個のファンクションI/Oにおける信号がM個のコネク
タピンにおいて利用可能になるステップとを含み、その
ことにより上記目的が達成される。
【0043】上記方法は、入力信号がM個のコネクタピ
ンからN個のファンクションI/Oへとネットワーキン
グされ、h)M個の入力信号と2iビットのベクトルを
それぞれ結合して、M/2i個のベクトルを形成するス
テップと、i)ステップh)の各ベクトルを合計2i回
複製し、合計M個のベクトルを形成するステップと、
j)各ベクトルから1つの信号を選択し、次の段階に入
力信号を提供するステップと、k)M個の入力信号と1
〜2iビットのベクトルを結合して、合計(N/2i)
個のベクトルを形成するステップと、l)ステップk)
において形成された各ベクトルを合計2i回複製し、合
計N個のベクトルを形成するステップと、m)各ベクト
ルから1つの信号を選択し、次の段階に入力信号を提供
するステップと、n)ステップk)からステップm)ま
でを合計(n−1)回繰り返し、それにより、各入力ノ
ードがn段階の意思決定段階を介してM個の出力ノード
の各々に選択的に接続可能となるステップとを含んでも
よい。
【0044】ステップa)からステップg)までのステ
ップがステップh)からステップm)までのステップと
同時に行われ、それより、方法がファンクションI/O
からコネクタピンへ、およびコネクタピンからファンク
ションI/Oへの双方向の信号を流れを可能にしてもよ
い。
【0045】N=64、M=40、n=3、i=2であ
ってもよい。
【0046】本発明による、システムオンチップ(SO
C)において、n段階の意志決定段階で、IC内のN個
のファンクションI/OからN個の外部コネクタピンへ
と入力信号をクロスバーネットワークするための方法で
あって、N=2(n+i+1)であって、該方法は、a)N個
の入力信号の各々について2i個の信号通路を生成する
ステップと、b)(2i)N個の入力信号と2iビット
のベクトルを結合し、N個のベクトルを形成するステッ
プと、c)各ベクトルから1つの信号を選択して、次の
段階に入力信号を提供するステップと、d)ステップ
a)からステップc)までのステップを合計n回繰り返
し、それにより、各入力ノードがn個の意志決定ステッ
プを介してN個の出力ノードの各々に選択的に接続可能
になるステップとを含み、そのことにより上記目的が達
成される。
【0047】
【発明の実施の形態】シャープマイクロエレクトロニク
ステクノロジー社は、LH79402で使用するクロス
バースイッチを開発した。LH79402は40個の浮
動物理的I/Oピンを有するが、(図1の「周辺I/
O」ブロックにある)全ての内部周辺I/O信号を送出
するために少なくとも64個のピンが必要である。これ
らの周辺信号すべてが同時に利用可能となることを要求
するシステムが存在しないことに設計チームは気付い
た。
【0048】一方で、システムが異なると、これらの信
号の異なるサブセットの予測し得なかった組み合わせが
要求される。クロスバースイッチは、各システム設計者
が彼らの要求を最もよく満たすピンアウトを選択できる
ようにすることにより、この問題を解決する。各ピンに
おけるファンクションはまた、システムタスクの変化に
応じてダイナミックに変更され得る。
【0049】この問題に対する強引なアプローチは、各
電位入力を各電位出力に接続するゲートを提供すること
である。この例において、64個の入力と40個の出力
を有する場合、ゲートの数は、単方向クロスバースイッ
チについて、64×40=2560となり、すなわち入
力信号および出力信号の両方をサポートする、より一般
的な双方向スイッチの2倍よりもまだ多いことになる。
更に、要求される大規模相互接続は、同期的な実行のた
めのローゲート領域の利用を含意する。
【0050】図4は、本発明の簡略化された階層的切り
替え構成を示す。階層的アプローチは、ゲートの樹状構
造で切り替わる。シャープの設計において、4方向スイ
ッチのモジュラーアレイ10は3階レイヤーに構成され
る。第1のレイヤー12は、入力ピン14を4個のピン
からなるグループに整列する。スイッチU0(16)
は、ピンP3〜P0を任意に整列することができる。スイ
ッチU1(18)は、ピンP7〜P4に対して同様の処理
を行い、更に、スイッチU2(20)も、ピンP1 1〜P8
に対して同様の処理を行う。
【0051】第2のレイヤー22はUスイッチ16、1
8、20の出力を4つのスパンに亘って整列する。スイ
ッチV0(24)は、スイッチU0、U1、U2、(16、
18、20)およびU3(図示せず)の第1の出力を整
列する。スイッチV1(26)は、スイッチU0、U1
2、(16、18、20)およびU3の第2の出力を整
列する。スイッチV2(28)は、同様に第3の出力を
整列する。
【0052】第3のレイヤー30はVスイッチ24、2
6、28の出力を16個のスパンに亘って整列する。ス
イッチW0(32)は、スイッチV0(24)、V4
8、およびV12(図示せず)の第1の出力を整列す
る。同様に、スイッチW1(34)は、これら同じスイ
ッチの第2の出力を整列する。全ての出力が整列される
まで同様の処理がこの様式で継続される。
【0053】1つのスイッチ出力が10個のゲートのみ
の使用を要求する最後のレイヤーまで、各モジュラース
イッチはスイッチレイヤー毎に16個のゲートを要求す
る。クロスバースイッチ全体を実行するのに必要なゲー
トの合計数は、単方向の場合で672であり、双方向の
場合は約2倍である。このことは、従来のアプローチに
比べてゲートカウントが大幅に減少し、同様に、搭載さ
れるゲートが低減され、且つ、配線がより単純になるこ
とを意味する。
【0054】本発明のクロスバーシステムを明快に示す
ために、クロスバーネットワークにおけるノードとスイ
ッチとの間の信号接続を図示する際に、いくつかの部分
を簡略化した。図5は、本発明による、第1スイッチレ
イヤー48における16個のノードから16個のスイッ
チへの接続を示す。スイッチ48およびノード49は、
4つのセクション、すなわちスイッチ群1(50)、ス
イッチ群2(52)、スイッチ群3(54)およびスイ
ッチ群4(56)にグループ化される。以下で説明する
ように、例えばi=2である場合、各ノードは4つの異
なるスイッチに接続されねばならない。図示を簡略化す
るために、接続をベクトルにグループ化した。
【0055】ノード0〜3は、スイッチ1〜4からなる
スイッチ群1(50)に接続される。スイッチ1は、ノ
ード0〜3から入力信号を受け取るための4つの入力を
有する。同様に、スイッチ2、スイッチ3およびスイッ
チ4の全てがノード0〜3から入力信号を受け取る。ノ
ード0〜3からの4個の信号からなる各セットをベクト
ルとして規定する。各ベクトル内に4個の信号が存在す
るので、1つのベクトルは4ビットである。
【0056】図6は、スイッチの第1のレイヤー48と
第2のレイヤー70との間に形成された接続を示す。第
1レイヤー48の16個のスイッチ出力の各々が、第2
レイヤー70内のスイッチ入力への4つの接続を形成す
る。4(2i)個のスイッチからなる各スイッチ群が、
1つの入力信号を出力に方向づける8(4i)個の信号
によって制御される。簡略化のために、制御信号79が
スイッチ群78に接続されている様子のみを図示する。
【0057】図7は、時間遅延の小さな、システムオン
チップ(SOC)クロスバー切り替えネットワーク10
0の全体を示す。ネットワーク100は、N個の入力ノ
ード102およびN個の出力ノードまたはピン104を
含む。図10ではNの値をN=64として本発明を図示
するが、本発明の原理は他の値も用い得る。N個のスイ
ッチからなる(n)個のレイヤーが入力ノード102と
出力ノード104との間で信号を多重化する。図10
に、n=3として、第1スイッチレイヤー106、第2
スイッチレイヤー108、および第3スイッチレイヤー
110を示す。
【0058】各スイッチは、入力ノード102に動作可
能に接続された2i個の信号入力を有する。各スイッチ
は入力信号を多重化し、信号出力に出力信号を提供す
る。スイッチの各々は、スイッチによって出力する入力
信号を選択するi個の制御入力(図示せず、図6参照)
を有する。図10のクロスバースイッチ100におい
て、iは2に等しくなるように選択されるので、各スイ
ッチは4個の入力信号を有し、各スイッチ群は4個の入
力ベクトルを有する。変数N、nおよびiの間には、N
=2(n+i+1)となる関係が存在し、クロスバースイッチ
100により、出力ノード104は任意の入力ノード1
02に接続可能になる。
【0059】各スイッチレイヤーの間に、つまり第1レ
イヤー106と第2レイヤー108との間、ならびに、
第2レイヤー108と第3レイヤー110との間に(N
×2i)個の動作接続が存在する。また、入力ノード1
02と第1スイッチレイヤー106との間にも(N×2
i)個の動作接続が存在する。
【0060】第1スイッチレイヤー106のスイッチ
は、4個の群に編成される。4個のスイッチからなる各
セットをスイッチ群またはモジュラースイッチと呼び、
スイッチ群112等のブロックによって図示する。入力
ノード102は4個の群に編成され、図6、図7および
図9に示すように、そして上記のように4個の信号から
なるベクトルを対応するスイッチ群に提供する。詳細に
は、第1レイヤースイッチ106は以下で説明するよう
に動作可能に接続される。
【0061】図7に示すように、ノード0〜3は、4個
の入力ベクトルを受け取るように第1スイッチ群112
の4個の入力に動作可能に接続され、第1スイッチ群1
12の各スイッチが1つの入力ベクトルを受け取る。第
1スイッチ群112は4個の出力を有し、各スイッチに
ついて1つの出力がノード0〜3からの選択可能な信号
を提供する。つまり、各スイッチに関連する制御ライン
を用いて、ノード0、ノード1、ノード2またはノード
4のいずれかからの1個の入力信号を提供するように各
スイッチの出力が選択される。全てを図示すると4個の
ベクトルを示すことになるが、簡略化のために、4個の
ノードからなる各ノード群を各スイッチ群に接続する1
つのベクトルのみを図示する。
【0062】ノード4〜7は、4個の入力ベクトルを受
け取る第2スイッチ群114の4個の入力に動作可能に
接続され、第2スイッチ群114の4個の出力がノード
4〜7からの選択可能な信号を提供する。
【0063】ノード8〜11は、4個の入力ベクトルを
受け取る第3スイッチ群116の4個の入力に動作可能
に接続され、第3スイッチ群116の4個の出力がノー
ド8〜11からの選択可能な信号を提供する。
【0064】ノード12〜15は、4個の入力ベクトル
を受け取る第4スイッチ群118の4個の入力に動作可
能に接続され、第4スイッチ群118の4個の出力がノ
ード12〜15からの選択可能な信号を提供する。
【0065】入力ノードと第1レイヤースイッチ群との
接続は任意であることに留意されたい。図5および図7
は、4個のベクトル全てがノード0〜3から第1スイッ
チ群112に接続される様子を示す。あるいは、4個の
ベクトルは4個の異なるスイッチ群に指向される。しか
し、ベクトルを上記のように接続して図面を簡略化す
る。
【0066】第1から第4までのスイッチ群112、1
14、116および118の出力が結合されて、第2レ
イヤー入力ベクトルを形成する。この様態で、ノード0
〜15からの選択可能な信号が提供される。
【0067】上述のように、ノード16〜63はそれぞ
れ、4個のノードからなる群の形態で、第5から第16
までのスイッチ群に動作可能に接続される。ノード16
〜19は第5スイッチ群120に動作可能に接続され、
ノード20〜23は第6スイッチ群122に動作可能に
接続され、ノード24〜27は第7スイッチ群124に
動作可能に接続され、ノード28〜31は第8スイッチ
群126に動作可能に接続され、第5から第8までのス
イッチ群の出力は結合されてノード16〜31からの選
択可能な信号からなる第2レイヤーの入力ベクトルを形
成する。
【0068】ノード32〜35は第9スイッチ群128
に動作可能に接続され、ノード36〜39は第10スイ
ッチ群130に動作可能に接続され、ノード40〜43
は第11スイッチ群132に動作可能に接続され、ノー
ド44〜47は第12スイッチ群134に動作可能に接
続され、第9から第12までのスイッチ群の出力が結合
されて、ノード32〜47からの選択可能な信号からな
る第2レイヤー入力ベクトルを形成する。
【0069】ノード48〜51は第13スイッチ群13
6に動作可能に接続され、ノード52〜55は第14ス
イッチ群138に動作可能に接続され、ノード56〜5
9は第15スイッチ群140に動作可能に接続され、ノ
ード60〜63は第16スイッチ群142に動作可能に
接続され、第13から第16までのスイッチ群の出力が
結合されて、ノード48〜63からの選択可能な信号か
らなる第2レイヤー入力ベクトルを形成する。第1スイ
ッチレイヤー106は信号からなる64個のベクトルを
受け取り、多重化された信号からなる64個のベクトル
を出力する。
【0070】第2スイッチレイヤー108の編成は、第
1レイヤー106の編成と同じ論理で進行し、多重化さ
れた出力信号のスパンは、4の因数毎に増加する。ベク
トルを生成する信号の組み合わせおよびスイッチの順序
は任意である。上記のように、第2スイッチレイヤー1
08は4個の群に編成され、各スイッチは第1スイッチ
レイヤー106から第2レイヤー入力ベクトルを受け取
る4個の入力を有する。各スイッチ群は、第3レイヤー
入力ベクトルを提供する4個の出力を有する。第2レイ
ヤースイッチ群108は以下で説明するように動作可能
に接続される。
【0071】第2レイヤー第1スイッチ群144は、第
1レイヤーの第1から第4までのスイッチ群112、1
14、116および118から4個の第2レイヤー入力
ベクトルを受け取る。第2レイヤー第1スイッチ群14
4が4個の出力を有し、それにより、各出力信号はノー
ド0〜15からの選択可能なビットを含む。簡略化のた
めに、図7はこれらのベクトルのうちの1つの接続のみ
を示す。ノード102と第1スイッチレイヤー106と
の間の接続において、各第2レイヤースイッチ群に対し
て実際に4つのベクトルが存在する。ここでも簡略化の
ために、4個のベクトルからなる各セットが、同じグル
ーピングの電位入力ノードを含む。つまり、第1レイヤ
ー106における切り替えのために、これら各ベクトル
内の実際に選択された信号は電位的に異なるが、スイッ
チ群144に入力された4個のベクトルの各々が、入力
ノード0〜15からの信号を含む。
【0072】第2レイヤー第2スイッチ群146は、4
個の第2レイヤー入力ベクトルを第1レイヤーの第5か
ら第8までのスイッチ群120、122、124および
126から受け取り、第2レイヤー第2スイッチ群14
6が4個の出力を有し、それにより、各出力信号はノー
ド16〜31からの選択可能なビットを含む。スイッチ
の順序は任意であり、各ベクトルにおける考え得る多重
化された信号のスパンは、各スイッチレイヤーの後で4
の因数毎に拡張すればよい。上で述べたように、スイッ
チは図7のように編成され、1つのベクトルだけを図示
したが、実際には4つのベクトルが存在する。
【0073】第2レイヤー第3スイッチ群148は、4
個の第2レイヤー入力ベクトルを第1レイヤーの第9か
ら第12までのスイッチ群128、130、132およ
び134から受け取り、第2レイヤー第3スイッチ群1
48が4個の出力を有し、それにより、各出力信号はノ
ード32〜47からの選択可能なビットを含む。
【0074】第2レイヤー第4スイッチ群150は、4
個の第2レイヤー入力ベクトルを第1レイヤーの第13
から第16までのスイッチ群136、138、140お
よび142から受け取り、第2レイヤー第4スイッチ群
150が4個の出力を有し、それにより、各出力信号は
ノード48〜63からの選択可能なビットを含む。
【0075】第2レイヤーの第1から第4のスイッチ群
144、146、148および150の各々からの1つ
の出力信号が、第3レイヤー入力ベクトルを形成するよ
うに結合され、それにより、ノード0〜63からの選択
可能な信号が提供される。
【0076】第2レイヤーの第5から第16までのスイ
ッチ群(152、154、156、158、160、1
62、164、166、168、170、172および
174)はそれぞれ、上述のように、4つの群におい
て、第1レイヤーの第1から第16までのスイッチ群
(112〜142)に動作可能に接続される。明快に図
示するために、以下に説明するベクトルのほとんどは図
10に示さない。第2レイヤー第5スイッチ群152
は、第1レイヤーの第1から第4までのスイッチ群11
2、114、116および118から4個のベクトルを
受け取り(スイッチ群112からのベクトルの1つの要
素を破線で示す)、4個の出力を提供する。第2レイヤ
ー第6スイッチ群154は、第1レイヤーの第5から第
8までのスイッチ群120、122、124および12
6から4個のベクトルを受け取り、4個の出力を提供す
る。第2レイヤー第7スイッチ群156は、第1レイヤ
ーの第9から第12までのスイッチ群128、130、
132および134から4個のベクトルを受け取り、4
個の出力を提供する。第2レイヤー第8スイッチ群15
8は、第1レイヤーの第13から第16までのスイッチ
群136、138、140および142から4個のベク
トルを受け取り、4個の出力を提供する。
【0077】第2レイヤーの第5から第8までのスイッ
チ群152、154、156および158の各々からの
1つの出力信号が第3レイヤー入力ベクトルを形成する
ように結合され、それによりノード0〜63からの選択
可能な信号が提供される。
【0078】第2レイヤー第9スイッチ群160は、第
1レイヤーの第1から第4までのスイッチ群112、1
14、116および118から4個のベクトルを受け取
り(スイッチ群112からのベクトルの1つの要素を破
線で示す)、4個の出力を提供する。第2レイヤー第1
0スイッチ群162は、第1レイヤーの第5から第8ま
でのスイッチ群120、122、124および126か
ら4個のベクトルを受け取り、4個の出力を提供する。
第2レイヤー第11スイッチ群164は、第1レイヤー
の第9から第12までのスイッチ群128、130、1
32および134から4個のベクトルを受け取り、4個
の出力を提供する。第2レイヤー第12スイッチ群16
6は、第1レイヤーの第13から第16までのスイッチ
群136、138、140および142から4個のベク
トルを受け取り、4個の出力を提供する。
【0079】第2レイヤーの第9から第12までのスイ
ッチ群160、162、164および166の各々から
の1つの出力信号が第3レイヤー入力ベクトルを形成す
るように結合され、それにより、ノード0〜63からの
選択可能な信号が提供される。
【0080】第2レイヤー第13スイッチ群168は、
第1レイヤーの第1から第4までのスイッチ群112、
114、116および118から4個のベクトルを受け
取り(スイッチ群112からのベクトルの1つの要素を
破線で示す)、4個の出力を提供する。第2レイヤー第
14スイッチ群170は、第1レイヤーの第5から第8
までのスイッチ群120、122、124および126
から4個のベクトルを受け取り、4個の出力を提供す
る。第2レイヤー第15スイッチ群172は、第1レイ
ヤーの第9から第12までのスイッチ群128、13
0、132および134から4個のベクトルを受け取
り、4個の出力を提供する。第2レイヤー第16スイッ
チ群174は、第1レイヤーの第13から第16までの
スイッチ群136、138、140および142から4
個のベクトルを受け取り、4個の出力を提供する。
【0081】第2レイヤーの第13から第16までのス
イッチ群168、170、172および174からの1
つの出力信号が第3レイヤー入力ベクトルを形成するよ
うに結合され、それにより、ノード0〜63からの選択
可能な信号が提供される。第2スイッチレイヤー108
が、信号からなる64個のベクトルを受け取り、多重化
された信号からなる64個のベクトルを出力する。
【0082】第3スイッチレイヤー110は4個の群に
編成され、各スイッチは第2スイッチレイヤー108か
ら第3レイヤー入力ベクトルを受け取るための4個の入
力を有する。各スイッチ群は、出力ノードベクトルを提
供する4個の出力を有する。第3レイヤーのスイッチ群
110は、以下に説明するように動作可能に接続され
る。
【0083】第3レイヤー第1スイッチ群176は、第
2レイヤーの第1から第4までのスイッチ群144、1
46、148および150から4個の第3レイヤー入力
ベクトルを受け取る。第3レイヤー第1スイッチ群17
6は、対応するピンに動作可能に接続された4個の出力
または出力ノードベクトルを提供する出力ノード0〜3
(104)を有し、それにより、各出力ノードベクトル
はノード0〜63からの選択可能なビットを含む。既に
述べたように、ベクトルの組み合わせ(またはスイッチ
の順序づけ)は任意である。スイッチレイヤー1(10
6)およびスイッチレイヤー2(108)が個別に接続
される場合、ベクトルは、必ずしも本明細書中で説明し
たとおりには第3スイッチレイヤー110に接続されな
い。4の因数で信号の多重化された可能性のスパンを増
大するようにベクトルを接続するのみでよい。同様に、
スイッチレイヤー3(110)の出力は任意のノード
(104)に接続可能である。
【0084】第3レイヤー第2スイッチ群178は、第
2レイヤーの第1から第4までのスイッチ群144、1
46、148および150から4個の第3レイヤー入力
ベクトルを受け取り、第3レイヤー第2スイッチ群17
8は、出力ノードベクトルを提供する対応の出力ノード
4〜7に動作可能に接続された4個の出力を有し、それ
により、各出力ノードベクトルはノード0〜63からの
選択可能なビットを含む。
【0085】簡略化のために、図7はスイッチ群176
の入力に接続された1個のベクトルを示す。このベクト
ルは、例えば、図6に示すような、4個の連続するスイ
ッチ群の第1の(上端の)スイッチの出力等の、4個の
スイッチの出力からなる。ベクトルは「同じ」なので、
4つのベクトルを結合して示す。上述のように、4個の
ベクトルは厳密には同一でないが、それぞれがノード1
02からの電位入力信号を含むので、電位的には同じで
ある。4個のベクトルの実体を文字どおり異なるものと
するため、通常、スイッチレイヤー106および108
とは異なるスイッチが使用される。
【0086】第3レイヤー第3スイッチ群180は、第
2レイヤーの第1から第4までのスイッチ群144、1
46、148および150から4個の第3レイヤー入力
ベクトルを受け取り、第3レイヤー第3スイッチ群18
0は、出力ノードベクトルを提供する対応の出力ノード
8〜11に動作可能に接続された4個の出力を有し、そ
れにより、各出力ノードベクトルはノード0〜63から
の選択可能なビットを含む。
【0087】第3レイヤー第4スイッチ群182は、第
2レイヤーの第1から第4までのスイッチ群144、1
46、148および150から4個の第3レイヤー入力
ベクトルを受け取り、第3レイヤー第4スイッチ群18
2は、出力ノードベクトルを提供する対応の出力ノード
12〜15に動作可能に接続された4個の出力を有し、
それにより、各出力ノードベクトルはノード0〜63か
らの選択可能なビットを含む。
【0088】第3レイヤー第5スイッチ群184は、第
2レイヤーの第5から第8までのスイッチ群152、1
54、156および158から4個の第3レイヤー入力
ベクトルを受け取り、第3レイヤー第5スイッチ群18
4は、出力ノードベクトルを提供する対応の出力ノード
16〜19に動作可能に接続された4個の出力を有し、
それにより、各出力ノードベクトルはノード0〜63か
らの選択可能なビットを含む。
【0089】第3レイヤー第6スイッチ群186は、第
2レイヤーの第5から第8までのスイッチ群152、1
54、156および158から4個の第3レイヤー入力
ベクトルを受け取り、第3レイヤー第6スイッチ群18
6は、出力ノードベクトルを提供する対応の出力ノード
20〜23に動作可能に接続された4個の出力を有し、
それにより、各出力ノードベクトルはノード0〜63か
らの選択可能なビットを含む。
【0090】第3レイヤー第7スイッチ群188は、第
2レイヤーの第5から第8までのスイッチ群152、1
54、156および158から4個の第3レイヤー入力
ベクトルを受け取り、第3レイヤー第7スイッチ群18
8は、出力ノードベクトルを提供する対応の出力ノード
24〜27に動作可能に接続された4個の出力を有し、
それにより、各出力ノードベクトルはノード0〜63か
らの選択可能なビットを含む。
【0091】第3レイヤー第8スイッチ群190は、第
2レイヤーの第5から第8までのスイッチ群152、1
54、156および158から4個の第3レイヤー入力
ベクトルを受け取り、第3レイヤー第8スイッチ群19
0は、出力ノードベクトルを提供する対応の出力ノード
28〜31に動作可能に接続された4個の出力を有し、
それにより、各出力ノードベクトルはノード0〜63か
らの選択可能なビットを含む。
【0092】第3レイヤー第9スイッチ群192は、第
2レイヤーの第9から第12までのスイッチ群160、
162、164および166から4個の第3レイヤー入
力ベクトルを受け取り、第3レイヤー第9スイッチ群1
92は、出力ノードベクトルを提供する対応の出力ノー
ド32〜35に動作可能に接続された4個の出力を有
し、それにより、各出力ノードベクトルはノード0〜6
3からの選択可能なビットを含む。
【0093】第3レイヤー第10スイッチ群194は、
第2レイヤーの第9から第12までのスイッチ群16
0、162、164および166から4個の第3レイヤ
ー入力ベクトルを受け取り、第3レイヤー第10スイッ
チ群194は、出力ノードベクトルを提供する対応の出
力ノード36〜39に動作可能に接続された4個の出力
を有し、それにより、各出力ノードベクトルはノード0
〜63からの選択可能なビットを含む。
【0094】第3レイヤー第11スイッチ群196は、
第2レイヤーの第9から第12までのスイッチ群16
0、162、164および166から4個の第3レイヤ
ー入力ベクトルを受け取り、第3レイヤー第11スイッ
チ群196は、出力ノードベクトルを提供する対応の出
力ノード40〜43に動作可能に接続された4個の出力
を有し、それにより、各出力ノードベクトルはノード0
〜63からの選択可能なビットを含む。
【0095】第3レイヤー第12スイッチ群198は、
第2レイヤーの第9から第12までのスイッチ群16
0、162、164および166から4個の第3レイヤ
ー入力ベクトルを受け取り、第3レイヤー第12スイッ
チ群198は、出力ノードベクトルを提供する対応の出
力ノード44〜47に動作可能に接続された4個の出力
を有し、それにより、各出力ノードベクトルはノード0
〜63からの選択可能なビットを含む。
【0096】第3レイヤー第13スイッチ群200は、
第2レイヤーの第13から第16までのスイッチ群16
8、170、172および174から4個の第3レイヤ
ー入力ベクトルを受け取り、第3レイヤー第13スイッ
チ群200は、出力ノードベクトルを提供する対応の出
力ノード48〜51に動作可能に接続された4個の出力
を有し、それにより、各出力ノードベクトルはノード0
〜63からの選択可能なビットを含む。
【0097】第3レイヤー第14スイッチ群202は、
第2レイヤーの第13から第16までのスイッチ群16
8、170、172および174から4個の第3レイヤ
ー入力ベクトルを受け取り、第3レイヤー第14スイッ
チ群202は、出力ノードベクトルを提供する対応の出
力ノード52〜55に動作可能に接続された4個の出力
を有し、それにより、各出力ノードベクトルはノード0
〜63からの選択可能なビットを含む。
【0098】第3レイヤー第15スイッチ群204は、
第2レイヤーの第13から第16までのスイッチ群16
8、170、172および174から4個の第3レイヤ
ー入力ベクトルを受け取り、第3レイヤー第15スイッ
チ群204は、出力ノードベクトルを提供する対応の出
力ノード56〜59に動作可能に接続された4個の出力
を有し、それにより、各出力ノードベクトルはノード0
〜63からの選択可能なビットを含む。
【0099】第3レイヤー第16スイッチ群206は、
第2レイヤーの第13から第16までのスイッチ群16
8、170、172および174から4個の第3レイヤ
ー入力ベクトルを受け取り、第3レイヤー第16スイッ
チ群206は、出力ノードベクトルを提供する対応の出
力ノード60〜63に動作可能に接続された4個の出力
を有し、それにより、各出力ノードベクトルはノード0
〜63からの選択可能なビットを含む。
【0100】通常、クロスバースイッチ100は、少な
くともN個の外部からアクセス可能な入出力(I/O)
ピン、および集積回路(IC)(図示せず)の内部にあ
るN個のファンクションI/Oノードを有するICの一
部分を含む。クロスバースイッチ内部ノードはファンク
ションI/Oノードと動作可能に接続され、上記N個の
I/Oピンに考え得る複数の信号を提供する。
【0101】SOCに追加された更なる切り替えネット
ワークが、入力ノード102から出力ノード104へ、
および出力ノード104から入力ノード102への双方
向の信号の流れを可能にし、それにより、出力ノード1
04毎における信号が任意の入力ノード102に動作可
能に接続され得る。つまり、クロスバースイッチ100
と同一のクロスバースイッチ(図示せず)は、逆方向で
はあるが、出力ノード104における入力信号をIC内
のファンクションI/O102に指向するように、出力
ノード104と入力ノード102との間に構成される。
あるいは、入力信号を物理的I/O104からファンク
ションI/O102へと配信する第2のクロスバースイ
ッチは、図7の左端において、単に物理的I/Oをファ
ンクションI/Oに交換することによって表示される。
同様に、図7の右端において、ファンクションI/Oは
物理的I/Oに置き換えられる。2つのクロスバースイ
ッチは、IC内部から外部への直接信号および外部から
IC内部への直接信号に対して平行に存在する。第2の
クロスバースイッチのエレメントは、上で述べたネット
ワーク100の説明において明確に説明した。以下に説
明する図9は、64個の内部ノード(102)とインタ
ーフェースする40個の物理的ピン(104)のみを備
えたネットワークを示す。
【0102】本発明の異なる局面において、ファンクシ
ョンI/Oが物理的I/Oに接続され、物理的I/Oが
ファンクションI/Oに接続された、別の切り替え構成
が存在する。当該分野で周知のように、高インピーダン
ススイッチの使用により、上述のスイッチのファンクシ
ョンおよび信号の流れが反転される。つまり、スイッチ
は、スイッチに入る信号入力を有する状態と、スイッチ
を出る、考え得る4個の出力を有する状態を交互に示
す。スイッチは、4個の出力のうちの1個のみを選択し
て入力信号を受け取ることにより動作する。
【0103】図7において、クロスバースイッチ100
は、単にノード102および104ならびにスイッチレ
イヤー106および110のラベルを交換することによ
る、上で述べた交互のスイッチ動作によって示される。
つまり、ノード104は入力であり、ノード102は出
力であり、110はスイッチの第1のレイヤーであり、
106はスイッチの第3のレイヤーである。第1レイヤ
ー110の各スイッチは、1個の対応する入力ノード1
04に動作可能に接続された1個の信号入力を有する。
各スイッチは2i個の信号出力を有し、各スイッチは1
個の出力において入力信号を選択的に提供する。上記各
スイッチはどの出力を選択するかを選択するi個の制御
入力を有する(図7には図示せず。図6参照。) 図8は、SOCがN個のファンクションI/OをM個の
物理的I/Oに接続するクロスバー接続ネットワークを
備えた、本発明の特定のアプリケーションを示す。但
し、M<Nであり、上記同様N=2(n+i+1)である。詳
細には、実施例では、N=64、M=40、n=3、i
=2とする。スイッチ220は、図10のクロスバース
イッチ100としてほぼ正確に機能するので、スイッチ
220の説明は繰り返さない。スイッチ100とスイッ
チ220との違いは、スイッチ220の有するI/Oピ
ンはファンクションI/Oの数よりも少ないという点に
ある。ICの内部に64個のファンクション入出力(I
/O)ノード、およびICに物理的にアクセスする40
個のI/Oピンが存在する。次に、入力ノード(10
2)から(n−1)個のスイッチレイヤー106および
108へと信号を多重化する64個(またはN個)のス
イッチからなる2レイヤー(または(n−1)レイヤ
ー)、ならびに、最終スイッチ群110と物理的I/O
104との間で信号を多重化する40個(またはM個)
のスイッチからなる1つの最終レイヤー(110)が存
在する。2つ(または(n−1)個の)スイッチレイヤ
ーのスイッチ群毎に4個のベクトルが供給される必要は
ない。図11には、第3スイッチ群の入力に4個のベク
トルを供給するスイッチ群202、204、206およ
び208のみを示す。あるいは、他の第2レベルスイッ
チ群は、4個のベクトルを供給する。別の代替では、第
8スイッチ群のそれぞれが3個のベクトルを供給した
り、第8のスイッチ群がそれぞれ2個のベクトルを供給
したりする。合計40個のベクトルを生成するいくつか
の構成が可能である。
【0104】上述のように、各スイッチが、入力ノード
に動作可能に接続された4個の信号入力を有する。各ス
イッチは入力信号を多重化し、信号出力において出力信
号を提供する。各スイッチは、スイッチによって出力さ
れる入力信号を選択する2個の制御入力を有し、それに
より、上記各出力ノードは任意の入力ノードに接続可能
になる。
【0105】図7と同様に、256(N×2i)個の動
作接続が存在する。動作接続は4(2i)個の組にグル
ープ化され、スイッチの第1レイヤー106と第2レイ
ヤー108との間、ならびに、ファンクションI/O1
02とスイッチの第1レイヤー106との間に64
(N)個のベクトルを形成する。
【0106】図9は、図8のネットワーク220に対し
て反対方向に指向された第2の切り替えネットワーク2
50の追加を示す。本発明のいくつかの局面において、
第2のネットワーク250は物理的ピン104からファ
ンクションI/O102への双方向の信号の流れが可能
になり、それにより各ピン104における信号は任意の
ファンクションI/O102に動作可能に接続可能にな
る。図9において、N=64、M=40、n=3、i=
2である。ピン104は、M個の物理的ピン104から
(n−1)個のスイッチレイヤー254および256へ
と信号を多重化するM個のスイッチからなる1つのスイ
ッチレイヤー(第1スイッチ群252)に接続される。
つまり、n=2およびn=3の場合のスイッチレイヤー
である。第1レイヤー252と第2レイヤー254との
間の接続はいくらか任意である。第2レイヤー254の
全てのスイッチ群が4個のベクトルを受け取る必要はな
い。図9において、第2レイヤーのスイッチ群260お
よび262が、第1レイヤー252から出力された4個
のベクトルを受け取る。第2レイヤーのスイッチ群26
4および266は、それぞれ1個のベクトルのみを受け
取る。それぞれ4個、4個、1個、1個からなる群であ
る4個のスイッチ群によって、合計10個のベクトルが
受け取られる。あるいは、ベクトルの割り当ては、3
個、3個、3個、1個となるか、または合計10個にな
る他の組み合わせである。
【0107】N個のスイッチからなる他の(n−1)個
のレイヤー、本実施例においてはスイッチレイヤー25
4および256が、スイッチレイヤー252、254お
よび256と入力ノード102との間で信号を多重化す
る。上記同様N=2(n+i+1)である。スイッチ群の動作
およびベクトル編成は、上で述べた図7のそれと同じで
あり、ここでは繰り返さない。
【0108】図10は、SOCにおいて、n個の意志決
定段階で、N個の入力ノードからN個の出力ノードへク
ロスバーネットワークする方法を示すフローチャートで
ある。ステップ300は、入力ノードにおいてN個の入
力信号を提供する。ここでN=2(n+i+1)である。更
に、カウンタaは1に設定される。ステップ302はN
個の入力信号を2iビットのベクトルと結合し、N/2
i個のベクトルを形成する。つまり、ベクトルは4個の
異なる入力からの信号から形成される。ステップ304
はステップ302で得られた各ベクトルを合計で2i回
処理または複製し、合計でN個のベクトルを形成する。
ステップ306は各ベクトルから1個の信号を選択し、
入力信号を次の段階に提供する。ステップ308は、本
発明の方法をステップ302からステップ306まで合
計n回サイクルさせる決定ブロックである。カウンタa
がnに等しくない場合、ステップ310において1がカ
ウンタに加えられ、方法はステップ302に進む。カウ
ンタaがnに等しい場合、方法はステップ312に進
み、その結果、各出力ノードはn個の意志決定段階を介
してN個の入力ノードの各々に選択的に接続可能とな
る。図7に示し、且つ上で述べたように、本発明のいく
つかの局面において、N=64、i=2、n=3であ
る。
【0109】図10に示した方法はスイッチとして動作
する。信号は4個(2i個)の入力ノードからスイッチ
に入力される。各ノードは4個(2i個)の異なるスイ
ッチに接続される。各スイッチは4個の入力のうちの1
つを出力として選択する。従って、各スイッチは、4の
因数マルチプレクサ(factor−of−fourm
ultiplexer)として機能する。3レイヤーの
スイッチを経た後、64個(N個)の多重化されたプロ
グラム可能な出力信号が存在し、入力ノード0〜63か
らの信号の1つを提供する(図7参照)。
【0110】図11は、出力ノードの信号が入力ノード
に提供されるSOCにおける方法を示すフローチャート
である。ステップ400は出力ノードにおいて入力信号
を提供し、カウンタをb=1に設定する。ステップ40
2はN個の入力信号を2iビットのベクトルと結合し、
N/2i個のベクトルを形成する。ステップ404はN
個の入力信号を2iの因数で複製し、N個のベクトルを
形成する。ステップ406は各ベクトルから1つの信号
を選択し、次の段階に入力信号を提供する。ステップ4
08は、本発明の方法をステップ402からステップ4
06まで合計n回サイクルさせる決定ブロックである。
カウンタbがnに等しくない場合、ステップ410にお
いて1がカウンタに加えられ、方法はステップ402に
進む。カウンタbがnに等しい場合、方法はステップ4
12に進み、その結果、N個の出力ノードの各々はn段
階の意志決定段階を介してN個の入力ノードの各々に選
択的に接続可能となる。
【0111】本発明のいくつかの局面において、ステッ
プ302〜310はステップ402〜410と同時に行
われる。それにより、本発明の方法は、入力ノードから
出力ノードへ、および出力ノードから入力ノードへの双
方向の信号の流れを可能にする。
【0112】図12は、SOCにおいて、n個の意志決
定段階に亘るIC内のN個のファンクションI/Oから
M個の外部コネクタピンへのクロスバーネットワーキン
グのための方法を示すフローチャートである。ステップ
500はファンクションI/OにおいてN個の入力信号
を提供し、カウンタをc=1に設定する。この時、Nは
N=2(n+i+1)である。本発明の1つの局面において、
N=64、M=40、n=3、i=2である。ステップ
502はN個の入力信号を2iビットのベクトルと結合
し、N/2i個のベクトルを形成する。ステップ504
はステップ502で得られた各ベクトルを合計で2i回
処理または複製し、合計でN個のベクトルを形成する。
ステップ506は各ベクトルから1個の信号を選択し、
入力信号を次の段階に提供する。ステップ508は、本
発明の方法をステップ502からステップ506まで合
計(n−1)回サイクルさせる決定ブロックである。c
が(n−1)に等しくない場合、方法はステップ510
に進み、ここでカウンタcは1を追加され、方法はステ
ップ502に進む。カウンタがc=(n−1)である場
合、次に方法はステップ512に進む。
【0113】ステップ512はN個の入力信号を2iビ
ットのベクトルと結合し、N/2i個のベクトルを形成
する。ステップ514はステップ512で得られた各ベ
クトルを少なくとも(M/N)2i回処理または複製
し、合計でM個のベクトルを形成する。図8に示すよう
に、第2スイッチレイヤーの全てのスイッチ群が4個の
ベクトルを出力する必要はない。N=64、M=40で
ある場合、半数のスイッチ群が3個のベクトルを出力
し、残り半数のスイッチ群が2個のベクトルを出力し得
るので、ベクトル出力の平均は2.5個である。ステッ
プ516は各ベクトルから1つの信号を選択し、M個の
コネクタピンの各々に入力信号を提供する。ステップ5
18における結果として、N個のファンクションI/O
における信号はM個のコネクタピンにおいて利用可能に
なる。本発明の別の局面において、第2の(または第
(n−1)番目の)スイッチレイヤーにおいて、第3の
スイッチ群に40個のベクトルを提供するのに、12個
のスイッチ群のみが必要とされる。つまり、8つのスイ
ッチ群が32個のベクトルを第3のレイヤーに提供し、
4つのスイッチ群が8個のベクトルを提供する。
【0114】図13は、SOCにおいて、M個のコネク
タピンからN個のファンクションI/Oへ信号をネット
ワークする方法を示すフローチャートである。ステップ
600はM個のコネクタピンに入力信号を提供し、カウ
ンタをd=1に設定する。ステップ602はM個の入力
信号を、それぞれが2iビットのベクトルと結合し、M
/2i個のベクトルを形成する。ステップ604はステ
ップ602において形成された各ベクトルを、合計で2
i回複製し、合計でM/2i個のベクトルを形成する。
ステップ606は各ベクトルから1つの信号を選択し、
入力信号を次の段階に提供する。ステップ608はM個
の入力信号を1ビットから2iビットまでのベクトルに
結合し、合計でN/2i個のベクトルを形成する。ステ
ップ610はステップ608において形成された各ベク
トルを、合計で2i回複製し、N個のベクトルを形成す
る。ステップ612は各ベクトルから1つの信号を選択
し、入力信号を次の段階に提供する。
【0115】ステップ614は、本発明の方法をステッ
プ608からステップ612まで合計(n−1)回サイ
クルさせる決定ブロックである。カウンタdが(n−
1)に等しくない場合、方法はステップ616に進み、
ここでカウンタdは1を加えられ、方法はステップ60
8に進む。カウンタがd=(n−1)である場合、方法
はステップ618に進み、その結果、各入力ノードはn
個の意志決定段階を介してM個の出力ノードの各々に選
択的に接続可能になる。
【0116】本発明のいくつかの局面において、ステッ
プ500〜518はステップ600〜618と同時に行
われる。それにより本発明の方法は、ファンクションI
/Oからコネクタピンへ、およびコネクタピンからファ
ンクションI/Oへの双方向の信号の流れを可能にす
る。本発明のいくつかの局面において、N=64、M=
40、n=3、i=2である。
【0117】図14は、システムオンチップ(SOC)
において、n個の意志決定段階に亘って、高インピーダ
ンススイッチを用いて、N個のファンクションI/Oか
らN個の外部コネクタピンへ入力信号をクロスバーネッ
トワークする方法の別の実施態様を示す。ステップ70
0はファンクションI/Oにおいて入力信号を提供し、
カウンタをe=1に設定する。この時、N=2(n+i+1)
である。ステップ702はN個の入力信号の各々につい
て2i個の信号通路を生成する。ステップ704は(2
i)N個の入力信号を2iビットのベクトルと結合し、
N個のベクトルを形成する。ステップ706は各ベクト
ルから1つの信号を選択し、入力信号を次の段階に提供
する。ステップ708は、本発明の方法をステップ70
2からステップ706まで合計n回サイクルさせる決定
ブロックである。カウンタeがnに等しくない場合、方
法はステップ710に進み、ここでカウンタeは1を加
えられ、方法はステップ702に進む。カウンタがe=
nである場合、本発明の方法はステップ712に進む。
ステップ712において、結果として、N個のファンク
ションI/Oにおける信号はN個のコネクタピンにおい
て利用可能になる。
【0118】上のパラグラフで規定されたのと同じコン
セプトが、双方向スイッチ法、ならびに入力ノードと出
力ノードとの数が異なる場合のネットワーキングに応用
される。
【0119】上記の構造および方法の場合、内部ピンの
任意のサブセットが利用可能な外部I/Oに導かれ得
る。適切に設計された場合、この構造は、割り込み、D
MA要求信号、タイマ信号等をルートするための任意の
内部相互接続を形成するのにもまた使用され得る。SO
Cについての明白な利益は、システム設計者、ならびに
SOC製造元にとってより単純なエンジニアリングおよ
び製造規定に極めて高度な柔軟性が与えられる点にあ
る。
【0120】シャープマイクロエレクトロニクステクノ
ロジー社のシステムオンチップチームは、一方では最大
の柔軟性を得るため高度な周辺装置を集積し、他方では
コストの低減を目指してピンカウントを減少するという
矛盾する要求を処理する、独自のアプローチを用いた。
オンチップ周辺装置を外部にインターフェースさせるた
めのクロスバースイッチを用いることで、システム設計
者およびSOC製造元は、設計要求を犠牲にすることな
く全体的な柔軟性を得る。本発明の他の変形例および実
施態様が当業者に思い浮かばれる。
【0121】チップ内部の64個のファンクションI/
Oと40個の外部接続ピンとの間にクロスバースイッチ
を含むシステムオンチップ(SOC)が提供される。ク
ロスバースイッチにより、64個のファンクションI/
Oのいずれかにある信号を任意のコネクタピンに送信で
きる。クロスバースイッチにより、40個のコネクタピ
ンにある信号を、64個の特定のファンクションI/O
のいずれかに送信できる。切り替えは4方向スイッチに
よって行われるので、階層的スイッチレイヤーの合計数
は3にまで減少される。並列で、逆方向に指向されたス
イッチのネットワークにより、入力信号が物理的I/O
に送信され、64個のファンクションI/Oのいずれか
にスイッチされる。スイッチレイヤーを少なくすること
により、スイッチを渡る最小の時間遅延で接続が形成さ
れる。上述のクロスバーシステムに対応する方法も提供
される。
【0122】
【発明の効果】本発明によると、チップ内部の64個の
ファンクションI/Oと40個の外部接続ピンとの間に
クロスバースイッチを含むシステムオンチップ(SO
C)が提供される。クロスバースイッチにより、64個
のファンクションI/Oのいずれかにある信号を任意の
コネクタピンに送信できる。クロスバースイッチによ
り、40個のコネクタピンにある信号を、64個の特定
のファンクションI/Oのいずれかに送信できる。切り
替えは4方向スイッチによって行われるので、階層的ス
イッチレイヤーの合計数は3にまで減少される。
【図面の簡単な説明】
【図1】ARM7ThumbTMコアに基づくシャープ製
造のシステムオンチップのある実施例を示す図である
(従来技術)。
【図2】ダイスの各辺に沿って配置され、ダイス領域を
縮小して形成するボンドパッドを示す(従来技術)。
【図3】ダイス領域を減少する千鳥配列状のパッドレイ
アウトを示す図である(従来技術)。
【図4】本発明の、簡略化された階層的切り替え構成を
示す図である。
【図5】本発明による、第1スイッチレイヤーにおける
16個のノードから16個のスイッチへのコネクション
を示す図である。
【図6】第1レイヤーのスイッチと第2レイヤーのスイ
ッチとの間に形成されたコネクションの図である。
【図7】時間遅延の小さな、完全なシステムオンチップ
(SOC)クロスバー切り替えネットワークを示す図で
ある。
【図8】本発明の特定的なアプリケーションとして、N
個のファンクションI/OをM個の物理的I/Oに接続
するクロスバー接続ネットワーク(M<N)を備えたS
OCを示す図である。
【図9】図8のネットワークに対して逆方向に指向され
た第2の切り替えネットワークの追加を示す図である。
【図10】SOCにおいて、n段階の意志決定段階で、
N個の入力ノードからの入力信号をN個の出力ノードに
クロスバーネットワークする方法を示すフローチャート
である。
【図11】SOCにおいて、出力ノードにおける信号が
入力ノードに提供される方法を示すフローチャートであ
る。
【図12】SOCにおいて、n段階の意志決定段階で、
IC内のN個のファンクションI/OからM個の外部コ
ネクタピンへとクロスバーネットワークする方法を示す
フローチャートである。
【図13】SOCにおいて、M個のコネクタピンからの
信号をN個のファンクションI/Oに提供する方法を示
すフローチャートである。
【図14】高インピーダンススイッチを用いて、n段階
の意志決定段階で、SOC内のN個のファンクションI
/Oからの信号をN個の外部コネクタピンへとクロスバ
ーネットワークする方法の異なる実施形態を示す図であ
る。
【符号の説明】
10 4方向スイッチのモジュラーアレイ10 12 第1のレイヤー 14 入力ピン 16 スイッチU0 18 スイッチU1 20 スイッチU2 22 第2のレイヤー 24 スイッチV0 26 スイッチV1 28 スイッチV2 30 第3のレイヤー 32 スイッチW0 34 スイッチW1 48 第1スイッチレイヤー 49 ノード 50 スイッチ群1 52 スイッチ群2 54 スイッチ群3 56 スイッチ群4 70 第2レイヤー 72、74、76、78 スイッチ群 79 制御入力 100 システムオンチップ(SOC)クロスバー切り
替えネットワーク 102 入力ノード 104 ピン 106 第1スイッチレイヤー 108 第2スイッチレイヤー 110 第3スイッチレイヤー 220 ネットワーク 250 第2の切り替えネットワーク 252 第1スイッチ群 254、256 スイッチレイヤー 260、262、264、266 第2レイヤーのスイ
ッチ群
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ラエド サバ アメリカ合衆国 ワシントン 98683, バンクーバー, ナンバーイー4, エス イー 136ティーエイチ アベニュー 905

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時間遅延の小さなシステムオンチップ
    (SOC)クロスバー切り替えネットワークであって、
    該切り替えネットワークは、 N個の入力ノードと、 N個の出力ノードと、 該入力ノードと該出力ノードとの間で信号を多重化する
    N個のスイッチからなるn個のレイヤーと、を含み、 各スイッチが該入力ノードに動作可能に接続された2i
    個の信号入力を有し、該スイッチの各々が入力信号を多
    重化して、信号出力において出力信号を提供し、該スイ
    ッチの各々が、どの入力信号が該スイッチによって出力
    されるかを選択するi個の制御入力を有し、 N=2(n+i+1)であり、それにより、該出力ノードの各
    々が該入力ノードのいずれかに接続可能である、切り替
    えネットワーク。
  2. 【請求項2】 各スイッチレイヤーの間に(N×2i)
    個の動作接続を更に含み、前記入力ノードと第1のスイ
    ッチレイヤーとの間に動作接続を含む、請求項1に記載
    のSOC切り替えネットワーク。
  3. 【請求項3】 N=64、i=2、n=3である、請求
    項1に記載のSOC切り替えネットワーク。
  4. 【請求項4】 第2のネットワークを含む前記SOC切
    り替えネットワークであって、該第2のネットワーク
    は、 前記出力ノードと前記入力ノードとの間で信号を多重化
    するN個のスイッチからなるn個のレイヤーを含み、 各スイッチが該出力ノードに動作可能に接続された2i
    個の信号入力を有し、該スイッチの各々が該入力信号を
    多重化して、信号出力において出力信号を提供し、該ス
    イッチの各々は、該スイッチによってどの入力信号を出
    力するかを選択するi個の制御入力を有し、 N=2(n+i+1)であり、それにより、該入力ノードの各
    々は該出力ノードのいずれかに接続可能である、請求項
    1に記載のSOC切り替えネットワーク。
  5. 【請求項5】 前記第1レイヤーのスイッチが4個の群
    に編成され、前記入力ノードが4個の信号からなるベク
    トルを対応するスイッチ群に提供する4個の群に編成さ
    れるSOC切り替えネットワークであって、該第1レイ
    ヤーのスイッチが以下のように動作可能に接続される、
    すなわち、 ノード0〜3は、4個の入力ベクトルを受け取る該第1
    スイッチ群の4個の入力に動作可能に接続され、該第1
    スイッチ群の各スイッチが1つの入力ベクトルを受け取
    り、該第1スイッチ群が4個の出力を有し、該スイッチ
    の各々についての1つの出力がノード0〜3からの選択
    可能な信号を提供し、 ノード4〜7は、4個の入力ベクトルを受け取る第2ス
    イッチ群の4個の入力に動作可能に接続され、該第2ス
    イッチ群の4個の出力がノード4〜7からの選択可能な
    信号を提供し、 ノード8〜11は、4個の入力ベクトルを受け取る第3
    スイッチ群の4個の入力に動作可能に接続され、該第3
    スイッチ群の4個の出力がノード8〜11からの選択可
    能な信号を提供し、 ノード12〜15は、4個の入力ベクトルを受け取る第
    4スイッチ群の4個の入力に動作可能に接続され、該第
    4スイッチ群の4個の出力がノード12〜15からの選
    択可能な信号を提供し、 該第1から第4までのスイッチ群の出力が結合されて、
    第2レイヤーの入力ベクトルを形成し、それによりノー
    ド0〜15からの選択可能な信号が提供され、 ノード16〜63は、上記のように、4個のノードから
    なる群としてそれぞれスイッチ群5〜16に動作可能に
    接続され、ノード16〜19は第5スイッチ群に動作可
    能に接続され、ノード20〜23は第6スイッチ群に動
    作可能に接続され、ノード24〜27は第7スイッチ群
    に動作可能に接続され、ノード28〜31は第8スイッ
    チ群に動作可能に接続され、該第5から第8までのスイ
    ッチ群の出力は結合されてノード16〜31からの選択
    可能な信号からなる第2レイヤー入力ベクトルを形成
    し、 ノード32〜35は第9スイッチ群に動作可能に接続さ
    れ、ノード36〜39は第10スイッチ群に動作可能に
    接続され、ノード40〜43は第11スイッチ群に動作
    可能に接続され、ノード44〜47は第12スイッチ群
    に動作可能に接続され、該第9から第12までのスイッ
    チ群の出力は結合されてノード32〜47からの選択可
    能な信号からなる第2レイヤー入力ベクトルを形成し、 ノード48〜51は第13スイッチ群に動作可能に接続
    され、ノード52〜55は第14スイッチ群に動作可能
    に接続され、ノード56〜59は第15スイッチ群に動
    作可能に接続され、ノード60〜63は第16スイッチ
    群に動作可能に接続され、該第13から第16までのス
    イッチ群の出力は結合されてノード48〜63からの選
    択可能な信号からなる第2レイヤー入力ベクトルを形成
    し、それにより、該第1スイッチレイヤーが、信号から
    なる64個のベクトルを受け取る、および多重化された
    信号からなる64個のベクトルを出力する、請求項3に
    記載のSOC切り替えネットワーク。
  6. 【請求項6】 第2レイヤーのスイッチが4個のスイッ
    チからなる群に編成され、該スイッチの各々が、第1レ
    イヤーのスイッチから第2レイヤー入力ベクトルを受け
    取る4個の入力を有し、該スイッチ群の各々が第3レイ
    ヤー入力ベクトルを提供する4個の出力を有し、該第2
    レイヤースイッチ群が以下のように動作可能に接続され
    る、すなわち、 第2レイヤー第1スイッチ群が、該第1レイヤーの第1
    から第4までのスイッチ群からの4個の第2レイヤー入
    力ベクトルを受け取り、該第2レイヤー第1スイッチ群
    が4個の出力を有し、それにより、各出力信号がノード
    0〜15からの選択可能なビットを含み、 第2レイヤー第2スイッチ群が、該第1レイヤーの第5
    から第8までのスイッチ群からの4個の第2レイヤー入
    力ベクトルを受け取り、該第2レイヤー第2スイッチ群
    が4個の出力を有し、それにより、各出力信号がノード
    16〜31からの選択可能なビットを含み、 第2レイヤー第3スイッチ群が、該第1レイヤーの第9
    から第12までのスイッチ群からの4個の第2レイヤー
    入力ベクトルを受け取り、該第2レイヤー第3スイッチ
    群が4個の出力を有し、それにより、各出力信号がノー
    ド32〜47からの選択可能なビットを含み、 第2レイヤー第4スイッチ群が、該第1レイヤーの第1
    3から第16までのスイッチ群からの4個の第2レイヤ
    ー入力ベクトルを受け取り、該第2レイヤー第4スイッ
    チ群が4個の出力を有し、それにより、各出力信号がノ
    ード48〜63からの選択可能なビットを含み、 該第2レイヤーの第1から第4までのスイッチ群の各々
    からの1つの出力信号が結合されて、第3レイヤー入力
    ベクトルを形成し、それにより、ノード0〜63からの
    選択可能信号が提供され、 第2レイヤースイッチ群5〜16はそれぞれ、上記のよ
    うに、4個のスイッチからなる群として第1レイヤース
    イッチ群1〜16に動作可能に接続され、第2レイヤー
    第5スイッチ群は、第1レイヤーの第1から第4までの
    スイッチ群からの4個のベクトルを受け取って、4個の
    出力を提供し、第2レイヤー第6スイッチ群は、第1レ
    イヤーの第5から第8までのスイッチ群からの4個のベ
    クトルを受け取って、4個の出力を提供し、第2レイヤ
    ー第7スイッチ群は、第1レイヤーの第9から第12ま
    でのスイッチ群からの4個のベクトルを受け取って、4
    個の出力を提供し、第2レイヤー第8スイッチ群は、第
    1レイヤーの第13から第16までのスイッチ群からの
    4個のベクトルを受け取って、4個の出力を提供し、 該第2レイヤーの第5から第8までのスイッチ群の各々
    からの1つの出力信号が結合されて、第3レイヤー入力
    ベクトルを形成し、それにより、ノード0〜63からの
    選択可能信号が提供され、 第2レイヤー第9スイッチ群は、第1レイヤーの第1か
    ら第4までのスイッチ群から4個のベクトルを受け取っ
    て、4個の出力を提供し、第2レイヤー第10スイッチ
    群は、第1レイヤーの第5から第8までのスイッチ群か
    ら4個のベクトルを受け取って、4個の出力を提供し、
    第2レイヤー第11スイッチ群は、第1レイヤーの第9
    から第12までのスイッチ群から4個のベクトルを受け
    取って、4個の出力を提供し、第2レイヤー第12スイ
    ッチ群は、第1レイヤーの第13から第16までのスイ
    ッチ群から4個のベクトルを受け取って、4個の出力を
    提供し、 該第2レイヤーの第9から第12までのスイッチ群の各
    々からの1つの出力信号が結合されて、第3レイヤー入
    力ベクトルを形成し、それにより、ノード0〜63から
    の選択可能信号が提供され、 第2レイヤー第13スイッチ群は、第1レイヤーの第1
    から第4までのスイッチ群から4個のベクトルを受け取
    って、4個の出力を提供し、第2レイヤー第14スイッ
    チ群は、第1レイヤーの第5から第8までのスイッチ群
    から4個のベクトルを受け取って、4個の出力を提供
    し、第2レイヤー第15スイッチ群は、第1レイヤーの
    第9から第12までのスイッチ群から4個のベクトルを
    受け取って、4個の出力を提供し、第2レイヤー第16
    スイッチ群は、第1レイヤーの第13から第16までの
    スイッチ群から4個のベクトルを受け取って、4個の出
    力を提供し、 該第2レイヤーの第13から第16までのスイッチ群の
    各々から1つの出力信号を結合して第3レイヤー入力ベ
    クトルを形成し、それにより、ノード0〜63の選択可
    能な信号が提供され、それにより、該第2レイヤーのス
    イッチは信号からなる64個のベクトルを受け取り、多
    重化された信号からなる64個のベクトルを出力する、
    請求項5に記載のSOC切り替えネットワーク。
  7. 【請求項7】 SOC切り替えネットワークであって、
    第3レイヤーのスイッチが4個のスイッチからなる群に
    編成され、該スイッチの各々が第2レイヤーのスイッチ
    から第3レイヤー入力ベクトルを受け取る4個の入力を
    有し、該スイッチ群の各々が出力ノードベクトルを提供
    する4個の出力を有し、該第3レイヤースイッチ群が以
    下のように接続される、つまり、 第3レイヤー第1スイッチ群が、該第2レイヤーの第1
    から第4までのスイッチ群からの4個の第3レイヤー入
    力ベクトルを受け取り、該第3レイヤー第1スイッチ群
    が、出力ノードベクトルを提供する対応する出力ノード
    0〜3に動作可能に接続された4個の出力を有し、それ
    により、各出力ノードベクトルがノード0〜63からの
    選択可能なビットを含み、 第3レイヤー第2スイッチ群が、該第2レイヤーの第1
    から第4までのスイッチ群からの4個の第3レイヤー入
    力ベクトルを受け取り、該第3レイヤー第2スイッチ群
    が、出力ノードベクトルを提供する対応する出力ノード
    4〜7に動作可能に接続された4個の出力を有し、それ
    により、各出力ノードベクトルがノード0〜63からの
    選択可能なビットを含み、 第3レイヤー第3スイッチ群が、該第2レイヤーの第1
    から第4までのスイッチ群からの4個の第3レイヤー入
    力ベクトルを受け取り、該第3レイヤー第3スイッチ群
    が、出力ノードベクトルを提供する対応する出力ノード
    8〜11に動作可能に接続された4個の出力を有し、そ
    れにより、各出力ノードベクトルがノード0〜63から
    の選択可能なビットを含み、 第3レイヤー第4スイッチ群が、該第2レイヤーの第1
    から第4までのスイッチ群からの4個の第3レイヤー入
    力ベクトルを受け取り、該第3レイヤー第4スイッチ群
    が、出力ノードベクトルを提供する対応する出力ノード
    12〜15に動作可能に接続された4個の出力を有し、
    それにより、各出力ノードベクトルがノード0〜63か
    らの選択可能なビットを含み、 第3レイヤー第5スイッチ群が、該第2レイヤーの第5
    から第8までのスイッチ群からの4個の第3レイヤー入
    力ベクトルを受け取り、該第3レイヤー第5スイッチ群
    が、出力ノードベクトルを提供する対応する出力ノード
    16〜19に動作可能に接続された4個の出力を有し、
    それにより、各出力ノードベクトルがノード0〜63か
    らの選択可能なビットを含み、 第3レイヤー第6スイッチ群が、該第2レイヤーの第5
    から第8までのスイッチ群からの4個の第3レイヤー入
    力ベクトルを受け取り、該第3レイヤー第6スイッチ群
    が、出力ノードベクトルを提供する対応する出力ノード
    20〜23に動作可能に接続された4個の出力を有し、
    それにより、各出力ノードベクトルがノード0〜63か
    らの選択可能なビットを含み、 第3レイヤー第7スイッチ群が、該第2レイヤーの第5
    から第8までのスイッチ群からの4個の第3レイヤー入
    力ベクトルを受け取り、該第3レイヤー第7スイッチ群
    が、出力ノードベクトルを提供する対応する出力ノード
    24〜27に動作可能に接続された4個の出力を有し、
    それにより、各出力ノードベクトルがノード0〜63か
    らの選択可能なビットを含み、 第3レイヤー第8スイッチ群が、該第2レイヤーの第5
    から第8までのスイッチ群からの4個の第3レイヤー入
    力ベクトルを受け取り、該第3レイヤー第8スイッチ群
    が、出力ノードベクトルを提供する対応する出力ノード
    28〜31に動作可能に接続された4個の出力を有し、
    それにより、各出力ノードベクトルがノード0〜63か
    らの選択可能なビットを含み、 第3レイヤー第9スイッチ群が、該第2レイヤーの第9
    から第12までのスイッチ群からの4個の第3レイヤー
    入力ベクトルを受け取り、該第3レイヤー第9スイッチ
    群が、出力ノードベクトルを提供する対応する出力ノー
    ド32〜35に動作可能に接続された4個の出力を有
    し、それにより、各出力ノードベクトルがノード0〜6
    3からの選択可能なビットを含み、 第3レイヤー第10スイッチ群が、該第2レイヤーの第
    9から第12までのスイッチ群からの4個の第3レイヤ
    ー入力ベクトルを受け取り、該第3レイヤー第10スイ
    ッチ群が、出力ノードベクトルを提供する対応する出力
    ノード36〜39に動作可能に接続された4個の出力を
    有し、それにより、各出力ノードベクトルがノード0〜
    63からの選択可能なビットを含み、 第3レイヤー第11スイッチ群が、該第2レイヤーの第
    9から第12までのスイッチ群からの4個の第3レイヤ
    ー入力ベクトルを受け取り、該第3レイヤー第11スイ
    ッチ群が、出力ノードベクトルを提供する対応する出力
    ノード40〜43に動作可能に接続された4個の出力を
    有し、それにより、各出力ノードベクトルがノード0〜
    63からの選択可能なビットを含み、 第3レイヤー第12スイッチ群が、該第2レイヤーの第
    9から第12までのスイッチ群からの4個の第3レイヤ
    ー入力ベクトルを受け取り、該第3レイヤー第12スイ
    ッチ群が、出力ノードベクトルを提供する対応する出力
    ノード44〜47に動作可能に接続された4個の出力を
    有し、それにより、各出力ノードベクトルがノード0〜
    63からの選択可能なビットを含み、 第3レイヤー第13スイッチ群が、該第2レイヤーの第
    13から第16までのスイッチ群からの4個の第3レイ
    ヤー入力ベクトルを受け取り、該第3レイヤー第13ス
    イッチ群が、出力ノードベクトルを提供する対応する出
    力ノード48〜51に動作可能に接続された4個の出力
    を有し、それにより、各出力ノードベクトルがノード0
    〜63からの選択可能なビットを含み、 第3レイヤー第14スイッチ群が、該第2レイヤーの第
    13から第16までのスイッチ群からの4個の第3レイ
    ヤー入力ベクトルを受け取り、該第3レイヤー第14ス
    イッチ群が、出力ノードベクトルを提供する対応する出
    力ノード52〜55に動作可能に接続された4個の出力
    を有し、それにより、各出力ノードベクトルがノード0
    〜63からの選択可能なビットを含み、 第3レイヤー第15スイッチ群が、該第2レイヤーの第
    13から第16までのスイッチ群からの4個の第3レイ
    ヤー入力ベクトルを受け取り、該第3レイヤー第15ス
    イッチ群が、出力ノードベクトルを提供する対応する出
    力ノード56〜59に動作可能に接続された4個の出力
    を有し、それにより、各出力ノードベクトルがノード0
    〜63からの選択可能なビットを含み、 第3レイヤー第16スイッチ群が、該第2レイヤーの第
    13から第16までのスイッチ群からの4個の第3レイ
    ヤー入力ベクトルを受け取り、該第3レイヤー第16ス
    イッチ群が、出力ノードベクトルを提供する対応する出
    力ノード60〜63に動作可能に接続された4個の出力
    を有し、それにより、各出力ノードベクトルがノード0
    〜63からの選択可能なビットを含む、請求項6に記載
    のSOC切り替えネットワーク。
  8. 【請求項8】 時間遅延の小さなシステムオンチップ
    (SOC)クロスバー切り替えネットワークであって、
    該クロスバー切り替えネットワークは、 N個の入力ノードと、 N個の出力ノードと、 該入力ノードと該出力ノードとの間の信号を多重化する
    N個の高インピーダンススイッチからなるn個のレイヤ
    ーと、 各スイッチが、1つの対応する入力ノードに動作可能に
    接続された1つの信号入力を有し、該スイッチの各々が
    2i個の信号出力を有し、該スイッチの各々が、該出力
    の1つにおいて入力信号を選択的に提供し、該スイッチ
    の各々が、どの出力が選択されるかを選択するi個の制
    御入力を有し、 N=2(n+i+1)であり、それにより、該出力ノードの各
    々が該入力ノードのいずれかに接続可能である、システ
    ムオンチップ(SOC)クロスバー切り替えネットワー
    ク。
  9. 【請求項9】 時間遅延の小さなシステムオンチップ
    (SOC)クロスバー接続ネットワークであって、該ク
    ロスバー接続ネットワークは、 IC内部のN個のファンクション入出力(I/O)ノー
    ドと、 ICに物理的にアクセスするM個のI/Oピンと、 該入力ノードと該スイッチレイヤーとの間で信号を多重
    化するN個のスイッチからなる(n−1)個のレイヤー
    と、 該最後のスイッチレイヤーから該M個の物理的ピンへと
    信号を多重化するM個のスイッチからなる1つの最終レ
    イヤーと、を含み、 MがNより小さく、 N=2(n+i+1)であり、 各スイッチが、該入力ノードに動作可能に接続された2
    i個の信号入力を有し、該スイッチの各々が入力信号を
    多重化して、信号出力において出力信号を提供し、該ス
    イッチの各々が、どの入力信号が該スイッチによって出
    力されるかを選択するi個の制御入力を有し、それによ
    り、複数の該出力ノードがより多くの数の複数の入力ノ
    ードに接続可能である、システムオンチップ(SOC)
    クロスバー接続ネットワーク。
  10. 【請求項10】 (N×2i)個の動作接続であって、
    2i個の動作接続からなるセットにグループ化され、前
    記スイッチレイヤー間ならびに前記ファンクションI/
    Oと第1レイヤーのスイッチとの間にN個のベクトルを
    形成する(N×2i)個の動作接続を更に含む、請求項
    9に記載のSOC切り替えネットワーク。
  11. 【請求項11】 前記物理的ピンにおいて前記ファンク
    ションI/Oに信号を入力する第2のネットワークを含
    む前記SOC切り替えネットワークであって、該第2の
    ネットワークが、 前記M個の物理的ピンから前記(n−1)個のスイッチ
    レイヤーへの信号を多重化するM個のスイッチからなる
    1個のレイヤーと、 該スイッチレイヤーと該入力ノードとの間の信号を多重
    化するN個のスイッチからなる(n−1)個のレイヤー
    と、を含み、 N=2(n+i+1)であり、 各スイッチが、該出力ノードに動作可能に接続された2
    i個の信号入力を有し、該スイッチの各々が入力信号を
    多重化して、信号出力において出力信号を提供し、該ス
    イッチの各々が、どの入力信号が該スイッチによって出
    力されるかを選択するi個の制御入力を有し、それによ
    り、該ピンの各々における信号が該ファンクションI/
    Oのいずれかに動作可能に接続可能である、請求項9に
    記載のSOC切り替えネットワーク。
  12. 【請求項12】 N=64、M=40、i=2、n=3
    である、請求項9に記載のSOC切り替えネットワー
    ク。
  13. 【請求項13】 システムオンチップ(SOC)におい
    て、n段階の意思決定段階で、N個の入力ノードからN
    個の出力ノードへと入力信号をクロスバーネットワーク
    するための方法であって、N=2(n+i+1)であって、該
    方法は、 a)N個の入力信号と2iビットのベクトルをそれぞれ
    結合して、(N/2i)個のベクトルを形成するステッ
    プと、 b)該ステップa)の各ベクトルを合計2i回複製し、
    合計N個のベクトルを形成するステップと、 c)各ベクトルから1つの信号を選択し、次の段階に入
    力信号を提供するステップと、 d)該ステップa)から該ステップc)までを合計n回
    繰り返し、それにより、各出力ノードがn段階の意思決
    定段階を介して該N個の入力ノードの各々に選択的に接
    続可能となるステップと、を含む方法。
  14. 【請求項14】 N=64、i=2、n=3である、請
    求項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記出力ノードにおける入力信号が前
    記入力ノードに提供され、 e)N個の入力信号と2iビットのベクトルをそれぞれ
    結合して、(N/2i)個のベクトルを形成するステッ
    プと、 f)該ステップe)の各ベクトルを合計2i回複製し、
    合計N個のベクトルを形成するステップと、 g)各ベクトルから1つの信号を選択し、次の段階に入
    力信号を提供するステップと、 h)該ステップe)から該ステップg)までを合計n回
    繰り返し、それにより、各入力ノードがn段階の意思決
    定段階を介して該N個の出力ノードの各々に選択的に接
    続可能となるステップと、を含む請求項13に記載の方
    法。
  16. 【請求項16】 前記ステップa)から前記ステップ
    d)までのステップが前記ステップe)から前記ステッ
    プh)までのステップと同時に行われ、それにより、前
    記方法が前記入力ノードから前記出力ノードへおよび該
    出力ノードから該入力ノードへの双方向の信号の流れを
    可能にする、請求項15に記載の方法。
  17. 【請求項17】 システムオンチップ(SOC)におい
    て、IC内のN個のファンクションI/Oからの入力信
    号をM個の外部コネクタピンへと、n段階の意思決定段
    階でクロスバーネットワークするための方法であって、
    N=2(n+i+1 )であって、該方法は、 a)N個の入力信号と2iビットのベクトルをそれぞれ
    結合して、(N/2i)個のベクトルを形成するステッ
    プと、 b)該ステップa)の各ベクトルを合計2i回複製し、
    合計N個のベクトルを形成するステップと、 c)各ベクトルから1つの信号を選択し、次の段階に入
    力信号を提供するステップと、 d)該ステップa)から該ステップc)までを合計(n
    −1)回サイクルするステップと、 e)N個の入力信号と2iビットのベクトルをそれぞれ
    結合して、N/2i個のベクトルを形成するステップ
    と、 f)該ステップe)の各ベクトルを少なくとも合計(M
    /N)2i回複製し、合計M個のベクトルを形成するス
    テップと、 g)各ベクトルから1つの信号を選択して該M個のコネ
    クタピンの各々に入力信号を提供し、それにより、N個
    のファンクションI/Oにおける信号がM個のコネクタ
    ピンにおいて利用可能になるステップと、を含む方法。
  18. 【請求項18】 入力信号がM個のコネクタピンからN
    個のファンクションI/Oへとネットワーキングされる
    方法であって、該方法は、 h)該M個の入力信号と2iビットのベクトルをそれぞ
    れ結合して、M/2i個のベクトルを形成するステップ
    と、 i)該ステップh)の各ベクトルを合計2i回複製し、
    合計M個のベクトルを形成するステップと、 j)該各ベクトルから1つの信号を選択し、次の段階に
    入力信号を提供するステップと、 k)M個の入力信号と1〜2iビットのベクトルを結合
    して、合計(N/2i)個のベクトルを形成するステッ
    プと、 l)該ステップk)において形成された各ベクトルを合
    計2i回複製し、合計N個のベクトルを形成するステッ
    プと、 m)該各ベクトルから1つの信号を選択し、次の段階に
    入力信号を提供するステップと、 n)ステップk)からステップm)までを合計(n−
    1)回繰り返し、それにより、各入力ノードがn段階の
    意思決定段階を介して該M個の出力ノードの各々に選択
    的に接続可能となるステップと、を含む請求項17に記
    載の方法。
  19. 【請求項19】 前記ステップa)から前記ステップ
    g)までのステップが前記ステップh)から前記ステッ
    プm)までのステップと同時に行われ、それより、前記
    方法がファンクションI/Oからコネクタピンへ、およ
    びコネクタピンからファンクションI/Oへの双方向の
    信号を流れを可能にする、請求項18に記載の方法。
  20. 【請求項20】 N=64、M=40、n=3、i=2
    である、請求項17に記載の方法。
  21. 【請求項21】 システムオンチップ(SOC)におい
    て、n段階の意志決定段階で、IC内のN個のファンク
    ションI/OからN個の外部コネクタピンへと入力信号
    をクロスバーネットワークするための方法であって、N
    =2(n+i+1)であって、該方法は、 a)N個の入力信号の各々について2i個の信号通路を
    生成するステップと、 b)(2i)N個の入力信号と2iビットのベクトルを
    結合し、N個のベクトルを形成するステップと、 c)該各ベクトルから1つの信号を選択して、次の段階
    に入力信号を提供するステップと、 d)該ステップa)から該ステップc)までのステップ
    を合計n回繰り返し、それにより、各入力ノードがn個
    の意志決定ステップを介してN個の出力ノードの各々に
    選択的に接続可能になるステップと、を含む方法。
JP11233207A 1998-08-28 1999-08-19 システムオンチップ(soc)4方向切り替えクロスバ―システムおよびその方法 Withdrawn JP2000200258A (ja)

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