JP2000200053A - 表示素子用基板の製造方法及び表示素子用基板 - Google Patents

表示素子用基板の製造方法及び表示素子用基板

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JP2000200053A
JP2000200053A JP11002113A JP211399A JP2000200053A JP 2000200053 A JP2000200053 A JP 2000200053A JP 11002113 A JP11002113 A JP 11002113A JP 211399 A JP211399 A JP 211399A JP 2000200053 A JP2000200053 A JP 2000200053A
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Yukio Ogawa
行雄 小川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 材料基板から表示素子基板を切り出す際に表
示素子基板に形成された電極部の界面剥離を防止する。 【解決手段】材料基板(1)の表示素子用基板(2)と
なる部分には電極部(陽極3や陰極6)が形成される。
この電極部には絶縁検査のためのテスト用電極パターン
が接続される。テスト用電極パターンは、切り取りライ
ン(L)を越えて表示素子用基板の外の材料基板に延設
され、共通電極(4,7)に接続される。素子の作り込
みが終了し、共通電極を用いて絶縁検査が完了したら、
切り取りラインを跨いでいる電極パターンの一部をレー
ザーで除去する。切り取りラインに沿って溝を形成して
板を割った時に、電極部には張力及び圧縮力が加わらな
いので、得られた表示素子用基板の電極部の端部が基板
から剥離するのを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、素材(材料)であ
る大型の材料基板から、複数枚の小型の表示素子用基板
を切り出して製造するための表示素子用基板の製造方法
等に関する。本発明は、特に、金属薄膜の電極と基板表
面の密着強度を損なうことなく、表示素子用基板を切り
出すための方法等に関する。本発明は、有機エレクトロ
ルミネッセンス素子(以下「有機EL素子」という)用
基板や電界放出型表示素子(以下「FED」という)用
基板の製造に有用である。
【0002】
【従来の技術】図10〜図14は、従来の有機EL素子
用基板の製造方法を示した図である。図10に示すよう
に、大型ガラス等の絶縁性の材料基板52上には、有機
EL素子用基板となる複数の電極部形成領域51が、一
点鎖線で示す切り取りラインLによって区画されてい
る。切り取りラインLに沿って切断して有機EL素子用
基板を形成する前に、各電極部形成領域51に有機EL
素子としての層構造を形成し、しかるのちに各電極部形
成領域51を材料基板52から切り出す。
【0003】図11に示すように、まず各電極部形成領
域51には、スパッタ蒸着等によりパターン形成された
ストライプ状の電極部である陽極53がITO(Indium-
TinOxide)によって形成される。このストライプ状の陽
極53は、電極部形成領域51の外に形成された2つの
陽極用共通電極55に1本おきに接続されている。即
ち、ストライプ状の陽極53は櫛歯形の2系統に分かれ
ており、両系統は入れ子状に組み合わされている。
【0004】図示しないが、陽極53上には、有機化合
物からなる発光層を含む有機層が形成される。この有機
層は、例えば、正孔輸送層と電子輸送性発光層とで構成
される。さらに、この有機層上に、陽極53と直交する
ように、陽極53と略同一のストライプパターンのM
g:Ag,Al:Li等の陰極が形成される。
【0005】有機EL素子の層構造が完成した後、各電
極部形成領域51を材料基板52から切り出す前に、各
電極部形成領域51ごとに形成された有機EL素子の電
気的な検査を行う。即ち、陽極用共通電極55と陰極用
共通電極の間に所定の電圧を印加することにより、陽極
53と陰極がショートするか否かを検査する。また、2
つの陽極用共通電極55,55の間に所定の電圧を印加
することにより、隣接する陽極53,53間の絶縁状態
を検査する。同様に、2つの陰極用共通電極の間に所定
の電圧を印加することにより、隣接する陰極間の絶縁状
態を検査する。
【0006】絶縁検査の後、図10及び図11に示す切
り取りラインLに沿って、図12に示すように材料基板
52の裏面に超鋼バイト56で溝57を形成する。
【0007】図13に示すように溝57を支点として材
料基板52の不要部分を折り取る。この折り取りによ
り、多数の有機EL素子用基板58が共通の材料基板5
2から取り出されることとなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、超鋼バイト5
6によって溝57を形成する際、材料基板52が超鋼バ
イト56により押圧されて撓むため、溝57の反対側の
面に成膜された陽極53や陰極には張力が働くこととな
る。
【0009】また、図13に示すように、材料基板52
を折り取る際には、陽極53や陰極が折り曲げられて変
形した箇所には圧縮力が働き、更に分断する際には張力
が働くことになる。
【0010】このため、取り出された有機EL素子基板
58の陽極53や陰極の端部は、有機EL素子基板との
密着強度が低下しており、図14に示すように、微小な
界面剥離が発生することがあった。換言すれば、電極の
薄膜が基板の表面から剥離して浮き上がってしまうこと
があった。
【0011】そして、このような有機EL素子基板58
の外周縁に箱型の容器を封着して有機EL素子が形成さ
れる。しかし、有機EL素子基板58の外周縁に形成さ
れている陽極53や陰極が上述したように基板から浮い
ていると、その部分で箱型の容器を封着した場合、封着
部分の封止性能に問題が生じやすい。例えば、界面剥離
した部分を介して外部から内部に水分が入り、その水分
が有機層に影響して非発光部分であるダークスポットが
発生し、発光輝度ひいては有機ELの寿命特性の低下の
原因となる。
【0012】上述した問題点はFEDにおいても同様で
あり、例えばFECが作成されたFED用基板(陰極基
板)に容器部(陽極基板)を封着させた場合、素子内に
空気が入って真空度の劣化を招き、エミッション効率の
低下及びエミッタコーンの損傷の原因となる。
【0013】本発明は、上記欠点を除くためになされた
ものであって、その目的とするところは、相対的に大型
の材料基板から、相対的に小型の表示素子用基板を切り
出す表示素子用基板の製造方法において、表示素子用基
板の切り取りラインLの内側の電極部から外側に引き出
された電極パターンの一部を除去することにより、電極
部に張力及び圧縮力をかけることなく材料基板を切断
し、電極部の界面剥離を防止することにある。
【0014】また他の目的は、共通電極の近傍に形成さ
れている電極部をレーザーで蒸発除去することにより、
材料基板を損傷することなく電極パターンの一部を除去
することにある。
【0015】また他の目的は、電極部の一部を除去する
前に、除去する前記一部以外の位置において前記材料基
板を覆うことにより、蒸発した電極部の構成物質が、電
極部の他の部分等に吸着して絶縁不良を発生させるのを
防止することにある。
【0016】また他の目的は、表示素子用基板上に形成
されている電極部の端部が、前記表示素子用基板の外周
縁より所定の間隔をおいて内側に形成されることによ
り、内部の密閉性に優れた表示素子を製造することにあ
る。またこれによって表示素子自体の耐湿性、寿命特性
の向上及び素子内真空度の低下を防止することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記の各目的を達成する
ため、本発明は次の手段を具備している。請求項1に記
載された表示素子用基板の製造方法は、材料基板(1)
から表示素子用基板(有機EL素子用基板2)を切り出
す表示素子用基板の製造方法において、まず前記材料基
板上に設定された表示素子用基板の切り取りライン
(L)の内側に電極部(陽極3、陰極6)を形成すると
ともに、前記電極部に連続して前記切り取りラインLの
外側に引き出された電極パターンを形成する。次に、前
記電極パターンを用いて前記電極部の電気特性を検査す
る。次に、前記切り取りラインLにおいて前記電極パタ
ーンの一部を除去する。次に、前記切り取りラインLに
おいて前記材料基板を切断して、表示素子用基板を取り
出すことを特徴としている。
【0018】また、上記表示素子用基板の製造方法は、
請求項2記載のように、レーザーにより前記電極部(陽
極3、陰極6)の一部を蒸発除去することとしてもよ
い。
【0019】更に、上記2つの表示素子用基板の製造方
法は、請求項3記載のように、電極部(陽極3、陰極
6)の一部を除去する前に、除去する前記一部以外の位
置において前記材料基板(1)を覆ってもよい。
【0020】また請求項4記載の表示素子用基板は、請
求項1〜3いずれかに記載の表示素子用基板の製造方法
により製造された表示素子用基板(2)において、前記
電極部(陽極3、陰極6)の端部が、前記表示素子用基
板(有機EL素子用基板2)の外周縁より所定の間隔を
おいて内側に形成されていることを特徴としている。
【0021】
【発明の実施の形態】まず、本発明の実施の形態である
X−Yマトリクス構造の有機EL素子用基板の製造方法
について、図1〜図9を用いて説明する。
【0022】図1は大型の絶縁性の材料基板1を示して
いる。本例では、この材料基板1から4枚の有機EL素
子用基板2を切り出す。材料基板1としては、ガラスま
たはアクリル性の透明樹脂を用いる。
【0023】まず、この材料基板1をよく洗浄する。材
料基板1の表面には、有機EL素子用基板2を区画する
切り取りラインL(図中一点鎖線で表示)が設定され、
その内部が電極部形成領域とされている。
【0024】この各電極部形成領域に、図2に示すよう
に、厚さ0.1μmのITOをストライプ状に被着し、
第1の電極部として陽極3を形成する。陽極3はストラ
イプ状である。各ストライプ状の陽極3は、前記切り取
りラインLを越えて電極部形成領域の外に延設され、電
極部形成領域を挟む両外側に形成された2つの陽極用共
通電極4,4に1本おきに接続されている。即ち、スト
ライプ状の陽極3は櫛歯形の2系統に分かれており、両
系統は微小間隔をおいて入れ子状に組み合わされてい
る。
【0025】図3に示すように、正孔輸送層及び電子輸
送性発光層で構成される有機層5を陽極3の上に順に積
層形成する。これら有機層5の形成は真空装置内での蒸
着により行い、必要に応じてマスクを用いる。
【0026】図4に示すように、さらに、この有機層5
上に、第2の電極部であるストライプ状の陰極6をマス
ク蒸着により形成する。陰極6のストライプは陽極3の
ストライプに対して直交している。各ストライプ状の陰
極6は、前記切り取りラインLを越えて電極部形成領域
の外に延設され、電極部形成領域を挟む両外側に形成さ
れた2つの陰極用共通電極7,7に1本おきに接続され
ている。即ち、ストライプ状の陰極6は櫛歯形の2系統
に分かれており、両系統は微小間隔をおいて入れ子状に
組み合わされている。互いに直交するストライプ状の陽
極3及び陰極6により、発光位置を任意に選択するため
のマトリクスが構成される。
【0027】以上の工程で有機EL素子の主要な構造が
基板1上に形成されたが、有機EL素子用基板2を材料
基板1から切り出す前に、陽極用共通電極4と陰極用共
通電極7を用いて、電極部や有機層5の検査を行う。即
ち、有機層5を間に挟んで対向する陽極3と陰極6の間
の絶縁検査、微小間隔をおいて並ぶストライプ状の陽極
3と陽極3の間の絶縁検査、そして微小間隔をおいて並
ぶストライプ状の陰極6と陰極6の間の絶縁検査等を行
う。これらの絶縁検査は、陽極用共通電極4及び陰極用
共通電極7にそれぞれ適当な組み合わせで適当な電圧を
印加してショートが発生するか否かを見て行うことがで
きる。近年では、特にマトリクス構造の電極における電
極ピッチの高精細化が進んでおり、絶縁検査のために細
い電極にプローブを立てることは困難になっている。と
ころが、本例では共通電極を設けたので、絶縁検査が容
易に行える。
【0028】この検査が終了した後、図4において電極
部形成領域を囲む切り取りラインLに沿ってCO2 レー
ザー又はYAGレーザーを照射する。陽極3と陰極6の
ストライプは、切り取りラインLを越えて電極部形成領
域外の共通電極4,7に接続されていたが、このレーザ
ー照射により、図5に示す陽極3の例のように、少なく
とも切り取りラインLに相当する部分で非連続になる。
即ち、切り取りラインLにおいて、陽極用共通電極4に
連続している陽極3は分断される。陰極用共通電極7に
連続している陰極6も同様に分断される。
【0029】次に図5に示すように、材料基板1の裏面
(電極部等が形成されていない側の面)に、ダイヤモン
ド又は超鋼バイト10で切り取りラインLに沿って溝1
1を形成する。この溝形成時には、超鋼バイト10によ
り材料基板1は押圧されて撓み、材料基板1の反対側に
は引張応力が作用する。しかしながら、この部分の電極
は前述したようにすでにレーザーにより除去されている
ので、超鋼バイト10による押圧力により材料基板1に
撓みが生じても、陽極3や陰極6に張力が働くことはな
い。
【0030】この後、図6に示すように、各溝5を支点
として、材料基板1をその裏面から表面に向けて折り割
り、材料基板1の不要部分が短冊状となって取り外す。
更に、同様の要領で、この材料基板1に形成されている
各溝5を支点として材料基板1をその裏面から表面に向
けて折り割る。この材料基板を折り割る際、折り割る位
置には電極部に連続する金属薄膜はないので、電極部
(図示の陽極3の他、陰極6も含む)に圧縮力が働くこ
とはない。
【0031】これにより、図7及び図8に示すように、
最終的に有機EL素子用基板2を得る。この有機EL素
子用基板2によれば、金属薄膜からなる電極(図示例で
は陽極3)の基板に対する密着性が強い。また、材料基
板から折り割る時に電極部(図示例では陽極3)に力が
加わっていないので、基板周囲にある電極部の残留応力
が極めて少ない。陰極6についても同様である。
【0032】以上のようにして得られた有機EL素子用
基板2を用いて有機EL素子を製造する。具体的には、
図9に示すように、有機EL素子用基板2の上面側に、
容器部12を封着して外囲器を構成する。ここで、陽極
3の端部は、有機EL素子基板2の外周縁よりも距離d
1 だけ内側に位置している。また、容器部12の封着部
分の厚さは距離d1 よりも小さいt1 とされている。従
って、容器部12は基板2の表面に直接接着剤で固定さ
れる。剥がれかけた薄膜を間において基板2と容器部1
2を封着すると、その封止性には問題が生じやすいが、
本例ではそのような問題は生じない。なお、封着工程で
は、外囲器内が湿度の少ない特定雰囲気となるようにす
る。
【0033】上述した実施の形態では、陽極3と陰極6
の一部をレーザーで蒸発させて除去する前に、材料基板
1のレーザーを照射する部分以外は何らかのカバーによ
って覆うようにしてもよい。このように除去部分以外の
電極部と有機層5を覆っておけば、蒸発して周囲に飛散
した金属の付着による汚染を防止することができる。
【0034】なお、上述した実施の形態においては、X
−Yマトリクス構造の電極部を有する有機EL素子用基
板2について説明したが、本発明はマトリクス構造の電
極部のみに限られるものではない。要するに、材料基板
から素子用基板を切り出す場合において、素子用基板の
電極部に連続するテスト用電極パターンが切り取りライ
ンLを越えて素子用基板の外の材料基板に延設されてい
るような場合に適用することができる。
【0035】また、上述した実施の形態においては、有
機EL素子用基板について説明したが、FED基板にも
適用できる。即ち、FED用基板を材料基板から折り取
る前に、Nb、Al、W、ITO等からなる導電性薄膜
を切り取りラインL上から除去する。より具体的には、
FEDの陰極基板の製造においては、切り取りラインL
を越えて形成された陰極導体とゲート電極について除去
を行う。また、FEDの陽極基板の製造においては、切
り取りラインLを越えて形成された陽極導体について除
去を行う。
【0036】特に、FEDの陰極基板と陽極基板につい
て本発明を適用すれば、微細なピッチで形成される陽極
導体や陰極導体について絶縁試験を行うことができる。
また金属薄膜がない両基板の周囲の部分で封着を行うこ
とができるので、素子内の密閉状態が向上し、エミッシ
ョン効率の向上及びエミッタコーンの損傷防止を図るこ
とできる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明による表示素
子用基板の製造方法では、材料基板から表示素子用基板
を切り出す場合において、表示素子用基板の電極部に連
続するテスト用電極パターンが切り取りラインを越えて
表示素子用基板の外の材料基板に延設されている場合
に、この電極パターンの一部を除去して分断することに
より、切り取りラインで板を割った時に、電極部に張力
及び圧縮力が加わらないようにすることができる。これ
によって、電極部の界面剥離を防止することができる。
【0038】また、切り取りライン近傍の電極部を除去
するためにレーザーを用いれば、電極部を構成する金属
薄膜を蒸発除去することができ、材料基板を損傷するこ
となく不要な金属薄膜のみを除去することができる。
【0039】また、電極部の一部を除去する前に、除去
する前記一部以外の位置において前記材料基板を覆うこ
とにより、蒸発除去された電極部の構成材料が電極部等
に吸着して絶縁不良等の不都合を発生することが防止さ
れる。
【0040】また、表示素子用基板上に形成されている
電極部の端部が、表示素子用基板の外周縁より所定の間
隔をおいて内側に形成されることにより、内部が密閉さ
れた表示素子を製造でき、またこれによって表示素子自
体の耐湿性や寿命特性の向上及び素子内真空度の低下防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における材料基板の平面図
である。
【図2】本発明の実施の形態における材料基板に設定さ
れた電極部形成領域の部分拡大図であり、陽極を形成し
た状態を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態における材料基板に設定さ
れた電極部形成領域の部分拡大図であり、陽極の上に有
機層を形成した状態を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態における材料基板に設定さ
れた電極部形成領域の部分拡大図であり、有機層の上に
陰極を形成した状態を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態における材料基板の折り取
りの状況を示す斜視図である。
【図6】本発明の実施の形態における材料基板の折り取
りの状況を示す側面図である。
【図7】本発明の実施の形態において得られた有機EL
素子用基板の端縁部を示す側面図である。
【図8】本発明の実施の形態において得られた有機EL
素子用基板の平面図である。
【図9】本発明の実施の形態において得られた有機EL
素子用基板と容器部の封着工程を示す側面図である。
【図10】従来の材料基板の平面図である。
【図11】従来の材料基板に設定された電極部形成領域
の部分拡大図であり、陽極を形成した状態を示す図であ
る。
【図12】従来の材料基板の折り取りの状況を示す斜視
図である。
【図13】従来の材料基板の折り取りの状況を示す側面
図である。
【図14】従来の製法で得られた有機EL素子用基板の
端縁部を示す側面図である。
【符号の説明】
1…材料基板 2…有機EL素子用基板 3…陽極 4…陽極用共通電極 5…有機層 6…陰極 7…陰極用共通電極 L…切り取りライン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 材料基板から表示素子用基板を切り出す
    表示素子用基板の製造方法において、 前記材料基板上に設定された表示素子用基板の切り取り
    ラインの内側に電極部を形成するとともに、前記電極部
    に連続して前記切り取りラインの外側に引き出された電
    極パターンを形成し、 前記電極パターンを用いて前記電極部の電気特性を検査
    し、 前記切り取りラインにおいて前記電極パターンの一部を
    除去し、 前記切り取りラインにおいて前記材料基板を切断して、
    表示素子用基板を取り出すことを特徴とする表示素子用
    基板の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記電極パターンの一部を除去する工程
    を、レーザーで電極パターンを蒸発させることにより行
    う請求項1記載の表示素子用基板の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記電極パターンの一部を除去する前
    に、除去する前記一部以外の位置において前記材料基板
    を覆うことを特徴とする請求項1又は2記載の表示素子
    用基板の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2又は3に記載の表示素子
    用基板の製造方法により製造された表示素子用基板にお
    いて、 前記電極部の端部が、前記表示素子用基板の外周縁より
    所定の間隔をおいて内側に形成されていることを特徴と
    する表示素子用基板。
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