JP2000197923A - バ―リング加工装置 - Google Patents

バ―リング加工装置

Info

Publication number
JP2000197923A
JP2000197923A JP11000201A JP20199A JP2000197923A JP 2000197923 A JP2000197923 A JP 2000197923A JP 11000201 A JP11000201 A JP 11000201A JP 20199 A JP20199 A JP 20199A JP 2000197923 A JP2000197923 A JP 2000197923A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
burring
die
punch
axis
switching
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11000201A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3989641B2 (ja
Inventor
Masaharu Igarashi
正治 五十嵐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Telecom Technologies Ltd
Original Assignee
Hitachi Telecom Technologies Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Telecom Technologies Ltd filed Critical Hitachi Telecom Technologies Ltd
Priority to JP00020199A priority Critical patent/JP3989641B2/ja
Publication of JP2000197923A publication Critical patent/JP2000197923A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3989641B2 publication Critical patent/JP3989641B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 バーリング加工する下孔の径が変わる毎にバ
ーリングダイ及びバーリングポンチを交換しているた
め、段取り作業に多くの時間を必要として、生産性が悪
い。 【解決手段】 予めワーク20に開口された下孔をバー
リング加工軸心Y−Y上に位置させ、かつバーリング加
工軸心Y−Y上を上下動するバーリングダイ6a、6b
と、このバーリングダイ6a、6bの下方に設置された
バーリングポンチ17a、17bの間でバーリング下孔
するバーリング加工装置において、上記バーリングダイ
6a、6b及びバーリングポンチ17a、17bを複数
対設けると共に、上記バーリングダイ6a、6bをバー
リングダイ切換え手段4により、またバーリングポンチ
17a、17bをバーリングポンチ切換え手段14によ
り上記バーリング加工軸心Y−Y上に切換え自在とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はバーリングポンチ
やバーリングダイを交換せずに径の異なる下孔のバーリ
ング加工を可能にしたバーリング加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、薄板などの板材にねじ孔を形成す
る場合、予め板材に開口した下孔の周縁を起こすバーリ
ング加工を行っている。
【0003】またこのバーリング加工を行う従来のバー
リング加工装置は、下部ポンチホルダに取付けられたバ
ーリングポンチと、上下動自在な上部ダイホルダに取付
けられたバーリングダイとよりなる単軸のバーリング加
工軸を有していて、予め下孔の開口された板材を上記バ
ーリング加工軸上に位置決めしてバーリングダイ上に載
置したら、フットスイッチを踏圧してバーリング加工用
エアシリンダによりバーリングダイを下降させることに
より、バーリングポンチとバーリングダイの間で下孔の
周縁を起こすバーリング加工を行うように構成されてお
り、バーリング加工軸が単軸のため、バーリング加工を
行う下孔の径が変わった場合、下孔の径に合わせてバー
リングポンチ及びバーリングダイを交換している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来のバー
リング加工装置のように、下孔の径が変わる毎にバーリ
ングポンチやバーリングダイを交換するものでは、バー
リングポンチやバーリングダイを脱着する段取り作業に
多くの時間を要して作業能率が悪いと共に、この間作業
を中断しなければならないため、生産性が低下するなど
の不具合があった。
【0005】この発明はかかる従来の不具合を改善する
ためになされたもので、バーリングポンチやバーリング
ダイを交換することなく、径の異なる下孔のバーリング
加工が可能なバーリング加工装置を提供して、生産性の
向上を図ることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の発明は、予めワークに開口された下孔を
バーリング加工軸心上に位置させ、かつバーリング加工
軸心上を上下動するバーリングダイと、このバーリング
ダイの下方に設置されたバーリングポンチの間でバーリ
ング加工するバーリング加工装置において、上記バーリ
ングダイ及びバーリングポンチを複数対設けると共に、
上記バーリングダイをバーリングダイ切換え手段によ
り、またバーリングポンチをバーリングポンチ切換え手
段により上記バーリング加工軸心上に切換え自在とした
ものである。
【0007】上記構成により、径の異なる下孔をバーリ
ング加工する場合、下孔の径に応じてバーリングダイ及
びバーリングポンチをバーリング加工軸心上に切換える
ことにより下孔のバーリング加工が行えるため、バーリ
ング加工を行う下孔の径が変わる毎にバーリングダイ及
びバーリングポンチを脱着して交換する必要がない。
【0008】上記目的を達成するため請求項2記載の発
明は、バーリングダイ切換え手段を、複数のバーリング
ダイが着脱自在に取付けられ、かつバーリング加工軸心
上で回動自在なダイブッシュより構成すると共に、バー
リングポンチ切換え手段を、軸切換えシリンダによりバ
ーリング加工軸心と直交する方向へ移動自在なポンチホ
ルダと、このポンチホルダ内に上下動される自在に設け
られ、かつカム手段により上下動される複数のポンチブ
ッシュより構成したものである。
【0009】上記構成により、径の異なる下孔をバーリ
ング加工すべくバーリングブッシュを回動して、下孔に
合ったバーリングダイをバーリング加工軸心上へ切換
え、また軸切換えシリンダによりポンチホルダを移動し
て、下孔に合ったバーリングポンチをバーリング加工軸
心上へ切換えることにより、バーリングダイ及びバーリ
ングポンチの変換作業を必要とせずに、径の異なる下孔
のバーリング加工が可能になると共に、カム手段により
バーリング加工を行うバーリングポンチがバーリング加
工ラインへ上昇され、バーリング加工を行わないバーリ
ングポンチはバーリング加工ラインより下降されるた
め、バーリング加工を行わないバーリングポンチがバー
リング加工中のワークと干渉することがない。
【0010】上記目的を達成するため請求項3記載の発
明は、ダイブッシュの回動を検出する切換え検出手段か
らの信号により、バーリングポンチ切換え手段の軸切換
えシリンダを切換えるようにしたものである。
【0011】上記構成により、径の異なる下孔をバーリ
ング加工すべくバーリングブッシュを回動すると、これ
を切換え検出手段が検出して、軸切換えシリンダを切換
え制御するため、下孔にあったバーリングポンチの切換
えが自動的に行えるようになる。
【0012】上記目的を達成するため請求項4記載の発
明は、バーリングブッシュの取付けられたダイホルダ
に、ダイホルダの上下動をガイドするガイド手段を設け
たものである。
【0013】上記構成により、バーリング加工時の負荷
によりダイホルダが横方向へ偏心するのをガイド手段が
阻止するため、偏心のない精度の高いバーリング加工が
可能になる。
【0014】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図面を参
照して詳述する。
【0015】図1はバーリング加工装置の正面図、図2
は同側面図、図3はバーリングポンチ切換え手段の拡大
平面図、図4及び図5は作用説明図である。
【0016】これら図において1は加工装置本体で、テ
ーブル1a上に固定されたベースプレート1b上に、ほ
ぼC字形に形成されたフレーム1cが設置されており、
このフレーム1cの上部にダイホルダ駆動手段2が設け
られている。
【0017】上記ダイホルダ駆動手段2は、垂直なバー
リング加工軸心Y−Yに中心を有するエアシリンダ2a
より構成されていて、エアシリンダ2aのヘッド側が上
記フレーム1cの上部下面に固着されていると共に、エ
アシリンダ2aより下方へ突設されたピストン杆2bの
先端に、ダイホルダ3が取付けられている。
【0018】上記ダイホルダ3は、図2に示すように開
放端側が下向きとなった断面がほぼコ字形に形成されて
いて、このダイホルダ3の凹溝3a内に、バーリングダ
イ切換え手段4が収容されている。
【0019】上記バーリングダイ切換え手段4は、ほぼ
L字形に形成されたダイブッシュ5を有していて、この
ダイブッシュ5の互いに直角をなすバーリングダイ取付
け部5a、5bに、サイズの異なる2種類のバーリング
ダイ6a、6bが着脱自在に取付けられており、ダイブ
ッシュ5の屈曲部は、上記ダイホルダ3に前後方向へ貫
通するよう水平に設けられた支軸9に回動自在に支承さ
れている。
【0020】また上記ダイホルダ3の凹溝3a内には、
左右方向に離間して一対のストッパ7a、7bが下向き
に突設されていて、ダイブッシュ5を上記支軸9を中心
に回動させた際、ダイブッシュ5の一方のバーリングダ
イ取付け部5aを、一方のストッパ7aに当接させるこ
とにより、他方のバーリングダイ取付け部5bに取付け
られたバーリングダイ6bを、バーリング加工軸心Y−
Y上に図4に示すように垂直に位置決めできるようにな
っている。
【0021】そして他方のバーリングダイ取付け部5b
を、他方のストッパ7bに当接させることにより、一方
のバーリングダイ取付け部5aに取付けられたバーリン
グダイ6aを、バーリング加工軸心Y−Y上に図5に示
すように位置決めできるようになっていると共に、上記
ダイホルダ3の前面には、各バーリングダイ6aをバー
リング加工軸心Y−Y上に位置決め固定する位置決め手
段8が設けられている。
【0022】上記位置決め手段8は、図2に示すように
プランジャ8a内にボール8b及びこのボール8bをダ
イブッシュ5側へ付勢する圧縮ばね(図示せず)よりな
るボールプランジャにより構成されていて、プランジャ
8aの一端より突出されたボール8bを、ダイブッシュ
5の前面に形成された凹部5cに嵌入させることによ
り、各バーリングダイ5a、5bをバーリング加工軸心
Y−Y上に選択的に位置決めできるようになっている。
【0023】一方上記ダイホルダ3の前部には、ダイブ
ッシュ5よりバーリングダイ6a、6bの切換えを検出
する切換え検出手段10が、そしてダイホルダ3の後部
にはガイド手段11が設けられている。
【0024】上記切換え検出手段10は例えばリミット
スイッチ、光センサより構成されていて、ダイブッシュ
5より検出した切換え信号を後述するバーリングポンチ
切換え手段14の軸切換えシリンダ23へ送ることによ
り、軸切換えシリンダ23の動作を制御するようになっ
ている。
【0025】また上記ガイド手段11は、図2に示すよ
うにフレーム1cの上部より垂下された支持部材11a
の下部に設けられたカムフォロアガイド11bと、ダイ
ホルダ3の裏面に回動自在に支承されたカムフォロア1
1cとよりなり、このカムフォロア11cは上記カムフ
ォロアガイド11b内に上下動自在に嵌合されていて、
ダイホルダ3の上下動をガイドすると同時に、ダイホル
ダ3が成形荷重により横方向へ偏心するのを防止するよ
うになっている。
【0026】一方上記ダイホルダ3の下方のベースプレ
ート1b上には、バーリングポンチ切換え手段14が設
置されている。
【0027】上記バーリングポンチ切換え手段14は、
ベースプレート1b上に前後方向に間隔を存して並設さ
れた一対のガイドレール14aを有していて、これらガ
イドレール14aの間にポンチホルダ15が水平方向に
摺動自在に支承されている。
【0028】上記ガイドレール14aの一方には、両端
部にL字形のブラケット14bが固着されていて、これ
らブラケット14bにバーリングポンチ位置決め手段1
6が設けられている。
【0029】上記バーリングポンチ位置決め手段16
は、図3に示すようにブラケット14bに先端が互いに
対向するよう螺挿された一対の調整ねじ16a、16b
と、これら調整ねじ16a、16bを調整位置に固定す
るロックナット16cよりなり、一方の調整ねじ16a
の先端に上記ポンチホルダ15の一端面を当接すると、
ポンチホルダ15に設けられた一対のバーリングポンチ
17a、17bの一方のバーリングポンチ17bが図4
に示すようにバーリング加工軸心Y−Y上に位置決めさ
れ、他方の調整ねじ16bの先端に上記ポンチホルダ1
5の他端面を当接すると、他方のバーリングポンチ17
aが図5に示すようにバーリング加工軸心Y−Y上に位
置決めされるようになっている。
【0030】上記ポンチホルダ15には、上下方向に貫
通する一対の円孔15aが左右方向に間隔を存して穿設
されていて、これら円孔15a内にポンチブッシュ18
が上下摺動自在に収容されている。
【0031】上記ポンチブッシュ18は下面にテーパ部
18aを有する筒状となっていて、テーパ部18aはテ
ーブル1a上に固着されたカムブロック19上面に当接
されている。
【0032】上記カムブロック19はほぼ台形に形成さ
れていて、バーリング加工軸心Y−Y部分に平坦面19
aを、そしてその両側に順次低く傾斜する傾斜面19b
を有しており、ポンチブッシュ18のテーパ部18aが
平坦面19aに当接しているときには、ポンチブッシュ
18の上面に取付けられた一方のバーリングポンチ17
aの上面が、加工ラインA−A線上に水平に載置された
ワーク20の下面に当接され、他方のバーリングポンチ
17bはポンチブッシュ18のテーパ部18aがテーブ
ル1aの上面まで自重により下降されることにより、ワ
ーク20と干渉しない位置に退避されるようになってい
る。
【0033】また上記ポンチホルダ15の他端面には、
フローティングジョイント22を介して軸切換えシリン
ダ23のピストン杆23aが接続されている。
【0034】上記軸切換えシリンダ23は、例えばエア
シリンダにより構成されていて、ベースプレート1b上
に水平に固着されており、上記位置検出手段10からの
信号により動作して、バーリングポンチ17a、17b
を選択的にバーリング加工軸心Y−Y上に切換えるよう
になっている。
【0035】次に上記構成されたバーリング加工装置の
作用を図4及び図5を参照して説明する。
【0036】まず予め複数の下孔を加工した板状のワー
クを加工ラインA−A上に載置して、バーリング加工す
る下孔をバーリング加工軸心Y−Y上に位置決めする。
【0037】次に下孔をバーリング加工するバーリング
ダイ6b及びバーリングポンチ17bをバーリング加工
軸心Y−Y上に図4に示すように位置決め固定する。
【0038】なおこのときバーリングダイ6aは、バー
リング加工軸心Y−Yに対して直角方向に退避され、ま
たバーリングポンチ17aは、ポンチブッシュ18の底
面がテーブル1a上にあるため、加工ラインA−Aより
下方に退避されている。
【0039】次にこの状態で図示しないフットスイッチ
を踏圧して、ダイホルダ駆動手段2のエアシリンダ2a
へエアを供給すると、エアシリンダ2aによりダイホル
ダ3が下動されて、ダイブッシュ5のバーリングダイ取
付け部5bに取付けられたバーリングダイ6bが下降
し、バーリングダイ6bとバーリングポンチ17bの間
で加工ラインA−A線上に載置されたワーク20の下孔
周縁がバーリング加工されると共に、このときダイホル
ダ3はガイド手段11のカムフォロア11cがカムフォ
ロアガイド11bにガイドされながら下降されるため、
バーリングダイ6bに加圧力が作用してもダイホルダ3
が横方向へ偏心することがなく、これによって偏心のな
い精度の高いバーリング加工が行えるようになる。
【0040】一方バーリングダイ6b及びバーリングポ
ンチ17bを使用して径の同じ下孔のバーリング加工を
終了し、次に別のバーリングダイ6a及びバーリングポ
ンチ17aを使用して径の異なる下孔のバーリング加工
を行う場合は、まず支軸6を中心にダイブッシュ5を手
動で90度反時計回り方向へ回動させて、ダイブッシュ
5のバーリングダイ取付け部5bを右側のストッパ7b
へ図5に示すように当接させる。
【0041】これによって位置決め手段8のボール8b
がダイブッシュ5の凹部5cへ落ち込んで、バーリング
ダイ6aがバーリング加工軸心Y−Y上に位置決め固定
されると共に、このときダイブッシュ5により切換え検
出手段10が動作されて、切換え信号がバーリングポン
チ切換え手段14の軸切換えシリンダ23へ送られる。
【0042】これによって軸切換えシリンダ23が動作
されて、ピストン杆23aに接続されたポンチホルダ1
5をガイドレール14aに沿って右方向へ移動させるた
め、いままでバーリング加工軸心Y−Yより左方向に退
避されていたバーリングダイ17aがバーリング加工軸
心Y−Y方向へ移動され、ポンチホルダ15の端面が位
置決め手段16の調整ボルト16bに当接したところ
で、バーリングポンチ17aがバーリング加工軸心Y−
Y上に位置決めされると共に、ポンチブッシュ18の底
面がカムブロック19の傾斜面19bにより押し上げら
れてカムブロック19の平坦面19aに達し、バーリン
グポンチ17aが加工ラインA−A上のワーク20下面
に当接する位置へ押し上げられる。
【0043】また使用済となったバーリングポンチ17
bが取付けられているポンチブッシュ18は、自重によ
りカムブロック19の傾斜面19bを滑降して底面がテ
ーブル1a上に達し、これによってバーリングポンチ1
7bは、図5に示すように加工ラインA−Aより下方へ
退避される。
【0044】以上のようにしてバーリングダイ6a及び
バーリングポンチ17aの切換えが完了したら、図示し
ないフットスイッチを踏圧して、ダイホルダ駆動手段2
によりダイホルダ3を下降させることにより、バーリン
グダイ6aとバーリングポンチ17aの間でワーク20
の下孔周縁のバーリング加工が行えるようになる。
【0045】以上のように、一方のバーリングダイ6a
または6bと、一方のバーリングポンチ17aまたは1
7bにより下孔のバーリング加工を行った後、バーリン
グダイ6a、6bの取付けられたダイブッシュ5を手動
で90度回動することにより、自動的にダイホルダ15
が移動されて、ダイホルダ15に取付けられたバーリン
グポンチ17aまたは17bがバーリング加工軸心Y−
Yに位置決めされるため、従来のようなバーリングダイ
及びバーリングポンチを交換する段取り作業を必要とせ
ずに、径の異なる下孔のバーリング加工が行えるように
なる。
【0046】なお上記実施の形態では、2個のバーリン
グダイ6a、6b及びバーリングポンチ17a、17b
を切換えて使用する2軸のバーリング加工装置について
説明したが、2軸以上軸数にしても勿論よい。
【0047】
【発明の効果】この発明は以上詳述したように、バーリ
ングダイ切換え手段により切換え自在な複数のバーリン
グダイと、バーリングポンチ切換え手段により切換え自
在な複数のバーリングポンチを設けたことから、径の異
なる下孔をバーリング加工する場合、下孔の径に応じて
バーリングダイ及びバーリングポンチを切換えるだけ
で、径の異なる下孔のバーリング加工が可能になる。
【0048】これによって下孔の径が変わる毎にバーリ
ングダイ及びバーリングポンチを脱着して交換する必要
がないため、段取り時間の大幅な短縮と、これに伴う生
産性の向上が図れるようになる。
【0049】またバーリングポンチ切換え手段によりバ
ーリングポンチをバーリング加工軸心上に切換えると、
バーリング加工を行うバーリングポンチはカム手段によ
りバーリング加工ラインまで上昇され、バーリング加工
を行わないバーリングポンチは加工ラインより下降され
るため、バーリング加工を行わないバーリングポンチが
バーリング加工中のワークと干渉することがないと共
に、バーリングダイを切換えるべくダイブッシュを回動
すると、これを切換え検出手段が検出して、軸切換えシ
リンダを切換え制御するため、バーリングダイの切換え
に合わせて、バーリングポンチの切換えが自動的に行え
るようになる。
【0050】しかもバーリングブッシュの取付けられた
ダイホルダの上下動をガイド手段によりガイドするよう
にしたことから、バーリング加工時の負荷によってダイ
ホルダが横方向へ偏心するのをガイド手段が阻止するた
め、偏心のない精度の高いバーリング加工が可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態になるバーリング加工装
置の正面図である。
【図2】この発明の実施の形態になるバーリング加工装
置の側面図である。
【図3】この発明の実施の形態になるバーリング加工装
置の平面図である。
【図4】この発明の実施の形態になるバーリング加工装
置の作用説明図である。
【図5】この発明の実施の形態になるバーリング加工装
置の作用説明図である。
【符号の説明】
1 加工装置本体 1a テーブル 1b ベースプレート 1c フレーム 2 ダイホルダ駆動手段 2a エアシリンダ 2b ピストン杆 3 ダイホルダ 3a 凹溝 4 バーリングダイ切換え手段 5 ダイブッシュ 5a、5b バーリングダイ取付け部 5c 凹部 6a、6b バーリングダイ 7a、7b ストッパ 8 位置決め手段 8a プランジャ 8b ボール 9 支軸 10 切換え検出手段 11 ガイド手段 11a 支持部材 11b カムフォロアガイド 11c カムフォロア 14 バーリングポンチ切換え手段 14a ガイドレール 14b ブラケット 15 ポンチホルダ 15a 円孔 16 バーリングポンチ位置決め手段 16a、16b 調整ねじ 16c ロックナット 17a、17b バーリングポンチ 18 ポンチブッシュ 18a テーパ部 19 カムブロック 19a 平坦面 19b 傾斜面 20 ワーク 22 フローティングジョイント 23 軸切換えシリンダ 23a ピストン杆 Y−Y バーリング加工軸心 A−A バーリング加工ライン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予めワークに開口された下孔をバーリン
    グ加工軸心上に位置させ、かつバーリング加工軸心上を
    上下動するバーリングダイと、このバーリングダイの下
    方に設置されたバーリングポンチの間でバーリング加工
    するバーリング加工装置において、上記バーリングダイ
    及びバーリングポンチを複数対設すると共に、上記バー
    リングダイをバーリングダイ切換え手段により、またバ
    ーリングポンチをバーリングポンチ切換え手段により上
    記バーリング加工軸心上に切換え自在としたことを特徴
    とするバーリング加工装置。
  2. 【請求項2】 バーリングダイ切換え手段を、複数のバ
    ーリングダイが着脱自在に取付けられ、かつバーリング
    加工軸心上で回動自在なダイブッシュより構成すると共
    に、バーリングポンチ切換え手段を、軸切換えシリンダ
    によりバーリング加工軸心と直交する方向へ移動自在な
    ポンチホルダと、このポンチホルダ内に上下動自在に設
    けられ、かつカム手段により上下動される複数のポンチ
    ブッシュより構成してなる請求項1記載のバーリング加
    工装置。
  3. 【請求項3】 ダイブッシュの回動を検出する切換え検
    出手段からの信号により、バーリングポンチ切換え手段
    の軸切換えシリンダを切換えるようにしてなる請求項2
    記載のバーリング加工装置。
  4. 【請求項4】 バーリングブッシュの取付けられたダイ
    ホルダに、ダイホルダの上下動をガイドするガイド手段
    を設けてなる請求項2または3記載のバーリング加工装
    置。
JP00020199A 1999-01-04 1999-01-04 バーリング加工装置 Expired - Fee Related JP3989641B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00020199A JP3989641B2 (ja) 1999-01-04 1999-01-04 バーリング加工装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00020199A JP3989641B2 (ja) 1999-01-04 1999-01-04 バーリング加工装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000197923A true JP2000197923A (ja) 2000-07-18
JP3989641B2 JP3989641B2 (ja) 2007-10-10

Family

ID=11467379

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP00020199A Expired - Fee Related JP3989641B2 (ja) 1999-01-04 1999-01-04 バーリング加工装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3989641B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103386442A (zh) * 2013-08-19 2013-11-13 太仓斯普宁精密机械有限公司 无毛边冲压模具
CN104826941A (zh) * 2015-05-21 2015-08-12 东莞联志五金制品有限公司 一种排气阀的冲压组件
CN107597983A (zh) * 2017-09-14 2018-01-19 南通市众惠模具有限公司 一种便于移动和安装的模具
CN107855408A (zh) * 2017-12-21 2018-03-30 广州百海工程机械有限公司 圆筒翻边机以及具有冲孔和翻边功能的圆筒组合加工装置
CN108749106A (zh) * 2018-05-28 2018-11-06 南通超达装备股份有限公司 大型互换镶块快速切换装置
CN109092998A (zh) * 2018-08-27 2018-12-28 苏州沅德精密技术有限公司 一种边框冲压件切挂平拍模具
JP2021154295A (ja) * 2020-03-25 2021-10-07 ダイキン工業株式会社 フィンの製造方法
CN114618927A (zh) * 2021-12-07 2022-06-14 浙江亚莱机电设备有限公司 一种汽车零部件冲压装置
CN114850322A (zh) * 2022-07-04 2022-08-05 浙江易锻精密机械有限公司 一种模块化的冲压模具

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103386442A (zh) * 2013-08-19 2013-11-13 太仓斯普宁精密机械有限公司 无毛边冲压模具
CN104826941A (zh) * 2015-05-21 2015-08-12 东莞联志五金制品有限公司 一种排气阀的冲压组件
CN107597983B (zh) * 2017-09-14 2019-03-08 南通市众惠模具有限公司 一种便于移动和安装的模具
CN107597983A (zh) * 2017-09-14 2018-01-19 南通市众惠模具有限公司 一种便于移动和安装的模具
WO2019052259A1 (zh) * 2017-09-14 2019-03-21 南通市众惠模具有限公司 一种便于移动和安装的模具
CN107855408A (zh) * 2017-12-21 2018-03-30 广州百海工程机械有限公司 圆筒翻边机以及具有冲孔和翻边功能的圆筒组合加工装置
CN108749106A (zh) * 2018-05-28 2018-11-06 南通超达装备股份有限公司 大型互换镶块快速切换装置
CN108749106B (zh) * 2018-05-28 2024-01-19 南通超达装备股份有限公司 大型互换镶块快速切换装置
CN109092998A (zh) * 2018-08-27 2018-12-28 苏州沅德精密技术有限公司 一种边框冲压件切挂平拍模具
JP2021154295A (ja) * 2020-03-25 2021-10-07 ダイキン工業株式会社 フィンの製造方法
JP7121305B2 (ja) 2020-03-25 2022-08-18 ダイキン工業株式会社 フィンの製造装置
CN114618927A (zh) * 2021-12-07 2022-06-14 浙江亚莱机电设备有限公司 一种汽车零部件冲压装置
CN114850322A (zh) * 2022-07-04 2022-08-05 浙江易锻精密机械有限公司 一种模块化的冲压模具

Also Published As

Publication number Publication date
JP3989641B2 (ja) 2007-10-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2518970B2 (ja) 孔を形成するための装置
JP2000197923A (ja) バ―リング加工装置
JP2000326029A (ja) 形鋼加工機
CN212823721U (zh) 一种应用在激光切割机上的管材固定装置
KR100605405B1 (ko) 천공장치
US5301585A (en) Punch pressing machine
JP3946568B2 (ja) パンチングマシンの成型用パンチ金型および成型用ダイ金型
JPH0542334A (ja) 複合加工機
JP2005066664A (ja) 穿孔プレス装置
JPH0214809Y2 (ja)
CN219402411U (zh) 一种圆弧型材快速打孔设备
JP3725604B2 (ja) パンチプレス
JPH09103829A (ja) パンチング金型およびその金型の芯出し装置並びにパンチング金型におけるストリッパプレートとダイとの同時加工方法
JP2539591B2 (ja) パンチングプレス機のワ―ククランプ装置
JPH08206752A (ja) プレス装置
JP2793619B2 (ja) パンチ・レーザ複合加工機
JPH07256367A (ja) 板材加工機におけるブラシテーブル
JP2564215Y2 (ja) タレットパンチプレス
JP2002035860A (ja) パンチ金型
JP2581517Y2 (ja) パンチング加工機のクランプ装置
JPS6331785Y2 (ja)
JP2000263152A (ja) プレス装置
JP2000117352A (ja) プレス装置
JP2000051968A (ja) 板材加工機における板押え方法及びその装置
JPS582502Y2 (ja) 打抜加工装置におけるテンプレ−トテ−ブル

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040825

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070131

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070501

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070618

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070717

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070718

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100727

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100727

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100727

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110727

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110727

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120727

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130727

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees