JP2000197762A - 卓上ゲ―ム用具及び卓上ゲ―ム方法 - Google Patents

卓上ゲ―ム用具及び卓上ゲ―ム方法

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JP2000197762A JP10377248A JP37724898A JP2000197762A JP 2000197762 A JP2000197762 A JP 2000197762A JP 10377248 A JP10377248 A JP 10377248A JP 37724898 A JP37724898 A JP 37724898A JP 2000197762 A JP2000197762 A JP 2000197762A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 役の構成を容易に判断でき、また、得点の計
算を容易に行うことができるにも係わらず面白みがあ
り、また、子供から大人まで広い年令層にわたって楽し
むことのできる卓上ゲーム用具を提供する。 【解決手段】 卓上ゲームを構成する牌を、同一又は所
定の牌を組合せることによって役を構成し、得点が与え
られる役牌5と、単独で又は所定の牌を組合せることに
よって所定の機能を有する機能牌7と、単独で又は所定
の牌を組み合わせることによって得点が与えられる得点
牌8とに分類するとともに、これらの牌の役の構成、機
能、得点の一部又は全部を識別できる表示4,15を、
上記各牌及び/又は卓の表面に設けて構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、卓上ゲーム用具
及び卓上ゲーム方法に関する。
【0002】
【従来の技術】室内遊戯の一種として普及している麻雀
ゲームは、骨材に所定の表示を施し、裏に竹材を接合し
た牌を用いて行われる。これらの牌は、絵模様を表示し
て構成される万子、筒子、索子の1〜9各4個と、文字
を表示して構成される3元、4喜を各4個との合計13
6個から構成される。
【0003】ゲームは通常4人で行われ、このうちさい
ころ等で親を決めるとともに他の3人が子となって、各
13個の牌を配り持つとともに残りの牌を卓上に二段重
ねで配列し、各自が卓上の牌を1個ずつ取得した後に手
持ちの牌を1個捨てることにより、規定の組合せを早く
終了した者が和了(終了)を宣言し、各自の得点を計算
する。通常、順次親が変わって4順して1ゲーム(1
荘)が終了し、そのときの得点で勝敗を決める。
【0004】上記の麻雀ゲームは、上がりとなる牌の組
合せ、すなわち役が非常に多数あり、しかも、得点の計
算が複雑である。また、中国から伝来したゲームである
ことから、日常使用しない用語が多数使用されており、
馴染みのない用語や複雑なルールを覚えなければならな
い。このため、麻雀ゲームは、ゲームの奥が深く熟練者
にとっても楽しめるゲームである反面、初心者にとって
は入門し難いゲームといえる。
【0005】したがって、大人同士でゲームが行われる
ことが多く、家庭において家族でゲームを楽しむといっ
たことは少ない。
【0006】上記問題を解決するため、テレビアニメ等
のキャラクタ(たとえば、「どらえも」に登場するキャ
ラクタ)を牌に表示するとともに、麻雀ゲームのルール
あるいは進行方法を一部取り入れた簡易麻雀ゲーム(た
とえば、商品名「ドンジャラ」あるいは商品名「ポンジ
ャン」)が発売されている。これら卓上ゲームは、牌の
表示や使用する用語を簡略化して子供でも楽しめるゲー
ムとして普及している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような簡易麻雀
ゲームは、アニメ等のキャラクタを使用することによ
り、子供にも入門し易く構成している反面、牌の構成を
簡略化し過ぎているため、大人にとって楽しめるゲーム
とはいえない。
【0008】また、アニメのキャラクタは、その性質等
がアニメのストーリーに大きく影響を受けるため、スト
ーリーに登場する以外のキャラクタ等を採用するのは困
難である。このため、役を構成する牌が限定される。し
たがって、採用できるキャラクタが限定され、ゲームと
しての面白みが低下することが多い。
【0009】一方、ゲームの面白みを増すため、連続数
字(マージャンゲームでは順子)による役を採用してい
るが、数字の概念が未熟な子供はゲームを充分に楽しむ
ことができない。しかも、ルール自体も麻雀ゲームに類
似しており、アニメ等のキャラクタを採用した以外は麻
雀ゲームを単純化したものに過ぎないといえる。したが
って、子供から大人まで楽しめるゲームとはいえない。
【0010】本願発明は、上述の事情のもとで考え出さ
れたものであって、上記従来の問題を解決し、役の構成
を容易に判断でき、また、得点の計算を容易に行うこと
ができるにも係わらず面白みがあり、また、子供から大
人まで広い年令層にわたって楽しむことのできる卓上ゲ
ーム用具を提供することをその課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願発明は、少なくとも
2以上のプレーヤーが、卓を囲んで牌の取捨を行って規
定の組合せを早く終わった者が終了を宣言し、各牌の組
合せに応じた得点を計算することによって勝敗を決定す
る卓上ゲーム用具であって、上記卓上ゲームを構成する
牌を、同一又は所定の牌を組合せることによって役を構
成し、得点が与えられる役牌と、単独で又は所定の牌を
組合せることによって所定の機能を有する機能牌と、単
独で又は所定の牌を組み合わせることによって得点が与
えられる得点牌に分類するとともに、これらの牌の役の
構成、機能、得点の一部又は全部を識別できる表示を、
上記各牌及び/又は卓の表面に設けて構成したものであ
る。
【0012】牌を役牌と機能牌と得点牌とに分類するこ
とにより、各牌の識別性が高まり、役の判断、各牌の機
能、得点の計算等が極めて容易になる。
【0013】さらに、本願発明では、上記のように分類
するとともに、役の構成、機能、得点の一部又は全部を
識別できる表示を設けている。上記のように分類する
と、役を構成する牌の種類が少なくなる。このため、役
を構成す牌に同一のマーク等を表示することにより、役
の構成を牌自体や卓上に表示することが可能となる。ま
た、機能牌の機能、得点牌の得点等も表示することが可
能となる。なお、これらの表示は、必要に応じてその一
部を表示するように構成してもよい。
【0014】牌を上記のように分類するとともに各表示
を設けることにより、役を構成する牌の判断、得点、機
能等を容易に判断することが可能となり、初心者にとっ
ても充分に楽しむことのできる卓上ゲームを提供でき
る。
【0015】本願の請求項2に記載した発明は、少なく
とも2以上のプレーヤーが、卓を囲んで牌の取捨を行っ
て規定の組合せを早く終わった者が終了を宣言し、各牌
の組合せに応じた得点を計算することによって勝敗を決
定する卓上ゲーム用具であって、各4個ずつ含まれると
ともに、同一又は所定の牌を組合せることによって役を
構成し、得点が与えられる役牌を10〜20組と、各1
個ずつ含まれるとともに、単独で又は所定の牌を組合せ
ることによって役を構成し、及び/又は得点が与えられ
る役牌を3〜6組と、各1〜40個ずつ含まれるととも
に、単独で又は所定の牌を組合せることによって所定の
機能を有する機能牌を6〜12組と、各10〜30個ず
つ含まれるとともに、単独で又は所定の牌を組み合わせ
ることによって得点が与えられる得点牌を1〜4組とを
備え、上記各牌は、直方体状のブロックの表面に、同時
期に存在した歴史上の人物、地位、官職、階級、地名又
はその他の歴史上の事象に関係する絵柄又は文字を、上
記各組ごとに表示して構成したものである。
【0016】本願発明に係るゲーム用具は、基本的に、
役牌、機能牌、得点牌に分類される牌を備えて構成され
る。
【0017】役牌は、単独で、あるいは同一又は所定の
牌を組み合わせることにより、ゲームを終了する場合に
必要な役を構成する牌である。本願発明では、各4個ず
つ含まれるとともに同一又は所定の牌を組合せることに
よって得点が与えられる役牌と、各1個ずつ含まれると
ともに、単独で又は所定の牌を組合せることによって役
を構成する役牌とを含んで構成される。これら役牌の数
は他の牌の数との関係において決定されるが、ゲームの
面白みを増すため全牌の40%〜60%に設定するのが
好ましい。役牌の種類が10組以下になると役を作るの
が困難になる。一方20組以上になると、役の種類が多
くなりすぎてゲームが面白くなくなる。また、単独で役
を構成するものや、異なる牌の組合せによって役を構成
するものを3〜6組含ませることにより、ゲームの面白
みを増加させることができる。また、役牌には、得点が
与えられないものを設定してもよい。なお、役を構成す
る牌の数は、ゲームを行う人数及びゲームの進行上、麻
雀ゲームと同様に3個収集するように設定するのが良い
ため、各組4個ずつ含まれるものを主として含ませるよ
うに構成するのがよい。
【0018】機能牌は、ゲーム進行上特定の機能を果た
す牌であり、1個の牌で所定の機能を獲得してもよい
し、所定個数あるいは所定の組合せによって機能を獲得
するように設定してもよい。機能牌の種類及び個数は特
に限定されることはないが、ゲーム用具を構成する牌の
数の関係から、6〜12組とするのが良い。これら機能
牌は、役牌に比べて組を構成する牌の数の限定は少な
く、各1〜40個含ませることができる。
【0019】上記機能として、たとえば、所定個数組み
合わせることにより、他のプレーヤーの有する得点全部
を獲得する機能、所定の機能牌を捨てることにより、役
牌の機能を相殺しあるいは役牌を捨てさせる機能、所持
した状態でゲームが終了した場合に自己の得点が半減
し、あるいは倍加される機能等を持たせることが考えら
れる。
【0020】得点牌は、文字通り役を構成しないが、得
点を与える牌である。得点牌の種類個数も特に限定され
ることはないが、得点牌の種類は通貨に対応することか
ら他の牌の種類より少なく設定するのがよく、1〜4組
とするのが良い。また、各組1〜30個含ませることが
できる。また、ゲームを面白くするため、所定の個数あ
るいは組合せによって所定の得点を獲得するように設定
してもよい。
【0021】本願発明では、上記各牌が、直方体状のブ
ロックの表面に、ほぼ同時期に存在した歴史上の人物、
地位、官職、階級、地名又はその他の歴史上の事象に関
係する絵柄又は文字をそれぞれ表示して構成されてい
る。
【0022】上記3種類の牌に歴史上の人物等を当ては
めて表示することにより、麻雀ゲームに形式上類似する
が、全く異なるゲームを行うことが可能となる。
【0023】たとえば、日本の戦国時代の人物・事象等
を表示するととともに、各牌にこれらの表示に関連した
役、得点、機能を与えると、国盗ゲームの感覚でゲーム
を行うことができる。
【0024】もちろん、上記表示は、日本の戦国時代の
人物等に限定されることはなく、ヨーロッパ中世の人物
等を表示することができる。
【0025】本願の請求項3に記載した発明は、上記役
牌に、役牌であることを識別できる役牌表示及び/又は
役に応じた得点を表す得点表示を設けたものである。
【0026】従来の麻雀ゲーム及び麻雀類似ゲームにお
いては、役を覚えなければゲームを進行することが困難
であった。一方、役牌を単純化しすぎるとゲームの面白
みが低下する。本願発明では、牌を上記のように分類、
構成することにより、役牌表示を設けることが可能とな
った。
【0027】すなわち、牌を上述した3種類のものに分
類することにより、役牌の種類を少なくすることが可能
となり、牌自体に表示を設けることが可能となった。一
方、役牌の構成が単純になる分、機能牌、得点牌によっ
てゲームの面白みが低下するのを防ぐことができる。
【0028】役牌表示として、請求項4に記載した発明
のように、牌の表面に所定の着色を施すことにより、又
は牌の表面に所定のマークを設けることにより構成する
ことができる。
【0029】一方、従来の麻雀ゲームにおいては、役の
判断とともに得点の計算も面倒であった。本願発明で
は、役牌表示とともにその役についての得点を牌に表示
することも可能となる。
【0030】得点表示として、請求項5に記載した発明
のように、牌の表面に所定の得点を直接表示し、又は同
一の得点に対応する所定のマークを表示することにより
構成できる。
【0031】同一の得点に対応する所定のマークを表示
するとは、たとえば、色違いあるいは数の異なる小判状
の模様を表示等することにより構成できる。
【0032】上記役牌表示及び得点表示を設けることに
より、初心者でもゲームを容易に進行することが可能と
なる。一方、役牌表示及び得点表示を設けた場合にも、
歴史上の人物等に関する表示を主としているため違和感
がなく、ゲームの面白みが減少することはない。しか
も、機能牌によって従来の麻雀ゲームにはない面白みを
付加することができる。
【0033】本願の請求項6に記載した発明は、卓上に
敷設されるとともに牌を載置するシートを設け、上記シ
ートに役牌表示及びこれに対応する得点表示、機能牌の
機能表示、得点牌の得点表示のうち選択した1以上を設
けた、ものである。
【0034】本願発明に係るゲーム用具においては、役
を構成する牌の組合せを少なく設定できる。これにした
がって役に対して与えられる得点の種類も少ない。この
ため、すべての役の組合せ、及び牌の得点を少ないスペ
ースに表示することが可能となる。また、機能牌の機能
表示を設けることもできる。
【0035】卓上に役を構成する牌の組合せ、及び牌の
得点、機能牌の機能等を表示することにより、役の組合
せや牌の得点を覚える必要がなくなる。このため、初心
者でもゲームを楽しむことが可能となる。
【0036】また、請求項7に記載した発明のように、
上記シート及び上記各牌に、共働して役牌及び得点を識
別できる表示を設けることもできる。
【0037】たとえば、役を構成する牌に得点に対応し
た着色を施す一方、上記シートに上記着色に対する得点
を表示することが考えられる。
【0038】本願の請求項8に記載した発明は、上記シ
ートに、組み合わせた役牌、捨て牌を配列する領域表示
を設けたものである。
【0039】従来の麻雀では、不要な捨牌を捨てる他、
チー、ポン、カン等で組み合わせた牌を卓上に配列して
公開し、それ以外の牌は公開しないのが原則である。
【0040】本願発明に係るゲーム用具によるゲーム
は、役を構成した牌を卓上に配列して公開するのを原則
とする。このため、相手側の獲得した役、得点等を考慮
しながらゲームを進行することができる。一方、機能牌
によって相手の得点を獲得したり、減点するように牌を
取捨することにより、従来の麻雀にはない面白みが加わ
る。たとえば、各牌を、ほぼ同時期に存在した歴史上の
人物、地位、官職、階級、地名又はその他の歴史上の事
象に関係する絵柄又は文字を表示して構成すると、請求
項12に記載した発明に係るゲーム用具のように、あた
かも国盗ゲームのような感覚でゲームを行うことができ
るのである。
【0041】しかも、上記領域を設けることにより、役
牌表示及び得点表示を兼用することもできる。したがっ
て、役牌表示及び得点表示を設けることが、ゲームの面
白みを低下させることはない。
【0042】本願の請求項9に記載した発明は、具体的
人物に関係する絵柄又は/及び文字を表示した複数種類
の人物役牌と、支配者の官職又は名称に関係する絵柄又
は/及び文字を表示した1又は複数種類の官職役牌と、
支配領域に関係する絵柄又は/及び文字を表示した1又
は複数種類の領土役牌と、武器に関係する絵柄又は/及
び文字を表示した1又は複数種類の武器役牌と、地位、
職業に関係する絵柄又は/及び文字を表示した1又は複
数種類の階級機能牌と、貨幣に関する絵柄又は/及び文
字を表示した1又は複数種類の貨幣得点牌と、事象に関
係する絵柄又は/及び文字を表示した1又は複数種類の
事象機能牌とを含んで、ゲーム用具を構成したものであ
る。
【0043】歴史的な事柄のうち、人物、地位、官職、
階級、地名等は、共通の観念をいだかせるものが多く、
牌にこれらの表示をするだけで牌に個性を持たせること
ができる。本願発明は、上記歴史上の事柄を分類して、
それぞれの牌に表示するものである。
【0044】人物、官職、領土等は互いに密接に結びつ
くとともに、階級的あるいは大小の概念をもつ。したが
って、この概念に合致するように、役や得点を与えるこ
とができる。また、役の得点が大きいものほど豪華な色
彩や装飾を施すことにより、ゲームの面白さが増加す
る。
【0045】また、歴史上、一般民衆についても職業等
に応じて階級的な枠に当てはめられることが多い。この
ため、これらの概念を利用して、機能、得点等を定める
ことができる。牌を上記のように分類して、役、得点等
を定めることにより、牌の表示、機能、得点等の取決め
の違和感がなくなる。また、初心者にとってもとりつき
やすくなる。
【0046】しかも、日本のみならず世界的に共通する
こととして、歴史上の支配者、領土等には、家紋等の特
有の識別マークを有する場合が多い。また、人物の性格
等を誇張した似顔絵等も描かれている。
【0047】本願の請求項10及び請求項11に記載し
た発明は、上記家紋や似顔絵を、役牌表示に利用したも
のである。
【0048】たとえば、人物の名称を文字で表示すると
ともに家紋あるいは似顔絵を表示した牌を役牌とし、機
能牌及び得点牌に対する識別標識とするのである。な
お、上記家紋は、実際のものを利用できるのみならず、
架空の家紋を考案して識別マークとして採用してもよ
い。
【0049】役牌表示として上記家紋や似顔絵を用いる
ことにより、役牌として識別性が高まるだけでなく、違
和感が全くない。このため、ゲームの面白みが役牌表示
によって低減することはない。
【0050】本願の請求項12に記載した発明は、各牌
に表示する歴史上の人物、地位、官職、階級、地名又は
その他の歴史上の事象に関係する絵柄又は文字として、
日本の戦国時代のものを採用したものである。
【0051】戦国時代の武将等を表示することにより、
ゲームの面白みが増加する。また、子供にとっては歴史
の学習になるばかりでなく、大人にとっても興味や競争
心をいだかせる効果を期待できる。
【0052】しかも、戦国大名を採用すると、これらの
強弱、序列等が明白であるため、得点等を決定しやす
い。また、役牌表示の家紋や似顔絵も広く普及してお
り、違和感なく採用できる。さらに、忍者等の支配者階
級以外の者もその役割等が一般に認識されており、これ
に応じて機能牌の機能を定めることができる。
【0053】
【発明の実施の形態】以下、本願発明に係る実施の形態
を図に基づいて具体的に説明する。
【0054】図3に本願発明に係る牌の構成及び得点、
機能の一覧を示す。図1にこれらの牌の外観を示す。
【0055】図1に示すように、本実施の形態に係るゲ
ーム用具1は、ブロック状の牌2の表面3に日本の戦国
時代の人物、地位、官職、階級、地名又はその他の事象
に関係する絵柄又は文字を表示することにより構成され
る。
【0056】この内、大名である「織田信長」、「豊臣
秀吉」、「徳川家康」、「武田信玄」、「上杉謙信」、
「斉藤道三」、「朝倉義景」、「毛利元就」、「浅井長
政」「足利義明」と文字で表示した牌、「尾張」、「水
戸」「紀州」と文字で表示した牌、「濃姫」、「お
市」、「ねね」と文字で表示した牌には、いわゆる家紋
(識別マーク)が表示されている。なお、上記家紋は各
大名家で実際に使用されていた家紋を表示できるが、本
実施の形態を示す図には、表示を簡略化するため仮想の
識別マーク4を表示してある。
【0057】また、「騎馬」、「鎧兜」、「刀剣」と表
示した牌にも上記家紋に相当する大きさで識別マークが
表示されている。
【0058】本実施の形態では、上記の家紋及び識別マ
ークを役牌表示として機能させる。役牌5は、図2に示
すように、所定個数収集することにより役を構成し、上
がることができるものである。したがって、上記役牌を
所定個数ずつ早く収集した者が、原則としてゲームの勝
利者となる。なお、本実施の形態では、大部分の役が、
3個収集することにより構成されることとしている。
【0059】図2に、本実施の形態に係るゲーム用具1
の役の構成を示す。「将軍」と表示される牌以外は3個
収集することにより役を構成するものとしている。な
お、4個収集しても差し支えなく、得点が増加する。
【0060】さらに、牌の外観を示す図2及び図3では
具体的に表示できないが、上記各家紋及びマークは得点
に応じた色彩に着色されている。すなわち、図1に示す
ように、上記着色に応じて各家紋及びマークの獲得得点
を分類している。したがって、上記家紋あるいは上記マ
ークの色彩によって役牌の判断を容易に行えるととも
に、得点の計算を容易に行える。また、得点の大きな牌
の表示ほど豪華に装飾等を施して、得点の高い牌である
ことを一見して判別できるように構成するのが望まし
い。
【0061】本実施の形態では、図1に示すように、上
記役牌5の他に機能牌7及び得点牌8を備える。上記機
能牌7は、図4に示すように、牌を所定個数取得し、所
持し、あるいは捨てること等により、所定の機能を有す
るものである。
【0062】一方、上記得点牌(本実施の形態では「小
判形状の絵」を表示した牌)8は、1個当たり所定の得
点を獲得できるものである。本実施の形態では、上記小
判の絵とともに、得点表示15として「二万石」と表示
している。なお、この得点牌を取得した場合はただちに
上記領域10に配列する。もし、ゲーム終了時点で「小
判」の牌を所持していると、小判の得点分(2万石)を
獲得得点から減じることとしている。
【0063】上記機能牌自体には、得点機能を持たせて
いないが、図4に示すように、「お百姓」の牌を15個
集めるとそのゲームが終了し、他の者が獲得している得
点を獲得できる機能を持たせることができる。また、
「帝」の牌には、これを取得することにより得点が倍に
なる機能を持たせている。
【0064】役牌に所定の機能を持たせることもでき
る。たとえば、図3に示すように、「ねね」の牌を捨て
ることにより、他の三者が「豊臣秀吉」の牌を捨てなけ
ればならない規則としている。
【0065】また、「明智光秀」の牌を捨てることによ
り、他の三者が「織田信長」の牌を捨てる規則としてい
る。
【0066】一方、「明智光秀」あるいは「ねね」の牌
が他人によって捨てられた場合でも、「影武者」の牌を
もっていればこれを代わりに捨てることができるものと
している。
【0067】また、「人質」の牌には、これを捨てるこ
とにより、他の三者から牌を一つずつ取得できる機能を
持たせている。
【0068】「飢饉」の牌には、この牌が最後まで持牌
として残った場合には、得点が半減する機能を持たせて
いる。
【0069】「旗印」の牌には、これを引いた場合には
再度牌を引ける機能を持たせることにより、順序を狂わ
せて山にある牌の予測を困難にするという機能を持たせ
ている。
【0070】本実施の形態では、図5及び図6に示すよ
うに、ゲームを行う卓上にシート6を敷設するととも
に、このシート6に上記役牌5の組合せ及び得点を識別
できる役・得点表示9を設けるとともに、役牌を載置す
る役牌載置領域10を設けている。
【0071】以下、上記ゲーム用具を用いたゲーム方法
を以下に説明する。
【0072】図5に示すように、すべての牌を混ぜ合わ
せて、表示面を下にしてシート6上の配列領域11に二
段状に順次配列する。その後、さいころ等で競技者の順
位を決定するとともに、牌を取得する位置12を決定す
る。そして、決定された位置12の牌からプレーヤー各
自順に4個ずつ牌を取得して、プレーヤー各自20個の
牌を取得し、表示面が他のプレーヤーに見えないように
して、配列する。
【0073】なお、実施の形態では、図示はしないが、
6面に得点が20万石以下の大名の名(「武田信玄」、
「上杉謙信」、「斉藤道三」、「朝倉義景」、「毛利元
就」、「浅井長政」)とそれぞれ記載したさいころを用
いて、このさいころで決定された大名の牌、すなわち役
牌の得点を25万石まで増加させることとしている。ま
た、通常のさいころを用いて親を決定する。
【0074】次に、取得した牌中に「旗印」と表示され
た機能牌があった場合、これをシート上の所定領域13
に捨てる。
【0075】その後、サイコロ等で親を決定するととも
に牌の取得順位を決定し、プレーヤーが配列した残りの
牌から1個取得するとともに手持ちの牌又は取得牌から
1個を領域13に捨てる。これを順に繰り返して、所定
の役牌がそろった場合、上記載置領域10に配列させ
る。役牌には、役を構成するための同一の家紋ないしマ
ークが表示されているため、役を容易に判断できる。ま
た、上記シート上の配列領域10には、図6に示すよう
に、役牌の得点等が表示してあり、得点を容易に算出で
きる。
【0076】最初に配列した牌11の数が8個になった
時点で、そのゲームは流れ、得点を計算する。役牌及び
得点牌はシート上に記載されているため、得点の計算を
極めてて容易に行うことができる。
【0077】他のプレーヤーが捨てた牌を利用して役を
構成する場合は、マージャンゲームと同様に、「ポン」
「チー」「カン」と宣言して、上記捨牌を拾得して役を
構成できる。なお、2以上のプレーヤーが上記宣言をし
た場合、得点の大きな役となる者が優先される。
【0078】「明智光秀」の牌が領域13に捨てられた
場合、「織田信長」の牌を持っている者はこれを捨てな
ければならない。
【0079】「ねね」の牌が領域13に捨てられた場
合、「豊臣秀吉」の牌を持っている者はこれを捨てなけ
ればならない。
【0080】上記の「明智光秀」又は「ねね」が捨てら
れた場合にも、「影武者」の牌を持っていれば上記「織
田信長」又は「豊臣秀吉」の代わりに、これを捨てるこ
とで、「織田信長」又は「豊臣秀吉」を持ち続けること
ができ、得点の大きな役を構成できる機会が生まれる。
【0081】「人質」の牌を捨てた場合、他の3人のプ
レーヤーからそれぞれ1個の牌を取得することができ
る。ただし、人質を最後まで持っているとルール違反と
なる。なお、「人質」の牌を終了直前に取得した場合は
この限りでない。
【0082】「旗印」の牌を取得した場合は、これを領
域13に捨てて再度牌を取得できる。
【0083】他のプレーヤーが捨てた牌を利用して手持
ちの組合せが終了する場合には、「ロン」と宣言する。
【0084】プレーヤーが上がる(終了)条件は、自分
が牌列から引いた牌によっ役を構成できる場合と、他人
が捨てた牌を取得することにより役を構成できる場合と
がある。また、牌を取得することにより、「織田信
長」、「豊臣秀吉」、「徳川家康」、「武田信玄」、
「上杉謙信」、「斉藤道三」、「朝倉義景」、「毛利元
就」、「浅井長政」「足利義明」の牌が2個となる場合
もに上がることができる。
【0085】したがって、上記条件を満たすために1個
の牌が不備である場合において、上記不備な牌を上記配
列から取得し、又は、他のプレーヤーが上記不備な牌を
捨てた場合に「ロン」を宣言し、その者がそのゲームの
勝者となり、ゲームが終了する。その後、これまでの得
点の集計を行ってゲームの総合勝者を決定する。
【0086】終了した時点で、「飢餓」の牌を所有して
いる場合、得点が半分になる。一方、「帝」の牌を所有
している場合は、得点が倍になる。
【0087】本実施の形態では、最初にサイコロにで決
定した親が取得牌によって上がる場合には他の者から1
00万石ずつ得点を獲得できる。捨て牌を「ロン」する
ことにより親が上がった場合は、その牌を捨てた者が親
に対して上記得点を支払う。
【0088】一方、子が上がった場合には、親が100
石、子が50万石ずつ上がった者に得点を与える。な
お、他の者の捨て牌によって子が上がった場合には、捨
てた者が上記得点を支払う。
【0089】上述したように、本実施の形態に係るゲー
ム用具においては、役牌を容易に判断できるとともに、
得点の計算を極めて容易に行うことができる。
【0090】また、牌の表示内容が親しみやすく、ま
た、役牌表示、得点表示等にも違和感がない。このた
め、入門しやすく、子供から大人までゲームを楽しむこ
とができる。一方、得点に関する牌と機能を与える牌と
を明確に区分することができるため、ゲームの内容を理
解しやすいだけでなく、機能牌によって逆転性が高くゲ
ームを楽しむことができる。
【0091】本願発明の範囲は上述した実施の形態に限
定されることはない。実施の形態では、役牌表示として
家紋等を利用したが、他のマークを利用することもでき
る。
【0092】また、各牌に設けた具体的表示も実施の形
態に限定されることはなく、他の表示を採用することが
できる。また、日本の戦国時代のものに限定されること
はなく、ヨーロッパ中世等のものを採用することができ
る。
【0093】また、従来のこの種のゲームと同様に、本
願発明をいわゆる電子ゲームに適用することができる。
【0094】また、ゲーム方法のルール、得点等は必要
に応じて変更設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係るゲーム用具を構成する牌の外
観を示す図である。
【図2】役牌の組合せを示す図である。
【図3】ゲーム用具を構成する役牌の種類、個数、役牌
表示、役の構成要件、得点、機能等を説明する図であ
る。
【図4】ゲーム用具を構成する機能牌の種類、個数、機
能の構成要件等を説明する図である。
【図5】ゲームを行っている卓上を表す平面図である。
【図6】図5の要部の拡大図である。
【符号の説明】
1 卓上ゲーム用具 4 役牌表示 5 役牌 7 機能牌 8 得点牌 15 得点表示

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2以上のプレーヤーが、卓を
    囲んで牌の取捨を行って規定の組合せを早く終わった者
    が終了を宣言し、各牌の組合せに応じた得点を計算する
    ことによって勝敗を決定する卓上ゲーム用具であって、 上記卓上ゲームを構成する牌を、 同一又は所定の牌を組合せることによって役を構成し、
    得点が与えられる役牌と、 単独で又は所定の牌を組合せることによって所定の機能
    を有する機能牌と、 単独で又は所定の牌を組み合わせることによって得点が
    与えられる得点牌に分類するとともに、 これらの牌の役の構成、機能、得点の一部又は全部を識
    別できる表示を、上記各牌及び/又は卓の表面に設け
    た、卓上ゲーム用具。
  2. 【請求項2】 少なくとも2以上のプレーヤーが、卓を
    囲んで牌の取捨を行って規定の組合せを早く終わった者
    が終了を宣言し、各牌の組合せに応じた得点を計算する
    ことによって勝敗を決定する卓上ゲーム用具であって、 各4個ずつ含まれるとともに、同一又は所定の牌を組合
    せることによって役を構成し、得点が与えられる役牌を
    10〜20組と、 各1個ずつ含まれるとともに、単独で又は所定の牌を組
    合せることによって役を構成し、及び/又は得点が与え
    られる役牌を3〜6組と、 各1〜40個ずつ含まれるとともに、単独で又は所定の
    牌を組合せることによって所定の機能を有する機能牌を
    6〜12組と、 各10〜30個ずつ含まれるとともに、単独で又は所定
    の牌を組み合わせることによって得点が与えられる得点
    牌を1〜4組とを備え、 上記各牌は、直方体状のブロックの表面に、同時期に存
    在した歴史上の人物、地位、官職、階級、地名又はその
    他の歴史上の事象に関係する絵柄又は文字を、上記各組
    ごとに表示して構成されている、請求項1に記載の卓上
    ゲーム用具。
  3. 【請求項3】 上記役牌に、役牌であることを識別でき
    る役牌表示及び/又は役に応じた得点を表す得点表示を
    設けた、請求項1又は請求項2のいずれかに記載の卓上
    ゲーム用具。
  4. 【請求項4】 上記役牌表示は、牌の表面に所定の着色
    を施すことにより、又は牌の表面に所定のマークを設け
    ることにより構成されている、請求項1から請求項3の
    いずれかに記載の卓上ゲーム用具。
  5. 【請求項5】 上記得点表示は、牌の表面に所定の得点
    を直接表示し、又は得点に対応する所定のマークを表示
    することにより構成されている請求項3又は請求項4の
    いずれかに記載の卓上ゲーム用具。
  6. 【請求項6】 卓上に敷設されるとともに牌を載置する
    シートを設け、上記シートに役牌表示及びこれに対応す
    る得点表示、機能牌の機能表示、得点牌の得点表示のう
    ち選択した1以上を設けた、請求項1から請求項5のい
    ずれかに記載の卓上ゲーム用具。
  7. 【請求項7】 卓上に敷設されるとともに牌を載置する
    シートを設け、上記シート及び上記各牌に、共働して役
    及び得点を識別できる表示を設けた、請求項1から請求
    項5のいずれかに記載の卓上ゲーム用具。
  8. 【請求項8】 上記シートに、獲得した役牌及び/又は
    得点牌を配列する領域表示を設けた、請求項6又は請求
    項7のいずれかに記載の卓上ゲーム用具。
  9. 【請求項9】 上記各牌は、 具体的人物に関係する絵柄又は/及び文字を表示した複
    数種類の人物役牌と、 支配者の官職又は名称に関係する絵柄又は/及び文字を
    表示した1又は複数種類の官職役牌と、 支配領域に関係する絵柄又は/及び文字を表示した1又
    は複数種類の領土役牌と、 武器に関係する絵柄又は/及び文字を表示した1又は複
    数種類の武器役牌と、 地位、職業に関係する絵柄又は/及び文字を表示した1
    又は複数種類の階級機能牌と、 貨幣に関する絵柄又は/及び文字を表示した1又は複数
    種類の貨幣得点牌と、 事象に関係する絵柄又は/及び文字を表示した1又は複
    数種類の事象機能牌と、を含んで構成される、請求項1
    から請求項8のいずれかに記載の卓上ゲーム用具。
  10. 【請求項10】 人物役牌に、上記の絵柄又は/及び文
    字ととともに、これら人物の似顔絵、人物が属する家
    紋、所定の識別マークの中から選択した一つを表示し、
    上記似顔絵、家紋又は識別マークを役牌表示とした、請
    求項9に記載の卓上ゲーム用具。
  11. 【請求項11】 領土役牌に、上記の絵柄又は/及び文
    字ととともに、支配者の似顔絵、支配者の家紋、所定の
    識別マークの中から選択した一つを表示し、上記似顔
    絵、家紋、又は識別マークを役牌表示とした、請求項9
    又は請求項10のいずれに記載の卓上ゲーム用具。
  12. 【請求項12】 少なくとも2以上のプレーヤーが、卓
    を囲んで牌の取捨を行って規定の組合せを早く終わった
    者が終了を宣言し、各牌の組合せに応じた得点を計算す
    ることによって勝敗を決定する卓上ゲーム用具であっ
    て、 織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、武田信玄、上杉謙信、
    斉藤道三、朝倉義景、毛利元就、浅井長政とそれぞれ表
    示するとともに、役牌表示として所定の家紋又は所定の
    識別マークをそれぞれ表示した人物役牌を各4個と、 水戸、尾張、紀州とそれぞれ表示するとともに、役牌表
    示として所定の家紋又は所定の識別マークをそれぞれ表
    示した領土役牌を各4個と、 鎧兜、刀剣、騎馬とそれぞれ表示するとともに、所定の
    家紋又は所定の識別マークをそれぞれ表示した武器役牌
    を各4個と、 濃姫、お市、ねねとそれぞれ表示するとともに所定の家
    紋又は所定の識別マークをそれぞれ表示した人物役牌を
    各1個と、 将軍と表示した官職役牌を各1個と、 帝と表示した階級機能牌1個と、 明智光秀と表示した階級機能牌を2個と、 影武者と表示した階級機能牌を1枚と、 忍者、人質とそれぞれ表示した階級機能牌を各2個と、 百姓と表示した階級機能牌36個と、 浪人と表示した階級機能牌8個と、 小判と表示した貨幣得点牌18個と、 飢饉と表示した事象機能牌1個と、 旗印と表示した事象機能牌9個と、を含み、上記各牌は
    表示面を下にして2段に積み重ねることができる直方体
    状に形成されている、請求項9から請求項11に記載の
    卓上ゲーム用具。
  13. 【請求項13】立方体のさいころの各面に、武田信玄、
    上杉謙信、斉藤道三、朝倉義景、毛利元就、浅井長政と
    それぞれ表示した、大名さいころを備える請求項12に
    記載の卓上ゲーム用具。
  14. 【請求項14】 請求項1から請求項13に記載した卓
    上ゲーム用具を用い、少なくとも2以上のプレーヤーが
    卓を囲んで行うゲーム方法であって、 卓上に表示面を下にして二段に積層配列された牌から、
    所定方法で決定した順に牌を4個ずつ、所定の個数にな
    るまで各プレーヤーが取得するとともに、これらの牌の
    表示面を各プレーヤーの手前側に向けて配列し、 各プレーヤーは所定の順に、卓上の配列牌から1個の牌
    を取得した後、取得牌又は持牌のうち1個を卓上に捨て
    て進行するとともに、一人のプレーヤーが取得牌及び持
    牌によって所定の組合せが完成したとき、又は卓上の配
    列牌の数が所定の個数になったときにゲームを終了し、 各プレーヤーが所有する牌及び牌の組合せに応じた得点
    を計算することにより、勝敗を決定する卓上ゲーム方
    法。
  15. 【請求項15】 卓上に敷設されるとともに牌を載置で
    きるシートを設け、このシート上の所定位置に、完成し
    た役牌及び捨て牌を配列しながらゲームを進行する、請
    求項14に記載のゲーム方法。
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