JP3081105U - ジャンケン遊具 - Google Patents

ジャンケン遊具

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JP3081105U
JP3081105U JP2001002219U JP2001002219U JP3081105U JP 3081105 U JP3081105 U JP 3081105U JP 2001002219 U JP2001002219 U JP 2001002219U JP 2001002219 U JP2001002219 U JP 2001002219U JP 3081105 U JP3081105 U JP 3081105U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ジャンケンの種類を拡大して、ジャンケンの
ゲーム性を高め、また、年少者から高齢者まで幅広い年
齢層で簡単に使用でき、ジャンケンそのものを楽しむ。 【解決手段】 ジャンケンの6種類の手の形体画1〜6
を有する手の形体手段10と、これらの手の形体画1〜
6間の相対的な勝ち負け、又は引き分けを判定表示する
ルール表示手段7とを備え、これらの手段10、7を用
いて、ジャンケンゲームを行う。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、年少者から高齢者まで幅広い年齢層に利用できるジャンケン遊具に 関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、子供の遊びの中で、また、大人のパーティや宴席の中で、種々の目 的で順番を取り決めるような場合、ジャンケンが行われている。ジャンケンは、 周知のとおり、手で石、はさみ、紙の形をまねて勝敗を決する遊びである。石は 、手の5指をすべて掌の中に折り曲げた形体で表わし、これを「グウ」と称して いる。はさみは、「グウ」の形体から第2指及び第3指を立てた形体で表わし、 これを「チョキ」と称している。紙は、5指をすべて立てた手の形体で表わし、 これを「パア」と称している。ジャンケンのルールは簡単で、「グウ」を出した 者に対して、「パア」を出せば勝ちとなり、「チョキ」を出せば負けとなる。「 チョキ」を出した者に対して「グウ」を出せば勝ちとなり、「パア」を出せば負 けとなる。「パア」を出した者に対して「チョキ」を出せば勝ちとなり、「グウ 」を出せば負けとなる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のジャンケンでは、グウ、チョキ、パアの3種類しかない ため、勝負がつきやすく、単なる順番の取り決めなど早い決着が要求される場合 には好ましいものの、そうでない場合には、単純すぎてゲーム性を欠くという問 題がある。 本考案は、このような従来の問題を解決し、ジャンケンの種類を拡大し、ジャ ンケンのゲーム性を高めることができ、また、年少者から高齢者まで幅広い年齢 層で簡単に使用でき、ジャンケンそのものを十分に楽しむことのできるジャンケ ン遊具を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案のジャンケン遊具は、5指をすべて掌の中 に折り曲げた第1の手の形体と、第1の手の形体から第1指及び第2指を立てた 第2の手の形体と、第1の手の形体から第2指及び第3指を立てた第3の手の形 体と、5指をすべて立てた第4の手の形体と、第4の手の形体から5指をすべて 掌の概ね外側で折り曲げた第5の手の形体と、第4の手の形体から第1指と第5 指とを掌の上に向けて折り曲げて両指を繋ぐ第6の手の形体とを模して、同一の 面又は異なる少なくとも6つの面に分けて作画された単一の平面体又は少なくと も6つに分割された平面体若しくは単一の少なくとも6面を有する多面体からな る手の形体手段と、手の形体手段に一体に又は別体にして併設され、各手の形体 間で相対的な勝ち負け、引き分けを判定表示するルール表示手段とを備える。 この構成により、ジャンケンの種類を拡大し、ジャンケンのゲーム性を高める ことができ、また、年少者から高齢者まで幅広い年齢層で簡単に使用でき、ジャ ンケンそのものを楽しむことができる。 また、本考案のジャンケン遊具は、5指をすべて掌の中に折り曲げた第1の手 の形体と、第1の手の形体から第1指及び第2指を立てた第2の手の形体と、第 1の手の形体から第2指及び第3指を立てた第3の手の形体と、5指をすべて立 てた第4の手の形体と、第4の手の形体から5指をすべて掌の概ね外側で折り曲 げた第5の手の形体と、第4の手の形体から第1指と第5指とを掌の上に向けて 折り曲げて両指を繋ぐ第6の手の形体とを模して、個別に立体的に形成された少 なくとも6体からなる手の形体手段と、手の形体手段に一体に又は別体にして併 設され、各手の形体間で相対的な勝ち負け、引き分けを判定表示するルール表示 手段とを備える。 この構成により、ジャンケンの種類を拡大し、ジャンケンのゲーム性を高める ことができ、また、年少者から高齢者まで幅広い年齢層で簡単に使用でき、ジャ ンケンそのものを楽しむことができる。 また、本考案のジャンケン遊具は、5指をすべて掌の中に折り曲げた第1の手 の形体と、第1の手の形体から第1指及び第2指を立てた第2の手の形体と、第 1の手の形体から第2指及び第3指を立てた第3の手の形体と、5指をすべて立 てた第4の手の形体と、第4の手の形体から5指をすべて掌の概ね外側で折り曲 げた第5の手の形体と、第4の手の形体から第1指と第5指とを掌の上に向けて 折り曲げて両指を繋ぐ第6の手の形体とを模して作成された画像情報を無作為に 提示する手段を備えるものである。 この構成により、ジャンケンの種類を拡大し、ジャンケンのゲーム性を高める ことができ、また、年少者から高齢者まで幅広い年齢層で簡単に使用でき、ジャ ンケンそのものを楽しむことができる。
【0005】
【考案の実施の形態】
(実施の形態1) 図1に本考案の第1の実施の形態を示している。第1の実施の形態において、 ジャンケン遊具は、6つに分割された平面体として6枚のカード11〜16が使 用され、これらのカード11〜16の個々の面11F〜16F、すなわち異なる 6つの面に分けて6種類の手の形体が作画され、手の形体手段10が構成される 。また、カード11、12、13、14、15、16ごとにルール表示手段7が 付設される。なお、各カード11〜16は、プラスチック材、紙材、木材、金属 材などにより、例えば銀行のキャッシュカード程度又はトランプ程度に小さく、 かつ薄く、さらに軽量で、透視できないように形成される。
【0006】 第1のカード11には一方の面11Fに、5指をすべて掌の中に折り曲げた第 1の手の形体を模して表わす絵又は写真1(以下、単に第1の形体画1という。 )と、この形体画1の呼称、「グウ」の文字が、印刷手段により作成されている 。また、この面11Fの一部に、ルール表示手段7として、この「グウ」に勝ち又 は負け、又は引き分けとなる手の形体の絵又は写真又はその呼称の文字(以下、 単に個別ルール表示70という。)が、印刷手段により併せて作成されている。 この「グウ」の場合、後述する「パア」、「パグ」に負け、「グキ」、「チョキ」に勝 ち、「グウ」、「パキ」と引き分けになり、これらの絵又は写真又はその呼称の文字 が付けられる。なお、ここではカード11に直接、第1の形体画1、さらに個別 ルール表示70を印刷により作成しているが、カード11にこのような形体画1 、個別ルール表示70を付設できるものであれば、印刷以外の手段を用いてもよ い。以下のカード12〜16についても同様である。
【0007】 第2のカード12には一方の面12Fに、第1の手の形体(グウ)から第1指 及び第2指を立てた第2の手の形体を模して表わす絵又は写真2(以下、単に第 2の形体画2という。)と、この形体画2の呼称、「グキ」の文字が、印刷手段 により作成されている。また、この面12Fの一部に、ルール表示手段7として 、この「グキ」に勝ち又は負け、又は引き分けとなる手の形体の個別ルール表示7 0が、印刷手段により併せて作成されている。この「グキ」の場合、「グウ」、「パ キ」に負け、「チョキ」、「パグ」に勝ち、「グキ」、「パア」と引き分けになり、 これらの絵又は写真又はその呼称の文字が付けられる。
【0008】 第3のカード13には一方の面13Fに、第1の手の形体(グウ)から第2指 及び第3指を立てた第3の手の形体を模して表わす絵又は写真3(以下、単に第 3の形体画3という。)と、この形体画3の呼称、「チョキ」の文字が、印刷手 段により作成されている。また、この面13Fの一部に、ルール表示手段7とし て、この「チョキ」に勝ち又は負け、又は引き分けとなる手の形体の個別ルール表 示70が、印刷手段により併せて作成されている。この「チョキ」の場合、「グウ」 、「グキ」に負け、「パア」、「パキ」に勝ち、「チョキ」、「パグ」と引き分けにな り、これらの絵又は写真又はその呼称の文字が付けられる。
【0009】 第4のカード14には一方の面14Fに、5指をすべて立てた第4の手の形体 を模して表わす絵又は写真4(以下、単に第4の形体画4という。)と、この形 体画4の呼称、「パア」の文字が、印刷手段により作成されている。また、この 面14Fの一部に、ルール表示手段7として、この「パア」に勝ち又は負け、又は 引き分けとなる手の形体の個別ルール表示70が、印刷手段により併せて作成さ れている。この「パア」の場合、「チョキ」、「パキ」に負け、「グウ」、「パグ」に勝ち 、「パア」、「グキ」と引き分けになり、これらの絵又は写真又はその呼称の文字が 付けられる。
【0010】 第5のカード15には一方の面15Fに、第4の手の形体(パア)から5指を すべて掌の概ね外側で折り曲げた第5の手の形体を模して表わす絵又は写真5( 以下、単に第5の形体画5という。)と、この形体画5の呼称、「パグ」の文字 が、印刷手段により作成されている。また、この面15Fの一部に、ルール表示 手段7として、この「パグ」に勝ち又は負け、又は引き分けとなる手の形体の個別 ルール表示70が、印刷手段により併せて作成されている。この「パグ」の場合、「 パア」、「グキ」に負け、「グウ」、「パキ」に勝ち、「パグ」、「チョキ」と引き分けに なり、これらの絵又は写真又はその呼称の文字が付けられる。
【0011】 第6のカード16には一方の面16Fに、第4の手の形体(パア)から第1指 と第5指とを掌の上に向けて折り曲げて両指を繋ぐ第6の手の形体を模して表わ す絵又は写真6(以下、単に第6の形体画6という。)と、この形体画6の呼称 、「パキ」の文字が、印刷手段により作成されている。また、この面16Fの一 部に、ルール表示手段7として、この「パキ」に勝ち又は負け、又は引き分けとな る手の形体の個別ルール表示70が、印刷手段により併せて作成されている。こ の「パキ」の場合、「チョキ」、「パグ」に負け、「パア」、「グキ」に勝ち、「パキ」、「 グウ」と引き分けになり、これらの絵又は写真又はその呼称の文字が付けられる 。
【0012】 このようにして、ジャンケン遊具は、6枚のカード11〜16により構成され 、第1の手の形体画1(グウ)とこの「グウ」の個別ルール表示70を有する第 1のカード11、第2の手の形体画2(グキ)とこの「グキ」の個別ルール表示 70を有する第2のカード12、第3の手の形体画3(チョキ)とこの「チョキ 」の個別ルール表示70を有する第3のカード13、第4の手の形体画4(パア )とこの「パア」の個別ルール表示70を有する第4のカード14、第5の手の 形体画5(パグ)とこの「パグ」の個別ルール表示70を有する第5のカード1 5、第6の手の形体画6(パキ)とこの「パキ」の個別ルール表示70を有する 第6のカード16を備える。なお、これらのカード11〜16の他方の面は無地 又は共通のデザインを付されて、カード11〜16が他方の面から識別できない ようになっている。
【0013】 次に、このジャンケン遊具の使用例について、図2、図3を用いて説明する。 なお、このジャンケン遊具は第1〜第6のカード11〜16を1組として、1人 のプレーヤにつき1組又は2組以上所持され、このジャンケン遊具を利用したゲ ームが複数のプレーヤ間で行われる。ここでは3人のプレーヤA、B、Cがいて 、3人のプレーヤA、B、Cが同時に対戦するものとしてゲームの展開を例示す る。
【0014】 まず、3人のプレーヤA、B、Cはテーブルを囲んで(又は床、畳の上で円形 に並んで)席につき、対戦の準備をする。準備ができたところで、3人のプレー ヤA、B、Cは「ジャンケン、ポン」の掛け声とともに作為的に又は無作為に任 意のカードをテーブルの上に放つ。
【0015】 ここで、図2に示すように、プレーヤAから第3のカード13(チョキ)が出 され、プレーヤBから第6のカード16(パキ)が出され、プレーヤCから第2 のカード12(グキ)が出されたとすると、これらのカード13、16、12の 個別ルール表示70から、 チョキ対グキは、グキの勝ち チョキ対パキは、チョキの勝ち パキ対グキは、パキの勝ち となり、プレーヤAはプレーヤBに勝ち、プレーヤCに負け、プレーヤBはプレ ーヤプレーヤCに勝ち、プレーヤAに負け、プレーヤCはプレーヤAに勝ち、プ レーヤBに負け、したがってプレーヤA、B、Cは引き分けとなって、テーブル の上に放たれた自己のカードを引き上げる。
【0016】 続いて、「ジャンケン、ポン」の掛け声とともに3人のプレーヤA、B、Cは 再び作為的に又は無作為に任意のカードをテーブルの上に放つ。
【0017】 今度は、図3に示すように、プレーヤAから第4のカード14(パア)が出さ れ、プレーヤBから第6のカード16(パキ)が出され、プレーヤCから第2の カード12(グキ)が出されたとすると、これらのカード14、16、12の個 別ルール表示70から、 パア対パキは、パキの勝ち パア対グキは、引き分け パキ対グキは、パキの勝ち となり、第6のカード16(パキ)を出したプレーヤBが他のすべてのプレーヤ A、Cに勝ち、テーブルに放たれたすべてのカードをプレーヤBが獲得する。
【0018】 このように3人のプレーヤA、B、Cは任意のカードを同時に放ち、相互に、 6種類の手の形体画1〜6で勝ち負け又は引き分けの判定をして、対戦を続けて いく。一人又は二人の手持ちのカードが無くなったところでゲームは終了する。
【0019】 このように上記第1の実施の形態によれば、ジャンケンの手の形体を6種類ま で拡大していることにより、ジャンケンの攻撃と防御の組み合わせが複雑、多彩 になって、従来のジャンケンに比べると、勝負が容易に決することがないという 勝負の困難性、また、たとえ1度で勝負が決まったときでもそれは極めて稀な決 まり方でプレーヤの意表を突くという勝負の意外性を付加して、ゲーム性を著し く高めることができる。
【0020】 また、個別に6種類の手の形体画1〜6を6枚のカード11〜16に作画して 、手の形体手段10を小さく、かつ薄く、さらに軽量に形成しているので、指先 の使い方が未熟な年少者や脳などの障害で手、指の動作が不自由な高齢者でも容 易に取り扱うことができ、複雑なルールのジャンケンそのものを楽しむことがで きる。このジャンケン遊具の手の形体は、実際手の5指を使って作ることができ 、手を使ってこのゲームを行うこともできるが、特に第2の手の形体(グキ)、 第5の手の形体(パグ)、第6の手の形体(パキ)を、指先の使い方が未熟な年 少者や脳などの障害で手、指の動作が不自由な高齢者、さらに障害者が自らの手 を使って作ることは容易ではなく、しかも、これを「ジャンケン、ポン」のタイ ミングで瞬時に作り、あるいは瞬時に作る替えるには、ある程度の能力が要求さ れるところ、この遊具を利用すれば、任意のカードを選び、指示する方法などで 、複雑な6種類の手の形体のジャンケンを簡単に行うことができ、ジャンケンそ のものを十分に楽しむことができる。
【0021】 さらに、カード11、12、13、14、15、16ごとに当該手の形体画1 〜6に対する個別ルール表示70を表示しているので、各手の形体画1、2、3 、4、5、6間で相対的な勝ち負け、引き分けを即座に判定することができ、複 雑なジャンケンのルールでありながら、ゲームを長く中断することなく、円滑に 進めることができる。特に、個別ルール表示70を絵等で表わすことで、物事の 判断が未熟な年少者や脳などの障害で判断能力が低下している高齢者又は障害者 でも、複雑なジャンケンのルールに対応することができ、ジャンケンそのものを 十分に楽しむことができる。なお、このルール表示手段7は、手の形体手段10 、すなわちカード11〜16と別体にして設けてもよく、例えば1枚のカードや 比較的大きなシートに各手の形体画間の相対的な勝ち負け、引き分けをパターン 化して表示することができる。
【0022】 (実施の形態2) 図4に本考案の第2の実施の形態を示している。第2の実施の形態において、 ジャンケン遊具は、単一の6面体として1つのサイコロ20が使用され、このサ イコロの6面21…、すなわち異なる6つの面に分けて、第1の実施の形態と同 様に、6種類の手の形体画1〜6が作画され、手の形体手段10が構成される。 なお、サイコロ20は、プラスチック材、紙材、木材、金属材などにより、片手 で取り扱える程度に小さく、かつ軽量に形成される。また、サイコロの面21… 、ごとに個別ルール表示70が、既述のとおり、付設される。なお、ルール表示 手段7は、第1の実施の形態と同様に、サイコロと別体にして設けてもよく、例 えばカードやシートに表示することもできる。
【0023】 このようにして、ジャンケン遊具は、1つのサイコロ20により構成され、第 1の手の形体画1(グウ)とこの「グウ」の個別ルール表示70を有する第1の 面21、第2の手の形体画2(グキ)とこの「グキ」の個別ルール表示70を有 する第2の面(図4に表わされていない。)、第3の手の形体画3(チョキ)と この「チョキ」の個別ルール表示70を有する第3の面23、第4の手の形体画 4(パア)とこの「パア」の個別ルール表示70を有する第4の面(図4に表わ されていない。)、第5の手の形体画5(パグ)とこの「パグ」の個別ルール表 示70を有する第5の面25、第6の手の形体画6(パキ)とこの「パキ」の個 別ルール表示70を有する第6の面(図4に表わされていない。)を備える。
【0024】 このジャンケン遊具を使用してゲームを行う場合、このサイコロ20が1人の プレーヤにつき1つ所持される。第1の実施の形態と同様に、複数のプレーヤが テーブルを囲んで(又は床、畳の上で円形に並んで)席につき、対戦の準備をす る。準備ができたところで、「ジャンケン、ポン」の掛け声とともに各プレーヤ は同時にサイコロ20をテーブルの上に振り出す。各サイコロ20の出た面に表 示された手の形体画1〜6を個別ルール表示70に従って判定し、勝ち負け、あ るいは引き分けを決定する。最後の勝者が決まって、ゲームは終了する。
【0025】 このようにしても、第1の実施の形態と同様の作用効果を奏することができる 。
【0026】 (実施の形態3) 図5に本考案の第3の実施の形態を示している。第3の実施の形態において、 ジャンケン遊具は、単一の平面体として1枚のシート30が使用され、このシー ト30の同一面に6つの区画31〜36が設けられ、これらの区画31、32、 33、34、35、36ごとに6種類の手の形体画1〜6が既述のとおり作画さ れて、手の形体手段10が構成される。なお、シート30は、プラスチック材、 紙材、木材、金属材などにより、取り扱いが容易に行えるように軽量に形成され る。また、シート30の一部にルール表示手段7が、既述のとおり、付設される 。なお、ルール表示手段7は、第1、第2の実施の形態と同様に、シート30と 別体にして設けてもよく、例えばカードや別のシートに表示することもできる。 このジャンケン遊具の場合、投擲部材37が併用される。
【0027】 このようにして、ジャンケン遊具は、1枚のシート30により構成され、第1 の手の形体画1(グウ)、第2の手の形体画2(グキ)、第3の手の形体画3( チョキ)、第4の手の形体画4(パア)、第5の手の形体画5(パグ)、第6の 手の形体画6(パキ)、さらにルール表示手段7を備える。
【0028】 このジャンケン遊具を使用してゲームを行う場合、そのシート30を壁などに 貼って、あるいは床又は畳の上に敷いて、複数のプレーヤが、ダーツあるいは輪 投げの要領で、投擲部材37を作為的に又は無作為にシート30上のいずれかの 手の形体画に当てあるいはその区画内に投げ入れることにより行う。投擲部材3 7が接触した手の形体画同士をルール表示手段7に従って判定し、勝ち負け、あ るいは引き分けを決定する。最後の勝者が決まって、ゲームは終了する。
【0029】 このようにしても、第1の実施の形態と同様の作用効果を奏することができる 。なお、この実施の形態の場合、シートを例えば丸く形成して、その中心を軸で 支持することにより、壁面で又は床、畳の上で回転させるように構成してもよく 、このように変えることにより、ゲーム性をさらに高めることができる。
【0030】 (実施の形態4) 図6に本考案の第4の実施の形態を示している。第4の実施の形態において、 ジャンケン遊具は、6種類の手の形体を個別に立体的に形成された6体の模造体 41〜46により、手の形体手段10が構成される。また、各模造体41、42 、43、44、45、46ごとにルール表示手段7が付設される。ここでルール 表示手段7は各模造体41〜46の手の甲に当たる部分に付設されているため、 図には表わされていない。なお、6体の模造体41〜46は、プラスチック材、 紙材、木材、金属材などにより、片手で取り扱い可能に小さく、かつ軽量に形成 される。
【0031】 このようにして、ジャンケン遊具は、6体の模造体41〜46により構成され る。なお、これらの模造体の形状に人気キャラクタを取り入れてもよい。
【0032】 このジャンケン遊具の場合、第1の実施の形態と同様に、第1〜第6の模造体 41〜46を1組として、1人のプレーヤにつき1組又は2組以上所持され、こ のジャンケン遊具を利用したゲームが複数のプレーヤ間で行われる。なお、ゲー ムの展開は、第1の実施の形態と同様であるため、ここではその重複した説明を 省略する。
【0033】 このようしても、上記第1の実施の形態と同様の作用効果を奏することができ る。
【0034】 さらに、他の実施の形態として、ジャンケン遊具は、機械式の玩具やコンピュ ータ制御の電子式の玩具に適用することができる。例えば、機械式の玩具を、複 数のカード又はチップを収容可能なケースと、ケース内部とケース外部とを連通 し、カード又はチップが通過可能な出口と、ケース内部のカード又はチップを出 口からケース外部へ送り出す操作レバーとを備え、ケースに収容されたカード又 はチップを、操作レバーのワンタッチ操作により、カード又はチップの出口から 無作為に放出するように構成するとともに、この種の玩具に収容するカード又は チップの面に、上記第1の実施の形態と同様に、手の形体画とその個別ルール表 示などの画像情報を表示する。
【0035】 このようにして、この玩具が、1人のプレーヤにつき1つ所持され、この玩具 を使用してゲームが行われる。なお、ゲームの展開は、概ね第1の実施の形態と 同様であり、ここではその重複した説明を省略する。
【0036】 このようにしても、上記第1の実施の形態と同様の作用効果を奏することがで きる。
【0037】 また、例えば、電子式の玩具を、所定のプログラムに従って画像データを無作 為に表示する表示手段、この玩具の操作者により操作する入力手段などを備え、 この玩具と一人又は複数の操作者との間で対戦型のゲームを行うように構成する 。このような玩具に、上記第1の実施の形態と同様な、手の形体画などの画像デ ータを無作為に表示するとともに、操作者側から入力手段で作為的に又は無作為 に手の形体データを入力することにより、勝敗を判定するプログラムを組む。
【0038】 このようにして、この玩具の入力手段が、1人又は複数のプレーヤにつき1つ 所持され、この玩具を使用してゲームが行われる。なお、ゲームの展開は、概ね 第1の実施の形態と同様であり、ここではその重複した説明を省略する。
【0039】 このようにしても、上記第1の実施の形態と同様の作用効果を奏することがで きる。
【0040】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案のジャンケン遊具によれば、ジャンケンの6種類 の手の形体を有する手の形体手段と、これらの手の形体間の相対的な勝ち負け、 又は引き分けを表示するルール表示手段とを使って、ジャンケンゲームを行うの で、従来のジャンケンの種類を拡大して、ジャンケンのゲーム性を高めることが でき、また、この遊具を年少者から高齢者まで幅広い年齢層で簡単に使用でき、 ジャンケンそのものを十分に楽しむことができるという実用的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施の形態を示す平面図
【図2】同実施の形態においてその使用例を示す平面図
【図3】同実施の形態においてその使用例を示す平面図
【図4】本考案の第2の実施の形態を示す斜視図
【図5】本考案の第3の実施の形態を示す平面図
【図6】本考案の第4の実施の形態を示す正面図
【符号の説明】
1 第1の手の形体を模して表わす絵又は写真(第1の
形体画) 2 第2の手の形体を模して表わす絵又は写真(第2の
形体画) 3 第3の手の形体を模して表わす絵又は写真(第3の
形体画) 4 第4の手の形体を模して表わす絵又は写真(第4の
形体画) 5 第5の手の形体を模して表わす絵又は写真(第5の
形体画) 6 第6の手の形体を模して表わす絵又は写真(第6の
形体画) 7 ルール表示手段 70 個別ルール表示 10 手の形体手段 11 第1のカード(6つに分割された平面体) 12 第2のカード(6つに分割された平面体) 13 第3のカード(6つに分割された平面体) 14 第4のカード(6つに分割された平面体) 15 第5のカード(6つに分割された平面体) 16 第6のカード(6つに分割された平面体) 11F 面 12F 面 13F 面 14F 面 15F 面 16F 面 20 サイコロ(単一の多面体) 21 面 23 面 25 面 30 シート(単一の平面体) 31 区画 32 区画 33 区画 34 区画 35 区画 36 区画 37 投擲部材 41 第1の模造体 42 第2の模造体 43 第3の模造体 44 第4の模造体 45 第5の模造体 46 第6の模造体

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 5指をすべて掌の中に折り曲げた第1の
    手の形体と、第1の手の形体から第1指及び第2指を立
    てた第2の手の形体と、第1の手の形体から第2指及び
    第3指を立てた第3の手の形体と、5指をすべて立てた
    第4の手の形体と、第4の手の形体から5指をすべて掌
    の概ね外側で折り曲げた第5の手の形体と、第4の手の
    形体から第1指と第5指とを掌の上に向けて折り曲げて
    両指を繋ぐ第6の手の形体とを模して、同一の面又は異
    なる少なくとも6つの面に分けて作画された単一の平面
    体又は少なくとも6つに分割された平面体若しくは単一
    の少なくとも6面を有する多面体からなる手の形体手段
    と、 手の形体手段に一体に又は別体にして併設され、各手の
    形体間で相対的な勝ち負け、引き分けを判定表示するル
    ール表示手段とを備えたことを特徴とするジャンケン遊
    具。
  2. 【請求項2】 5指をすべて掌の中に折り曲げた第1の
    手の形体と、第1の手の形体から第1指及び第2指を立
    てた第2の手の形体と、第1の手の形体から第2指及び
    第3指を立てた第3の手の形体と、5指をすべて立てた
    第4の手の形体と、第4の手の形体から5指をすべて掌
    の概ね外側で折り曲げた第5の手の形体と、第4の手の
    形体から第1指と第5指とを掌の上に向けて折り曲げて
    両指を繋ぐ第6の手の形体とを模して、個別に立体的に
    形成された少なくとも6体からなる手の形体手段と、 手の形体手段に一体に又は別体にして併設され、各手の
    形体間で相対的な勝ち負け、引き分けを判定表示するル
    ール表示手段とを備えたことを特徴とするジャンケン遊
    具。
  3. 【請求項3】 5指をすべて掌の中に折り曲げた第1の
    手の形体と、第1の手の形体から第1指及び第2指を立
    てた第2の手の形体と、第1の手の形体から第2指及び
    第3指を立てた第3の手の形体と、5指をすべて立てた
    第4の手の形体と、第4の手の形体から5指をすべて掌
    の概ね外側で折り曲げた第5の手の形体と、第4の手の
    形体から第1指と第5指とを掌の上に向けて折り曲げて
    両指を繋ぐ第6の手の形体とを模して作成された画像情
    報を無作為に提示する手段を備えたことを特徴とするジ
    ャンケン遊具。
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