JP2000196603A - Atm伝送路切替装置及び方法 - Google Patents

Atm伝送路切替装置及び方法

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JP2000196603A
JP2000196603A JP10366645A JP36664598A JP2000196603A JP 2000196603 A JP2000196603 A JP 2000196603A JP 10366645 A JP10366645 A JP 10366645A JP 36664598 A JP36664598 A JP 36664598A JP 2000196603 A JP2000196603 A JP 2000196603A
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transmission line
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English (en)
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Masaki Yokohara
正樹 横原
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セル重複が生じないように現用から予備
用伝送路に切り替えを行うことができ、装置を小規模に
構成すること。 【解決手段】 現用及び予備用セル処理手段102,1
04で、現用及び予備セル伝送路101,103から一
定の伝送周期でセルを受信するタイミングを、伝送周期
の変化点間を複数の領域に分割した内のセルを受信した
領域を検出して認識し、このセル受信タイミング情報を
制御バス105を介して制御手段106へ出力し、制御
手段106で、双方のセル受信タイミング情報を比較
し、各セル処理手段102,104が異なる区間で同一
セルを受信していることを認識した場合、現用セル処理
手段102に、切替点となる変化点までセルを伝送路1
01に送信し、以降は廃棄する命令を通知し、予備用セ
ル処理手段104に、切替点の次の変化点まではセルを
廃棄し、その変化点以降からセルを伝送路103に送信
する命令を通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、広帯域ISDN網
における非同期転送モード(ATM:Asynchronous Tra
nsfer Mode)において、セルを単位とする情報列を伝送
する現用伝送路を予備用伝送路に切り替えるATM伝送
路切替装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、伝送路切替装置及び方法として
は、特許公報第2611805号に記載されているもの
がある。
【0003】伝送路の切り替えは、セルを単位とする主
信号と無関係に行うと、現用/予備用伝送路の遅延差を
吸収できずに、切り替え時に瞬断が生じ、セル多重が起
き正常な伝送状態が維持できなくなる。そのセル多重
(セル重複)を解消するため、例えば、上記特許公報に
記載されたものが知られている。
【0004】図4は、従来の上記特許公報における伝送
路切替方式を用いた場合の情報列のフォーマット図であ
る。
【0005】この図4に示すように、従来の方式では、
現用/予備用伝送路の遅延差1041と、主情報の無い
空セルG,F,Eを利用し、セル多重が起きない時点
(切替点)1041で現用伝送路から予備用伝送路への
切り替えを行い、切り替えた出力に存在する空セルは、
後に廃棄するように、現用/予備用伝送路の切り替えを
行っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
装置においては、セル多重が生じないように現用/予備
用伝送路の切り替えを行うために、現用と予備用伝送路
の情報列が所定時間遅延する関係となるようにするため
の遅延回路や、空セルの挿入回路、空セルを判定するた
めの判定回路等が必要となり、回路規模が大きくなると
いう問題がある。
【0007】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、セル重複が生じないように現用から予備用伝送路
に切り替えを行うことができ、装置を小規模に構成する
ことができるATM伝送路切替装置及び方法を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、現用及び予備
用セル処理手段で、現用及び予備セル伝送路から一定の
伝送周期でセルを受信するタイミングを、伝送周期の変
化点間を複数の領域に分割した内のセルを受信した領域
を検出して認識し、このセル受信タイミング情報を制御
手段へ出力し、制御手段で、双方のセル受信タイミング
情報を比較し、各セル処理手段が異なる区間で同一セル
を受信していることを認識した場合、現用セル処理手段
に、切替点となる変化点までセルを現用セル伝送路に送
信し、以降は廃棄する命令を通知し、予備用セル処理手
段に、切替点の次の変化点まではセルを廃棄し、その変
化点以降からセルを予備用セル伝送路に送信する命令を
通知する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の第1の態様は、現用及び
予備セル伝送路から一定の伝送周期でセルを受信するタ
イミングを、前記伝送周期の変化点間を複数の領域に分
割した内のセルを受信した領域を検出して認識し、この
認識されたセル受信タイミング情報を出力する現用及び
予備用セル処理手段と、この現用及び予備用セル処理手
段からのセル受信タイミング情報を比較し、前記現用及
び予備用セル処理手段が異なる区間で同一セルを受信し
ていることを認識した場合、現用セル処理手段に、切替
点となる変化点までセルを現用セル伝送路に送信し、以
降は廃棄する命令を通知し、予備用セル処理手段に、前
記切替点の次の変化点まではセルを廃棄し、前記次の変
化点以降からセルを予備用セル伝送路に送信する命令を
通知する制御手段と、を具備する構成を採る。
【0010】この構成によれば、現用及び予備セル伝送
路をセル重複が生ずることなく切り替えることができ、
装置規模を小さくすることができる。
【0011】本発明の第2の態様は、第1の態様におい
て、現用及び予備用セル処理手段は、現用及び予備セル
伝送路より受信したセルにシーケンス番号を付与し、こ
のシーケンス番号情報を制御手段へ出力する機能を備
え、前記制御手段は、予備用セル処理手段に、切替点の
次の変化点まではセルを廃棄し、前記次の変化点以降か
らセルを予備用セル伝送路に送信する命令を通知した際
に、前記予備用セル伝送路へ前記次の変化点以降から送
信されるセルのシーケンス番号を1減算する補正命令を
通知する機能を具備する構成を採る。
【0012】この構成によれば、セルに付与されるシー
ケンス番号の不連続が生ずることなく現用セル伝送路か
ら予備用セル伝送路に切り替えることができる。
【0013】本発明の第3の態様は、現用及び予備セル
伝送路からセルを一定の伝送周期で受信するタイミング
を、前記伝送周期の変化点間を複数の領域に分割した内
のセル受信領域を検出して認識し、この認識された現用
及び予備用のセル受信タイミング情報を比較することに
より、異なる区間で同一セルが受信されていることが認
識された場合、現用セル伝送路からの受信セルを切替点
となる変化点まで現用セル伝送路へ送信して以降は廃棄
し、予備用セル伝送路からの受信セルを前記切替点の次
の変化点までは廃棄し、その変化点以降から予備用セル
伝送路へ送信するようにした。
【0014】この方法によれば、現用及び予備セル伝送
路をセル重複が生ずることなく切り替えることができ、
装置規模を小さくすることができる。
【0015】本発明の第4の態様は、第3の態様におい
て、現用及び予備セル伝送路より受信したセルにシーケ
ンス番号を付与する際に、前記予備用セル伝送路からの
受信セルを切替点の次の変化点までは廃棄し、その変化
点以降から予備用セル伝送路へ送信する場合、前記予備
用セル伝送路へ前記次の変化点以降から送信されるセル
のシーケンス番号を1減算する補正を行うようにした。
【0016】この方法によれば、セルに付与されるシー
ケンス番号の不連続が生ずることなく現用セル伝送路か
ら予備用セル伝送路に切り替えることができる。
【0017】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照して詳細に説明する。
【0018】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1に係るATM伝送路切替装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【0019】図1に示す実施の形態1のATM伝送路切
替装置は、セル(セルデータ)を伝送する現用セル伝送
路101に接続された現用セル処理手段102と、セル
を伝送する予備用セル伝送路103に接続された予備セ
ル処理手段104と、制御信号を伝送する制御バス10
5によって現用セル処理手段102及び予備用セル処理
手段104に接続された制御手段106とを備えて構成
されている。
【0020】現用セル処理手段102は、一定の伝送周
期で現用セル伝送路101から受信したセルに特定の処
理を行い再び現用セル伝送路101へ送信するものであ
る。
【0021】予備用セル処理手段104は、予備用セル
伝送路103から受信したセルに特定の処理を行い再び
予備用セル伝送路103へ送信するものである。
【0022】制御手段106は、現用セル伝送路101
から予備用セル伝送路103に切り替える命令を、現用
及び予備用セル処理手段102,104へ出力するもの
である。
【0023】このような構成のATM伝送路切替装置の
動作を図2を参照して説明する。図2は、現用及び予備
用セル処理手段102,104のセル受信タイミング及
び切替タイミング例図である。
【0024】この図2において、区間1は、一定のセル
伝送周期を示す。現用及び予備用セル処理手段102,
104は、○印で示すセルを受信するタイミングを、セ
ル伝送周期1を3領域に分割して認識する。具体的に
は、セル伝送周期の変化点の前後の領域2b,4bと、
この領域2b,4bの間の領域3bに分けて認識する。
【0025】現用セル処理手段102が正常動作を行っ
ている場合、予備用セル処理手段104は、受信したセ
ルを廃棄している。
【0026】制御手段106は、現用及び予備用セル処
理手段102,104に、セル伝送周期と同じ周波数に
同期した区間番号(例えば1a,2a,3a)を与え
る。区間番号は、連番又は交番といった隣接する区間が
同じにならないようにする。
【0027】何らかの要因により、現用セル処理手段1
02から予備用セル処理手段104に切り替える場合、
制御手段106は、現用及び予備用セル処理手段10
2,104にセル受信タイミング情報を要求する。
【0028】この時、現用セル処理手段102は現用セ
ル伝送路101から、予備用セル処理手段104は予備
用セル伝送路103から同一のセルを受信する。
【0029】そして、現用セル処理手段102は、受信
タイミング情報を制御バス105を介して制御手段10
6へ送信し、また、受信後に処理したセルを再び現用セ
ル伝送路101へ送信する。
【0030】予備用セル処理手段104は、受信タイミ
ング情報を制御バス105を介して制御手段106へ送
信し、また、受信したセルを廃棄する。
【0031】図2の(a)及び(b)に示すように、セ
ル伝送周期が同じでも、伝送路遅延、レシーバICの固
体差などにより、セル伝送周期の変化点A,B,C,D
がずれ、これによってセルを受信するタイミングがずれ
る場合がある。
【0032】このようなずれによって、現用セル処理手
段102が、領域4bでセルを受信し、予備用セル処理
手段104が、領域2bで現用セル処理手段102で受
信されたセルと同じセルを受信した場合に、そのままC
点で現用及び予備用セル伝送路101,103を切り替
えるとする。
【0033】この場合、現用及び予備用セル処理手段1
02,104のセル受信タイミングが異なっているの
で、現用セル処理手段102が区間3aの領域4bで受
信したセルを現用セル伝送路101へ送信した後に、C
点で現用から予備用への切り替えが行われ、この後に、
予備用セル処理手段104がC点の後の領域2bで同一
のセルを受信し、(c)に示すように、予備用セル伝送
路103へ送信するので、C点の前後で同一セルが現用
及び予備用セル伝送路101,103へ送信されるセル
重複が生じ、正常な伝送路切り替えができなくなる。
【0034】そこで、現用セル処理手段102が、区間
2aの領域4bでセルを受信したことを制御手段106
に通知し、予備用セル処理手段104が、区間3aの領
域2bでセルを受信したことを制御手段106に通知
し、これによって制御手段106は、その受信タイミン
グ情報から同一のセルが現用と予備用とで異なるタイミ
ングで受信されていることを認識する。
【0035】その後、制御手段106は、現用セル処理
手段102から区間3aの領域4bのセルを受信したこ
とが通知されても、予備用セル処理手段104からの区
間3aの領域2bでセルを受信したという情報と比較し
て、同じ区間3aで受信したセルでも、これらのセルが
同一でないことを認識する。
【0036】このように、制御手段106は、双方の受
信タイミング情報を比較することにより、受信タイミン
グがずれていることを認識した場合、(d)に示すよう
に、現用セル処理手段102には、切替点となるC点ま
でセルを現用セル伝送路101に送信し、以降は廃棄す
る命令を出す。予備用セル処理手段104には、C点の
次のD点までは廃棄し、D点以降からセルを予備用セル
伝送路103に送信する命令を出す。
【0037】このように、実施の形態1のATM伝送路
切替装置によれば、現用及び予備用セル処理手段10
2,104で、現用及び予備セル伝送路101,103
から一定の伝送周期でセルを受信するタイミングを、伝
送周期の変化点間を複数の領域に分割した内のセルを受
信した領域を検出して認識し、このセル受信タイミング
情報を制御バス105を介して制御手段106へ出力
し、制御手段106で、双方のセル受信タイミング情報
を比較し、各セル処理手段102,104が異なる区間
で同一セルを受信していることを認識した場合、現用セ
ル処理手段102に、切替点となる変化点までセルを伝
送路101に送信し、以降は廃棄する命令を通知し、予
備用セル処理手段104に、切替点の次の変化点までは
セルを廃棄し、その変化点以降からセルを伝送路103
に送信する命令を通知するように構成した。
【0038】これによって、現用及び予備セル伝送路1
01,103をセル重複が生ずることなく切り替えるこ
とができる。
【0039】また、従来は、セル多重が生じないように
現用/予備用伝送路の切り替えを行うために、現用と予
備用伝送路の情報列が所定時間遅延する関係となるよう
にするための遅延回路や、空セルの挿入回路、空セルを
判定するための判定回路等が必要となり、装置規模が大
きくなっていたが、実施の形態1では、それらの回路は
不要なので、装置規模を小さくすることができる。
【0040】(実施の形態2)図3は、本発明の実施の
形態2に係るATM伝送路切替装置における現用及び予
備用セル処理手段のセル受信タイミング及び切替タイミ
ング例図である。
【0041】また、この実施の形態2のATM伝送路切
替装置の基本構成は、実施の形態1と同じなので、構成
については図1を参照して説明する。
【0042】実施の形態2においては、現用セル処理手
段102は、一定の伝送周期で現用セル伝送路101か
ら受信したセルにシーケンス番号を付与し、再び現用セ
ル伝送路101へ送信するようになっている。
【0043】予備用セル処理手段104は、一定の伝送
周期で予備用セル伝送路103から受信したセルにシー
ケンス番号を付与し、再び予備用セル伝送路103へ送
信するようになっている。
【0044】制御手段106は、現用セル伝送路101
から予備用セル伝送路103に切り替える命令を、現用
セル処理手段102及び予備用セル処理手段104へ通
知し、必要なときはシーケンス番号を補正する命令を通
知するようになっている。
【0045】但し、現用及び予備用セル処理手段10
2,104が実行するシーケンス番号付与の周期と、セ
ル伝送周期は同一であるとする。
【0046】また、現用及び予備用セル処理手段10
2,104には、実装スロット位置によるセル伝送遅延
差、制御手段106からのクロック信号伝播遅延差が存
在する。
【0047】また、現用及び予備用セル処理手段10
2,104には、セル遅延揺らぎがあるので、1セル伝
送周期にセルを1つも受信しない場合や、セルを2つ受
信する場合がある。この場合、特に制御をせずにシーケ
ンス番号を付与すると、シーケンス番号付与周期にセル
を1つも受信しなかった場合はシーケンス番号の抜け、
セルを2つ受信した場合はシーケンス番号の重複が生じ
る。
【0048】これを補正するために、前のシーケンス番
号付与周期で付与したシーケンス番号を記憶し、次に受
信したセルに対しては必ず1加えた値を付与するように
する。これによって、1つもセルを受信しなかった場合
や2つ受信した場合でも補正された値が付与される。
【0049】このような構成のATM伝送路切替装置の
動作を図3を参照して説明する。
【0050】現用セル処理手段102が正常動作を行っ
ている場合、予備用セル処理手段104は受信したセル
を廃棄している。
【0051】何らかの要因により、現用セル処理手段1
02から予備用セル処理手段104に切り替える場合、
制御手段106は、現用セル処理手段102及び、予備
用セル処理手段104にセル受信タイミング情報を要求
する。
【0052】この時、図3の(a)及び(b)に示すよ
うに、現用セル処理手段102は現用セル伝送路101
から、予備用セル処理手段104は予備用セル伝送路1
03から同一のセルを受信する。
【0053】現用セル処理手段102は、受信タイミン
グ情報及びシーケンス番号情報を制御バス105を介し
て制御手段106へ送信し、また、処理したセルを再び
現用セル伝送路101へ送信する。
【0054】予備用セル処理手段104は、受信タイミ
ング情報を制御バス105を介して制御手段106へ送
信し、また、受信したセルを廃棄する。
【0055】既に実施の形態1で説明したように、セル
伝送周期が同じでも、伝送路遅延、レシーバICの固体
差などにより、セル伝送周期の変化点A,B,C,Dが
ずれ、これによってセルを受信するタイミングがずれる
場合がある。
【0056】このようなずれによって、現用セル処理手
段102が、領域4bでセルを受信し、予備用セル処理
手段104が、領域2bで現用セル処理手段102で受
信されたセルと同じセルを受信した場合に、そのままC
点で現用及び予備用セル伝送路101,103を切り替
えるとする。
【0057】この場合、現用及び予備用セル処理手段1
02,104のセル受信タイミングが異なっているの
で、現用セル処理手段102が領域4bで受信したセル
を現用セル伝送路101へ送信した後に、C点で現用か
ら予備用への切り替えが行われ、この後に、予備用セル
処理手段104がC点の後の領域2bで同一のセルを受
信し、(c)に示すように、予備用セル伝送路103へ
送信するので、C点の前後で同一セルが現用及び予備用
セル伝送路101,103へ送信されるセル重複が生
じ、正常な伝送路切り替えができなくなる。
【0058】このようなことがないように、現用セル処
理手段102は、シーケンス番号n−1のセルを領域4
bで受信したことを制御手段106に通知し、予備用セ
ル処理手段104は、シーケンス番号nのセルを領域2
bで受信したことを制御手段106に通知する。
【0059】受信タイミング情報及びシーケンス番号を
情報を受けた制御手段106は、双方の情報を比較し、
先のセルが同一のものであると判断する。現用セル処理
手段102からのシーケンス番号nのセルを領域4bで
受信したという情報と、予備用セル処理手段104から
のシーケンス番号nのセルを領域2bで受信したという
情報からは、同一のセルでないと判断する。
【0060】制御手段106は、先の現用セル処理手段
102と予備用セル処理手段104の情報から判断し
て、予備用セル処理手段104のシーケンス番号を1減
らす補正をかける命令を、予備用セル処理手段104に
送信する。
【0061】なぜなら、シーケンス番号を補正すること
なく、現用セル処理手段102は、C点までセルを現用
セル伝送路101に送信し、以降は廃棄し、予備用セル
処理手段104は、D点までは廃棄し、D点からセルを
予備用セル伝送路103に送信する。
【0062】このように、伝送路を切り替えると、セル
重複が生じることは無いが、図3の(c)に示すセル伝
送路への出力のようにシーケンス番号が不連続になるか
らである。
【0063】シーケンス番号補正の命令を受信した予備
用セル処理手段104は、以降、補正したシーケンス番
号と受信セルタイミング情報を制御手段106に通知す
る。
【0064】(d)及び(e)に示すように、制御手段
106は、シーケンス番号を補正したことを確認した
後、現用セル処理手段102には、切替点Xまでセルを
現用セル伝送路101に送信し、以降は廃棄することを
通知し、予備用セル処理手段104には、切替点Xまで
は廃棄し、切替点Xの次の周期からセルを予備用セル伝
送路103に送信し、切替点Xで切り替える命令を通知
する。
【0065】このように、実施の形態2のATM伝送路
切替装置によれば、現用及び予備用セル処理手段10
2,104が、現用及び予備用セル伝送路101,10
3より受信したセルにシーケンス番号を付与し、このシ
ーケンス番号情報を制御手段106へ出力する機能を備
え、制御手段106が、予備用セル処理手段104に、
切替点の次の変化点まではセルを廃棄し、次の変化点以
降からセルを予備用セル伝送路に送信する命令を通知し
た際に、予備用セル伝送路103へ次の変化点以降から
送信されるセルのシーケンス番号を1減算する補正命令
を通知するように構成した。
【0066】これによって、セルに付与されるシーケン
ス番号の不連続が生ずることなく現用セル伝送路101
から予備用セル伝送路103に切り替えることができ
る。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
セル重複が生じないように現用から予備用伝送路に切り
替えを行うことができ、装置を小規模に構成することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るATM伝送路切替
装置の構成を示すブロック図
【図2】実施の形態1に係るATM伝送路切替装置の現
用及び予備用セル処理手段のセル受信タイミング及び切
替タイミング例図
【図3】本発明の実施の形態2に係るATM伝送路切替
装置における現用及び予備用セル処理手段のセル受信タ
イミング及び切替タイミング例図
【図4】従来の伝送路切替方式を用いた場合の情報列の
フォーマット図
【符号の説明】
101 現用セル伝送路 102 現用セル処理手段 103 予備用セル伝送路 104 予備用セル処理手段 105 制御バス 106 制御手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現用及び予備セル伝送路から一定の伝送
    周期でセルを受信するタイミングを、前記伝送周期の変
    化点間を複数の領域に分割した内のセルを受信した領域
    を検出して認識し、この認識されたセル受信タイミング
    情報を出力する現用及び予備用セル処理手段と、この現
    用及び予備用セル処理手段からのセル受信タイミング情
    報を比較し、前記現用及び予備用セル処理手段が異なる
    区間で同一セルを受信していることを認識した場合、現
    用セル処理手段に、切替点となる変化点までセルを現用
    セル伝送路に送信し、以降は廃棄する命令を通知し、予
    備用セル処理手段に、前記切替点の次の変化点まではセ
    ルを廃棄し、前記次の変化点以降からセルを予備用セル
    伝送路に送信する命令を通知する制御手段と、を具備す
    ることを特徴とするATM伝送路切替装置。
  2. 【請求項2】 現用及び予備用セル処理手段は、現用及
    び予備セル伝送路より受信したセルにシーケンス番号を
    付与し、このシーケンス番号情報を制御手段へ出力する
    機能を備え、前記制御手段は、予備用セル処理手段に、
    切替点の次の変化点まではセルを廃棄し、前記次の変化
    点以降からセルを予備用セル伝送路に送信する命令を通
    知した際に、前記予備用セル伝送路へ前記次の変化点以
    降から送信されるセルのシーケンス番号を1減算する補
    正命令を通知する機能を具備することを特徴とする請求
    項1記載のATM伝送路切替装置。
  3. 【請求項3】 現用及び予備セル伝送路からセルを一定
    の伝送周期で受信するタイミングを、前記伝送周期の変
    化点間を複数の領域に分割した内のセル受信領域を検出
    して認識し、この認識された現用及び予備用のセル受信
    タイミング情報を比較することにより、異なる区間で同
    一セルが受信されていることが認識された場合、現用セ
    ル伝送路からの受信セルを切替点となる変化点まで現用
    セル伝送路へ送信して以降は廃棄し、予備用セル伝送路
    からの受信セルを前記切替点の次の変化点までは廃棄
    し、その変化点以降から予備用セル伝送路へ送信するこ
    とを特徴とするATM伝送路切替方法。
  4. 【請求項4】 現用及び予備セル伝送路より受信したセ
    ルにシーケンス番号を付与する際に、前記予備用セル伝
    送路からの受信セルを切替点の次の変化点までは廃棄
    し、その変化点以降から予備用セル伝送路へ送信する場
    合、前記予備用セル伝送路へ前記次の変化点以降から送
    信されるセルのシーケンス番号を1減算する補正を行う
    ことを特徴とする請求項3記載のATM伝送路切替方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006253986A (ja) * 2005-03-10 2006-09-21 Fujitsu Ltd 非同期データのタイムスタンプ生成機能を有する無線装置
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