JP2000196221A - プリント基板回転駆動装置 - Google Patents

プリント基板回転駆動装置

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JP2000196221A
JP2000196221A JP10367162A JP36716298A JP2000196221A JP 2000196221 A JP2000196221 A JP 2000196221A JP 10367162 A JP10367162 A JP 10367162A JP 36716298 A JP36716298 A JP 36716298A JP 2000196221 A JP2000196221 A JP 2000196221A
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JP
Japan
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printed circuit
circuit board
board
fixed
rotation
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Withdrawn
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JP10367162A
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English (en)
Inventor
茂夫 ▼吉▲田
Shigeo Yoshida
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Original Assignee
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子部品の実装密度は低下することなく、高
さの低いプリント基板製造装置を構成するに使用される
プリント基板回転駆動装置を提供する。 【解決手段】 プリント基板1を把持して反転させるプ
リント基板回転駆動装置において、共働してプリント基
板1の対角部を把持回動する固定側基板回転軸61およ
び移動側基板回転軸62を具備するプリント基板回転駆
動装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プリント基板回
転駆動装置に関し、特に、プリント基板を把持してこれ
を反転させるプリント基板回転駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プリント基板回転駆動装置は、プリント
基板を製造するに際して使用されると共に、プリント基
板に電子部品を実装する場合にも使用される。即ち、プ
リント基板の製造およびプリント基板に対する電子部品
の実装に際して、様々な理由によりプリント基板の面を
上側に或いは下側に反転保持する必要が生ずる 図4を参照してプリント基板回転駆動装置の従来例を説
明するに、プリント基板回転駆動装置の従来例は、断面
コ字状の長尺の基板把持部材2を左右に1対具備し、こ
れら両基板把持部材2はその中間部に基板回転軸6を有
する構成のものである。これら両基板把持部材2の間に
プリント基板1を挿入し、両基板把持部材2を左右方向
に駆動してプリント基板の両側部を挟持してから基板回
転軸6を操作し、プリント基板1の面を上側に或いは下
側に反転保持する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のプリント基板回
転駆動装置は、プリント基板1の左右両側部を断面コ字
状の基板把持部材2により保持して中間部に取り付けら
れた基板回転軸6を操作し、プリント基板1の面を上側
に或いは下側に反転保持するものであり、プリント基板
1の左右両側部はその全長に亘って長尺の両基板把持部
材2の深さ分だけ隠されてプリント基板1として使用さ
れないデッドスペースとなり、電子部品の実装密度は低
下するに到る。
【0004】そして、基板回転軸6は基板把持部材2の
中間部に取り付けられており、プリント基板1の反転に
必要とされる回転半径は、プリント基板1の保持される
側の長さの1/2となるので、プリント基板1の製造お
よびプリント基板1に電子部品を実装する際に使用され
る製造装置の高さは、少なくとも、このプリント基板1
の保持される側の長さの1/2は必要とされる訳であ
る。長尺のプリント基板1を長辺側を保持して反転させ
ることを想定し、これに対応してプリント基板製造装置
を設計すると、高さ方向に大きなプリント基板製造装置
が構成されることになる。
【0005】この発明は、上述の問題を解消したプリン
ト基板回転駆動装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1:プリント基板
1を把持して反転させるプリント基板回転駆動装置にお
いて、共働してプリント基板1の対角部を把持回動する
固定側基板回転軸61および移動側基板回転軸62を具
備するプリント基板回転駆動装置を構成した。そして、
請求項2:請求項1に記載されるプリント基板回転駆動
装置において固定側基板回転軸61および移動側基板回
転軸62は双方共に、プリント基板1の対角部を把持す
る基板把持部材2と、基板把持部材2に回転力を供給す
る回転駆動部材3と、基板把持部材2と回転駆動部材3
との間に介在して回転駆動部材3の回転軸31に垂直な
2軸に関して基板把持部材2を回転せしめるユニバーサ
ルジョイント4より成るものであるプリント基板回転駆
動装置を構成した。
【0007】また、請求項3:請求項1および請求項2
の内の何れかに記載されるプリント基板回転駆動装置に
おいて、固定側基板回転軸61を基台7に取り付けアン
グル5を介して取り付け固定すると共に移動側基板回転
軸62を基台7に取り付け固定されるX−Yスライダ8
に取り付けアングル5を介して取り付け固定したプリン
ト基板回転駆動装置を構成した。
【0008】更に、請求項4:請求項3に記載されるプ
リント基板回転駆動装置において、X−Yスライダ8は
X方向に互に平行に延伸する2本のX方向スライダ81
と2本のX方向スライダ81の双方に摺動結合部材90
を介して直交して摺動位置決め固定される1本のY方向
スライダ82より成り、摺動結合部材90はY方向スラ
イダ82をX方向スライダ81に直交してX方向の摺動
を許容すると共に摺動結合部材90自体の上をY方向に
摺動を許容する構成を有するものであるプリント基板回
転駆動装置を構成した。
【0009】また、請求項5:請求項4に記載されるプ
リント基板回転駆動装置において、移動側基板回転軸6
2はその中心軸をY方向スライダ82の延伸方向と45
゜の角度をなして固定されているプリント基板回転駆動
装置を構成した。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図1ない
し図3の実施例を参照して説明する。図において、この
発明のプリント基板回転駆動装置の実施例は、プリント
基板1の対角部を把持する基板把持部材2を具備し、基
板把持部材2に回転力を供給する回転駆動部材3を具備
している。そして、基板把持部材2と回転駆動部材3と
の間に介在してモータより成る回転駆動部材3のシャフ
ト31に垂直な2軸に関して基板把持部材2を回転せし
めるユニバーサルジョイント4を具備する。回転駆動部
材3は取り付けアングル5を介して後で説明されるX−
Yスライダ8に取り付け固定される。これら基板把持部
材2、回転駆動部材3、ユニバーサルジョイント4、お
よび取り付けアングル5を基板回転軸6と総称する。
【0011】基板把持部材2は頂点部21が90゜で空
洞22を形成して開口する円錐形に構成され、更に、空
洞22には円錐中心軸に平行で互いに対向して延伸する
2枚の平行板23が形成され、これら平行板間を把持部
24としている。頂点部21の外部には円錐中心軸に平
行で互いに対向して延伸する1対の軸受け25が形成さ
れている。
【0012】ユニバーサルジョイント4は回転駆動部材
3のシャフト31に結合固定して回転駆動される基部4
1と、上下方向軸411に軸支される揺動部42より成
る。そして、基板把持部材2は揺動部42の左右方向軸
421に軸受け25を軸支させて揺動部42に取り付け
られている。図3を参照するに、この発明のプリント基
板回転駆動装置の実施例は上述した基板把持部材2、回
転駆動部材3、ユニバーサルジョイント4、取り付けア
ングル5より成る基板回転軸6の内の一方を基台7に取
り付けアングル5を介して取り付け固定することにより
固定側基板回転軸61としている。そして、基板回転軸
6の内の他方を基台7に取り付け固定されるX−Yスラ
イダ8に取り付けアングル5を介して取り付け固定する
ことにより移動側基板回転軸62としている。X−Yス
ライダ8はX方向に互に平行に延伸する2本のX方向ス
ライダ81と、2本のX方向スライダ81の双方に摺動
結合部材90を介して直交して摺動位置決め固定される
1本のY方向スライダ82より成る。ここで、摺動結合
部材90は、Y方向スライダ82をX方向スライダ81
に直交してX方向の摺動を許容すると共に、摺動結合部
材90自体の上をY方向に摺動を許容する構成を有して
いる。Y方向スライダ82には基板回転軸固着部821
を形成し、移動側基板回転軸62をその中心軸をY方向
スライダ82の延伸方向と45゜をなして固着してい
る。ここで、移動側基板回転軸62の中心軸は先の固定
側基板回転軸61の中心軸と共軸にしてY方向スライダ
82の基板回転軸固着部821に取り付け固定される。
固定側基板回転軸61の中心軸と移動側基板回転軸62
の中心軸を共軸にするには、固定側基板回転軸61およ
び移動側基板回転軸62の取り付けアングル5の高さを
相互に調整設定することによりこれを実現することがで
きる。
【0013】以上のプリント基板回転駆動装置にプリン
ト基板1を装着するには、Y方向スライダ82をX軸の
正方向に変位して固定側基板回転軸61から離隔した状
態において、プリント基板1の一方の角部を固定側基板
回転軸61の基板把持部材2の把持部24に挿入係合さ
せ、次いで、Y方向スライダ82をX軸の負方向に変位
してプリント基板1の近傍に移動し、Y方向スライダ8
2をY軸方向に変位して移動側基板回転軸62の基板把
持部材2の把持部24をプリント基板1の他方の角部に
位置決めし、これに把持部24を挿入係合せしめる。こ
の状態で、回転駆動部材3であるモータを起動すると、
固定側基板回転軸61の中心軸と移動側基板回転軸62
の中心軸の共軸を軸として、シャフト31およびユニバ
ーサルジョイント4を介して基板把持部材2を回転させ
ることができ、これにより両把持部24間に把持される
プリント基板1を反転させる。
【0014】
【発明の効果】以上の通りであって、プリント基板1
は、固定側基板回転軸61の中心軸と移動側基板回転軸
62の中心軸の共軸を軸として回転する場合、プリント
基板1の把持部24に係合把持されていない角部から共
軸に下ろした垂線の長さを半径として回転することにな
る。プリント基板1が正方形であるものとすると、この
発明のプリント基板回転駆動装置のプリント基板1の回
転半径は1であるのに対して、従来例は0. 7程度であ
って両者に格別の差異がある訳ではない。しかし、プリ
ント基板1が長辺の長さと短辺の長さの間に開きがある
長方形の場合、長辺の長さの1/2を回転半径とする従
来例と係合把持されていない角部から共軸に下ろした垂
線の長さを回転半径とする実施例とを比較すると、開き
が大きくなるにつれて実施例の回転半径は従来例の回転
半径と比較して小さくなり、従って、高さの低いプリン
ト基板製造装置を構成するに好都合である。
【0015】そして、プリント基板1のデッドスペース
はプリント基板製造装置の把持部24に係合把持される
対向角部の極く一部であり、電子部品の実装密度の高い
プリント基板製造を実施することができる。また、固定
側基板回転軸61を基台7に取り付けアングル5を介し
て取り付け固定すると共に移動側基板回転軸62を基台
7に取り付け固定されるX−Yスライダ8に取り付けア
ングル5を介して取り付け固定することにより、多種類
の寸法のプリント基板に精度高く対応し、取り扱うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を説明する図。
【図2】図1の一部の断面を示す図。
【図3】実施例を上から視た図。
【図4】従来例を説明する図。
【符号の説明】
1 プリント基板 11 デッドスペース 2 基板把持部材 21 頂点部 2 空洞 23 平行板 24 把持部 25 軸受け 3 回転駆動部材 31 シャフト 4 ユニバーサルジョイント 41 基部 411 上下方向軸 42 揺動部 421 左右方向軸 5 取り付けアングル 6 基板回転軸 61 固定側基板回転軸 62 移動側基板回転軸 7 基台 8 X−Yスライダ 81 X方向スライダ 82 Y方向スライダ 821 基板回転軸固着部 90 摺動結合部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板を把持して反転させるプリ
    ント基板回転駆動装置において、 共働してプリント基板の対角部を把持回動する固定側基
    板回転軸および移動側基板回転軸を具備することを特徴
    とするプリント基板回転駆動装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載されるプリント基板回転
    駆動装置において、 固定側基板回転軸および移動側基板回転軸は双方共に、
    プリント基板の対角部を把持する基板把持部材と、基板
    把持部材に回転力を供給する回転駆動部材と、基板把持
    部材と回転駆動部材との間に介在して回転駆動部材の回
    転軸に垂直な2軸に関して基板把持部材を回転せしめる
    ユニバーサルジョイントより成るものであることを特徴
    とするプリント基板回転駆動装置。
  3. 【請求項3】 請求項1および請求項2の内の何れかに
    記載されるプリント基板回転駆動装置において、 固定側基板回転軸を基台に取り付けアングルを介して取
    り付け固定すると共に移動側基板回転軸を基台に取り付
    け固定されるX−Yスライダに取り付けアングルを介し
    て取り付け固定したことを特徴とするプリント基板回転
    駆動装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載されるプリント基板回転
    駆動装置において、 X−YスライダはX方向に互に平行に延伸する2本のX
    方向スライダと2本のX方向スライダの双方に摺動結合
    部材を介して直交して摺動位置決め固定される1本のY
    方向スライダより成り、摺動結合部材はY方向スライダ
    をX方向スライダに直交してX方向の摺動を許容すると
    共に摺動結合部材自体の上をY方向に摺動を許容する構
    成を有するものであることを特徴とするプリント基板回
    転駆動装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載されるプリント基板回転
    駆動装置において、 移動側基板回転軸はその中心軸をY方向スライダの延伸
    方向と45゜の角度をなして固定されていることを特徴
    とするプリント基板回転駆動装置。
JP10367162A 1998-12-24 1998-12-24 プリント基板回転駆動装置 Withdrawn JP2000196221A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010264715A (ja) * 2009-05-18 2010-11-25 Konica Minolta Holdings Inc ヘッドユニット組立装置及びヘッドユニット組立方法
KR102101590B1 (ko) * 2020-02-10 2020-04-17 (주)선명하이테크 인쇄회로기판 도금장치

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A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060307