JP2000195296A - メモリ試験装置 - Google Patents

メモリ試験装置

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JP2000195296A
JP2000195296A JP10372152A JP37215298A JP2000195296A JP 2000195296 A JP2000195296 A JP 2000195296A JP 10372152 A JP10372152 A JP 10372152A JP 37215298 A JP37215298 A JP 37215298A JP 2000195296 A JP2000195296 A JP 2000195296A
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Takahiro Yasui
孝裕 安井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被試験メモリの大容量化に備えて不良解析メ
モリの読み出しに要する時間を短縮する。 【解決手段】 不良解析メモリの全アドレス領域をN個
の記憶容量に分割し、このN個の分割数に対応するブロ
ックアドレスを持つ不良ブロックメモリ130を設け
る。試験中にフェイルが発生するごとに、フェイルが発
生したアドレスが属する不良ブロックメモリのブロック
にフェイルデータを書き込む。読出時はこの不良ブロッ
クメモリを読み出し、フェイルが記憶されているブロッ
クに対応した不良解析メモリの記憶領域だけを読み出
す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は例えば半導体集積
回路素子で構成されるメモリを試験するメモリ試験装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】図4にIC試験装置全体の概略の構成を
示す。図中TESはIC試験装置の全体を示す。IC試
験装置TESは、例えばワークステーション等と呼ばれ
ている程度の規模のコンピュータによって構成される主
制御器111と、パターン発生器112,タイミング発
生器113,波形フォーマッタ114,論理比較器11
5,ドライバ116,アナログ比較器117,不良解析
メモリ118,フェイルデータ変換器119,論理振幅
基準電圧源121,比較基準電圧源122,ディバイス
電源123等により構成される。
【0003】主制御器111は利用者が作成した試験プ
ログラムに従って主にパターン発生器112とタイミン
グ発生器113を制御し、パターン発生器112から試
験パターンデータを発生させ、この試験パターンデータ
を波形フォーマッタ114で実波形を持つ試験パターン
信号に変換し、この試験パターン信号を論理振幅基準電
圧源121に設定した振幅値を持った波形に電圧増幅す
るドライバ116を通じて被試験メモリ120に印加し
記憶させる。
【0004】被試験メモリ120から読み出した応答信
号はアナログ比較器117で比較基準電圧源122から
与えられる基準電圧と比較し、所定の論理レベル(H論
理の電圧、L論理の電圧)を持っているか否かを判定
し、所定の論理レベルを持っていると判定した信号は論
理比較器115でパターン発生器112から出力される
期待値と比較し、期待値と不一致が発生した場合は、そ
の読み出したアドレスのメモリセルに不良があるものと
判定し、不良発生ごとに不良解析メモリ118に不良ア
ドレスを記憶し、試験終了時点で不良解析メモリ118
からフェイルデータを読み出し、このフェイルデータを
フェイルデータ変換器119において圧縮変換して主制
御器111に転送する。
【0005】フェイルデータ変換器119で行われるデ
ータの圧縮変換は、例えば図5に示すように行われる。
図5Aは不良解析メモリ118から読み出されるフェイ
ルデータを示す。このフェイルデータは被試験メモリ1
20の各アドレスごとに良を表す「0」と不良を表す
「1」とが記憶され、「0」と「1」の直列データとし
て読み出される。フェイルデータ変換器119は「0」
と「1」の連続数Jを計数し、フェイルデータの種類と
連続数Jとをペアにして送り出す。なお、連続数JはJ
−1に処理されて送り出される。
【0006】このように圧縮変換することにより、フェ
イルデータは一般に良を表す「0」が連続する状態が多
いため、主制御器111に転送されるデータ量を大幅に
圧縮することができ、転送に要する時間を短くできる利
点が得られる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来は上述したように
不良解析メモリ118から読み出したフェイルデータを
フェイルデータ変換器119で圧縮変換して主制御器1
11に転送しているが、今後の傾向として製造されるメ
モリの容量は益々大容量化されていくことは明らかであ
る。
【0008】このため、図5に示した圧縮変換だけでは
データの転送時間を短縮できない不都合が生じる状況に
ある。つまり、被試験メモリ120の記憶容量の肥大化
に伴って不良解析メモリ118にも同等の記憶容量を持
たせなくてはならないため、大容量化された不良解析メ
モリ118からフェイルデータを読み出すだけでもかな
りの時間を費やすことになる。
【0009】この発明の目的は大容量化された不良解析
メモリからでも短時間にフェイルデータを読み出すこと
ができる構成を付加したメモリ試験装置を提案するもの
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明ではメモリ試験
装置において、不良解析メモリの記憶領域をN個の記憶
領域に分割し、分割した記憶領域の数に対応した数のブ
ロックアドレスを有し、不良発生ごとに不良解析メモリ
に書き込まれる不良発生アドレスが属するブロックアド
レスに不良を表す不良ブロックデータを記憶する不良ブ
ロックメモリを設けた構成としたことを特徴とするもの
である。
【0011】この不良ブロックメモリを設けたことによ
り、試験終了後に不良ブロックメモリを読み出し、この
不良ブロックメモリから不良ブロックデータが読み出さ
れたブロックに対応した不良解析メモリの記憶領域だけ
を読み出せばよい。従って、不良解析メモリの全ての記
憶領域を読み出す必要がなくなるため、不良解析メモリ
を読み出すことに要する時間を短縮することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1にこの発明によるメモリ試験
装置の要部の概要を示す。この発明では不良解析メモリ
118に対して不良ブロックメモリ130を並設する。
この不良ブロックメモリ130は不良解析メモリ118
の記憶領域をN個の記憶領域に分割し、その分割数に対
応した数のブロックアドレスを具備し、不良解析メモリ
118にフェイルデータが書き込まれる際に、このフェ
イルが発生したアドレスが属するブロックに不良ブロッ
クデータを書き込む。
【0013】つまり、試験中はパターン発生器112よ
り出力されるアドレス信号がアドレスフォーマッタ13
2と133を通じて不良解析メモリ118と不良ブロッ
クメモリ130に入力される。不良解析メモリ118は
パターン発生器から与えられるアドレス信号がそのまま
入力されるが、不良ブロックメモリ130には例えば上
位ビット側のアドレスのみがブロックアドレスとして与
えられる。
【0014】論理比較器115からフェイルが発生する
と、不良解析メモリ118にはその不良発生アドレスに
フェイルを示す「1」が書き込まれる。また不良ブロッ
クメモリ130にも「1」論理のフェイル信号が入力さ
れ、その時点でアクセスされているブロックアドレスに
フェイルを示す「1」論理が書き込まれる。同一のブロ
ック内に複数回にわたってフェイルが発生しても、不良
ブロックメモリ130の各ブロックアドレスには「1」
論理が重ね書きされる。
【0015】図2に不良ブロックメモリ130と不良解
析メモリ118の内部構成を示す。図2Aは不良ブロッ
クメモリ130の内部構成を、図2Bは不良解析メモリ
118の内部構成を示す。図2に示す例では不良解析メ
モリ118の全記憶領域をA1,A2…ANのN個のア
ドレス領域に分割した場合を示す。各アドレス領域A
1,A2,A3…ANは、例えば32kビット、或いは
64kビットのように所定の記憶容量を有する。
【0016】不良ブロックメモリ130はN個のブロッ
クアドレスB1,B2…BNを有し、このブロックアド
レスB1,B2…BNは1ビットの記憶容量を持てばよ
い。不良解析メモリ118にフェイルデータが書き込ま
れると、そのフェイルデータが書き込まれたアドレス領
域A1〜ANに属する不良ブロックメモリ130のブロ
ックアドレスに「1」が書き込まれる。図2Bに示す斜
線を施したアドレス領域、例えばA4には少なくとも1
つのアドレスに「1」論理が書き込まれていることを表
している。これと共に、不良ブロックメモリ130に
は、このアドレス領域A4に対応するブロックB4のア
ドレスに「1」論理が書き込まれる。
【0017】試験が終了すると、マルチプレクサ134
と135が入力端子B側に切り替えられ、これによりア
ドレス発生器131で発生するアドレス信号が不良解析
メモリ118と不良ブロックメモリ130に入力され
る。アドレス発生器131はブロックアドレス発生器1
31Aと、このブロックアドレス発生器131Aから発
生するブロックアドレスの下位側に付加されて、不良解
析メモリ118をアクセスする下位アドレス発生器13
1Bと、アドレスフォーマッタ131Cとによって構成
される。
【0018】アドレスフォーマッタ131Cはブロック
アドレス発生器131Aが出力するブロックアドレスの
下位側に下位アドレス発生器131Bが出力する下位ア
ドレスを付加することを実行し、そのアドレス信号をマ
ルチプレクサ134を通じて不良解析メモリ118に入
力する。不良ブロックメモリ130はブロックアドレス
発生器131Aが出力するブロックアドレスに従って図
2に示したブロックB1,B2,B3…を順にアクセス
して各ブロックB1,B2,B3…に書き込まれたフェ
イルデータを読み出す。
【0019】不良ブロックメモリ130から「1」論理
が読み出されると、この「1」論理信号がブロックアド
レス発生器131Aと下位アドレス発生器131Bに与
えられる。ブロックアドレス発生器131Aはアドレス
の更新動作を中断し、その不良ブロックアドレスを出力
し続ける。これと共に、下位アドレス発生器131Bは
下位アドレスの先頭から出力を開始する。この下位アド
レスはアドレスフォーマッタ131Cでブロックアドレ
ス発生器131Aから出力されている不良ブロックアド
レスの下位側に付加され、マルチプレクサ134を通じ
て不良解析メモリ118に与えられ、フェイルを含むア
ドレス領域を読み出す。
【0020】不良解析メモリ118から読み出されたフ
ェイルデータは、フェイルデータ変換器119で従来と
同様に圧縮変換されて主制御器111に転送される。こ
の転送動作は圧縮変換されたデータが一旦バッファメモ
リに取り込まれ、不良解析メモリ118に記憶したフェ
イルデータが全て読み出されて圧縮変換が完了した時点
で実行される。
【0021】図3は図1に示した概要を更に詳しく説明
するためのブロック図を示す。不良解析メモリ118と
不良ブロックメモリ130の各アドレス入力端子Anに
は、マルチプレクサ134と135を通じてアドレス信
号が入力される。試験中はパターン発生器112に出力
するアドレス信号がアドレスフォーマッタ132と13
3を通じて入力され、各アドレスがアクセスされる。
【0022】アンドゲートG1の一方の入力端子には論
理比較器115から「1」か「0」のフェイルデータが
入力され、他方の入力端子には書込指令信号WRが入力
される。従って、論理比較器115から不良を表す
「1」論理が出力されると、アンドゲートG1は書込指
令信号WRに同期して「1」論理の書込指令を出力し、
この書込指令を不良解析メモリ118と不良ブロックメ
モリ130の書込指令端子WEに入力する。
【0023】不良解析メモリ118と、不良ブロックメ
モリ130の各データ入力端子Diには「1」論理の固
定信号が入力されているから、書込指令が与えられるご
とに、その時点でアクセスされているアドレスに「1」
論理を書き込む。つまり、不良解析メモリ118の不良
発生アドレス及び不良ブロックメモリ130のブロック
アドレスに「1」論理のフェイルデータを書き込む。
【0024】試験が終了すると、マルチプレクサ134
と135は入力端子Bに切り替えられ、不良解析メモリ
118と不良ブロックメモリの各アドレス入力端子AN
にはアドレス発生器131で発生するアドレス信号が与
えられる。アドレス発生器131は不良ブロックメモリ
130に与えるブロックアドレスを発生するブロックア
ドレス発生器131Aと、不良ブロックメモリ130か
ら不良ブロックを表す「1」論理が読み出された場合
に、不良解析メモリ118の指定されたブロックの内部
を読み出すための下位ビットのアドレス信号を発生させ
る下位アドレス発生器131Bと、ブロックアドレス発
生器131Aが出力するブロックアドレスに下位アドレ
スを付加して不良解析メモリ118に与えるアドレスフ
ォーマッタ131Cと、下位アドレス発生器131Bが
出力する下位アドレスが1ブロックの最終アドレスから
+1したアドレスを出力したことを検出する桁上げ検出
器131Dとによって構成することができる。
【0025】ブロックアドレス発生器131Aはクロッ
クCLKを計数してブロックアドレスを発生する。この
ブロックアドレスにより不良ブロックメモリ130がア
クセスされて、ブロックアドレスが先頭番地から順に+
1ずつ歩進され、各ブロックアドレスが読み出される。
不良ブロックメモリ130から「1」論理が読み出され
ると、この「1」論理の不良ブロックデータがインバー
タINVでの極性反転されて、ブロックアドレス発生器
131Aのイネーブル端子ENに与えられる。この結
果、ブロックアドレス発生器131Aはアドレスの更新
動作を停止し、その不良ブロックアドレスを出力した状
態で停止する。
【0026】これと共に「1」論理の不良ブロック信号
はゲートG2を通じて下位アドレス発生器131Bのイ
ネーブル端子ENに入力され、下位アドレス発生器13
1Bを態動状態に制御する。従って、下位アドレス発生
器131Bは不良解析メモリ118に与える下位アドレ
ス信号の発生を開始する。この下位アドレス信号がアド
レスフォーマッタ131Cにおいて、ブロックアドレス
発生器131Aから出力されているブロックアドレスの
下位側に付加されてマルチプレクサ134を通じて不良
解析メモリ118のアドレス入力端子ANに入力され、
フェイルが存在するブロック内を読み出す。
【0027】ブロックの中を全て読み出すと、桁上げ検
出器131Dが「1」論理の桁上げ信号を出力し、この
桁上げ信号によりゲートG2の出力が「0」論理に反転
し、下位アドレス発生器131Bの動作は停止する。こ
れと共に、桁上げ信号が下位アドレス発生器131Bの
ロード入力端子LDに入力されるから、このロード入力
信号によってデータ入力端子Diに入力されている
「0」論理を読み込み、初期アドレスにリセットされ
る。従って、桁上げ検出器131Dに設定する数値(例
えば32k,64k,128k等)に従って不良解析メ
モリ118の各ブロック内の記憶容量が決定される。
【0028】不良解析メモリ118から読み出されたフ
ェイルデータはフェイルデータ変換器119に与えられ
る。フェイルデータ変換器119はフェイルデータが
「0」から「1」また「1」から「0」に変化したこと
を検出するデータ変化検出器119Aと、同一データの
連続数を計数するカウンタ119Bと、このカウンタ1
19Bの計数値がバッファメモリ136の1アドレスに
収納できる数値に達したことを検出するオーバーフロー
検出器119Cと、バッファメモリ136に与えるアド
レス信号を発生するアドレス発生器119Dとによって
構成される。
【0029】データ変化検出器119Aは2個のフリッ
プフロップFF1とFF2及び不一致検出器EXORと
によって構成することができる。2個のフリップフロッ
プFF1とFF2は2段に縦続接続され、その初期のフ
リップフロップFF1のデータ入力端子Diに不良解析
メモリ118から読み出されるフェイルデータを入力す
る。フリップフロップFF1とFF2の各出力を不一致
検出器EXORの2つの入力端子に供給することによ
り、この不一致検出回路は2つのフリップフロップFF
1とFF2に保持されるフェイルデータが「0」「0」
または「1」「1」のときは「0」論理を出力する。こ
れに対してフリップフロップFF1とFF2に保持され
るフェイルデータが「1」「0」または「0」「1」で
あった場合は「1」論理を出力する。
【0030】従って、「0」論理が続くフェイルデータ
であった場合は不一致検出器EXORは「0」論理を出
し続ける。不一致検出器EXORが「0」論理を出力し
ている状態ではゲートG3は「1」論理を出力し、カウ
ンタ119Bのイネーブル端子ENに「1」論理を入力
し続ける。この結果、カウンタ119BはクロックCL
Kが入力されるごとにその計数値を+1し、フェイルデ
ータの「0」の数を計数する。
【0031】一方、不一致検出器EXORが「0」論理
を出力している状態では、アドレス発生器119Dのイ
ネーブル端子ENには「0」論理が入力される。この結
果、アドレス発生器119Dは出力端子Qから出力する
アドレス信号の更新はせずに現在保持しているアドレス
信号を出力し続ける。フェイルデータが「0」論理から
「1」論理に変化すると、不一致検出器EXORは
「1」論理を出力する。この結果、アドレス発生器11
9Dのイネーブル端子ENに「1」論理が入力されるた
め、アドレス発生器119Dは保持しているアドレス
(初期状態では0番地)に+1してアドレスの値を更新
する。
【0032】このときカウンタ119Bにはロード入力
端子LDに「1」論理が入力されるから、カウンタ11
9Bはデータ入力端子Diに入力されている「0」論理
を読み込む。この結果、カウンタ119Bの値は初期値
0にリセットされる。バッファメモリ136のデータ入
力端子Diには、データ変化検出器119Aを構成する
フリップフロップFF1の出力に得られるフェイルデー
タと、カウンタ119Bに計数された計数値とが書き込
まれ、圧縮されたデータがバッファメモリ136に記憶
される。不良解析メモリ118から読み出されるフェイ
ルデータに不良を表す「1」論理が混在した場合は、デ
ータ変化検出器119Aを構成するフリップフロップF
F1に格納されるデータが「0」から「1」論理に反転
すると、データ変化検出器119Aは「1」論理を出力
し、この「1」論理をアドレス発生器119Dのイネー
ブル端子ENに入力する。この結果、アドレス発生器1
19Dが発生しているアドレスはクロックCLKの入力
に同期して+1され、バッファメモリ136のアドレス
を+1歩進させ、次の圧縮データの書込みに備える。
【0033】オーバーフロー検出器119Cはフェイル
データの「0」論理の数が、例えば36,000〜40,0
00のように或る数値に達するごとにオーバーフローを
検出し、その検出信号によってバッファメモリ136に
書込指令を与えてオーバーフローした時点の圧縮データ
を記憶させると共に、アドレス発生器119Dが発生す
るアドレスを+1させ、更にカウンタ119Bの計数値
を0にリセットする。この処理はバッファメモリ136
に書込みできる数値に上限が存在するためである。
【0034】不良解析メモリ118に記憶されているフ
ェイルデータが全て読み出され、圧縮データに変換され
てバッファメモリ136に取り込まれると、バッファメ
モリ136は読み出しモードに切り替えられ、圧縮デー
タを主制御器に転送する。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
不良ブロックメモリ130を設け、この不良ブロックメ
モリ130にフェイルが発生したブロックを記憶させた
から、不良解析メモリ118を読み出す際には、この不
良ブッロクメモリ130に不良ブッロクを表す「1」論
理が読み出されるごとに、そのブロックに対応する不良
解析メモリ118のアドレス領域を読み出せばよい。従
ってフェイルの発生が全く存在しない場合は、不良ブッ
ロクメモリ130を読み出すだけの時間で不良解析メモ
リ118の全アドレス領域を読み出したのと等価とな
る。つまり、不良解析メモリ118の全アドレス領域を
N個の記憶領域に分割した場合は読み出しに要する時間
は1/Nでよいことになる。一般化すればフェイルの発
生ブロック数がM個(M=0,1,2,…N)であった
場合には、読み出しに要する時間はM+1/Nとなる。
【0036】この結果、不良救済が可能か否かの判定を
行うために主制御器111にフェイルデータを転送する
時間を短縮することができ、大容量化されたメモリでも
短時間に検査することができる利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるメモリ試験装置の要部の概要を
説明するためのブロック図。
【図2】この発明の要部の動作を説明するための図。
【図3】この発明の要部の構成を更に詳細に説明するた
めのブロック図。
【図4】IC試験装置の全体の構成を説明するためのブ
ロック図。
【図5】一般的なフェイルデータの圧縮方法を説明する
ための図。
【符号の説明】
111 主制御器 112 パターン発生器 113 タイミング発生器 114 波形フォーマッタ 115 論理比較器 116 ドライバ 117 アナログ比較器 118 不良解析メモリ 119 フェイルデータ変換器 120 被試験メモリ 121 論理振幅基準電圧源 122 比較基準電圧源 123 ディバイス電源 130 不良ブロックメモリ 131 アドレス発生器 131A ブロックアドレス発生器 131B 下位アドレス発生器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被試験メモリに試験パターン信号を書き
    込むと共に、被試験メモリから読み出したデータを期待
    値と比較し、不一致の発生を検出して不良解析メモリに
    フェイルデータを記憶させ、試験終了後に不良解析メモ
    リに記憶したフェイルデータを主制御器に転送する構成
    を具備したメモリ試験装置において、 不良解析メモリの記憶領域をN個の記憶領域に分割し、
    分割した記憶領域の数に対応した数のブロックアドレス
    を有し、不良発生ごとに上記不良解析メモリに書き込ま
    れる不良発生アドレスが属するブロックアドレスに不良
    ブロックを表す不良ブロックデータを記憶する不良ブロ
    ックメモリを設けた構成としたことを特徴とするメモリ
    試験装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のメモリ試験装置におい
    て、試験終了後に上記不良ブロックメモリを読み出し、
    不良ブロックデータが記憶されているブロックに対応し
    た上記不良解析メモリの記憶領域を読み出して上記主制
    御器に上記フェイルデータを転送する構成としたことを
    特徴とするメモリ試験装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のメモリ試験装置におい
    て、上記不良解析メモリから読み出されたフェイルデー
    タはフェイルデータ変換器により圧縮変換して制御器に
    転送する構成としたことを特徴とするメモリ試験装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002202350A (ja) * 2000-12-28 2002-07-19 Advantest Corp 半導体試験装置
JP2006090727A (ja) * 2004-09-21 2006-04-06 Nec Engineering Ltd オンチップ・ロジックアナライザ
JP2010175396A (ja) * 2009-01-29 2010-08-12 Nippon Eng Kk バーンイン装置
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