JP2000194292A - 案内掲示装置 - Google Patents
案内掲示装置Info
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- JP2000194292A JP2000194292A JP10371157A JP37115798A JP2000194292A JP 2000194292 A JP2000194292 A JP 2000194292A JP 10371157 A JP10371157 A JP 10371157A JP 37115798 A JP37115798 A JP 37115798A JP 2000194292 A JP2000194292 A JP 2000194292A
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Abstract
け、支柱1に対して回動や振れのない案内掲示装置の提
供。 【解決手段】中空の支柱1の上部に固定具2を介して案
内パネル3を取着した案内掲示装置において、上記固定
具2には、上記支柱1の外周に巻き付けられ、かつ支柱
1の周長よりも短い巻き付け部5と、巻き付け部5の両
端から外方に突出する1対の挟持部6とを設け、上記支
柱1の外周の係合部4と上記巻き付け部5の内周の係合
受け部7とを係合させ、上記両挟持部6間に上記案内パ
ネル3の端部を挟むとともに、上記両挟持部6を引き寄
せることにより、上記固定具2を上記支柱1に固定し、
上記案内パネル3を上記固定具2に挟持固定して上記支
柱1の半径方向に突出させた。
Description
に放射状に案内パネルを取り付ける案内掲示装置に関す
る。
道路、公園、遊園地、動物園、遊歩道などに行先案内な
どのために設置されているものであり、従来は、実開昭
60ー107113号公報、実公平2ー23618号公
報、実公平8ー5506号公報等に示されたようなもの
が知られている。これらはいずれも、支柱に対して案内
パネルの端部を直接に又は案内パネルの端部に固定した
部材を嵌合させることにより、案内パネルが支柱から放
射状に突出するようにしたものである。
のものはいずれも要するに支柱に案内パネルの端部を嵌
合しただけにすぎず、案内パネルが支柱に対して強固に
取り付けられる構造ではなかったから、強風や外力など
によって案内パネルが支柱を中心に回転等で変動しやす
い傾向があった。ところが、例えば行先案内の方向が狂
ってしまえば、非常に迷惑になり、場合によっては事故
を招くおそれもある。
きにくかった。
を支柱に対して強固に取り付け、支柱に対して回動した
り、振れたりすることのない案内掲示装置を提供するこ
とをその課題とする。
め、本発明に係る案内掲示装置は、長尺で中空の支柱の
上部に固定具を介して案内パネルを取着した案内掲示装
置において、上記固定具には、上記支柱の外周に巻き付
けられ、かつ支柱の周長よりも短い巻き付け部と、巻き
付け部の両端から外方に突出する1対の挟持部とを設
け、上記支柱の外周の係合部と上記巻き付け部の内周の
係合受け部とを係合させ、上記両挟持部間に上記案内パ
ネルの端部を挟むとともに、上記両挟持部を引き寄せる
ことにより、上記固定具を上記支柱に固定し、上記案内
パネルを上記固定具に挟持固定して上記支柱の半径方向
に突出させたことを特徴とする。
固定具の巻き付け部の係合受け部の数と同数に形成して
もよく、支柱の外周に形成した係合部の数と固定具の巻
き付け部の係合受け部の数とが異なるように形成しても
よい。
固定具の巻き付け部の係合受け部とは互いに嵌り合うよ
うに形成してもよく、あるいは互いに掛け止め合うよう
に形成してもよい。
なくとも前記固定具の巻き付け部の両端で係合するよう
に形成するのが好ましい。
の巻き付け部の断面を円弧状又は多角形状に形成しても
よいが、前記支柱及び前記固定具の巻き付け部がそれぞ
れ多角形状に形成するようにしてもよい。
ネル側に突出する突部を形成するのが好ましい。
整材が介装されているのが好ましい。
に分割された部材を回動自在に連結するように構成して
もよい。
端部に固定された案内パネル支持具を挟持固定するよう
にしてもよい。
2はその要部の分解斜視図、図3は要部の横断面図を示
すものであり、この案内掲示装置は、アルミニウムなど
の金属からなる長尺の支柱1の上部に固定具2を介して
案内パネル3を取着して成るものである。
筒状でもよい)に形成され、その外周面には連続した凹
凸からなる波形の係合部4が形成されている。
バンド状で、Ω字形、U字形等に形成されている。巻き
付け部5は上記支柱1の外周に巻き付けられ、かつ支柱
1の周長よりも短く形成されている。また、巻き付け部
5の内側には、上記支柱1の係合部4に対応するように
連続した凹凸からなる波形の係合受け部7が形成されて
いる。挟持部6は巻き付け部5の両端から外方に突出す
るように形成され、1対が対向状に形成されている。各
固定具2の挟持部6の先端には互いに向き合うように突
出した突部11が形成されている。
ればよい。表面には行先、案内などが表示されている。
内パネル3を取着するにあたっては、まず上記固定具2
の巻き付け部5の内側を支柱1の外周に巻き付ける。係
合部4と係合受け部7とは互いに重合するようにする。
そして、案内パネル3を上記挟持部6間に挟み、ボルト
8とナット9とにより締め付けて、両挟持部6を引き寄
せ変形して係合部4と係合受け部7とが強固に圧接され
た状態で支持しあうようにする。支柱1の上端にはキャ
ップ10を取り付ける。これにより、案内パネル3は上
記固定具2に挟持され、また上記固定具2は支柱1に圧
接固定される。そして、案内パネル3を上記支柱1の半
径方向に安定に突出させることができる。
内パネル3の方向を変えるときは、ボルト8ナット9を
外せば案内パネル3の取り外しができ、ナット9をゆる
めれば案内パネル3の方向を変えることができる。
挟持部6間に挟んでボルト8、ナット9により締め付け
て両挟持部6を引き寄せる際、挟持部6の先端の突部1
1のみが案内パネル3の表面に直接に当接し、他の部分
は案内パネル3の面から浮いた状態になっており、両挟
持部6を引き寄せる余裕空間ができる。したがって、ボ
ルト8とナット9とを強固に締め付けることができ、固
定具2を支柱1に強く圧接して固定することができる。
受け部7とは互いに圧接状に係合しているから、固定具
2は支柱1の回りに勝手に回動したり、ガタ、揺れ等の
振れ、落下等が発生することがない。したがって、案内
パネル3の方向を常に安定に保持することができる。
受け部7はそれぞれ前記支柱1及び固定具2の巻き付け
部5に連続して形成された同数の凹凸部として構成され
ているが、しかし支柱1と固定具2との係合態様は上述
の例に限定されない。例えば、図4(a)(b)のよう
に、支柱1の係合部4及び固定具2の係合受け部7はそ
の全周に連続するものでなく、一定の間隔で形成された
ものであってもよい。また、図5(a)(b)のよう
に、支柱1の外周に形成した係合部4の数の方が固定具
2の巻き付け」部5の係合受け部7の数よりも多く形成
してもよい。図6に示すように、支柱1の外周に形成し
た係合部4の数の方が固定具2の巻き付け部5の係合受
け部7の数よりも少なく形成するようにしてもよい。
様は、図4(a)(b)、図5(a)(b)、図6、図
7に示すように、係合部4と係合受け部7のいずれかを
凹部と凸部、凸部とこの凸部と隣り合う凸部、また凹部
とこの凹部と隣り合う凹部と互いに嵌り合う形状として
構成してもよく、あるいは図8に示すように、係合部4
と係合受け部7のいずれかを凹部と凸部、凸部とこの凸
部と隣り合う凸部、また凹部とこの凹部と隣り合う凹部
とを互いに掛け止め合う形状として構成してもよい。後
者の例は、後述の多角形状の支柱1と係合する場合も多
く含まれる。
で、前記固定具2の巻き付け部5の断面が円弧状に形成
されているものであるが、支柱1と固定具2の形状はこ
れに限定されない。例えば、図9(a)(b)に示され
るように、支柱1の断面が円形状で、前記固定具2の巻
き付け部5の断面が円形状、円弧状等に形成されるよう
にしてもよく、同図(c)に示されるように、支柱1及
び前記固定具2の巻き付け部5がそれぞれ多角形状に形
成されるようにしてもよい。多角形は三角形以上であれ
ばよく、必ずしも図示例に限定されない。また、各角部
が固定具2の係合部4を構成する。また、同図(c)に
示されるように、支柱1が円筒状で固定具2が多角形に
形成されるようにしてもよい。この場合の固定具2は係
合受部の7の各角部又は各角部の近辺で構成される。
くとも前記固定具2の巻き付け部5の両端a、bで係合
するように形成するのが好ましい。その理由は、固定具
2をボルト8とナット9で締め付けて両挟持部6を引き
寄せたとき、その締め付け力は固定具2の巻き付け部5
の両端に直接に伝達され、最も締め付け力が強くなる。
この部分で支柱1と固定具2とが係合することにより、
締め付け後のゆるみが少なくなり、両者を永く強く固定
状態に保持することができるからである。
(a)(b)のように固定具2と案内パネル3との間に
は厚み調整材12を介装するように構成し、または巻き
付け部を支柱1の約半分にした構成にしてもよい。これ
により、同図(c)のように支柱1の直径と同じ程度の
ものから薄いものまでの案内パネル3を選択的して挟持
固定することができる。また、固定具をV字形にして巻
き付け部5を約半分にしたので、例えば施工後の方向調
整、変更を簡便化できる。なお、同図(c)には支柱1
の係合部4を凹部とし、固定具2の係合受け部7を凸部
とする構成にしてもよい。すなわち、係合部4と係合受
け部7のいずれか一方を凸部、他方を凹部として選択す
ればよい。
間には案内パネル3の端部に固定された案内パネル支持
具13を挟持固定するようにしてもよい。これによれ
ば、案内パネル支持具13に案内パネル3を支持する支
持部14と固定具2に支持される支持部15とを連続的
に形成することができるので、固定具2が案内パネル3
の厚みと関係なく、常に最もよい状態で案内パネル支持
具13を固定することができる。
に限定されない。例えば、図12、図13に示すよう
に、巻き付け部5から略半分に分割された部材16、1
7をヒンジ金具18を介して回動自在に連結するように
したものでもよい。固定具2は開閉することが可能とな
るから、開いて支柱1の回りに巻き付け、閉じて案内パ
ネル3を自由な放射方向に取り付けることができ、取り
付け後の方向調整、変更ができるので、取り扱いが非常
に楽になる。
ルを上記挟持部間に挟んでボルト、ナットにより締め付
けて両挟持部を引き寄せて離間した挟持部のみが案内パ
ネルの表面に直接に当接した状態になって両挟持部を引
き寄せる余裕空間ができ、案内パネルをしっかり固定す
ることが可能となるとともに、固定具を支柱に強く圧接
して固定することができる。
とは互いに係合しているから、固定具は支柱の回りに勝
手に回動することがないとともに、案内パネルへの振れ
防止、落下防止となる。したがって、取付施工も省力化
でき、案内パネルの半径方向で支柱に安定に保持するこ
とができる。
に形成した係合部の数の方が固定具の巻き付け部の係合
受け部の数と同数に形成されているので、係合に無駄が
無く、固定具を最も安定確実に支柱に固定することがで
きる。
ば、支柱の外周に形成した係合部又はは固定具の巻き付
け部の係合受け部を多数形成することにより案内パネル
の角度の精度を上げることができる。特に、請求項4に
係る発明によれば、固定具の締め付け力が巻き付け部の
中央まで伝達しやすいので、より強固な締め付けが可能
となる。
に形成した係合部と固定具の巻き付け部の係合受け部と
は互いに嵌り合うように形成されているので、固定具が
支柱の回りを回転又は振れが発生しにくく、安定に固定
することができる。
に形成した係合部と固定具の巻き付け部の係合受け部と
は互いに掛け止め合うように形成されているので、固定
具の回り止めや振れ防止等の効果があるほか、固定具の
締め付け力が巻き付け部の中央まで伝達しやすい。
合受け部とは、少なくとも前記固定具の巻き付け部の両
端で係合するように形成されてているから、固定具の挟
持部を引き寄せたとき、その力は固定具の巻き付け部の
両端に直接に伝達され、最も締め付け力が強くなる。こ
の部分で支柱と固定具とが係合することにより、引き付
け後のゆるみが少なくなり、支柱と固定具とを永く強く
固定状態に保持することができる。
よれば、支柱と固定具の巻き付け部とを円形状に限らな
い。多様なバリエーションにより、同様の効果を得るこ
とができる。
の挟持部には、案内パネル側に突出する突部が形成され
ているから、案内パネルを上記挟持部間に挟んでボル
ト、ナットにより締め付けて両挟持部を引き寄せる際、
挟持部の先端の突部のみが案内パネルの表面に直接に当
接し、他の部分は案内パネルの面から浮いた状態になっ
ており、両挟持部を引き寄せる余裕空間ができる。した
がって、ボルトとナットの締めスプリング効果による締
め外れ防止となり、かつ、係合部と係合受け部とが常に
当接できるように締め付けることができ、固定具を支柱
に強く圧接して固定することができる。
案内パネルとの間には厚み調整材が介装されているか
ら、案内パネルの厚みの大小又は形状に自由に対応する
ことができる。
前記巻き付け部が複数に分割された部材を回動自在に連
結したものであるから、固定具を開閉することができ
る。したがって、案内パネルの方向性の調整や変更がよ
く、固定具の取り扱いが非常に楽になる。
間には案内パネルの端部に固定された案内パネル支持具
を挟持固定するようにしたから、固定金具は案内パネル
の厚さや形状等に影響されずに支持することができる。
部が一定の間隔で形成された例の案内掲示装置の断面図
合受け部の数よりも大きい場合の案内掲示装置の断面図
数よりも少ない場合の案内掲示装置の断面図
例の案内掲示装置の断面図
状の例の案内掲示装置の断面図
形成された例の案内掲示装置の断面図
のに対応する例を示した案内掲示装置の断面図
した例の案内掲示装置の断面図
断面図
面図
Claims (15)
- 【請求項1】 長尺で中空の支柱の上部に固定具を介し
て案内パネルを取着した案内掲示装置において、上記固
定具には、上記支柱の外周に巻き付けられ、かつ支柱の
周長よりも短い巻き付け部と、巻き付け部の両端から外
方に突出する1対の挟持部とを設け、上記支柱の外周の
係合部と上記巻き付け部の内周の係合受け部とを係合さ
せ、上記両挟持部間に上記案内パネルの端部を挟むとと
もに、上記両挟持部を引き寄せることにより、上記固定
具を上記支柱に固定し、上記案内パネルを上記固定具に
挟持固定して上記支柱の半径方向に突出させたことを特
徴とする案内掲示装置。 - 【請求項2】 前記請求項1において、前記支柱の外周
に形成した係合部の数が固定具の巻き付け部の係合受け
部の数と同数に形成されたことを特徴とする案内掲示装
置。 - 【請求項3】 前記請求項1において、前記支柱の外周
に形成した係合部の数の方が固定具の巻き付け部の係合
受け部の数よりも多く形成されたことを特徴とする案内
掲示装置。 - 【請求項4】 前記請求項1において、前記支柱の外周
に形成した係合部の数の方が固定具の巻き付け部の係合
受け部の数よりも少なく形成されたことを特徴とする案
内掲示装置。 - 【請求項5】 前記請求項1において、前記支柱の外周
に形成した係合部と固定具の巻き付け部の係合受け部と
は互いに嵌り合うように形成されたことを特徴とする案
内掲示装置。 - 【請求項6】 前記請求項1において、前記支柱の外周
に形成した係合部と固定具の巻き付け部の係合受け部と
は互いに掛け止め合うように形成されたことを特徴とす
る案内掲示装置。 - 【請求項7】 前記請求項1において、前記係合部と係
合受け部とは、少なくとも前記固定具の巻き付け部の両
端で係合するように形成されていることを特徴とする案
内掲示装置。 - 【請求項8】 前記請求項1において、前記支柱の断面
が円形状で、前記固定具の巻き付け部の断面が円弧状に
形成されていることを特徴とする案内掲示装置。 - 【請求項9】 前記請求項1において、前記支柱の断面
が円形状で前記固定具の巻き付け部の断面が多角形状に
形成されたことを特徴とする案内掲示装置。 - 【請求項10】 前記請求項1において、前記支柱の断
面が多角形状で、前記固定具の巻き付け部の断面が円弧
状に形成されたことを特徴とする案内掲示装置。 - 【請求項11】 前記請求項1において、前記支柱及び
前記固定具の巻き付け部がそれぞれ多角形状に形成され
ていることを特徴とする案内掲示装置。 - 【請求項12】 前記請求項1において、前記各固定具
の挟持部には、案内パネル側に突出する突部を形成した
ことを特徴とする案内掲示装置。 - 【請求項13】 前記請求項1において、前記固定具と
案内パネルとの間には厚み調整材が介装されていること
を特徴とする - 【請求項14】 前記請求項1において、前記固定具は
前記巻き付け部が複数に分割された部材を回動自在に連
結したものであることを特徴とする案内掲示装置。 - 【請求項15】 前記請求項1において、前記両挟持部
間には案内パネルの端部に固定された案内パネル支持具
を挟持固定したことを特徴とする案内掲示装置。
Priority Applications (1)
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JP37115798A JP3585387B2 (ja) | 1998-12-25 | 1998-12-25 | 案内掲示装置 |
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Publications (2)
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Family
ID=18498244
Family Applications (1)
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JP37115798A Expired - Fee Related JP3585387B2 (ja) | 1998-12-25 | 1998-12-25 | 案内掲示装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3585387B2 (ja) |
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- 1998-12-25 JP JP37115798A patent/JP3585387B2/ja not_active Expired - Fee Related
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