JP2000191665A - ビオチン中間体の製法 - Google Patents
ビオチン中間体の製法Info
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Abstract
法を提供する。 【解決手段】 一般式[I] 【化1】 (式中R1及びR2は同一又は異なって、水素原子又はイ
ミノ基の保護基を表す。)で示されるチオラクトン化合
物と、一般式[II] XZn−CH2−Q−Y [II] (式中、Xはハロゲン原子;Qは炭素数3の飽和若しく
は不飽和直鎖炭化水素の2価基;Yはハロゲン原子、低
級アルコキシ基、トシルオキシ基、メシルオキシ基、エ
ステル化されたカルボキシル基、アミド化されたカルボ
キシル基又はシアノ基を表す。)で示される亜鉛試薬
を、付加反応させ、次いで生成物を加水分解することを
特徴とする一般式[III] 【化2】 (式中、記号は前記と同じ意味を有する。)で示される
ヒドロキシチエノイミダゾール化合物の製法。
Description
びにビオチン合成中間体及びその製法に関する。
有用なアミノ酸である。次式
されるチオラクトン化合物を用いてビオチン又はその中
間体を製造する方法としては、従来、例えばケミカル
レビュース(Chemical Reviews,19
97,Vol.97,No.6,p1757)に記載の
方法があるが、工程が長い等の問題があった。
的に有利なビオチンの製造方法を提供することにある。
より詳細には、ビオチン中間体であるヒドロキシチエノ
イミダゾール化合物及びその製法、並びにそれを用いた
ビオチンの製法を提供することにある。
した結果、チオラクトン化合物と亜鉛試薬とから新規な
ヒドロキシチエノイミダゾール化合物が得られることを
見出すとともに、該化合物を用いてビオチンを製造し得
ることを見出し、本発明を完成するに到った。
水素原子又はイミノ基の保護基を表す。)で示されるチ
オラクトン化合物と、一般式[II] XZn−CH2−Q−Y [II] (式中、Xはハロゲン原子;Qは炭素数3の飽和若しく
は不飽和直鎖炭化水素の2価基;Yはハロゲン原子、低
級アルコキシ基、トシルオキシ基、メシルオキシ基、エ
ステル化されたカルボキシル基、アミド化されたカルボ
キシル基又はシアノ基を表す。)で示される亜鉛試薬を
付加反応させ、次いで生成物を加水分解することを特徴
とする一般式[III]
る。)で示されるヒドロキシチエノイミダゾール化合物
の製法、及び(2)一般式[I]
水素原子又はイミノ基の保護基を表す。)で示されるチ
オラクトン化合物と、一般式[II] XZn−CH2−Q−Y [II] (式中、Xはハロゲン原子;Qは炭素数3の飽和若しく
は不飽和直鎖炭化水素の2価基;Yはハロゲン原子、低
級アルコキシ基、トシルオキシ基、メシルオキシ基、エ
ステル化されたカルボキシル基、アミド化されたカルボ
キシル基又はシアノ基を表す。)で示される亜鉛試薬を
付加反応させ、次いで生成物を加水分解することによ
り、一般式[III]
る。)で示されるヒドロキシチエノイミダゾール化合物
を得、この化合物を脱水して、一般式[IV]
る。)で示される不飽和直鎖炭化水素置換チエノイミダ
ゾール化合物を得、この化合物を還元して、一般式
[V]
る。)で示される飽和直鎖炭化水素置換チエノイミダゾ
ール化合物を得、この化合物のYで示される基をカルボ
キシル基に変換し、必要であればイミノ基の保護基を脱
保護することを特徴とする式[VI]
一般式[III]
Qは炭素数3の飽和若しくは不飽和直鎖炭化水素の2価
基;Yはハロゲン原子、低級アルコキシ基、トシルオキ
シ基、メシルオキシ基、エステル化されたカルボキシル
基、アミド化されたカルボキシル基又はシアノ基を表
す。)で示されるヒドロキシチエノイミダゾール化合物
に関する。
化合物[III]、化合物[IV]及び化合物[V]
は、ラセミ体、光学活性体のいずれであってもよいが、
シス型の光学活性化合物、即ちイミダゾロン環とチオフ
ァン環がシス結合している右旋性の光学活性体は、ビオ
チンの天然型光学活性体であるd−ビオチンに効率よく
導くことが出来る点で有利である。
なって、水素原子又はイミノ基の保護基であるが、該イ
ミノ基の保護基としては、例えば、メチル基、エチル基
などの低級アルキル基;低級アルコキシアルキル基;ニ
トロ基置換低級アルキル基;ハロ低級アルキル基;ビニ
ルなどの低級アルケニル基;低級アルコキシアルケニル
基;ニトロ基置換低級アルケニル基;ハロ低級アルケニ
ル基;プロパルギル、エチニルなどの低級アルキニル
基;低級アルコキシアルキニル基;ニトロ基置換低級ア
ルキニル基;ハロ低級アルキニル基;ベンジリデン基な
どのアラルキリデン基;ベンジル基などのアラルキル
基;ホルミル基、アセチル基などの低級アルカノイル
基;クロロアセチル基などのハロ低級アルカノイル基;
2−ヨードエトキシカルボニル基などのハロ置換低級ア
ルコキシカルボニル基;2−プロペニルオキシカルボニ
ルなどのアルケニルオキシカルボニル基;フェニルアセ
チル基などのアリールアルカノイル基;メトキシカルボ
ニル基などの低級アルコキシカルボニル基;ベンジルオ
キシカルボニル基などのアラルキルオキシカルボニル
基;t−ブチルジメチルシリル基、t−ブチルジフェニ
ルシリル基、トリメチルシリル基などのシリル基などが
挙げられる。R1及びR2としては、同一又は異なって、
水素原子又はアセチル基、ベンジル基、ベンジルオキシ
カルボニル基がとりわけ好ましい。
素原子またはヨウ素原子が挙げられるが、とりわけヨウ
素原子が好ましい。
直鎖炭化水素の2価基」としては、トリメチレン基(−
CH2CH2CH2−)が挙げられ、「炭素数3の不飽和
直鎖炭化水素の2価基」としては、プロペニレン基(−
CH=CHCH2−、−CH2CH=CH−)、プロピニ
レン基(−C≡CCH2−、−CH2C≡C−)又はプロ
パジエン基(−CH=C=CH−)が挙げられる。これ
ら2価基のうち、とりわけトリメチレン基が好ましい。
たカルボキシル基」としては、基−COOR3が挙げら
れる。ここで、R3は、例えば、メチル基、エチル基な
どの低級アルキル基;ビニルなどの低級アルケニル基;
プロパルギル、エチニルなどの低級アルキニル基;ハロ
低級アルキル基;ヒドロキシ低級アルキル基;ベンジル
基などのアラルキル基(アラルキル基中のアリール基は
ニトロ基、ハロゲン原子、低級アルキル基、低級アルコ
キシ基などの基で置換されていてもよい。);シリル基
を挙げることができる。これらのうち、とりわけ低級ア
ルキル基、なかでもメチル基、エチル基が好ましい。
されたカルボキシル基」としては、基−CON(R4)
(R5)が挙げられる。ここで、R4及びR5は、同一又
は異なって、水素原子;メチル基、エチル基などの低級
アルキル基;ビニルなどの低級アルケニル基;エチニル
などの低級アルキニル基;ピリジル基、チエニル基、ピ
ロリル基、ピロジニル基などの5又は6員の複素環基で
置換された低級アルキル;ベンジル基などのアラルキル
基(アラルキル基中のアリール基はニトロ基、ハロゲン
原子、低級アルキル基、低級アルコキシ基などの基で置
換されていてもよい。)を挙げることができる。これら
のうち、とりわけ水素原子、メチル基が好ましい。
薬[II]を付加反応させ、次いで生成物を加水分解す
ることにより、ヒドロキシチエノイミダゾール化合物
[III]を得る工程。
薬[II]との付加反応は、無溶媒又は溶媒中、触媒存
在下、好適に実施できる。
媒、ニッケル触媒が挙げられる。具体的には、ビス(ト
リフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリ
ド、ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(I
I)ジブロミド、ビス(トリフェニルホスフィン)パラ
ジウム(II)ジアセテート、テトラキス(トリフェニ
ルホスフィン)パラジウム(0)、ビス(アセトニトリ
ル)パラジウム(II)ジクロリド、[1,1'−ビス
(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]パラジウム(I
I)ジクロリド、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジ
パラジウム(0)、[1,2−ビス(ジフェニルホスフ
ィノ)エタン]ジクロロパラジウム(II)、酢酸パラ
ジウム、パラジウムブラック、パラジウム炭素などのパ
ラジウム触媒;ニッケル(II)アセテート、ニッケル
(II)アセチルアセトネート、ニッケル、ラネーニッ
ケル、ビス(トリフェニルホスフィン)ニッケル(I
I)ジクロリド、ニッケル炭素などのニッケル触媒が挙
げられる。これらのうち、とりわけビス(トリフェニル
ホスフィン)パラジウム(II)ジクロリド、パラジウ
ム炭素が好ましい。
いものであれば特に限定はないが、好適には、ジエチル
エーテル、ジイソプロピルエーテル、テトラヒドロフラ
ン、ジオキサン、ジメトキシエタン、ジエチレングリコ
ールなどのエーテル類;トルエンなどの芳香族炭化水素
類;ジクロロエタン、トリクロロメタン、四塩化炭素、
クロロベンゼンなどのハロゲン系溶媒;ジメチルホルム
アミド、ジメチルアセトアミドなどのアミド系溶媒を挙
げることができる。これらのうち、とりわけテトラヒド
ロフラン、トルエンが好ましい。 この付加反応は−7
8℃〜150℃、好適には室温〜80℃で行う。
ックコミュニケイションズ(Synth.Commu
m.,11,p763−767,1981)記載の方法
に準じて、δ−バレロラクトンとアルコールを、トリメ
チルシリルアイオダイド(TMS−I)存在下、反応さ
せ5−ヨウ化吉草酸エステルを得、次いで、ジャーナル
オブケミカルソサイアティ(J.Am.Chem.So
c.,Vol.117,p6126−6127、199
5)記載の方法に準じて、該5−ヨウ化吉草酸エステル
と亜鉛を、触媒量のトリメチルシリルクロライド(TM
S−Cl)及びジブロモエタン存在下、反応させること
により製することができる。また、ケミカル レビュー
ス(Chemical Reviews,1993,V
ol.93,p2117)記載の方法に準じて製するこ
とができる。
[III−a]
る。)で示される化合物と推定される。
加水分解反応は、水又は酸を用いて処理することにより
実施できる。
いて、通常酸として使用されるものであれば特に限定は
ないが、好適には塩酸、臭化水素酸、硫酸などの無機
酸;ギ酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、プロピオン酸、ベ
ンゼンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸などの有機
酸が挙げられる。
物[III]を脱水することにより、不飽和直鎖炭化水
素置換チエノイミダゾール化合物[IV]を得る工程こ
の脱水反応は、例えば溶媒中、酸触媒の存在下に好適に
実施することができる。
いて、通常酸触媒として使用されるものであれば特に限
定はないが、好適には塩酸、硫酸、過塩素酸、燐酸のよ
うな無機酸又は酢酸、ギ酸、シュウ酸、メタンスルホン
酸、p−トルエンスルホン酸、カンファースルホン酸、
トリフルオロ酢酸、トリフルオロメタンスルホン酸のよ
うな有機酸等を挙げることができる。このうち、とりわ
けp−トルエンスルホン酸、酢酸又は硫酸が好ましい。
いものであれば特に限定はないが、好適には、トルエン
などの芳香族炭化水素類を挙げることができる。また、
酸触媒が液体の場合はそれを溶媒として使用することも
できる。 この反応は−78℃〜150℃、好適には室
温〜80℃で行う。
により、例えばケミカル レビュース(Chemica
l Reviews,1997,Vol.97,No.
6,p1755−1792)に記載の方法又はそれに準
じた方法により、ビオチンに導くことができる。以下、
具体的にその方法を説明する。
ダゾール化合物[IV]を還元することにより、飽和直
鎖炭化水素置換チエノイミダゾール化合物[V]を得る
工程この還元反応は、常法により実施することができ、
例えば適当な溶媒中、触媒を用いて水素添加することに
より行うことができる。触媒としては、例えば、白金触
媒;パラジウム炭素(Pd−C)、パラジウムブラック
などのパラジウム触媒;イリジウムなどの白金族触媒;
ラネーニッケルなどのニッケル触媒;ラネーコバルトな
どのコバルト触媒;還元鉄などの鉄触媒;更に銅や亜鉛
のようなその他の金属触媒が挙げられる。これらのう
ち、とりわけパラジウム炭素が好ましい。
いものであれば特に限定はないが、好適には、メタノー
ルなどの低級アルコール類、水、酢酸、酢酸エチルなど
の酢酸エステル類、テトラヒドロフランなどのエーテル
類、トルエンなどの芳香族炭化水素類、シクロヘキサン
などのシクロアルカン類、n−ヘキサンなどのn−アル
カン類が挙げられる。
具体的には1〜150気圧、好ましくは1〜60気圧に
て、通常室温〜200℃、好ましくは室温〜100℃で
行うことができる。
ゾール化合物[V]の基Yを常法によりカルボキシル基
に変換し、必要であればイミノ基の保護基を脱保護する
ことにより、ビオチン[VI]を得る工程。
基Yの種類に応じて以下のように行うことができる。
ル基(−COOR3)又はアミド化されたカルボキシル
基(−CON(R4)(R5))の場合 常法により、例えば泉屋信夫他著、「ペプチド合成の基
礎と実験」丸善(株)1985年や、グリーン他(Gre
ene)著「プロテクティブ グループス イン オー
ガニック シンセシス(PROTECTIVE GRO
UPS INORGANIC SYNTHESIS)」
に記載された方法またはそれに準じた方法で、加水分解
することによりカルボキシル基に変換することができ
る。
の塩基;硫酸などの酸を用いた加水分解によって、カル
ボキシル基に変換することができる。使用される溶媒と
しては、反応を阻害しないものであれば特に限定はない
が、好適には、水、又は水とアルコール類(メタノー
ル,エタノールなど)もしくはエーテル類(テトラヒド
ロフラン、ジオキサンなど)とを適宜の割合で混合した
ものが挙げられる。R3がベンジル基の場合は、接触還
元によってもカルボキシル基に変換することができる。
などの酸を用いた加水分解によってカルボキシル基に変
換することができる。使用される溶媒としては、反応を
阻害しないものであれば特に限定はないが、好適には、
水、又は水とアルコール類(メタノール,エタノールな
ど)もしくはエーテル類(テトラヒドロフラン、ジオキ
サンなど)とを適宜の割合で混合したものが挙げられ
る。
基又はメシルオキシ基の場合 常法により、例えばシアノ化剤と反応させてYをシアノ
基とした後、該シアノ基を上述の方法によりカルボキシ
ル基に変換することができる。シアノ化剤としては、例
えばシアン化ナトリウム、シアン化カリウムなどのアル
カリ金属シアン化物;シアン化ジエチルアルミニウムな
どのシアン化ジ低級アルキルアルミニウムが挙げられ
る。シアノ化反応に使用される溶媒としては、反応を阻
害しないものであれば特に限定はないが、好適には、
水;メタノール,エタノールなどのアルコール類;テト
ラヒドロフラン、ジオキサンなどのエーテル類;ジクロ
ロメタンなどのハロゲン系溶媒が挙げられる。
ゲン原子とした後、該ハロゲン原子を上記(c)の方法
によりシアノ基とし、次いで該シアノ基を上記(b)の
方法によりカルボキシル基に変換することができる。ハ
ロゲン化剤としては、例えば、臭化水素などのハロゲン
化水素が挙げられる。ハロゲン化反応に使用される溶媒
としては、反応を阻害しないものであれば特に限定はな
いが、好適には、ジクロロメタンなどのハロゲン系溶
媒;酢酸、プロピオン酸が挙げられる。
の脱保護は、常法により、例えばグリーン他(Gree
ne)著「プロテクティブ グループス イン オーガ
ニックシンセシス(PROTECTIVE GROUP
S IN ORGANICSYNTHESIS)」に記
載された方法またはそれに準じた方法により行うことが
できる。
ン化水素酸で処理することによって脱保護することがで
きる。使用される溶媒としては、反応を阻害しないもの
であれば特に限定はないが、好適には、水、又は水とア
ルコール類(メタノール,エタノールなど)もしくはエ
ーテル類(テトラヒドロフラン、ジオキサンなど)とを
適宜の割合で混合したものが挙げられる。
炭素数1〜6のアルキル基、とりわけ1〜4のアルキル
基;低級アルコキシ基としては炭素数1〜6のアルコキ
シ基、とりわけ1〜4のアルコキシ基;低級アルカノイ
ル基としては炭素数1〜6のアルカノイル基、とりわけ
1〜4のアルカノイル基;低級アルケニル基としては炭
素数2〜6のアルケニル基、とりわけ2〜4のアルケニ
ル基;低級アルキニル基としては炭素数2〜6のアルキ
ニル基、とりわけ2〜4のアルキニル基が挙げられる。
的に説明する。
ノ[3,4−d]イミダゾール−2,4−ジオン1.5
g、ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(I
I)ジクロリド0.32g及びトルエン15mlをナス
コルベンに仕込み攪拌した。該コルベン中へ、室温で、
参考例1記載の方法で調製した亜鉛試薬(吉草酸エチル
−5−イルヨウ化亜鉛)のテトラヒドロフラン(TH
F)溶液を滴下し、室温で62時間反応させた。該反応
液に酢酸エチル及び3%塩酸を入れ分液し、有機層を水
及び食塩水で洗浄した。有機層を脱水後、不溶物をろ過
し、更に酢酸エチルで洗浄した。ろ洗液を合わせ、減圧
濃縮し、残さを2.8g得た。該残さをシリカゲルカラ
ム(溶出溶媒:n―ヘキサン/酢酸エチル=5/3)で
精製し、油状物として、シス−1,3−ジベンジル−4
−ヒドロキシ−4−(4−メトキシカルボニルブチル)
−ヘキサヒドロ−1H−チエノ[3,4−d]イミダゾ
ール−2−オンを1.2g得た(収率:58%)。
δ:1.2−1.3(3H,m),1.5−2.1(6
H,m),2.2−2.4(2H,m),2.7−3.
1(2H,m),3.6−3.7(1H,m),3.9
−4.2(5H,m),4.7−5.2(2H,m),
7.0−7.6(10H,m) 。
−メトキシカルボニルブチル)−ヘキサヒドロ−1H−
チエノ[3,4−d]イミダゾール−2−オン1.07
gをトルエン50mlに溶かし、p−トルエンスルホン
酸0.1gを加え、室温で3時間攪拌した。該反応液を
飽和重曹水、水、飽和食塩水で洗浄した。有機層を脱水
後、不溶物をろ別、洗浄した。ろ洗液を合わせ、減圧濃
縮し、選られた残さをシリカゲルカラム(溶出溶媒:n
―ヘキサン/酢酸エチル=5/2)で精製し、油状物と
して、シス−1,3−ジベンジル−4−(4−メトキシ
カルボニルブチリデン)−ヘキサヒドロ−1H−チエノ
[3,4−d]イミダゾール−2−オンを0.86g得
た(収率:84%)。
δ:1.26(3H,t,J=7.1),1.6−1.
8(2H,m),2.0−2.2(2H,m),2.2
−2.3(2H,m),4.0−4.3(4H,m),
4.13(2H,q,J=7.1),4.7−5.0
(2H,m),5.43(1H,t,J=7.1),
7.2−7.4(10H,m) 。
−チエノ[3,4−d]イミダゾール−2,4−ジオン
6.6g、ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム
(II)ジクロリド1.37g及びトルエン66mlを
ナスコルベンに仕込み攪拌した。該コルベン中へ、室温
で、参考例2記載の方法で調製した亜鉛試薬(吉草酸エ
チル−5−イルヨウ化亜鉛)のテトラヒドロフラン(T
HF)溶液を滴下し、室温で23時間反応させた。該反
応液をセライトをプレコートしてろ過し、THFで洗浄
し、ろ洗液を合わせ減圧濃縮した。得られた残さに、酢
酸エチル100ml、水200mlを加え、攪拌下、濃
塩酸20mlを入れ分液した。有機層を1N−塩酸、
水、チオ硫酸ナトリウム水溶液、水、飽和食塩水で、順
次洗浄した。有機層に脱水剤(硫酸マグネシウム)及び
活性炭を入れ、不溶物をろ過し、酢酸エチルで洗浄し
た。ろ洗液を合わせて、減圧濃縮し、シス−1,3−ジ
ベンジル−4−ヒドロキシ−4−(4−メトキシカルボ
ニルブチル)−ヘキサヒドロ−1H−チエノ[3,4−
d]イミダゾール−2−オン19.6gを残さとして得
た。
し、p−トルエンスルホン酸0.74gを加え、室温で
5時間攪拌した。該反応液に酢酸エチルを加え不溶物を
溶かした後、飽和重曹水、水、飽和食塩水で洗浄した。
有機層を脱水後、不溶物をろ別、洗浄した。ろ洗液を合
わせ、減圧濃縮し、選られた残さ(16.0g)をシリ
カゲルカラム(溶出溶媒:n―ヘキサン/酢酸エチル=
5/2)で精製し、油状物として、シス−1,3−ジベ
ンジル−4−(4−メトキシカルボニルブチリデン)−
ヘキサヒドロ−1H−チエノ[3,4−d]イミダゾー
ル−2−オン7.0gを得た(シス−1,3−ジベンジ
ル−ヘキサヒドロ−1H−チエノ[3,4−d]イミダ
ゾール−2,4−ジオンからの収率:80%)。
ドロ−1H−チエノ[3,4−d]イミダゾール−2,
4−ジオン0.56g、10%パラジウム炭素(Pd−
C)0.18g、トルエン6mlを入れ攪拌する。コル
ベン中に、参考例3記載の方法で調製した亜鉛試薬(吉
草酸エチル−5−イルヨウ化亜鉛)のテトラヒドロフラ
ン(THF)溶液を加え、室温にて7時間攪拌した。反
応液をセライトをプレコートしてろ過し、THFで洗浄
した。ろ洗液を合わせ、減圧濃縮した。残さに酢酸エチ
ルと1%塩酸を入れ分液し、有機層を飽和食塩水で洗浄
した。ろ洗液を合わせ、減圧濃縮し、シス−1,3−ジ
ベンジル−4−ヒドロキシ−4−(4−メトキシカルボ
ニルブチル)−ヘキサヒドロ−1H−チエノ[3,4−
d]イミダゾール−2−オン0.97gを残さとして得
た。
し、p−トルエンスルホン酸63mgを加え室温で7時
間攪拌し、更にp−トルエンスルホン酸64mgを加
え、室温で1.5時間、60℃で30分加熱した。室温
まで冷却し、飽和重曹水して、更に、酢酸エチルを加
え、希食塩水、飽和食塩水で洗浄した。有機層を脱水
し、不溶物をろ別、酢酸エチル洗浄した。ろ洗液を合わ
せ、減圧濃縮し、残さ0.83gを得た。該残さをシリ
カゲルカラム(溶出溶媒:n―ヘキサン/酢酸エチル=
5/3)で精製し、シス−1,3−ジベンジル−4−
(4−メトキシカルボニルブチリデン)−ヘキサヒドロ
−1H−チエノ[3,4−d]イミダゾール−2−オン
380mgを油状物として得た(シス−1,3−ジベン
ジル−ヘキサヒドロ−1H−チエノ[3,4−d]イミ
ダゾール−2,4−ジオンからの収率:51%)。
F)11mlを入れ攪拌した。該溶液に1,2−ジブロ
モエタン104μlを加え加熱し、5分間還流させた。
水浴で冷却後、室温でクロロトリメチルシラン(TMS
−Cl)104μlを加え、15分攪拌した。5−ヨウ
化吉草酸エチル6.9gを室温で10分かけて滴下し、
更に35〜40℃で15時間攪拌して、吉草酸エチル−
5−イルヨウ化亜鉛のTHF溶液を調製した。
l、1,2−ジブロモエタン0.88g、クロロトリメ
チルシラン(TMS−Cl)0.38g及び5−ヨウ化
吉草酸エチル30.0gを、参考例1と同様に処理し
て、吉草酸エチル−5−イルヨウ化亜鉛のTHF溶液を
調製した。
l、1,2−ジブロモエタン40μl、クロロトリメチ
ルシラン(TMS−Cl)40μl及び5−ヨウ化吉草
酸エチル2.56gを、参考例1と同様に処理して、吉
草酸エチル−5−イルヨウ化亜鉛のTHF溶液を調製し
た。
として有用な新規ヒドロキシチエノイミダゾール化合物
[III]を製することができる。また、本発明の方法
により、短工程で収率よくビオチン[VI]を製するこ
とができる。
Claims (5)
- 【請求項1】一般式[I] 【化1】 (式中、R1及びR2は同一又は異なって、水素原子又は
イミノ基の保護基を表す。)で示されるチオラクトン化
合物と、一般式[II] XZn−CH2−Q−Y [II] (式中、Xはハロゲン原子;Qは炭素数3の飽和若しく
は不飽和直鎖炭化水素の2価基;Yはハロゲン原子、低
級アルコキシ基、トシルオキシ基、メシルオキシ基、エ
ステル化されたカルボキシル基、アミド化されたカルボ
キシル基又はシアノ基を表す。)で示される亜鉛試薬を
付加反応させ、次いで生成物を加水分解することを特徴
とする一般式[III] 【化2】 (式中、記号は前記と同じ意味を有する。)で示される
ヒドロキシチエノイミダゾール化合物の製法。 - 【請求項2】一般式[I] 【化3】 (式中、R1及びR2は同一又は異なって、水素原子又は
イミノ基の保護基を表す。)で示されるチオラクトン化
合物と、一般式[II] XZn−CH2−Q−Y [II] (式中、Xはハロゲン原子;Qは炭素数3の飽和若しく
は不飽和直鎖炭化水素の2価基;Yはハロゲン原子、低
級アルコキシ基、トシルオキシ基、メシルオキシ基、エ
ステル化されたカルボキシル基、アミド化されたカルボ
キシル基又はシアノ基を表す。)で示される亜鉛試薬
を、付加反応させ、次いで生成物を加水分解することに
より、一般式[III] 【化4】 (式中、記号は前記と同じ意味を有する。)で示される
ヒドロキシチエノイミダゾール化合物を得、この化合物
を脱水して、一般式[IV] 【化5】 (式中、記号は前記と同じ意味を有する。)で示される
不飽和直鎖炭化水素置換チエノイミダゾール化合物を
得、この化合物を還元して、一般式[V] 【化6】 (式中、記号は前記と同じ意味を有する。)で示される
飽和直鎖炭化水素置換チエノイミダゾール化合物を得、
この化合物の基Yをカルボキシル基に変換し、必要であ
ればイミノ基の保護基を脱保護することを特徴とする式
[VI] 【化7】 で示されるビオチンの製法。 - 【請求項3】R1及びR2が水素原子、ベンジル基、アセ
チル基又はベンジルオキシカルボニル基、Xがヨウ素原
子、Qがトリメチレン基、Yがメチルオキシカルボニル
基又はエチルオキシカルボニル基である請求項1又は2
記載の製法。 - 【請求項4】一般式[III] 【化8】 (式中、R1及びR2は同一又は異なって、水素原子又は
イミノ基の保護基、Qは炭素数3の飽和若しくは不飽和
直鎖炭化水素の2価基;Yはハロゲン原子、低級アルコ
キシ基、トシルオキシ基、メシルオキシ基、エステル化
されたカルボキシル基、アミド化されたカルボキシル基
又はシアノ基を表す。)で示されるヒドロキシチエノイ
ミダゾール化合物。 - 【請求項5】R1及びR2が水素原子、ベンジル基、アセ
チル基又はベンジルオキシカルボニル基、Qがトリメチ
レン基、Yがメチルオキシカルボニル基又はエチルオキ
シカルボニル基である請求項4記載の化合物。
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WO2003048131A1 (fr) * | 2001-12-04 | 2003-06-12 | Tanabe Seiyaku Co., Ltd. | Intermediaire destine a la biotine et procede de production associe |
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WO2018025722A1 (ja) | 2016-08-04 | 2018-02-08 | 株式会社トクヤマ | ビオチンの中間体の製造方法、およびビオチンの製造方法 |
WO2023120711A1 (ja) * | 2021-12-24 | 2023-06-29 | 株式会社トクヤマ | ビオチン誘導体の製造方法 |
WO2024080317A1 (ja) * | 2022-10-13 | 2024-04-18 | 株式会社トクヤマ | ヒドロキシビオチン誘導体及びビニルビオチン誘導体の製造方法 |
-
1998
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US7799929B2 (en) | 2001-12-04 | 2010-09-21 | Tanabe Seiyaku Co., Ltd. | Biotin intermediate and process for preparing the same |
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