JP2000191265A - 通路設備 - Google Patents

通路設備

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JP2000191265A
JP2000191265A JP10368949A JP36894998A JP2000191265A JP 2000191265 A JP2000191265 A JP 2000191265A JP 10368949 A JP10368949 A JP 10368949A JP 36894998 A JP36894998 A JP 36894998A JP 2000191265 A JP2000191265 A JP 2000191265A
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JP
Japan
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road surface
facility
passenger conveyor
stair
passage
Prior art date
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Pending
Application number
JP10368949A
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English (en)
Inventor
Chuichi Saito
忠一 斎藤
Wahei Kojima
和平 小嶋
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Hitachi Ltd
Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Publication date
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  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】並設された階段設備と乗客コンベア設備の利用
を意図する歩行者の錯綜を回避するに有効で、特に踊り
場付近の安全性に優れ、かつ総合的に安価な通路設備を
提供する。 【解決手段】路面5から路面6にかけて並設される階段
設備3とエスカレーター4(乗客コンベア設備)との相
互間に、路面位置相違部10,11,13等を設けて、
階段設備3とエスカレーター4に向けて集中する蝟集団
を区分けして歩行者の安全を確保する構成とした。ま
た、この区分けの壁となる外装壁4Gの踊り場付近の高
さ位置の設定、エスカレーター4への取付け構造により
安全かつ安価となる構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通路設備に係り、
特に、車両ホームに隣接し、車両の進路方向に沿って歩
行者通路を形成する階段設備と並べてエスカレーターや
電動道路等の乗客コンベアを設置した通路設備に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、建築構造物の歩行者通路である階
段設備に並べて乗客コンベアを設置した通路設備は、特
開平7−189449 号公報に開示されている。さらに、駅施
設における乗客コンベアへの旅客集中整理策は、特公昭
52−16627 号公報に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術の前者
は、設置用途の特定はないが、鉄道ホームに設置される
通路設備に限定して見た場合、歩行者が一方の通路手段
である階段設備あるいは他方の通路手段である乗客コン
ベアのどちらかの利用を意図して両通路手段に向けて集
中する旅客蝟集スペースを区分けする具体的手段への言
及はなく、この用途では両通路手段に対して一斉に先頭
を目指しての無秩序な集中、錯綜が生じて通路面での将
棋倒しや車両線路への転落などの重大事故を誘発する危
険があった。この現象は、乗客コンベアを車いす使用者
や高齢者などの歩行障害者が利用せんとしてその乗降口
に接近した場合に特に深刻であり、上記両通路手段に対
する蝟集団の安全確保のための整流対策が必須となって
いる。
【0004】また、上記公知例の前者は、新設の駅設備
のように予め階段設備と乗客コンベア設備を建築壁(袖
壁)で仕切って動線を整流する方策を備えておらず、階
段設備と乗客コンベアの隣接部には階段用手摺が存在す
るだけの構成であるために、上記のような蝟集団の錯綜
に拍車をかける状況となっていた。さらに、隣接部に階
段用手摺だけを設けた上記構成では、階段設備と乗客コ
ンベアの直線傾斜部に限っては不都合がないものの、階
段設備の踊り場部分において、そこの歩行者が乗客コン
ベアの移動手摺を掴んで引きづられたり、そこから乗客
コンベアに転落する重大人身事故が懸念される設置形態
も多いために、その防止策が必要となっていた。以上の
ことに加えて、鉄道ホーム等で一般に適用されている建
築構造物である仕切り壁は、階段幅を縮小させることに
よる流動疎外,建築コストの面で大なる不都合があって
敬遠されていた。
【0005】一方、上記従来例の後者は、乗客コンベア
単独の蝟集団整流策であり、上記の階段設備との関連は
配慮の外にある。
【0006】本発明の目的は、並設された階段設備と乗
客コンベアの利用を意図する歩行者の錯綜を回避するに
有効な通路設備を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、鉄道ホームに隣接し、車両の進路方向に
沿う鉄道ホーム路面と、この鉄道ホーム路面の上階の路
面を結ぶ歩行通路を形成する階段設備と、この階段設備
に並設されて移動通路を形成する乗客コンベアからなる
通路設備において、前記鉄道ホーム路面上に、階段設備
および乗客コンベアの長手方向に沿って、前記階段設備
の最下段の段鼻と前記乗客コンベアの乗降口端部の相互
間に、前後方向に一定面積を有する路面位置相違部を設
け、この路面位置相違部により階段歩行者と乗客コンベ
ア利用者の鉄道ホーム路面における蝟集の区分けを行う
構成としたのである。また、前記路面位置相違部の路面
とこれに隣接する乗客コンベアの乗降口とは相互の材質
が異なる構成とする一方、前記路面位置相違部の路面と
これに隣接する乗客コンベアの乗降口とは互いに色調が
異なる構成としたのである。
【0008】上記構成によれば、歩行者が集中する階段
設備と乗客コンベアの手前における錯綜が、歩行者各々
の意図する通路設備側に視覚的,面積的に区分け、整流
されて安全性の向上に寄与できる。また、この両通路設
備が混雑している場合、集団後列の歩行者は自然に鉄道
ホーム上の歩行者群の流れに沿って歩行していくことに
なり、結果的に両通路設備への集中が回避される効果が
ある。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の通路設備の第1の
実施形態を図1〜図4に基づき説明する。図1は本発明
の通路設備の一実施の形態の外観構成を示す斜視図、図
2は図1のI線に沿う平面図、図3は図2のII−II線に
沿う断面図、図4は図1のIII−III線に沿う斜視断面図
である。
【0010】図1は、例えば車両線路1に隣接する鉄道
ホーム2の車両の進路方向である長手方向に沿って階段
設備3と乗客コンベア設備であるエスカレーター4を並
設した状態を示したもので、車両線路1側にエスカレー
ター4を、これに隣接してエスカレーター4の反対側に
階段設備3を設置したものである。
【0011】この階段設備3は、車両線路1の車両の進
路方向に沿って高低差のある路面5(鉄道ホーム2)と
路面6(歩行通路7)を結ぶ歩行通路を形成するもの
で、下階側階段群3Aと、上階側階段群3Bと、一定面
積の平坦面で形成される踊り場3Cを有しており、この
階段設備3に隣接してエスカレーター4が並設されてい
る。このエスカレーター4は、路面5と接する一方の乗
降口4Aから路面6と接する他方の乗降口4Bにかけて
直線的な傾斜路4Cを形成して移動体である踏段4Dと
移動手摺4E、これら移動体の側壁を形成する欄干4
F,外装壁4Gを備えているほか、車両線路1側とは建
築壁8により被われ、固定手摺9により区画されてい
る。
【0012】そして、上記構成の階段設備3とエスカレ
ーター4は、下階側階段群3Aの最下段の段鼻3AAと
乗降口4Aの端部付近である移動手摺4Eの端部4AA
の相互間には外装壁4Gで仕切られる長さL1(図2)
を隔てた一定面積の路面位置相違部10と、階段群3B
の最上階の段鼻3BBと乗降口4Bの端部付近である移
動手摺4Eの端部4BBの間には長さL2を隔てた一定
面積の路面位置相互部11が形成されている。
【0013】ここで、外装壁4Gについて詳述すれば、
この外装壁4G(図4)は、エスカレーター4の全体幅
W1(一般に1.5m 程度)の外縁となる欄干4Fのデ
ッキカバー4Hに対して50mm程度の厚さW2が付加さ
れ、その仕切り頂面部4gが移動手摺4Eよりも符号h
だけ高い形で設けられるもので、さらに間隔W3だけ付
加される形の階段用手摺12とともに、強度部材である
全体幅W4の主枠4Jの上弦材4Kに固設された支持柱
4Lに直接支持されて路面5から路面6に至る全域で階
段設備3とエスカレーター4の仕切りを構成している。
【0014】上記の構成において、例えば車両から降車
した歩行者が路面5から路面6に向けて殺到する蝟集団
のうち、階段設備3の歩行を意図する集団は長さL1と
階段設備3の全体幅で形成されるスペースに、エスカレ
ーター4の利用を意図する蝟集団は外装壁4Gによって
仕切られた乗降口4Aのスペースに並んでそれぞれの利
用意図に応じ、鉄道ホーム2の人の流れに沿って整流さ
れた状態で進行することになる。
【0015】反対に、路面6から路面5を目指す歩行者
集団は、長さL2と階段設備3の全体幅で形成されるス
ペースで整流された状態で進行することになる。また、
エスカレーター4を目指す利用者は固定手摺9によって
車両との間隔が保持され、電車との接触から保護される
仕組みになっている。
【0016】さらに、外装壁4Gは、特に踊り場3Cの
所で移動手摺4Eより一段高い位置にその仕切り頂面部
4gを有して、踊り場3C付近の歩行者が移動手摺4E
を掴んだり、踏段4D側に転落するものを防止する保護
部4GG(図1)を備えている。そして、外装壁4Gと
階段用手摺12は、エスカレーター4に直接固定される
構成であるので、従来のような建築による大型で高価な
袖壁が不要となり、短工期、かつ安価に構築できるほ
か、歩行者の安全性も確保できる。
【0017】次に、本発明の通路設備の第2の実施形態
を図5に基づいて説明する。図5は本発明の通路設備の
一実施の形態の前記図2相当の部分的平面図であり、図
2とは反対に、車両線路1側に階段設備3を、これに隣
接してエスカレーター4を並設したものである。なお、
図1〜図4と同一名称,同一機能のものには同一符号を
付けてあるので、ここでは図1〜図4と異なる符号につ
いてのみ機能を説明することとする。
【0018】図5において、この例では図2とは違って
路面5につながる下階側階段群3Aの最下段の段鼻3A
Aとエスカレーター4の乗降口4Aの端部付近である移
動手摺4Eの端部4AAの相互間には外装壁4Gで仕切
られる長さL3(図5)を隔てた一定面積の路面位置相
違部13が形成されて、上記図2と同様、路面5から上
階路面6を目指す蝟集団の整流を行う構成となってい
る。なお、この場合、外装壁4Gと階段用手摺12の機
能と取付構造、それに建築壁8と固定手摺9の機能と構
造も図1〜図4のものと同様である。
【0019】さらに、図示は省略するも本発明の通路設
備の第3,第4の実施形態について説明する。
【0020】第3の実施形態は、路面位置相違部10,
11,13と乗降口4A,4Bの相互材質を異ならし
め、また、第4の実施形態は、路面位置相違部10,1
1,13と乗降口4A,4Bの相互色調を異ならしめて
靴底の触感や視覚に訴求して上記と同様、階段設備3と
エスカレーター4への蝟集団の区分けを行う構成とした
ものである。なお、例示したエスカレーター4は、段差
のない踏板を持つ傾斜型乗客コンベアであっても本発明
の構成をそのまま適用することができる。
【0021】
【発明の効果】以上のように構成したことにより、本発
明の請求項に係る本発明によれば、鉄道ホームに隣接
し、車両線路の車両の進行方向に沿って並設された階段
設備と乗客コンベア設備のどちらかの利用を意図する歩
行者の錯綜を回避するに有効な通路設備を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通路設備の一実施形態の外観構成を示
す斜視図である。
【図2】図1のI線に沿う平面図である。
【図3】図2のII−II線に沿う断面図である。
【図4】図1のIII−III線に沿う斜視断面図である。
【図5】本発明の通路設備の一実施の形態を示す図2相
当の部分的平面図である。
【符号の説明】
1…車両線路、2…鉄道ホーム、3…階段設備、3A…
下階側階段群、3B…上階側階段群、3C…踊り場、3
AA,3BB…段鼻、4…エスカレーター(乗客コンベ
ア設備)、4A,4B…乗降口、4AA,4BB…端
部、4C…傾斜路、4D…踏段、4E…移動手摺、4F
…欄干、4G…外装壁、4GG…保護部、4H…デッキ
カバー、4g…仕切り頂面部、5,6…路面、7…歩行
通路、8…建築壁、9…固定手摺、10,11,13…
路面位置相違部、12…階段用手摺。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小嶋 和平 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式会 社日立製作所水戸工場内 Fターム(参考) 2D101 CA17 CB07 EA01 FA31 3F321 AA11 DA01 FA16 FB15

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鉄道ホームに隣接し、車両の進路方向に沿
    う鉄道ホーム路面と、この鉄道ホーム路面の上階の路面
    を結ぶ歩行通路を形成する階段設備と、この階段設備に
    並設されて移動通路を形成する乗客コンベアからなる通
    路設備において、前記鉄道ホーム路面上に、階段設備お
    よび乗客コンベアの長手方向に沿って、前記階段設備の
    最下段の段鼻と前記乗客コンベアの乗降口端部の相互間
    に、前後方向に一定面積を有する路面位置相違部を設
    け、この路面位置相違部により階段歩行者と乗客コンベ
    ア利用者の鉄道ホーム路面における蝟集の区分けを行う
    構成としたことを特徴とする通路設備。
  2. 【請求項2】前記路面位置相違部とこれに隣接する乗客
    コンベアの乗降口とは相互の材質が異なる構成であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の通路設備。
  3. 【請求項3】前記路面位置相違部とこれに隣接する乗客
    コンベアの乗降口とは相互の色調が異なる構成であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の通路設備。
JP10368949A 1998-12-25 1998-12-25 通路設備 Pending JP2000191265A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013033896A1 (zh) * 2011-09-07 2013-03-14 长沙中联重工科技发展股份有限公司 楼梯和司机室

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WO2013033896A1 (zh) * 2011-09-07 2013-03-14 长沙中联重工科技发展股份有限公司 楼梯和司机室

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