JP2000190514A - インクジェットプリンタ―およびその組立方法 - Google Patents

インクジェットプリンタ―およびその組立方法

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JP2000190514A
JP2000190514A JP11373413A JP37341399A JP2000190514A JP 2000190514 A JP2000190514 A JP 2000190514A JP 11373413 A JP11373413 A JP 11373413A JP 37341399 A JP37341399 A JP 37341399A JP 2000190514 A JP2000190514 A JP 2000190514A
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wiper
cleaning
printhead
cleaning mechanism
ink
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Todd R Griffin
トッド・アール・グリフィン
Ravi Sharma
ラビ・シャーマ
F Faist Charles Jr
チャールズ・エフ・ファイスト・ジュニア
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Eastman Kodak Co
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    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
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    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
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    • B41J2/18Ink recirculation systems
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オリフィスを詰まらせる粒子を短時間でクリ
ーニングすることができるクリーニング機構を有するイ
ンクジェットプリンターを提供する。 【解決手段】 インクジェットプリンター10が、
(a)表面95およびインクチャンネル70を有するプ
リントヘッド60、ならびに(b)該プリントヘッド6
0に組み合わされ、表面95およびインクチャンネル7
0から汚染物質165を同時にクリーニングするように
なっており、(i)表面95に封止的に係合可能な、表
面95と連通状態となる、貫通して形成された通路19
0を有する真空フード180;および(ii)該真空フー
ド180に接続される、表面95に対して整列可能な複
数の移送チャンネル215(これはワイパー210内に
形成されたシュート235と連通する)を有するワイパ
ー210を含むクリーニング機構170を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、概してインクジェ
ットプリンター装置および方法に関し、より詳細には、
ワイパーブレードおよび真空キャノピー(canopy)のク
リーニング機構を有するインクジェットプリンターなら
びにその組立方法に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェットプリンターは、画像を形
成するような(imagewise)様式でインク滴を受容体
(あるいは被印刷物)上に噴射することによって、受容
体上に画像を形成する。普通紙に印刷するというプリン
ターの能力に加えて、非衝撃式、低騒音、低電力消費、
および低運転コストであるという利点は、インクジェッ
トプリンターが広く市場に受け入れられる大きな要因で
ある。
【0003】このことについて、「連続式」インクジェ
ットプリンターは、インク滴がストリームの形態で噴射
される位置に近接して配置された静電帯電トンネル(el
ectrostatic charging tunnel)を利用している。液滴
のうちの選択されたものが、帯電トンネルによって帯電
する。帯電した液滴は、所定の電位差を間に有する偏向
板によって下流で偏向される。帯電していない液滴を記
録媒体に自由に衝突させつつ、帯電した液滴を途中で捕
捉するように、ガター(または溝、gutter)を使用して
よい。
【0004】「オン・デマンド式」インクジェットプリ
ンターの場合、インクジェット液滴を生成するために、
全てのオリフィスにおいて加圧式アクチュエータが使用
される。このことについて、2つのタイプのアクチュエ
ータのいずれを使用してもよい。これらの2つのタイプ
のアクチュエータには、熱式アクチュエータおよび圧電
式アクチュエータがある。熱式アクチュエータに関して
は、都合のよい位置に配置されたヒーターがインクを加
熱し、インクはガス状蒸気泡へ相変化して、インク滴を
記録媒体へ吐出させるのに十分な程度に内部インク圧力
を増加させる。圧電式アクチュエータに関しては、圧電
材料が使用され、この圧電材料は、機械的圧力が加えら
れた場合に電場を生じるような圧電特性を有する。逆も
また真である;即ち、電場を印加すると、材料に機械的
応力が生じる。この特徴を有する、天然に存在する材料
は、石英およびトルマリン(または電気石)である。最
も一般的に製造される圧電セラミックは、チタン酸ジル
コン酸鉛、メタニオブ酸鉛、チタン酸鉛、およびチタン
酸バリウムである。
【0005】高速インクジェットプリンター用インク
は、「連続式」または「圧電式」にかかわらず、多くの
特別な特徴を有する。例えば、インクは不乾性を有する
べきであり、これにより、インク吐出室におけるインク
の乾燥は防止され、あるいは遅延され、インク滴の随時
の吐出によってキャビティ(または空洞)および対応す
るオリフィス(または開口部)を開いた状態に維持する
ような状態となるようになっている。グリコールを加え
ることにより、インクがインクジェット室を通って自由
に流れることが助長される。
【0006】もちろん、インクジェットプリントヘッド
は、インクジェット印刷を行う環境に曝される。従っ
て、前述のオリフィスは多くの種類の空気に起因する微
粒子(air born particulate)に曝される。微粒子屑
は、オリフィスの周りに形成される表面に堆積し得、オ
リフィスおよびその室の内に堆積し得る。従って、イン
クは、そのような微粒子屑とくっついて干渉(または妨
害)ばりを形成し、これはオリフィスを塞ぎ、あるいは
表面を濡らして、インク滴の適切な形成を妨げる。ま
た、インクは簡単に乾燥固化(dry-out)することがあ
り、硬化した堆積物をプリントヘッド表面上およびイン
クチャンネル内に形成する。液滴を再び適切に形成させ
るために、微粒子屑および堆積物を表面およびオリフィ
スから除去またはクリーニングしなければならない。従
来の技術においては、このクリーニングは、一般にブラ
ッシング、ワイピング(またはワイパーがけ)、噴霧
(または吹き付け)、真空吸引、またはオリフィスを通
じてのインクの噴出によって達成される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、インクジェッ
トプリンターに使用されるインクには、以下の問題があ
ると言うことができる:インクは、オリフィスの内部ま
たは周囲で乾燥固化し易く、オリフィスを詰まらせる;
オリフィス・プレートのワイピングによりプレートおよ
びワイパーが摩耗し、オリフィスを詰まらせる粒子をワ
イパー自体が形成する;クリーニング・サイクルは長時
間を要し、インクジェットプリンターの効率を低下させ
る。更に、印刷速度は、頻度の高いクリーニング・サイ
クルが画像の印刷を妨げるような大規模印刷において低
下する。印刷速度はまた、閉塞された、あるいは作動不
良のオリフィスを補償するように特殊な印刷パターンを
始める場合に低下する。
【0008】インクジェットプリントヘッドクリーナー
は既知である。インクジェットプリントヘッドのための
ワイピング・システムが、「Orthogonal R
otary Wiping System For I
nkjet Printheads」という名称の、W
illiam S. Osborneらの名前で199
7年3月25日に発行された米国特許第5,614,9
30号に開示されている。この特許は、ワイパー支持タ
ンブラーを有する回転式サービス・ステーションを開示
している。タンブラーは、線状に整列したノズルの長さ
に沿ってプリントヘッドをワイピングする(または拭う
もしくはふく)ように回転する。加えて、ワイパーをク
リーニングするように、ワイパー・スクレーピング・シ
ステムがワイパーをスクレーピングする(またはきさぐ
もしくはかきとる)。しかし、Osborneらはクリ
ーニングを助長するために外部の溶媒(または内部にあ
るインクとは異なる溶媒)を用いることを開示しておら
ず、また、外側の溶媒を完全に除去することも開示して
いない。
【0009】本発明の目的は、ワイパーブレードおよび
真空キャノピー(または覆い)のクリーニング機構を有
するインクジェットプリンターであって、クリーニング
機構が、プリントヘッドに形成されたインクチャンネル
をクリーニングすると同時に、プリンターに在るプリン
トヘッドの表面をクリーニングするプリンターならびに
そのプリンターを組み立てる方法を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を鑑みて、本
発明は特許請求の範囲に記載される幾つかの請求項によ
って規定される。本発明の例示的な態様によれば、イン
クジェットプリンターは、複数のインク吐出オリフィス
を取り囲む表面を有するプリントヘッドを含む。このオ
リフィスは、プリントヘッドに形成された複数のインク
チャンネルの各々と連通する。少なくとも1つのオリフ
ィスを封止的に取り囲むことができる真空フードが、フ
ードを貫通し、オリフィスと連通して形成される通路を
有する。このフードは、オリフィスと連通するインクチ
ャンネルから汚染物質を吸引する。溶媒輸送(または供
給)ワイパーがフードに接続され、それを貫通して形成
された、表面に対して整列可能な流路を有する。この流
路は、表面から汚染物質を洗い流すように液体溶媒クリ
ーニング(または洗浄)剤を表面に輸送または供給す
る。このようにすると、ワイパーは表面から汚染物質を
洗い流し、表面に残留する汚染物質は溶媒に同伴され
る。真空キャノピーがワイパーに接続され、キャノピー
に貫通して形成された、表面に対して整列可能なカット
を有する。このキャノピーの目的は、溶媒および同伴さ
れた汚染物質を表面から吸引することにある。本発明の
別の態様においては、溶媒輸送ワイパーは、ワイパーに
貫通して形成され、表面に対して整列可能な追加の通路
を有する。この態様においては、内部の通路は、溶媒お
よび同伴された汚染物質を表面から除去する手段として
働く。クリーング溶媒および汚染物質を除去するのを補
助する目的で、ワイパーブレードの傾斜縁部には移送
(wicking)チャンネルが設けられる。更に、溶媒から
微粒子体を濾過し、クリーンな溶媒をプリントヘッドの
表面へ再循環させるために、パイピング・サーキット
(piping circuit)が設けられる。
【0011】加えて、プリントヘッド表面を横切ってフ
ード、ワイパーおよびキャノピーを移動、例えば平行移
動させるように、移動機構、例えば平行移動(translat
ion)機構がフード、ワイパーおよびキャノピーに接続
される。このことについて、移動機構は、フード、ワイ
パー、および/またはキャノピーにネジ式で係合する親
ネジを含んでよい。更に、フード、ワイパー、およびキ
ャノピーをプリントヘッド表面の近接位置に転置させ
て、インクチャンネルおよびプリントヘッド表面のクリ
ーニングを可能にするように、転置(displacement)機
構が、フード、ワイパー、およびキャノピーに接続され
る。
【0012】本発明の特徴は、プリントヘッドと組み合
わせるクリーニング機構を提供することにあり、このク
リーニング機構はプリントヘッド表面およびインクチャ
ンネルから汚染物質を同時にクリーニングするように適
用される。
【0013】本発明の利点は、プリントヘッド表面およ
びインクチャンネルが同時にクリーニングされるので、
クリーニング時間が短縮されることにある。
【0014】本発明のこれらおよびその他の目的、特
徴、および利点は、本発明の例示的な実施形態を示し、
説明する図面と組み合わせて以下の詳細な説明を読むこ
とによって当業者に明白となるであろう。
【0015】
【発明の実施の形態】本明細書は、本発明の主題を特に
示し、明白に主張する特許請求の範囲を包含するが、添
付の図面と共に以下の詳細な説明によって、本発明をよ
りよく理解することができよう。
【0016】本明細書の記載は、本発明による装置の一
部を形成するエレメント(または要素)、あるいはこの
装置とより直接的に協動するエレメントに特に関するも
のとする。特に図示していない、あるいは説明していな
いエレメントは、当業者に周知である種々の形態であっ
てよいことが理解されよう。
【0017】図1および2を参照して、画像20(透視
図にて示す)を受容体(receiver)30(同じく透視図
にて示す)に印刷するための、全体として10で参照さ
れる第1の実施形態のインクジェットプリンターを示
す。この受容体30は、反射型受容体(例えば紙)また
は透過型受容体(例えば透明材またはOHP用紙)であ
ってよい。受容体30は、プラテン(plten、または圧
盤)ローラー40に支持され、これは、プラテンローラ
ー40に係合するプラテンローラー用モーター50によ
って回転させることができる。従って、プラテンローラ
ー用モーター50がプラテンローラー40を回転させる
と、受容体30は第1の矢印55で例示する方向に前進
する。プラテンローラー40は、後に説明する理由によ
って、ピボットシャフト57の周りを弧59に沿って外
側方向にピボット(または旋回)するようになってい
る。印刷用の紙を供給するために、多くの構造が可能で
ある。もう1つの機構は、印刷用プレートに受容体を配
置するように、第1の組の送りローラーを利用する。第
2の組の送りローラーは、印刷が完了したときに受容体
を取り除く。
【0018】図1、3、および4を参照して、プリンタ
ー10はまた、プラテンローラー40に隣接して配置さ
れた往復動式プリントヘッド60を含む。プリントヘッ
ド60は、その内部に形成された複数のインクチャンネ
ル70(そのうちの6個だけを図示する)を含み、各チ
ャンネル70はチャンネル出口75にて終端する。加え
て、内部にインク本体77を保持するようになっている
各チャンネル70は、1対の対向して配置された平行な
側壁79aおよび79bによって規定される。プリント
ヘッド60は、複数のオリフィス90を有するカバープ
レート80を更に含んでよく、このオリフィス90は、
各オリフィス90が受容体30に面するように、それぞ
れ1つのチャンネル出口75と同一線上となるように整
列して、カバープレート80を貫通して設けられてい
る。カバープレート80の表面95は、全てのオリフィ
ス90を取り囲み、また、受容体30に面する。もちろ
ん、画像20を受容体30に印刷するために、インク滴
100はインクチャンネル70からオリフィス90を通
って、受容体30の方向に、面95に対して垂直な好ま
しい軸105に沿って放出され、これにより、液滴10
0は受容体30によって適切に捕捉される。この結果を
得るために、プリントヘッド60は、チタン酸ジルコン
酸鉛(PZT)などの圧電材料で形成された「圧電式イ
ンクジェット」プリントヘッドであってよい。そのよう
な圧電材料は、電気的に刺激すると、側壁79a/bが
内側方向に同時に変形するように、電気的刺激に対して
機械的に応答する。側壁79a/bが同時に内側方向に
変形する場合、チャンネル70の体積が減少して、チャ
ンネル70からオリフィス90を通してインク滴100
が搾り出される。
【0019】図1、3および4を再び参照して、全体と
して110で参照される搬送(または移送)機構は、そ
の第1の位置(または状態)115aと第2の位置(ま
たは状態)115b(透視図にて示す)との間でプリン
トヘッド60を往復運動させるように、プリントヘッド
60に連結されている。このことについて、搬送機構1
10は、プリントヘッド60を第2の矢印117の方向
に往復運動させる。プリントヘッド60は、細長いガイ
ドレール120に滑動可能に係合し、ガイドレール12
0は、プリントヘッド60が往復運動する間、プリント
ヘッド60をプラテンローラー40に対して平行にガイ
ドする。また、搬送機構110は、前述のように第1の
位置115aと第2の位置115bとの間でプリントヘ
ッド60を往復運動させるプリントヘッド60に連結さ
れた駆動ベルト130を含む。このことについて、反転
可能な駆動ベルト用モーター140がベルト130に係
合し、これにより、ベルト130は、プリントヘッド6
0がプラテン40に対して往復運動するように往復運動
する。更に、プリントヘッド60に結合したエンコーダ
ー(または符号器)ストリップ150は、プリントヘッ
ド60が第1の位置115aと第2の位置115bとの
間で往復運動するときにプリントヘッド60の位置をモ
ニターする。加えて、コントローラー160は、画像2
0を受容体30に適切に形成するためにプラテンローラ
ー用モーター50、駆動ベルト用モーター140、エン
コーダーストリップ150およびプリントヘッド60の
動作を制御するように、これらに連結されている。その
ようなコントローラーは、カリフォルニア州ローナート
パークにあるParker Hannifin Inc
orporatedから市販されているModel C
ompuMotor controllerとすること
ができる。
【0020】図4からよく解るように、表面95は微粒
子体165などの汚染物質を有し得る。また、そのよう
な微粒子体165は、オリフィス90を部分的に、ある
いは完全に塞ぎ得る。微粒子体165は、例えば埃、
塵、金属の微粒子、および/または乾燥したインクの堆
積物であり得る。また、汚染物質は、望ましくない膜
(例えば、グリース、酸化物など)であり得る。本明細
書においては微粒子体と呼んで記述するが、本発明はそ
のような望ましくない膜にも関するとして理解されるも
のとする。微粒子体165がオリフィス90を完全に塞
ぐ場合、オリフィス90からインク滴を吐出することが
妨げられるので、微粒子体165の存在は望ましくな
い。また、微粒子体165がオリフィス90を部分的に
塞ぐ場合、インク滴105の飛翔が、好ましい軸105
からそれて、好ましくない軸167に沿って移動し得る
(図示する)。インク滴が好ましくない軸167に沿っ
て移動すると、インク滴100は意図しない位置にて受
容体30に付着する。このような場合には、オリフィス
90のそのような完全または部分的な閉塞により、「バ
ンディング(banding)」などの非常に望ましくない結
果である印刷結果またはプリンティング・アーチファク
ト(artifact)をもたらす。また、微粒子体165が表
面95に存在することによって、表面を濡れた状態に変
え、液滴100の適切な形成を抑制し得る。従って、プ
リンティング・アーチファクトおよび液滴100の不適
切な形成を回避するために、微粒子体165をクリーニ
ング(即ち、除去する)ことが望ましい。
【0021】従って、図3、5、7、8および10を参
照して、全体として170で参照される第1の実施形態
のクリーニング機構が、プリントヘッド60に組み合わ
せられている。以下に詳細に説明するように、クリーニ
ング機構170は、表面95およびインクチャンネル7
0から微粒子体165を同時にクリーニングするように
なっている。より詳細には、クリーニング機構は、第1
の実施形態のクリーニングブロック175を含み、クリ
ーニングブロック175は、少なくとも1つのオリフィ
ス90と連通状態となる貫通した通路190を有する真
空フード180を含む。表面95とフード180との間
にリークを防止するシールを形成するように表面95と
封止的に係合し得る、弾性を有するシール200が、フ
ード180に外接するエッジ195を取り囲んでよい。
別法では、フード180が表面95に封止的に係合し得
る場合には、シール200をなくしてもよい。従って、
フード180自体が、例えば連続気泡ポリウレタン・フ
ォーム(コネティカット州ロジャーズにあるRoger
s,Incorporatedから入手可能な「POR
ON(商標)」としてよい)などの柔軟な弾性材料で形
成されていてよい。もう1つの別法では、フード180
自体が、弾性体、フェルト、セルロース系繊維、または
「表皮(skinned)」多孔性フォームで形成されていて
よい。しかし、好ましい実施形態においては、シール2
00を表面95に封止的に係合させるために加えられる
負の圧力は、リークを防止するシールを維持しつつ、第
1の実施形態のクリーニングブロック175が表面95
を横切って動くことができるように最適化することがで
きる。例えば、第1の実施形態のクリーニングブロック
175は、第1の実施形態のクリーニングブロック17
5が表面95の一部をワイピングし、その後停止するよ
うに、間欠的に作動させられ得る。この点において、幾
つかのチャンネルから微粒子体165を適切に吸引する
ように、所定のより高い真空度(即ち、より低い圧力)
をフード180に加える。微粒子体165がこれらのチ
ャンネル70から吸引された後、該より高い真空度を減
少させ(即ち、該より低い圧力を上昇させ)、第1の実
施形態のクリーニングブロック175を表面95のもう
1つの部分へ距離「L」だけ移動させて、表面95のこ
の他の部分および他のチャンネル70をクリーニングす
る。このようにして、第1の実施形態のクリーニングブ
ロック175が表面95を横切るときに、第1の実施形
態のクリーニングブロック175の滑らかなクリーニン
グ動作が得られる。この「停止と吸引(ストップ・アン
ド・バキューム)」手法を、表面95の所望の全ての部
分および所望の全てのチャンネルがクリーニングされる
まで繰り返す。
【0022】図3、5、7、8、および10を再び参照
して、第1の実施形態のクリーニングブロック175
は、フード180に接続された溶媒輸送ワイパー210
を更に含む。ワイパー210は、これに貫通して設けら
れた流路(またはエリアウェイ)220を有する。溶媒
輸送ワイパー210は、流路220が後に説明する理由
のために表面95に対して整列可能であるように、表面
95に対して向き決めされる。この点において、流路2
20は、表面95に液体溶媒クリーニング剤を輸送し
て、表面95から微粒子体165を洗い流すために、
(図示するように、)表面95に対して整列可能であ
る、即ち、そのように動作するように表面95に対して
配置できる。もちろん、微粒子体165は、溶媒が微粒
子体165を表面から洗い流すときに溶媒に同伴され
る。また、ワイパー210は溶媒および汚染物質を真空
キャノピー230へ輸送するのを補助するために、ブレ
ードの上側斜面において移送チャンネル215を含む。
更に、ワイパー210は、当該技術分野において既知の
任意の適切な手段、例えばネジ留め(図示せず)によっ
てフードに接続されている。また、ワイパー210は、
第1の実施形態のクリーニングブロック175が表面9
5を第3の矢印227の方向で横切るときに、汚染物質
165を表面95からリフティングする(または持上げ
る)ために、ワイパー210と一体的に形成されたブレ
ード部225を含んでよい。フード180上の上述のシ
ール200は、真空ポンプ290と組み合わせて、ブレ
ード部225が表面95を横切るときに、(図示するよ
うに、)ブレード部225によって残され得る溶媒およ
び微粒子体165を協動して除去することが理解されよ
う。加えて、第1の実施形態のクリーニングブロック1
75はまた、ワイパー210に接続された真空キャノピ
ー230を含む。キャノピー230は、これに貫通して
形成されたカット(または切り込み部)240を有す
る。キャノピー230は、(図示するように、)溶媒お
よび同伴された微粒子体165を表面95から吸引する
ために、カット240が表面95に対して整列し得るよ
うに、表面95に対して向き決めされている。更に、キ
ャノピー230は、当該技術分野において知られている
任意の適切な手段、例えばネジ留め(図示せず)によっ
てワイパー210に接続されている。
【0023】次に図6および9を参照して、第2の実施
形態のクリーニングブロック177もまた、フード18
0に接続された溶媒輸送ワイパー210を含む。第2の
実施形態のクリーニングブロック177は、溶媒および
汚染物質を除去する手段において、第1の実施形態のク
リーニングブロック175と異なる。第2の実施形態の
クリーニングブロック177においては、溶媒および汚
染物質を除去するために別個のキャノピー230を有す
る代わりに、これと同じ機能を果たすようにシュート
(chute)235がワイパー210に組み込まれてい
る。また、移送チャンネル215は、上側斜面ワイパー
エッジに組み込まれ、シュート235への溶媒および汚
染物質の輸送を助ける。シュート235は、溶媒および
汚染物質を除去するように第2のパイピング・セグメン
ト280に接続される。真空フードおよび付随するパイ
ピング(または配管系)は、第1の実施形態におけるも
のと同様である。
【0024】図11(a)および(b)に最も良く図示
されるように、第3の実施形態のクリーニングブロック
242は、フード180に接続された溶媒輸送スキージ
244を含む。スキージ244は、これに貫通して形成
された上述の流路220を有する。溶媒輸送スキージ2
44は、流路220がここに説明する理由により表面9
5に対して整列可能であるように、表面95に対して向
き決めされる。このことについて、流路220は、(図
示するように、)微粒子体165を表面95から洗い流
すために、表面95に液体溶媒クリーニング剤を輸送す
るために、表面95に対して整列可能である。もちろ
ん、微粒子体165は、溶媒が表面95から微粒子体1
65を洗い流すときに、溶媒中に同伴される。スキージ
244が表面95を第3の矢印227の方向に横切ると
き、スキージ244は、溶媒および微粒子体膜165を
表面95から、スクレーピング(かきとり)/リフティ
ングよりもむしろ、ワイピングし(または拭き)、残留
する溶媒および微粒子体膜165が上述のシュート23
5へ吸引される。図11(b)に示すように、ワイピン
グ・モードは、スキージ244のプリントヘッド表面9
5に対する接触角(θ)が90度未満であるとして規定
される。スクレーピングおよびリフティング・モード
は、スキージ244のプリントヘッド表面95に対する
接触角(θ)が90度より大きいとして規定される。第
3の実施形態のクリーニングブロック242が表面95
を第3の矢印227の方向に横切るときに、表面95か
ら微粒子体膜165をワイピングするように、スキージ
244は、これと一体的に形成されたワイパー部246
を含む。更に、スキージ244は、当該技術分野におい
て既知の任意の適切な手段、例えばネジ留め(図示せ
ず)によってフードに接続されている。加えて、第3の
実施形態のクリーニングブロック242はまた、スキー
ジ244の内部にある上述のキャノピー−シュート23
5を含む。シュート235は、溶媒および同伴された微
粒子体膜165を表面95から吸引するように、表面9
5に対して向き決めされる。
【0025】「スクレーピング」とは異なって、「ワイ
ピング」によってプリントヘッド表面をクリーニングす
る上述の方法は、第3の実施形態のクリーニングブロッ
ク242に制限されるものではないことが、当業者には
明らかであろう。詳細には上述していない別法の「ワイ
ピング」式の実施形態においては、上述の真空キャノピ
ー230は、溶媒および汚染物質を除去する手段として
働くように、クリーニングブロックに組み込むことがで
きる。
【0026】図3、5、6、7、8、9、10、および
11(a)に戻って、全体として250で参照されるパ
イピング・サーキット(配管回路)は、直ぐ下に説明す
る理由によりプリントヘッド60に結合される。このこ
とについて、パイピング・サーキット250は、ワイパ
ー210に貫通して形成された流路220に接続される
第1のパイピング・セグメント260を含む。溶媒を第
1のパイピング・セグメント(配管部)260に排出す
るために、排出ポンプ270が、第1のパイピング・セ
グメント260に接続される。このようにして、排出ポ
ンプ270が溶媒を第1のパイピング・セグメント26
0へ排出する間に、溶媒が流路220へ、そして表面9
5に注がれる。表面95に排出される溶媒は、表面95
を潤滑化する潤滑剤として少なくとも部分的に働くよう
に選択されることが理解され得るであろう。このように
して表面95は潤滑化され、これにより、上述のブレー
ド部225は、表面95ならびに表面95上に存在し得
るいかなる電気回路要素をも実質的に故障させず、傷つ
けず、さもなくば損傷させない。加えて、第2のパイピ
ング・セグメント280は、第1の実施形態のクリーニ
ングブロック175におけるフード180を貫通して形
成される通路190に連結され、あるいは、第2の実施
形態のクリーニングブロック177におけるシュート2
35に連結される。第2のパイピング・セグメント28
0はまた、キャノピー230を貫通して形成されるカッ
ト240に連結される。第2のパイピング・セグメント
280において負の圧力(即ち、大気圧未満の圧力)を
もたらすために、真空ポンプ290が、第2のパイピン
グ・セグメント280に連結される。従って、負の圧力
は、第1の実施形態のクリーニングブロック175につ
いては通路190およびカット240にて同時に、ある
いは第2の実施形態のクリーニングブロック177につ
いてはシュート235においてもたらされる。同時に、
真空ポンプ290は第2のパイピング・セグメント28
0において負の圧力をもたらす。このようにして、通路
190と連通するいずれのインクチャンネル70におい
ても負の圧力がもたらされる。負の圧力がインクチャン
ネル70にもたらされると、汚染物質165はインクチ
ャンネル70から吸引され、対応するオリフィス90を
通って通路190に入る。本明細書中に上記したよう
に、第1の実施形態のクリーニングブロック175につ
いては、真空ポンプ290が第2のセグメント280に
負の圧力をもたらす間に、カット240に負の圧力がも
たらされる。従って、真空ポンプ290がカット240
に負の圧力をもたらす間に、カット240と整列した表
面95に負の圧力がもたらされる。負の圧力が表面95
にもたらされると、溶媒および同伴された微粒子体16
5が表面95から吸引されて、カット240に入る。第
2の実施形態のクリーニングブロック177について
は、真空ポンプ290が第2のセグメント280に負の
圧力をもたらす間に、負の圧力がシュート235にもた
らされる。従って、真空ポンプ290がシュート235
に負の圧力をもたらす間に、シュート235と整列した
表面95に負の圧力がもたらされる。負の圧力が表面9
5にもたらされると、溶媒および同伴された微粒子体1
65が表面95から吸引されて、シュート235に入
る。
【0027】図3、5、6、7、8、9、10、および
11(a)を再び参照して、第1のパイピング・セグメ
ント260と第2のパイピング・セグメント280との
間に挟まれるのは、内部に溶媒の供給源を有する溶媒供
給リザーバー300である。第1のパイピング・セグメ
ント260に接続される排出ポンプ270は、リザーバ
ー300から溶媒を取り出し、溶媒を第1のパイピング
・サーキット260によって流路220へ排出する。よ
って、第1のパイピング・サーキット260がワイパー
210からリザーバー300まで延在することが理解さ
れるであろう。加えて、第2のパイピング・セグメント
280に接続される真空ポンプ290は、溶媒および微
粒子体165をインクチャンネル70からリザーバー3
00に向かってポンプ送りする。また、真空ポンプ29
0は、溶媒および微粒子体165を表面95からリザー
バー300に向かってポンプ送りする。よって、第2の
パイピング・サーキット280が、第1の実施形態のク
リーニングブロック175についてはフード180およ
びキャノピー230からリザーバー300まで、第2の
実施形態のクリーニングブロック177についてはフー
ド180およびシュート235からリザーバー300ま
で延在することが理解されるであろう。しかし、第2の
パイピング・セグメント280に接続され、真空ポンプ
290とリザーバー300との間に介在するのは、溶媒
から微粒子体165を捕捉(即ち分離除去)するフィル
ター310であり、これにより、リザーバー300への
溶媒供給は微粒子体165を含まない。もちろん、フィ
ルター310が微粒子体165で最大限に満たされた
(または飽和した)場合、フィルター310はプリンタ
ー10のオペレータによって交換される。従って、パイ
ピング・サーキット250は、表面95を効果的にクリ
ーニングするように、汚染物質を含まない溶媒を表面9
5を横切って再循環させる再循環ループを規定する。加
えて、第1のセグメント260に接続されるのは、第1
のバルブ314であり、この第1のバルブ314は、ワ
イパー210と排出ポンプ270との間に介在する。更
に、第2のセグメント280に接続されるのは、第2の
バルブ316であり、この第2のバルブ316は、リザ
ーバー300と真空ポンプ290との間に介在する。第
1のバルブ314および第2のバルブ316の存在は、
クリーニング機構170をメンテナンス(または整備)
する場合に、より都合がよい。即ち、第1のバルブ31
4および第2のバルブ316により、メンテナンスのた
めにクリーニング機構170をより簡単に止めて取り外
すことができる。例えば、フィルター310を交換する
ために、排出ポンプ270を止め、第1のバルブ314
を閉止する。溶媒および微粒子体が第2のパイピング・
セグメント280から実質的に取り除かれるまで、真空
ポンプ290を運転させる。そして、第2のバルブ31
6を閉止し、真空ポンプ290を止める。次に、飽和し
たフィルター310を、クリーンなフィルター310と
交換する。その後、クリーニング機構170の運転を終
えるのに用いた工程と実質的に逆の順序で、クリーニン
グ機構170の運転を再開させる。
【0028】図3、5、6、7、8、9、10、および
11(a)を再び参照して、全体として320で参照さ
れる平行移動(または並進)機構は、プリントヘッド6
0の表面95を横切ってクリーニングブロックを平行移
動させるために、クリーニングブロック175または1
77に接続される。このことについて、平行移動機構3
20は、クリーニングブロック175または177にネ
ジ式で係合する、外側にネジが切られた細長い親ネジ3
30を含む。親ネジ330に係合するのは、親ネジ33
0を回転させることができるモーター340であり、こ
れによりクリーニングブロック175または177は、
親ネジ330が回転するにつれて表面95を横切る。こ
のことについて、クリーニングブロック175または1
77は、表面95を第4の矢印345の方向に横切る。
加えて、クリーニングブロック175または177は、
好ましくはガイドレール120の長さに亘って延在する
親ネジ330上のいずれの位置にでも平行移動され得
る。クリーニングブロック175または177を親ネジ
330上の任意の位置まで平行移動できることにより、
クリーニングブロック175または177は、プリント
ヘッド60がガイドレール120のどの位置にあって
も、プリントヘッド60をクリーニングすることができ
る。更に、モーター340に接続されるのは、クリーニ
ングブロック175または177をプリントヘッド60
の表面95に近接する位置に転置(または配置)させる
転置機構350である。
【0029】次に、図2、3、5、および6を参照し
て、プラテンローラー40は、プリントヘッド60に隣
接して配置され、適切な工程を経てない限り、クリーニ
ングブロック175または177が表面35に近接する
位置に転置されることを妨げる。従って、クリーニング
ブロック175または177を妨害しないようにプラテ
ンローラー40を動かし、これにより、クリーニングブ
ロック175または177が表面95に近接して転置で
きることが望ましい。従って、第1の実施形態のプリン
ター10によれば、プラテンローラー40は、上述のピ
ボットシャフト57の周りで弧59を描いて外側にピボ
ットする。プラテンローラーがピボットした後、転置機
構350は、クリーングブロック175または177を
表面95に近接する位置に転置させて、微粒子体165
をインクチャンネル70および表面95から除去するよ
うに作動される。
【0030】次に、図12および13を参照して、微粒
子体165をインクチャンネル70および表面95から
同時に除去することが可能な第2の実施形態のインクジ
ェットプリンター360を示す。第2の実施形態のイン
クジェットプリンター360は、第1の実施形態のイン
クジェットプリンター10と実質的に同様であるが、プ
ラテンローラー40が固定されている(即ち、ピボット
しない)点で異なる。また、この第2の実施形態のプリ
ンターによれば、(図示するように、)プリントヘッド
60は直立した状態までピボットピン370の周りでピ
ボットする。更に、クリーニング機構170は、(図示
するように、)直立した状態に向き決めされ、転置機構
350はクリーニングブロック175または177を転
置させ、これにより、クリーニングブロックは表面95
に近接する位置へ動かされる。
【0031】図14および15を参照して、微粒子体1
65をインクチャンネル70および表面95から同時に
除去することが可能な第3の実施形態のインクジェット
プリンター400を示す。第3の実施形態のインクジェ
ットプリンター400は、第1の実施形態のインクジェ
ットプリンター10と実質的に同様であるが、プラテン
ローラー40が固定されている(即ち、ピボットしな
い)点で異なる。また、この第3の実施形態のプリンタ
ーによれば、(図示するように、)プリントヘッド60
は直立した状態までピボットピン370の周りにピボッ
トし、転置機構350はプリンター400(プラテンロ
ーラー40を除く)を転置させ、これにより、プリンタ
ー400はクリーニング機構170に近接する位置へ動
かされる。更に、クリーニング機構170は、(図示す
るように、)直立した状態に向き決めされる。
【0032】図16および17を参照して、微粒子体1
65をインクチャンネル70および表面95から同時に
除去することが可能な第4の実施形態のインクジェット
プリンター410を示す。第4の実施形態のインクジェ
ットプリンター410は、第1の実施形態のインクジェ
ットプリンター10と実質的に同様であるが、プラテン
ローラー40が固定され(即ち、ピボットせず)、クリ
ーニングアセンブリ170がプラテンローラー40の端
部から距離「X」だけずれている点で異なる。また、こ
の第3の実施形態のプリンターによれば、転置機構35
0はプリンター410(プラテンローラー40を除く)
を転置させ、これにより、プリンター410はクリーニ
ング機構170に近接する位置へ動かされる。
【0033】図18、19、20を参照して、全体とし
て420で参照される、画像20を受容体30上に印刷
するための第5の実施形態のインクジェットプリンター
を示す。第2のプリンター420は、受容体30の幅W
を横切って往復運動することなく、該幅Wを横切って印
刷する、いわゆる「ページ幅」プリンター(page width
printer)である。従って、プリンター420は、幅W
に実質的に等しい長さを有するプリントヘッド60を含
む。プリントヘッド60に接続されるのは、プリントヘ
ッド60を第1の矢印の方向に運ぶために適用されるキ
ャリッジ430である。このことについて、キャリッジ
430は、受容体30に対して第1の矢印55の方向に
平行に延在する細長いスライド部材440にスライド
(または滑動)可能に係合する。プリントヘッド駆動用
モーター450は、キャリッジ430を操作するように
キャリッジ40に接続され、これによりキャリッジ43
0はスライド部材440に沿って第1の矢印55の方向
にスライドする。キャリッジ430がスライド部材44
0に沿って第1の矢印55の方向にスライドすると、プ
リントヘッド60がキャリッジ430に接続されている
ので、プリントヘッド60もまた第1の矢印55の方向
に平行移動する。このようにして、プリントヘッド60
は、受容体30の長さに沿った単一の印刷経路で複数の
画像20(図示する)を印刷することができる。加え
て、全ての画像20が印刷された後、受容体30を第1
の矢印55の方向に送るために、第1の送りローラー4
60が受容体30に係合している。このことについて、
第1の送りローラー460を回転させるために第1の送
りローラー用モーター470が第1の送りローラー46
0に係合しており、これにより、受容体30は第1の矢
印55の方向に送られる。更に、受容体30を第1の矢
印55の方向に送るために、第1の送りローラー460
と間隔を置いた第2の送りローラー480もまた受容体
30に係合していてよい。この場合、第2の送りローラ
ー480を回転させるために、第1の送りローラー用モ
ーター470と同期化された第2の送りローラー用モー
ター490が、第2の送りローラー480に係合してお
り、これにより、受容体30は第1の矢印55の方向に
滑らかに送られる。第1の送りローラー460と第2の
送りローラー480との間に介在するのは、受容体が第
1の送りローラー460から第2の送りローラー480
へ送られるときに受容体30を支持するための、例えば
静止した平坦なプラテン500などの支持部材である。
もちろん、上述のコントローラー160は、受容体30
上に画像20を適切に形成するために、プリントヘッド
60、プリントヘッド駆動用モーター450、第1の送
りローラー用モーター470、および第2の送りローラ
ー用モーター490の動作を制御するように、これらに
接続される。
【0034】同じく図18、19、20を参照して、こ
の第5の実施形態のプリンター420によれば、転置機
構350はプリンター420(送りローラー460/4
80およびプラテン500を除く)を転置させ、これに
よりプリンター420はクリーニング機構170に近接
する位置に動かされる。
【0035】上述の溶媒クリーニング剤は、例えば水、
イソプロパノール、ジエチレングリコール、ジエチレン
グリコールモノブチルエーテル、オクタン、酸および塩
基、界面活性剤溶液、ならびにこれらの任意の組み合せ
などの任意の適切な液体溶媒組成を有してよい。また、
例えばマイクロエマルション、ミセル界面活性剤溶液、
ビヒクル(vesicle)および液体中に分散された固体粒
子などの複合液体組成物も使用できる。
【0036】
【発明の効果】本発明の利点がクリーニング時間の短縮
にあることが、上記の教示から理解されるであろう。こ
れは、プリントヘッド60の表面95において、プリン
トヘッド60に形成されたインクチャンネル70のクリ
ーニングと同時に、汚染物質がクリーニングされるから
である。
【0037】本発明を好ましい実施形態を特に参照しな
がら説明してきたが、本発明の範囲を逸脱することなく
種々の変更が行われ得、好ましい実施形態における部材
が均等物で置換され得ることが、当業者には理解される
であろう。例えば、第2の実施形態のプリンター360
に関して、転置機構350は、実質的に水平な位置から
直立する位置に折りたたみ可能であってよい。本発明の
この構成は、プリントヘッド60がクリーニング機構1
70によってクリーニングされない場合に、プリンター
360の外部のエンベロープ(またはハウジングもしく
は空間的範囲)を最小限にし、これにより限られたヘッ
ド室を有する制限された空間内にプリンター360を配
置することができる。
【0038】従って、クリーニング機構が、プリントヘ
ッド表面およびインクチャンネルを同時にクリーニング
することができる、ワイパーブレードおよび真空キャノ
ピーのクリーニング機構を有するインクジェットプリン
ターおよびその組立方法が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施形態のインクジェットプリンター
の平面図であり、このプリンターは、往復動式プリント
ヘッドと、プリントヘッドに隣接して配置される、ピボ
ット可能なプラテンローラーとを有する。
【図2】 ピボット可能なプラテンローラーがプリント
ヘッドから外側方向に弧を描いてピボットすることを示
す、第1の実施形態のプリンターの平面図である。
【図3】 図1の3−3線に沿って切り取った断面図で
あり、この図は、プリントヘッドをクリーニングするた
めに、プリントヘッドに隣接した位置へ動くように保持
されるクリーニング機構を示す。
【図4】 プリントヘッドおよび隣接するプラテンロー
ラーの部分立面図である。
【図5】 第1の実施形態のプリンターの立面図であ
り、この図は、プリントヘッドをクリーニングする位置
に移動した第1の実施形態のクリーニングブロックを示
す。
【図6】 第1の実施形態のプリンターの立面図であ
り、この図は、プリントヘッドをクリーニングする位置
に移動した第2の実施形態のクリーニングブロックを示
す。
【図7】 クリーニング機構に存在する第1の実施形態
のクリーニングブロックの斜視図であり、ここでは、プ
リントヘッドをクリーニングする第1の実施形態のクリ
ーニングブロックを示す。
【図8】 内部の溶媒輸送チャンネル、移送チャンネ
ル、真空キャノピー、ならびに真空フードを有するワイ
パーを有する、第1の実施形態のクリーニングブロック
の分解図である。
【図9】 内部の溶媒輸送チャンネル、移送チャンネ
ル、および内部の真空チャンネルを有するワイパー、真
空キャノピー、ならびに真空フードを有する、第2の実
施形態のクリーニングブロックの分解図である。
【図10】 第1の実施形態のクリーニングブロックが
プリントヘッドをクリーニングしているときの第1の実
施形態のクリーニングブロックの垂直断面図である。
【図11】 図11(a)は、第3の実施形態のクリー
ニングブロックがプリントヘッドをクリーニングしてい
るときの第3の実施形態のクリーニングブロックの垂直
断面図であり、図11(b)は、ワイパーブレードとプ
リントヘッドとの間の接触角を関数とする、ワイピング
・モードとスクレーピングおよびリフティング・モード
とを示す垂直断面図である。
【図12】 第2の実施形態のインクジェットプリンタ
ーの立面図であり、この図は、直立した状態で配置さ
れ、プリントヘッドをクリーニングするために、プリン
トヘッドに隣接する位置に移動するように保持されるク
リーニング機構を示し、このプリントヘッドは直立した
状態へピボットすることができる。
【図13】 第2の実施形態のプリンターの立面図であ
り、この図は、直立した状態にピボットしていない、プ
リントヘッドをクリーニングする位置に移動したクリー
ニング機構を示す。
【図14】 第3の実施形態のインクジェットプリンタ
ーの立面図であり、この図は、直立した状態にピボット
し、プリントヘッドをクリーニングするために、直立し
たクリーニング機構に隣接する位置に移動するように保
持されるプリントヘッドを示す。
【図15】 第3の実施形態のプリンターの立面図であ
り、この図はプリントヘッドをクリーニングする位置に
移動したプリントヘッドを示す。
【図16】 第4の実施形態のインクジェットプリンタ
ーの立面図であり、この図は、水平位置にあり、プリン
トヘッドをクリーニングするために、クリーニグ機構に
隣接する位置に横方向に移動するように保持されるプリ
ントヘッドを示す。
【図17】 第4の実施形態のプリンターの立面図であ
り、この図は、プリントヘッドをクリーニングする位置
に移動したプリントヘッドを示す。
【図18】 第5の実施形態のインクジェットプリンタ
ーの平面図であり、このプリンターは、ピボットしない
「ページ幅」プリントヘッドを有する。
【図19】 図18の線19−19に沿って切り取った
断面図であり、この図は、水平位置にあり、プリントヘ
ッドをクリーニングするために、クリーニグ機構に隣接
する位置に横方向に移動するように保持されるプリント
ヘッドを示す。
【図20】 第5の実施形態のプリンターの立面図であ
り、この図は、プリントヘッドをクリーニングする位置
に移動したプリントヘッドを示す。
【符号の説明】
10、360、400、410、420 インクジェッ
トプリンター 20 画像 30 受容体 40 プラテンローラー 50 プラテンローラー用モーター 57 ピボットシャフト 60 プリントヘッド 70 インクチャンネル 80 カバープレート 90 オリフィス 95 表面 100 インク滴 110 搬送機構 120 ガイドレール 130 駆動ベルト 140 駆動ベルト用モーター 150 エンコーダーストリップ 160 コントローラー 165 汚染物質 170 クリーニング機構 175、177、242 クリーニングブロック 180 真空フード 190 通路 210 溶媒輸送ワイパー 215 移送チャンネル 220 流路 225 ブレード部 230 真空キャノピー 235 シュート 240 カット 250 パイピング・サーキット 270 排出ポンプ 290 真空ポンプ 300 リザーバー 310 フィルター 330 親ネジ 340 モーター 350 転置機構
フロントページの続き (72)発明者 ラビ・シャーマ アメリカ合衆国14450ニューヨーク州フェ アポート、フォックス・ヒル・ドライブ33 番 (72)発明者 チャールズ・エフ・ファイスト・ジュニア アメリカ合衆国14414ニューヨーク州エイ ボン、ノース・アベニュー395番

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)プリントヘッドであって、表面を
    その上に、ならびにインクチャンネルをその内部に有す
    るプリントヘッド;ならびに (b)該プリントヘッドに組み合わされ、表面およびイ
    ンクチャンネルから汚染物質を同時にクリーニングする
    ようになっているクリーニング機構であって: (i)表面に封止的に係合することができる真空フード
    であって、表面と連通状態となる、貫通して形成された
    通路を有する真空フード;および(ii)該真空フードに
    接続されたワイパーであって、表面に対して整列可能な
    複数の移送チャンネルを有し、移送チャンネルが該ワイ
    パー内に形成されたシュートと連通するワイパーを含む
    クリーニング機構を含むインクジェットプリンター。
  2. 【請求項2】 該クリーニング機構が、表面から移送チ
    ャンネルに沿って、シュートを通じて汚染物質を吸引す
    るために、シュートに連結することができる真空ポンプ
    を含む、請求項1に記載のプリンター。
  3. 【請求項3】 該クリーニング機構を該プリントヘッド
    の表面の近傍へ搬送するための転置機構を更に含む、請
    求項1に記載のプリンター。
  4. 【請求項4】 インクジェットプリントヘッドであっ
    て、表面をその上に、ならびにインクチャンネルをその
    内部に有するインクジェットプリントヘッドをクリーニ
    ングするためのクリーニング機構であって: (a)表面に封止的に係合することができる真空フード
    であって、表面と連通状態となる、貫通して形成された
    通路を有する真空フード; (b)表面に対して整列可能な複数の移送チャンネルを
    有する溶媒輸送ワイパーであって、移送チャンネルが該
    ワイパー内に形成された通路と連通するワイパー;およ
    び (c)表面から汚染物質を吸引するために、通路に連結
    することができる真空ポンプ を含むインクジェットプリントヘッド。
  5. 【請求項5】 インクジェットプリンターを組み立てる
    方法であって: (a)プリントヘッドであって、表面をその上に、なら
    びにインクチャンネルをその内部に有するプリントヘッ
    ドを設ける工程;および(b)該プリントヘッドに組み
    合わされ、表面およびインクチャンネルから汚染物質を
    同時にクリーニングするようになっているクリーニング
    機構であって、表面に封止的に係合することができる真
    空フードであって、表面と連通状態となる、貫通して形
    成された通路を有する真空フード、ならびに、該真空フ
    ードに接続されたワイパーであって、表面に対して整列
    可能な複数の移送チャンネルを有し、移送チャンネルが
    該ワイパー内に形成されたシュートと連通するワイパー
    を含むクリーニング機構を設ける工程を含む方法。
  6. 【請求項6】 クリーニング機構を設ける工程が、表面
    から移送チャンネルに沿って通路を通じて汚染物質を吸
    引するように、シュートに連結することができる真空ポ
    ンプを設ける工程を含む、請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 クリーニング機構を設ける工程が、表面
    から洗い流された汚染物質を吸引するための通路と連通
    して配置することができる真空ポンプを設ける工程を含
    む、請求項5に記載の方法。
  8. 【請求項8】 インクジェットプリントヘッドであっ
    て、表面をその上に、ならびにインクチャンネルをその
    内部に有するインクジェットプリントヘッドをクリーニ
    ングするためのクリーニング機構を組み立てる方法であ
    って: (a)表面に封止的に係合することができる真空フード
    であって、表面と連通状態となる、貫通して形成された
    通路を有する真空フードを設ける工程; (b)表面から汚染物質を洗い流すように表面にクリー
    ニング剤を供給するための、表面に対して整列可能な溶
    媒輸送ワイパーであって、表面に対して整列可能な複数
    の移送チャンネルを有し、移送チャンネルがワイパーに
    形成されたシュートと連通するワイパーを設ける工程;
    および (c)シュートから汚染物質を吸引するように、シュー
    トに接続することができる真空ポンプを設ける工程を含
    む方法。
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