JP2000190263A - ロボットのキャリブレーション方法及び装置 - Google Patents

ロボットのキャリブレーション方法及び装置

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JP2000190263A JP10362750A JP36275098A JP2000190263A JP 2000190263 A JP2000190263 A JP 2000190263A JP 10362750 A JP10362750 A JP 10362750A JP 36275098 A JP36275098 A JP 36275098A JP 2000190263 A JP2000190263 A JP 2000190263A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ワークの中心位置を検出し、ワーク受の中心
位置にワークを移載するロボットシステムにおいて、ワ
ークの位置を検出するセンサの位置とロボットの位置と
の関係を自動的にキャリブレーションする方法及び装置
を提供する。 【解決手段】 ハンド部2と、ワークの縁又は面を検出
するワーク位置センサ4,5とを備えたワーク移送ロボ
ット1において、基準ワークWをセンサユニット6の
検知範囲内に保持し、ハンド部2をセンサユニット6の
検知範囲内に移動して基準ワークW及びハンド部2の
中心位置をセンサユニット6により検出する工程、ワー
ク位置センサ4,5が基準ワークWの縁又は面を検出
する位置までハンド部2を移動する工程、及び、基準ワ
ークWとハンド部2の中心を一致させた時の中心位置
とワーク位置センサ4,5が基準ワークWの縁又は面
を検出した位置との間の距離を算出し、その値を補正値
として記憶する工程を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワークの加工、組
立等の自動化ラインにおいて使用されるロボットのキャ
リブレーション方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のロボット、センサ及びコンピュー
タ技術の進展により、3次元空間内のワークの位置や形
状を認識するシステム、或いはこのようなシステムによ
る計測データを利用して、ロボットによりワークの移
送、加工、組立などを自動的に行うロボット装置が発展
してきた。
【0003】この種のロボット装置は、円筒形又は円盤
状のワークに対して吸着又は搭載方式のようなチャック
レス方式を採用したハンドにより、ワークを保持、搬送
し、移送先に載置する機能を有する。ハンドには、ワー
クのエッジ(縁)を検出する光電センサのようなオンオ
フ・センサが搭載されており、これによってハンドがワ
ークを保持できる位置の近くまで来たことを検出する。
そして、その位置からワークの中心位置までは、ハンド
がワークの中心を保持するか否かを目視で確認すること
により、位置の補正量を求めるようにしているが、この
場合、目視による誤差と作業性の悪さが問題となってい
た。
【0004】一方、ロボットが保持するワークの中心位
置を、移送先であるワーク格納部(ワーク受)の中心位
置に合わせて自動的に調整するワーク位置自動補正シス
テムが提供されている。このワーク位置自動補正システ
ムにおいては、通常、ロボット(ハンド)とワーク(従
って、それを検出するセンサ)との位置関係が予めわか
っていなければならない。そのため、システム使用前
に、両者の位置関係を求めておくこと(キャリブレーシ
ョン)が必要になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ロボットを用いたシステムにおいては、ハンドに取り付
ける加工工具や刃具等のエフェクタ(効果器)の位置
と、ワークの位置や形状を検出するセンサの位置との関
係を計測したり調整したりするキャリブレーションの方
法、更にはキャリブレーションの簡易化もしくは自動化
については、体系的な検討は殆どなされていないため、
その自動化は充分でなかった。
【0006】実際、人が直接又はカメラ視野などの補助
を受けて、目視で計測し或いは調整結果を判定した後、
ロボットを稼動させて結果を判定するといった作業を繰
り返してキャリブレーションを行うことが多い。そのた
め、従来のキャリブレーション作業は、精度を出しにく
く、かつ時間もかかるという問題があった。
【0007】また、上記のようなセンサの取付位置につ
いては、機械的に位置出しを行う必要がある場合が多
く、特にロボットの効果器付近にワーク位置検出用のセ
ンサが配置されている場合、作業領域が狭く、キャリブ
レーション作業そのものが困難であった。
【0008】本発明の目的は、円筒形や円盤のような形
状のワークの中心位置を検出し、移載先のワーク受の中
心位置に合わせてワークの位置を自動的に調整する機能
を有するロボットシステムにおいて、ワークの位置を検
出するセンサの位置と、ワークの保持、搬送等を行うロ
ボットの位置との関係を自動的に計測して、必要な補正
を行うキャリブレーションの方法と、これを実施する装
置とを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、移送対象のワ
ークを保持して移送するためのハンド部と、ワークの縁
又は面を検出するワーク位置検出手段とを備えたワーク
移送ロボットのキャリブレーション方法であって、
(a)前記ワーク又はこれと同等の外形を少なくとも一
部に有する基準ワークを、物体の中心を検出する手段を
有するセンサユニットの検知範囲内に保持し、前記ハン
ド部を前記センサユニットの検知範囲内に移動して、前
記ワーク又は基準ワーク及び前記ハンド部の中心位置を
前記センサユニットにより検出する工程、(b)前記ハ
ンド部を、前記センサユニットでの検出位置よりさらに
前記ワーク又は基準ワークに近づけ、前記ワーク位置検
出手段が当該ワーク又は基準ワークの縁又は面を検出す
る位置まで移動する工程、及び(c)前記基準ワークと
前記ハンド部の中心を一致させた時の中心位置と、前記
ワーク位置検出手段が前記ワーク又は基準ワークの縁又
は面を検出した位置との間の距離を算出し、その値を補
正値として記憶する工程を含むことを特徴とする。
【0010】本発明の装置は、移送対象のワークを保持
して移送するためのハンド部と、ワークの縁又は面を検
出するワーク位置検出手段とを備えたワーク移送ロボッ
トのキャリブレーションを行うための装置であって、検
知範囲内に入った物体の中心を検出する中心位置検出手
段を有するセンサユニットと、前記ハンド部の動作を制
御する制御手段とを具備し、前記制御手段は、前記ワー
ク又はこれと同等の外形を少なくとも一部に有する基準
ワークを前記センサユニットの検知範囲内に保持した状
態で、前記ハンド部を前記センサユニットの検知範囲内
に移動し、前記中心位置検出手段により前記ハンド部及
び前記ワーク又は基準ワークの中心位置を検出した後、
前記ハンド部を、前記センサユニットでの検出位置より
さらに前記ワーク又は基準ワークに近づけ、前記ワーク
位置検出手段が前記ワーク又は基準ワークの縁又は面を
検出する位置まで移動するように、前記ワーク検出手段
及び前記センサユニットからの各検出信号に基づいて前
記バンド部を制御し、前記基準ワークと前記ハンド部の
中心を一致させた時の中心位置と、前記ワーク位置検出
手段が前記ワーク又は基準ワークの縁又は面を検出した
位置との間の距離を算出し、その値を補正値として記憶
することを特徴とする。
【0011】本発明においては、ワークに類似した形状
を有する基準ワークと、検知範囲内に入った物体の中心
を検出可能な手段を有するセンサユニットとを用いるこ
とにより、ロボットとワーク位置検出センサとの相対位
置が得られる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明は、吸着型或いは搭載型の
チャックレス方式の効果器を用いて円筒形や円盤形状の
ワークを保持して搬送、移載するロボットに対し、ワー
クの中心位置を検出するセンサを用いて、ロボットが保
持したワークの中心位置を、移載先のワーク受容体(ワ
ーク受)の中心位置に合わせて自動的に調整する「ワー
ク位置自動補正システム」に利用可能である。
【0013】以下、ワーク位置自動補正システムとし
て、ロボット装置に設けられる「搭載型効果器」の例と
してフォークを用いる場合について述べる。フォークを
用いたロボット装置は、例えば、腕時計本体の下側から
裏面カバーを組み付ける工程や半導体製造工程における
ウエハの載せかえ工程などに利用される。すなわち、ロ
ボット装置によって、ワークを所定の位置に設置されて
いるワーク受部まで、移送する作業で、図1は、腕時計
本体の下側から裏面カバーを組み付ける工程における例
を示す。
【0014】ここでは、ロボット装置1の先端部のフォ
ーク2に載せられたワーク(裏面カバー)Wを、ワーク
受部3に保持されている腕時計本体Tの下側まで移送し
て、所定の位置に組み付ける。従って、この場合におい
て、ワーク受部3に保持されている腕時計本体Tの中心
位置と、裏面カバーWの中心位置を合致させた上での取
付け作業が要求される。このような動作を制御する手段
として、中央処理装置(CPU)と記憶装置(メモリ)
とを含むコンピュータが用いられる。これは、ロボット
装置1の本体内に収納され、或いは本体の外に設置され
る。
【0015】このようなワークWの組付け作業でワーク
Wの移送及び載置を正確に実行するためには、フォーク
2に搭載したワークWの中心位置を、移送先であるワー
ク受部3の中心位置に合わせて自動的に調整する必要が
あり、その前提として、ロボットとワークの位置を検出
するセンサとの位置関係を求めるキャリブレーションを
行う必要がある。
【0016】図2は、本発明の実施例であるワーク位置
自動補正システムとして、中心位置を合わせてフォーク
2に載置可能な基準ワークWを内蔵し、検知範囲内に
入った物体の中心位置を検出可能なキャリブレーション
ユニット20について示す。
【0017】キャリブレーションユニット20は、その
上面に中心位置検出センサユニット6が設けられ、その
中心位置検出センサユニット6の検知範囲内に基準ワー
クW を固定している。ここで、中心位置検出センサユ
ニット6は、その検知範囲内にある物体の中心位置を検
出可能なセンサであり、本実施例では、CCDカメラを
用いた場合について示す。このキャリブレーションユニ
ット20によれば、この内部にフォーク2が移送され、
中心位置検出センサユニット6の検知範囲内に入った段
階でフォーク2の中心位置を検出することが可能にな
る。
【0018】基準ワークWは、図2に示すような円盤
状に形成され、その外径又は半径は既知である。ここで
は、基準ワークWの半径rは実際の作業で用いられる
ワーク(上記裏面カバー)と等しくしたものであるとす
る。従って、フォーク2は、この円盤状の基準ワークW
を載せて収納できるように、当該基準ワークWの円
周に沿った円弧状部分を有する凹部2aが形成されてい
る。基準ワークWは、基準ワーク固定台8に立設した
4本の支柱7で固定される。各支柱7の上端部は、基準
ワークWを載せて固定するために、その内側が溝状に
切り欠き形成されている。
【0019】キャリブレーションユニット20の、基準
ワークWの固定位置と対面する側面には、フォーク2
がキャリブレーションユニット20内部に進入できるよ
うに開口部21が設けられている。
【0020】次に、このキャリブレーションユニット2
0に用いられるフォーク2には、図1に示すように、ロ
ボット座標系(X,Y,Z)のZ(垂直)方向の位置検
出用検出部(以下「Z検出センサ」という)4と、XY
(平面)方向の位置検出用検出部(以下「XY検出セン
サ」という)5が取り付けられている。
【0021】このフォーク2を基準ワークWに近づけ
たときの各検出部とワークとの位置関係を、Z検出セン
サ4については図3に、XY検出センサ5については図
4に示す。「Z検出センサ」4は、発光素子と受光素子
(図示省略)とを備え、図3に示すように、基準ワーク
の縁(エッジ)を両側の検出部4で検出することに
より、基準ワークWのZ方向の位置を検出するように
構成されている。「XY検出センサ」5は、図4に示す
ように、基準ワークWの面を挟み込むようなコの字型
の検出部で、例えば上側に発光素子、下側に受光素子を
備え、基準ワークWのXY方向の位置を検出するよう
に構成されている。
【0022】以上のようなキャリブレーションユニット
20によるワーク位置自動補正システムは、キャリブレ
ーションユニット20内において、ロボット装置1が実
際に行うワークの移送作業と同様の操作をすることによ
り、キャリブレーションを可能とするものである。
【0023】次に、このキャリブレーションユニット2
0によるキャリブレーションの処理手順について説明す
る。
【0024】ST1:フォーク2をキャリブレーション
ユニット20内の中心位置検出センサユニットの検知範
囲内に移動する。
【0025】ST2:中心位置検出センサユニット6か
ら、フォーク2と基準ワークWの中心位置を検出し、
両者の相対位置を記憶する。
【0026】ST3:フォーク2を基準ワークW付近
に移動させる。
【0027】ST4:Z検出センサ4が、OFFからO
Nに切り替わるまでフォーク2をZ軸(鉛直)方向に移
動(上昇)させる(図3)。
【0028】ST5:Z検出センサ4がONとなったと
ころでロボットを停止し、このときのZ座標値(Z
を記憶する。
【0029】ST6:XY検出センサ5がOFFからO
Nに切り替わるまでフォーク2をXY(水平)方向に移
動(前進)させる。
【0030】ST7:XY検出センサ5がONとなった
ところでロボットを停止し、そのXY座標値(X,Y
)を記憶する。
【0031】ST8:上記ST2において記憶したフォ
ーク2及び基準ワークWの相対位置と、座標値
(X,Y)より、フォーク2の中心とXY検出セン
サ5との位置関係を算出する。
【0032】以上の手順により算出された位置関係を記
憶し、その記憶されたフォーク2の中心とXY検出セン
サ5との相対位置関係を再現する位置となるように、前
記制御手段によりロボットの動作を制御する。これによ
り、ワーク受部3の中心とフォーク2の中心との位置合
わせが容易にでき、ロボット装置1による再現性のある
正確な作業を行うことが可能となる。
【0033】なお、キャリブレーションユニット20の
取付け及び取り外しの際に、ワーク受部3と基準ワーク
との中心位置がずれることなく再現性を確保する方
法として、キャリブレーションユニット20の底部にピ
ン穴9を設け、キャリブレーションユニット取付けベー
ス10には、このピン穴9に勘合するピン11を設ける
という方法が採用できる。
【0034】中心位置検出センサユニットを備えた上記
キャリブレーションユニット20の別の例として、中心
位置検出センサユニットとしてスキャナ装置を用いるこ
ともできる。スキャナ装置は、物体を光学的に走査し
て、その反射光を読み取ることにより、当該物体の形状
を認識することができる。本実施例における中心位置検
出センサユニットとしてのスキャナ装置は、この認識し
た形状データから、当該物体の中心位置が算出できるよ
うな構成とする。
【0035】図5は、中心位置検出センサユニットとし
てスキャナ装置12を用いた場合のキャリブレーション
ユニット20を示す。
【0036】スキャナ装置12はY方向に可動するアク
チュエータ13に接続され、図5に示すAB間を可動範
囲としてY方向に移動できるように構成される。この可
動範囲が、すなわちスキャナ装置12のY方向について
の検知範囲となる。また、スキャナ装置12のX方向に
ついては、スキャナ装置12がフォーク2及び基準ワー
クWの上方に移動したときに、検知範囲に収まるよう
に十分な長さを有するものとする。
【0037】従って、このスキャナ12を用いた場合の
キャリブレーションユニット20においても、スキャナ
12の検知範囲にフォーク2を移動させ、フォーク2と
基準ワークWの中心位置を検出することにより、上記
ST3〜ST8までの処理手順により、キャリブレーシ
ョンが実行される。
【0038】以上によれば、ロボット装置とワーク位置
検出センサとの相対位置を知るためのキャリブレーショ
ン作業の自動化が実現できる。さらには、ワーク位置検
出センサ或いはロボット効果器の交換に伴うキャリブレ
ーション作業が簡略化され、メンテナンス作業も容易に
なる。
【0039】また、本発明に係るワーク位置自動補正シ
ステムは、上記の搭載型効果器を利用する場合だけでな
く、吸着型効果器を利用する場合にも適用できる。
【0040】また、基準ワークの円周部と外径が異なる
ワークを用いてロボット効果器の中心位置に対する、ワ
ーク受部の中心位置を教示する場合も、キャリブレーシ
ョン時に得られたデータを用いて、幾何学的性質を利用
して、効果器の中心位置とワーク位置検出センサとの関
係を求めておけば、教示が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ロボット装置で腕時計本体に裏面カバーを組み
付ける工程を示す図。
【図2】本発明を実施するワーク位置自動補正システム
の一例を示す図。
【図3】基準ワークとZ検出センサとの位置関係を示す
図。
【図4】基準ワークとXY検出センサとの位置関係を示
す図。
【図5】ワーク位置自動補正システムの別の例を示す
図。
【符号の説明】
1…ロボット装置、2…フォーク、3…ワーク受部、W
…ワーク、T…腕時計本体、W…基準ワーク、4…Z
検出センサ、5…XY検出センサ、6…CCDカメラ、
7…支柱、8…基準ワーク取付け台、9…ピン穴、10…
キャリブレーションユニット取付けベース、11…ピ
ン、12…スキャナ装置、20キャリブレーションユニ
ット。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移送対象のワークを保持して移送するため
    のハンド部と、ワークの縁又は面を検出するワーク位置
    検出手段とを備えたワーク移送ロボットのキャリブレー
    ション方法であって、 (a) 前記ワーク又はこれと同等の外形を少なくとも一部
    に有する基準ワークを、物体の中心を検出する手段を有
    するセンサユニットの検知範囲内に保持し、前記ハンド
    部を該センサユニットの検知範囲内に移動して、前記ハ
    ンド部及び前記ワーク又は基準ワークの中心位置を検出
    する工程、 (b) 前記ハンド部を、前記センサユニットでの検出位置
    よりさらに前記ワーク又は基準ワークに近づけ、前記ワ
    ーク位置検出手段が前記ワーク又は基準ワークの縁又は
    面を検出する位置まで移動する工程、及び (c) 前記基準ワークと前記ハンド部の中心を一致させた
    時の中心位置と、前記ワーク位置検出手段が前記ワーク
    又は基準ワークの縁又は面を検出した位置との間の距離
    を算出し、その値を補正値として記憶する工程を含むこ
    とを特徴とするロボットのキャリブレーション方法。
  2. 【請求項2】移送対象のワークを保持して移送するため
    のハンド部と、ワークの縁又は面を検出するワーク位置
    検出手段とを備えたワーク移送ロボットのキャリブレー
    ションを行うための装置であって、 検知範囲内に入った物体の中心を検出する中心位置検出
    手段を有するセンサユニットと、前記ハンド部の動作を
    制御する制御手段とを具備し、 前記制御手段は、前記ワーク又はこれと同等の外形を少
    なくとも一部に有する基準ワークを前記センサユニット
    の検知範囲内に保持した状態で、前記ハンド部を前記セ
    ンサユニットの検知範囲内に移動し、前記中心位置検出
    手段により前記ハンド部及び前記ワーク又は基準ワーク
    の中心位置を検出した後、前記ハンド部を、前記センサ
    ユニットでの検出位置よりさらに前記ワーク又は基準ワ
    ークに近づけ、前記ワーク位置検出手段が前記ワーク又
    は基準ワークの縁又は面を検出する位置まで移動するよ
    うに、前記ワーク検出手段及び前記センサユニットから
    の各検出信号に基づいて前記バンド部を制御し、 前記基準ワークと前記ハンド部の中心を一致させた時の
    中心位置と、前記ワーク位置検出手段が前記ワーク又は
    基準ワークの縁又は面を検出した位置との間の距離を算
    出し、その値を補正値として記憶することを特徴とする
    ロボットのキャリブレーション装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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