JP2000188628A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JP2000188628A
JP2000188628A JP10365172A JP36517298A JP2000188628A JP 2000188628 A JP2000188628 A JP 2000188628A JP 10365172 A JP10365172 A JP 10365172A JP 36517298 A JP36517298 A JP 36517298A JP 2000188628 A JP2000188628 A JP 2000188628A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 親機と少なくとも1つの子機とから構成され
る通信端末装置において、通信回線を介した受信に対す
る適切な呼び出しをすることが可能な通信端末装置を提
供する。 【解決手段】 親機1は、通信回線20を介して発信元
情報を受信した場合には(S21:YES)、電話番号
データテーブル75から該発信元情報に対応する「電話
番号」を検索する(S22)。そして、一致する「電話
番号」が登録されている場合には(S22:YES)、
該「電話番号」に対応する「グループ名」を読み込み、
呼び出し先変更後の呼出先データテーブル77から当該
「グループ名」に対応する「呼び出し先」を読み込む
(S24、S25)。続いて、この「呼び出し先」に無
線送受信部17及びアンテナ18等を介して、鳴動信号
を送信する(S26)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信回線を介して
発信元情報を受信する受信手段を備えた親機と少なくと
も1つの子機とから構成される通信端末装置に関し、特
に、前記発信元情報をグループ化し、該グループに対応
する呼出先を記憶する呼出先情報記憶手段を親機に設け
ると共に、この呼出先情報記憶手段に記憶される呼出先
を設定変更する呼出先設定手段を各子機にも設けること
により、受信した発信元情報に基づいて呼び出す呼出先
を子機からも容易に変更することが可能となると共に、
通信回線を介した受信に対する適切な呼び出しをするこ
とが可能な通信端末装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、電話機等の通信端末装置にお
いては、発信元情報を受信可能な受信手段を備えた通信
端末装置が種々提案されている。例えば、親機と複数の
子機とから構成される通信端末装置においては、各発信
元情報に対応した親機又は子機の呼び出し先を、選択キ
ー等の入力によって選択することにより、個別に設定で
きる親機が提案されている。これにより、親機は受信し
た発信元情報に基づいて、予め設定された子機を選択し
て呼び出すことが可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな通信端末装置では、受信した発信元情報に対する親
機又は子機の呼出先は変更がなされない限り固定的なも
のであるため、利用者が所定の発信元情報に対し呼出先
として設定された子機が置かれている部屋から別の子機
が置かれている部屋に移動した場合には、当該別の子機
は、前記所定の発信元情報受信の報知をしないため、利
用者は当該受信に対して適切な対応をとることができな
いという問題がある。また、受信した発信元情報に対す
る親機又は子機の呼出先を変更するためには、利用者は
親機の置かれている部屋まで行って、設定し直す必要が
あり、呼出先の変更が煩雑であるという問題がある。
【0004】そこで、本発明は、上述した問題点を解決
するためになされたものであり、通信回線を介して発信
元情報を受信する受信手段を備えた親機と少なくとも1
つの子機とから構成される通信端末装置において、前記
発信元情報をグループ化し、該グループに対応する呼出
先を記憶する呼出先情報記憶手段を親機に設けると共
に、この呼出先情報記憶手段に記憶される呼出先を設定
変更する呼出先設定手段を各子機にも設けることによ
り、受信した発信元情報に基づいて呼び出す呼出先を子
機からも容易に変更することが可能となると共に、通信
回線を介した受信に対する適切な呼び出しをすることが
可能な通信端末装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1に係る通信端末装置は、通信回線を介して送信
される発信元情報を受信可能な受信手段を備えた親機
と、少なくとも1つの子機とを備え、該親機は、前記受
信手段によって受信された発信元情報に基づいて、鳴動
信号を送信する子機を選択可能な通信端末装置におい
て、複数の発信元情報をグループ化するために、各発信
元情報にグループ情報を付加して記憶するグループ情報
記憶手段と、前記グループ情報に親機、又は子機を対応
付けて記憶することにより、各グループに対して呼出先
となる子機、又は親機を特定するための呼出先情報記憶
手段と、その呼出先情報記憶手段におけるグループ情報
と呼出先との対応関係を設定するための呼出先設定手段
と、前記受信手段により発信元情報が受信された場合
に、グループ情報記憶手段に記憶されている発信元情報
の中に受信された発信元情報と一致するものがあるか否
かを判断する判断手段と、その判断手段により一致する
ものがあると判断された場合に、その発信元情報に対応
するグループ情報を参照し、さらに、呼出先情報記憶手
段においてそのグループ情報に対応する呼出先に前記鳴
動信号を送信するように制御する制御手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0006】このような特徴を有する請求項1に係る通
信端末装置によれば、該通信端末装置は、通信回線を介
して送信される発信元情報を受信可能な受信手段を備え
た親機と、少なくとも1つの子機とから構成され、各発
信元情報にグループ情報を付加して記憶するグループ情
報記憶手段と、各グループに対して呼出先となる子機、
又は親機を特定するための呼出先情報記憶手段とが設け
られている。また、その呼出先情報記憶手段におけるグ
ループ情報と呼出先との対応関係は、呼出先設定手段に
よって設定される。そして、親機に設けられた前記受信
手段により発信元情報が受信され、前記グループ情報記
憶手段に記憶されている発信元情報の中に当該受信され
た発信元情報と一致するものがあると判断された場合に
は、前記グループ情報記憶手段に記憶されている該発信
元情報に対応するグループ情報を参照し、さらに、前記
呼出先設定手段によって設定されて、呼出先情報記憶手
段に記憶されているそのグループ情報に対応する呼出先
に前記鳴動信号が送信される。このように、各発信元情
報にグループ情報を付加して記憶することにより、複数
の発信元情報をグループ化することが可能になると共
に、該グループに対応する呼出先となる親機又は子機が
呼出先設定手段によって設定されるため、例えば、利用
者が所定のグループに対して呼出先として設定されてい
る親機又は子機の置かれている部屋から、別の子機が置
かれている部屋に移動した場合には、この所定のグルー
プに対する呼出先を前記呼出先設定手段により別の子機
の方に変更することにより、所定のグループに含まれる
複数の発信元情報を、元々設定されている呼出先から他
の呼出先に一括して容易に変更することができ、通信回
線を介した受信に対する適切な呼出を行うことができ
る。
【0007】また、請求項2に係る通信端末装置は、請
求項1に記載の通信端末装置において、前記呼出先設定
手段は、前記子機に設けられ、任意の子機から所望とす
る前記グループ情報を指定することで、呼出先情報記憶
手段において、指定されたグループの呼出先として前記
任意の子機が設定されることを特徴とする。
【0008】このような特徴を有する請求項2に係る通
信端末装置によれば、請求項1に記載の通信端末装置に
おいて、各子機に呼出先設定手段が設けられており、任
意の子機から所定のグループ情報を指定することで、該
任意の子機が呼出情報記憶手段にこの指定したグループ
の呼出先として設定される。このように、呼出先設定手
段が各子機に設けられているため、受信した発信元情報
に基づいて呼び出す呼出先を子機からも容易に設定する
ことが可能となり、わざわざ親機の置かれている部屋に
行って、変更操作を行うといった手間を省くことができ
る。また、その際、子機において所望のグループを指定
することで、そのグループに含まれる複数の発信元情報
の呼出先を一括して変更することが可能となるため、効
率よく呼出先の変更を行うことができる。
【0009】また、請求項3に係る通信端末装置は、請
求項1又は請求項2に記載の通信端末装置において、前
記呼出先情報記憶手段は、前記呼出先設定手段により前
記グループと呼出先との対応関係が新規に設定された場
合には、そのグループに対して設定前の呼出先と新規の
呼出先との両方を対応付けることを特徴とする。
【0010】このような特徴を有する請求項3に係る通
信端末装置によれば、請求項1又は請求項2に記載の通
信端末装置において、前記呼出先情報記憶手段は、前記
呼出先設定手段により前記グループと呼出先との対応関
係が新規に設定された場合には、そのグループに対して
設定前の呼出先と新規の呼出先との両方が対応付けられ
る。これにより、グループ情報に対応する呼出先とし
て、設定前の呼出先と新規の呼出先との両方に鳴動信号
が送信されるため、当該グループ情報に対応した利用者
が設定前の呼出先と新規の呼出先とのどちらにいても呼
び出し可能となり、移動のたびに呼出先の変更を行うと
いった面倒を無くすことができる。
【0011】また、請求項4に係る通信端末装置は、請
求項1又は請求項2に記載の通信端末装置において、前
記呼出先情報記憶手段は、前記呼出先設定手段により前
記グループと呼出先との対応関係が新規に設定された場
合には、設定前の対応関係を消去することを特徴とす
る。
【0012】このような特徴を有する請求項4に係る通
信端末装置によれば、請求項1又は請求項2に記載の通
信端末装置において、前記呼出先情報記憶手段は、前記
呼出先設定手段により前記グループと呼出先との対応関
係が新規に設定された場合には、そのグループに対して
設定前の呼出先が消去され、新規の呼出先のみがそのグ
ループに対する呼出先として設定される。これにより、
グループ情報に対応する呼出先として、新規に設定され
た呼出先にのみ鳴動信号が送信されるため、当該グルー
プ情報に対応した利用者が移動した所に設置されている
親機又は子機を介して呼び出し可能となり、次の使用者
が消去操作を行うことが不必要となる。
【0013】さらに、請求項5に係る通信端末装置は、
請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の通信端末装置
において、前記発信元情報は、電話番号であることを特
徴とする。
【0014】このような特徴を有する請求項5に係る通
信端末装置によれば、請求項1乃至請求項4のいずれか
に記載の通信端末装置において、前記発信元情報は、電
話番号であるため、前記グループ情報記憶手段に、この
電話番号に対応させて、各グループ情報を記憶させるこ
とが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る通信端末装置
について、本発明を留守番録音機能付きのコードレス電
話機につき具体化した実施形態に基づいて図面を参照し
つつ詳細に説明する。先ず、本実施形態に係る留守番録
音機能付きのコードレス電話機の親機の概略構成につい
て図1及び図2に基づき説明する。図1は本実施形態に
係る留守番録音機能付きのコードレス電話機の親機の概
略構成を示すブロック図である。図2は本実施形態に係
る留守番録音機能付きのコードレス電話機の親機の操作
パネルの正面図である。
【0016】先ず、親機の概略構成を図1に基づいて説
明する。図1に示すように、電話回線20に接続される
親機1の概略構成は、発信元電話番号付加判別手段2、
着信信号検出手段3、ラインリレー4、発信元電話番号
判別手段5、終話検出手段6、通話回路7、応答メッセ
ージ送出手段8、伝言メッセージ録音手段9、アンプ1
0、スピーカ11、CPU12、ROM13、EEPR
OM14、RAM15、ダイヤル発信手段16、無線送
受信部17、アンテナ18、操作パネル19、LCD
(liquid crystal display)21、タイマ22、及び呼
び出し手段23等を備えている。電話回線20には、加
入者線交換機からアナログ回線等に送出される発信元情
報としての発信元電話番号データ等を受信する機能を有
する発信元電話番号受信端末を起動するために、交換機
から送られる発信元電話番号受信端末起動信号を受信す
る発信元電話番号付加判別手段2が、回線閉結用のライ
ンリレー4を介さずに直接接続されている。同様に、電
話回線20には、着信信号を検出する着信信号検出手段
3が、回線閉結用のラインリレー4を介さずに直接接続
されている。さらに、電話回線20には、ラインリレー
4を介して、発信元電話番号データ等を含む通話情報を
受信し、発信元電話番号データを検出する発信元電話番
号判別手段5、発信者の終話を検出する終話検出手段
6、及び電話回線20との通話を行う通話回路7が接続
されている。
【0017】一方、親機1の全体を制御するCPU12
が設けられ、発信元電話番号付加判別手段2、着信信号
検出手段3、ラインリレー4、発信元電話番号判別手段
5、及び終話検出手段6はCPU12に接続されてい
る。また、通話回路7には、応答メッセージを送出する
応答メッセージ送出手段8と、発信者の伝言メッセージ
を記録し再生する伝言メッセージ録音手段9とが接続さ
れ、この応答メッセージ送出手段8と伝言メッセージ録
音手段9とは、CPU12にも接続されている。そし
て、伝言メッセージ録音手段9には、アンプ10を介し
て伝言メッセージを発声するスピーカ11が接続されて
いる。
【0018】また、CPU12には、電話機機能等を実
行するのに必要な各種プログラム等を記憶しているRO
M13、各種の登録データやフラッグ等を記憶している
EEPROM14、及び各種ディジタルデータを一時記
憶するRAM15が接続されている。また、EEPRO
M14には、後述の電話番号データテーブル75(図5
参照)が記憶される電話番号データテーブル記憶エリア
14Aや、後述の呼出先データテーブル76(図6参
照)が記憶される呼出先データテーブル記憶エリア14
B等が設けられている。
【0019】また、CPU12には、通話回路7に接続
され、テンキー等で構成されるダイヤル発信手段16、
子機51(図3参照)に送信すべき情報を変調してアン
テナ18を介して送出する無線送受信部17、再生操作
や発信操作等の操作を行うための各種キーや入力指示情
報等が表示されるLCD21等が配置されている操作パ
ネル19、一定時間を計測してタイムアウト信号を出力
するタイマ22、呼び出し音により着信を知らせる呼び
出し手段23、及びマイク24等が接続されている。
【0020】次に、親機1の操作パネル19の構成を図
2に基づいて説明する。図2に示すように、操作パネル
19にはLCD21が左上側に配設されるとともに、マ
イク24及び留守番録音機能をセットする留守録ボタン
48が右上側に配設されている。更に、操作パネル19
上の左側位置には、ダイヤル入力を行うためのダイヤル
キー38が配置されている。かかるダイヤルキー38に
は、「0」乃至「9」の数値キー、アスタリスクキー3
9、及び、シャープキー41が包含されている。また、
ダイヤルキー38の左下側にはスピーカホンキー43が
配置されており、かかるスピーカホンキー43は、通話
をマイク24とスピーカ11に切り換えてスピーカホン
モード(不図示の受話器がマイク24とスピーカ11と
に切り換えられて、受話器を取ることなく通話を行える
モード)を設定するためのキーである。また、マイク2
4は、スピーカホンモードに切り換えられた際に、通話
者の声を採音するものである。また、操作パネル19の
ダイヤルキー38の右側には、各種機能を選択するため
の機能ボタン42等が設けられている。また、ダイヤル
キー38の上側には、機能ボタン42によって選択され
た機能の設定項目がLCD21に表示された際に設定の
入力をするセットキー45、及び設定項目の内容表示を
順次変更させる送りキー46、47が配置されている。
更に、操作パネル19の右側下方には、伝言メッセージ
録音手段9に録音されている伝言の再生指示を入力する
再生キーP、及び録音再生等を停止させる停止ボタン4
4等の親機1として必要な各種のキーが配置されてい
る。
【0021】次に、子機の概略構成について図3及び図
4に基づいて説明する。図3は本実施形態に係る留守番
録音機能付きのコードレス電話機の子機の概略構成を示
すブロック図である。図4は本実施形態に係る留守番録
音機能付きのコードレス電話機の子機の操作パネルの要
部の正面図である。尚、このようなコードレス電話機の
親機1には複数の子機の接続が可能であるが、本実施形
態においては、説明上2台の子機が接続されているもの
とする。また、親機1に接続される各子機には、予め
「1」又は「2」の識別番号が付されている(以下、各
々「子機1号」、「子機2号」という)。そして、各子
機1号、2号の構成は、全てほぼ同じ構成である。
【0022】先ず、子機1号の概略構成を図3に基づい
て説明する。図3に示すように、子機1号51の概略回
路構成は、CPU52、ROM53、RAM54、操作
パネル55、LCD(liquid crystal display)56、
無線送受信部57、アンテナ58、呼び出し手段59、
アンプ部60、スピーカ61、及びマイク62等を備え
ている。CPU52、ROM53、RAM54、操作パ
ネル55、LCD56、無線送受信部57、呼び出し手
段59、及びアンプ部60は、バス線により相互に接続
されている。また、無線送受信部57には、アンテナ5
8が接続され、アンプ部60には、スピーカ61及びマ
イク62が接続されている。尚、子機1号51は、不図
示の充電器に載置されている。
【0023】CPU52は、ROM53に記憶されてい
る制御プログラム等に従って子機1号51の全体を制御
する。操作パネル55は、キースイッチ群等からなり、
使用者の操作に応じた操作信号をCPU52に出力す
る。LCD56は、使用者の操作等に応じた情報や入力
指示情報等が表示される。無線送受信部57は、親機1
に送信すべき情報を変調してアンテナ58を介して送出
すると共に、親機1からの情報を受信し、復調してCP
U52に出力する。呼び出し手段59は、呼び出し音に
より着信を知らせる。アンプ部60は、CPU52の制
御により音声情報や報知情報を増幅してスピーカ61に
出力し、マイク62からの音声情報等を変調してCPU
52に出力する。
【0024】次に、子機1号51の操作パネル55の構
成を図4に基づいて説明する。図4に示すように、子機
1号51の操作パネル55の正面には、入力キーとし
て、12個のダイヤルキー65、外線キー66、内線/
保留キー67、電話帳キー68、リダイヤル/ポーズキ
ー69、着信記憶/キャッチキー70、スピーカホンキ
ー71、音量キー72、及び機能ボタン73が設けられ
ている。
【0025】ダイヤルキー65は、使用者が被呼先を特
定するための呼出識別データとしての電話番号等を入力
するためのものである。外線キー66は、外線にアクセ
スするときに使用するためのものである。内線/保留キ
ー67は、内線にアクセスするときや、外線を保留して
おくときに使用するためのものである。電話帳キー68
は、電話帳を使用するためのものである。リダイヤル/
ポーズキー69は、リダイヤル及びポーズのために使用
するものである。着信記憶/キャッチキー70は、着信
した電話番号の電話帳への記憶、及びキャッチホン(登
録商標)を受けるために使用するものである。スピーカ
ホンキー71は、通話をマイク62とスピーカ61に切
り換えてスピーカホンモード(子機1号51を手に取る
ことなく通話を行えるモード)を設定するためのキーで
ある。音量キー72は、スピーカ61の出力音量を調整
するために使用するものである。また、機能ボタン73
は、各種機能を選択するために使用するものである。
【0026】次に、親機1のEEPROM14の電話番
号データテーブル記憶エリア14Aに記憶されている電
話番号データテーブル75について図5に基づいて説明
する。図5は本実施形態に係る親機1のEEPROM1
4の電話番号データテーブル記憶エリア14Aに記憶さ
れる電話番号データテーブル75の一例を示す図であ
る。図5に示されるように、電話番号データテーブル7
5は、発信元を表す「電話番号」、この「電話番号」に
対応する発信元の「名前」、及びこの「電話番号」に対
応する「グループ名」から構成されている。この電話番
号データテーブル75の「グループ名」には、後述のよ
うに「A」、「B」、「C」、「D」のいずれかが選択
されて登録される。すなわち、電話番号データテーブル
75に格納される電話番号はA〜Dのいずれかのグルー
プに属することになる。また、各「A」、「B」、
「C」、「D」には、本実施形態の通信端末装置の各利
用者が対応している。具体的に、「電話番号」が「05
21234567」の場合には、この「電話番号」に対
応する「名前」は「アイウエオ」、及び「グループ名」
は「A」である。即ち、発信元の「電話番号」が「05
21234567」の場合には、発信元の「名前」は
「アイウエオ」、所属する「グループ名」は「A」であ
る。また、「電話番号」が「0521235678」の
場合には、この「電話番号」に対応する「名前」は「カ
キクケコ」、及び「グループ名」は「D」である。即
ち、発信元の「電話番号」が「0521235678」
の場合には、発信元の「名前」は「カキクケコ」、所属
する「グループ名」は「D」である。また、「電話番
号」が「0521236789」の場合には、この「電
話番号」に対応する「名前」は「サシスセソ」、及び
「グループ名」は「C」である。即ち、発信元の「電話
番号」が「0521236789」の場合には、発信元
の「名前」は「サシスセソ」、所属する「グループ名」
は「C」である。また、「電話番号」が「052123
7890」の場合には、この「電話番号」に対応する
「名前」は「タチツテト」、及び「グループ名」は
「B」である即ち、発信元の「電話番号」が「0521
237890」の場合には、発信元の「名前」は「タチ
ツテト」、所属する「グループ名」は「B」である。。
また、「電話番号」が「0521238901」の場合
には、この「電話番号」に対応する「名前」は「ナニヌ
ネノ」、及び「グループ名」は「C」である。即ち、発
信元の「電話番号」が「0521238901」の場合
には、発信元の「名前」は「ナニヌネノ」、所属する
「グループ名」は「C」である。さらに、「電話番号」
が「0521239012」の場合には、この「電話番
号」に対応する「名前」は「ハヒフヘホ」、及び「グル
ープ名」は「A」である。即ち、発信元の「電話番号」
が「0521239012」の場合には、発信元の「名
前」は「ハヒフヘホ」、所属する「グループ名」は
「A」である。尚、図5には、登録されたデータ例とし
て6件の例が示されているが、最大登録件数は記憶容量
が許す限り任意である。
【0027】次に、親機1のEEPROM14の呼出先
データテーブル記憶エリア14Bに記憶されている呼出
先データテーブル76について図6に基づいて説明す
る。図6は本実施形態に係る親機1のEEPROM14
の呼出先データテーブル記憶エリア14Bに記憶される
呼出先データテーブル76の一例を示す図である。図6
に示すように、呼出先データテーブル76は、電話番号
データテーブル75のグループ名に共通する「グループ
名」、及びこの「グループ名」に対応する「呼び出し
先」から構成されている。この「呼び出し先」は本実施
形態では子機1号、子機2号及び親機であり、鳴動信号
の送信先を表している。また、各「グループ名」に対応
する「呼び出し先」は後述のように、親機又は各子機1
号、2号から設定変更することが可能である。具体的
に、「グループ名」が「A」の場合には、「呼び出し
先」は「子機1号」である。即ち、電話番号データテー
ブル75において「グループ名」が「A」に設定されて
いる電話番号からの着信の場合には、「子機1号」に鳴
動信号が送信される。また、「グループ名」が「B」の
場合には、「呼び出し先」は「子機2号」である。即
ち、電話番号データテーブル75において「グループ
名」が「B」に設定されている電話番号からの着信の場
合には、「子機2号」に鳴動信号が送信される。また、
「グループ名」が「C」の場合には、「呼び出し先」は
「親機」である。即ち、電話番号データテーブル75に
おいて「グループ名」が「C」に設定されている電話番
号からの着信の場合には、「親機」に鳴動信号が送信さ
れる。さらに、「グループ名」が「D」の場合には、
「呼び出し先」は「子機1号」である。即ち、電話番号
データテーブル75において「グループ名」が「D」に
設定されている電話番号からの着信の場合には、「子機
1号」に鳴動信号が送信される。尚、図6には、「グル
ープ名」として4件の例が示されているが、最大登録件
数は任意である。即ち、4名以上の利用者が利用可能で
ある。
【0028】ここで、発信元電話番号付加判別手段2及
び発信元電話番号判別手段5により受信手段が構成され
る。また、ダイヤルキー38、機能ボタン42、セット
キー45、及び各送りキー46、47等により親機1の
電話番号データテーブル75の登録手段が構成される。
また、EEPROM14の電話番号データテーブル記憶
エリア14Aは、グループ情報記憶手段として機能す
る。そして、「グループ名」がグループ情報を構成す
る。また、EEPROM14の呼出先データテーブル記
憶エリア14Bは、呼出先情報記憶手段として機能す
る。また、ダイヤルキー38、機能ボタン42、セット
キー45、及び各送りキー46、47等により親機1の
呼出先設定手段が構成され、ダイヤルキー65,機能ボ
タン73等により各子機1号、2号の呼出先設定手段が
構成される。また、CPU12、ROM13、及びRA
M15は、判断手段及び制御手段を構成する。
【0029】次に、親機1における電話番号データテー
ブル75の各データの登録処理の手順について図7に基
づいて説明する。図7は本実施形態に係る親機1のEE
PROM14の電話番号データテーブル記憶エリア14
Aに記憶される電話番号データテーブル75の各データ
の登録処理のフローチャートである。先ず、図7に示さ
れるように、ステップ(以下、Sと略記する)1におい
て、CPU12は、操作パネル19の機能ボタン42の
押下により、LCD21に「キノウ:TELトオロク」
を表示し、続くセットキー45の押下により電話番号デ
ータテーブル75の各データ登録機能の設定処理を実行
する。
【0030】続いて、S2において、CPU12は、L
CD21に「TEL?:」を表示する。そして、CPU
12は、ダイヤルキー38の各キーを順次押下される
と、この各キーに対応する数値をLCD21に表示する
と共に、セットキー45の押下により、それまで入力さ
れた番号データを電話番号として電話番号データテーブ
ル75(図5参照)の「電話番号」に記憶する。例え
ば、ダイヤルキー38のテンキーを、「0」、「5」、
「2」、「1」、「2」、「3」、「4」、「5」、
「6」、「7」と順次押下された場合には、LCD21
に「TEL?:0521234567」と表示し、セッ
トキー45を一度押下されると、電話番号データテーブ
ル75の「電話番号」に「0521234567」を記
憶する。
【0031】そして、S3において、CPU12は、L
CD21に「ナマエ?:」を表示する。そして、CPU
12は、文字入力モードに移行し、ダイヤルキー38の
各キーを順次押下されると、この各キーに対応する文
字、記号をLCD21に「ナマエ?:」に続けて表示す
ると共に、電話番号データテーブル75(図5参照)の
「電話番号」に対応する「名前」として記憶する。例え
ば、CPU12は、ダイヤルキー38の「1」のキーを
一度押下されてセットキー45を一度押下されると、L
CD21に「ナマエ?:ア」と表示する。続いて、
「1」のキーを二度押下されてセットキー45を一度押
下されると、LCD21に「ナマエ?:アイ」と表示す
る。続いて、「1」のキーを三度押下されてセットキー
45を一度押下されると、LCD21に「ナマエ?:ア
イウ」と表示する。続いて、「1」のキーを四度押下さ
れてセットキー45を一度押下されると、LCD21に
「ナマエ?:アイウエ」と表示する。続いて、「1」の
キーを五度押下されてセットキー45を一度押下される
と、LCD21に「ナマエ?:アイウエオ」と表示す
る。そして、再度、セットキー45を押下されると、そ
れまでに入力された文字、記号データを電話番号データ
テーブル75(図5参照)の「0521234567」
の「電話番号」に対応する「名前」に「アイウエオ」を
記憶する。
【0032】続いて、S4において、CPU12は、L
CD21に「グループ?:」を表示する。そして、CP
U12は、ダイヤルキー38のキーを押下されると、こ
のキーに対応する文字、記号をLCD21に「グループ
?:」に続けて表示すると共に、セットキー45の押下
により、その入力された文字あるいは記号データを電話
番号データテーブル75(図5参照)の「電話番号」に
対応する「グループ名」として記憶する。例えば、CP
U12は、ダイヤルキー38の「1」のキーを一度押下
されてセットキー45を一度押下されると、LCD21
に「グループ?:A」と表示する。そして、セットキー
45を一度押下されると、電話番号データテーブル75
(図5参照)の「0521234567」の「電話番
号」に対応する「グループ名」に「A」を記憶する。
【0033】そして、S5において、CPU12は、登
録終了か否かを判定する。即ち、LCD21に「オワリ
?:Y/N」と表示し、ダイヤルキー38の「9」のキ
ーか「5」のキーのいずれかが押下されるのを待つ。そ
して、ダイヤルキー38の「5」のキーが押下された場
合には、登録が終了していないと判定し(S5:N
O)、再度、S2以降の処理を実行する。また、ダイヤ
ルキー38の「9」のキーが押下された場合には、登録
終了と判定し(S5:YES)、親機1の電話番号デー
タテーブル75のデータの登録処理を終了する。
【0034】次に、親機1における呼出先データテーブ
ル76の「呼び出し先」の変更処理について図8及び図
9に基づいて説明する。尚、親機1及び各子機1号、2
号からの呼出先データテーブル76の「呼び出し先」の
変更処理の手順は、ほぼ同じであるため、子機2号によ
る呼出先データテーブル76の「呼び出し先」の変更処
理の手順について説明する。図8は本実施形態に係る親
機1のEEPROM14の呼出先データテーブル記憶エ
リア14Bに記憶される呼出先データテーブル76の
「呼び出し先」の子機2号による変更処理のフローチャ
ートである。図9は本実施形態に係る子機2号による呼
出先データテーブル76の「呼び出し先」の変更処理後
を示す図である。先ず、図8に示されるように、S11
において、子機2号のCPU52は、操作パネル55の
機能ボタン73の押下により、LCD56に「キノウ:
グループトオロク」を表示し、続くダイヤルキー65の
「0」のキーの押下により呼出先データテーブル76の
「呼び出し先」データ変更機能の設定処理を実行する。
【0035】続いて、S12において、CPU52は、
LCD56に「グループ?:」を表示する。そして、C
PU52は、ダイヤルキー65のキーを押下されると、
このキーに対応する文字、記号をLCD56に「グルー
プ?:」に続けて表示すると共に、続くダイヤルキー6
5の「0」のキーの押下により、先に入力された文字、
記号データを呼出先データテーブル76(図6参照)の
「グループ名」として記憶する。例えば、CPU52
は、ダイヤルキー65の「1」のキーを一度押下され
て、続くダイヤルキー65の「0」のキーを押下される
と、LCD56に「グループ?:A」と表示し、「0」
のキーをもう一度押下されると、RAM54に「グルー
プ名」として「A」を記憶する。
【0036】そして、S13において、CPU52は、
変更終了か否かを判定する。即ち、LCD56に「グル
ープA:Y/N」と表示し、ダイヤルキー65の「9」
のキーか「5」のキーのいずれかが押下されるのを待
つ。そして、ダイヤルキー65の「5」のキーが押下さ
れた場合には、変更が終了していないと判定し(S1
3:NO)、再度、S12以降の処理を実行する。ま
た、ダイヤルキー65の「9」のキーが押下された場合
には、CPU52は、変更終了と判定し(S13:YE
S)、S14において、無線送受信部57及びアンテナ
58を介して、RAM54から再度、読み込んだ「グル
ープ名」である「A」と一致する呼出先データテーブル
76の「グループ名」に対する「呼び出し先」を「子機
2号」に変更することを要求する変更要求信号を親機1
に送信する。そして、該変更要求信号をアンテナ18及
び無線送受信部17を介して受信したCPU12は、呼
出先データテーブル76の「グループ名」が「A」に対
する「呼び出し先」を「子機1号」から「子機2号」に
変更して記憶し、当該変更処理を終了する。
【0037】この変更された呼出先データテーブル76
を図9に基づいて説明する。図9に示すように、変更後
の呼出先データテーブル77は、「グループ名」が
「A」に対応する「呼び出し先」が「子機1号」から
「子機2号」に変更されている。よって、「グループ
名」が「A」の場合には、「呼び出し先」は「子機2
号」である。即ち、「グループ名」が「A」に設定され
ている電話番号からの着信の場合には、「子機2号」に
鳴動信号が送信される。同様に、「グループ名」が
「B」の場合にも、「呼び出し先」は「子機2号」であ
る。即ち、「グループ名」が「B」に設定されている電
話番号からの着信の場合には、「子機2号」に鳴動信号
が送信される。また、「グループ名」が「C」の場合に
は、「呼び出し先」は「親機」である。即ち、「グルー
プ名」が「C」に設定されている電話番号からの着信の
場合には、「親機」に鳴動信号が送信される。さらに、
「グループ名」が「D」の場合には、「呼び出し先」は
「子機1号」である。即ち、「グループ名」が「D」に
設定されている電話番号からの着信の場合には、「子機
1号」に鳴動信号が送信される。従って、同様にして、
親機及び各子機1号、2号から該親機及び各子機1号、
2号を「呼び出し先」とする「グループ名」の設定変更
を行うことができる。
【0038】次に、着信があった場合の親機1及び各子
機1号、2号の呼び出し処理について図10に基づいて
説明する。図10は本実施形態に係る親機1が着信信号
を検出した場合の親機1及び各子機1号、2号の呼び出
し処理のフローチャートである。図10に示すように、
S21において、CPU12は、着信信号検出手段3に
より着信信号を検出するまで待機し(S21:NO)、
着信信号検出手段3により着信信号を検出すると(S2
1:YES)、発信元電話番号付加判別手段2及び発信
元電話番号判別手段5により発信元情報である発信元電
話番号を検出する。
【0039】そして、S22において、CPU12は、
この検出した発信元電話番号と一致する電話番号が電話
番号データテーブル75(図5参照)の「電話番号」に
登録されているか否か判定する。そして、前記発信元電
話番号が、電話番号データテーブル75の「電話番号」
に登録されていない場合には(S22:NO)、S23
において、CPU12は親機1の呼び出し手段23及び
全ての子機の呼び出し手段59に鳴動信号を出力して処
理を終了する。即ち、親機1及び全ての子機が鳴動す
る。
【0040】また、前記発信元電話番号が、電話番号デ
ータテーブル75の「電話番号」に登録されている場合
には(S22:YES)、S24において、CPU12
は、電話番号データテーブル75の当該「電話番号」に
対応する「グループ名」を読み込み、RAM15に「グ
ループ名」データとして記憶する。例えば、「電話番
号」が「0521234567」の場合には、「グルー
プ名」として「A」が読み込まれて(図5参照)、RA
M15に「グループ名」データとして記憶される。
【0041】続いて、S25において、CPU12は、
RAM15から「グループ名」データを読み出し、呼出
先データテーブル77(図9参照)から当該「グループ
名」に対応する「呼び出し先」を読み込み、RAM15
に「呼び出し先」データとして記憶する。例えば、「グ
ループ名」が「A」の場合には、「呼び出し先」として
「子機2号」が読み込まれて(図9参照)、RAM15
に「呼び出し先」データとして記憶される。
【0042】そして、S26において、CPU12は、
RAM15から「呼び出し先」データを読み出し、当該
「呼び出し先」に無線送受信部17及びアンテナ18等
を介して鳴動信号を送信し、処理を終了する。例えば、
RAM15から読み出した「呼び出し先」データが「子
機2号」の場合には、子機2号に無線送受信部17及び
アンテナ18等を介して鳴動信号を送信して処理を終了
する。また、「電話番号」データやそれに対応付けられ
た「名前」データを子機2号に送信して、子機2号側で
LCD56に表示するように構成してもよい。尚、電話
番号データテーブル75の「電話番号」に格納される電
話番号データは、利用者により数字キーを用いて直接番
号入力されるものに限らず、着信履歴に残された電話番
号データ等から選択することにより格納されてもよく、
通常の電話帳データを兼用してもよい。
【0043】以上詳細に説明した通り本実施形態に係る
留守番録音機能付きのコードレス電話機では、親機1の
EEPROM14に複数の「電話番号」とこの各「電話
番号」に対応する「名前」及び「グループ名」とから構
成される電話番号データテーブル75が登録されてい
る。また、該EEPROM14には、各「グループ名」
とこの各「グループ名」に対応する「呼び出し先」とか
ら構成される呼び出し先データテーブル76が登録され
ている。そして、該呼出先データテーブル76の各「グ
ループ名」に対応する「呼び出し先」は、親機又は各子
機1号、2号から、各機能ボタン42、73や各ダイヤ
ルキー38、65等を介して変更可能であり、変更後の
呼出先データテーブル77が、再度、登録される(図9
参照)。また、親機1は、通信回線20を介して発信元
情報を受信した場合には、電話番号データテーブル75
から該発信元情報に対応する「電話番号」を検索する。
そして、一致する「電話番号」が登録されている場合に
は、該「電話番号」に対応する「グループ名」を読み込
み、呼び出し先変更後の呼出先データテーブル77から
当該「グループ名」に対応する「呼び出し先」を読み込
む。続いて、この「呼び出し先」に無線送受信部17及
びアンテナ18等を介して、鳴動信号を送信する。
【0044】したがって、各発信元情報の「電話番号」
に「グループ名」を付加して電話番号データテーブル7
5に登録されるため、複数の発信元情報をグループ化す
ることが可能となる。また、該「グループ名」に対応す
る「呼び出し先」が呼出先データテーブル76に登録さ
れると共に、該「呼び出し先」が、親機又は各子機1
号、2号から、各機能ボタン42、73や各ダイヤルキ
ー38、65等を介して容易に変更可能であるため、例
えば、利用者が所定のグループに対し「呼び出し先」と
して設定された子機が置かれている部屋から別の子機が
置かれている部屋に移動した場合には、当該別の子機か
らこの別の子機を所定のグループの呼出先として再登録
できるため、従来のように、わざわざ親機の置かれてい
る部屋に行って、発信元情報毎に呼出先の変更操作を行
うといった手間を省くことができる。また、その際、子
機において所望のグループを指定することで、そのグル
ープに含まれる複数の発信元情報の呼出先を一括して変
更することが可能となるため、効率よく呼出先の変更を
行うことができる。また、「グループ名」に対応する
「呼び出し先」として、新規に設定された「呼び出し
先」にのみ鳴動信号が送信されるため、当該「グループ
名」に対応した利用者が移動した所に設置されている親
機又は各子機1号、2号を介して呼び出し可能となり、
通信回線を介した受信に対する適切な呼び出しをするこ
とが可能となる。
【0045】尚、本発明は前記実施形態に限定されるこ
とはなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改
良、変形が可能であることは勿論である。例えば、以下
のようにしてもよい。 (a)前記実施形態では、親機1には、2台の子機を接
続しているが、3台以上の子機を接続可能にしてもよ
い。この場合には、呼出先データテーブル76において
も、それに対応した「呼び出し先」が予め登録される。 (b)前記実施形態では、親機1又は各子機1号、2号
を1台ずつ個別に呼び出すように呼出先データテーブル
76の「呼び出し先」に登録していたが、同時に2台以
上呼び出すように複数登録してもよい。 (c)前記実施形態では、「グループ名」に対応する
「呼び出し先」として、新規に設定された「呼び出し
先」にのみ鳴動信号が送信されたが、設定前の「呼び出
し先」と新規の「呼び出し先」との両方に鳴動信号が送
信される構成にしてもよい。例えば、呼出先データテー
ブル77(図9参照)の「グループ名」の「A」に対応
する「呼び出し先」を「子機1号、子機2号」として、
発信元の電話番号が「0521234567」の場合に
は、子機1号と子機2号に鳴動信号を送信する構成にし
てもよい。これにより、各「グループ名」に対応する
「呼び出し先」として、設定前の「呼び出し先」と新規
の「呼び出し先」との両方に鳴動信号が送信されるた
め、当該「グループ名」に対応した利用者が設定前の
「呼び出し先」と新規の「呼び出し先」とのどちらにい
ても呼び出し可能となり、移動のたびに呼出先の変更を
行うといった面倒を無くすことができる。
【0046】
【発明の効果】以上説明した通り請求項1に係る通信端
末装置では、該通信端末装置は、通信回線を介して送信
される発信元情報を受信可能な受信手段を備えた親機
と、少なくとも1つの子機とから構成され、各発信元情
報にグループ情報を付加して記憶するグループ情報記憶
手段と、各グループに対して呼出先となる子機、又は親
機を特定するための呼出先情報記憶手段とが設けられて
いる。また、その呼出先情報記憶手段におけるグループ
情報と呼出先との対応関係は、呼出先設定手段によって
設定される。そして、親機に設けられた前記受信手段に
より発信元情報が受信され、前記グループ情報記憶手段
に記憶されている発信元情報の中に当該受信された発信
元情報と一致するものがあると判断された場合には、前
記グループ情報記憶手段に記憶されている該発信元情報
に対応するグループ情報を参照し、さらに、前記呼出先
設定手段によって設定されて、呼出先情報記憶手段に記
憶されているそのグループ情報に対応する呼出先に前記
鳴動信号が送信される。このように、各発信元情報にグ
ループ情報を付加して記憶することにより、複数の発信
元情報をグループ化することが可能になると共に、該グ
ループに対応する呼出先となる親機又は子機が呼出先設
定手段によって設定されるため、例えば、利用者が所定
のグループに対して呼出先として設定されている親機又
は子機の置かれている部屋から、別の子機が置かれてい
る部屋に移動した場合には、この所定のグループに対す
る呼出先を前記呼出先設定手段により別の子機の方に変
更することにより、所定のグループに含まれる複数の発
信元情報を、元々設定されている呼出先から他の呼出先
に一括して容易に変更することができ、通信回線を介し
た受信対する適切な呼出を行うことができる通信端末装
置を提供することができる。
【0047】また、請求項2に係る通信端末装置では、
請求項1に記載の通信端末装置において、各子機に呼出
先設定手段が設けられており、任意の子機から所定のグ
ループ情報を指定することで、該任意の子機が呼出情報
記憶手段にこの指定したグループの呼出先として設定さ
れる。このように、呼出先設定手段が各子機に設けられ
ているため、受信した発信元情報に基づいて呼び出す呼
出先を子機からも容易に設定することが可能となり、わ
ざわざ親機の置かれている部屋に行って、変更操作を行
うといった手間を省くことができる通信端末装置を提供
することができる。また、その際、子機において所望の
グループを指定することで、そのグループに含まれる複
数の発信元情報の呼出先を一括して変更することが可能
となるため、効率よく呼出先の変更を行うことができる
通信端末装置を提供することができる。
【0048】また、請求項3に係る通信端末装置では、
請求項1又は請求項2に記載の通信端末装置において、
前記呼出先情報記憶手段は、前記呼出先設定手段により
前記グループと呼出先との対応関係が新規に設定された
場合には、そのグループに対して設定前の呼出先と新規
の呼出先との両方が対応付けられる。これにより、グル
ープ情報に対応する呼出先として、設定前の呼出先と新
規の呼出先との両方に鳴動信号が送信されるため、当該
グループ情報に対応した利用者が設定前の呼出先と新規
の呼出先とのどちらにいても呼び出し可能となり、移動
のたびに呼出先の変更を行うといった面倒を無くすこと
ができる通信端末装置を提供することができる。
【0049】また、請求項4に係る通信端末装置では、
請求項1又は請求項2に記載の通信端末装置において、
前記呼出先情報記憶手段は、前記呼出先設定手段により
前記グループと呼出先との対応関係が新規に設定された
場合には、そのグループに対して設定前の呼出先が消去
され、新規の呼出先のみがそのグループに対する呼出先
として設定される。これにより、グループ情報に対応す
る呼出先として、新規に設定された呼出先にのみ鳴動信
号が送信されるため、当該グループ情報に対応した利用
者が移動した所に設置されている親機又は子機を介して
呼び出し可能となり、次の使用者が消去操作を行うこと
が不必要な通信端末装置を提供することができる。
【0050】さらに、請求項5に係る通信端末装置で
は、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の通信端末
装置において、前記発信元情報は、電話番号であるた
め、前記グループ情報記憶手段に、この電話番号に対応
させて、各グループ情報を記憶させることが可能な通信
端末装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る留守番録音機能付きのコード
レス電話機の親機の概略構成を示すブロック図である。
【図2】本実施形態に係る留守番録音機能付きのコード
レス電話機の親機の操作パネルの正面図である。
【図3】本実施形態に係る留守番録音機能付きのコード
レス電話機の子機の概略構成を示すブロック図である。
【図4】本実施形態に係る留守番録音機能付きのコード
レス電話機の子機の操作パネルの要部の正面図である。
【図5】本実施形態に係る親機のEEPROMの電話番
号データテーブル記憶エリアに記憶される電話番号デー
タテーブルの一例を示す図である。
【図6】本実施形態に係る親機のEEPROMの呼出先
データテーブル記憶エリアに記憶される呼出先データテ
ーブルの一例を示す図である。
【図7】本実施形態に係る親機のEEPROMの電話番
号データテーブル記憶エリアに記憶される電話番号デー
タテーブルの各データの登録処理のフローチャートであ
る。
【図8】本実施形態に係る親機のEEPROMの呼出先
データテーブル記憶エリアに記憶される呼出先データテ
ーブルの「呼び出し先」の子機2号による変更処理のフ
ローチャートである。
【図9】本実施形態に係る子機2号による呼出先データ
テーブルの「呼び出し先」の変更処理後を示す図であ
る。
【図10】本実施形態に係る親機が着信信号を検出した
場合の親機及び各子機1号、2号の呼び出し処理のフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 親機 2 発信元電話番号付加判別手段 3 着信信号検出手段 4 ラインリレー 5 発信元電話番号判別手段 12、52 CPU 13、53 ROM 14 EEPROM 15、54 RAM 17、57 無線送受信部 18、58 アンテナ 19、55 操作パネル 20 電話回線 21、56 LCD 38、65 ダイヤルキー 42、73 機能ボタン 45 セットキー 46、47 送りキー 51 子機1号 75 電話番号データテーブル 76、77 呼出先データテーブル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線を介して送信される発信元情報
    を受信可能な受信手段を備えた親機と、少なくとも1つ
    の子機とを備え、該親機は、前記受信手段によって受信
    された発信元情報に基づいて、鳴動信号を送信する子機
    を選択可能な通信端末装置において、 複数の発信元情報をグループ化するために、各発信元情
    報にグループ情報を付加して記憶するグループ情報記憶
    手段と、 前記グループ情報に親機、又は子機を対応付けて記憶す
    ることにより、各グループに対して呼出先となる子機、
    又は親機を特定するための呼出先情報記憶手段と、 その呼出先情報記憶手段におけるグループ情報と呼出先
    との対応関係を設定するための呼出先設定手段と、 前記受信手段により発信元情報が受信された場合に、グ
    ループ情報記憶手段に記憶されている発信元情報の中に
    受信された発信元情報と一致するものがあるか否かを判
    断する判断手段と、 その判断手段により一致するものがあると判断された場
    合に、その発信元情報に対応するグループ情報を参照
    し、さらに、呼出先情報記憶手段においてそのグループ
    情報に対応する呼出先に前記鳴動信号を送信するように
    制御する制御手段とを備えたことを特徴とする通信端末
    装置。
  2. 【請求項2】 前記呼出先設定手段は、前記子機に設け
    られ、任意の子機から所望とする前記グループ情報を指
    定することで、呼出先情報記憶手段において、指定され
    たグループの呼出先として前記任意の子機が設定される
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信端末装置。
  3. 【請求項3】 前記呼出先情報記憶手段は、前記呼出先
    設定手段により前記グループと呼出先との対応関係が新
    規に設定された場合には、そのグループに対して設定前
    の呼出先と新規の呼出先との両方を対応付けることを特
    徴とする請求項1又は請求項2に記載の通信端末装置。
  4. 【請求項4】 前記呼出先情報記憶手段は、前記呼出先
    設定手段により前記グループと呼出先との対応関係が新
    規に設定された場合には、設定前の対応関係を消去する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の通信端
    末装置。
  5. 【請求項5】 前記発信元情報は、電話番号であること
    を特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の
    通信端末装置。
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JP2002101157A (ja) * 2000-09-22 2002-04-05 Canon Inc 通信装置、着信動作制御方法及び記憶媒体
JP2008219721A (ja) * 2007-03-07 2008-09-18 Nec Access Technica Ltd コードレス電話機

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