JP2000188537A - 電子的タッチスイッチ - Google Patents
電子的タッチスイッチInfo
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- JP2000188537A JP2000188537A JP10376175A JP37617598A JP2000188537A JP 2000188537 A JP2000188537 A JP 2000188537A JP 10376175 A JP10376175 A JP 10376175A JP 37617598 A JP37617598 A JP 37617598A JP 2000188537 A JP2000188537 A JP 2000188537A
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- Japan
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- impedance amplifier
- input impedance
- touch switch
- high input
- electronic touch
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 手指で接触或いは握ることによって電気回路
をオン・オフすることのできる電子的タッチスイッチを
提供する。 【解決手段】 電子的タッチスイッチは、手指で接触或
いは握ることによって負荷回路１１をオン・オフし接触
検出器として動作する互いに離間した２本の導体１２、
１３と、前記導体の一端にそれぞれ接続された高入力イ
ンピーダンス増幅器１４と、前記高入力インピーダンス
増幅器の出力端子に接続され前記負荷回路１１をオン・
オフ制御する駆動回路１５とから構成されている。
をオン・オフすることのできる電子的タッチスイッチを
提供する。 【解決手段】 電子的タッチスイッチは、手指で接触或
いは握ることによって負荷回路１１をオン・オフし接触
検出器として動作する互いに離間した２本の導体１２、
１３と、前記導体の一端にそれぞれ接続された高入力イ
ンピーダンス増幅器１４と、前記高入力インピーダンス
増幅器の出力端子に接続され前記負荷回路１１をオン・
オフ制御する駆動回路１５とから構成されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は人体の一部、例えば、手
指で接触或いは握ることによって電気回路をオン・オフ
することのできる電子的タッチスイッチに関する。
指で接触或いは握ることによって電気回路をオン・オフ
することのできる電子的タッチスイッチに関する。
【０００２】
【従来の技術】電気回路を互いにオン・オフするための
スイッチとして、機械的スイッチ及び電気的スイッチが
使用されている。前記機械的スイッチにおいては、通
常、人の手指の動作により押したり、回転させたり、或
いはスライドさせることによりスイッチのオン・オフが
行われており、一方、前記電気的スイッチにおいては、
例えば、赤外線を検出することによりスイッチのオン・
オフが行われているので、前記した手指の動作を必要と
しないが、いづれにしても、手指で接触或いは握ること
によって電気回路のオン・オフを行う電子的タッチスイ
ッチは知られていない。
スイッチとして、機械的スイッチ及び電気的スイッチが
使用されている。前記機械的スイッチにおいては、通
常、人の手指の動作により押したり、回転させたり、或
いはスライドさせることによりスイッチのオン・オフが
行われており、一方、前記電気的スイッチにおいては、
例えば、赤外線を検出することによりスイッチのオン・
オフが行われているので、前記した手指の動作を必要と
しないが、いづれにしても、手指で接触或いは握ること
によって電気回路のオン・オフを行う電子的タッチスイ
ッチは知られていない。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、新規
な電子的タッチスイッチを提供することにある。
な電子的タッチスイッチを提供することにある。
【０００４】本発明の他の目的は、手指で接触或いは握
ることによって電気回路をオン・オフすることのできる
電子的タッチスイッチを提供することにある。
ることによって電気回路をオン・オフすることのできる
電子的タッチスイッチを提供することにある。
【０００５】本発明の別の目的は、緊急、非常用に適し
た電子的タッチスイッチを有する電気機具を提供するこ
とにある。
た電子的タッチスイッチを有する電気機具を提供するこ
とにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明における電子的タ
ッチスイッチは、手指で接触或いは握ることによって負
荷回路をオン・オフし接触検出器として動作する互いに
離間した２本の導体と、前記導体の一端にそれぞれ接続
された高入力インピーダンス増幅器と、前記高入力イン
ピーダンス増幅器の出力端子に接続され前記負荷回路を
オン・オフ制御する駆動回路とから構成されている。
ッチスイッチは、手指で接触或いは握ることによって負
荷回路をオン・オフし接触検出器として動作する互いに
離間した２本の導体と、前記導体の一端にそれぞれ接続
された高入力インピーダンス増幅器と、前記高入力イン
ピーダンス増幅器の出力端子に接続され前記負荷回路を
オン・オフ制御する駆動回路とから構成されている。
【０００７】
【発明の実施の形態】図１は本発明による電子的タッチ
スイッチ１０の基本的な構成を示し、前記タッチスイッ
チ１０は人体の一部である手指で接触或いは握ることに
よって負荷回路１１をオン・オフし接触検出器として動
作する互いに離間した２本の導体１２、１３と、前記導
体１２、１３の一端にそれぞれ接続された入力端子Ａ、
Ｂを有する高入力インピーダンス増幅器１４と、前記高
入力インピーダンス増幅器１４の出力端子と縦続接続さ
れ前記負荷回路１１をオン・オフさせる駆動回路１５
と、前記高入力インピーダンス増幅器１４と前記駆動回
路１５とに電源電圧Ｖを与える電源１６と、前記入力端
子Ａと前記電源１６との間に接続され抵抗値Ｒ１を有す
る抵抗１７とからなり、前記駆動回路１５により制御さ
れる前記負荷回路１１は前記導体１２、１３間を手指で
接触或いは握ることによってオン・オフされる。
スイッチ１０の基本的な構成を示し、前記タッチスイッ
チ１０は人体の一部である手指で接触或いは握ることに
よって負荷回路１１をオン・オフし接触検出器として動
作する互いに離間した２本の導体１２、１３と、前記導
体１２、１３の一端にそれぞれ接続された入力端子Ａ、
Ｂを有する高入力インピーダンス増幅器１４と、前記高
入力インピーダンス増幅器１４の出力端子と縦続接続さ
れ前記負荷回路１１をオン・オフさせる駆動回路１５
と、前記高入力インピーダンス増幅器１４と前記駆動回
路１５とに電源電圧Ｖを与える電源１６と、前記入力端
子Ａと前記電源１６との間に接続され抵抗値Ｒ１を有す
る抵抗１７とからなり、前記駆動回路１５により制御さ
れる前記負荷回路１１は前記導体１２、１３間を手指で
接触或いは握ることによってオン・オフされる。
【０００８】前記高入力インピーダンス増幅器１４は、
例えば、ＭＯＳ型電界効果トランジスタ（ＭＯＳＦＥ
Ｔ）或いはＭＯＳＦＥＴを用いた集積回路（ＩＣ）によ
り形成され、その入力インピーダンスは前記抵抗１７の
Ｒ１より数桁大きいことが必要であり、また、前記Ｒ１
は前記タッチスイッチ１０の用途に応じて決定され、通
常、１Ｍオーム（Ω）〜１０００ＭΩである。
例えば、ＭＯＳ型電界効果トランジスタ（ＭＯＳＦＥ
Ｔ）或いはＭＯＳＦＥＴを用いた集積回路（ＩＣ）によ
り形成され、その入力インピーダンスは前記抵抗１７の
Ｒ１より数桁大きいことが必要であり、また、前記Ｒ１
は前記タッチスイッチ１０の用途に応じて決定され、通
常、１Ｍオーム（Ω）〜１０００ＭΩである。
【０００９】前記導体１２、１３間を手指で接触或いは
握る前の前記高入力インピーダンス増幅器１４の前記入
力端子Ａの電圧は前記電源電圧Ｖとなっており、この状
態においては前記高入力インピーダンス増幅器１４の出
力はなく、前記駆動回路１５は前記負荷回路１１を動作
させないように設定されている。
握る前の前記高入力インピーダンス増幅器１４の前記入
力端子Ａの電圧は前記電源電圧Ｖとなっており、この状
態においては前記高入力インピーダンス増幅器１４の出
力はなく、前記駆動回路１５は前記負荷回路１１を動作
させないように設定されている。
【００１０】前記導体１２、１３間が手指で接触或いは
握られると、前記入力端子Ａ、Ｂ間には抵抗Ｒが接続さ
れたことになり、前記抵抗Ｒを流れる電流により生じる
電圧により前記高入力インピーダンス増幅器１４の出力
が変化し、前記駆動回路１５が動作して前記負荷回路１
１に電流が流れる。前記抵抗Ｒは１０ｋΩ〜１ＭΩであ
る。
握られると、前記入力端子Ａ、Ｂ間には抵抗Ｒが接続さ
れたことになり、前記抵抗Ｒを流れる電流により生じる
電圧により前記高入力インピーダンス増幅器１４の出力
が変化し、前記駆動回路１５が動作して前記負荷回路１
１に電流が流れる。前記抵抗Ｒは１０ｋΩ〜１ＭΩであ
る。
【００１１】また、前記高入力インピーダンス増幅器１
４の出力条件は前記抵抗１７と前記導体１２、１３間の
前記抵抗Ｒによって決定され、例えば、前記１７の抵抗
値Ｒ１と前記抵抗Ｒの抵抗値が同じ値とすると、前記入
力端子Ａの電圧は前記電源電圧Ｖの１／２となり、前記
抵抗Ｒの抵抗値が小さくなるほど、前記入力端子Ａの電
圧は小さくなる。
４の出力条件は前記抵抗１７と前記導体１２、１３間の
前記抵抗Ｒによって決定され、例えば、前記１７の抵抗
値Ｒ１と前記抵抗Ｒの抵抗値が同じ値とすると、前記入
力端子Ａの電圧は前記電源電圧Ｖの１／２となり、前記
抵抗Ｒの抵抗値が小さくなるほど、前記入力端子Ａの電
圧は小さくなる。
【００１２】
【実施例】図２は本発明の第１の実施例による懐中電灯
２０を模式的に示し、図１に示した電子的タッチスイッ
チ１０においてランプを負荷とするものである。
２０を模式的に示し、図１に示した電子的タッチスイッ
チ１０においてランプを負荷とするものである。
【００１３】即ち、前記懐中電灯２０はランプ２１から
の光を放射する放射部２２を有し、プラスチック等によ
り形成された本体２３と前記本体２３の上部に設けられ
た取手部２４を備えており、これは通常使用されている
懐中電灯と同様な構造を有するものである。
の光を放射する放射部２２を有し、プラスチック等によ
り形成された本体２３と前記本体２３の上部に設けられ
た取手部２４を備えており、これは通常使用されている
懐中電灯と同様な構造を有するものである。
【００１４】前記本体２３内には前記ランプ２１を点灯
させる駆動回路２５と、前記駆動回路２５をオン・オフ
制御する高入力インピーダンス増幅器２６が接続され、
前記高入力インピーダンス増幅器２６には前記ランプ２
１を駆動し接触検出器２７として動作する互いに離間し
た２本の導体２８、２９に接続され、前記導体２８、２
９は前記取手部２４に設けられている。さらに、前記本
体２３内には乾電池３０が挿入され、前記ランプ２１、
前記駆動回路２５及び前記高入力インピーダンス増幅器
２６に対する電源としている。
させる駆動回路２５と、前記駆動回路２５をオン・オフ
制御する高入力インピーダンス増幅器２６が接続され、
前記高入力インピーダンス増幅器２６には前記ランプ２
１を駆動し接触検出器２７として動作する互いに離間し
た２本の導体２８、２９に接続され、前記導体２８、２
９は前記取手部２４に設けられている。さらに、前記本
体２３内には乾電池３０が挿入され、前記ランプ２１、
前記駆動回路２５及び前記高入力インピーダンス増幅器
２６に対する電源としている。
【００１５】図３は前記懐中電灯２０に内蔵される前記
駆動回路２５及び入力端子Ａ及びＢを有する前記高入力
インピーダンス増幅器２６の回路構成を示し、図２と同
一のものには同一の番号を付している。
駆動回路２５及び入力端子Ａ及びＢを有する前記高入力
インピーダンス増幅器２６の回路構成を示し、図２と同
一のものには同一の番号を付している。
【００１６】即ち、前記駆動回路２５はＭＯＳＦＥＴ３
１とそのドレインに接続された過電流防止用抵抗３２と
からなり、前記過電流防止用抵抗３２は前記ランプ２１
を介して前記電源３０に接続されている。また、前記高
入力インピーダンス増幅器２６はドレインが前記ＭＯＳ
ＦＥＴ３１のゲートに接続されたＭＯＳＦＥＴ３３と、
前記ＭＯＳＦＥＴ３３の前記ドレインと前記電源３０間
に接続された過電流防止用抵抗３４と、前記ＭＯＳＦＥ
Ｔ３３のゲートと前記電源３０間に接続され図１におけ
る前記Ｒ１に相当する高抵抗の抵抗３５と、前記ＭＯＳ
ＦＥＴ３３の前記ゲートと前記入力端子Ａ間に接続され
た保護抵抗３６と、前記ＭＯＳＦＥＴ３３の前記ゲート
に接続された保護ダイオード３７とから構成され、前記
したように、前記高入力インピーダンス増幅器２６の前
記入力端子Ａ及びＢには前記導体２８、２９からなる前
記接触検出器２７が接続されている。なお、前記ＭＯＳ
ＦＥＴ３１、３３のソースと、前記保護ダイオード３７
の一端と、前記入力端子Ｂは前記電源３０の陰極に共通
して接続されている。
１とそのドレインに接続された過電流防止用抵抗３２と
からなり、前記過電流防止用抵抗３２は前記ランプ２１
を介して前記電源３０に接続されている。また、前記高
入力インピーダンス増幅器２６はドレインが前記ＭＯＳ
ＦＥＴ３１のゲートに接続されたＭＯＳＦＥＴ３３と、
前記ＭＯＳＦＥＴ３３の前記ドレインと前記電源３０間
に接続された過電流防止用抵抗３４と、前記ＭＯＳＦＥ
Ｔ３３のゲートと前記電源３０間に接続され図１におけ
る前記Ｒ１に相当する高抵抗の抵抗３５と、前記ＭＯＳ
ＦＥＴ３３の前記ゲートと前記入力端子Ａ間に接続され
た保護抵抗３６と、前記ＭＯＳＦＥＴ３３の前記ゲート
に接続された保護ダイオード３７とから構成され、前記
したように、前記高入力インピーダンス増幅器２６の前
記入力端子Ａ及びＢには前記導体２８、２９からなる前
記接触検出器２７が接続されている。なお、前記ＭＯＳ
ＦＥＴ３１、３３のソースと、前記保護ダイオード３７
の一端と、前記入力端子Ｂは前記電源３０の陰極に共通
して接続されている。
【００１７】前記懐中電灯２０は前記電子的タッチスイ
ッチを有しているので、前記導体２８、２９間を手指で
接触或いは握ることによって前記入力端子Ａ及びＢに抵
抗Ｒが接続されたことになり、前記高入力インピーダン
ス増幅器２６及び前記駆動回路２５が動作して前記ラン
プ２１が点灯する。即ち、前記懐中電灯２０を手で持っ
た瞬間に点灯する。
ッチを有しているので、前記導体２８、２９間を手指で
接触或いは握ることによって前記入力端子Ａ及びＢに抵
抗Ｒが接続されたことになり、前記高入力インピーダン
ス増幅器２６及び前記駆動回路２５が動作して前記ラン
プ２１が点灯する。即ち、前記懐中電灯２０を手で持っ
た瞬間に点灯する。
【００１８】図４は本発明の第２の実施例による電気掃
除機４０を模式的に示し、図１に示した電子的タッチス
イッチ１０においてモータを負荷とするものである。即
ち、商用電源で動作する前記掃除機４０はキャスタ４１
を有する掃除機本体４２と、前記本体４２の上部に設け
られた取手４３と、前記本体４２に結合され吸引部４４
の取り付けられたダクト４５と、モータＭを駆動するＡ
Ｃ電源コード４６を有している。
除機４０を模式的に示し、図１に示した電子的タッチス
イッチ１０においてモータを負荷とするものである。即
ち、商用電源で動作する前記掃除機４０はキャスタ４１
を有する掃除機本体４２と、前記本体４２の上部に設け
られた取手４３と、前記本体４２に結合され吸引部４４
の取り付けられたダクト４５と、モータＭを駆動するＡ
Ｃ電源コード４６を有している。
【００１９】前記本体４２内には、モータ４７を駆動す
る駆動回路４８と前記駆動回路４８を制御する高入力イ
ンピーダンス増幅器４９とが設けられ、前記高入力イン
ピーダンス増幅器４９には接触検出器として動作する互
いに離間した２本の導体５１、５２に接続され、前記導
体５１、５２は前記掃除機４０の操作がし易い箇所に設
けられ、例えば、前記ダクト４５に設けられた操作部に
配置されている。
る駆動回路４８と前記駆動回路４８を制御する高入力イ
ンピーダンス増幅器４９とが設けられ、前記高入力イン
ピーダンス増幅器４９には接触検出器として動作する互
いに離間した２本の導体５１、５２に接続され、前記導
体５１、５２は前記掃除機４０の操作がし易い箇所に設
けられ、例えば、前記ダクト４５に設けられた操作部に
配置されている。
【００２０】図５は前記掃除機４０に内蔵される前記駆
動回路４８及び入力端子Ａ及びＢを有する前記高入力イ
ンピーダンス増幅器４９の回路構成を示す。即ち、前記
駆動回路４８は前記モータ４７を駆動し商用電源の一方
に接続されたトライアック５３と前記トライアック５３
のゲートに接続されたゲート制御回路５４とからなり、
さらに、前記高入力インピーダンス増幅器４９の出力側
は前記ゲート制御回路５４に接続されると共に、その入
力側には前記入力端子Ａとの間に接続された保護抵抗５
５と保護ダイオード５６が接続されている。また、前記
高入力インピーダンス増幅器４９及び前記ゲート制御回
路５４の電源として、商用電源に接続されたＡＣ／ＤＣ
コンバータ５７が用いられ、前記ＡＣ／ＤＣコンバータ
５７からの直流電圧が図１における前記Ｒ１に相当する
高抵抗の抵抗５８を介して前記高入力インピーダンス増
幅器４９の入力側に接続されている。
動回路４８及び入力端子Ａ及びＢを有する前記高入力イ
ンピーダンス増幅器４９の回路構成を示す。即ち、前記
駆動回路４８は前記モータ４７を駆動し商用電源の一方
に接続されたトライアック５３と前記トライアック５３
のゲートに接続されたゲート制御回路５４とからなり、
さらに、前記高入力インピーダンス増幅器４９の出力側
は前記ゲート制御回路５４に接続されると共に、その入
力側には前記入力端子Ａとの間に接続された保護抵抗５
５と保護ダイオード５６が接続されている。また、前記
高入力インピーダンス増幅器４９及び前記ゲート制御回
路５４の電源として、商用電源に接続されたＡＣ／ＤＣ
コンバータ５７が用いられ、前記ＡＣ／ＤＣコンバータ
５７からの直流電圧が図１における前記Ｒ１に相当する
高抵抗の抵抗５８を介して前記高入力インピーダンス増
幅器４９の入力側に接続されている。
【００２１】それ故、前記掃除機４０は前記電子的タッ
チスイッチを有しているので、前記導体５１、５２間を
手指で接触或いは握ることによって前記入力端子Ａ及び
Ｂに抵抗Ｒが接続されたことになり、前記高入力インピ
ーダンス増幅器４９及び前記駆動回路４８が動作して前
記トライアック５３の動作により前記モータ４７が駆動
される。
チスイッチを有しているので、前記導体５１、５２間を
手指で接触或いは握ることによって前記入力端子Ａ及び
Ｂに抵抗Ｒが接続されたことになり、前記高入力インピ
ーダンス増幅器４９及び前記駆動回路４８が動作して前
記トライアック５３の動作により前記モータ４７が駆動
される。
【００２２】前記第１及び第２の実施例において、前記
懐中電灯２０及び前記掃除機４０は前記導体間を手指で
接触或いは握ることによって瞬時に動作するものの、前
記導体間の手指による接触を解除すると直ちに動作が停
止するが、前記高入力インピーダンス増幅器と前記駆動
回路との間にタイマー回路或いはホールド回路を設ける
ことにより所望の時間の間動作を継続することができ
る。
懐中電灯２０及び前記掃除機４０は前記導体間を手指で
接触或いは握ることによって瞬時に動作するものの、前
記導体間の手指による接触を解除すると直ちに動作が停
止するが、前記高入力インピーダンス増幅器と前記駆動
回路との間にタイマー回路或いはホールド回路を設ける
ことにより所望の時間の間動作を継続することができ
る。
【００２３】また、本発明の実施例として懐中電灯及び
電気掃除機について記載したが、前記電子的タッチスイ
ッチはこのような家庭用電気機具に限らず、通常のスイ
ッチによりオン・オフされるその他の家庭用電気機具或
いは産業用の各種装置に適用できることは明らかであ
る。さらに、危険な場所、例えば、原子力関係の制御操
作にフォトカップラなどと組み合わせ、使用することも
できる。
電気掃除機について記載したが、前記電子的タッチスイ
ッチはこのような家庭用電気機具に限らず、通常のスイ
ッチによりオン・オフされるその他の家庭用電気機具或
いは産業用の各種装置に適用できることは明らかであ
る。さらに、危険な場所、例えば、原子力関係の制御操
作にフォトカップラなどと組み合わせ、使用することも
できる。
【００２４】
【発明の効果】本発明による電子的タッチスイッチは、
人体の一部、例えば、手指で接触或いは握ることによっ
て負荷回路をオン・オフし接触検出器として動作する互
いに離間した２本の導体と、前記導体の一端にそれぞれ
接続された高入力インピーダンス増幅器と、前記高入力
インピーダンス増幅器の出力端子に接続され前記負荷回
路を流れる電流を制御する駆動回路という簡単な回路構
成に形成されているので、従来の機械的構造を有するス
イッチのような不所望な故障は生じることはなく、種々
の電気機器或いは産業用の各種装置に適用するこができ
る。
人体の一部、例えば、手指で接触或いは握ることによっ
て負荷回路をオン・オフし接触検出器として動作する互
いに離間した２本の導体と、前記導体の一端にそれぞれ
接続された高入力インピーダンス増幅器と、前記高入力
インピーダンス増幅器の出力端子に接続され前記負荷回
路を流れる電流を制御する駆動回路という簡単な回路構
成に形成されているので、従来の機械的構造を有するス
イッチのような不所望な故障は生じることはなく、種々
の電気機器或いは産業用の各種装置に適用するこができ
る。
【００２５】また、手指で接触或いは握ることによって
家庭用電気機具或いは各種装置は動作するので、暗い場
所での使用に便利であり、緊急、非常用に有用であり、
さらに、電源スイッチの切り忘れがあっても、自動的に
オフとなる。
家庭用電気機具或いは各種装置は動作するので、暗い場
所での使用に便利であり、緊急、非常用に有用であり、
さらに、電源スイッチの切り忘れがあっても、自動的に
オフとなる。
【図１】本発明による電子的タッチスイッチをブロック
回路により示す図である。
回路により示す図である。
【図２】本発明の第１の実施例による懐中電灯を模式的
に示す図である。
に示す図である。
【図３】本発明の第１の実施例による懐中電灯に内蔵さ
れる電子的タッチスイッチの回路構成を示す図である。
れる電子的タッチスイッチの回路構成を示す図である。
【図４】本発明の第２の実施例による電気掃除機を模式
的に示す図である。
的に示す図である。
【図５】本発明の第２の実施例による電気掃除機に内蔵
される電子的タッチスイッチの回路構成を示す図であ
る。
される電子的タッチスイッチの回路構成を示す図であ
る。
１０…電子的タッチスイッチ、１１…負荷回路、１２、
１３…導体、１４…高入力インピーダンス増幅器、１５
…駆動回路、１６…電源、１７…抵抗、２０…懐中電
灯、２１…ランプ、２２…放射部、２３…本体、２４…
取手部、２５…駆動回路、２６…高入力インピーダンス
増幅器、２７…接触検出器、２８、２９…導体、３０…
乾電池、３１…ＭＯＳＦＥＴ、３２…抵抗、３３…ＭＯ
ＳＦＥＴ、３４、３５…抵抗、３６…保護抵抗、３７…
保護ダイオード、４０…電気掃除機、４１…キャスタ、
４２…本体、４３…取手、４４…吸引部、４５…ダク
ト、４６…ＡＣ電源コード、４７…モータ、４８…駆動
回路、４９…高入力インピーダンス増幅器、５１、５２
…導体、５３…トライアック、５４…ゲート制御回路、
５５…保護抵抗、５６…保護ダイオード、５７…ＡＣ／
ＤＣコンバータ、５８…抵抗
１３…導体、１４…高入力インピーダンス増幅器、１５
…駆動回路、１６…電源、１７…抵抗、２０…懐中電
灯、２１…ランプ、２２…放射部、２３…本体、２４…
取手部、２５…駆動回路、２６…高入力インピーダンス
増幅器、２７…接触検出器、２８、２９…導体、３０…
乾電池、３１…ＭＯＳＦＥＴ、３２…抵抗、３３…ＭＯ
ＳＦＥＴ、３４、３５…抵抗、３６…保護抵抗、３７…
保護ダイオード、４０…電気掃除機、４１…キャスタ、
４２…本体、４３…取手、４４…吸引部、４５…ダク
ト、４６…ＡＣ電源コード、４７…モータ、４８…駆動
回路、４９…高入力インピーダンス増幅器、５１、５２
…導体、５３…トライアック、５４…ゲート制御回路、
５５…保護抵抗、５６…保護ダイオード、５７…ＡＣ／
ＤＣコンバータ、５８…抵抗
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 玉置 智 宮城県仙台市太白区八木山南４丁目７番５ 号 Ｆターム(参考） 5J050 AA37 AA48 BB23 CC03 CC07 DD08 DD12 EE29 5J055 AX18 AX43 BX50 CX20 CX22 DX22 DX32 DX68 DX88 EX07 EX08 EX21 EX24 EY01 EY12 EY21 EY26 EZ59 EZ62 FX35 GX01
Claims (3)
- 【請求項１】 人体の一部が触ることによって負荷回路
をオン・オフし接触検出器として動作する互いに離間し
た２本の導体と、前記導体の一端にそれぞれ接続された
高入力インピーダンス増幅器と、前記高入力インピーダ
ンス増幅器の出力端子に接続され前記負荷回路を流れる
電流を制御する駆動回路とからなることを特徴とする電
子的タッチスイッチ。 - 【請求項２】 前記高入力インピーダンス増幅器の入力
側は高抵抗を介して電源に接続されていることを特徴と
する請求項１記載の電子的タッチスイッチ。 - 【請求項３】 請求項１記載の電子的タッチスイッチを
有することを特徴とする家庭用電気機具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10376175A JP2000188537A (ja) | 1998-12-22 | 1998-12-22 | 電子的タッチスイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10376175A JP2000188537A (ja) | 1998-12-22 | 1998-12-22 | 電子的タッチスイッチ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000188537A true JP2000188537A (ja) | 2000-07-04 |
Family
ID=18506705
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10376175A Pending JP2000188537A (ja) | 1998-12-22 | 1998-12-22 | 電子的タッチスイッチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000188537A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005110241A (ja) * | 2003-10-01 | 2005-04-21 | Phonak Ag | 聴音システム及び同システムの制御方法 |
| CN102111494A (zh) * | 2009-12-29 | 2011-06-29 | 朴俊玟 | 基于皮肤接触的电子设备模式切换装置和方法 |
| WO2021235294A1 (ja) * | 2020-05-22 | 2021-11-25 | ローム株式会社 | 水中用の入力装置、その制御回路、それを用いた水中ライトおよび機器、ならびに水中でのタッチ入力検出方法 |
-
1998
- 1998-12-22 JP JP10376175A patent/JP2000188537A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005110241A (ja) * | 2003-10-01 | 2005-04-21 | Phonak Ag | 聴音システム及び同システムの制御方法 |
| CN102111494A (zh) * | 2009-12-29 | 2011-06-29 | 朴俊玟 | 基于皮肤接触的电子设备模式切换装置和方法 |
| JP2011139434A (ja) * | 2009-12-29 | 2011-07-14 | June Min Park | 電子機器モード切換装置及び電子機器のモード切換方法、並びに携帯電話機及び携帯電話機の着信報知モード自動切換方法 |
| WO2021235294A1 (ja) * | 2020-05-22 | 2021-11-25 | ローム株式会社 | 水中用の入力装置、その制御回路、それを用いた水中ライトおよび機器、ならびに水中でのタッチ入力検出方法 |
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