JP2000187711A - 制御装置と制御装置の通信制御方法と情報記憶媒体 - Google Patents

制御装置と制御装置の通信制御方法と情報記憶媒体

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JP2000187711A JP10365575A JP36557598A JP2000187711A JP 2000187711 A JP2000187711 A JP 2000187711A JP 10365575 A JP10365575 A JP 10365575A JP 36557598 A JP36557598 A JP 36557598A JP 2000187711 A JP2000187711 A JP 2000187711A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】上位装置との通信量を減少させ、通信時間の短
縮化を図る。 【解決手段】リーダライタ装置3は、アンチコリジョン
リードコマンド(タイムスロット8個)を送信し、タイ
ムスロット毎にタグ5からのデータを受信し、この受信
したデータであるタグ5の固有IDがAAAAに簡易I
D1を割り当て、タグ5の固有IDがBBBBに簡易I
D2を割り当て、タグ5の固有IDがCCCCに簡易I
D3を割り当て、タグ5の固有IDがDDDDに簡易I
D4を割り当て、これらの簡易ID1〜4のみをホスト
装置1へ正常レスポンスとして送信し、ホスト装置1が
簡易IDのみを取得してリードまたはライトの通信命令
を出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、上位装置に接続
され、タグ(情報記憶媒体)と無線通信を行うリーダラ
イタ装置としての制御装置と制御装置のアクセス方法と
情報記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上位装置に接続された制御装置と
してのリーダライタ装置と、固有番号が記憶され、読み
取り可能また書き換え可能な情報記憶媒体を有した複数
の非接触IDタグとの間で無線通信を行うマルチリード
無線タグシステムが実用化されている。
【0003】このようなタグのリードを行う際には、リ
ーダライタ装置(RWU)からタグにアンチコリジョン
コマンドを送信する。タグは、このアンチコリジョンコ
マンドを受信した後、時間で区切られたスロットのどこ
かで送信するように、内部で乱数を発生させ、その発生
させた結果のスロットにタグの固有番号などのデータを
返す。リーダライタ装置は、時間で区切られたデータを
受信し、この受信した複数のタグの固有番号をホスト装
置に送信する。
【0004】ホスト装置は、この受信した固有番号によ
り、複数枚あるタグの中の1つを選択し、選択したタグ
とデータのアクセスを行うようにリーダライタ装置に指
示を送信している。ホスト装置は、この選択したタグと
通信を行う際、このタグの固有番号(ID)をリーダラ
イタ装置に送信する。リーダライタ装置は、送信された
固有IDをそのまま使用したデータをタグに送信し、タ
グと通信を行っていた。
【0005】さらに、リーダライタ装置は、固有のアク
セス鍵を持つタグに対しては上記固有IDと固有鍵がホ
スト装置から送信され、送信された固有ID、固有鍵を
そのまま使用し、タグと通信を行っていた。
【0006】このように、タグのマルチリードを行う際
は、通信データとしてタグ固有の番号とタグ固有または
共通のアクセス鍵を使用して通信を行っていた。
【0007】しかしながら、固有番号(ID)とアクセ
ス鍵は、データが長いため通信に時間がかかる。すなわ
ち、固有番号(ID)とアクセス鍵は、タグにアクセス
するコマンド毎にホスト装置とリーダライタ装置との間
において、ホスト装置が送信するデータとして使用し、
コマンド毎に同じデータをリーダライタ装置が受信し、
同じデータを何度も送受信するためデータ量が多くなり
通信に時間がかかっていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、タグ
のマルチリードを行う際、タグにアクセスするコマンド
毎にホスト装置(上位装置)とリーダライタ装置(制御
装置)との間において、通信データとして固有番号(I
D)とアクセス鍵を使用していたが、このデータは長
く、このような長いデータを何度も送受信するためデー
タ量が多くなって通信に時間がかかるという問題があっ
た。
【0009】そこで、この発明は、上位装置との通信量
を減少させ、通信時間の短縮化を図ることのできる制御
装置と制御装置のアクセス方法と情報記憶媒体を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の制御装置は、
上位装置に接続され、無線通信機能を有する情報記憶媒
体と無線通信を行う制御装置において、上記上位装置よ
り複数の上記情報記憶媒体との通信要求を受信した際、
上記情報記憶媒体へ通信要求信号を送信する送信手段
と、この送信手段からの通信要求信号に応じた上記情報
記憶媒体からの固有の識別情報を含む応答信号を受信す
る受信手段と、この受信手段で受信できた1つまたは複
数の情報記憶媒体の固有の識別情報に対して、この固有
の識別情報より情報量の少ない簡易識別情報を割り当
て、この割り当てた簡易識別情報を上記上位装置へ返答
する制御を行う制御手段とから構成されている。
【0011】この発明の制御装置は、上位装置に接続さ
れ、無線通信機能を有する情報記憶媒体と無線通信を行
う制御装置において、上記上位装置より複数の上記情報
記憶媒体との通信要求を受信した際、上記情報記憶媒体
へ通信要求信号を送信する送信手段と、この送信手段か
らの通信要求信号に応じた上記情報記憶媒体からの固有
の識別情報を含む応答信号を受信する受信手段と、この
受信手段で受信できた1つまたは複数の情報記憶媒体の
固有の識別情報に対して、この固有の識別情報より情報
量の少ない簡易識別情報を割り当て、この割り当てた簡
易識別情報と固有の識別情報とを上記上位装置へ返答す
る制御を行う制御手段とから構成されている。
【0012】この発明の制御装置は、上位装置に接続さ
れ、無線通信機能を有する情報記憶媒体と無線通信を行
う制御装置において、上記上位装置より複数の上記情報
記憶媒体との通信要求を受信した際、上記情報記憶媒体
へ通信要求信号を送信する送信手段と、この送信手段か
らの通信要求信号に応じた上記情報記憶媒体からの固有
の識別情報を含む応答信号を受信する受信手段と、この
受信手段で受信できた1つまたは複数の情報記憶媒体の
固有の識別情報に対して、この固有の識別情報より情報
量の少ない簡易識別情報を割り当て、この割り当てた簡
易識別情報を上記上位装置へ返答する制御を行う第1の
制御手段と、上記上位装置より特定の簡易識別情報の解
放命令を受信した際、特定の簡易識別情報とこの簡易識
別情報に対応する固有の識別情報との対応関係を消滅さ
せる制御を行う第2の制御手段とから構成されている。
【0013】この発明の制御装置は、上位装置に接続さ
れ、無線通信機能を有する情報記憶媒体と無線通信を行
う制御装置において、上記上位装置より複数の上記情報
記憶媒体との通信要求を受信した際、上記情報記憶媒体
への通信要求信号を送信する送信手段と、この送信手段
からの通信要求信号に応じた上記情報記憶媒体からの固
有の識別情報を含む応答信号を受信する受信手段と、こ
の受信手段で受信できた1つまたは複数の情報記憶媒体
の固有の識別情報に対して、この固有の識別情報より情
報量の少ない簡易識別情報を割り当て、この割り当てた
簡易識別情報を上記上位装置へ返答する制御を行う第1
の制御手段と、上記上位装置より上記複数の情報記憶媒
体との通信要求を受信した際、上記第1の制御手段で簡
易識別情報に割り当てた固有の識別情報を全て解消する
制御を行う第2の制御手段とから構成されている。
【0014】この発明の制御装置は、上位装置に接続さ
れ、無線通信機能を有する情報記憶媒体と無線通信を行
う制御装置において、上記上位装置より複数の上記情報
記憶媒体との通信要求を受信した際、上記情報記憶媒体
への通信要求信号を送信する送信手段と、この送信手段
からの通信要求信号に応じた上記情報記憶媒体からの固
有の識別情報を含む応答信号を受信する受信手段と、こ
の受信手段で受信できた1つまたは複数の情報記憶媒体
の固有の識別情報に対して、この固有の識別情報より情
報量の少ない簡易識別情報を割り当て、この割り当てた
簡易識別情報を上記上位装置へ返答する制御を行う第1
の制御手段と、上記上位装置より上記複数の情報記憶媒
体との通信停止要求を受信した際、上記第1の制御手段
で簡易識別情報に割り当てた固有の識別情報を全て解消
する制御を行う第2の制御手段とから構成されている。
【0015】この発明の制御装置は、上位装置に接続さ
れ、無線通信機能とアクセス鍵を用いてアクセス可能な
情報記憶媒体と無線通信を行う制御装置において、上記
上位装置より複数の上記情報記憶媒体との通信要求を受
信した際、上記情報記憶媒体へ通信要求信号を送信する
送信手段と、この送信手段からの通信要求信号に応じた
上記情報記憶媒体からの固有の識別情報を含む応答信号
を受信する受信手段と、この受信手段で受信できた1つ
または複数の情報記憶媒体の固有の識別情報を上記上位
装置へ返答する制御を行う第1の制御手段と、この第1
の制御手段により上記上位装置へ返答した固有の識別情
報に対応したアクセス鍵を上記上位装置から受信した
際、このアクセス鍵を記憶する記憶手段と、この記憶手
段にアクセス鍵を記憶すると、記憶したアクセス鍵を用
いて以降の上記上位装置からの通信命令に応じて当該情
報記憶媒体との通信制御を行う第2の制御手段とから構
成されている。
【0016】この発明の制御装置は、上位装置に接続さ
れ、無線通信機能とアクセス鍵を用いてアクセス可能な
情報記憶媒体と無線通信を行う制御装置において、上記
上位装置より複数の上記情報記憶媒体との通信要求を受
信した際、上記情報記憶媒体へ通信要求信号を送信する
送信手段と、この送信手段からの通信要求信号に応じた
上記情報記憶媒体からの固有の識別情報を含む応答信号
を受信する受信手段と、この受信手段で受信できた1つ
または複数の情報記憶媒体の固有の識別情報に対して、
この固有の識別情報より情報量の少ない簡易識別情報を
割り当て、この割り当てた簡易識別情報と固有の識別情
報とを上記上位装置へ返答する制御を行う第1の制御手
段と、上記上位装置から上記第1の制御手段で返答した
固有の識別情報に対応したアクセス鍵を受信した際、こ
のアクセス鍵を保持し、このアクセス鍵を用いてこのア
クセス鍵を必要とする情報記憶媒体との以降の通信を制
御する第2の制御手段とから構成されている。
【0017】この発明の制御装置は、上位装置に接続さ
れ、無線通信機能とアクセス鍵を有してアクセス鍵を用
いてのみアクセス可能な情報記憶媒体と無線通信を行う
制御装置において、上記上位装置より複数の上記情報記
憶媒体との通信要求を受信した際、上記情報記憶媒体へ
の通信要求信号を送信する送信手段と、この送信手段か
らの通信要求信号に応じた上記情報記憶媒体からの固有
の識別情報を含む応答信号を受信する受信手段と、この
受信手段で受信できた1つまたは複数の情報記憶媒体の
固有の識別情報に基づいてアクセス鍵を生成して保持す
る記憶手段と、上記上位装置よりデータのリード、また
はライトの命令を受信した際、上記記憶手段に保持して
いるアクセス鍵を用いて対応する固有の識別情報を有す
る情報記憶媒体との通信を制御する第2の制御手段とか
ら構成されている。
【0018】この発明の制御装置は、上位装置に接続さ
れ、無線通信機能と複数のアクセス鍵を有してアクセス
鍵を用いてのみアクセス可能な情報記憶媒体と無線通信
を行う制御装置において、上記上位装置より複数の上記
情報記憶媒体との通信要求を受信した際、上記情報記憶
媒体への通信要求信号を送信する送信手段と、この送信
手段からの通信要求信号に応じた上記情報記憶媒体から
の固有の識別情報を含む応答信号を受信する受信手段
と、この受信手段で受信できた1つまたは複数の情報記
憶媒体の固有の識別情報に対して、この固有の識別情報
より情報量の少ない簡易識別情報を割り当て、この割り
当てた簡易識別情報を上記上位装置へ返答する制御を行
う第1の制御手段と、この第1の制御手段で割り当てた
簡易識別情報に対応した固有の識別情報と、固有の識別
情報に付加された複数のアクセス鍵情報とを記憶する記
憶手段と、上記上位装置より簡易識別情報を用いてデー
タのリード、またはライトの命令を受信した際、上記記
憶手段に記憶されているアクセス鍵情報を用いてこの簡
易識別情報に対応する固有の識別情報を有する当該情報
記憶媒体との通信を制御する第2の制御手段とから構成
されている。
【0019】この発明の制御装置の通信制御方法は、上
位装置に接続され、無線通信機能を有する情報記憶媒体
と無線通信を行う制御装置の通信制御方法であって、上
記上位装置より複数の上記情報記憶媒体との通信要求を
受信した際、上記情報記憶媒体への通信要求信号を送信
し、この通信要求信号に応じた上記情報記憶媒体からの
固有の識別情報を含む応答信号を受信し、この受信でき
た1つまたは複数の情報記憶媒体の固有の識別情報に対
して、この固有の識別情報より情報量の少ない簡易識別
情報を割り当て、この割り当てた簡易識別情報を上記上
位装置へ返答し、上記上位装置からの上記簡易識別情報
を用いた通信命令に応じて当該情報記憶媒体と通信制御
を行うことを特徴とする。
【0020】この発明の情報記憶媒体は、上位装置に接
続され無線通信機能を有する制御装置と無線通信を行う
情報記憶媒体において、上記制御装置からの通信要求信
号を受信する受信手段と、この受信手段により受信した
通信要求信号に応じて必要な情報を上記制御装置へ返送
する送信手段と、固有の識別情報を含む各種情報を記憶
し、第1のアクセス鍵を用いることによりアクセス可能
な第1の記憶部と第2のアクセス鍵を用いることにより
アクセス可能な第2の記憶部を有する記憶手段と、上記
受信手段により受信されたアクセス鍵に基づいて上記記
憶手段の第1あるいは第2の記憶部に対して情報の読み
書き制御を行う制御手段とから構成されている。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。
【0022】図1は、この発明に係るマルチリード無線
タグシステムの概略構成を示すものである。すなわち、
マルチリード無線タグシステムは、パーソナルコンピュ
ータ等の上位装置であるホスト装置1に接続されるリー
ダライタ装置3と、固有ID(番号)が記憶され、読み
取り可能また書き換え可能な情報記憶媒体等の複数の非
接触IDタグ5との間で無線通信を行うものである。
【0023】図2は、タグ(CU)5の概略構成を示す
ものである。タグ5は、全体的な制御を司るCPU5
1、CPU51の制御プログラム、各種情報を記憶する
メモリ52、送受信切換部53、リーダライタ装置3か
らの各種情報を受信する受信部54、受信部54からの
受信信号を復調する復調部55、送信情報を変調する変
調部56、変調部56によって変調された信号を電波に
変換してリーダライタ装置3に向けて送信する送信部5
7とから構成されている。なお、タグ5は、リーダライ
タ装置3からのポーリングコマンドを受信することによ
って電源が供給されるようになっている。
【0024】また、タグ5は、コマンドレスポンス仕様
のような機能を有し、詳しくは後述するがリーダライタ
装置3からのアンチコリジョンコマンドに対して分割さ
れた時間(例えば、タイムスロット0〜7)内のどれか
1つのタイミングで、応答信号としてメモリ52に予め
記憶されている固有IDを送信する。
【0025】図3は、リーダライタ装置(RWU)3の
概略構成を示すものである。リーダライタ装置3は、C
PU31とメモリ32とを含む制御回路33を有するデ
ィジタル部34、アナログ部35、コンデンサ41、及
びコイル42とから構成されている。アナログ部35
は、ディジタル部34からの8ビットのディジタルデー
タをアナログデータに変換するD/A変換部36、アン
プ(AMP)37、フィルタ38、増幅部39、及びデ
ィジタル部34へ二値化データを出力する二値化部40
とから構成されている。
【0026】なお、CPU31は、リーダライタ装置3
の全体の制御を司り、メモリ32は、後述するが、アク
セス鍵等の情報を記憶する。
【0027】図4に示す例のように、リーダライタ装置
(RWU)3は、タイムスロット0〜7のタイミングで
タグ5からのデータを受信し、タグデータを認識する。
【0028】図5は、ホスト装置(PC)1とリーダラ
イタ装置(RWU)3とのコマンドレスポンス仕様を示
すものである。
【0029】図5の(a)はブロック構成を示すもの
で、ホスト装置1からリーダライタ装置3へは、コマン
ドR、パラメータRからなるコマンドフォーマットで送
信される。また、リーダライタ装置3からホスト装置1
へは、レスポンスR、データRからなるコマンドフォー
マットで送信される。
【0030】図5の(b)〜(o)は、ホスト装置1と
リーダライタ装置3との間のコマンドレスポンスを示す
ものである。
【0031】図5の(b)、(c)は、ホスト装置1か
ら送信される送信キャリア制御を示し、ホスト装置1か
らコマンドRとして「送信キャリア開始」、あるいは
「送信キャリア停止」がリーダライタ装置3に送信され
パラメータは送信されない。また、送信キャリア制御に
関するコマンドを受信するとリーダライタ装置3からレ
スポンスRとして(データRはなし)「正常レスポン
ス」、「エラーレスポンス」が返される。
【0032】図5の(d)、(e)は、ホスト装置1か
ら送信されるマルチリード要求Aを示し、ホスト装置1
からコマンドRとして(パラメータはなし)「マルチリ
ード要求A」がリーダライタ装置3に送信される。リー
ダライタ装置3からは正常な場合にはレスポンスRとし
て「正常レスポンス」及びデータRとして後述する簡易
ID番号等が送信され、エラー時にはレスポンスRとし
て(データRなし)「エラーレスポンス」が返される。
【0033】図5の(f)、(g)は、ホスト装置1か
ら送信されるマルチリード要求Bを示し、ホスト装置1
からコマンドRとして(パラメータはなし)「マルチリ
ード要求B」がリーダライタ装置3に送信される。リー
ダライタ装置3からは正常時にはレスポンスRとして
「正常スポンス」及びデータRとして後述する「簡易I
D番号、簡易ID番号に対応する固有ID番号」等が送
信され、エラー時にはレスポンスRとして(データRな
し)「エラーレスポンス」が返される。
【0034】図5の(h)、(i)は、ホスト装置1か
ら送信されるリード(簡易)を示し、ホスト装置1から
コマンドRとして「タグ(CU)アクセス」とパラメー
タとして「簡易ID番号、リード、リードしたいメモリ
内のアドレス」がリーダライタ装置3に送信される。リ
ーダライタ装置3からは正常時にはレスポンスRとして
「正常レスポンス」とデータRとして「リードデータ」
が送信され、エラー時にはレスポンスRとして(データ
Rなし)「エラーレスポンス」が返される。
【0035】図5の(j)、(k)は、ホスト装置1か
ら送信されるライト(簡易)を示し、ホスト装置1から
コマンドRとして「タグ(CU)アクセス」とパラメー
タ「簡易ID番号、ライト、ライトしたいメモリ内のア
ドレス、ライトデータ」がリーダライタ装置3に送信さ
れる。リーダライタ装置3からは正常時にはレスポンス
Rとして「正常レスポンス」が送信され、エラー時には
レスポンスRとして「エラーレスポンス」が返される。
【0036】図5の(l)、(m)は、ホスト装置1か
ら送信される簡易ID解放を示し、ホスト装置1からコ
マンドRとして「簡易ID解放」とパラメータ「簡易I
D番号等」がリーダライタ装置3に送信される。リーダ
ライタ装置3からは正常時にはレスポンスRとして「正
常レスポンス」が送信され、エラー時にはレスポンスR
として「エラーレスポンス」が返される。
【0037】図5の(n)、(o)は、ホスト装置1か
ら送信される簡易IDアクセス鍵設定を示し、ホスト装
置1からコマンドRとして「簡易IDアクセス鍵設定」
とパラメータとして「簡易ID番号、アクセス鍵等」が
リーダライタ装置3に送信される。リーダライタ装置3
からは正常時にはレスポンスRとして「正常レスポン
ス」が送信され、エラー時にはレスポンスRとして「エ
ラーレスポンス」が返される。
【0038】図6は、リーダライタ装置(RWU)3と
タグ(CU)5とのコマンドレスポンス仕様を示すもの
である。
【0039】図6の(a)はブロック構成を示すもの
で、リーダライタ装置3からタグ5へは、コマンドC、
アクセス鍵、アドレス、データが送信される。また、タ
グ5からリーダライタ装置3へは、レスポンスC、デー
タが送信される。
【0040】図6の(b)〜(h)は、リーダライタ装
置3とタグ5との間のコマンドレスポンスを示すもので
ある。
【0041】図6の(b)、(c)は、リーダライタ装
置3から送信されるアンチコリジョンコマンドを示し、
リーダライタ装置3からコマンドCとしてのみ「アンチ
コリジョン」がタグ5に送信され、タグ5からレスポン
スCとして「正常レスポンス」と「固有ID」が返され
る。なお、レスポンスコマンドは乱数で発生されるレス
ポンスタイミングとタグ5から送信される。
【0042】図6の(d)、(e)は、リーダライタ装
置3から送信されるリードを示し、リーダライタ装置3
からコマンドCとして「リード」、アクセス鍵として
「固有鍵(または固定鍵)」、アドレスとして(データ
なし)「リードアドレス」がタグ5に送信される。この
リードコマンドを受信したタグ5からは、正常時にはレ
スポンスCとして「正常レスポンス」とデータとして
「リードデータ」が送信され、エラー時にはレスポンス
Cとして(データなし)「エラーレスポンス」が返され
る。
【0043】図6の(f)、(g)は、リーダライタ装
置3から送信されるライトを示し、リーダライタ装置3
からコマンドCとして「ライト」、アクセス鍵として
「固有鍵(または固定鍵)」、アドレスとして「ライト
アドレス」、データとして「ライトデータ」がタグ5に
送信される。タグ5からは正常時にはレスポンスCとし
て(データなし)「正常レスポンス」が送信され、エラ
ー時にはレスポンスCとして(データなし)「エラーレ
スポンス」が返される。
【0044】図6の(h)、(i)は、リーダライタ装
置3から送信されるタグ起動コマンドを示し、リーダラ
イタ装置3からはコマンドCとして「起動コマンド」、
データとして「固有ID」がタグ5に送信される。タグ
5からは正常時にはレスポンスCとして(データなし)
「正常レスポンス」、あるいは「エラーレスポンス」が
返される。
【0045】図6の(j)、(k)は、リーダライタ装
置3から送信されるタグ停止コマンドを示し、リーダラ
イタ装置3からはコマンドCとして「停止コマンド」、
データとして「固有ID」がタグ5に送信される。タグ
5からは正常時にはレスポンスCとして(データなし)
「正常レスポンス」が送信され、エラー時にはレスポン
スCとして(データなし)「エラーレスポンス」が返さ
れる。
【0046】次に、このような構成において、マルチリ
ード無線タグシステムのマルチリード動作(簡易IDと
リードライト)を図7のタイムチャートを参照して説明
する。
【0047】まず、ホスト装置(PC)1は、タグ(C
U)5を動作させるために送信キャリア開始コマンド
(図5(b))をリーダライタ装置(RWU)3に送信
する。リーダライタ装置3は、送信キャリア開始コマン
ドを正常に受信した際に正常レスポンス(図5(d))
をホスト装置1へ返す(状態A)。
【0048】続いてホスト装置1は、マルチリード要求
コマンドA(図5(d))をリーダライタ装置3に送信
し、リーダライタ装置3はこれを受信してアンチコリジ
ョンリードコマンド(タイムスロット8個)(図6
(b))を送信する。
【0049】ここで、通信可能エリアにあるタグ5が、
4個存在し、夫々の固有IDが[AAAA]、[BBB
B]、[CCCC]、[DDDD]であったとする。
【0050】リーダライタ装置3は、タイムスロット毎
にタグ5からのデータ(酢6(c))を受信し、この受
信したデータはタグ5の固有IDであり、この場合、デ
ータは4つであった。図7においては、タイムスロット
0で固有IDがAAAAのタグ5、タイムスロット1で
固有IDがBBBBのタグ5、タイムスロット2で固有
IDがCCCCのタグ5、タイムスロット7で固有ID
がDDDDのタグ5がこの順番で受信された。
【0051】リーダライタ装置3は、一番最初に受信し
た固有IDがAAAAのタグ5に簡易ID1を割り当
て、2番目に受信した固有IDがBBBBのタグ5に簡
易ID2を割り当て、3番目に受信した固有IDがCC
CCのタグ5に簡易ID3を割り当て、4番目に受信し
た固有IDがDDDDのタグ5に簡易ID4を割り当
て、これらの簡易ID1〜4のみ(図5(e))をホス
ト装置1へ正常レスポンスとして送信する。ホスト装置
1は、簡易IDのみを取得する(状態B終了)。
【0052】続いて、ホスト装置1は、簡易ID1のメ
モリデータのリード(図5(h))またはライトコマン
ド(図5(j))をリーダライタ装置3へ送信する。
【0053】リーダライタ装置3は、簡易ID1のリー
ドまたはライトコマンドを受信した際、簡易IDから固
有IDを求める。この場合簡易ID1は固有IDがAA
AAであるから、起動コマンド(図6(h))と固有I
D「AAAA」を送信し、固有IDがAAAAのタグ5
から正常レスポンス(図6(i))を受け取った後、リ
ードまたはライトの無線通信処理(図5(d)〜
(g))を行い、固有IDがAAAAのタグ5から受信
したデータ(図5(i)または(k))はホスト装置1
に送信する。
【0054】固有IDがAAAAのタグ5との無線通信
処理が終了した際、リーダライタ装置3は、停止コマン
ド(図6(j))と固有ID「AAAA」を送信し、固
有ID「AAAA」のタグ5からの正常レスポンス(図
6(k))を受信して終了する。
【0055】ホスト装置1は、続いて簡易ID2のメモ
リデータのリードまたはライトコマンド(図5(h)ま
たは(j))をリーダライタ装置3へ送信する。
【0056】リーダライタ装置3は、簡易ID2のリー
ドまたはライトコマンドを受信した際、簡易ID2から
固有ID「BBBB」を求め、起動コマンドと固有ID
「BBBB」を送信し、固有ID「BBBB」のタグ5
から正常レスポンスを受け取った後、リードまたはライ
トの無線通信処理を行い、固有ID「BBBB」のタグ
5から受信したデータをホスト装置1に送信する。
【0057】固有IDがBBBBのタグ5との無線通信
処理が終了した際、リーダライタ装置3は、停止コマン
ドと固有ID「BBBB」を送信し、固有ID「BBB
B」のタグ5から正常レスポンスを受信して終了する
(状態C終了)。
【0058】全ての無線通信処理が終了した際、ホスト
装置1は、タグ5との無線通信を停止させるために送信
キャリア停止コマンド(図5(b))をリーダライタ装
置3に送信する。リーダライタ装置3は、送信キャリア
停止コマンドを正常に受信した際に正常レスポンス(図
5(c))をホスト装置1へ返す(状態A)。
【0059】上述したように、ホスト装置1とリーダラ
イタ装置3との間で簡易IDのみを送受するアクセス方
式を使用することにより、この間の通信量が減少してア
クセス速度の向上が可能となる。
【0060】なお、タグへ通信するためのアクセス鍵
は、固定またはリーダライタ装置3内部で生成が可能で
あり、ホスト装置1とリーダライタ装置3との間での通
信データには含まれず、リーダライタ装置3とタグ5と
の間で無線通信する際に生成している。
【0061】次に、マルチリード無線タグシステムのマ
ルチリード動作(簡易IDと削除)を図8のタイムチャ
ートを参照して説明する。
【0062】まず、ホスト装置(PC)1は、タグ(C
U)5を動作させるために送信キャリア開始コマンド
(図5(b))をリーダライタ装置(RWU)3に送信
する。リーダライタ装置3は、送信キャリア開始コマン
ドを正常に受信した際に正常レスポンス(図5(c))
をホスト装置1へ返す(状態A)。
【0063】続いてホスト装置1は、マルチリード要求
コマンドAをリーダライタ装置3に送信し、リーダライ
タ装置3はこれを受信してアンチコリジョンリードコマ
ンド(タイムスロット8個)(図6(b))を送信す
る。
【0064】ここで、通信可能エリアにあるタグ5が、
4個存在し、夫々固有IDが[AAAA]、[BBB
B]、[CCCC]、[DDDD]であったとする。
【0065】リーダライタ装置3は、タイムスロット毎
にタグ5からのデータ(図6(c))を受信し、この受
信したデータはタグ5の固有IDであり、この場合、デ
ータは4つであった。図8においては、タイムスロット
0で固有IDがAAAAのタグ5、タイムスロット1で
固有IDがBBBBのタグ5、タイムスロット7で固有
IDがDDDDのタグ5がこの順番で受信された。
【0066】リーダライタ装置3は、一番目に受信した
固有IDがAAAAのタグ5に簡易ID1を割り当て、
2番目に受信した固有IDがBBBBのタグ5に簡易I
D2を割り当て、3番目に受信した固有IDがDDDD
のタグ5に簡易ID4を割り当て、これら読み取れたタ
グ5に割り当てた簡易ID1,2,4(図5(e))を
ホスト装置1へ正常レスポンスとして送信する。ホスト
装置1は、簡易IDのみを取得する(状態B終了)。
【0067】続いて、ホスト装置1は、簡易ID1のメ
モリデータのリード(図5(h))またはライトコマン
ド(図5(j))をリーダライタ装置3へ送信する。
【0068】リーダライタ装置3は、簡易ID1のリー
ドまたはライトコマンドを受信した際、簡易IDから固
有IDを求める。この場合、簡易ID1は固有IDがA
AAAであるから、起動コマンド(図6(h))と固有
ID「AAAA」を送信し、固有IDがAAAAのタグ
5から正常レスポンス(図6(i))を受け取った後、
リードまたはライトの無線通信処理(図6(d)〜
(g))を行い、固有IDがAAAAのタグ5から受信
したデータ(図5(i)または(k))はホスト装置1
に送信する。
【0069】固有IDがAAAAのタグ5との無線通信
処理が終了した際、リーダライタ装置3は、停止コマン
ド(図6(j))と固有ID「AAAA」を送信し、固
有ID「AAAA」のタグ5から正常レスポンス(図6
(k))を受信して終了する(状態C終了)。
【0070】ここで、ホスト装置1は、取得した簡易I
D1に対する処理が終了した際、簡易ID解放コマンド
とその簡易ID1(図5(l))をリーダライタ装置3
に送信する。リーダライタ装置3は、簡易ID解放コマ
ンドを受信した際、その簡易ID1の割り当てを解放
し、ホスト装置1に正常レスポンス(図5(m))を返
す(状態E終了)。
【0071】ホスト装置1は、この正常レスポンスを受
信した際、マルチリード要求コマンドA(図5(d))
をリーダライタ装置3に送信し、リーダライタ装置3は
これを受信してアンチコリジョンリードコマンド(タイ
ムスロット4個)(図6(b))を送信する。
【0072】リーダライタ装置3は、タイムスロット毎
にタグ5からのデータ(図6(c))を受信し、この受
信したデータはタグ5の固有IDであり、図8において
タイムスロット1で固有IDがCCCCのタグ5が受信
された。
【0073】リーダライタ装置3は、タグ5の固有ID
がCCCCに先ほど解放した簡易ID1を割り当て、こ
の割り当てた簡易ID1をホスト装置1へ正常レスポン
ス(図5(e))として送信する。ホスト装置1は、簡
易ID1のみを取得する(状態B終了)。
【0074】続いて、ホスト装置1は、簡易ID1のメ
モリデータのリードまたはライトコマンド(図5(h)
または(j))をリーダライタ装置3へ送信する。
【0075】リーダライタ装置3は、簡易ID1のリー
ドまたはライトコマンドを受信した際、簡易ID1から
固有ID「CCCC」を求め、起動コマンドと固有ID
「CCCC」(図6(h))を送信し(図示しない)、
固有IDがCCCCのタグ5から正常レスポンス(図6
(i))を受け取った後(図示しない)、リードまたは
ライトの無線通信処理(図6(d)〜(g))を行い、
固有IDがCCCCのタグ5から受信したデータ(図5
(i)または(k))はホスト装置1に送信する。
【0076】固有IDがAAAAのタグ5との無線通信
処理が終了した際、リーダライタ装置3は、停止コマン
ドと固有ID「CCCC」(図6(j))を送信し(図
示しない)、固有ID「CCCC」のタグ5から正常レ
スポンス(図6(k))を受信し(図示しない)、終了
する(状態C終了)。
【0077】全ての無線通信処理が終了した際、ホスト
装置1は、タグ5との無線通信を停止させるために送信
キャリア停止コマンド(図5(b))をリーダライタ装
置3に送信する。リーダライタ装置3は、送信キャリア
停止コマンドを正常に受信した際に正常レスポンス(図
5(c))をホスト装置1へ返す(状態A)。
【0078】次に、マルチリード無線タグシステムのマ
ルチリード動作(簡易IDとマルチリード全削除)を図
9のタイムチャートを参照して説明する。
【0079】まず、ホスト装置(PC)1は、タグ(C
U)5を動作させるために送信キャリア開始コマンド
(図5(b))をリーダライタ装置(RWU)3に送信
する。リーダライタ装置3は、送信キャリア開始コマン
ドを正常に受信した際に正常レスポンス(図5(c))
をホスト装置1へ返す(状態A)。
【0080】続いてホスト装置1は、マルチリード要求
コマンドA(図5(d))をリーダライタ装置3に送信
し、リーダライタ装置3はこれを受信してアンチコリジ
ョンリードコマンド(タイムスロット8個)(図6
(b))を送信する。
【0081】ここで、通信可能エリアにあるタグ5が、
4個存在し、夫々の固有IDが[AAAA]、[BBB
B]、[CCCC]、[DDDD]であったとする。
【0082】リーダライタ装置3は、タイムスロット毎
にタグ5からのデータ(図6(c))を受信し、この受
信したデータはタグ5の固有IDであり、この場合、デ
ータは4つであった。図9においては、タイムスロット
0で固有IDがAAAAのタグ5、タイムスロット1で
固有IDがBBBBのタグ5、タイムスロット7で固有
IDがDDDDのタグ5がこの順番で受信された。
【0083】リーダライタ装置3は、一番目に受信した
固有IDがAAAAのタグ5に簡易ID1を割り当て、
2番目に受信した固有IDがBBBBのタグ5に簡易I
D2を割り当て、3番目に受信した固有IDがDDDD
のタグ5に簡易ID4を割り当て、これら読み取れたタ
グ5に割り当てた簡易ID1,2,4(図5(e))を
ホスト装置1へ正常レスポンスとして送信する。ホスト
装置1は、簡易IDのみを取得する(状態B終了)。
【0084】続いて、ホスト装置1は、簡易ID1のメ
モリデータのリード(図5(h))またはライトコマン
ド(図5(j))をリーダライタ装置3へ送信する。
【0085】リーダライタ装置3は、簡易ID1のリー
ドまたはライトコマンドを受信した際、簡易IDから固
有IDを求める。この場合簡易ID1は固有IDがAA
AAであるから、起動コマンドと固有ID「AAAA」
を送信し(図示しない)、固有IDがAAAAのタグ5
から正常レスポンスを受け取った後(図示しない)、リ
ードまたはライトの無線通信処理を行い、固有IDがA
AAAのタグ5から受信したデータはホスト装置1に送
信する。
【0086】固有IDがAAAAのタグ5との無線通信
処理が終了した際、リーダライタ装置3は、停止コマン
ドと固有ID「AAAA」を送信し(図示しない)、固
有ID「AAAA」のタグ5から正常レスポンスを受信
し(図示しない)、終了する(状態C終了)。
【0087】ここで、ホスト装置1は、タグ5の固有I
D「AAAA」、固有ID「BBBB」、固有ID「D
DDD」とのアクセスが必要なくなった場合、すなわ
ち、1回のマルチリードを行い、次にマルチリードを行
うまでに前回のマルチリードで得たタグ5,…とは全て
アクセスを完了させてしまう場合、次のマルチリード要
求コマンドA(図5(d))をリーダライタ装置3に送
信する。
【0088】リーダライタ装置3は、次のマルチリード
要求コマンドAを受信した際、現在使用している簡易I
Dは必要ないものと判断して、全ての簡易ID1,2,
4を解放する。そして、リーダライタ装置3は、アンチ
コリジョンリードコマンド(タイムスロット4個)(図
6(b))を送信する。
【0089】リーダライタ装置3は、タイムスロット毎
にタグ5からのデータ(図6(c))を受信し、この受
信したデータはタグ5の固有IDであり、図9において
タイムスロット1で固有IDがCCCCのタグ5が受信
された。
【0090】リーダライタ装置3は、タグ5の固有ID
がCCCCに先ほど解放した簡易ID1を割り当て、こ
の割り当てた簡易ID1をホスト装置1へ正常レスポン
ス(図5(e))として送信する。ホスト装置1は、簡
易ID1のみを取得する(状態B終了)。
【0091】続いて、ホスト装置1は、簡易ID1のメ
モリデータのリードまたはライトコマンド(図5(h)
または(j))をリーダライタ装置3へ送信する。
【0092】リーダライタ装置3は、簡易ID1のリー
ドまたはライトコマンドを受信した際、簡易ID1から
固有ID「CCCC」を求め、起動コマンドと固有ID
「CCCC」(図6(h))を送信し(図示しない)、
固有IDがCCCCのタグ5から正常レスポンス(図6
(i))を受け取った後(図示しない)、リードまたは
ライトの無線通信処理(図6(d)〜(g))を行い、
固有IDがCCCCのタグ5から受信したデータ(図5
(i)または(k))はホスト装置1に送信する。
【0093】固有IDがAAAAのタグ5との無線通信
処理が終了した際、リーダライタ装置3は、停止コマン
ドと固有ID「CCCC」(図6(j))を送信し(図
示しない)、固有ID「CCCC」のタグ5から正常レ
スポンス(図6(k))を受信し(図示しない)、終了
する(状態C終了)。
【0094】全ての無線通信処理が終了した際、ホスト
装置1は、タグ5との無線通信を停止させるために送信
キャリア停止コマンド(図5(b))をリーダライタ装
置3に送信する。リーダライタ装置3は、送信キャリア
停止コマンドを正常に受信した際、使用中の簡易ID
(ここでは簡易ID1)全てを解放し、正常レスポンス
(図5(c))をホスト装置1へ返す(状態A)。
【0095】上述したように、1回のマルチリードを行
い、次にマルチリードを行うまでに前回のマルチリード
で得たタグ5とは全てアクセスを完了させてしまう場合
には、現在使用している簡易IDは必要なくなるため、
解放コマンドを受け取る代わりに、次にマルチリード要
求コマンドをリーダライタ装置3が受信すると現在使用
している簡易IDを全て解放すれば、解放コマンドの通
信時間を省略することができる。
【0096】また、さらに全てのタグ5との通信を完了
させるコマンド(送信キャリア停止コマンド)を受信し
た場合にも、全ての簡易IDの解放を行い、簡易IDの
解放コマンドを使用しないで動作させることができる。
【0097】次に、マルチリード無線タグシステムのマ
ルチリード動作(簡易IDと固有IDと第1のアクセス
鍵)を図10のタイムチャートを参照して説明する。こ
こでのタグ5は、固有IDと固有なアクセス鍵を持ち、
この固有なアクセス鍵を使用しなければ当該タグに対し
てリードライトができないものとし、アクセス鍵は固有
IDから生成が可能であるとする。
【0098】ホスト装置(PC)1は、タグ(CU)5
を動作させるために送信キャリア開始コマンド(図5
(b))をリーダライタ装置(RWU)3に送信する。
リーダライタ装置3は、送信キャリア開始コマンドを正
常に受信した際に正常レスポンス(図5(c))をホス
ト装置1へ返す(状態A)。
【0099】続いてホスト装置1は、マルチリード要求
コマンドB(図5(f))をリーダライタ装置3に送信
し、リーダライタ装置3はこれを受信してアンチコリジ
ョンリードコマンド(タイムスロット8個)(図6
(b))を送信する。
【0100】ここで、通信可能エリアにあるタグ5が、
4個存在し、夫々の固有IDが[AAAA]、[BBB
B]、[CCCC]、[DDDD]であったとする。
【0101】リーダライタ装置3は、タイムスロット毎
にタグ5からのデータ(図6(c))を受信し、この受
信したデータはタグ5の固有IDであり、この場合、デ
ータは4つであった。図10においては、タイムスロッ
ト0で固有IDがAAAAのタグ5、タイムスロット1
で固有IDがBBBBのタグ5、タイムスロット2で固
有IDがCCCCのタグ5、タイムスロット7で固有I
DがDDDDのタグ5がこの順番で受信された。
【0102】リーダライタ装置3は、受信した順に簡易
IDを割り当てていき、タグ5の固有IDがAAAAに
簡易ID1を割り当て、タグ5の固有IDがBBBBに
簡易ID2を割り当て、タグ5の固有IDがCCCCに
簡易ID3を割り当て、タグ5の固有IDがDDDDに
簡易ID4を割り当てる。そして、これらの簡易ID1
と固有ID「AAAA」、簡易ID2と固有ID「BB
BB」、簡易ID3と固有ID「CCCC」、簡易ID
4と固有ID「DDDD」をホスト装置1へ正常レスポ
ンス(図5(g))として送信する。ホスト装置1は、
これらの簡易IDと固有IDを取得する(状態B終
了)。
【0103】ホスト装置装置1は、まず簡易ID1のデ
ータをリードしたい場合、簡易ID1に対応する固有I
D「AAAA」からアクセス鍵を生成し、この生成した
簡易ID1に対応するアクセス鍵(図5(n))をリー
ダライタ装置3に送信する。リーダライタ装置3は、受
信した簡易ID1のアクセス鍵をメモリ32に記憶(セ
ット)した後、ホスト装置1に正常レスポンス(図5
(o))を返す(状態D)。
【0104】続いて、ホスト装置1は、簡易ID1のメ
モリデータのリードコマンド(図5(h))をリーダラ
イタ装置3へ送信する。
【0105】リーダライタ装置3は、簡易ID1の固有
IDが「AAAA」であるから、起動コマンドと固有I
D「AAAA」(図6(h))を送信し、固有IDがA
AAAのタグ5から正常レスポンス(図6(i))を受
け取った後、簡易ID1からアクセス鍵を求め、タグ
(CU)送信コマンドを生成してタグ5へ送信する。こ
のようにセットしたアクセス鍵を使用してタグ5と無線
通信を行うことによりホスト装置1との通信データ量を
減らすことができる。
【0106】必要に応じて複数回繰り返し、固有ID
「AAAA」のタグ5との無線通信処理(図6(d)〜
(g))が終了した際、リーダライタ装置3は、停止コ
マンドと固有ID「AAAA」(図6(j))を送信
し、固有ID「AAAA」のタグ5からの正常レスポン
ス(図6(k))を受信して終了する(状態C)。
【0107】続いてホスト装置装置1は、簡易ID2の
データをリードしたい場合、簡易ID2に対応する固有
ID「BBBB」からアクセス鍵を生成し、この生成し
た簡易ID2に対応するアクセス鍵(図5(n))をリ
ーダライタ装置3に送信する。リーダライタ装置3は、
受信した簡易ID2のアクセス鍵をメモリ32に記憶
(セット)した後、正常レスポンス(図5(o))をホ
スト装置1に返す(状態D)。
【0108】続いてホスト装置1は、データリードする
簡易ID2のメモリデータのリードコマンド(図5
(h))をリーダライタ装置3へ送信する。
【0109】リーダライタ装置3は、簡易ID2の固有
IDが「BBBB」であるから、起動コマンドと固有I
D「BBBB」(図6(h))を送信し、固有IDがB
BBBのタグ5から正常レスポンス(図6(i))を受
け取った後、簡易ID2からアクセス鍵を求め、タグ
(CU)送信コマンドを生成してタグ5へ送信する。
【0110】固有ID「BBBB」のタグ5との無線通
信処理(図6(d)〜(g))が終了した際、リーダラ
イタ装置3は、停止コマンドと固有ID「BBBB」
(図6(j))を送信し、固有ID「BBBB」のタグ
5からの正常レスポンスを受信して終了する(状態C終
了)。
【0111】全ての無線通信処理が終了した際、ホスト
装置1は、タグ5との無線通信を停止させるために送信
キャリア停止コマンド(図5(b))をリーダライタ装
置3に送信する。リーダライタ装置3は、送信キャリア
停止コマンドを正常に受信した際、メモリ32に記憶さ
れた全てのアクセス鍵を削除して正常レスポンス(図5
(c))をホスト装置1に返す(状態A)。
【0112】なお、上記実施例では、ホスト装置1で固
有IDからアクセス鍵を生成したが、固有IDからアク
セス鍵を生成するのをリーダライタ装置3で行うように
しても良い。これにより、ホスト装置1とリーダライタ
装置3との間の通信の簡略化、通信量の減少化を図るこ
とができる。
【0113】次に、マルチリード無線タグシステムのマ
ルチリード動作(簡易IDと固有IDと第2のアクセス
鍵)を図11のタイムチャートを参照して説明する。
【0114】ホスト装置(PC)1は、タグ(CU)5
を動作させるために送信キャリア開始コマンド(図5
(b))をリーダライタ装置(RWU)3に送信する。
リーダライタ装置3は、送信キャリア開始コマンドを正
常に受信した際に正常レスポンス(図5(c))をホス
ト装置1へ返す(状態A)。
【0115】続いてホスト装置1は、マルチリード要求
コマンドA(図5(d))をリーダライタ装置3に送信
し、リーダライタ装置3はこれを受信してアンチコリジ
ョンリードコマンド(タイムスロット8個)(図6
(b))を送信する。
【0116】ここで、通信可能エリアにあるタグ5が、
4個存在し、夫々の固有IDが[AAAA]、[BBB
B]、[CCCC]、[DDDD]であったとする。
【0117】リーダライタ装置3は、タイムスロット毎
にタグ5からのデータ(図6(c))を受信し、この受
信したデータはタグ5の固有IDであり、この場合、デ
ータは4つであった。図11においては、タイムスロッ
ト0で固有IDがAAAAのタグ5、タイムスロット1
で固有IDがBBBBのタグ5、タイムスロット2で固
有IDがCCCCのタグ5、タイムスロット7で固有I
DがDDDDのタグ5がこの順番で受信された。
【0118】リーダライタ装置3は、受信した順に簡易
IDを割り当てていき、タグ5の固有IDがAAAAに
簡易ID1を割り当て、タグ5の固有IDがBBBBに
簡易ID2を割り当て、タグ5の固有IDがCCCCに
簡易ID3を割り当て、タグ5の固有IDがDDDDに
簡易ID4を割り当てる。そして、これらの簡易ID1
と固有ID「AAAA」、簡易ID2と固有ID「BB
BB」、簡易ID3と固有ID「CCCC」、簡易ID
4と固有ID「DDDD」をホスト装置1へ正常レスポ
ンス(図5(g))として送信する。ホスト装置1は、
これらの簡易IDと固有IDを取得する(状態B終
了)。
【0119】ホスト装置1は、簡易ID1〜4の固有I
Dからそれぞれのアクセス鍵を生成し、この生成した簡
易ID1〜4に対応するアクセス鍵(図5(n))をリ
ーダライタ装置3に送信する。リーダライタ装置3は、
受信した簡易ID1〜4のアクセス鍵をメモリ32に記
憶(セット)した後、正常レスポンス(図5(o))を
ホスト装置1に返す(状態D)。
【0120】続いてホスト装置1は、まず簡易ID1の
データをリードしたい場合、簡易ID1のメモリデータ
のリードコマンド(図5(h))をリーダライタ装置3
へ送信する。
【0121】リーダライタ装置3は、簡易ID1の固有
IDが「AAAA」であるから、起動コマンドと固有I
D「AAAA」(図6(h))を送信し、固有IDがA
AAAのタグ5から正常レスポンス(図6(i))を受
け取った後、簡易ID1からアクセス鍵を求め、タグ
(CU)送信コマンドを生成してタグ5へ送信する。必
要に応じて複数回繰り返し、固有ID「AAAA」のタ
グ5との無線通信処理(図6(d)〜(g))が終了し
た際、リーダライタ装置3は、停止コマンドと固有ID
「AAAA」(図6(j))を送信し、固有ID「AA
AA」のタグ5からの正常レスポンス(図6(k))を
受信して終了する(状態C)。
【0122】続いてホスト装置装置1は、簡易ID2の
データをリードしたい場合、データリードする簡易ID
2のメモリデータのリードコマンド(図5(h))をリ
ーダライタ装置3へ送信する。
【0123】リーダライタ装置3は、簡易ID2の固有
IDが「BBBB」であるから、起動コマンドと固有I
D「BBBB」(図6(h))を送信し、固有IDがB
BBBのタグ5から正常レスポンス(図6(i))を受
け取った後、簡易ID2からアクセス鍵を求め、タグ
(CU)送信コマンドを生成してタグ5へ送信する。
【0124】固有ID「BBBB」のタグ5との無線通
信処理(図6(d)〜(g))が終了した際、リーダラ
イタ装置3は、停止コマンドと固有ID「BBBB」
(図6(j))を送信し、固有ID「BBBB」のタグ
5からの正常レスポンス(図6(k))を受信して終了
する(状態C)。
【0125】全ての無線通信処理が終了した際、ホスト
装置1は、タグ5との無線通信を停止させるために送信
キャリア停止コマンド(図6(k))をリーダライタ装
置3に送信する。リーダライタ装置3は、送信キャリア
停止コマンドを正常に受信した際、メモリ32に記憶さ
れたアクセス鍵全てを削除して正常レスポンス(図5
(c))をホスト装置1へ返す(状態A)。
【0126】上述したようにアクセス鍵をセットするよ
うにしたことで、1回の通信でリーダライタ装置3にア
クセス鍵をセットすることができ、リーダライタ装置3
はタグ5との通信が可能となり、ホスト装置1からは簡
易IDのみを使用してリードライトができる。
【0127】次に、このマルチリード動作後、もう一度
マルチリードを行うか、全ての無線通信を終了させる場
合にアクセス鍵データを全て削除し、さらに簡易IDも
全て削除することにより、ホスト装置1とリーダライタ
装置3との間の通信量をさらに減少させることができ
る。
【0128】図12は、タグ5が有するメモリ52の構
成例を示すものである。メモリ52に記憶されているデ
ータは、固有ID、キー1、キー2、アドレス3,4,
5,6である。この場合、アクセスキー(鍵)1では、
アドレス3,4のエリアのみアクセスが可能となり、ア
クセスキー(鍵)2では、アドレス5,6のエリアのみ
アクセスが可能となるように構成されている。
【0129】この場合、リーダライタ装置3は、タグ5
の簡易IDと固有IDのデータベースと、それと独立し
たアクセスキー(鍵)番号とアクセスキーデータのデー
タベースを持ち、ホスト装置1は、リーダライタ装置3
に各々の命令に応じてタグ5の簡易ID、あるいは、キ
ー番号を指定して行うことによって、リーダライタ装置
3は、タグに向けて固有ID、もしくはキーデータを付
加してアクセスを行うことができる。これにより、ホス
ト装置1が各々タグの固有IDからアクセスキーを生成
する方法を公開せずに済み、セキュリティのより高度化
を図ることができる。
【0130】以上説明したように上記発明の実施の形態
によれば、簡易IDを使用することにより、繰り返すデ
ータのトラフィック量を減少させ、リーダライタ装置の
ホスト装置に対するレスポンスをより良くすることがで
きる。
【0131】また、リーダライタ装置が、タグに固有の
アクセス鍵を使用してタグとアクセスを行わなければな
らない場合、ホスト装置とリーダライタ装置との間のア
クセス鍵データの送受信を極力減少させるため、このア
クセス鍵をリーダライタ装置で保持し、タグとアクセス
する際にこの保持しているアクセス鍵、すなわち保持鍵
を使用してアクセスし、ホスト装置とリーダライタ装置
との間の通信量を減少させ、レスポンスをより良くする
ことができる。
【0132】さらに、簡易IDとアクセス鍵とを両方使
用し、通信の簡略化と共にレスポンスをさらに良くする
ことができる。
【0133】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
上位装置との通信量を減少させ、通信時間の短縮化を図
ることのできる制御装置と制御装置のアクセス方法と情
報記憶媒体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るマルチリード無線タグシステム
の概略構成を示す図。
【図2】タグ(CU)の概略構成を示す図。
【図3】リーダライタ装置の概略構成を示す図。
【図4】リーダライタ装置とタグとの間のタイムスロッ
トのタイミングを説明するための図。
【図5】ホスト装置(PC)とリーダライタ装置(RW
U)とのコマンドレスポンス仕様を示す図。
【図6】リーダライタ装置(RWU)とタグ(CU)と
のコマンドレスポンス仕様を示す図。
【図7】マルチリード無線タグシステムのマルチリード
動作を説明するためのタイムチャート。
【図8】マルチリード無線タグシステムのマルチリード
動作を説明するためのタイムチャート。
【図9】マルチリード無線タグシステムのマルチリード
動作を説明するためのタイムチャート。
【図10】マルチリード無線タグシステムのマルチリー
ド動作を説明するためのタイムチャート。
【図11】マルチリード無線タグシステムのマルチリー
ド動作を説明するためのタイムチャート。
【図12】タグが有するメモリの構成例を示す図。
【符号の説明】
1…ホスト装置(上位装置) 3…リーダライタ装置(制御装置) 5…タグ(情報記憶媒体) 31,51…CPU(制御手段) 32,52…メモリ(記憶手段) 34…ディジタル部 35…アナログ部 53…送受信切換部 54…受信部 57…送信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 3/06 304 G06F 3/06 304H H04L 29/08 H04L 13/00 307Z (72)発明者 高橋 功次 神奈川県川崎市川崎区日進町7番地1 東 芝情報システム株式会社内 (72)発明者 田中 宏之 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会社 東芝柳町工場内 Fターム(参考) 5B058 CA17 CA23 KA40 YA20 5B065 CA11 CE01 CH20 CS06 PA13 5J070 AD02 AH31 AH40 AK40 BC06 BC29 5K034 AA02 AA09 DD02 EE03 FF13 HH07 LL01 NN13 NN26

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位装置に接続され、無線通信機能を有
    する情報記憶媒体と無線通信を行う制御装置において、 上記上位装置より複数の上記情報記憶媒体との通信要求
    を受信した際、上記情報記憶媒体へ通信要求信号を送信
    する送信手段と、 この送信手段からの通信要求信号に応じた上記情報記憶
    媒体からの固有の識別情報を含む応答信号を受信する受
    信手段と、 この受信手段で受信できた1つまたは複数の情報記憶媒
    体の固有の識別情報に対して、この固有の識別情報より
    情報量の少ない簡易識別情報を割り当て、この割り当て
    た簡易識別情報を上記上位装置へ返答する制御を行う制
    御手段と、 を具備したことを特徴とする制御装置。
  2. 【請求項2】 上位装置に接続され、無線通信機能を有
    する情報記憶媒体と無線通信を行う制御装置において、 上記上位装置より複数の上記情報記憶媒体との通信要求
    を受信した際、上記情報記憶媒体へ通信要求信号を送信
    する送信手段と、 この送信手段からの通信要求信号に応じた上記情報記憶
    媒体からの固有の識別情報を含む応答信号を受信する受
    信手段と、 この受信手段で受信できた1つまたは複数の情報記憶媒
    体の固有の識別情報に対して、この固有の識別情報より
    情報量の少ない簡易識別情報を割り当て、この割り当て
    た簡易識別情報と固有の識別情報とを上記上位装置へ返
    答する制御を行う制御手段と、 を具備したことを特徴とする制御装置。
  3. 【請求項3】 上位装置に接続され、無線通信機能を有
    する情報記憶媒体と無線通信を行う制御装置において、 上記上位装置より複数の上記情報記憶媒体との通信要求
    を受信した際、上記情報記憶媒体へ通信要求信号を送信
    する送信手段と、 この送信手段からの通信要求信号に応じた上記情報記憶
    媒体からの固有の識別情報を含む応答信号を受信する受
    信手段と、 この受信手段で受信できた1つまたは複数の情報記憶媒
    体の固有の識別情報に対して、この固有の識別情報より
    情報量の少ない簡易識別情報を割り当て、この割り当て
    た簡易識別情報を上記上位装置へ返答する制御を行う第
    1の制御手段と、 上記上位装置より特定の簡易識別情報の解放命令を受信
    した際、特定の簡易識別情報とこの簡易識別情報に対応
    する固有の識別情報との対応関係を消滅させる制御を行
    う第2の制御手段と、 を具備したことを特徴とする制御装置。
  4. 【請求項4】 上位装置に接続され、無線通信機能を有
    する情報記憶媒体と無線通信を行う制御装置において、 上記上位装置より複数の上記情報記憶媒体との通信要求
    を受信した際、上記情報記憶媒体への通信要求信号を送
    信する送信手段と、 この送信手段からの通信要求信号に応じた上記情報記憶
    媒体からの固有の識別情報を含む応答信号を受信する受
    信手段と、 この受信手段で受信できた1つまたは複数の情報記憶媒
    体の固有の識別情報に対して、この固有の識別情報より
    情報量の少ない簡易識別情報を割り当て、この割り当て
    た簡易識別情報を上記上位装置へ返答する制御を行う第
    1の制御手段と、 上記上位装置より上記複数の情報記憶媒体との通信要求
    を受信した際、上記第1の制御手段で簡易識別情報に割
    り当てた固有の識別情報を全て解消する制御を行う第2
    の制御手段と、 を具備したことを特徴とする制御装置。
  5. 【請求項5】 上位装置に接続され、無線通信機能を有
    する情報記憶媒体と無線通信を行う制御装置において、 上記上位装置より複数の上記情報記憶媒体との通信要求
    を受信した際、上記情報記憶媒体への通信要求信号を送
    信する送信手段と、 この送信手段からの通信要求信号に応じた上記情報記憶
    媒体からの固有の識別情報を含む応答信号を受信する受
    信手段と、 この受信手段で受信できた1つまたは複数の情報記憶媒
    体の固有の識別情報に対して、この固有の識別情報より
    情報量の少ない簡易識別情報を割り当て、この割り当て
    た簡易識別情報を上記上位装置へ返答する制御を行う第
    1の制御手段と、 上記上位装置より上記複数の情報記憶媒体との通信停止
    要求を受信した際、上記第1の制御手段で簡易識別情報
    に割り当てた固有の識別情報を全て解消する制御を行う
    第2の制御手段と、 を具備したことを特徴とする制御装置。
  6. 【請求項6】 上位装置に接続され、無線通信機能とア
    クセス鍵を用いてアクセス可能な情報記憶媒体と無線通
    信を行う制御装置において、 上記上位装置より複数の上記情報記憶媒体との通信要求
    を受信した際、上記情報記憶媒体へ通信要求信号を送信
    する送信手段と、 この送信手段からの通信要求信号に応じた上記情報記憶
    媒体からの固有の識別情報を含む応答信号を受信する受
    信手段と、 この受信手段で受信できた1つまたは複数の情報記憶媒
    体の固有の識別情報を上記上位装置へ返答する制御を行
    う第1の制御手段と、 この第1の制御手段により上記上位装置へ返答した固有
    の識別情報に対応したアクセス鍵を上記上位装置から受
    信した際、このアクセス鍵を記憶する記憶手段と、 この記憶手段にアクセス鍵を記憶すると、記憶したアク
    セス鍵を用いて以降の上記上位装置からの通信命令に応
    じて当該情報記憶媒体との通信制御を行う第2の制御手
    段と、 を具備したことを特徴とする制御装置。
  7. 【請求項7】 上位装置に接続され、無線通信機能とア
    クセス鍵を用いてアクセス可能な情報記憶媒体と無線通
    信を行う制御装置において、 上記上位装置より複数の上記情報記憶媒体との通信要求
    を受信した際、上記情報記憶媒体へ通信要求信号を送信
    する送信手段と、 この送信手段からの通信要求信号に応じた上記情報記憶
    媒体からの固有の識別情報を含む応答信号を受信する受
    信手段と、 この受信手段で受信できた1つまたは複数の情報記憶媒
    体の固有の識別情報に対して、この固有の識別情報より
    情報量の少ない簡易識別情報を割り当て、この割り当て
    た簡易識別情報と固有の識別情報とを上記上位装置へ返
    答する制御を行う第1の制御手段と、 上記上位装置から上記第1の制御手段で返答した固有の
    識別情報に対応したアクセス鍵を受信した際、このアク
    セス鍵を保持し、このアクセス鍵を用いてこのアクセス
    鍵を必要とする情報記憶媒体との以降の通信を制御する
    第2の制御手段と、 を具備したことを特徴とする制御装置。
  8. 【請求項8】 上位装置に接続され、無線通信機能とア
    クセス鍵を有してアクセス鍵を用いてのみアクセス可能
    な情報記憶媒体と無線通信を行う制御装置において、 上記上位装置より複数の上記情報記憶媒体との通信要求
    を受信した際、上記情報記憶媒体への通信要求信号を送
    信する送信手段と、 この送信手段からの通信要求信号に応じた上記情報記憶
    媒体からの固有の識別情報を含む応答信号を受信する受
    信手段と、 この受信手段で受信できた1つまたは複数の情報記憶媒
    体の固有の識別情報に基づいてアクセス鍵を生成して保
    持する記憶手段と、 上記上位装置よりデータのリード、またはライトの命令
    を受信した際、上記記憶手段に保持しているアクセス鍵
    を用いて対応する固有の識別情報を有する情報記憶媒体
    との通信を制御する第2の制御手段と、 を具備したことを特徴とする制御装置。
  9. 【請求項9】 上位装置に接続され、無線通信機能と複
    数のアクセス鍵を有してアクセス鍵を用いてのみアクセ
    ス可能な情報記憶媒体と無線通信を行う制御装置におい
    て、 上記上位装置より複数の上記情報記憶媒体との通信要求
    を受信した際、上記情報記憶媒体への通信要求信号を送
    信する送信手段と、 この送信手段からの通信要求信号に応じた上記情報記憶
    媒体からの固有の識別情報を含む応答信号を受信する受
    信手段と、 この受信手段で受信できた1つまたは複数の情報記憶媒
    体の固有の識別情報に対して、この固有の識別情報より
    情報量の少ない簡易識別情報を割り当て、この割り当て
    た簡易識別情報を上記上位装置へ返答する制御を行う第
    1の制御手段と、 この第1の制御手段で割り当てた簡易識別情報に対応し
    た固有の識別情報と、固有の識別情報に付加された複数
    のアクセス鍵情報とを記憶する記憶手段と、 上記上位装置より簡易識別情報を用いてデータのリー
    ド、またはライトの命令を受信した際、上記記憶手段に
    記憶されているアクセス鍵情報を用いてこの簡易識別情
    報に対応する固有の識別情報を有する当該情報記憶媒体
    との通信を制御する第2の制御手段と、 を具備したことを特徴とする制御装置。
  10. 【請求項10】 上位装置に接続され、無線通信機能を
    有する情報記憶媒体と無線通信を行う制御装置の通信制
    御方法であって、 上記上位装置より複数の上記情報記憶媒体との通信要求
    を受信した際、上記情報記憶媒体への通信要求信号を送
    信し、この通信要求信号に応じた上記情報記憶媒体から
    の固有の識別情報を含む応答信号を受信し、この受信で
    きた1つまたは複数の情報記憶媒体の固有の識別情報に
    対して、この固有の識別情報より情報量の少ない簡易識
    別情報を割り当て、この割り当てた簡易識別情報を上記
    上位装置へ返答し、上記上位装置からの上記簡易識別情
    報を用いた通信命令に応じて当該情報記憶媒体と通信制
    御を行うことを特徴とする制御装置の通信制御方法。
  11. 【請求項11】 上位装置に接続され無線通信機能を有
    する制御装置と無線通信を行う情報記憶媒体において、 上記制御装置からの通信要求信号を受信する受信手段
    と、 この受信手段により受信した通信要求信号に応じて必要
    な情報を上記制御装置へ返送する送信手段と、 固有の識別情報を含む各種情報を記憶し、第1のアクセ
    ス鍵を用いることによりアクセス可能な第1の記憶部と
    第2のアクセス鍵を用いることによりアクセス可能な第
    2の記憶部を有する記憶手段と、 上記受信手段により受信されたアクセス鍵に基づいて上
    記記憶手段の第1あるいは第2の記憶部に対して情報の
    読み書き制御を行う制御手段と、 を具備したことを特徴とする情報記憶媒体。
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