JP2000186480A - シャッタの巻き上げ装置及び緩衝材の介在方法 - Google Patents
シャッタの巻き上げ装置及び緩衝材の介在方法Info
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- JP2000186480A JP2000186480A JP10378233A JP37823398A JP2000186480A JP 2000186480 A JP2000186480 A JP 2000186480A JP 10378233 A JP10378233 A JP 10378233A JP 37823398 A JP37823398 A JP 37823398A JP 2000186480 A JP2000186480 A JP 2000186480A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 シャッタの巻き上げ装置に採用する駆動モー
タとシャッタを巻き上げる巻き取りドラムの連結用のホ
イルであって、静粛で振動が少なく剛性の高い安価のも
のを提供する。 【解決手段】 シャッタ巻き上げ装置1の駆動モータ3
に連結する第1ホイル6を設け、第1ホイル6に固定す
る第2ホイル7を設け、第2ホイル7に係合する第3ホ
イル8を設け、第3ホイル8をシャッタ19を巻き取る
巻き取りドラム10に固定する。第2ホイル7は、緩衝
材9であり、巻き取りドラム10の内径に近い径を備
え、内径を第1ホイル6と接着固定して、外周面を凹凸
11形状に嵌着している。第1ホイル6・第2ホイル7
と第3ホイル8の側面の一端を覆うプレートに緩衝材9
を注入し、他端をもう1枚のプレートで覆って成形する
構成にする。この構成から静粛・低振動の安価な巻き掛
け装置1を提供することができ。
タとシャッタを巻き上げる巻き取りドラムの連結用のホ
イルであって、静粛で振動が少なく剛性の高い安価のも
のを提供する。 【解決手段】 シャッタ巻き上げ装置1の駆動モータ3
に連結する第1ホイル6を設け、第1ホイル6に固定す
る第2ホイル7を設け、第2ホイル7に係合する第3ホ
イル8を設け、第3ホイル8をシャッタ19を巻き取る
巻き取りドラム10に固定する。第2ホイル7は、緩衝
材9であり、巻き取りドラム10の内径に近い径を備
え、内径を第1ホイル6と接着固定して、外周面を凹凸
11形状に嵌着している。第1ホイル6・第2ホイル7
と第3ホイル8の側面の一端を覆うプレートに緩衝材9
を注入し、他端をもう1枚のプレートで覆って成形する
構成にする。この構成から静粛・低振動の安価な巻き掛
け装置1を提供することができ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、巻き上げるシャッ
タを円滑に巻き上げ、又は巻き戻しして、開口部を開閉
するためのシャッタの巻き上げ装置に関するもの、及び
シャッタの巻き取りドラムと駆動モータとを連結するホ
イル材の介在方法に関するものである。
タを円滑に巻き上げ、又は巻き戻しして、開口部を開閉
するためのシャッタの巻き上げ装置に関するもの、及び
シャッタの巻き取りドラムと駆動モータとを連結するホ
イル材の介在方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のシャッタを巻き上げる駆動装置に
おいては、図示略で説明すると、駆動モータのモータ軸
にカップリングを設け、そのカップリングに金属製の円
板状のホイルを固定して、そのホイルとシャッタを巻き
取るドラムを固定する。開口部の上部には、水平に開口
部の両端に延びた巻き取りドラムが回転可能に両壁から
軸着され、巻き取りドラムを回転させ、開口部の上部か
ら遮蔽するシャッタを上下動させている。
おいては、図示略で説明すると、駆動モータのモータ軸
にカップリングを設け、そのカップリングに金属製の円
板状のホイルを固定して、そのホイルとシャッタを巻き
取るドラムを固定する。開口部の上部には、水平に開口
部の両端に延びた巻き取りドラムが回転可能に両壁から
軸着され、巻き取りドラムを回転させ、開口部の上部か
ら遮蔽するシャッタを上下動させている。
【0003】巻き取りドラム内には、前記駆動モータが
内蔵されて、駆動モータの回転により巻き取りドラムを
回転させることで、シャッタを巻き上げたり巻き戻した
りする。シャッタは、金属製のもの、布製のもの、樹脂
製のもので断面形状も複雑なS字状からシート状のもの
があり、開閉する処理時間を短縮するためにドラムの回
転数を高めて開閉を行っていた。
内蔵されて、駆動モータの回転により巻き取りドラムを
回転させることで、シャッタを巻き上げたり巻き戻した
りする。シャッタは、金属製のもの、布製のもの、樹脂
製のもので断面形状も複雑なS字状からシート状のもの
があり、開閉する処理時間を短縮するためにドラムの回
転数を高めて開閉を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の巻き上
げ装置では、駆動モータの回転を直接ドラムに伝達して
いるため、ドラムの始動と停止時に衝撃があり、シート
材を巻き上げ・巻き戻しによる騒音・衝撃により駆動モ
ータの回転を上げることが容易に行うことができない問
題があった。
げ装置では、駆動モータの回転を直接ドラムに伝達して
いるため、ドラムの始動と停止時に衝撃があり、シート
材を巻き上げ・巻き戻しによる騒音・衝撃により駆動モ
ータの回転を上げることが容易に行うことができない問
題があった。
【0006】本発明は、従来のように駆動モータに直接
巻き取りドラムを固定するのではなく、大きな駆動トル
クの衝撃でも吸収できる大型径の緩衝材を介して、ドラ
ムを駆動回転させることで、騒音及び衝撃を少なくして
シート材を巻き上げ・巻き戻しができる巻き上げ装置
と、緩衝材の大型化による緩衝材の介在方法を提供する
ものである。
巻き取りドラムを固定するのではなく、大きな駆動トル
クの衝撃でも吸収できる大型径の緩衝材を介して、ドラ
ムを駆動回転させることで、騒音及び衝撃を少なくして
シート材を巻き上げ・巻き戻しができる巻き上げ装置
と、緩衝材の大型化による緩衝材の介在方法を提供する
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、開口
部のシャッタを開閉する巻き上げ装置において、巻き上
げ装置は駆動モータを備え、駆動モータに連結する第1
ホイルを設け、第1ホイルに介在した第2ホイルを設
け、第2ホイルの外周に介在した第3ホイルを設け、第
3ホイルにシャッタ巻き取る巻き取りドラムを嵌着し
て、巻き取りドラム内径に近い径を備えた緩衝材を第2
ホイルにする構成とする。
部のシャッタを開閉する巻き上げ装置において、巻き上
げ装置は駆動モータを備え、駆動モータに連結する第1
ホイルを設け、第1ホイルに介在した第2ホイルを設
け、第2ホイルの外周に介在した第3ホイルを設け、第
3ホイルにシャッタ巻き取る巻き取りドラムを嵌着し
て、巻き取りドラム内径に近い径を備えた緩衝材を第2
ホイルにする構成とする。
【0008】請求項2の発明は、第2ホイルを第1ホイ
ルの外周面に接着固定させて、第3ホイルの凹凸の内径
に密着させる構成とする。
ルの外周面に接着固定させて、第3ホイルの凹凸の内径
に密着させる構成とする。
【0009】請求項3の発明は、第2ホイルを第1ホイ
ルと第3ホイル内の中心で同一芯・同一面状に位置さ
せ、第3ホイルの両面を塞ぐプレートで覆うと共に、第
1ホイルと第3ホイル間に緩衝材を注入する構成とす
る。
ルと第3ホイル内の中心で同一芯・同一面状に位置さ
せ、第3ホイルの両面を塞ぐプレートで覆うと共に、第
1ホイルと第3ホイル間に緩衝材を注入する構成とす
る。
【0010】請求項1の構成では、緩衝材が急激な駆動
モータの回転を一時的に吸収して、一定速の回転に近い
状態にして、大径の緩衝材のため高トルクに耐えること
ができ、しかも断面係数が高いので振動・衝撃の吸収力
が高い作用がある。
モータの回転を一時的に吸収して、一定速の回転に近い
状態にして、大径の緩衝材のため高トルクに耐えること
ができ、しかも断面係数が高いので振動・衝撃の吸収力
が高い作用がある。
【0011】請求項2の構成では、第1ホイルと第3ホ
イルに介在する第2ホイルが密着しているので、遊び等
のガタが無く、安定した回転を得ることが出来る作用が
ある。
イルに介在する第2ホイルが密着しているので、遊び等
のガタが無く、安定した回転を得ることが出来る作用が
ある。
【0012】請求項3の構成では、一体成形するために
第2ホイルを密着性の高いものにする作用がある。
第2ホイルを密着性の高いものにする作用がある。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、第
1の実施形態を図面で示し説明する。図1は、一実施例
としての開口部18を示し、天井収納部13にシャッタ
19を巻き取る巻き取りドラム10と巻き上げ装置1が
取り付けてある。開口部18の両側にはシャッタ19を
案内するレール17が立設され、他を壁面15により覆
われている。両レール17は床面16から天井収納部1
3まで平行にしてあり、シャッタ19の両端を支持して
巻き取りドラム10に平行に巻き取り易くしている。
1の実施形態を図面で示し説明する。図1は、一実施例
としての開口部18を示し、天井収納部13にシャッタ
19を巻き取る巻き取りドラム10と巻き上げ装置1が
取り付けてある。開口部18の両側にはシャッタ19を
案内するレール17が立設され、他を壁面15により覆
われている。両レール17は床面16から天井収納部1
3まで平行にしてあり、シャッタ19の両端を支持して
巻き取りドラム10に平行に巻き取り易くしている。
【0014】巻き取りドラム10は、両端部を回転可能
にした取付ベース2を設けて、シャッタ19を巻き取り
支持可能にして、シャッタ19を巻き上げるとシャッタ
19の厚み分の巻き取りドラム10径が増え昇降の速度
が変化して動作するが、両壁面15に接近して水平に配
置さた巻き取りドラム10であるため鉛直方向に開閉す
る。巻き取りドラム10の回転は、図2に示すように巻
き取りドラム10内に内蔵した駆動モータ3の回転によ
り、シャッタ19を巻き上げたり巻き戻したりして開口
部18の開閉を行い、空気の流れ・光りの遮光・通行の
遮断をする。シャッタ19材は、金属製のものや、樹脂
製のものがあり、用途により使い分けしている。
にした取付ベース2を設けて、シャッタ19を巻き取り
支持可能にして、シャッタ19を巻き上げるとシャッタ
19の厚み分の巻き取りドラム10径が増え昇降の速度
が変化して動作するが、両壁面15に接近して水平に配
置さた巻き取りドラム10であるため鉛直方向に開閉す
る。巻き取りドラム10の回転は、図2に示すように巻
き取りドラム10内に内蔵した駆動モータ3の回転によ
り、シャッタ19を巻き上げたり巻き戻したりして開口
部18の開閉を行い、空気の流れ・光りの遮光・通行の
遮断をする。シャッタ19材は、金属製のものや、樹脂
製のものがあり、用途により使い分けしている。
【0015】例えは、防犯・防火用なら金属製にして開
閉時間の遅いものになり、防煙・保温・間仕切用なら樹
脂製にして開閉時間の速いものにして、シャッタ19が
最上昇したときに天井板14と一体のフラット状にな
り、通行の障害になるのを防止している。駆動モータ3
は、減速機とブレーキを備えて、巻き取りドラム10の
内部に内蔵され、取付ベース2に支持されて壁面15に
固定されている。従って、駆動モータ3が回転すると連
結された巻き取りドラム10も回転して、巻き取りドラ
ム10に巻回してあるシャッタ19材が、巻き上げ又は
巻き戻しされて開口部18の閉鎖・開口の動作を行う。
閉時間の遅いものになり、防煙・保温・間仕切用なら樹
脂製にして開閉時間の速いものにして、シャッタ19が
最上昇したときに天井板14と一体のフラット状にな
り、通行の障害になるのを防止している。駆動モータ3
は、減速機とブレーキを備えて、巻き取りドラム10の
内部に内蔵され、取付ベース2に支持されて壁面15に
固定されている。従って、駆動モータ3が回転すると連
結された巻き取りドラム10も回転して、巻き取りドラ
ム10に巻回してあるシャッタ19材が、巻き上げ又は
巻き戻しされて開口部18の閉鎖・開口の動作を行う。
【0016】駆動モータ3と巻き取りドラム10の連結
は、図2に示し説明すると、巻き取りドラム10の一端
部に回転自在に内設した駆動モータ3を壁面15に固定
された取付ベース2に固定している。取りドラム10の
他端部にも、壁面15に固定した取付ベース2により回
転自在に支持され、取りドラム10を水平に取りつけら
れている。駆動モータ3にはモータ軸4と同芯の軸受6
を備えている。軸受6には、巻き取りドラム10に連結
した第1ホイル6が回転自在に嵌着してある。モータ軸
4にはキーが挿入されて固定されたカップリング5が前
記第1ホイル6に接続されている。
は、図2に示し説明すると、巻き取りドラム10の一端
部に回転自在に内設した駆動モータ3を壁面15に固定
された取付ベース2に固定している。取りドラム10の
他端部にも、壁面15に固定した取付ベース2により回
転自在に支持され、取りドラム10を水平に取りつけら
れている。駆動モータ3にはモータ軸4と同芯の軸受6
を備えている。軸受6には、巻き取りドラム10に連結
した第1ホイル6が回転自在に嵌着してある。モータ軸
4にはキーが挿入されて固定されたカップリング5が前
記第1ホイル6に接続されている。
【0017】このカップリング5は、巻き取りドラム1
0と駆動モータ3との軸芯の振れを取る作用をし、巻き
取りドラム10の軸芯と、壁面15に固定された取付ベ
ース2に取り付けられた駆動モータ3との軸芯に振れが
生じても回転力を効率良く伝達することができるもの
で、曲線状の歯部を備え接続される相手の歯部と噛合っ
ている。第1ホイル6は、円板状の外周部と円柱状の中
心部を備えた凸形状のもので、中心部の内周の歯部に前
記カップリング5の歯部が噛み合い、その外周を軸受2
0に支持され、円板状の外周部に第2ホイル7を固定し
ている。
0と駆動モータ3との軸芯の振れを取る作用をし、巻き
取りドラム10の軸芯と、壁面15に固定された取付ベ
ース2に取り付けられた駆動モータ3との軸芯に振れが
生じても回転力を効率良く伝達することができるもの
で、曲線状の歯部を備え接続される相手の歯部と噛合っ
ている。第1ホイル6は、円板状の外周部と円柱状の中
心部を備えた凸形状のもので、中心部の内周の歯部に前
記カップリング5の歯部が噛み合い、その外周を軸受2
0に支持され、円板状の外周部に第2ホイル7を固定し
ている。
【0018】軸受20は、取付ベース2のフレームの内
径部に支承されるベアリング・メタル等が第1ホイル6
の中心部の円柱の外部に嵌着されて抜け止めナットによ
り螺合され、取付ベース2に固定されている。第2ホイ
ル7は、緩衝材9であり、ウレタン・樹脂・ゴム等の材
質のもので、振動・衝撃を吸収する作用を備えている。
径部に支承されるベアリング・メタル等が第1ホイル6
の中心部の円柱の外部に嵌着されて抜け止めナットによ
り螺合され、取付ベース2に固定されている。第2ホイ
ル7は、緩衝材9であり、ウレタン・樹脂・ゴム等の材
質のもので、振動・衝撃を吸収する作用を備えている。
【0019】第1ホイル6と第2ホイル7である緩衝材
9との固定は、接着による方法を取っている。接着によ
る方法は、挿入したものに比べ作業性が良く遊びが出な
い点に効果があり、耐久性もよい作用がある。第2ホイ
ル7は、外周形状を凹凸11にした係合部を備え、その
凹凸11に係合する第3ホイル8を嵌着する。第3ホイ
ル8は、外周を円形にして、巻き取りドラム10の内径
とビス12により複数箇所を固定されて、第2ホイル7
からの駆動力を第3ホイル8に伝達して、巻き取りドラ
ム10を回転させシャッタ19を巻き上げ・巻き戻しを
行う。
9との固定は、接着による方法を取っている。接着によ
る方法は、挿入したものに比べ作業性が良く遊びが出な
い点に効果があり、耐久性もよい作用がある。第2ホイ
ル7は、外周形状を凹凸11にした係合部を備え、その
凹凸11に係合する第3ホイル8を嵌着する。第3ホイ
ル8は、外周を円形にして、巻き取りドラム10の内径
とビス12により複数箇所を固定されて、第2ホイル7
からの駆動力を第3ホイル8に伝達して、巻き取りドラ
ム10を回転させシャッタ19を巻き上げ・巻き戻しを
行う。
【0020】第2ホイル7である緩衝材9は、駆動モー
タ3の急激な加速・停止又は回転ムラ等の回転力を吸収
すると共に、シャッタ19の巻き上げ・巻き戻し時の抵
抗により巻き取りドラム10の負荷変動も吸収して安定
した回転力でシャッタ19の巻き上げ・巻き戻しを行う
ものである。
タ3の急激な加速・停止又は回転ムラ等の回転力を吸収
すると共に、シャッタ19の巻き上げ・巻き戻し時の抵
抗により巻き取りドラム10の負荷変動も吸収して安定
した回転力でシャッタ19の巻き上げ・巻き戻しを行う
ものである。
【0021】図3は、第1ホイル6と第2ホイル7と第
3ホイル8の係合状態を示すもので、図3(a)では第
2ホイル7の形状を内周面と外周面に凹凸11を設けて
いて、駆動モータ3の回転を第1ホイル6から第2ホイ
ル7に伝達され振動及び衝撃を除去して第3ホイル8に
伝達して巻き取りドラム10を回転される。図3(b)
の第2ホイル7は、内周面を円形状にして外周面に凹凸
11を設け、その凹凸11に密着させて第3ホイル8を
嵌着している。図3(c)の第2ホイル7は、内周面と
外周面に同一の凹凸11を形成することで、伝達性の良
い衝撃吸収体の作用がある。
3ホイル8の係合状態を示すもので、図3(a)では第
2ホイル7の形状を内周面と外周面に凹凸11を設けて
いて、駆動モータ3の回転を第1ホイル6から第2ホイ
ル7に伝達され振動及び衝撃を除去して第3ホイル8に
伝達して巻き取りドラム10を回転される。図3(b)
の第2ホイル7は、内周面を円形状にして外周面に凹凸
11を設け、その凹凸11に密着させて第3ホイル8を
嵌着している。図3(c)の第2ホイル7は、内周面と
外周面に同一の凹凸11を形成することで、伝達性の良
い衝撃吸収体の作用がある。
【0022】第2ホイル7は、第1ホイル6と第3ホイ
ル8とに密着されて嵌合状態にするため、第1ホイル6
と第3ホイル8を同軸芯にして一体に置き、ホイル側面
の一端を閉じる様なプレートで固定し、第1ホイル6の
外周面に接着剤を添付して第2ホイル7の位置に緩衝材
を充満状態に注入して、ホイル側面の他端をプレートに
より閉じ、成形できる時間を待つことで一体のホイルが
形成され密着状態にすることができる。第1ホイル6と
第2ホイル7間に添付した接着剤は、緩衝材が成形する
ときに固定状態になるものであり、外すことも緩むこと
もない。
ル8とに密着されて嵌合状態にするため、第1ホイル6
と第3ホイル8を同軸芯にして一体に置き、ホイル側面
の一端を閉じる様なプレートで固定し、第1ホイル6の
外周面に接着剤を添付して第2ホイル7の位置に緩衝材
を充満状態に注入して、ホイル側面の他端をプレートに
より閉じ、成形できる時間を待つことで一体のホイルが
形成され密着状態にすることができる。第1ホイル6と
第2ホイル7間に添付した接着剤は、緩衝材が成形する
ときに固定状態になるものであり、外すことも緩むこと
もない。
【0023】第2ホイル7と第3ホイル8間は、固定状
態にならず凹凸11により係合され、衝撃等で変形する
ときに若干の間隙を生じる様な離間可能状態である。一
体のホイルは、第1ホイル6・第2ホイル7・第3ホイ
ル8であり、組み込み時に各ホイルがバラバラになら
ず、巻き取りドラム10内に内蔵するとき早く組立がで
きる。
態にならず凹凸11により係合され、衝撃等で変形する
ときに若干の間隙を生じる様な離間可能状態である。一
体のホイルは、第1ホイル6・第2ホイル7・第3ホイ
ル8であり、組み込み時に各ホイルがバラバラになら
ず、巻き取りドラム10内に内蔵するとき早く組立がで
きる。
【0024】開口部18を開閉するシャッタ19は、図
示略の操作盤により駆動モータ3が回転をする。駆動モ
ータ3は、始動時の大電流が流れ大きなトルクで第1ホ
イル6が回転する。第2ホイル7は、巻き取りドラム1
0径に近い径を持っているため、高トルクに十分に耐え
ることが可能で、第1ホイル6のトルクを第2ホイル7
が第3ホイル8に伝達する。第3ホイル8は、シャッタ
19を巻回した巻き取りドラム10に固定されているた
め高負荷であり、急激な第1ホイル6の回転と位相差を
つくって回転を始めるが、すぐに位相差と振動を第2ホ
イル7が吸収して正常な回転でシャッタを上下動させ
る。
示略の操作盤により駆動モータ3が回転をする。駆動モ
ータ3は、始動時の大電流が流れ大きなトルクで第1ホ
イル6が回転する。第2ホイル7は、巻き取りドラム1
0径に近い径を持っているため、高トルクに十分に耐え
ることが可能で、第1ホイル6のトルクを第2ホイル7
が第3ホイル8に伝達する。第3ホイル8は、シャッタ
19を巻回した巻き取りドラム10に固定されているた
め高負荷であり、急激な第1ホイル6の回転と位相差を
つくって回転を始めるが、すぐに位相差と振動を第2ホ
イル7が吸収して正常な回転でシャッタを上下動させ
る。
【0025】両壁面15間の上部に水平に配置された巻
き取りドラム10は回転して、巻回されたシャッタ19
を下降させたり、上昇させたりして開口部18を開閉さ
せる。シャッタ19の材質による駆動モータ3の回転
は、金属性のものでは負荷が大きく回転数の低い振動モ
ータ3で駆動させるが、シート状の樹脂製のものでは負
荷が小さいので回転数の高い駆動モータ3による駆動で
あり、駆動モータ3の回転により緩衝材9の材質・体積
等を決定することで、ベストの安定な回転を得ることが
できる。
き取りドラム10は回転して、巻回されたシャッタ19
を下降させたり、上昇させたりして開口部18を開閉さ
せる。シャッタ19の材質による駆動モータ3の回転
は、金属性のものでは負荷が大きく回転数の低い振動モ
ータ3で駆動させるが、シート状の樹脂製のものでは負
荷が小さいので回転数の高い駆動モータ3による駆動で
あり、駆動モータ3の回転により緩衝材9の材質・体積
等を決定することで、ベストの安定な回転を得ることが
できる。
【0026】
【発明の効果】請求項1の発明では、駆動モータの回転
を高めてシャッタの上下動の開閉速度を高めても、シャ
ッタの開閉をスムースに上下動することができ、駆動モ
ータによる振動も除去することができ、急激な駆動又は
過負荷時による衝撃で破損することを防止することがで
きる。請求項2の発明では、第2ホイルを第1ホイルに
固定して第3ホイルと成形されているので、組立が簡単
にでき、凹凸形状の係合部を第2ホイルと第3ホイル間
にすることで大径形状の接触面を持つため、高トルクの
駆動力でも耐えることができる剛性をもつことができ
る。請求項3の発明では、一体のホイルである第1ホイ
ル・第2ホイル・第3ホイルを簡単な構成で完全な密着
状態にする効果がある。
を高めてシャッタの上下動の開閉速度を高めても、シャ
ッタの開閉をスムースに上下動することができ、駆動モ
ータによる振動も除去することができ、急激な駆動又は
過負荷時による衝撃で破損することを防止することがで
きる。請求項2の発明では、第2ホイルを第1ホイルに
固定して第3ホイルと成形されているので、組立が簡単
にでき、凹凸形状の係合部を第2ホイルと第3ホイル間
にすることで大径形状の接触面を持つため、高トルクの
駆動力でも耐えることができる剛性をもつことができ
る。請求項3の発明では、一体のホイルである第1ホイ
ル・第2ホイル・第3ホイルを簡単な構成で完全な密着
状態にする効果がある。
【図1】本発明を具体化したシャッタの巻き上げ装置を
示す開口部と天井部の縦断面の説明図。
示す開口部と天井部の縦断面の説明図。
【図2】巻き取りドラムと駆動モータを連結するホイル
の関係を示す断面側面図。
の関係を示す断面側面図。
【図3】(a)一体のホイルと巻き取りドラムの断面
図。 (b)別例を示す一体のホイルと巻き取りドラムの断面
図。 (c)別例を示す一体のホイルと巻き取りドラムの断面
図。
図。 (b)別例を示す一体のホイルと巻き取りドラムの断面
図。 (c)別例を示す一体のホイルと巻き取りドラムの断面
図。
1.巻き上げ装置 3 駆動モータ 5.カップリング 6.第1ホイル 7 第2ホイル 8 第3ホイル 9 緩衝材 10 巻き取りドラム 11 凹凸 18 開口部 19 シャッタ
Claims (3)
- 【請求項1】 開口部のシャッタを開閉する巻き上げ装
置において、巻き上げ装置は駆動モータを備え、駆動モ
ータに連結する第1ホイルを設け、第1ホイルに介在し
た第2ホイルを設け、第2ホイルの外周面に介在した第
3ホイルを設け、第3ホイルにシャッタを巻き取る巻き
取りドラムを嵌着して、巻き取りドラム内径に近い径を
備えた緩衝材を第2ホイルにしたことを特徴とするシャ
ッタの巻き上げ装置。 - 【請求項2】 第2ホイルは、内周面を第1ホイルに接
着固定して、外周面を山形形状の凹凸にして第3ホイル
を支承することを特徴とする請求項1記載のシャッタの
巻き上げ装置。 - 【請求項3】 第2ホイルは、第1ホイルと第3ホイル
との内の同芯で同一面状に位置させ、第3ホイルの両面
を塞ぐプレートで覆うと共に、第1ホイルと第3ホイル
間に緩衝材を注入することを特徴とする緩衝材の介在方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10378233A JP2000186480A (ja) | 1998-12-22 | 1998-12-22 | シャッタの巻き上げ装置及び緩衝材の介在方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10378233A JP2000186480A (ja) | 1998-12-22 | 1998-12-22 | シャッタの巻き上げ装置及び緩衝材の介在方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000186480A true JP2000186480A (ja) | 2000-07-04 |
Family
ID=18509504
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10378233A Pending JP2000186480A (ja) | 1998-12-22 | 1998-12-22 | シャッタの巻き上げ装置及び緩衝材の介在方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000186480A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013174124A (ja) * | 2012-02-24 | 2013-09-05 | Schmitz Werke Gmbh & Co Kg | 振動減衰駆動装置を備えた日除け |
-
1998
- 1998-12-22 JP JP10378233A patent/JP2000186480A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013174124A (ja) * | 2012-02-24 | 2013-09-05 | Schmitz Werke Gmbh & Co Kg | 振動減衰駆動装置を備えた日除け |
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