JP2000185745A - 注出具付収納袋体 - Google Patents

注出具付収納袋体

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JP2000185745A
JP2000185745A JP10361532A JP36153298A JP2000185745A JP 2000185745 A JP2000185745 A JP 2000185745A JP 10361532 A JP10361532 A JP 10361532A JP 36153298 A JP36153298 A JP 36153298A JP 2000185745 A JP2000185745 A JP 2000185745A
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JP
Japan
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storage bag
clip plate
storing bag
spout
main body
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Pending
Application number
JP10361532A
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English (en)
Inventor
Hirobumi Iwamoto
博文 岩本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 輪ゴムや紐、粘着テープ、クリップなどを用
いることなく、内容物の使用後に袋体の部分をコンパク
トにまとめた状態で廃棄できる注出具付収納袋体を提供
する。 【解決手段】 本発明の注出具付収納袋体10は、ヒー
トシールして収納袋体11に取り付けられる注出具12
の側面部から収納袋体11の側面に沿って延設されるク
リップ板13を備え、内容物の使用後に収納袋体11を
注出具12に向かって畳み込み、クリップ板13の内側
に挟み込むことにより、収納袋体11を畳み込んだ状態
を保持する。クリップ板13は、注出具12の側面部に
取外し可能に装着固定することが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、注出具付収納袋体
に関し、特にコンパクトにまとめて廃棄できる注出具付
収納袋体に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】液体や
粉粒体を収容するスパウト等の注出具を備えた注出具付
収納袋体は、内容物の使用後に袋体の部分を折り畳んで
コンパクトにして廃棄しようとしても、そのまま放置す
ると、袋体が、内容物の充填前の形状に近い扁平な状態
にひろがってしまう。
【0003】袋体を折り畳んだままの状態で保持するに
は、輪ゴムや紐、粘着テープ、クリップなどを用いて止
めておく方法が採用されるが、身近にそのようなものが
無い場合には、袋体を扁平にひろげたまま廃棄してい
た。廃棄物を入れる容器や袋が小さい場合には、はみ出
すなどして扱いにくい場合があった。
【0004】本発明は、内容物の使用後に袋体の部分を
コンパクトにまとめた状態で廃棄できる注出具付収納袋
体を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の注出具付収納袋
体は、収納袋体に取り付けられる注出具の側面部から収
納袋体の側面に沿って延設されるクリップ板を備える。
クリップ板は、注出具に向かって畳み込んだ収納袋体を
部分的に挟み込んで、この畳み込んだ状態を保持するの
に十分な形状及び大きさを備え、また、収納袋体を挟み
込む前のクリップ板と収納袋体の側面との間の隙間は、
畳み込んだ後の収納袋体の厚さよりも小さい間隔とす
る。
【0006】上記記載における「畳み込む」とは、折り
畳むこと又は丸め込むことの双方を意味する。また、ク
リップ板は、注出具とともに一体として成形して予め設
けておくこともできるが、注出具とは別体のものとして
成形し、注出具に対して取外し可能に装着固定すること
もできる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施形態に係る
注出具付収納袋体10は、詰替え又は付け替え用の袋体
であって、図1及び図2に示すように、例えばヒートシ
ールして収納袋体11に取り付けられる注出具12の側
面部から収納袋体11の側面に沿って延設されるクリッ
プ板13を備える。そして、図4に示すように、内容物
の使用後に収納袋体11を注出具12に向かって畳み込
み、クリップ板13の内側に挟み込むことにより、畳み
込んだ状態を保持して、コンパクトにまとめることがで
きるものである。
【0008】収納袋体11は、プラスチックのフィルム
を多層にラミネートしてなる複数のシート部材の周縁部
を相互にヒートシールして、液体や粉粒体を収容する密
封空間を内部に形成したもので、巾15m,高さ25c
m程度の大きさを有し、その表面は滑らかなものとなっ
ている。
【0009】注出具12は、合成樹脂製の部材であっ
て、収納袋体11の上端部分にヒートシートにより取り
付けられる。この注出具12には、図3にも示すよう
に、ヒートシールする際に上方に突出するねじ部14が
袋体11内に入り込まないように、ねじ部14を収納袋
体11の上端開口部に止めておくための、菱形形状のフ
ランジ15が、ねじ部14の下端部に一体的に取り付け
られているとともに、フランジ15の下方部分が、収納
袋体11とのヒートシール部16となっている。なお、
ねじ部14には、収納袋体11の未使用時には、キャッ
プが螺合装着されて、注出具12の注出開口18が封止
される。
【0010】クリップ板13は、フランジ15の上面に
載置されるようにして接合一体化される支持リング17
に予め一体的に接合されて、注出具12の側面部から、
ヒートシール部16にシールされる収納袋体11の側面
に沿って下方に延設される。この矩形形状のクリップ板
13の表裏面の大きさは、例えば長さ15mm,巾7m
m程度であって、畳み込んだ収納袋体11を挟み込んで
保持するのに十分な大きさを備える。また、収納袋体1
1を挟み込む前のクリップ板13の内側面19とヒート
シール部16に位置する収納袋体11の側面との間に
は、2mm程度の隙間が保持され、この隙間は、畳み込
んだ状態の収納袋体11の厚さよりも小さい間隔に設計
されている。袋体11を挟み込んだ際に、袋体11が抜
け落ちる可能性を低くし、かつ、袋体を挟み込み易くす
るために、クリップ板13のバネ力は、畳み込んだ状態
の袋体11の厚さによって調整することもできる。
【0011】クリップ板13の内側面19には、鋸刃状
の小さな刻み目が加工形成されていて、表面が滑らかな
収納袋体11に対しても、挟み易く抜けにくなるように
なっている。なお、かかる刻み目は、クリップ板13を
成形する時の金型に刻み目を形成しておくことにより、
容易に設けることができる。
【0012】図5(a)及び(b)は、本発明の他の実
施形態を示すもので、この実施形態によれば、クリップ
板13は、支持リング17に予め一体的に接合されるも
のではなく、支持リング17に着脱可能に取り付けられ
て、注出具12の側面部に装着固定される。着脱可能に
取り付けるには、例えば支持リング17にクリップ板取
り付け用の孔21を設けるとともに、クリップ板13に
はこの孔21と係合する突起22を設け、この突起22
を孔21に差込み係合することにより、クリップ板13
が、充分なバネ力を備える状態で注出具12の側面部に
固定される。孔21は入口が狭く中が広いアンダーカッ
トの成形とし、一方クリップ板13の突起17は先端部
分が太くその後ろが孔21のアンダーカット部の寸法に
合うように形成することにより、クリップ板13の性能
を容易に確保できる。クリップ板13を着脱可能に取り
付ける方法としては、その他に、注出具12の所定の位
置に貫通穴を持つリブを立ててそこにクリップ板13の
先端部を挿し込んでも良いし、それぞれの嵌合部分を雌
雄ねじにして取り付けても良い。
【0013】クリップ板13を着脱可能に注出具12の
側面部に装着固定することにより、収納袋体11と注出
具12とをヒートシールする際に、クリップ板13を取
り外し邪魔にならないようにしてシール作業をすること
ができる。
【0014】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ことなく、例えば、クリップ板13は円板状やロッド状
のものを用いることができ、二重構造にしてバネ力を高
めたものを使用しても良い。また、本発明は、プラスチ
ックフィルムからなる収納袋体に限定されることなく、
注出具を備えたその他の収納袋体に対しても採用するこ
とができる。
【0015】
【発明の効果】本発明の注出具付収納袋体によれば、輪
ゴムや紐、粘着テープ、クリップなどを用いることな
く、内容物の使用後に袋体の部分をコンパクトにまとめ
た状態で容易に廃棄することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る注出具付収納袋体を
示す正面図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る注出具付収納袋体を
示す側面図である。
【図3】注出具の構成を説明する斜視図である。
【図4】収納袋体を折り畳んだ状態を示す側面図であ
る。
【図5】クリップ板を取外し可能に装着固定する構成を
説明する、(a)は断面図、(b)は側面図である。
【符号の説明】
10 注出具付収納袋体 11 収納袋体 12 注出具 13 クリップ板 16 ヒートシール部 17 支持リング 19 クリップ板の内側面 21 クリップ板取り付け用の孔 22 突起

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納袋体に取り付けられる注出具の側面
    部から収納袋体の側面に沿って延設されるクリップ板を
    備え、内容物の使用後に収納袋体を注出具に向かって畳
    み込み、クリップ板に挟み込むことにより、畳み込んだ
    状態を保持する注出具付収納袋体。
  2. 【請求項2】 上記クリップ板が、上記注出具の側面部
    に取外し可能に装着固定される請求項1記載の注出具付
    収納袋体。
JP10361532A 1998-12-18 1998-12-18 注出具付収納袋体 Pending JP2000185745A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10361532A JP2000185745A (ja) 1998-12-18 1998-12-18 注出具付収納袋体

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