JP2000185327A - ウレタン発泡材の一体成形方法 - Google Patents
ウレタン発泡材の一体成形方法Info
- Publication number
- JP2000185327A JP2000185327A JP10364122A JP36412298A JP2000185327A JP 2000185327 A JP2000185327 A JP 2000185327A JP 10364122 A JP10364122 A JP 10364122A JP 36412298 A JP36412298 A JP 36412298A JP 2000185327 A JP2000185327 A JP 2000185327A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- skin
- powder
- urethane foam
- mold
- molding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Abstract
ウダスラッシュ成形により溶融成形された相手方の表皮
に対するプライマ塗布を必要としないウレタン発泡材の
一体成形方法を提供する。 【解決手段】 加熱金型1及びパウダボックス2を有す
るパウダスラッシュ成形型により表皮用粉末状樹脂材4
aで表皮4を成形する。冷却前の加熱金型1と、発泡ウ
レタン6に対するアンカ用粉末材5aが収納されたパウ
ダボックス2aとのパウダスラッシュ成形型の回転によ
り、加熱状態の表皮4の表面にアンカ用粉末材5aを付
着させる。加熱金型1から冷却脱型した表皮4を発泡成
形型7にセットして、ウレタン発泡材6aを一体に発泡
成形させる。
Description
成形により溶融成形された表皮にウレタン発泡材を一体
に発泡成形するためのウレタン発泡材の一体成形方法に
関するものである。
レフィン系の熱可塑性エラストマ製の表皮へウレタン発
泡材を一体成形する場合、パウダスラッシュ成形により
成形した表皮を冷却後に加熱金型から脱型させ、ブース
でプライマスプレイ塗布を行った後に乾燥炉で乾燥さ
せ、発泡成形用の金型へセットしてウレタン発泡材を一
体に発泡成形させている。
体発泡成形に際して双方の材料間に接着性が無い場合、
その接着性を確保するためにプライマ塗布の設備及びそ
の作業を必要としている。
ン発泡材との一体発泡成形に際してパウダスラッシュ成
形により溶融成形された相手方の表皮に対するプライマ
塗布を必要としないウレタン発泡材の一体成形方法を提
供することを目的とする。
成するために、請求項1により、パウダスラッシュ成形
により成形された表皮にウレタン発泡材を一体に発泡成
形するためのウレタン発泡材の一体成形方法において、
加熱金型及びパウダボックスを有するパウダスラッシュ
成形型により表皮用粉末状樹脂材で表皮を成形し、冷却
前の加熱金型と、発泡ウレタンに対するアンカ用粉末材
が収納されたパウダボックスとのパウダスラッシュ成形
型の回転により、加熱状態の表皮の表面にアンカ用粉末
材を付着させ、加熱金型から冷却脱型した表皮をウレタ
ン発泡型にセットして、ウレタン発泡材を一体に発泡成
形させることを特徴とする。
子層を形成することにより、プライマ塗布に代えて、表
皮表面に発泡ウレタンに対するアンカ作用が生じる。
一例によるウレタン発泡材の一体成形方法を説明する。
ウレタン発泡成形の相手方となる表皮4は、加熱金型1
とパウダボックス2とが閉鎖状態に組み付けられてパウ
ダスラッシュ成形型の回転で成形される。パウダスラッ
シュ成形に際して、加熱金型1は加熱炉9で加熱され、
パウダボックス2にはオレフィン系の熱可塑性エラスト
マの粉末状樹脂材4aが充填される。これらの組み付け
状態での回転により、粉末状樹脂材4aが加熱金型1の
表面に溶着して表皮4を成形し、加熱金型1の反転位置
で、余分な粉末状樹脂材4aがパウダボックス2に落と
される。
ている状態で、粉末状樹脂材4aと同一材質で粒径が相
対的に大きな500μm程度のオレフィン系の例えばポ
リプロピレン、ポリエチレン等の発泡ウレタンに対する
アンカ用粉末材5aが充填されている別のパウダボック
ス2aをパウダボックス2と交換して、パウダスラッシ
ュ成形と同様な方法で再度回転を行わせる。
に、アンカ用粉末材5aが相溶部を介して付着する。し
たがって、表皮4の裏面に、アンカ用粉末材5aの粒子
形状に基づく引掛け作用によりアンカ作用を呈する非溶
融の粒子層5が形成される。
ウレタン発泡型7にセットし、ウレタン発泡材6aを発
泡させて表皮4と一体に発泡ウレタン6を発泡成形さ
せ、脱型することにより軟質の化粧板8が一体成形品と
して製作される。その際、粒子層5の作用を呈するアン
カ作用に基づいて発泡ウレタン6に対する係留され、接
着剤の塗装を不要にする。
脂、セラミック、金属、ガラス等を用いて、加熱金型1
内で表皮4が余熱により溶融している状態で植込により
付着させることも考えられる。表皮はオレフィン系以外
の熱可塑性エラストマであっても本発明を適応可能であ
る。
する粉末材と表皮とのダブルパウダスラッシュ成形によ
り、ウレタン発泡成形に際して表皮に対するプライマ塗
布を廃止しても発泡ウレタンの接着力を高めることがで
き、したがってプライマ塗布用の設備が不要となり、こ
れに起因する作業環境の改善も図られる。
体成形方法の成形工程を説明する図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 パウダスラッシュ成形により成形された
表皮にウレタン発泡材を一体に発泡成形するためのウレ
タン発泡材の一体成形方法において、 加熱金型及びパウダボックスを有するパウダスラッシュ
成形型により表皮用粉末状樹脂材で表皮を成形し、 冷却前の前記加熱金型と、発泡ウレタンに対するアンカ
用粉末材が収納されたパウダボックスとのパウダスラッ
シュ成形型の回転により、加熱状態の前記表皮の表面に
前記アンカ用粉末材を付着させ、 前記加熱金型から冷却脱型した前記表皮をウレタン発泡
型にセットして、ウレタン発泡材を一体に発泡成形させ
ることを特徴とするウレタン発泡材の一体成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10364122A JP2000185327A (ja) | 1998-12-22 | 1998-12-22 | ウレタン発泡材の一体成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10364122A JP2000185327A (ja) | 1998-12-22 | 1998-12-22 | ウレタン発泡材の一体成形方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000185327A true JP2000185327A (ja) | 2000-07-04 |
Family
ID=18481029
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10364122A Pending JP2000185327A (ja) | 1998-12-22 | 1998-12-22 | ウレタン発泡材の一体成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000185327A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012070918A3 (ko) * | 2010-11-26 | 2012-09-27 | (주)엘지하우시스 | 압출-사출-발포 연속성형 공법을 이용한 언더커버의 제조방법 |
-
1998
- 1998-12-22 JP JP10364122A patent/JP2000185327A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012070918A3 (ko) * | 2010-11-26 | 2012-09-27 | (주)엘지하우시스 | 압출-사출-발포 연속성형 공법을 이용한 언더커버의 제조방법 |
KR101209795B1 (ko) | 2010-11-26 | 2012-12-10 | 현대자동차주식회사 | 압출-사출-발포 연속성형 공법을 이용한 언더커버의 제조방법 |
US9315217B2 (en) | 2010-11-26 | 2016-04-19 | Lg Hausys, Ltd. | Production method for a splash shield using a continuous extrusion-injection-foaming moulding process |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4434957B2 (ja) | 熱可塑性発泡体の層を有する部品の回転成形方法 | |
CA2337454C (en) | Rotational molding process | |
JP2000185327A (ja) | ウレタン発泡材の一体成形方法 | |
JPH0355219A (ja) | 多色表皮材の製造方法 | |
CN106514935B (zh) | 用于密封接缝的方法 | |
JP2547150B2 (ja) | プラスチックフォーム材相互の接合方法 | |
JPH0393526A (ja) | ポリウレタンフォーム複合体の製造方法 | |
US6632525B1 (en) | Material and method for manufacturing plastic parts | |
US20080119587A1 (en) | Method of forming resin-based article and article formed therefrom | |
JPS62103112A (ja) | 発泡成形体の製造方法 | |
JP3258355B2 (ja) | 車両用内装材の製造方法 | |
JP2005022374A (ja) | 凹凸模様を形成する発泡インモールドラベル付成形体 | |
JPH09207257A (ja) | 樹脂のコーティング法 | |
JPS644314A (en) | Manufacture of foam molded product | |
JPH05200893A (ja) | 表皮一体成形品 | |
JPH10629A (ja) | 合成樹脂成形品における塗膜形成方法とその方法によ る塗膜を具える合成樹脂成形品 | |
JP2000015654A (ja) | 表皮及びその製造方法 | |
JPH106895A (ja) | 表 皮 | |
JPH02310015A (ja) | 二層表皮合成樹脂製品の製造方法 | |
JPH02130112A (ja) | 異色表皮の製造方法 | |
JPH02190314A (ja) | 合成樹脂表皮体の製造方法 | |
JPS63307912A (ja) | 発泡成形品の製造方法 | |
US20150343675A1 (en) | Direct lamination in automotive thermoplastic powder slush casting process | |
JPH071600A (ja) | ポリオレフィン樹脂複合成形体の製造方法 | |
JPH02274512A (ja) | パウダースラッシュ成形品及びその成形法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041130 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041207 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050204 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050405 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050906 |