JP2000184232A - 直流再生回路 - Google Patents

直流再生回路

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JP2000184232A
JP2000184232A JP10353660A JP35366098A JP2000184232A JP 2000184232 A JP2000184232 A JP 2000184232A JP 10353660 A JP10353660 A JP 10353660A JP 35366098 A JP35366098 A JP 35366098A JP 2000184232 A JP2000184232 A JP 2000184232A
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JP
Japan
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signal
sync
input
synchronization
green
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JP10353660A
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English (en)
Inventor
Tomoji Kondo
友二 近藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスプレイ装置において、SOG信号入力
時のペデスタルレベルの直流再生精度を向上することが
できる直流再生回路を提供する。 【解決手段】 SOG信号aから同期分離部7で同期分
離した同期信号eを、遅延部8で遅延時間τだけ遅延さ
せ、この遅延同期信号fの後縁をトリガにして単安定マ
ルチバイブレータ9でクランプパルスgを発生させ、こ
の同期信号eに対して遅延時間τだけ位相シフトしたク
ランプパルスgを使って、同期信号部分が飽和したドラ
イブ出力dを直流再生部5でクランプして、CRT6に
入力する直流再生出力hを得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスプレイ装置
においてCRTに入力される映像信号のペデスタルレベ
ルを一定にするために設けられた直流再生回路に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、ディスプレイ装置において、
CRTに入力される映像信号のペデスタルレベルが直流
成分をカットされた映像信号のレベルにより変動しない
ように、強制的にペデスタルレベルを一定にするための
直流再生回路が設けられ、その直流再生回路として、例
えば「NHKカラーテレビ教科書[上]、日本放送協
会」に記載されたものがよく知られている。
【0003】以下、図面を参照しながら、上述した従来
の直流再生回路の一例について説明する。図3は従来の
直流再生回路の構成を示すブロック図であり、図4は図
3のブロック図に対応した各部の信号波形図である。図
3において、1は映像信号に含まれるシンクオングリー
ン信号(SOG信号)の入力端子で、SOG信号aが入
力される。2はプリアンプで、SOG信号aを増幅す
る。3はアクティブロード方式のドライブアンプで、プ
リアンプ2で増幅されたSOG信号bを更に反転増幅す
る。4はコンデンサで、ドライブアンプ3の出力(反転
SOG信号)cの直流成分をカットする。7は同期分離
部で、SOG信号aから同期信号eを分離する。9は単
安定マルチバイブレータで、同期信号eの後縁をトリガ
にしてパルス(クランプパルス)gを出力する。5は直
流再生部で、コンデンサ4により直流成分をカットされ
たドライブ出力dに対して、クランプパルスgでバック
ポーチクランプし、直流成分の再生された直流再生出力
hを出力する。6はCRTで、直流再生出力hが入力さ
れ、その信号に基づく映像を画面に表示する。
【0004】このようにして、入力端子1から入力され
たSOG信号aは、SOG信号aから分離された同期信
号eの後縁をトリガにして作られたクランプパルスgに
よって、直流再生部5でバックポーチがクランプされ、
ペデスタルレベルが直流再生される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来の直流再生回路では、クランプパルスgは、同
期信号eの後縁をトリガにして作られるので、同期信号
eの後縁からの遅延時間は極めて小さい。一方、ドライ
ブアンプ出力cには同期信号eが重畳されているため
に、その同期信号eに対応する振幅部分がアクティブロ
ード方式のドライブアンプ3におけるダイナミックレン
ジの範囲外になり、ドライブアンプ出力cに重畳されて
いる同期信号eに対応する部分が飽和し、その同期信号
eの後縁が遅延して、バックポーチ部分まで入り込んで
くる。
【0006】従って、上記のような同期信号eの後縁か
らの遅延時間が極めて小さいクランプパルスgは、ドラ
イブアンプ出力cに重畳されている同期信号eの後縁の
遅延部分をクランプしてしまい、その重畳同期信号によ
る遅延部分が原因となって、直流再生出力hは、その直
流再生レベルに誤差を含んでしまうという問題点を有し
ていた。
【0007】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、直流再生出力のレベル誤差をなくすことができ、
入力信号形式に依存することなく直流再生出力を安定化
することができる直流再生回路を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明の直流再生回路は、同期分離部と単安定マル
チバイブレータの間に遅延部を備え、入力されたシンク
オングリーン信号に対して直流再生部で直流再生する際
に、そのシンクオングリーン信号に重畳されている同期
信号部分がアクティブロード方式のドライブアンプで飽
和して後縁が遅延した場合でも、上記シンクオングリー
ン信号から分離し遅延させた同期信号を用いることによ
り、その同期信号の後縁がドライブアンプ出力の同期信
号遅延領域を避けてペデスタルレベルの安定した位置と
なり、その位置での同期信号の後縁に対応して生成した
クランプパルスによりシンクオングリーン信号における
バックポーチをクランプして、バックポーチの安定部分
を使って直流再生部で直流再生することを特徴とする。
【0009】以上により、直流再生出力のレベル誤差を
なくすことができ、入力信号形式に依存することなく直
流再生出力を安定化することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の直流再
生回路は、ディスプレイ装置において、CRTに入力さ
れる映像信号のペデスタルレベルが直流成分をカットさ
れた映像信号のレベルにより変動しないように、強制的
に前記ペデスタルレベルを一定にするための直流再生回
路であって、その入力信号として前記映像信号に含まれ
るシンクオングリーン信号が入力された際に、前記シン
クオングリーン信号から分離した同期信号に基づいて生
成されるクランプパルスの位相を遅延させる構成とす
る。
【0011】請求項2に記載の直流再生回路は、請求項
1記載の入力信号として入力されたシンクオングリーン
信号を増幅して出力するプリアンプと、前記プリアンプ
からの出力信号をさらに反転増幅して出力するアクティ
ブロード方式のドライブアンプと、前記ドライブアンプ
からの出力信号の直流成分をカットするコンデンサと、
前記シンクオングリーン信号から同期信号を分離する同
期分離部と、前記同期分離部からの同期信号を遅延させ
る遅延部と、前記遅延部からの出力信号である遅延同期
信号の後縁をトリガにしてパルスを出力する単安定マル
チバイブレータと、前記コンデンサにより直流成分がカ
ットされた反転シンクオングリーン信号に対して、前記
単安定マルチバイブレータからのパルス信号をクランプ
パルスとしてその信号に基づくタイミングで直流成分を
再生する直流再生部とを備えた構成とする。
【0012】以上の構成によると、入力されたシンクオ
ングリーン信号に対して直流再生部で直流再生する際
に、そのシンクオングリーン信号に重畳されている同期
信号部分がアクティブロード方式のドライブアンプで飽
和して後縁が遅延した場合でも、上記シンクオングリー
ン信号から分離し遅延させた同期信号を用いることによ
り、その同期信号の後縁がドライブアンプ出力の同期信
号遅延領域を避けてペデスタルレベルの安定した位置と
なり、その位置での同期信号の後縁に対応して生成した
クランプパルスによりシンクオングリーン信号における
バックポーチをクランプして、バックポーチの安定部分
を使って直流再生部で直流再生する。
【0013】以下、本発明の実施の形態を示す直流再生
回路について、図面を参照しながら具体的に説明する。
図1は本実施の形態の直流再生回路の構成を示すブロッ
ク図である。図1において、1はシンクオングリーン信
号(SOG信号)入力端子、2はプリアンプ、3はドラ
イブアンプ、4はコンデンサ、5は直流再生部、6はC
RT、7は同期分離部、9は単安定マルチバイブレータ
で、以上は図3の構成と同様なものであり、ここでの詳
しい説明は省略する。図3の構成と異なるのは、遅延部
8を同期分離部7と単安定マルチバイブレータ9との間
に介装する構成とした点である。
【0014】以上のように構成された直流再生回路につ
いて、その動作を以下に説明する。図2は図1のブロッ
ク図に対応した各部の信号波形図である。まず、入力さ
れたSOG信号aは同期分離部7で同期信号eが分離さ
れる。同期信号eは遅延部8で遅延時間τだけ遅延され
遅延同期信号fとなる。この遅延同期信号fの同期信号
eに対する遅延時間τは、アクティブロード方式である
ドライブアンプ3のドライブアンプ出力cの同期信号部
分の飽和による後縁の遅延時間より大きく設定する。な
お、遅延時間τの設定は、アナログ的にCR構成として
それらの組合わせにより得られる時定数を遅延時間τに
対応させて可変して用いても良いし、デジタル的にレジ
スタを用いそれらの設定状態を遅延時間τに対応させて
可変可能に構成して、それらの設定状態から得られる時
間を用いても良い。
【0015】上記の遅延同期信号fの後縁(矢印とした
部分)をトリガにして、単安定マルチバイブレータ9
で、クランプパルスgが作られる。このクランプパルス
gを使って、直流再生部5でコンデンサ4によって直流
成分がカットされたドライブ出力dをバックポーチクラ
ンプし直流再生出力hを得る。クランプパルスgの位相
は、遅延時間τによってドライブアンプ出力cのペデス
タルレベルが安定した時間領域まで遅れる方向にシフト
されているので、正しいペデスタルレベルをバックポー
チクランプすることができ、直流再生レベルに誤差のな
い直流再生出力hを得ることができる。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、入力され
たシンクオングリーン信号に対して直流再生部で直流再
生する際に、そのシンクオングリーン信号に重畳されて
いる同期信号部分がアクティブロード方式のドライブア
ンプで飽和して後縁が遅延した場合でも、上記シンクオ
ングリーン信号から分離し遅延させた同期信号を用いる
ことにより、その同期信号の後縁がドライブアンプ出力
の同期信号遅延領域を避けてペデスタルレベルの安定し
た位置となり、その位置での同期信号の後縁に対応して
生成したクランプパルスによりシンクオングリーン信号
におけるバックポーチをクランプして、バックポーチの
安定部分を使って直流再生部で直流再生することができ
る。
【0017】そのため、直流再生出力のレベル誤差をな
くすことができ、入力信号形式に依存することなく直流
再生出力を安定化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の直流再生回路の構成を示
すブロック図
【図2】同実施の形態の直流再生回路における各部の信
号波形図
【図3】従来の直流再生回路の構成を示すブロック図
【図4】同従来例の直流再生回路における各部の信号波
形図
【符号の説明】
1 SOG信号入力端子 2 プリアンプ 3 ドライブアンプ 4 コンデンサ 5 直流再生部 6 CRT 7 同期分離部 8 遅延部 9 単安定マルチバイブレータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスプレイ装置において、CRTに入
    力される映像信号のペデスタルレベルが直流成分をカッ
    トされた映像信号のレベルにより変動しないように、強
    制的に前記ペデスタルレベルを一定にするための直流再
    生回路であって、その入力信号として前記映像信号に含
    まれるシンクオングリーン信号が入力された際に、前記
    シンクオングリーン信号から分離した同期信号に基づい
    て生成されるクランプパルスの位相を遅延させることを
    特徴とする直流再生回路。
  2. 【請求項2】 入力信号として入力されたシンクオング
    リーン信号を増幅して出力するプリアンプと、前記プリ
    アンプからの出力信号をさらに反転増幅して出力するア
    クティブロード方式のドライブアンプと、前記ドライブ
    アンプからの出力信号の直流成分をカットするコンデン
    サと、前記シンクオングリーン信号から同期信号を分離
    する同期分離部と、前記同期分離部からの同期信号を遅
    延させる遅延部と、前記遅延部からの出力信号である遅
    延同期信号の後縁をトリガにしてパルスを出力する単安
    定マルチバイブレータと、前記コンデンサにより直流成
    分がカットされた反転シンクオングリーン信号に対し
    て、前記単安定マルチバイブレータからのパルス信号を
    クランプパルスとしてその信号に基づくタイミングで直
    流成分を再生する直流再生部とを備えた請求項1記載の
    直流再生回路。
JP10353660A 1998-12-14 1998-12-14 直流再生回路 Pending JP2000184232A (ja)

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