JP2000184115A - 画像読取装置及び画像形成装置に適用される診断方法 - Google Patents

画像読取装置及び画像形成装置に適用される診断方法

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JP2000184115A
JP2000184115A JP10356019A JP35601998A JP2000184115A JP 2000184115 A JP2000184115 A JP 2000184115A JP 10356019 A JP10356019 A JP 10356019A JP 35601998 A JP35601998 A JP 35601998A JP 2000184115 A JP2000184115 A JP 2000184115A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コストアップすることなく、簡素化したシステ
ムで、常に安定した画質を提供できる画像読取装置及び
画像形成装置に適用される診断方法を提供することを目
的とする。 【解決手段】メモリに予め記憶されている基準画像デー
タaに基づいて、プリンタ部6により第1出力画像eを
形成し、この第1出力画像eをスキャナ部4により読み
取って第2画像データfをメモリに記憶し、この第2画
像データfと基準画像データaとを比較することによ
り、複写装置1全体に含まれる種々のずれ量を算出す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光学的に原稿画
像を読み取る画像読取装置、及び画像データに基づいて
画像を形成する画像形成装置に適用される診断方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置、すなわちディジタル複写
装置は、原稿画像を光学的に読み取って画像データを作
成するスキャナ部、及びスキャナ部で作成された画像デ
ータに基づいて用紙上に画像を形成するプリンタ部を備
えている。このようなディジタル複写装置において、複
写機能の他に、ファックス機能や、プリンタ機能を有す
る、いわゆる複合機では、スキャナ部単体の読み取り性
能、プリンタ部単体のプリント性能、及び装置全体の画
像形成性能は、各機能の画質を左右する。このため、ス
キャナ部及びプリンタ部の各性能を診断する必要があ
る。
【0003】特開平10−210206号によれば、ス
キャナ部により、予め作成された基準フィルムを読み取
った画像データ、及び、プリンタ部により、予め作成さ
れた基準画像データに基づいて形成された画像の画像デ
ータを、通信回線を介して外部装置に送り、この外部装
置において、各部の各性能を診断する遠隔診断方法が開
示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
診断方法では、各部の性能を診断するための装置は、画
像形成装置本体内に備えられておらず、画像形成装置と
は別に通信回線を介して接続された外部装置を用意する
必要がある。このため、外部に診断用の画像メモリや演
算部が必要となり、通信回線を介して送信された画像デ
ータに基づいて、各部の性能を診断しようとすると、外
部装置が大掛かりになる。
【0005】また、このような診断方法では、スキャナ
部、または、プリンタ部それぞれ単体で各性能を診断す
ることは可能であるが、画像形成装置全体での診断は不
可能である。
【0006】さらに、このような診断方法では、プリン
タ部の性能を診断する際、プリンタ部で形成された画像
を画像データ化するためには、新たに濃度計を用意する
必要がある。
【0007】このように、上述したような従来の診断方
法は、画像形成装置の各部を診断するために、画像形成
装置本体とは別個に診断用の外部装置を必要としてい
る。このため、市場に出回った後の画像形成装置を診断
しようとすると、サービスマンが外部装置を持ち歩く必
要があるとともに、新たな設備を必要とする分、コスト
が増大するおそれがある。また、サービスマンなどの主
観に頼って診断しようとすると、常に安定した画質を望
むことができないといった問題が発生する。
【0008】この発明の目的は、上述した問題点に鑑み
なされたものであって、コストアップすることなく、簡
素化したシステムで、常に安定した画質を提供できる画
像読取装置及び画像形成装置に適用される診断方法を提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、請求項1によれば、原稿画像を読み取
る読取手段と、所定の画像パターンに対応した基準デー
タを記憶する記憶手段と、を備えた画像読取装置におい
て、前記読取手段により、所定の画像パターンを読み取
って画像データに変換し、変換された前記画像データ
と、前記記憶手段に記憶された基準データとを比較し
て、前記読取手段の構成部品の変位に起因する第1画像
読取特性と、前記画像データに変換する際の制御パラメ
ータの変位に起因する第2画像読取特性とを診断するこ
とを特徴とする画像読取装置に適用される診断方法が提
供される。
【0010】請求項2によれば、原稿画像を読み取る読
取手段と、所定の画像パターンに対応した基準データを
記憶する記憶手段と、を備えた画像読取装置において、
前記読取手段により、所定の画像パターンを読み取って
画像データに変換し、変換された前記画像データと、前
記記憶手段に記憶された基準データとを比較して、前記
読取手段の構成部品の変位に起因する第1画像読取特性
と、前記画像データに変換する際の制御パラメータの変
位に起因する第2画像読取特性とを診断し、前記診断結
果のうち、少なくとも前記第1画像読取特性に関する診
断結果を報知し、前記診断結果のうちの前記第2画像読
取特性に基づいて、前記基準データに対応した画像デー
タが得られるように、前記制御パラメータを調整するこ
とを特徴とする画像読取装置に適用される診断方法が提
供される。
【0011】請求項3によれば、原稿画像を読み取る読
取手段と、画像データに基づいて用紙上に画像を形成す
る画像形成手段と、所定の画像パターンに対応した基準
データを記憶する記憶手段と、を備えた画像形成装置に
おいて、前記画像形成手段により、前記基準データに基
づいて用紙上に画像を形成し、前記読取手段により、用
紙上に形成された画像を読み取って画像データに変換
し、変換された前記画像データと、前記記憶手段に記憶
された基準データとを比較して、前記画像形成手段の構
成部品の変位に起因する第1画像形成特性と、用紙上に
画像を形成する際の制御パラメータの変位に起因する第
2画像形成特性とを診断することを特徴とする画像形成
装置に適用される診断方法が提供される。
【0012】請求項4によれば、原稿画像を読み取る読
取手段と、画像データに基づいて用紙上に画像を形成す
る画像形成手段と、所定の画像パターンに対応した基準
データを記憶する記憶手段と、を備えた画像形成装置に
おいて、前記画像形成手段により、前記基準データに基
づいて用紙上に画像を形成し、前記読取手段により、用
紙上に形成された画像を読み取って画像データに変換
し、変換された前記画像データと、前記記憶手段に記憶
された基準データとを比較して、前記画像形成手段の構
成部品の変位に起因する第1画像形成特性と、用紙上に
画像を形成する際の制御パラメータの変位に起因する第
2画像形成特性とを診断し、前記診断結果のうち、少な
くとも前記第1画像形成特性に関する診断結果を報知
し、前記診断結果のうちの前記第2画像形成特性に基づ
いて、前記基準データに対応した画像を用紙上に形成す
るように、前記制御パラメータを調整することを特徴と
する画像形成装置に適用される診断方法が提供される。
【0013】請求項5によれば、原稿画像を読み取る読
取手段と、画像データに基づいて用紙上に画像を形成す
る画像形成手段と、所定の画像パターンに対応した基準
データを記憶する記憶手段と、を備えた画像形成装置に
おいて、前記読取手段により、所定の画像パターンを読
み取って第1画像データに変換し、変換された前記第1
画像データと、前記記憶手段に記憶された基準データと
を比較して、前記読取手段の構成部品の変位に起因する
第1画像読取特性と、前記画像データに変換する際の制
御パラメータの変位に起因する第2画像読取特性とを診
断し、前記画像形成手段により、前記基準データに基づ
いて用紙上に画像を形成し、前記読取手段により、用紙
上に形成された画像を読み取って第2画像データに変換
し、前記読取手段の第1及び第2の画像読取特性に基づ
いて、変換された前記第2画像データと、前記記憶手段
に記憶された基準データとを比較して、前記画像形成手
段の構成部品の変位に起因する第1画像形成特性と、用
紙上に画像を形成する際の制御パラメータの変位に起因
する第2画像形成特性とを診断することを特徴とする画
像形成装置に適用される診断方法が提供される。
【0014】請求項6によれば、原稿画像を読み取る読
取手段と、画像データに基づいて用紙上に画像を形成す
る画像形成手段と、所定の画像パターンに対応した基準
データを記憶する記憶手段と、を備えた画像形成装置に
おいて、前記読取手段により、所定の画像パターンを読
み取って第1画像データに変換し、変換された前記第1
画像データと、前記記憶手段に記憶された基準データと
を比較して、前記読取手段の構成部品の変位に起因する
第1画像読取特性と、前記画像データに変換する際の制
御パラメータの変位に起因する第2画像読取特性とを診
断し、前記画像形成手段により、前記基準データに基づ
いて用紙上に画像を形成し、前記読取手段により、用紙
上に形成された画像を読み取って第2画像データに変換
し、前記読取手段の第1及び第2の画像読取特性に基づ
いて、変換された前記第2画像データと、前記記憶手段
に記憶された基準データとを比較して、前記画像形成手
段の構成部品の変位に起因する第1画像形成特性と、用
紙上に画像を形成する際の制御パラメータの変位に起因
する第2画像形成特性とを診断し、前記診断結果のう
ち、少なくとも前記第1画像形成特性に関する診断結果
を報知し、前記診断結果のうちの前記第2画像形成特性
に基づいて、前記基準データに対応した画像を用紙上に
形成するように、前記制御パラメータを調整することを
特徴とする画像形成装置に適用される診断方法が提供さ
れる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の画像読取装置及
び画像形成装置に適用される診断方法の一実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。
【0016】図1には、この発明の画像読取装置及び画
像形成装置の一例としてのディジタル複写装置の断面、
及びこの複写装置を制御する制御系が概略的に示されて
いる。
【0017】図1に示すように、画像形成装置すなわち
ディジタル複写装置は、読取手段として機能するスキャ
ナ部4と、画像形成手段として機能するプリンタ部6と
を有している。
【0018】スキャナ部4は、装置本体の上面に配設さ
れ、原稿Dが載置される透明なガラスからなる原稿テー
ブル11を有している。原稿テーブル11の下方には、
原稿テーブル11に載置された原稿Dを照明する露光ラ
ンプ13、及び原稿Dからの反射光を所定の方向に折曲
げる第1ミラー15などを含む図示しない第一キャリッ
ジが配置されている。原稿テーブル11の側方であっ
て、第1ミラー15により反射された反射光が案内され
る方向には、第1ミラー15により案内される原稿Dか
らの反射光を順に折曲げる第2ミラー20、及び第3ミ
ラー21が互いに直角に配置された図示しない第2キャ
リッジが配設されている。第2のキャリッジは、第1キ
ャリッジを駆動する歯付きベルトなどにより第1キャリ
ッジに従動されるとともに、第1キャリッジに比較して
1/2の速度で原稿テーブル11に沿って平行に移動さ
れる。
【0019】第1キャリッジの下方であって、第2キャ
リッジを介して折返された光の光軸を含む面内には、図
示しない駆動機構を介して移動可能に形成され、第2キ
ャリッジからの反射光に集束性を与えるとともに、自身
が移動することにより反射光を所定の倍率で結像させる
結像レンズ22、及び、結像レンズ22の結像面の主走
査方向に一列に配置され、結像された光の光量に対応し
た電気信号を生成するCCDラインセンサ23が配置さ
れている。
【0020】プリンタ部6は、装置本体のほぼ中央に回
転自在に位置された感光体ドラム30と、感光体ドラム
30表面を所定の電荷に帯電させる帯電チャージャ31
と、画像データに基づいて強度変調されたレーザ光を出
射する半導体レーザを備え、帯電された感光体ドラム3
0の表面に静電潜像を形成する露光装置41と、感光体
ドラム30の表面上に形成された静電潜像にトナーを供
給して所望の画像濃度で現像する現像装置32と、用紙
カセットから給紙された用紙に感光体ドラム30に形成
されたトナー像を転写するとともにトナー像が転写され
た用紙を感光体ドラム30から分離させるための転写・
剥離チャージャ33と、感光体ドラム30の表面からコ
ピー用紙Pを剥離する剥離爪34と、感光体ドラム30
の表面に残留したトナーを清掃する清掃装置35と、感
光体ドラム30の表面に残った電位を除電する除電器3
6とを備えている。
【0021】トナー像が転写された用紙を搬送する搬送
路51の進行方向には、用紙を搬送する搬送ベルト52
が組み込まれている。搬送ベルト52により用紙Pが搬
送される方向には、ローラ表面が互いに圧接されたヒー
トローラ対を含み、トナー像が転写された用紙を加熱す
ることでトナー像を溶融させつつトナー像と用紙とを加
圧して用紙にトナー像を定着させる定着装置53が設け
られている。
【0022】搬送路51の感光体ドラム30の近傍・上
流側には、搬送路51を案内された用紙の傾きを補正す
るとともに、感光体ドラム30上のトナー像の先端と用
紙の先端とを整合させ、感光体ドラム外周面の移動速度
と同じ速度で用紙を転写部へ給紙するタイミングローラ
対58が配設されている。また、タイミングローラ対5
8の手前側には、用紙の到達を検出するタイミング検知
センサ59が設けられている。
【0023】また、原稿テーブル11の近傍には、複写
装置に対して種々の情報を入力するとともに、入力され
た情報及び複写装置の動作状態などを表示する表示部を
備えた操作パネル300が配置されている。
【0024】また、この複写装置は、制御手段として機
能するCPU77と、このCPU77に接続され、装置
本体を動作させるためのプログラム、CCDラインセン
サ23によって生成された画像信号すなわち原稿画像に
対応した画像データ、後述する診断モードにおいて基準
となる所定の画像パターンすなわちチャートに対応した
基準画像データ、及び操作パネル300等を介して入力
されたデータなどが一時的に記憶される記憶手段として
機能するメモリ78と、CCDラインセンサ23によっ
て生成された画像データに所定の画像処理を施す画像処
理部79と、画像データに基づいて、露光装置41の半
導体レーザの駆動を制御するレーザ駆動回路80とを有
している。
【0025】CPU77には、露光ランプ13を点灯す
るランプ点灯回路81、第1及び第2キャリッジを移動
させるパルスモータ、感光体ドラム30および現像器3
2を回転させる主モータ、及び、搬送ベルト52を駆動
する小型モータなどの各種モータを、それぞれ、所定の
速度で回転させるためのモータ駆動回路82、帯電チャ
ージャ31および転写・剥離チャージャ33に所定の電
圧を提供する高電圧発生回路83、剥離爪34、清掃器
35およびタイミングローラ対58などに利用されるソ
レノイドなどをオン/オフするメカニカルコントローラ
84、タイミング検知センサ59や複数のセンサからの
オン/オフ信号が入力される入力回路85、定着装置5
3の定着温度を制御する温度制御回路86、操作パネル
300などの入力装置とCPU77との接続するインタ
フェース87、及び、通信回線やモデムを介して外部装
置との間でデータを送受信する外部コントローラ88な
どが接続されている。
【0026】次に、このディジタル複写装置に適用され
る診断方法について説明する。
【0027】この診断方法は、スキャナ部4単体、プリ
ンタ部6単体、及び装置全体のそれぞれに適用すること
が可能である。この診断方法を実行する診断モードは、
ユーザ、またはサービスマンによって選択可能であり、
いずれかの診断モードが選択されると、診断専用の所定
の画像パターンすなわちチャート、またはこのチャート
に対応した基準画像データを利用して、各部の診断が実
行される。
【0028】ここで、診断専用に利用されるチャート
は、例えば、図2に示すような画像パターン、すなわち
調整用マーク12を有している。
【0029】すなわち、この調整用マーク12は、主走
査方向をX軸、副走査方向をZ軸、紙面の法線方向をY
軸とすると、主走査方向に垂直な線分12a、および主
走査方向に対して所定の角度で交差する、互いに平行な
2本1組の線分12b、12cを有している。
【0030】線分12aの一方の端部は、線分12bに
対して鋭角をなすように線分12bの端部と一致すると
ともに、線分12aの他方の端部は、線分12cに対し
て鋭角をなすように線分12cの端部と一致する。線分
12aと線分12bおよび線分12cとのなす角(傾き
角)は、検出感度に応じて設定され、ここでは、例え
ば、45°に設定されている。
【0031】スキャナ部4により、主走査方向に平行な
方向に線分12aの中点を通過するような走査ラインで
読み取った際、走査ラインと各線分12a〜12cとの
交点13a〜13cの間隔が等しく検出されるように設
定されている。すなわち、交点13aと交点13bとの
間隔は、交点13aと交点13cとの間隔に等しい。
【0032】ここで、診断専用に利用されるチャート1
8は、図3に示すように、4つの調整用マーク(第1マ
ーク、第2マーク、第3マーク、第4マーク)19〜2
2を有している。各調整用マークにおいて、第1マーク
19の線分19aと19bとが接する点C1、第2マー
ク20の線分20aと20bとが接する点C2、第3マ
ーク21の線分21aと線分21bとが接する点C3、
および第4マーク22の線分22aと線分22bとが接
する点C4は、長方形の頂点を形成するように配置され
ている。
【0033】すなわち、このチャー卜18において、第
1マーク19の線分19aと第3マーク21の線分21
aとが同一直線上に配置され、同様に、線分20aと線
分22a、線分19bと線分22b、および線分20b
と21bも同一直線上に配置され、辺C1C2、辺C2
C3、辺C3C4、及び辺C4C1が長方形の各辺を形
成し、C1C4、及びC2C3がこの長方形の対角線を
形成している。
【0034】このチャート18によれば、以下のような
診断項目を診断することが可能である。ここで、主走査
方向をX軸、副走査方向をZ軸、ビーム進行方向をY
軸、各軸周りの回転方向をそれぞれθx、θy、θzと
する。
【0035】すなわち、スキャナ部4を介してチャート
18のうちの1つの調整用マークを読み取ることによ
り、種々のずれ量を検出する。
【0036】例えば、図2に示したような調整用マーク
12を読み取ることにより、X方向(主走査方向)のず
れ量、Y方向(ピント、焦点)のずれ量、Z方向(副走
査方向)のずれ量、θy方向(主走査方向に対する傾
き)のずれ量、及びθz方向(ピント勾配)のずれ量が
検出できる。
【0037】X方向(主走査方向)のずれ量について
は、線分12aと走査ラインとの交点13aの座標を検
出し、この座標が所定の座標値と比較してどの程度ずれ
ているかにより主走査ラインの主走査方向のずれ量が検
出される。
【0038】Y方向(ピント、焦点)のずれは、スキャ
ナ部4においてはCCDラインセンサ23とレンズとの
光学的な関係に基づくピントのずれを示し、プリンタ部
6においては露光装置41と感光体ドラムとの光学的な
関係に基づくピントのずれを示す。このずれ量は、交点
13aを検出した際のCCDラインセンサ23からの出
力レベルIaの大きさにより検出される。出力レベルI
aの大きさが所定の最大値に対してどの程度ずれている
かによりピントのずれ量が検出される。
【0039】Z方向(副走査方向)のずれは、交点13
a−13b間の距離と交点13b−13c間の距離との
差により検出される。この差が0あるいは所定の最小値
に対してどの程度ずれているかにより主走査ラインの副
走査方向へのずれ量が検出される。
【0040】θy方向(主走査方向に対する傾き)のず
れは、交点13a−13c間の距離により検出される。
交点13a−13c間の距離が所定の距離に対してどの
程度ずれているかにより走査面上における主走査ライン
の主走査方向に対する傾きが検出される。
【0041】θz方向(ピント勾配)のずれは、交点1
3bを検出した際のCCDラインセンサ出力レベルIb
と交点13aを検出した際のCCDラインセンサ出力レ
ベルIaとの比較により検出される。出力レベルIbと
所定の最大値との差による交点13bの検出座標位置に
おけるピントのずれ量と、出力レベルIaと所定の最大
値との差による交点13aの検出座標位置におけるピン
トのずれ量とにより、ピントのずれの勾配、つまり、走
査面に対する傾きが検出される。
【0042】また、図3に示したようなチャート18の
うち、主走査方向に並列配置された2つの調整用マーク
19及び20を読み取ることにより、θy方向のずれ量
と倍率のずれ量を検出できる。
【0043】θy方向のずれ量は、チャート18の第1
マーク19から検出されるZ方向のずれ量Z1と第2マ
ーク20から検出されるZ方向のずれ量Z2との差から
θy方向のずれ量を検出する。ずれ量Z1とずれ量Z2
との差が0あるいは所定の最小値に比較してどの程度ず
れているかにより走査面上におけるCCDラインセンサ
23の走査ラインの傾きのずれ量を検出する。これによ
り、1つの調整用マークにより検出されるずれ量に比
べ、2つの調整用マークにより検出されるずれ量が大き
な値で検出でき、検出感度を高めることができる。
【0044】倍率のずれ量は、第1マーク19の線分1
9aと走査ラインとの交点と第2マーク20の線分20
aと走査ラインとの交点との距離と設定されている倍率
の所定の距離とを比較することにより倍率に伴うずれ量
を検出する。つまり、図3に示すように、チャート18
の第1、第2マーク19、20から検出されるX方向の
座標値P1、P2間の距離と設定倍率に伴う所定の距離
とを比較することで倍率のずれ量を検出する。
【0045】さらに、図3に示したようなチャート18
のうち、第1マーク19および第2マーク20上の1主
走査ラインと、第3マーク21および第4マーク22上
の1主走査ラインとを読取ることにより、倍率に伴うず
れ量、画像歪み、原稿面上での位置のずれ量が算出でき
る。
【0046】すなわち、読取った2ラインにおける第1
マーク19の線分19aおよび線分19bと交差する点
P1および点P2、第2マーク20の線分20aおよび
線分20bと交差する点P3および点P4、第3マーク
21の線分21aおよび線分21bと交差する点P5お
よび点P6、第4マーク22の線分22aおよび線分2
2bと交差する点P7および点P8をそれぞれ検出す
る。この検出された点P1〜P8により、長方形の頂点
C1〜C4が幾何学的性質から算出できる。
【0047】つまり、点P1と点P3とを含む直線と点
P2と点7とを含む直線との交点が頂点C1、点P3と
点P6とを含む直線と点P4と点P8とを含む直線との
交点が頂点C2、点P5と点P1とを含む直線と点P6
と点P3とを含む直線との交点が頂点C3、点P7と点
P2とを含む直線と点P8と点P4とを含む直線との交
点が頂点C4として算出される。
【0048】これらの頂点C1〜C4の位置座標に基づ
いて、倍率に伴うずれ量、画像歪み、原稿面上での位置
のずれ量が算出される。
【0049】倍率に伴うずれ量は、検出された各点C1
〜C4の相対距離と設定倍率に対応する所定の相対距離
とを比較することにより倍率に対するずれ量を検出す
る。例えば、C1C2間、C2C4間、C3C4間、C
1C4間の各距離、つまり、4点により形成される4角
形の各辺の長さが設定倍率に対応する所定の長さと比較
してどの程度ずれているかにより倍率に伴うずれ量を検
出する。
【0050】画像歪みは、検出されたC1〜C4で形成
される四角形と所定の長方形とを比較することにより歪
みを検出する。例えば、C1C3間の距離と、C2C4
間の距離の差、つまり、4点C1〜C4で形成される4
角形の対角線が所定の値と比較してどの程度ずれている
かにより歪みによるずれ量を検出する。
【0051】このような手法を用いると第2チャート1
8が原稿台上に多少ずれて載置されている場合にも無関
係に頂点の検出ができ、画像の歪みに伴うずれ量、倍率
に対するずれ量が算出できる。
【0052】また、読取り位置のずれは、4点の座標と
所定の座標とを比較することにより位置のずれ量を検出
する。
【0053】これらの診断項目は、スキャナ部4及びプ
リンタ部6を構成する構成部品の所定の取り付け位置か
らの変位に起因する、いわゆるハード的な調整を必要と
する第1特性と、スキャナ部4及びプリンタ部6を制御
するための制御パラメータの変位に起因する、いわゆる
ソフト的に調整可能な第2特性に分類できる。
【0054】すなわち、第1特性と分類された診断項目
において、ずれ量が検出された場合、CPU77は、診
断結果、及びサービスマンによる調整の要求を報知す
る。
【0055】また、第2特性と分類された診断項目にお
いて、ずれ量が検出された場合、CPU77は、画像処
理部79、レーザ駆動回路80、ランプ点灯回路81、
モータ駆動回路82、高電圧発生回路83、メカニカル
コントローラ84、温度制御回路86などを制御する制
御パラメータを変更して、ずれ量を自動調整する。
【0056】例えば、主走査方向の読み取り位置のずれ
量は、以下のようにして調整される。すなわち、スキャ
ナ部4により、上述したようなチャートの調整用マーク
を読み取って、生成した画像データをメモリ78に一時
的に記憶し、主走査方向に直交する線分の読み取り位置
を検出する。この検出位置が理想の位置からどの程度ず
れているかを算出し、操作パネル300の表示部、また
は、外部コントローラ88を介して外部端末装置に結果
を表示させるか、プリンタ部6を駆動して結果を出力す
る。これに伴って、CCDラインセンサ23の画像読み
取り位置を設定したレジスタの値を変更することによ
り、自動的に位置ずれを調整する。
【0057】ここで、スキャナ部4単体の診断方法につ
いて、図4及び図5を参照して説明する。
【0058】すなわち、CPU77がスキャナ部4単体
を診断するスキャナ部診断モードの選択を検知すると
(ST11、Y)、診断用のチャートbを有する原稿が
原稿テーブル11の上に載置されたか否かを検知する
(ST12)。CPU77がチャート原稿の載置を検知
すると(ST12、Y)、原稿の読み取り開始を指示す
るスタートボタンが押下されたか否かを検知する(ST
13)。
【0059】CPU77は、スタートボタンの押下を検
知すると(ST13、Y)、スキャナ部4を駆動して、
チャートbを有する原稿の読み取りを開始する(ST1
4)。そして、チャートbを読み取ることによって生成
された第1画像データcは、メモリ78に記憶される
(ST15)。
【0060】続いて、CPU77は、予めメモリ78に
記憶しているチャートbに対応した基準画像データa
と、第1画像データcとを比較して、スキャナ部4に含
まれる各診断項目のずれ量を検出する診断を行う(ST
16)。このとき、診断結果に含まれる診断項目は、ス
キャナ部の構成部品の変位に起因する第1画像読取特性
と、画像データに変換する際の制御パラメータの変位に
起因する第2画像読取特性とを含み、各項目について、
それぞれずれ量が算出される。
【0061】そして、CPU77が診断した診断結果を
操作パネル300の表示部、または、外部コントローラ
88を介して外部端末装置に表示させるか、プリンタ部
6を駆動して出力することによって報知する(ST1
7)。
【0062】続いて、CPU77は、第2画像読取特性
に分類される診断項目について、制御パラメータを変更
して、自動調整する(ST18)。
【0063】このように、既存のシステムを利用して、
スキャナ部単体の診断を行うことが可能となり、コスト
アップすることなく、簡素化したシステムで、常に安定
した読取特性を得ることが可能となる。
【0064】次に、プリンタ部6単体の診断方法につい
て図4及び図6を参照して説明する。
【0065】すなわち、CPU77がプリンタ部6単体
を診断するプリンタ部診断モードの選択を検知すると
(ST21、Y)、プリンタ部6を駆動し、診断用のチ
ャートbに対応した基準画像データaに基づいて、用紙
上に第1出力画像eを形成する(ST22)。
【0066】続いて、CPU77が第1出力画像eを有
する原稿が原稿テーブル11の上に載置されたか否かを
検知する(ST23)。CPU77が原稿の載置を検知
すると(ST23、Y)、原稿の読み取り開始を指示す
るスタートボタンが押下されたか否かを検知する(ST
24)。
【0067】CPU77は、スタートボタンの押下を検
知すると(ST24、Y)、スキャナ部4を駆動して、
原稿の読み取りを開始する(ST25)。そして、原稿
を読み取ることによって生成された第2画像データf
は、メモリ78に記憶される(ST26)。
【0068】続いて、CPU77は、予めメモリ78に
記憶していたチャート原稿を読取って生成された第1画
像データcと、第2画像データfとを比較して、スキャ
ナ部4に含まれる各診断項目のずれ量を除いたプリンタ
部6単体に含まれる各診断項目のずれ量を検出する診断
を行う(ST27)。すなわち、第1画像データcに
は、スキャナ部4単体のずれ量が含まれているのに対し
て、第2画像データfには、プリンタ部6及びスキャナ
部4のずれ量が含まれている。このため、第1画像デー
タcと第2画像データfとを比較することにより、プリ
ンタ部6単体のずれ量を算出できる。
【0069】このとき、診断結果に含まれる診断項目
は、プリンタ部6の構成部品の変位に起因する第1画像
形成特性と、用紙上に画像を形成する際の制御パラメー
タの変位に起因する第2画像形成特性とを含み、各項目
について、それぞれずれ量が算出される。
【0070】そして、CPU77は、診断した診断結果
を報知する(ST28)。続いて、CPU77は、第2
画像形成特性に分類される診断項目について、制御パラ
メータを変更して、自動調整する(ST29)。
【0071】このように、既存のシステムを利用して、
プリンタ部6単体の診断を行うことが可能となり、コス
トアップすることなく、簡素化したシステムで、常に安
定した読取特性を得ることが可能となる。
【0072】次に、複写装置1全体の第1の診断方法に
ついて図4及び図7を参照して説明する。
【0073】すなわち、CPU77が複写装置1全体を
診断する複写装置診断モードの選択を検知すると(ST
31、Y)、プリンタ部6を駆動し、診断用のチャート
bに対応した基準画像データaに基づいて、用紙上に第
1出力画像eを形成する(ST32)。
【0074】続いて、CPU77が第1出力画像eを有
する原稿が原稿テーブル11の上に載置されたか否かを
検知し(ST33)、CPU77が原稿の載置を検知す
ると(ST33、Y)、原稿の読み取り開始を指示する
スタートボタンが押下されたか否かを検知する(ST3
4)。
【0075】CPU77は、スタートボタンの押下を検
知すると(ST34、Y)、スキャナ部4を駆動して、
原稿の読み取りを開始する(ST35)。そして、原稿
を読み取ることによって生成された第2画像データf
は、メモリ78に記憶される(ST36)。
【0076】続いて、CPU77は、予めメモリ78に
記憶していたチャートbに対応した基準画像データa
と、第2画像データfとを比較して、複写装置1全体す
なわちスキャナ部4及びプリンタ部6に含まれる各診断
項目のずれ量を検出する診断を行う(ST37)。この
とき、診断結果に含まれる診断項目は、複写装置1全体
の構成部品の変位に起因する第1画像形成特性と、用紙
上に画像を形成する際の制御パラメータの変位に起因す
る第2画像形成特性とを含み、各項目について、それぞ
れずれ量が算出される。
【0077】そして、CPU77は、診断した診断結果
を報知する(ST38)。続いて、CPU77は、第2
画像形成特性に分類される診断項目について、制御パラ
メータを変更して、自動調整する(ST39)。
【0078】このように、既存のシステムを利用して、
複写装置1全体の診断を行うことが可能となり、コスト
アップすることなく、簡素化したシステムで、常に安定
した読取特性を得ることが可能となる。
【0079】次に、複写装置1全体の第2の診断方法に
ついて図4及び図8を参照して説明する。
【0080】すなわち、CPU77が複写装置1全体を
診断する複写装置診断モードの選択を検知すると(ST
41、Y)、診断用のチャートbを有する原稿が原稿テ
ーブル11の上に載置されたか否かを検知し(ST4
2)、CPU77がチャート原稿の載置を検知すると
(ST42、Y)、原稿の読み取り開始を指示するスタ
ートボタンが押下されたか否かを検知する(ST4
3)。
【0081】CPU77は、スタートボタンの押下を検
知すると(ST43、Y)、スキャナ部4を駆動して、
チャートbを有する原稿の読み取りを開始する(ST4
4)。そして、チャートbを読み取ることによって生成
された第1画像データcは、メモリ78に記憶される
(ST45)。続いて、CPU77は、プリンタ部6を
駆動し、第1画像データcに基づいて、用紙上に第2出
力画像dを形成する(ST46)。
【0082】続いて、CPU77は、第2出力画像dを
有する原稿が原稿テーブル11の上に載置されたか否か
を検知し(ST47)、CPU77が原稿の載置を検知
すると(ST47、Y)、原稿の読み取り開始を指示す
るスタートボタンが押下されたか否かを検知する(ST
48)。
【0083】CPU77は、スタートボタンの押下を検
知すると(ST48、Y)、スキャナ部4を駆動して、
原稿の読み取りを開始する(ST49)。そして、原稿
を読み取ることによって生成された第3画像データg
は、メモリ78に記憶される(ST50)。
【0084】続いて、CPU77は、先にメモリ78に
記憶していた第1画像データcと、第3画像データgと
を比較して、複写装置1全体すなわちスキャナ部4及び
プリンタ部6に含まれる各診断項目のずれ量を検出する
診断を行う(ST51)。このとき、診断結果に含まれ
る診断項目は、上述した場合と同様に、第1画像形成特
性と、第2画像形成特性とを含み、各項目について、そ
れぞれずれ量が算出される。
【0085】そして、CPU77は、診断した診断結果
を報知する(ST52)。続いて、CPU77は、第2
画像形成特性に分類される診断項目について、制御パラ
メータを変更して、自動調整する(ST53)。
【0086】このように、既存のシステムを利用して、
複写装置1全体の診断を行うことが可能となり、コスト
アップすることなく、簡素化したシステムで、常に安定
した読取特性を得ることが可能となる。
【0087】上述したように、この発明の画像読取装置
及び画像形成装置に適用される診断方法によれば、スキ
ャナ部単体、プリンタ部単体、及び画像形成装置全体
で、それぞれハード的な調整が必要な第1特性と、ソフ
ト的に調整が可能な第2特性とに分類される複数の診断
項目にわたり、ずれ量を検出することが可能である。ま
た、第2特性については、制御パラメータを適当な値に
変更することによって自動的にずれ量を調整することが
可能となる。
【0088】したがって、画像形成装置の各部を診断す
るための別個の診断用の外部装置を用意することなく、
既存の簡素化したシステムを利用して診断が可能とな
る。また、サービスマンなどの人間の主観に頼らないた
め、常に安定した画質を提供することが可能となる。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、コストアップすることなく、簡素化したシステム
で、常に安定した画質を提供できる画像読取装置及び画
像形成装置に適用される診断方法を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の診断方法が適用される画像
読取装置及び画像形成装置を備えたディジタル複写装置
の断面及びこの複写装置を制御する制御系を概略的に示
す図である。
【図2】図2は、この発明の診断方法に適用される診断
用チャートの調整用マークの一例を示す図である。
【図3】図3は、この発明の診断方法に適用される診断
用チャートの一例を示す図である。
【図4】図4は、この発明の診断方法を説明するための
ブロック図である。
【図5】図5は、この発明のスキャナ部単体を診断する
ための診断方法を説明するためのフローチャートであ
る。
【図6】図6は、この発明のプリンタ部単体を診断する
ための診断方法を説明するためのフローチャートであ
る。
【図7】図7は、この発明の複写装置全体を診断するた
めの第1の診断方法を説明するためのフローチャートで
ある。
【図8】図8は、この発明の複写装置全体を診断するた
めの第2の診断方法を説明するためのフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1…ディジタル複写装置 4…画像読取部 6…画像形成部 12…調整用マーク 18…チャート 77…CPU 78…メモリ 79…画像処理部
フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DB00 EC06 EE08 GB05 HA06 HA07 HA13 HA15 HB07 5C062 AA05 AB05 AB17 AB22 AB23 AB42 AC55 AF11 BA01 5C076 AA21 AA22 BA01 BA02 BA03 BA04 BA05 BA06 9A001 EE02 HZ23 JJ35 KK42 LL05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿画像を読み取る読取手段と、 所定の画像パターンに対応した基準データを記憶する記
    憶手段と、を備えた画像読取装置において、 前記読取手段により、所定の画像パターンを読み取って
    画像データに変換し、 変換された前記画像データと、前記記憶手段に記憶され
    た基準データとを比較して、前記読取手段の構成部品の
    変位に起因する第1画像読取特性と、前記画像データに
    変換する際の制御パラメータの変位に起因する第2画像
    読取特性とを診断することを特徴とする画像読取装置に
    適用される診断方法。
  2. 【請求項2】原稿画像を読み取る読取手段と、 所定の画像パターンに対応した基準データを記憶する記
    憶手段と、を備えた画像読取装置において、 前記読取手段により、所定の画像パターンを読み取って
    画像データに変換し、 変換された前記画像データと、前記記憶手段に記憶され
    た基準データとを比較して、前記読取手段の構成部品の
    変位に起因する第1画像読取特性と、前記画像データに
    変換する際の制御パラメータの変位に起因する第2画像
    読取特性とを診断し、 前記診断結果のうち、少なくとも前記第1画像読取特性
    に関する診断結果を報知し、 前記診断結果のうちの前記第2画像読取特性に基づい
    て、前記基準データに対応した画像データが得られるよ
    うに、前記制御パラメータを調整することを特徴とする
    画像読取装置に適用される診断方法。
  3. 【請求項3】原稿画像を読み取る読取手段と、 画像データに基づいて用紙上に画像を形成する画像形成
    手段と、 所定の画像パターンに対応した基準データを記憶する記
    憶手段と、を備えた画像形成装置において、 前記画像形成手段により、前記基準データに基づいて用
    紙上に画像を形成し、 前記読取手段により、用紙上に形成された画像を読み取
    って画像データに変換し、 変換された前記画像データと、前記記憶手段に記憶され
    た基準データとを比較して、前記画像形成手段の構成部
    品の変位に起因する第1画像形成特性と、用紙上に画像
    を形成する際の制御パラメータの変位に起因する第2画
    像形成特性とを診断することを特徴とする画像形成装置
    に適用される診断方法。
  4. 【請求項4】原稿画像を読み取る読取手段と、 画像データに基づいて用紙上に画像を形成する画像形成
    手段と、 所定の画像パターンに対応した基準データを記憶する記
    憶手段と、を備えた画像形成装置において、 前記画像形成手段により、前記基準データに基づいて用
    紙上に画像を形成し、 前記読取手段により、用紙上に形成された画像を読み取
    って画像データに変換し、 変換された前記画像データと、前記記憶手段に記憶され
    た基準データとを比較して、前記画像形成手段の構成部
    品の変位に起因する第1画像形成特性と、用紙上に画像
    を形成する際の制御パラメータの変位に起因する第2画
    像形成特性とを診断し、 前記診断結果のうち、少なくとも前記第1画像形成特性
    に関する診断結果を報知し、 前記診断結果のうちの前記第2画像形成特性に基づい
    て、前記基準データに対応した画像を用紙上に形成する
    ように、前記制御パラメータを調整することを特徴とす
    る画像形成装置に適用される診断方法。
  5. 【請求項5】原稿画像を読み取る読取手段と、 画像データに基づいて用紙上に画像を形成する画像形成
    手段と、 所定の画像パターンに対応した基準データを記憶する記
    憶手段と、を備えた画像形成装置において、 前記読取手段により、所定の画像パターンを読み取って
    第1画像データに変換し、 変換された前記第1画像データと、前記記憶手段に記憶
    された基準データとを比較して、前記読取手段の構成部
    品の変位に起因する第1画像読取特性と、前記画像デー
    タに変換する際の制御パラメータの変位に起因する第2
    画像読取特性とを診断し、 前記画像形成手段により、前記基準データに基づいて用
    紙上に画像を形成し、 前記読取手段により、用紙上に形成された画像を読み取
    って第2画像データに変換し、 前記読取手段の第1及び第2の画像読取特性に基づい
    て、変換された前記第2画像データと、前記記憶手段に
    記憶された基準データとを比較して、前記画像形成手段
    の構成部品の変位に起因する第1画像形成特性と、用紙
    上に画像を形成する際の制御パラメータの変位に起因す
    る第2画像形成特性とを診断することを特徴とする画像
    形成装置に適用される診断方法。
  6. 【請求項6】原稿画像を読み取る読取手段と、 画像データに基づいて用紙上に画像を形成する画像形成
    手段と、 所定の画像パターンに対応した基準データを記憶する記
    憶手段と、を備えた画像形成装置において、 前記読取手段により、所定の画像パターンを読み取って
    第1画像データに変換し、 変換された前記第1画像データと、前記記憶手段に記憶
    された基準データとを比較して、前記読取手段の構成部
    品の変位に起因する第1画像読取特性と、前記画像デー
    タに変換する際の制御パラメータの変位に起因する第2
    画像読取特性とを診断し、 前記画像形成手段により、前記基準データに基づいて用
    紙上に画像を形成し、 前記読取手段により、用紙上に形成された画像を読み取
    って第2画像データに変換し、 前記読取手段の第1及び第2の画像読取特性に基づい
    て、変換された前記第2画像データと、前記記憶手段に
    記憶された基準データとを比較して、前記画像形成手段
    の構成部品の変位に起因する第1画像形成特性と、用紙
    上に画像を形成する際の制御パラメータの変位に起因す
    る第2画像形成特性とを診断し、 前記診断結果のうち、少なくとも前記第1画像形成特性
    に関する診断結果を報知し、 前記診断結果のうちの前記第2画像形成特性に基づい
    て、前記基準データに対応した画像を用紙上に形成する
    ように、前記制御パラメータを調整することを特徴とす
    る画像形成装置に適用される診断方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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