JP2000183793A - 携帯無線端末装置 - Google Patents

携帯無線端末装置

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JP2000183793A
JP2000183793A JP10359518A JP35951898A JP2000183793A JP 2000183793 A JP2000183793 A JP 2000183793A JP 10359518 A JP10359518 A JP 10359518A JP 35951898 A JP35951898 A JP 35951898A JP 2000183793 A JP2000183793 A JP 2000183793A
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Japan
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diversity
unit
reception
received signals
antennas
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JP10359518A
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Toshimitsu Kobayashi
利光 木林
Minoru Sakata
稔 坂田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯無線端末装置に関し、高い通話品質等を
維持しつつ、かつ消費電力の少ないことを課題とする。 【解決手段】 基地局を介する所定の多元接続方式の下
で通信を行う携帯無線端末装置において、受信回路2a
を介して検出された受信レベルLaに基づきアンテナ1
a/1bを受信回路2aに切替接続する第1のダイバー
シチ構成部3と、受信回路2a,2bの各受信信号を、
その各受信レベルLa,Lbの比較に基づき何れか一つ
を選択し、又は各受信信号の位相を合わせて合成する第
2のダイバーシチ構成部4と、待ち受け受信中の本装置
を第1のダイバーシチ構成部3により運用するダイバー
シチ切替制御部5と、第1のダイバーシチ構成部3によ
る運用時には第2のダイバーシチ構成部4の内の非稼働
部分に給電しない給電制御部6とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯無線端末装置に
関し、更に詳しくは基地局を介する所定の多元接続方式
の下で通信を行う携帯無線端末装置に関する。
【0002】今日、携帯電話やPHS等の携帯無線端末
装置は目ざましい勢いで普及している。この種の携帯機
は、市街地等を歩行中のみならず、鉄道車両や自動車等
で走行中にも使用されるため、フェージングの影響を受
け易く、ダイバーシチ受信機能を備えることが好まし
い。
【0003】
【従来の技術】図13は従来技術を説明する図である。
図13(A)は従来の携帯電話機等におけるアンテナ選
択ダイバーシチ方式の構成を示しており、構成が簡単な
ために一般に用いられている。図において、51aはロ
ッド型の送受信アンテナ(TRX)、51bは携帯機内
蔵の受信専用アンテナ(RX)、57は無線周波(マイ
クロ波)信号の切替えを行うアンテナ切替スイッチ(A
SW)、52aは無線周波信号を増幅かつ周波数変換し
て中間周波信号に変換するRF−IF部、53aは受信
信号の検波部、54aは受信電界強度RSSIaに基づ
き受信レベル(受信包絡線)Laを検出する受信レベル
検出部、55は受信レベルLaと所定閾値THとの比較
に基づきアンテナ切替スイッチ57の切替制御を行う比
較制御部である。
【0004】TRX51a又はRX51bからの無線周
波信号はRF−IF部52aで増幅かつ所定の中間周波
信号に周波数変換され、更に検波部53aで検波され
る。この状態で、受信レベル検出部54aはRF−IF
部52aからの受信電界強度信号RSSIaに基づき受
信レベルLaを検出しており、比較制御部55は、受信
レベルLaと所定閾値THとを比較すると共に、La>
THの場合は現時点のアンテナ選択状態をそのまま維持
し、またLa≦THになると、アンテナの選択を切り替
える。
【0005】図13(B)は携帯電話機等における検波
後選択ダイバーシチ方式の構成を示しており、高いダイ
バーシチ効果が得られるために一般に用いられている。
図において、TRX51aからの無線周波信号はRF−
IF部52aで増幅かつ所定の中間周波信号に周波数変
換され、更に検波部53aで検波される。またRX51
bからの無線周波信号はRF−IF部52bで増幅かつ
所定の中間周波信号に周波数変換され、更に検波部53
bで検波される。この状態で、受信レベル検出部54a
はRF−IF部52aからの受信電界強度信号RSSI
aに基づき受信レベルLaを検出し、また受信レベル検
出部54bはRF−IF部52bからの受信電界強度信
号RSSIbに基づき受信レベルLbを検出している。
そして、比較制御部55は、両受信レベルLa,Lbを
比較すると共に、比較結果に基づき選択部56を制御
し、La>Lbの場合は検波部53aの検波出力を選択
出力し、またLa≦Lbの場合は検波部53bの検波出
力を選択する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のア
ンテナ選択ダイバーシチ方式による場合は、ダイバーシ
チ効果が低く、十分な通話品質が得られない。また受信
系が1系統しかないために信頼性も低い。また、上記従
来の検波後選択ダイバーシチ方式による場合は、RF−
IF回路が2系統存在するために回路規模が2倍となる
ばかりか、携帯機の消費電力が多くなり、1回の電池交
換(充電)で使用できる時間が短くなる問題があった。
【0007】本発明は上記従来技術の問題点に鑑みなさ
れたもので、その目的とする所は、高い通話品質等を維
持しつつ、かつ消費電力の少ない携帯無線端末装置を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題は例えば図1
の構成により解決される。即ち、本発明(1)の携帯無
線端末装置は、基地局を介する所定の多元接続方式の下
で通信を行う携帯無線端末装置において、異なる経路の
電波を受信する複数のアンテナ1a,1bと、複数のア
ンテナ対応に設けられた複数の受信回路2a,2bと、
複数の受信回路の内の特定の受信回路(例えば2a)を
介して検出された受信レベルLaに基づき何れか1つの
アンテナ1a/1bを該特定の受信回路2aに切替接続
する第1のダイバーシチ構成部3と、複数の受信回路の
各受信信号を、その各受信レベルLa,Lbの比較に基
づき何れか一つを選択し、又は各受信信号の位相を合わ
せて合成する第2のダイバーシチ構成部4と、待ち受け
受信中の装置を第1のダイバーシチ構成部3により運用
するダイバーシチ切替制御部5と、第1のダイバーシチ
構成部3による運用時には第2のダイバーシチ構成部4
の内の非稼働部分に給電しない給電制御部6とを備える
ものである。
【0009】本発明(1)においては、待ち受け受信時
には消費電力の少ない第1のダイバーシチ構成部(アン
テナ切替ダイバーシチ)を使用して受信し、また通話時
等には高いダイバーシチ効果が得られる第2のダイバー
シチ構成部(合成ダイバーシチ)を使用して受信するこ
とが可能であり、全体として高い通信(通話)品質を維
持できると共に、装置の消費電力を節約できる。
【0010】なお、図1はアンテナ及び受信回路が2系
統の場合を示しているが、本発明は3系統以上にも適用
できることは明らかである。また上記基地局を介する所
定の多元接続方式にはTDMA方式,CDMA方式等が
含まれる。また上記異なる経路の電波を受信する複数の
アンテナのブランチ構成法には、空間的に離れた位置に
アンテナを配置する空間ダイバーシチ、垂直,水平偏波
を受信する偏波ダイバーシチ及び指向性アンテナを用い
る角度ダイバーシチ等のブランチ構成法が含まれる。ま
た上記第2のダイバーシチ構成部4には、検波後の受信
信号を選択する選択合成法、検波前の受信信号波を同位
相かつ等利得で合成する等利得合成法、及び検波前の受
信信号波を同位相かつ受信レベルに応じた比で合成する
最大比合成法等によるダイバーシチ構成部が含まれる。
以上のことは以下の他の発明についても同様である。
【0011】また本発明(2)の携帯無線端末装置は、
基地局を介する所定の多元接続方式の下で通信を行う携
帯無線端末装置において、異なる経路の電波を受信する
複数のアンテナと、複数のアンテナ対応に設けられた複
数の受信回路と、複数の受信回路の内の特定の受信回路
を介して検出された受信レベルに基づき何れか1つのア
ンテナを該特定の受信回路に切替接続する第1のダイバ
ーシチ構成部と、複数の受信回路の各受信信号を、その
各受信レベルの比較に基づき何れか一つを選択し、又は
各受信信号の位相を合わせて合成する第2のダイバーシ
チ構成部と、装置運用中のフェージングピッチを検出す
るフェージングピッチ検出部と、前記検出されたフェー
ジングピッチに応じて装置を第1又は第2のダイバーシ
チ構成部による運用に切り替えるダイバーシチ切替制御
部と、第1のダイバーシチ構成部による運用時には第2
のダイバーシチ構成部の内の非稼働部分に給電しない給
電制御部とを備えるものである。
【0012】本発明(2)においては、フェージングピ
ッチが長い(低速移動時等の)場合には消費電力の少な
い第1のダイバーシチ構成部を使用して受信し、またフ
ェージングピッチが短い(高速移動時等の)場合には高
いダイバーシチ効果が得られる第2のダイバーシチ構成
部を使用して受信することが可能であり、全体として高
い通信(通話)品質を維持できると共に、装置の消費電
力を節約できる。
【0013】また本発明(3)の携帯無線端末装置は、
基地局を介する所定の多元接続方式の下で通信を行う携
帯無線端末装置において、異なる経路の電波を受信する
複数のアンテナと、複数のアンテナ対応に設けられた複
数の受信回路と、複数の受信回路の内の特定の受信回路
を介して検出された受信レベルに基づき何れか1つのア
ンテナを該特定の受信回路に切替接続する第1のダイバ
ーシチ構成部と、複数の受信回路の各受信信号を、その
各受信レベルの比較に基づき何れか一つを選択し、又は
各受信信号の位相を合わせて合成する第2のダイバーシ
チ構成部と、装置運用中の受信レベルを検出する受信レ
ベル検出部と、前記検出された受信レベルに応じて装置
を第1又は第2のダイバーシチ構成部による運用に切り
替えるダイバーシチ切替制御部と、第1のダイバーシチ
構成部による運用時には第2のダイバーシチ構成部の内
の非稼働部分に給電しない給電制御部とを備えるもので
ある。
【0014】本発明(3)においては、受信レベルが適
正範囲内(高過ぎず又は低すぎない)の場合には消費電
力の少ない第1のダイバーシチ構成部を使用して受信
し、また受信レベルが適正範囲外(高過ぎ又は低すぎ
る)の場合には高いダイバーシチ効果が得られる第2の
ダイバーシチ構成部を使用して受信することが可能であ
り、全体として高い通信(通話)品質を維持できると共
に、装置の消費電力を節約できる。
【0015】また本発明(4)の携帯無線端末装置は、
基地局を介する所定の多元接続方式の下で通信を行う携
帯無線端末装置において、異なる経路の電波を受信する
複数のアンテナと、複数のアンテナ対応に設けられた複
数の受信回路と、複数の受信回路の内の特定の受信回路
を介して検出された受信レベルに基づき何れか1つのア
ンテナを該特定の受信回路に切替接続する第1のダイバ
ーシチ構成部と、複数の受信回路の各受信信号を、その
各受信レベルの比較に基づき何れか一つを選択し、又は
各受信信号の位相を合わせて合成する第2のダイバーシ
チ構成部と、装置運用中の回線品質を検出する回線品質
検出部と、前記検出された回線品質に応じて装置を第1
又は第2のダイバーシチ構成部による運用に切り替える
ダイバーシチ切替制御部と、第1のダイバーシチ構成部
による運用時には第2のダイバーシチ構成部の内の非稼
働部分に給電しない給電制御部とを備えるものである。
【0016】本発明(4)においては、回線品質が良好
な場合には消費電力の少ない第1のダイバーシチ構成部
を使用して受信し、また回線品質が劣化した場合には高
いダイバーシチ効果が得られる第2のダイバーシチ構成
部を使用して受信することが可能であり、全体として高
い通信(通話)品質を維持できると共に、装置の消費電
力を節約できる。
【0017】また本発明(5)の携帯無線端末装置は、
基地局を介する所定の多元接続方式の下で通信を行う携
帯無線端末装置において、異なる経路の電波を受信する
複数のアンテナと、複数のアンテナ対応に設けられた複
数の受信回路と、複数の受信回路の内の特定の受信回路
を介して検出された受信レベルに基づき何れか1つのア
ンテナを該特定の受信回路に切替接続する第1のダイバ
ーシチ構成部と、複数の受信回路の各受信信号を、その
各受信レベルの比較に基づき何れか一つを選択し、又は
各受信信号の位相を合わせて合成する第2のダイバーシ
チ構成部と、自局の移動速度を検出する速度検出部と、
前記検出された移動速度に応じて装置を第1又は第2の
ダイバーシチ構成部による運用に切り替えるダイバーシ
チ切替制御部と、第1のダイバーシチ構成部による運用
時には第2のダイバーシチ構成部の内の非稼働部分に給
電しない給電制御部とを備えるものである。
【0018】本発明(5)においては、自局の移動速度
が遅い(フェージングピッチが長いに相当)場合には消
費電力の少ない第1のダイバーシチ構成部を使用して受
信し、また自局の移動速度が速い(フェージングピッチ
が短いに相当)場合には高いダイバーシチ効果が得られ
る第2のダイバーシチ構成部を使用して受信することが
可能であり、全体として高い通信(通話)品質を維持で
きると共に、装置の消費電力を節約できる。
【0019】また本発明(6)の携帯無線端末装置は、
基地局を介する所定の多元接続方式の下で通信を行う携
帯無線端末装置において、異なる経路の電波を受信する
複数のアンテナと、複数のアンテナ対応に設けられた複
数の受信回路と、複数の受信回路の内の特定の受信回路
を介して検出された受信レベルに基づき何れか1つのア
ンテナを該特定の受信回路に切替接続する第1のダイバ
ーシチ構成部と、複数の受信回路の各受信信号を、その
各受信レベルの比較に基づき何れか一つを選択し、又は
各受信信号の位相を合わせて合成する第2のダイバーシ
チ構成部と、基地局と自局との間の距離を検出する距離
検出部と、前記検出された距離に応じて装置を第1又は
第2のダイバーシチ構成部による運用に切り替えるダイ
バーシチ切替制御部と、第1のダイバーシチ構成部によ
る運用時には第2のダイバーシチ構成部の内の非稼働部
分に給電しない給電制御部とを備えるものである。
【0020】本発明(6)においては、基地局と自局と
の間の距離が適正範囲内(受信レベルが高過ぎず低すぎ
ないに相当)の場合には消費電力の少ない第1のダイバ
ーシチ構成部を使用して受信し、また基地局と自局との
間の距離が適正範囲外(受信レベルが高過ぎ又は低すぎ
るに相当)場合には高いダイバーシチ効果が得られる第
2のダイバーシチ構成部を使用して受信することが可能
であり、全体として高い通信(通話)品質を維持できる
と共に、装置の消費電力を節約できる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に従って本発明に
好適なる複数の実施の形態を詳細に説明する。なお、全
図を通して同一符号は同一又は相当部分を示すものとす
る。
【0022】図2は第1の実施の形態による携帯電話機
のブロック図で、携帯機の待ち受け中はアンテナ選択ダ
イバーシチ、また通話中等には検波後選択ダイバーシチ
を行う場合を示している。図において、11aはロッド
型の送受信アンテナ(TRX)、11bは携帯機に内蔵
の受信専用アンテナ(RX)、12は送受分波スイッチ
(サーキュレータC等)、13はπ/4シフトQPSK
等による送信部、14はチャネル選択のための周波数シ
ンセサイザ(SYN)、15はアンテナ切替スイッチ
(ASW)、16a,16bは第1,第2の受信部(図
1の第1,第2のダイバーシチ構成部3,4に相当)、
17a,17bはRF−IF部、18a,18bはπ/
4シフトQPSK等による検波復調部、19a,19b
は受信電界強度RSSIa,RSSIbに基づく受信レ
ベル(包絡線)検出部、20はアンテナ選択ダイバーシ
チ制御を行う比較制御部、21は検波後選択ダイバーシ
チ制御を行う比較制御部、22は検波復調出力の選択
部、31はTDMA方式に基づくフォーマット変換やタ
イミング制御等を行うTDMA同期制御部、32は伝送
符号/PCM符号間のコード圧縮/伸長変換を行うコー
デック(CODEC)、33はアナログ/ディジタル信
号間の変換を行うベースバンド処理部(BBP)、34
はマイク(MIC)、35はスピーカ(SPK)であ
る。
【0023】また、41は本携帯機の主制御・処理(コ
ンソール制御,呼処理,受信ダイバーシチ方式切替制御
等)を行うCPU(図1のダイバーシチ切替制御部5,
給電制御部6に相当)、42はCPU41が実行するプ
ログラムやデータ等を記憶する主メモリ(MM)、43
は間欠待ち受け受信を行うためのタイミング信号tを生
成する間欠タイミング生成部、44はユーザが使用する
コンソール部(CSL)、45は液晶等による表示部
(DISP)、46はダイヤルキー,コントロールキー
等を含むキーボード部(KBD)、47はCPU41の
共通バス(割込バスを含む)である。なお、本携帯機は
交換/再充電自在なバッテリー(不図示)により駆動さ
れる。
【0024】TRX11aからの無線周波信号はRF−
IF部17a,検波復調部18aを介して受信データR
Daに復調される。その内の呼制御(待ち受け,発信,
着信等)に係る受信データRDはTDMA同期制御部3
1を介してCPU41の側に送られ、呼処理が行われ
る。また通話音声に係る受信データRDはTDMA同期
制御部31を介してコーデック32の側に送られ、スピ
ーカ35に出力される。一方、CPUからの呼処理に係
る送信データTDはTDMA同期制御部31,送信部1
3を介して基地局(不図示)に送られる。またマイク3
4からの通話音声に係る信号はベースバンド処理部3
3,コーデック32,TDMA同期制御部31,送信部
13を介して基地局に送られる。
【0025】図8は実施の形態による間欠受信制御のタ
イミングチャートで、TDMA方式による一例の受信フ
レームのフォーマットを示している。図において、基地
局は下り制御チャネルを使用して36個分のフレーム信
号00〜35を連続かつ繰り返して送信しており、この
36個分のフレーム信号00〜35をまとめてスーパフ
レーム(720ms相当)と呼ぶ。1フレーム信号は3
つ(但し、ハーフレートの場合は6つ)の受信スロット
信号0〜3から成り、各スロット信号には先頭のプリア
ンブル信号PA、これに続くデータ信号、中間部の同期
ワード信号SW及び後続のデータ信号が含まれる。な
お、フレーム信号00の同期ワード信号SW´は他のフ
レーム信号01〜35の同期ワード信号SWとは異なっ
ており、これによりフレーム信号00を識別できる。
【0026】携帯機に電源投入すると、CPU41は最
寄りの基地局と接続するために、まず制御チャネルの無
線周波信号を連続モードで受信する。この連続モードで
は、間欠タイミング生成部43の同期ワード検出機能は
常時ONにされており、よって全受信データRDの中か
ら同期ワード信号SW´を検出可能である。そして、間
欠タイミング生成部43がある同期ワード信号SW´を
検出すると、CPU41に同期検出信号を出力する。
【0027】CPU41は、上記受信スーパフレームの
同期が得られると、基地局と接続し、該基地局から自己
の待ち受け受信のための情報(待ち受け受信フレーム番
号,待ち受け受信スロット番号等)の指定を受ける。C
PU41は、これらに基づき間欠タイミング生成部43
に制御信号C3(待ち受け受信フレーム番号,受信スロ
ット番号等)を出力する。これを受けた間欠タイミング
生成部43は、その後は指定スロット番号に対応する毎
回の同期ワード信号SWを検出するための同期検出用窓
信号tを生成し、CPU41に出力する。そして、以後
はバッテリー消費電力の節約のために、制御チャネルの
無線周波信号を間欠受信モードで受信する。即ち、CP
U41は窓信号t=1の区間だけ第1の受信部(アンテ
ナ選択ダイバーシチ構成部)16aに給電し、これによ
り消費電力の節約が図られる。なお、図のt1は1スー
パフレーム毎に間欠受信を行う場合、またt3は3スー
パフレーム毎に間欠受信を行う場合を夫々示している。
【0028】図3は第2の実施の形態による携帯電話機
のブロック図で、上記第1の実施の形態に加え、通話中
等においても、受信状態の他の様々な検出信号に基づき
アンテナ選択ダイバーシチと検波後選択ダイバーシチと
のモード切替制御を行う場合を示している。図におい
て、23は回線品質検出部、50は本携帯機に内蔵又は
外部接続のGPS受信機である。
【0029】図4〜図7は実施の形態によるダイバーシ
チ受信方式切替制御のフローチャート(1)〜(4)
で、CPU41により実行される。図4(A)は上記待
ち受け受信を行う際の間欠タイミング割込処理を示して
いる。本携帯機の待ち受け受信モード中には間欠タイミ
ング生成部43の機能が付勢されており、該間欠タイミ
ング生成部43からの同期ワード検出用窓信号tに変化
(t=0→1/1→0)があると、この処理に割込入力
する。
【0030】ステップS1ではt=1か否かを判別し、
t=1(ON)の場合はステップS2で第1の受信部1
6aにのみ給電(Pa=ON)し、かつ比較制御部20
の選択制御C1を付勢にする。この場合の比較制御部2
0は、その初期(デフォルト)設定では例えばアンテナ
切替スイッチ15の接点a−c間を接続していると共
に、受信レベル検出部19aからの受信レベルLaと所
定閾値THとを比較しており、La<THになると、ア
ンテナ切替スイッチ15の接続を接点b−c側に切り替
える。またアンテナ切替スイッチ15の接点b−c間を
接続している時に、La<THになると、該アンテナ切
替スイッチ15の接続を接点a−c側に切り替える。こ
うして、アンテナ選択ダイバーシチ制御を行う。
【0031】また上記ステップS1の判別でt=0(O
FF)の場合はステップS3で第1の受信部16aへの
給電をOFF(Pa=OFF)にする。こうして、待ち
受け受信モード中の消費電力の節約が図られる。なお、
以下の説明については図3の構成を参照されたい。
【0032】図4(B),(C)は通話中等におけるフ
ェージングピッチの検出に基づくダイバーシチ受信方式
の切替制御を示している。図4(B)において、比較制
御部20の選択制御信号S1に変化があると、S1割込
処理に割込入力する。ステップS5ではカウンタS1の
内容に+1し、この処理を抜ける。また比較制御部21
の選択制御信号S2に変化があると、S2割込処理に割
込入力する。ステップS6ではカウンタS2の内容に+
1し、この処理を抜ける。
【0033】図4(C)において、CPU41に内蔵の
所定のタイマ(例えばT500ms間隔)がタイムアウ
トすると、このタイマ割込処理に入力する。ステップS
11ではアンテナ選択モード=1か否かを判別する。ア
ンテナ選択モードの場合は、更にステップS12でカウ
ンタS1>P(例えばP=15)か否かを判別する。S
1>Pの場合は、アンテナ選択ダイバーシチにおけるフ
ェージングレート(単位時間当たりの選択切替数S1)
が高いので、ステップS13に進み、第2の受信部16
bに給電(Pb=ON)すると共に、制御信号C1をア
ンテナ選択固定モードにし、かつアンテナ選択モード=
0にする。この場合の比較制御部20は、アンテナ切替
スイッチ15の接点a−c間と接点b−d間とを夫々接
続する。一方、給電された側の比較制御部21では受信
レベル検出部19a,19bからの両受信レベルLa,
Lbを比較すると共に、La>Lbの場合は選択部22
の接点a−c間を接続し、またLa>Lbでない場合は
選択部22の接点b−c間を接続する。また上記ステッ
プS12の判別でS1>Pでない場合は上記ステップS
13の処理をスキップする。ステップS14ではカウン
タS1,S2の内容をリセットし、この処理を抜ける。
【0034】また上記ステップS11の判別でアンテナ
選択モード=0(即ち、検波後選択モード)の場合は、
更にステップS15でカウンタS2<Q(例えばQ=
5)か否かを判別する。S2<Qの場合は、検波後選択
ダイバーシチにおけるフェージングレートが低いので、
ステップS16に進み、制御信号C1をアンテナ選択付
勢モードにすると共に、アンテナ選択モード=1とな
し、かつ第2の受信部16bの給電をOFF(Pb=O
FF)にする。この場合の比較制御部20は受信レベル
検出部19aからの受信レベルLaと所定閾値THとの
比較結果に基づきアンテナ切替スイッチ15の接続を接
点a−c側又はb−c側に切り替える。また上記ステッ
プS15の判別でS2<Qでない場合は上記ステップS
16の処理をスキップする。
【0035】かくして、通話中等における通話品質を損
なわずに消費電力の節約が図れる。またダイバーシチモ
ード切替のためのフェージングレートS1,S2の閾値
P,Qにヒステリシス特性を持たせることにより安定な
モード切替が可能となる。なお、フェージングピッチの
検出は受信レベル(包絡線)の単位時間(例えば約6m
s)当たりの変化の大きさにより検出しても良い。
【0036】図5(A),(B)は通話中等における受
信レベルの検出に基づくダイバーシチ受信方式の切替制
御を示している。図5(A)において、受信レベル検出
部19aは定期的に受信レベルデータLaを出力し、該
出力があると、La割込処理に割込入力する。ステップ
S21では受信レベルデータLaを読み込み、ステップ
S22では受信レベルデータLaの移動平均値を求め、
この処理を抜ける。また受信レベル検出部19bからの
受信レベルデータLbの出力があると、Lb割込処理に
割込入力する。ステップS23では受信レベルデータL
bを読み込み、ステップS24では受信レベルデータL
bの移動平均値を求め、この処理を抜ける。
【0037】図5(B)において、CPU41に内蔵の
所定のタイマ(例えばT=30s間隔)がタイムアウト
すると、このタイマ割込処理に入力する。ステップS3
1ではアンテナ選択モード=1か否かを判別し、アンテ
ナ選択モードの場合は、更にステップS32で受信レベ
ルデータの移動平均値Laがこのアンテナ選択モードに
よる動作を継続するのに適切な範囲(THa)内にある
か否かを判別する。適切な範囲内にない(即ち、移動平
均値Laが低過ぎる又は高過ぎる)場合は、ステップS
33に進み、第2の受信部16bに給電(Pb=ON)
すると共に、比較制御部20に対する制御信号C1をア
ンテナ選択固定モードにし、かつアンテナ選択モード=
0にする。また上記ステップS32の判別で適切な範囲
内にある場合は上記ステップS33の処理をスキップす
る。
【0038】また上記ステップS31の判別でアンテナ
選択モード=0(即ち、検波後選択モード)の場合は、
更にステップS35で受信レベルデータの移動平均値L
a,Lbが共にこの検波後選択モードによる動作を継続
するのに適切な範囲(THb)内にあるか否かを判別す
る。適切な範囲内にない(即ち、移動平均値La,Lb
が共にアンテナ選択モードでも十分に受信できる範囲内
にある)場合は、ステップS36に進み、比較制御部2
0に対する制御信号C1をアンテナ選択付勢モードにす
ると共に、アンテナ選択モード=1となし、かつ第2の
受信部16bへの給電をOFF(Pb=OFF)にす
る。また上記ステップS35の判別で適切な範囲内にあ
る場合は上記ステップS36の処理をスキップする。
【0039】かくして、通話中等における通話品質を損
なわずに消費電力の節約が図れる。また、ダイバーシチ
モード切替のための受信レベルLa,Lbの閾値範囲T
Ha,THbにヒステリシス特性を持たせることにより
安定なモード切替が可能となる。
【0040】図6(A),(B)は通話中等における回
線品質の検出に基づくダイバーシチ受信方式の切替制御
を示している。
【0041】なお、図9に回線品質検出部23における
一例の回線品質検出方法を示す。図9(A)はQPSK
復調方式における直交検波軸I,Qを示しており、座標
(I,Q)=(1,1)の点が符号点である。しかし、
実際の復調信号は、フェージング等の影響により略ラン
ダムな位相変調を受けるため、該復調信号は符号点から
±の方向に位相がずれる。図9(B)は回線品質検出部
23における位相−回線品質変換テーブルを示してい
る。各復号点の位相範囲を位置データQ0−Q2でコー
ディングすると共に、これらを回線品質を表すデータP
Dに変換して出力する。ここで、PD=0は回線品質が
良好の状態であり、PDの値が増すと回線品質が低下
し、PD=3は回線品質が劣悪の状態である。本実施の
形態では係る回線品質検出方法を採用することにより、
ダイバーシチ受信方式の切替制御が回線品質の速い変動
にも追従できる。
【0042】図6(A)に戻り、回線品質検出部23か
らの回線品質データPDaの出力があると、PDa割込
処理に割込入力する。ステップS41では回線品質デー
タPDaを読み込み、ステップS42では回線品質デー
タPDaの移動平均値を求め、この処理を抜ける。また
回線品質検出部23からの回線品質データPDbの出力
があると、PDb割込処理に割込入力する。ステップS
43では回線品質データPDbを読み込み、ステップS
44では回線品質データPDbの移動平均値を求め、こ
の処理を抜ける。なお、直交検波信号の位相がランダム
に変化する様な場合には、上記回線品質データPDa,
PDbの移動平均値を求める代わりに、これらの分散の
程度を求める様に構成しても良い。
【0043】図6(C)において、CPU41に内蔵の
所定のタイマ(例えばT=10ms間隔、但し、自局の
通話スロット時間を累積加算したものでも良い)がタイ
ムアウトすると、このタイマ割込処理に入力する。ステ
ップS51ではアンテナ選択モード=1か否かを判別
し、アンテナ選択モードの場合は、更にステップS52
で回線品質データの移動平均値PDa>THcか否かを
判別する。PDa>THcの場合は、アンテナ選択ダイ
バーシチにおける回線品質が劣化しているので、ステッ
プS53に進み、第2の受信部16bに給電(Pb=O
N)すると共に、比較制御部20に対する制御信号C1
をアンテナ選択固定モードにし、かつアンテナ選択モー
ド=0にする。また上記ステップS52の判別でPDa
>THcでない場合は上記ステップS53の処理をスキ
ップする。
【0044】また上記ステップS51の判別でアンテナ
選択モード=0(即ち、検波後選択モード)の場合は、
更にステップS55で回線品質データの移動平均値PD
a,PDbが共にPDa,PDb<THdか否かを判別
する。PDa,PDb<THdの場合は、検波後選択ダ
イバーシチにおける回線品質が十分に良好なので、ステ
ップS56に進み、比較制御部20に対する制御信号C
1をアンテナ選択付勢モードにすると共に、アンテナ選
択モード=1となし、かつ第2の受信部16bへの給電
をOFF(Pb=OFF)にする。また上記ステップS
55の判別でPDa,PDb<THdでない場合は上記
ステップS56の処理をスキップする。
【0045】かくして、通話中等における通話品質を損
なわずに消費電力の節約が図れる。またダイバーシチモ
ード切替のための回線品質PDa,PDbの閾値TH
c,THdにヒステリシス特性を持たせることにより安
定なモード切替が可能となる。なお、回線品質は復号デ
ータのビットエラー率(所定受信ビット数当たりの誤り
ビット数)を検出することによって求めても良い。
【0046】図7(A)は通話中等における本携帯機の
移動速度の検出に基づくダイバーシチ受信方式の切替制
御を示している。CPU41に内蔵の所定のタイマ(例
えばT=1s間隔)がタイムアウトすると、このタイマ
割込処理に入力する。ステップS61ではGPS受信機
50から自局の平面位置座標データX,Y(なお、高さ
の位置座標データZを含んでも良い)を読み込む。ステ
ップS62では自局の移動速度V(単位時間当たりの位
置座標データの変化分△X,△Y)を求める。
【0047】ステップS63ではアンテナ選択モード=
1か否かを判別し、アンテナ選択モードの場合は、更に
ステップS64で自局の移動速度V>THeか否かを判
別する。V>THeの場合は、アンテナ選択ダイバーシ
チにおけるフェージングレートが高いと考えられるの
で、ステップS65に進み、第2の受信部16bに給電
(Pb=ON)すると共に、比較制御部20に対する制
御信号C1をアンテナ選択固定モードにし、かつアンテ
ナ選択モード=0(即ち、検波後選択ダイバーシチモー
ド)にする。また上記ステップS64の判別でV>TH
eでない場合は上記ステップS65の処理をスキップす
る。
【0048】また上記ステップS63の判別でアンテナ
選択モード=0(即ち、検波後選択ダイバーシチモー
ド)の場合は、更にステップS66で自局の移動速度V
<THfか否かを判別する。D<THfの場合は、検波
後選択ダイバーシチにおけるフェージングレートが十分
に低いと考えられるので、ステップS67に進み、比較
制御部20に対する制御信号C1をアンテナ選択付勢モ
ードにすると共に、アンテナ選択モード=1となし、か
つ第2の受信部16bへの給電をOFF(Pb=OF
F)にする。また上記ステップS66の判別でD<TH
fでない場合は上記ステップS67の処理をスキップす
る。
【0049】かくして、通話中等における通話品質を損
なわずに消費電力の節約が図れる。またダイバーシチモ
ード切替のための自局の移動速度Vの閾値THe,TH
fにヒステリシス特性を持たせることにより安定なモー
ド切替が可能となる。なお、自局の移動速度Vは自動車
等に備え付けのスピードメータから入力するようにして
も良い。
【0050】図7(B)は通話中等における本携帯機の
基地局からの距離の検出に基づくダイバーシチ受信方式
の切替制御を示している。CPU41に内蔵の所定のタ
イマ(例えばT=10s間隔)がタイムアウトすると、
このタイマ割込処理に入力する。ステップS71ではG
PS受信機50から自局の平面位置座標データX,Y
(なお、高さの位置座標データZを含んでも良い)を読
み込む。ステップS72では接続基地局から自局までの
距離Dを求める。この時、接続基地局の位置座標データ
0 ,Y0 が必要となるが、該情報は予め接続基地局よ
り通知され、又は自局が備えるネットーワーク管理情報
テーブルから抽出することが可能である。
【0051】ステップS73ではアンテナ選択モード=
1か否かを判別し、アンテナ選択モードの場合は、更に
ステップS74で基地局から自局までの距離Dがこのア
ンテナ選択モードによる動作を継続するのに適切な範囲
(R)内にあるか否かを判別する。適切な範囲内にない
(即ち、距離Dが近すぎる又は遠すぎる)場合は、ステ
ップS75に進み、第2の受信部16bに給電(Pb=
ON)すると共に、比較制御部20に対する制御信号C
1をアンテナ選択固定モードにし、かつアンテナ選択モ
ード=0(即ち、検波後選択ダイバーシチモード)にす
る。また上記ステップS74の判別で適切な範囲内にあ
る場合は上記ステップS75の処理をスキップする。
【0052】また上記ステップS73の判別でアンテナ
選択モード=0(即ち、検波後選択ダイバーシチモー
ド)の場合は、更にステップS76で基地局から自局ま
での距離Dがこの検波後選択モードによる動作を継続す
るのに適切な範囲(S)内にあるか否かを判別する。適
切な範囲内にない(即ち、基地局からの距離Dがアンテ
ナ選択モードでも十分に受信できる範囲内にある)場合
は、ステップS77に進み、比較制御部20に対する制
御信号C1をアンテナ選択付勢モードにすると共に、ア
ンテナ選択モード=1となし、かつ第2の受信部16b
への給電をOFF(Pb=OFF)にする。また上記ス
テップS76の判別で基地局から自局までの距離Dが適
切な範囲(S)内にある場合は上記ステップS77の処
理をスキップする。
【0053】かくして、通話中等における通話品質を損
なわずに消費電力の節約が図れる。またダイバーシチモ
ード切替のための基地局からの距離Dの範囲閾値R,S
にヒステリシス特性を持たせることにより安定なモード
切替が可能となる。
【0054】なお、図示しないが、上記に加え、本携帯
機の動作モードを使用者のキー操作によりアンテナ選択
ダーバーシチモ−ド又は検波後選択ダイバーシチモ−ド
に固定出来る。即ち、使用者の意思により通話品質を良
くするか、又は通話時間を長くするかを選択できる。
【0055】図10,図11は各種受信方式におけるエ
ラーレート特性を比較する図(1),(2)で、図10
(A)〜図11(B)に渡り、フェージング周波数fd
=0Hz,10Hz,40Hz,80Hzの各場合を示
している。因みに、これらを移動局の移動速度で表す
と、静止,10km/h,40〜50km/h,80〜
100km/hに夫々相当する。また、各グラフの縦軸
はビット誤り率、横軸は受信レベル[dBμ]を表し、
各グラフ中の◆印はTRXのみによる受信、■印はRX
のみによる受信、▲印はアンテナ選択ダイバーシチ方式
による受信、×印は検波後選択ダイバーシチ方式による
受信特性を夫々示している。
【0056】図10(A),(B)において、受信レベ
ル=0dBμ付近で見ると、フェージング周波数fdが
0〜10Hz付近までの間では、アンテナ選択ダイバー
シチと検波後選択ダイバーシチとで両特性が類似してい
る。一方、図11(A)のfd=40Hz付近では両特
性間に差が生じ始めており、更に図11(B)のfd=
80Hz付近では両特性間に大きな差が生じている。従
って、本実施の形態では、例えば、装置のアンテナ選択
ダイバーシチによる運用中にfd>30Hzを検出した
場合は検波後選択ダイバーシチによる運用に切替え、ま
た装置の検波後選択ダイバーシチによる運用中にfd<
10Hzを検出した場合はアンテナ選択ダイバーシチに
よる運用に切替えることが可能である。
【0057】また図10(A)において、受信レベルに
着目すると、どの方式でも受信レベルが増す程一様にビ
ットエラー率が低下している。しかし、図10(B)〜
図11(B)を見ると、検波後選択ダイバーシチ以外
(即ち、アンテナ選択ダイバーシチ)では、受信レベル
の増加に応じてビットエラー率の低下が頭打ちとなって
いる。この様な差が生じるのは、アンテナ選択ダイバー
シチ方式ではアンテナ切替スイッチ15等におけるアイ
ソレーションが十分ではないために、受信レベルの増大
すると、非選択信号波の漏れ込み等によりダイバーシチ
効果の改善が飽和するためと考えられる。なお、図は受
信レベルが増大した場合のみを示しているが、逆に受信
レベルが低下した場合でも、検波後選択ダイバーシチと
アンテナ選択ダイバーシチとの間に特性改善の差が生じ
得る。従って、本実施の形態では、例えば、装置のアン
テナ選択ダイバーシチによる運用中に受信レベルが0d
Bμからの第1の所定範囲を超えた場合は検波後選択ダ
イバーシチによる運用に切替え、また装置の検波後選択
ダイバーシチによる運用中に受信レベルが0dBμから
の第2の所定範囲を超えない場合はアンテナ選択ダイバ
ーシチによる運用に切替えることが可能である。
【0058】また、ビット誤り率による評価では、例え
ばビット誤り率が10-2程度を満たすか否かで両ダイバ
ーシチ方式を切り替えることも可能である。また自局の
移動速度Vは上記フェージングレートに、また基地局か
らの距離Dは上記受信レベルに準じて夫々考えられる。
【0059】更には、上記フェージング周波数fdと受
信レベルとを組み合わせることにより、本ダイバーシチ
切替制御の一層木目細かい判断が可能となる。この場合
はメモリ(ROM等)に予め判断テーブルを用意してお
き、制御に使用する。この場合の一例の判断の目安を言
うと、図10(A)のfdが0Hz付近では、無条件で
アンテナ選択ダイバーシチ方式を選択する。また図10
(B)のfdが10Hz付近では、受信レベルが10d
Bμを超えたことにより検波後選択ダイバーシチ方式に
切替え、また受信レベルが5dBμを下回ったことによ
りアンテナ選択ダイバーシチ方式に切り替える。また図
11(A)のfdが40Hz付近では、受信レベルが5
dBμを超えたことにより検波後選択ダイバーシチ方式
に切替え、また受信レベルが0dBμを下回ったことに
よりアンテナ選択ダイバーシチ方式に切り替える。また
図11(B)のfdが80Hz付近では、無条件で検波
後選択ダイバーシチ方式を選択する。また、自局の移動
速度Vや、基地局からの距離Dの情報を組み合わせ、又
は加味して判断しても良い。
【0060】図12は他の実施の形態による携帯電話機
の一部構成を示している。例えば等利得合成ダイバーシ
チ方式の下では、アンテナ11aからの無線周波信号
は、位相検出部25で位相が検出され、かつ移相部26
で該検出位相に基づき他の受信系との位相が合わされ
る。アンテナ11bからの無線周波信号についても第2
の受信系4で同様に処理される。各移相部26からの無
線周波信号は加算器27で同相で合成され、更に受信回
路28で周波数変換、かつ検波・復調される。なお、図
示しないが、各受信系の無線周波信号を各受信系の受信
レベルに応じた重み付けで合成すれば最大比合成ダイバ
ーシチとなる。一方、アンテナ選択ダイバーシチ方式の
下では、比較制御部20が、受信レベルLaと所定閾値
THとの比較に基づき、アンテナ11a又は11bを第
1の受信系の移相部26に接続する。係る構成に付いて
も、上記各実施の形態で述べたダイバーシチ受信方式の
切替制御を適用可能である。
【0061】なお、上記各実施の形態では携帯電話機へ
の適用例を述べたが、本発明はデータ通信を行う様な携
帯無線端末装置にも適用可能である。
【0062】また、上記各実施の形態では比較制御部2
0,21における一例のダイバーシチ選択方法を述べた
が、このダイバーシチ選択方法には他の公知の様々な方
法を適用できる。
【0063】また、上記本発明に好適なる複数実施の形
態を述べたが、本発明思想を逸脱しない範囲内で各部の
構成、制御、及びこれらの組合せの様々な変更が行える
ことは言うまでも無い。
【0064】
【発明の効果】以上のべた如く本発明によれば、高い通
話品質等を維持しつつ、かつ消費電力を削減でき、よっ
て携帯電話機等の品質向上、長時間使用可等に寄与する
所が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明する図である。
【図2】第1の実施の形態による携帯電話機のブロック
図である。
【図3】第2の実施の形態による携帯電話機のブロック
図である。
【図4】実施の形態によるダイバーシチ受信方式切替制
御のフローチャート(1)である。
【図5】実施の形態によるダイバーシチ受信方式切替制
御のフローチャート(2)である。
【図6】実施の形態によるダイバーシチ受信方式切替制
御のフローチャート(3)である。
【図7】実施の形態によるダイバーシチ受信方式切替制
御のフローチャート(4)である。
【図8】実施の形態による間欠受信制御のタイミングチ
ャートである。
【図9】実施の形態による回線品質の検出方法を説明す
る図である。
【図10】各種受信方式におけるエラーレート特性を比
較する図(1)である。
【図11】各種受信方式におけるエラーレート特性を比
較する図(2)である。
【図12】他の実施の形態による携帯電話機の一部構成
を示す図である。
【図13】従来技術を説明する図である。
【符号の説明】
11a 送受信アンテナ(TRX) 11b 受信専用アンテナ(RX) 12 送受分波スイッチ 13 送信部 14 周波数シンセサイザ(SYN) 15 アンテナ切替スイッチ(ASW) 16a,16b 第1,第2の受信部 17a,17b RF−IF部 18a,18b 検波復調部 19a,19b 受信レベル検出部 20 比較制御部 21 比較制御部 22 選択部 23 回線品質検出部 31 TDMA同期制御部 32 コーデック(CODEC) 33 ベースバンド処理部(BBP) 34 マイク(MIC) 35 スピーカ(SPK) 41 CPU 42 主メモリ(MM) 44 コンソール部(CSL) 45 表示部(DISP) 46 キーボード部(KBD) 47 共通バス 50 GPS受信機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K059 CC03 CC04 DD02 DD06 DD16 DD25 DD35 EE03 5K067 AA23 AA43 BB04 CC24 EE02 EE10 KK03 KK05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局を介する所定の多元接続方式の下
    で通信を行う携帯無線端末装置において、 異なる経路の電波を受信する複数のアンテナと、 複数のアンテナ対応に設けられた複数の受信回路と、 複数の受信回路の内の特定の受信回路を介して検出され
    た受信レベルに基づき何れか1つのアンテナを該特定の
    受信回路に切替接続する第1のダイバーシチ構成部と、 複数の受信回路の各受信信号を、その各受信レベルの比
    較に基づき何れか一つを選択し、又は各受信信号の位相
    を合わせて合成する第2のダイバーシチ構成部と、 待ち受け受信中の装置を第1のダイバーシチ構成部によ
    り運用するダイバーシチ切替制御部と、 第1のダイバーシチ構成部による運用時には第2のダイ
    バーシチ構成部の内の非稼働部分に給電しない給電制御
    部とを備えることを特徴とする携帯無線端末装置。
  2. 【請求項2】 基地局を介する所定の多元接続方式の下
    で通信を行う携帯無線端末装置において、 異なる経路の電波を受信する複数のアンテナと、 複数のアンテナ対応に設けられた複数の受信回路と、 複数の受信回路の内の特定の受信回路を介して検出され
    た受信レベルに基づき何れか1つのアンテナを該特定の
    受信回路に切替接続する第1のダイバーシチ構成部と、 複数の受信回路の各受信信号を、その各受信レベルの比
    較に基づき何れか一つを選択し、又は各受信信号の位相
    を合わせて合成する第2のダイバーシチ構成部と、 装置運用中のフェージングピッチを検出するフェージン
    グピッチ検出部と、 前記検出されたフェージングピッチに応じて装置を第1
    又は第2のダイバーシチ構成部による運用に切り替える
    ダイバーシチ切替制御部と、 第1のダイバーシチ構成部による運用時には第2のダイ
    バーシチ構成部の内の非稼働部分に給電しない給電制御
    部とを備えることを特徴とする携帯無線端末装置。
  3. 【請求項3】 基地局を介する所定の多元接続方式の下
    で通信を行う携帯無線端末装置において、 異なる経路の電波を受信する複数のアンテナと、 複数のアンテナ対応に設けられた複数の受信回路と、 複数の受信回路の内の特定の受信回路を介して検出され
    た受信レベルに基づき何れか1つのアンテナを該特定の
    受信回路に切替接続する第1のダイバーシチ構成部と、 複数の受信回路の各受信信号を、その各受信レベルの比
    較に基づき何れか一つを選択し、又は各受信信号の位相
    を合わせて合成する第2のダイバーシチ構成部と、 装置運用中の受信レベルを検出する受信レベル検出部
    と、 前記検出された受信レベルに応じて装置を第1又は第2
    のダイバーシチ構成部による運用に切り替えるダイバー
    シチ切替制御部と、 第1のダイバーシチ構成部による運用時には第2のダイ
    バーシチ構成部の内の非稼働部分に給電しない給電制御
    部とを備えることを特徴とする携帯無線端末装置。
  4. 【請求項4】 基地局を介する所定の多元接続方式の下
    で通信を行う携帯無線端末装置において、 異なる経路の電波を受信する複数のアンテナと、 複数のアンテナ対応に設けられた複数の受信回路と、 複数の受信回路の内の特定の受信回路を介して検出され
    た受信レベルに基づき何れか1つのアンテナを該特定の
    受信回路に切替接続する第1のダイバーシチ構成部と、 複数の受信回路の各受信信号を、その各受信レベルの比
    較に基づき何れか一つを選択し、又は各受信信号の位相
    を合わせて合成する第2のダイバーシチ構成部と、 装置運用中の回線品質を検出する回線品質検出部と、 前記検出された回線品質に応じて装置を第1又は第2の
    ダイバーシチ構成部による運用に切り替えるダイバーシ
    チ切替制御部と、 第1のダイバーシチ構成部による運用時には第2のダイ
    バーシチ構成部の内の非稼働部分に給電しない給電制御
    部とを備えることを特徴とする携帯無線端末装置。
  5. 【請求項5】 基地局を介する所定の多元接続方式の下
    で通信を行う携帯無線端末装置において、 異なる経路の電波を受信する複数のアンテナと、 複数のアンテナ対応に設けられた複数の受信回路と、 複数の受信回路の内の特定の受信回路を介して検出され
    た受信レベルに基づき何れか1つのアンテナを該特定の
    受信回路に切替接続する第1のダイバーシチ構成部と、 複数の受信回路の各受信信号を、その各受信レベルの比
    較に基づき何れか一つを選択し、又は各受信信号の位相
    を合わせて合成する第2のダイバーシチ構成部と、 自局の移動速度を検出する速度検出部と、 前記検出された移動速度に応じて装置を第1又は第2の
    ダイバーシチ構成部による運用に切り替えるダイバーシ
    チ切替制御部と、 第1のダイバーシチ構成部による運用時には第2のダイ
    バーシチ構成部の内の非稼働部分に給電しない給電制御
    部とを備えることを特徴とする携帯無線端末装置。
  6. 【請求項6】 基地局を介する所定の多元接続方式の下
    で通信を行う携帯無線端末装置において、 異なる経路の電波を受信する複数のアンテナと、 複数のアンテナ対応に設けられた複数の受信回路と、 複数の受信回路の内の特定の受信回路を介して検出され
    た受信レベルに基づき何れか1つのアンテナを該特定の
    受信回路に切替接続する第1のダイバーシチ構成部と、 複数の受信回路の各受信信号を、その各受信レベルの比
    較に基づき何れか一つを選択し、又は各受信信号の位相
    を合わせて合成する第2のダイバーシチ構成部と、 基地局と自局との間の距離を検出する距離検出部と、 前記検出された距離に応じて装置を第1又は第2のダイ
    バーシチ構成部による運用に切り替えるダイバーシチ切
    替制御部と、 第1のダイバーシチ構成部による運用時には第2のダイ
    バーシチ構成部の内の非稼働部分に給電しない給電制御
    部とを備えることを特徴とする携帯無線端末装置。
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