JP2000183560A - 電子部品収納用容器 - Google Patents

電子部品収納用容器

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JP2000183560A
JP2000183560A JP10355050A JP35505098A JP2000183560A JP 2000183560 A JP2000183560 A JP 2000183560A JP 10355050 A JP10355050 A JP 10355050A JP 35505098 A JP35505098 A JP 35505098A JP 2000183560 A JP2000183560 A JP 2000183560A
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glass
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Takashi Shibata
崇 柴田
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    • C03C3/23Silica-free oxide glass compositions containing halogen and at least one oxide, e.g. oxide of boron
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Abstract

(57)【要約】 【課題】封止材を軟化溶融させる熱によって容器内部に
収容する電子部品に特性劣化が招来する。 【解決手段】電子部品収納用容器であって、封止材8が
酸化銀30乃至40重量%、五酸化燐20乃至30重量
%、ヨウ化銀15乃至25重量%、酸化亜鉛1乃至6重
量%から成るガラス成分にフィラーとしての酸化ニオブ
と五酸化燐を固溶した酸化ジルコニウムを10乃至30
重量%添加したガラスから成る第1部材8aと、該第1
部材8aの上下に配され、酸化珪素55乃至65重量
%、酸化硼素18乃至28重量%、酸化ナトリウム4乃
至10重量%、酸化アルミニウム2乃至8重量%、酸化
カリウム1乃至6重量%、酸化リチウム1乃至6重量
%、酸化バリウム0.5乃至3重量%のガラスから成る
第2部材8bとで形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体素子や圧電振
動子等の電子部品を気密に封止して収容するための電子
部品収納用容器に関し、特に封止材にガラスを用いて封
止を行う電子部品収納用容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体集積回路素子をはじめとす
る半導体素子あるいは水晶振動子、弾性表面波素子とい
った圧電振動子等の電子部品を収容するための電子部品
収納用容器は、例えば、酸化アルミニウム質焼結体等の
電気絶縁材料からなり、その上面あるいは下面の略中央
部に電子部品を収容するための凹部およびその凹部周辺
から下面にかけて導出された、例えば、タングステンや
モリブデン等の高融点金属からなる複数個の配線層を有
する絶縁基体と、電子部品を外部電気回路に電気的に接
続するために配線層に銀ロウ等のロウ材を介して取着さ
れた外部リード端子と、蓋体とから構成されている。
【0003】そして、電子部品が、例えば、半導体素子
の場合には、絶縁基体の凹部の底面に半導体素子をガラ
ス、樹脂、ロウ材等からなる接着材を介して接着固定す
るとともに半導体素子の各電極と配線層とをボンディン
グワイヤ等の電気的接続手段を介して電気的に接続し、
しかる後、絶縁基体の上面に蓋体を低融点ガラスからな
る封止材を介して接合させ、絶縁基体と蓋体とからなる
容器内部に半導体素子を気密に収容することによって最
終製品としての半導体装置となる。
【0004】また電子部品が、例えば、圧電振動子の場
合には、絶縁基体の凹部の底面に形成された段差部に圧
電振動子の一端を導電性エポキシ樹脂等からなる接着材
を介して接着固定するとともに圧電振動子の各電極を配
線層に電気的に接続し、しかる後、絶縁基体の上面に蓋
体を低融点ガラスからなる封止材を介して接合させ、絶
縁基体と蓋体とからなる容器内部に圧電振動子を気密に
収容することによって最終製品としての電子部品装置と
なる。
【0005】なお、絶縁基体に蓋体を接合させる封止材
としては、一般に酸化鉛56乃至66重量%、酸化ホウ
素4乃至14重量%、酸化珪素1乃至6重量%、酸化ビ
スマス0.5乃至5重量%、酸化亜鉛0.5乃至3重量
%を含むガラス成分に、フィラーとしてのコージェライ
ト系化合物を9乃至19重量%、チタン酸錫系化合物を
10乃至20重量%添加したガラスが使用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の電子部品収納用容器においては、絶縁基体に蓋体を
接合させる封止材である低融点ガラスの軟化溶融温度が
約400℃程度であること、近時の電子部品は高密度
化、高集積化にともなって耐熱性が低下してきたことか
ら、絶縁基体と蓋体とを封止材を介して接合し、絶縁基
体と蓋体とからなる容器の内部に電子部品を気密に収容
した場合、封止材を溶融させる熱が内部に収容する電子
部品に作用して電子部品の特性劣化を招来させ、電子部
品を正常に作動させることができないという問題点を有
していた。
【0007】また、電子部品を絶縁基体の凹部の底面あ
るいは段差部へ導電性エポキシ樹脂等からなる樹脂製の
接着材を介して接着固定した場合、電子部品を接着固定
する接着材の耐熱性が低いため、接着材に封止材を溶融
させる熱が作用すると電子部品の接着固定が破れ、その
結果、電子部品を常に、安定に作動させることができな
くなるという問題点も有していた。
【0008】本発明は、上記問題点に鑑み案出されたも
ので、その目的は絶縁基体と蓋体とからなる容器の内部
に電子部品をその特性の劣化を招来することなく気密に
封止し、電子部品を長期間にわたり正常、かつ安定に作
動させることができる電子部品収納用容器を提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、絶縁基体と蓋
体とを封止材を介して接合させ、絶縁基体と蓋体とから
成る容器内部に電子部品を気密に収容する電子部品収納
用容器であって、前記封止材は酸化銀30乃至40重量
%、五酸化燐20乃至30重量%、ヨウ化銀15乃至2
5重量%、酸化亜鉛1乃至6重量%から成るガラス成分
にフィラーとしての酸化ニオブと五酸化燐を固溶した酸
化ジルコニウムを10乃至30重量%添加したガラスか
ら成る第1部材と、該第1部材の上下に配され、酸化珪
素55乃至65重量%、酸化硼素18乃至28重量%、
酸化ナトリウム4乃至10重量%、酸化アルミニウム2
乃至8重量%、酸化カリウム1乃至6重量%、酸化リチ
ウム1乃至6重量%、酸化バリウム0.5乃至3重量%
のガラスから成る第2部材とで形成されていることを特
徴とするものである。
【0010】本発明の電子部品収納用容器によれば、絶
縁基体と蓋体とからなる容器を最終的に気密封止する第
1部材として酸化銀30乃至40重量%、五酸化燐20
乃至30重量%、ヨウ化銀15乃至25重量%、酸化亜
鉛1乃至6重量%から成るガラス成分にフィラーとして
の酸化ニオブと五酸化燐を固溶した酸化ジルコニウムを
10乃至30重量%添加したガラスから成る軟化溶融温
度が300℃以下と低いガラスを使用したことから、絶
縁基体と蓋体とを封止材を介して接合させ、絶縁基体と
蓋体とからなる容器の内部に電子部品を気密に収容する
際、封止材を溶融させる熱が内部に収容する電子部品に
作用しても電子部品の特性に劣化を招来することはな
く、その結果、電子部品を長期間にわたり正常、かつ安
定に作動させることが可能となる。
【0011】また同時に本発明の電子部品収納用容器に
よれば、絶縁基体と蓋体とからなる容器を最終的に気密
封止する封止材の中央域の軟化溶融温度が300℃以下
であり、低温であることから絶縁基体と蓋体とを封止材
を介して接合させ、絶縁基体と蓋体とからなる容器の内
部に電子部品を気密に収容する際、封止材を溶融させる
熱によって電子部品を絶縁基体の凹部の底面あるいは段
差部へ接着固定する導電性エポキシ樹脂等からなる樹脂
製の接着材が劣化することもなく、これによって電子部
品を絶縁基体の凹部底面あるいは段差部へ接着材を介し
て極めて強固に接着固定することが可能となり、電子部
品を常に安定に作動させることができる。
【0012】更に本発明の電子部品収納用容器によれ
ば、絶縁基体及び蓋体と容器を気密に封止する第1部材
との間に両者に対して接合性の良い酸化珪素55乃至6
5重量%、酸化硼素18乃至28重量%、酸化ナトリウ
ム4乃至10重量%、酸化アルミニウム2乃至8重量
%、酸化カリウム1乃至6重量%、酸化リチウム1乃至
6重量%、酸化バリウム0.5乃至3重量%のガラスか
ら成る第2部材を配したことから、絶縁基体及び蓋体と
第1部材とは間に第2部材を介してして強固に接合され
ることとなり、その結果、容器の気密封止が完全で、容
器の内部に収容する電子部品を長期間にわたり正常、か
つ安定に作動させることが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明を添付図面に基づい
て詳細に説明する。図1は本発明の電子部品収納用容器
の実施の形態の一例を示す断面図、図2はその要部拡大
断面図であり、同図においては電子部品が半導体素子で
あり、電子部品収納用容器が半導体素子収納用パッケー
ジである場合の例を示している。
【0014】図1において、1は絶縁基体、2は蓋体で
ある。この絶縁基体1と蓋体2とで半導体素子3を収容
するための容器4が構成される。
【0015】前記絶縁基体1はその上面の略中央部に半
導体素子3を収容する空所を形成するための凹部1aが
設けてあり、該凹部1aの底面には半導体素子3がガラ
ス、樹脂、ロウ材等からなる接着材を介して接着固定さ
れる。
【0016】前記絶縁基体1は、酸化アルミニウム質焼
結体やムライト質焼結体、窒化アルミニウム質焼結体、
窒化珪素質焼結体、炭化珪素質焼結体等の電気絶縁材料
からなり、例えば、酸化アルミニウム質焼結体からなる
場合であれば、酸化アルミニウム、酸化珪素、酸化マグ
ネシウム、酸化カルシウム等の原料粉末に適当な有機バ
インダー、溶剤、可塑剤、分散材等を添加混合して泥漿
物を作り、該泥漿物を従来周知のドクターブレード法や
カレンダーロール法等のシート成形法を採用しシート状
に成形してセラミックグリーンシート(セラミック生シ
ート)を得、しかる後、それらセラミックグリーンシー
トに適当な打ち抜き加工を施すとともにこれを複数枚積
層し、約1600℃の高温で焼成することによって製作
される。
【0017】また前記絶縁基体1は凹部1a周辺から上
面にかけて複数個の配線層5が被着形成されており、こ
の配線層5の凹部1a周辺部には半導体素子3の各電極
がボンディングワイヤ6を介して電気的に接続され、ま
た絶縁基体1の上面に導出された部位には外部電気回路
と接続される外部リード端子7が銀ロウ等のロウ材を介
して取着されている。
【0018】前記配線層5は半導体素子3の各電極を外
部電気回路に電気的に接続する際の導電路として作用
し、タングステン、モリブデン、マンガン等の高融点金
属により形成されている。
【0019】前記配線層5はタングステン、モリブデ
ン、マンガン等の高融点金属粉末に適当な有機溶剤、溶
媒、可塑剤等を添加混合して得た金属ペーストを従来周
知のスクリーン印刷法等の厚膜手法を採用して絶縁基体
1となるセラミックグリーンシートに予め印刷塗布して
おき、これをセラミックグリーンシートと同時に焼成す
ることによって絶縁基体1の凹部1a周辺から上面にか
けて所定パターンに被着形成される。
【0020】なお、前記配線層5はその表面にニッケ
ル、金等の良導電性で耐食性及びロウ材との濡れ性が良
好な金属をめっき法により1〜20μmの厚みに被着さ
せておくと、配線層5の酸化腐食を有効に防止すること
ができるとともに配線層5とボンディングワイヤ6との
接続及び配線層5と外部リード端子7とのロウ付けを極
めて強固となすことができる。従って、前記配線層5の
酸化腐食を防止し、配線層5とボンディングワイヤ6と
の接続及び配線層5と外部リード端子7とのロウ付けを
強固となすには、配線層5の表面にニッケル、金等をめ
っき法により1〜20μmの厚みに被着させておくこと
が好ましい。
【0021】また一方、前記配線層5にロウ付けされる
外部リード端子7は容器4の内部に収容する半導体素子
3を外部電気回路に接続する作用をなし、外部リード端
子7を外部電気回路に接続することによって内部に収容
される半導体素子3はボンディングワイヤ6、配線層5
及び外部リード端子7を介して外部電気回路に電気的に
接続されることとなる。前記外部リード端子7は鉄ーニ
ッケルーコバルト合金や鉄ーニッケル合金等の金属材料
から成り、鉄ーニッケルーコバルト合金等のインゴット
(塊)に圧延加工法や打ち抜き加工法等、従来周知の金
属加工法を施すことによって所定の形状に形成される。
【0022】前記外部リード端子7はまたその表面にニ
ッケル、金等の良導電性で、かつ耐食性に優れた金属を
めっき法により1〜20μmの厚みに被着させておく
と、外部リード端子7の酸化腐食を有効に防止すること
ができるとともに外部リード端子7と外部電気回路との
電気的接続を良好となすことができる。そのため、前記
外部リード端子7はその表面にニッケル、金等をめっき
法により1〜20μmの厚みに被着させておくことが好
ましい。
【0023】更に前記外部リード端子7が取着された絶
縁基体1はその上面あるいは下面に蓋体2が封止材8を
介して接合され、これによって絶縁基体1と蓋体2とか
らなる容器4の内部に半導体素子3が気密に収容され
る。
【0024】前記蓋体2は絶縁基体1に設けた凹部1a
を塞ぐ作用をなし、酸化アルミニウム質焼結体、窒化ア
ルミニウム質焼結体、窒化珪素質焼結体、炭化珪素質焼
結体、ムライト質焼結体等の電気絶縁材料や鉄ーニッケ
ルーコバルト合金、鉄ーニッケル合金等の金属材料から
なり、例えば、酸化アルミニウム質焼結体からなる場
合、酸化アルミニウム、酸化珪素、酸化マグネシウム、
酸化カルシウム等の原料粉末に適当な有機バインダー、
溶剤、可塑材、分散剤等を添加混合して得た原料粉末を
所定のプレス金型内に充填するとともに一定圧力で押圧
して成形し、しかる後、前記成形品を約1500℃の温
度で焼成することによって製作される。また、鉄ーニッ
ケルーコバルト合金からなる場合、鉄ーニッケルーコバ
ルト合金のインゴット(塊)に圧延加工法や打抜き加工
法等、従来周知の金属加工法を施すことによって所定形
状に形成される。
【0025】前記封止材8は図2に示すように第1部材
8aの上下に第2部材8bを配した3層構造を有してお
り、第1部材8aは絶縁基体1と蓋体2とからなる容器
4を最終的に気密封止する作用をなし、第2部材8bは
第1部材8aを絶縁基体1及び蓋体2に強固に接合させ
る作用をなす。
【0026】前記第1部材8aと第2部材8bとからな
る封止材8は第2部材8bを絶縁基体1及び蓋体2の各
々の対向面に予め被着させておき、しかる後、絶縁基体
1及び蓋体2の各々に被着されている第2部材8bを第
1部材8aで接合することによって絶縁基体1と蓋体2
とを接合し、容器4の内部を気密に封止する。
【0027】前記封止材8を構成する第1部材8aは酸
化銀30乃至40重量%、五酸化燐20乃至30重量
%、ヨウ化銀15乃至25重量%、酸化亜鉛1乃至6重
量%のガラス成分にフィラーとしての酸化ニオブと五酸
化燐を固溶した酸化ジルコニウムを10乃至30重量%
添加することによって形成されている。
【0028】前記第1部材8aは酸化銀30乃至40重
量%、五酸化燐20乃至30重量%、ヨウ化銀15乃至
25重量%、酸化亜鉛1乃至6重量%から成るガラス成
分にフィラーとしての酸化ニオブと五酸化燐を固溶した
酸化ジルコニウムを10乃至30重量%添加したガラス
で形成されており、その軟化溶融温度は300℃以下と
低く、そのため絶縁基体1と蓋体2とを接合させ、容器
4を気密に封止する際、半導体素子3に第1部材8aを
溶融させる熱が作用したとしても半導体素子3の特性に
劣化を招来することはなく、半導体素子3を長期にわた
り正常、かつ安定に作動させることが可能となる。
【0029】また同時に半導体素子3が絶縁基体1の凹
部1a底面に樹脂製の接着材を介して接着固定されてい
る場合、該樹脂製接着材は第1部材8aの軟化溶融温度
が300℃以下と低いことから第1部材8aを軟化溶融
させる熱によって特性が大きく劣化することはなく、こ
れによって半導体素子3を絶縁基体1の凹部1a底面に
極めて強固に接着固定しておくことが可能となり、半導
体素子3を常に、安定に作動させることができる。
【0030】なお、前記第1部材8aはガラス成分とし
ての酸化銀の量が30重量%未満であるとガラスの軟化
溶融温度が高くなって、容器4を気密封止する際の熱に
よって半導体素子3の特性に劣化を招来してしまい、ま
た40重量%を超えるとガラスの耐薬品性が低下し、容
器4の気密封止の信頼性が大きく低下してしまう。従っ
て、前記酸化銀の量は30乃至40重量%の範囲に特定
される。
【0031】また五酸化燐の量は20重量%未満である
とガラスの軟化溶融温度が高くなって、容器4を気密封
止する際の熱によって半導体素子3の特性に劣化を招来
してしまい、また30重量%を超えるとガラスの耐薬品
性が低下し、容器4の気密封止の信頼性が大きく低下し
てしまう。従って、前記五酸化燐の量は20乃至30重
量%の範囲に特定される。
【0032】またヨウ化銀の量は15重量%未満である
とガラスの軟化溶融温度が高くなって、容器4を気密封
止する際の熱によって半導体素子3の特性に劣化を招来
してしまい、また25重量%を超えるとガラスの耐薬品
性が低下し、容器4の気密封止の信頼性が大きく低下し
てしまう。従って、前記ヨウ化銀の量は15乃至25重
量%の範囲に特定される。
【0033】また酸化亜鉛の量は1重量%未満であると
ガラスの耐薬品性が低下し、容器4の気密封止の信頼性
が大きく低下してしまい、また6重量%を超えるとガラ
スの結晶化が進んで流動性が大きく低下し、容器4の気
密封止が困難となってしまう。従って、前記酸化亜鉛の
量は1乃至6重量%の範囲に特定される。
【0034】更に前記第1部材8aには酸化ニオブと五
酸化燐を固溶した酸化ジルコニウムから成るフィラーが
10乃至30重量%含有されている。
【0035】前記酸化ニオブと五酸化燐を固溶した酸化
ジルコニウムから成るフィラーは第1部材8aの熱膨張
係数を調整し、絶縁基体1及び蓋体2(実際には後述す
る第2部材8b)に第1部材8aを強固に接合させ、容
器4の気密封止の信頼性を大きく向上させるとともに第
1部材8aの機械的強度を向上させる作用をなし、第1
部材8aにおけるフィラーの含有量が10重量%未満で
あると第1部材8aの機械的強度が低下するとともに第
1部材8aの熱膨張係数が第2部材8bの熱膨張係数に
対し大きく相違して両部材間の接合の信頼性が低下して
しまい、また30重量%を超えると第1部材8aのガラ
スの流動性が大きく低下し、容器4の気密封止が困難と
なってしまう。従って、前記第1部材8aに含有される
フィラーの量は10乃至30重量%の範囲に特定され
る。
【0036】前記第1部材8aはまたその厚みが10μ
m未満であると第1部材8aの流動性が低下し、容器4
の気密封止の信頼性が低下する傾向にあり、また100
μmを超えると第1部材8aの機械的強度が低下し、容
器4の気密封止の信頼性が低下する傾向にある。従っ
て、容器4の気密封止の信頼性を極めて高いものとする
には第1部材8aの厚さは10乃至100μmの範囲と
しておくことが好ましい。
【0037】更に前記第1部材8aの上下には図2に示
すように酸化珪素55乃至65重量%、酸化硼素18乃
至28重量%、酸化ナトリウム4乃至10重量%、酸化
アルミニウム2乃至8重量%、酸化カリウム1乃至6重
量%、酸化リチウム1乃至6重量%、酸化バリウム0.
5乃至3重量%から成るガラスで形成された第2部材8
bが配されている。
【0038】前記酸化珪素55乃至65重量%、酸化硼
素18乃至28重量%、酸化ナトリウム4乃至10重量
%、酸化アルミニウム2乃至8重量%、酸化カリウム1
乃至6重量%、酸化リチウム1乃至6重量%、酸化バリ
ウム0.5乃至3重量%のガラスから成る第2部材8b
は絶縁基体1、蓋体2及び第1部材8aと接合性がよ
く、該第2部材8bによって絶縁基体1及び蓋体2と前
記第1部材8aとは強固に接合し、これによって容器4
の気密封止が完全となる。
【0039】前記第2部材8bはそれを構成する酸化珪
素の量が55重量%未満であるとガラスの耐薬品性が低
下し、容器4の気密封止の信頼性が大きく低下してしま
い、また65重量%を超えるとガラスの軟化溶融温度が
高くなり配線層5等に表面酸化を起こして電気的配線の
信頼性に低下を招来することとなる。従って、前記酸化
珪素の量は55乃至65重量%の範囲に特定される。
【0040】また酸化硼素の量は18重量%未満である
とガラスの軟化溶融温度が高くなり配線層5等に表面酸
化を起こして電気的配線の信頼性に低下を招来すること
となってしまい、また28重量%を超えるとガラスの耐
薬品性が低下し、容器4の気密封止の信頼性が大きく低
下してしまう。従って、前記酸化硼素の量は18乃至2
8重量%の範囲に特定される。
【0041】また酸化ナトリウムの量は4重量%未満で
あるとガラスの軟化溶融温度が高くなり配線層5等に表
面酸化を起こして電気的配線の信頼性に低下を招来する
こととなってしまい、また10重量%を超えるとガラス
の耐薬品性が低下し、容器4の気密封止の信頼性が大き
く低下してしまう。従って、前記酸化ナトリウムの量は
4乃至10重量%の範囲に特定される。
【0042】また酸化アルミニウムの量は2重量%未満
であるとガラスの耐薬品性が低下し、容器4の気密封止
の信頼性が大きく低下してしまい、また8重量%を超え
るとガラスの軟化溶融温度が高くなり配線層5等に表面
酸化を起こして電気的配線の信頼性に低下を招来するこ
ととなる。従って、前記酸化アルミニウムの量は2乃至
8重量%の範囲に特定される。
【0043】また酸化カリウムの量は1重量%未満であ
るとガラスの軟化溶融温度が高くなり配線層5等に表面
酸化を起こして電気的配線の信頼性に低下を招来するこ
ととなってしまい、また6重量%を超えるとガラスの耐
薬品性が低下し、容器4の気密封止の信頼性が大きく低
下してしまう。従って、前記酸化カリウムの量は1乃至
6重量%の範囲に特定される。
【0044】また酸化リチウムの量は1重量%未満であ
るとガラスの軟化溶融温度が高くなり配線層5等に表面
酸化を起こして電気的配線の信頼性に低下を招来するこ
ととなってしまい、また6重量%を超えるとガラスの耐
薬品性が低下し、容器4の気密封止の信頼性が大きく低
下してしまう。従って、前記酸化カリウムの量は1乃至
6重量%の範囲に特定される。
【0045】また酸化バリウムの量は0.5重量%未満
であるとガラスの軟化溶融温度が高くなり配線層5等に
表面酸化を起こして電気的配線の信頼性に低下を招来す
ることとなってしまい、また3重量%を超えるとガラス
の耐薬品性が低下し、容器4の気密封止の信頼性が大き
く低下してしまう。従って、前記酸化バリウムの量は
0.5乃至3重量%の範囲に特定される。
【0046】更に前記封止材8bの厚みが10μm未満
であると絶縁基体1との接合強度が低下し、容器4の気
密封止の信頼性が低下する傾向にあり、また100μm
を超えると機械的強度が低下し、容器4の気密封止の信
頼性が低下する傾向にある。
【0047】従って、容器4の気密封止の信頼性を極め
て高いものとするには封止材8bはその厚さを10乃至
100μmの範囲としておくことが好ましい。
【0048】かくして上述の半導体素子収納用パッケー
ジによれば絶縁基体1の凹部1a低面に半導体素子3を
ガラス、樹脂、ロウ材等からなる接着材を介して接着固
定するとともに半導体素子3の各電極を配線層5にボン
ディングワイヤ6を介して電気的に接続し、しかる後、
絶縁基体1の上面に凹部1aを覆うように蓋体2を封止
材8を介して接合させ、絶縁基体1と蓋体2とからなる
容器4の内部に半導体素子3を気密に収容することによ
って最終製品としての半導体装置が完成する。
【0049】次に図3は本発明の電子部品収納用容器の
実施の形態の他の例を示す断面図であり、同図において
は電子部品が水晶振動子等の圧電振動子であり、電子部
品収納用容器が圧電振動子収納用容器である場合の例を
示している。
【0050】図3において11は絶縁基体、12は蓋体
である。この絶縁基体11と蓋体12とで圧電振動子1
3を収容するための容器14が構成される。
【0051】前記絶縁基体11はその上面に圧電振動子
13を収容する空所を形成するための段差部を有する凹
部11aが設けてあり、この凹部11aの段差部には圧
電振動子13が樹脂からなる接着材15を介して接着固
定される。
【0052】前記絶縁基体11は酸化アルミニウム質焼
結体やムライト質焼結体、窒化アルミニウム質焼結体、
窒化珪素質焼結体、炭化珪素質焼結体等の電気絶縁材料
からなり、上述の絶縁基体1と同様の方法によって製作
される。
【0053】また前記絶縁基体11に設けた凹部11a
の段差部には圧電振動子13が樹脂製の接着材15を介
して接着固定されており、該樹脂製の接着材15は、例
えば、導電性エポキシ樹脂等からなり、絶縁基体11の
凹部11aの段差部に接着材15を介して圧電振動子1
3を載置させ、しかる後、接着材15に熱硬化処理を施
し、熱硬化させることによって圧電振動子13を絶縁基
体11に接着固定させる。
【0054】更に前記絶縁基体11には凹部11aの段
差部より底面にかけて複数個の配線層16が被着形成さ
れており、該配線層16の凹部11aの段差部に位置す
る部位には圧電振動子13の各電極が導電性エポキシ樹
脂等からなる接着材15を介して電気的に接続され、ま
た絶縁基体11の底面に導出された部位には外部電気回
路の配線導体が半田等のロウ材を介して取着される。
【0055】前記配線層16は前述の配線層5と同様の
材料により同様の方法によって絶縁基体11に設けた凹
部11aの段差部より絶縁基体11の底面にかけて所定
パターンに形成される。
【0056】なお、前記配線層16はその露出する表面
にニッケル、金等の良導電性で耐食性及びロウ材との濡
れ性が良好な金属をめっき法により1〜20μmの厚み
に被着させておくと、配線層16の酸化腐食を有効に防
止することができるとともに配線層16を外部電気回路
の配線導体に半田等を介して極めて強固に接続させるこ
とができる。従って、前記配線層16の酸化腐食を防止
し、配線層16と外部電気回路との接続を強固となすに
は、配線層16の表面にニッケル、金等をめっき法によ
り1〜20μmの厚みに被着させておくことが好まし
い。
【0057】また前記圧電振動子12が接着固定されて
いる絶縁基体11の上面には蓋体12が封止材17を介
して接合され、これによって絶縁基体11と蓋体12と
から容器14の内部に圧電振動子13が気密に収容され
る。
【0058】前記封止材17は、前述の封止材8と同
様、第1部材の上下に第2部材を配した3層構造を有し
ており、該第1部材は酸化銀30乃至40重量%、五酸
化燐20乃至30重量%、ヨウ化銀15乃至25重量
%、酸化亜鉛1乃至6重量%のガラス成分にフィラーと
しての酸化ニオブと五酸化燐を固溶した酸化ジルコニウ
ムを10乃至30重量%添加することによって形成され
ている。
【0059】前記封止材17の第1部材は絶縁基体11
と蓋体12とからなる容器14を最終的に気密封止する
作用をなし、第2部材は第1部材を絶縁基体11及び蓋
体12に強固に接合させる作用をなす。
【0060】前記酸化銀30乃至40重量%、五酸化燐
20乃至30重量%、ヨウ化銀15乃至25重量%、酸
化亜鉛1乃至6重量%から成るガラス成分にフィラーと
しての酸化ニオブと五酸化燐を固溶した酸化ジルコニウ
ムを10乃至30重量%添加したガラスで形成されてい
る第1部材は、その軟化溶融温度が300℃以下と低
く、そのため絶縁基体11と蓋体12とを接合させ、容
器14を気密に封止する際、圧電振動子13を絶縁基体
11に固定している接着剤15に第1部材を軟化溶融さ
せる熱が作用したとしても接着材15に大きな特性劣化
を招来することはなく、これによって圧電振動子13を
絶縁基体11の凹部11aに設けた段差部に極めて強固
に接着固定しておくことが可能となり、圧電振動子13
を常に安定に作動させることが可能となる。
【0061】更に前記第1部材の上下には、前述の封止
材8と同様、酸化珪素55乃至65重量%、酸化硼素1
8乃至28重量%、酸化ナトリウム4乃至10重量%、
酸化アルミニウム2乃至8重量%、酸化カリウム1乃至
6重量%、酸化リチウム1乃至6重量%、酸化バリウム
0.5乃至3重量%のガラスから成る第2部材が配され
ている。
【0062】前記酸化珪素55乃至65重量%、酸化硼
素18乃至28重量%、酸化ナトリウム4乃至10重量
%、酸化アルミニウム2乃至8重量%、酸化カリウム1
乃至6重量%、酸化リチウム1乃至6重量%、酸化バリ
ウム0.5乃至3重量%のガラスから成る第2部材は絶
縁基体11、蓋体12及び第1部材と接合性がよく、該
第2部材によって絶縁基体11及び蓋体12と前記第1
部材とは強固に接合し、これによって容器14の気密封
止が完全となる。
【0063】かくして本発明の電子部品収納用容器によ
れば絶縁基体11の凹部11aに設けた段差部に圧電振
動子13の一端を導電性エポキシ樹脂等から成る接着材
15を介して接着固定するとともに圧電振動子13の各
電極を配線層16に電気的に接続させ、しかる後、絶縁
基体11の上面に凹部11aを覆うように蓋体12を封
止材17を介して接合させ、絶縁基体11と蓋体12と
からなる容器14の内部に圧電振動子13を気密に収容
することによって最終製品としての圧電振動装置が完成
する。
【0064】なお、本発明は上述の実施の形態に限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲であ
れば種々の変更は可能であり、例えば、上述の例では半
導体素子や圧電振動子を収容するための電子部品収納用
容器を例示したが、圧電磁気振動子や弾性表面波素子等
を収容するための電子部品収納用容器にも適用し得る。
【0065】
【発明の効果】本発明の電子部品収納用容器によれば、
絶縁基体と蓋体とからなる容器を最終的に気密封止する
第1部材として酸化銀30乃至40重量%、五酸化燐2
0乃至30重量%、ヨウ化銀15乃至25重量%、酸化
亜鉛1乃至6重量%から成るガラス成分にフィラーとし
ての酸化ニオブと五酸化燐を固溶した酸化ジルコニウム
を10乃至30重量%添加したガラスから成る軟化溶融
温度が300℃以下と低いガラスを使用したことから、
絶縁基体と蓋体とを封止材を介して接合させ、絶縁基体
と蓋体とからなる容器の内部に電子部品を気密に収容す
る際、封止材を溶融させる熱が内部に収容する電子部品
に作用しても電子部品の特性に劣化を招来することはな
く、その結果、電子部品を長期間にわたり正常、かつ安
定に作動させることが可能となる。
【0066】また同時に本発明の電子部品収納用容器に
よれば、絶縁基体と蓋体とからなる容器を最終的に気密
封止する封止材の中央域の軟化溶融温度が300℃以下
であり、低温であることから絶縁基体と蓋体とを封止材
を介して接合させ、絶縁基体と蓋体とからなる容器の内
部に電子部品を気密に収容する際、封止材を溶融させる
熱によって電子部品を絶縁基体の凹部の底面あるいは段
差部へ接着固定する導電性エポキシ樹脂等からなる樹脂
製の接着材が劣化することもなく、これによって電子部
品を絶縁基体の凹部底面あるいは段差部へ接着材を介し
て極めて強固に接着固定することが可能となり、電子部
品を常に安定に作動させることができる。
【0067】更に本発明の電子部品収納用容器によれ
ば、絶縁基体及び蓋体と容器を気密に封止する第1部材
との間に両者に対して接合性の良い酸化珪素55乃至6
5重量%、酸化硼素18乃至28重量%、酸化ナトリウ
ム4乃至10重量%、酸化アルミニウム2乃至8重量
%、酸化カリウム1乃至6重量%、酸化リチウム1乃至
6重量%、酸化バリウム0.5乃至3重量%のガラスか
ら成る第2部材を配したことから、絶縁基体及び蓋体と
第1部材とは間に第2部材を介してして強固に接合され
ることとなり、その結果、容器の気密封止が完全で、容
器の内部に収容する電子部品を長期間にわたり正常、か
つ安定に作動させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子部品収納用容器の実施の形態の一
例を示す断面図である。
【図2】図1に示す電子部品収納用容器の要部拡大図面
である。
【図3】本発明の電子部品収納用容器の実施の形態の他
の例を示す断面図である。
【符号の説明】
1、11・・・・絶縁基体 2、12・・・・蓋体 3、13・・・・電子部品(半導体素子、圧電振動子) 4、14・・・・容器 8、17・・・・封止材 8a・・・・・・第1部材 8b・・・・・・第2部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4E360 BA08 BD05 ED07 FA08 GA23 GA60 GC06 GC13 4G062 AA08 BB03 BB09 DA06 DB03 DC04 DD04 DE03 DF01 EA03 EB03 EC03 ED01 EE01 EF01 EG02 EG03 FA01 FA10 FB01 FC01 FD01 FE01 FF01 FG01 FH01 FJ01 FK01 FL01 GA01 GA10 GB01 GC01 GD01 GE01 HH01 HH03 HH04 HH05 HH07 HH09 HH11 HH13 HH15 HH17 HH20 JJ01 JJ03 JJ05 JJ07 JJ08 JJ10 KK01 KK03 KK05 KK07 KK10 MM10 NN32 PP01

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁基体と蓋体とを封止材を介して接合さ
    せ、絶縁基体と蓋体とから成る容器内部に電子部品を気
    密に収容する電子部品収納用容器であって、前記封止材
    は酸化銀30乃至40重量%、五酸化燐20乃至30重
    量%、ヨウ化銀15乃至25重量%、酸化亜鉛1乃至6
    重量%から成るガラス成分にフィラーとしての酸化ニオ
    ブと五酸化燐を固溶した酸化ジルコニウムを10乃至3
    0重量%添加したガラスから成る第1部材と、該第1部
    材の上下に配され、酸化珪素55乃至65重量%、酸化
    硼素18乃至28重量%、酸化ナトリウム4乃至10重
    量%、酸化アルミニウム2乃至8重量%、酸化カリウム
    1乃至6重量%、酸化リチウム1乃至6重量%、酸化バ
    リウム0.5乃至3重量%のガラスから成る第2部材と
    で形成されていることを特徴とする電子部品収納用容
    器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011258555A (ja) * 2010-06-11 2011-12-22 Samsung Mobile Display Co Ltd 有機発光ディスプレイ装置及びその製造方法
CN115595578A (zh) * 2022-10-27 2023-01-13 江阴市珞珈绿碳科技有限公司(Cn) 一种用于熔融碳酸盐电解体系的电解槽材料及其制备方法

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