JP2000183008A - チップ部材の洗浄装置 - Google Patents

チップ部材の洗浄装置

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JP2000183008A
JP2000183008A JP35290798A JP35290798A JP2000183008A JP 2000183008 A JP2000183008 A JP 2000183008A JP 35290798 A JP35290798 A JP 35290798A JP 35290798 A JP35290798 A JP 35290798A JP 2000183008 A JP2000183008 A JP 2000183008A
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container
mesh
cleaning
chip
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Shoichiro Ohora
庄一郎 大洞
Takashi Ueda
隆 上田
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Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
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Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チップ部材を多数個洗浄液中で攪拌させて洗
浄する装置ではチップ部材が欠けやすい場合、欠片が異
物となってチップ部材に再付着するという問題があっ
た。 【解決手段】 洗浄液2を収容した洗浄液槽1内に、メ
ッシュ状底面4を有し多数のチップ部材5が投入された
筒状のチップ部材収容容器8を浸漬して上下動させ、チ
ップ部材5を洗浄液2内で攪拌して洗浄するチップ部材
の洗浄装置において、上記チップ部材収容容器8周面の
軸方向中間位置にメッシュ状の窓9を形成するととも
に、このメッシュ状窓9を洗浄液5面が往復動するよう
にチップ部材収容容器8を上下動させるようにしたこと
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は微細なチップ部材を
洗浄する装置に関し、特にチップ部材から欠片を生じに
くく、欠片を生じても容易に除去することのできるチッ
プ部材の洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】小径のチップ部品を洗浄する装置として
一般的な装置を図6に示す。図において、1は洗浄液2
を収容した洗浄液槽、3はメッシュ状底面4を有し多数
のチップ部材5が投入される筒状のチップ部材収容容器
を示す。6は一端が洗浄液槽1上に延び、チップ部材収
容容器3を吊してその一部が洗浄液2に浸漬させるアー
ムで、中間が回動軸6aによって支持され、他端側は図
示例ではカム機構を利用した上下動機構7と連結されて
いる。この装置は、上下動機構7によりアーム6を揺動
させ、洗浄液槽1内に浸漬させたチップ部材収容容器3
を上下動させることによって、容器3内外に洗浄液2を
流入、流出させて容器3内に洗浄液2の渦流を生じさせ
て攪拌し、チップ部材5の全面に流動する洗浄液2内を
当てて表面に付着した汚れや異物を洗浄除去することが
できる。洗浄液2としてはチップ部材5の材料やこれに
付着した汚染物、異物に応じて、純水や蒸留水、有機系
溶剤を含むものなどが選択される。また洗浄液槽1には
図示省略しているが超音波振動装置などの加振装置やヒ
ータ、洗浄液2を循環させるポンプや循環パイプ、異物
を濾し取るフイルタなどが必要に応じて付設される。と
ころでチップ部材5が例えば金属素材を加工し表面に金
属めっき処理したビスやナットなどの場合、自重により
容器3内で姿勢が変わりにくいため、チップ部材5へ流
動する洗浄液2が均一に接触するように容器3を軸周り
に回転させて洗浄むらなくす必要があるが、チップ部材
5がビスやナットに比して寸法、重量がともに小さい例
えば半導体ペレットでは、図6を用いて容器3を洗浄液
2内で上下動させると容器3内に洗浄液2の渦流を生
じ、この渦流によってペレットは攪拌されて全面が均一
に洗浄される。半導体ペレットが例えば一辺0.4mm
角のダイオードチップでは、メッシュ径300μmの底
面を有する直径80mm、高さ150mmの容器3に約
30万個投入し、メチル・エチル・ケトンの洗浄液2に
液面から100mm浸漬して、この位置を中心に一周期
2秒で上下方向に30mm往復動させ、これを300秒
程度継続させるとチップ部材5の洗浄を完了する。この
動作によってペレット表面に付着した汚染物は洗浄液2
に溶け出し異物はペレットから剥落して、それぞれメッ
シュ状底面4から洗浄液層1内に除去されるため、数1
0万個のペレットを一括して清浄化し容器3から取出す
ことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図6装置は
チップ部材収容容器3を洗浄液槽1内で降下させて浸漬
することによって洗浄液2をメッシュ状底面4から容器
3内に供給し、容器3内に流入する洗浄液2の液流によ
りにチップ部材5を浮動状態として攪拌しその全表面を
流動する洗浄液2に曝して洗浄し、容器3を洗浄液2か
ら引き上げることによって容器3内の汚染した洗浄液2
をメッシュ状底面3から排出している。ところが、チッ
プ部材5が洗浄液2に対して比重が大きくしかも微細な
ものでは、容器3が洗浄液2内で下降動作から上昇動作
に切り替わると浮動状態のチップ部材5は直ちに沈殿
し、チップ部材5が多量であると沈殿したチップ部材5
同士が重なり合ってメッシュ状底面4を塞ぎ、洗浄液2
が容器2から排出されるのを妨げる。次に容器3を上昇
から降下に切り替えると洗浄液槽1の洗浄液2がメッシ
ュ状底面4を塞いだチップ部材5を押し上げて浮動状態
とし容器3内に流入するが、容器3内には多くの洗浄液
2が滞留しているため新鮮な洗浄液3は少量しか供給さ
れない。このように容器3を一定距離で上下動させても
容器内の洗浄液の交換量は容器の上下動とは比例せず、
しかも汚染した洗浄液が容器内に滞留するため、チップ
部材を容器から取出すために容器を洗浄液から引き上げ
ると、この汚染した滞留洗浄液が洗浄が完了したチップ
部材に再付着するという問題があった。またチップ部材
5がシリコン基板内に半導体素子を形成し表面に蒸着や
めっきにより電極層を形成した半導体ペレットの場合、
洗浄時に半導体ペレットが容器3内壁や他の半導体ペレ
ットと衝突してシリコン基板や電極層の一部が欠けたり
剥離してチップ部材5自体が異物を生じることがあっ
た。この異物は径が30μmより小さいものが多く、チ
ップ部材に比してきわめて微細であるため、欠片の大部
分はチップ部材が容器内で沈殿する際にメッシュ状底面
から容器内に排出されるが、剥落片は軽いため容器3内
で洗浄液の表面に浮かんだり、滞留する洗浄液中を浮遊
し、洗浄作業が終了した時点でも容器内に留まっている
ことが多く、この異物も洗浄が完了したチップ部材に再
付着するという問題があった。チップ部材が半導体ペレ
ットなどの電子部品本体の場合、導電性を有する異物の
再付着によって電子部品本体の電極間の短絡や耐電圧低
下などの不具合を生じ電子部品の信頼性を著しく低下さ
せるため異物の再付着は完全になくさねばならないが、
図6装置のように多数の微細なチップ部材を一括して洗
浄するものでは異物の発生を完全に防止することができ
なかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題の解決
を目的として提案されたもので、洗浄液を収容した洗浄
液槽内に、メッシュ状底面を有し多数のチップ部材が投
入された筒状のチップ部材収容容器を浸漬して上下動さ
せ、チップ部材を洗浄液内で攪拌して洗浄するチップ部
材の洗浄装置において、上記チップ部材収容容器周面の
軸方向中間位置にメッシュ状の窓を形成するとともに、
このメッシュ状窓を洗浄液面が往復動するようにチップ
部材収容容器を上下動させるようにしたことを特徴とす
るチップ部材の洗浄装置を提供する。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明によるチップ部材の洗浄装
置は、洗浄液を収容した洗浄液槽内に、メッシュ状底面
を有しさらに周面の軸方向中間位置にメッシュ状の窓を
形成して多数のチップ部材が投入された筒状のチップ部
材収容容器を浸漬して洗浄液面がメッシュ状窓を往復動
するように上下動させるようにしたことを特徴とする
が、洗浄液槽内の洗浄液の少なくとも表面層を一方向に
移動させることにより、メッシュ状窓から容器で洗浄液
中の微細な異物を速やかに容器外に移動させることが出
来る。また洗浄液の移動経路にフイルタを配置し、フイ
ルタを通った洗浄液を洗浄液槽に循環させることによ
り、容器から排出された異物を除去し、洗浄液槽から容
器に異物のない洗浄液を供給することが出来る。さらに
はフイルタを通った洗浄液を、チップ部材収容容器の底
面側からメッシュ状底面に向かって循環させることによ
り、容器の下降時にメッシュ状底面から容器内に供給さ
れる洗浄液がメッシュ状窓から排出されるようにして容
器内の洗浄液の循環を良好にでき、容器の上昇時には沈
殿するチップ部材がメッシュ状底面を塞ぐのを防止でき
る。また上下動するチップ部材収容容器を軸周りに回転
させることにより、洗浄液槽内の洗浄液が静止状態でも
メッシュ状窓の一部に異物が集中して塞ぐのを防止でき
る。またチップ部材収容容器の洗浄液内での下降速度と
上昇速度とを異ならせることにより、チップ部材の沈殿
と洗浄液の排出のバランスをとることができる。この場
合には、洗浄液面がチップ部材収容容器のメッシュ状窓
位置にある時、チップ部材収容容器の下降速度を上昇速
度より速く設定することができる。
【0006】
【実施例】以下に本発明の実施例を図1乃至図3から説
明する。各図において図6と同一物には同一符号を付
し、重複する説明を省略する。図1は本発明の第1の実
施例を示す。図において本発明装置が図6装置と相異す
るのは、チップ部材5を収容するチップ部材収容容器8
のみで、図6における容器5の周面の軸方向中間の高さ
位置に複数の開口窓8aを形成しこの開口窓8aにメッ
シュ部材で覆ってメッシュ状の窓9を形成したことと、
洗浄液槽1内の洗浄液2に浸漬された容器8の上下動機
構7による上下動位置を洗浄液面がメッシュ状窓9を上
下に横切って往復動するように設定したことのみであ
る。開口窓8aを覆うメッシュ部材の最大径は、開口窓
8aを容器8内で浮動するチップ部材5の上昇位置の最
高高さ位置(高さ位置A)より低い位置に形成する場合
には、メッシュ状底面4と同様にチップ部材5が通らな
い径に設定すればよく、開口窓8aを前記高さ位置Aよ
りさらに高い位置に形成する場合には、メッシュ状窓9
のメッシュ径はさらに径大に形成することができる。ま
た、開口窓8aのメッシュ径を下方から上方に向かって
径大にすることもできる。この装置では、容器8を洗浄
液2に浸漬すると、メッシュ状底面4から降下する容器
8内に洗浄液2が流入してチップ部材5を浮動させる。
そして洗浄液面がメッシュ状窓9位置にかかると、この
窓9から洗浄液2が容器8内に流入するが、メッシュ径
がメッシュ状底面4のメッシュ径とほぼ同じであると、
洗浄液2は容器8の降下方向と直交方向に流入しなけれ
ばならないため抵抗が大きく、メッシュ状窓8が洗浄液
2に浸漬するまでに、ほとんどの洗浄液2はメッシュ状
底面4から容器8内に流入する。次に容器8を上昇させ
ると、容器8内の洗浄液2の液面が、洗浄液槽1内の液
面より高くなるため、液面高さ分、圧力差を生じ、しか
もメッシュ状窓9の外周には洗浄液2がないため、容器
8内の洗浄液2はメッシュ状底面4とメッシュ状窓9の
両方から流出する。容器5が上昇するとチップ部材5は
沈殿してメッシュ状底面4を塞ぐが、容器5内の洗浄液
2はメッシュ状窓9から流出して容器8内の液面が速や
かに低下するため、チップ部材5にかかる液圧が緩和さ
れ、メッシュ状底面4上に堆積したチップ部材5間にす
き間が確保され、図6装置に比して容器5底面4からも
洗浄液2の排出がスムーズに行われる。そして再度容器
8を降下させると、洗浄液槽1内の洗浄液2が底面4か
らチップ部材5を押し上げて容器8内に流入する。この
ように容器8の上下動を数回乃至数十回繰り返し、容器
8を引き上げてチップ部材5を取出すことによって洗浄
作業を完了する。この装置では容器8から洗浄液2が排
出される際にチップ部材5が容器8の底面4を完全に塞
がないようにできるため、容器8内に汚染された洗浄液
2が滞留することなく、新鮮な洗浄液2を大量に容器8
内に供給することが出来る。またチップ部材5同士が洗
浄作業中に互いに衝突しあって欠片や剥落片などの微細
な異物を発生しても、メッシュ窓9から容器8外に速や
かに排出されるため、容器8を洗浄液2から引き上げて
洗浄液2を排出する際にチップ部材5に汚染物や異物の
再付着が防止される。そのためチップ部材が半導体ペレ
ットのように導電性の微細な異物を発生する虞のあるも
のでも、異物の再付着がなく電子部品の信頼性を向上で
きる。図2は本発明の他の実施例を示す。図において、
図1と同一物には同一符号を付し重複する説明を省略す
る。この実施例では、チップ部材収容容器8は図1装置
ど同じであるが、洗浄液槽1内の洗浄液2を循環させる
ようにした点が相異する。即ち、10は洗浄液槽1の周
壁の一部を低くして洗浄液2が流出するようにした排液
部1aの外側に配置したドレインで、循環パイプ11の
一端11aが接続され、このパイプ11の他端11bは
排液部1aと対向する位置に開口している。12はパイ
プ11の中間に挿入されたフィルタで、異物を除去し、
好ましくは洗浄液2に含まれる汚染物を吸着する。また
13はパイプ11の中間に挿入され、洗浄液2を循環さ
せるポンプを示す。この装置では、循環パイプ11によ
って循環する洗浄液槽1内の洗浄液2の表面層が、チッ
プ部材収容容器8の浸漬位置と交差する一方向に移動す
るため、容器8を上下動させることによって、メッシュ
状窓9から放出された異物や汚染した洗浄液が速やかに
排出部1aに移動し、フィルタ12によって除去される
ため、常に新鮮な洗浄液2を容器2に供給することが出
来る。図2装置では洗浄液層1内で洗浄液2の表面層を
一方向に循環移動させるようにしたが、パイプ11の他
端11aを図3に示すように、洗浄液槽1の底面で、容
器8のメッシュ状底面4と対向する位置に開口させても
よい。これにより、フィルタ12を通って異物や汚染物
が除去され清浄化された洗浄液2が洗浄液槽1の底面か
ら吐出され、上下動する容器8のメッシュ状底面4に吹
きつけられる。そのため、容器8が降下する際には新鮮
な洗浄液2が容器2内に効率よく送り込まれ、容器5内
の液流も勢いが高められるためチップ部材5の攪拌が効
率よく行われる。一方、容器2が洗浄液2内で上昇する
ときにはメッシュ状底面4に液圧がかかるため容器2内
でチップ部材5が沈殿してもメッシュ状底面4から容器
8内に洗浄液2の供給が継続されるため、洗浄により汚
染された容器8内の洗浄液2はメッシュ状窓9から溢れ
出し、洗浄液2中で浮遊する異物を容器8から効率よく
排出できる。上記実施例では上下動機構7による上下動
をアーム6を介して容器8に伝達したが、図4に示すよ
うに、上下に配置したガイドレール14にガイドブロッ
ク15をガイドさせ、このガイドブロック15を上下動
機構7で上下動させるようにして、このガイドブロック
15に容器8を吊すようにしてもよい。また、図4に示
すように、ガイドブロック15に回転機構16を固定
し、この回転機構16に容器8を吊すことにより、容器
8に上下動と軸周りの回転を与えることが出来る。この
ように容器8に軸周りの回転を与えると、洗浄液2に一
方向の水流を与えても容器2のメッシュ状窓9と洗浄液
2の接触状態が均等になり、メッシュ状窓9が異物によ
って局部的な詰まりが防止される。また、上記容器8は
降下によってメッシュ状底面4から洗浄液2を容器8内
に供給し、上昇により、容器8内の洗浄液2をメッシュ
状底面4及びメッシュ状窓9から排出しているが、この
降下と上昇の速度を異ならせることができる。即ち、降
下速度を速くすると容器内外の液圧差が大きくなり、メ
ッシュ状底面4から勢い良く洗浄液2を供給することが
でき、上昇速度を遅くすると、容器8内で沈殿したチッ
プ部材5がメッシュ状底面4を完全に塞ぐのを防止でき
るため、メッシュ状底面4からも洗浄液2を排出するこ
とが出来る。このように容器の上昇、降下速度を設定す
ると、洗浄液2の面がチップ部材収容容器8のメッシュ
状窓9位置にある時、容器8内に供給され排出される洗
浄液2の流れをメッシュ状底面4からメッシュ状窓9へ
一方向にでき、異物を含む汚染された洗浄液2を効率よ
く容器8から排出できる。この降下速度と上昇速度は、
各メッシュや窓の径やチップ部材の寸法、重量などによ
って設定することが出来る。さらには、メッシュ状窓9
の外周に図5に示すようにメッシュ状窓9の幅く両端が
窓9より外方に延びる環状の筒体17を配置し、この筒
体17の下部に環状の通液性フィルタ18を配置するこ
ともできる。これにより、洗浄液2中に含まれる異物を
フィルタ18で捉え、異物が除かれた洗浄液を洗浄液槽
1に戻すことが出来る。
【0007】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、欠けや
剥離により異物を発生しやすいチップ部材でも、発生し
た異物の再付着を防止して多数個一括して洗浄できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるチップ部材の洗浄装置の一例を
示す側断面図
【図2】 本発明の他の実施例を示す側断面図
【図3】 本発明の他の実施例を示す側断面図
【図4】 本発明装置の容器を上下動させる機構の他の
例を示す要部側面図
【図5】 本発明によるチップ部材収容容器の変形例を
示す側断面図
【図6】 従来のチップ部材の洗浄装置を示す側断面図
【符号の説明】
2 洗浄液 1 洗浄液槽 4 メッシュ状底面 5 チップ部材 8 チップ部材収容容器 9 メッシュ状窓

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗浄液を収容した洗浄液槽内に、メッシュ
    状底面を有し多数のチップ部材が投入された筒状のチッ
    プ部材収容容器を浸漬して上下動させ、チップ部材を洗
    浄液内で攪拌して洗浄するチップ部材の洗浄装置におい
    て、 上記チップ部材収容容器周面の軸方向中間位置にメッシ
    ュ状の窓を形成するとともに、このメッシュ状窓を洗浄
    液面が往復動するようにチップ部材収容容器を上下動さ
    せるようにしたことを特徴とするチップ部材の洗浄装
    置。
  2. 【請求項2】洗浄液槽内の洗浄液の少なくとも表面層を
    一方向に移動させるようにしたことを特徴とする請求項
    1に記載のチップ部材の洗浄装置。
  3. 【請求項3】洗浄液の移動経路にフイルタを配置し、フ
    イルタを通った洗浄液を洗浄液槽に循環させるようにし
    たことを特徴とする請求項2に記載のチップ部材の洗浄
    装置。
  4. 【請求項4】フイルタを通った洗浄液を、チップ部材収
    容容器の底面側からメッシュ状底面に向かって循環させ
    るようにしたことを特徴とする請求項3に記載のチップ
    部材の洗浄装置。
  5. 【請求項5】上下動するチップ部材収容容器を軸周りに
    回転させるようにしたことを特徴とする請求項1に記載
    のチップ部材の洗浄装置。
  6. 【請求項6】チップ部材収容容器の洗浄液内での下降速
    度と上昇速度とを異ならせたことを特徴とする請求項1
    に記載のチップ部材の洗浄装置。
  7. 【請求項7】洗浄液面がチップ部材収容容器のメッシュ
    状窓位置にある時、チップ部材収容容器の下降速度を上
    昇速度より速く設定したことを特徴とする請求項6に記
    載のチップ部材の洗浄装置。
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