JP2000182893A - トリマーコンデンサ - Google Patents

トリマーコンデンサ

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JP2000182893A
JP2000182893A JP10351573A JP35157398A JP2000182893A JP 2000182893 A JP2000182893 A JP 2000182893A JP 10351573 A JP10351573 A JP 10351573A JP 35157398 A JP35157398 A JP 35157398A JP 2000182893 A JP2000182893 A JP 2000182893A
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JP
Japan
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electrode
rotor
fixed electrode
trimmer capacitor
movable electrode
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JP10351573A
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English (en)
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Yutaka Toshida
豊 土信田
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Taiheiyo Cement Corp
Original Assignee
Taiheiyo Cement Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 静電容量が、ロータの回転に伴って滑らかに
単調変化するトリマーコンデンサを提供することであ
る。 【解決手段】 円弧状の固定電極と、この固定電極と向
き合う側の面に、この面から突出する円弧状の可動電極
が設けられた、前記固定電極に積重されるロータとを具
備し、前記ロータを前記固定電極に対して回転させ、前
記固定電極と前記可動電極とが重なり合う面積を増減さ
せることで、静電容量を変化させることができるよう構
成されたトリマーコンデンサであって、前記可動電極
は、この可動電極を前記ロータの仮想回転軸と直交する
平面によって仮想的に切断した際にできる仮想切断面に
おける、前記ロータの回転方向に沿った端部に、角が存
在しないよう構成されてなるトリマーコンデンサ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、最小静電容量が小
さな超小型の可変容量型コンデンサすなわちトリマーコ
ンデンサに関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】昨今の携帯電話機や携
帯型情報端末機器の目覚ましい普及により、これらの機
器に部品として使用される超小型可変容量型コンデンサ
すなわちトリマーコンデンサの需要は、増加の一途をた
どっている。そして、これに加えて、このトリマーコン
デンサには、ますます高い性能が要求されるようになっ
てきている。
【0003】こうしたトリマーコンデンサの構造は、既
に周知(例えば特願平9−333774号等)であるか
ら、ここでは詳しく説明しないが、概して言うと、円弧
状の固定電極が設けられたステータ、この固定電極上に
配された誘電体、そしてこの誘電体を介して固定電極と
対向するよう回転可能に設けられたロータからなる。こ
れら主要構成要素のうちロータには、円弧状の凸部が一
体的に形成されており、これが固定電極と対向する可動
電極の役割を果たす。そして、上記トリマーコンデンサ
は、このロータをステータ(したがって固定電極)に対
して回転させ固定電極と可動電極との重なり合う面積を
増減させることで、静電容量を変化させることができる
ようになっている。
【0004】さて、近頃、こうしたトリマーコンデンサ
にも改善を必要とする点が存在することが判ってきた。
すなわち、トリマーコンデンサの静電容量は、ロータの
回転に伴い、最小値から最大値までの間を、単調に増大
あるいは減少するのが理想である。しかし、実際には、
この理想どおりにトリマーコンデンサが機能することは
極めて稀である。更に詳しく言えば、ロータを回転させ
ていくと、ステータの固定電極とロータの可動電極との
重なり合う面積がゼロになる直前、もしくは両者が重な
り合う直前に、それまで滑らかに単調変化していた静電
容量が、突如、折れ線的に変化する。つまり、ロータ回
転角度に依存する静電容量の1次微係数が不連続にな
る。ゆえに、可動電極と固定電極との位置関係によって
は、静電容量の調整が著しく困難なものとなることがあ
る。
【0005】こうした傾向は、固定電極、可動電極のい
ずれか一方または両方の面積を十分に小さくすること
で、誘電体として比誘電率の高いものを使用したにもか
かわらず、通常よりも小さな最小静電容量を実現したト
リマーコンデンサにおいて、特に顕著である。しかも、
この場合には、静電容量の最大値と最小量との間に、極
大値および極小値ができることがある。つまり、ロータ
の回転に伴い、それまで滑らかに単調減少(あるいは単
調増大)していた静電容量が、突然、増大(あるいは減
少)し、その角度領域では静電容量の調整が不可能にな
るという問題が発生する。ちなみに、この現象は、ロー
タの回転角度と静電容量との関係を示す図8のグラフに
おいて、α,βで示す変化に対応している。
【0006】したがって、本発明が解決しようとする課
題は、静電容量がロータの回転に伴って滑らかに単調変
化するトリマーコンデンサを提供することである。特
に、電極面積を小さくし、誘電体として比誘電率の高い
ものを使用した場合でも、静電容量がロータの回転に伴
って滑らかに単調変化するトリマーコンデンサを提供す
ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、円弧状の
固定電極と、この固定電極と向き合う側の面に、この面
から突出する円弧状の可動電極が設けられた、前記固定
電極に積重されるロータとを具備し、前記ロータを前記
固定電極に対して回転させ、前記固定電極と前記可動電
極とが重なり合う面積を増減させることで、静電容量を
変化させることができるよう構成されたトリマーコンデ
ンサであって、前記可動電極は、この可動電極を前記ロ
ータの仮想回転軸と直交する平面によって仮想的に切断
した際にできる仮想切断面における、前記ロータの回転
方向に沿った端部に、角が存在しないよう構成されてな
ることを特徴とするトリマーコンデンサによって解決さ
れる。
【0008】なお、本発明のトリマーコンデンサにあっ
ては、可動電極をロータの仮想回転軸と直交する平面に
よって仮想的に切断した際にできる仮想切断面におけ
る、前記ロータの回転方向に沿った端部の角に対応する
部位を、前記可動電極の外周半径と内周半径との差の1
/2の曲率半径を有する曲線から構成してなることが好
ましい。これにより、静電容量の変化は、実質上、完全
に滑らかなものとなる。
【0009】また、上記の課題は、円弧状の固定電極
と、この固定電極と向き合う側の面に円弧状の可動電極
が設けられた、前記固定電極に積重されるロータとを具
備し、前記ロータを前記固定電極に対して回転させ、前
記固定電極と前記可動電極とが重なり合う面積を増減さ
せることで、静電容量を変化させることができるよう構
成されたトリマーコンデンサであって、前記固定電極
は、前記ロータの回転方向に沿った端部に、角が存在し
ないよう構成されてなることを特徴とするトリマーコン
デンサによって解決される。
【0010】なお、このトリマーコンデンサについて
も、先と同様の理由から、固定電極における、ロータの
回転方向に沿った端部の角に対応する部位を、前記固定
電極の外周半径と内周半径との差の1/2の曲率半径を
有する曲線から構成してなることが好ましい。更に、上
記の課題は、円弧状の固定電極と、この固定電極から延
びる取り出し電極と、前記固定電極と向き合う側の面
に、この面から突出する、円弧状の可動電極および補助
電極が設けられ、かつ、前記補助電極の存在により前記
固定電極に対して平行状態で積重されるロータと、前記
固定電極および前記取り出し電極と、前記ロータとの間
に介在させられる誘電体とを具備し、前記ロータを前記
固定電極に対して回転させ、前記固定電極と前記可動電
極とが重なり合う面積を増減させることで、静電容量を
変化させることができるよう構成されたトリマーコンデ
ンサであって、前記誘電体において、前記ロータを前記
固定電極に対して回転させた際に、前記取り出し電極と
前記補助電極との間に挟まれる部分の少なくとも一部
が、前記取り出し電極と前記補助電極との間に挟まれな
い部分よりも比誘電率の低い材料から構成されてなるこ
とを特徴とするトリマーコンデンサによって解決され
る。
【0011】なお、このトリマーコンデンサでは、ロー
タを固定電極に対して回転させた際に、取り出し電極と
補助電極との間に挟まれる部分の少なくとも一部を構成
する材料として、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、セラミ
ックスからなる群の中から選ばれた一つを挙げることが
できる。さて、本発明がなされるまでの経緯は次のよう
なものである。
【0012】すなわち、上記課題を解決するべく鋭意研
究を推し進めた結果、本発明者は、固定電極とロータの
可動電極との重なり合う面積がゼロになる直前、もしく
は両者が重なり合う直前に、それまで滑らかに単調変化
していた静電容量が、突如、折れ線的に変化するのは、
可動電極の端部に角が存在するからであることを見出し
た。つまり、こうした状況下では、可動電極端部の角
が、静電容量の滑らかな単調変化に悪影響が生じるよう
作用し、実際の静電容量の変化と、設計時に意図したそ
れとの間に、無視し得ない相違が生じるのである。
【0013】よって、本発明者は、可動電極の端部形状
を工夫すれば、上記のような不具合は解消されるであろ
うと考えた。そして、更なる研究の結果、可動電極の端
部を面取り加工すれば、正確に言うと、可動電極をロー
タの仮想回転軸と直交する平面によって仮想的に切断し
た際にできる仮想切断面における、ロータの回転方向に
沿った端部に、角が存在しないよう構成すれば良いこと
を見出した。トリマーコンデンサをこのような構造とす
れば、ロータを回転させていった際、このロータ回転角
度に依存する静電容量の1次微係数は連続したものに、
つまり静電容量の変化は滑らかで単調なものとなり、可
動電極と固定電極との位置関係によらず常に静電容量を
正確に調整することが可能となる。
【0014】更に、本発明者は、こうした事情が固定電
極についても当てはまることを確認した。すなわち、ロ
ータとして可動電極端部が面取りされていないものを採
用する場合でも、固定電極を、ロータの回転方向に沿っ
た端部に角が存在しない形状とすれば、やはり上記1次
微係数は連続したものとなり、その結果、可動電極と固
定電極との位置関係によらず、常に静電容量を正確に調
整することが可能になることを見出した。
【0015】また、本発明者は、固定電極、可動電極の
いずれか一方または両方の面積を十分に小さくすること
で、誘電体として比誘電率の高いものを使用したにもか
かわらず、通常より小さな最小静電容量を実現したトリ
マーコンデンサにおいて、一時的に静電容量の調整が不
可能になるのは、ロータの水平安定を保つ補助電極の存
在が原因となっていることを突き止めた。つまり、ある
状況下では、この補助電極が、あたかも可動電極のごと
く機能し、静電容量の最大値と最小量との間に極大値お
よび極小値ができるのである。したがって、本発明者
は、誘電体において補助電極と固定電極との間に挟まれ
る部分の少なくとも一部を、その周囲の部分よりも比誘
電率の低い材料から構成すれば、こうした問題は生じな
いであろうとの結論に到達した。そして、実際に、この
ような構成とすれば、静電容量はロータの回転に伴って
滑らかに単調変化し、調整が不可能になるといった不具
合が効果的に抑えられることを確認した。なお、これ
は、補助電極の単位回転角度あたりの静電容量の変化量
が、ロータすなわち可動電極のそれよりも十分に小さく
なるからであると考えられる。
【0016】上記本発明は、こうした知見および技術思
想に基づいてなされたものである。なお、本明細書で言
う「円弧状の可動電極(固定電極)」とは、半径方向に
沿った幅が比較的小さなもののみを意味するわけではな
い。この「円弧状の可動電極(固定電極)」には、半径
方向に沿った幅が、円周方向に沿った長さ(平均長さ)
に比べて相対的に大きなもの、例えば扇形に近似した形
状等も含まれる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下で本発明の第1実施形態とし
て説明するトリマーコンデンサは、円弧状の固定電極
と、この固定電極と向き合う側の面に、この面から突出
する円弧状の可動電極が設けられた、前記固定電極に積
重されるロータとを具備し、前記ロータを前記固定電極
に対して回転させ、前記固定電極と前記可動電極とが重
なり合う面積を増減させることで、静電容量を変化させ
ることができるよう構成されたものであって、前記可動
電極は、この可動電極を前記ロータの仮想回転軸と直交
する平面によって仮想的に切断した際にできる仮想切断
面における、前記ロータの回転方向に沿った端部に、角
が存在しないよう構成されている。つまり、可動電極端
部の角に面取り加工を施すことで、この角に対応する部
位を曲面から構成している。
【0018】特に本実施形態では、可動電極をロータの
仮想回転軸と直交する平面によって仮想的に切断した際
にできる仮想切断面における、前記ロータの回転方向に
沿った端部の角に対応する部位を、円弧状の可動電極の
外周半径と内周半径との差の1/2の曲率半径を有する
曲線(曲面)から構成している。次に、図1〜図3を用
いて、本発明の第1実施形態を更に詳しく説明する。な
お、図1は本発明の第1実施形態に係るトリマーコンデ
ンサの断面図、図2は同トリマーコンデンサの平面図、
図3は図1におけるX−X線でのトリマーコンデンサの
断面図である。
【0019】図1及び図2から判るように、本発明の第
1実施形態に係るトリマーコンデンサ(以下、本トリマ
ーコンデンサと言う)は、ロータ1、ステータ2、この
ロータ1とステータ2との間に介在させた誘電体3、そ
してこれらを一体化させる金属キャップ4を具備してな
る。これら構成要素のうちロータ1は金属製のものであ
って、そのステータ2と対向(したがって後述の固定電
極と対向)する面、すなわち下面には、円周方向に沿っ
て円弧状の可動電極(主電極)5が一体的に形成されて
いる(図3参照)。なお、この可動電極5は、ロータ1
の下面から所定寸法だけ突出した凸状のものである。
【0020】また、ロータ1は、可動電極5に加えて、
二つの補助電極6a,6bを有する(図3参照)。水平
断面が三日月状の、この補助電極6a,6bは、ロータ
1の水平安定性を得るためのものであり、いわば脚とし
て機能する。ちなみに、この補助電極6a,6bにおけ
るロータ下面からの突出長さは、可動電極5のそれと同
じである。
【0021】一方、ロータ1の上面には、このロータ1
自身を、マイナスドライバ等の工具を用いて回転させる
際に使用される凹条7が形成されている。このロータ1
と共にトリマーコンデンサを構成するステータ2は、セ
ラミックス製の基板8に、固定電極9、取り出し電極1
0、そして外部電極11を形成してなるものである。こ
れら電極9,10,11は切れ目なく連続しており、本
実施形態では、基板8の上面、側面、そして下面に、例
えば銀・パラジウム合金等からなる金属膜を形成するこ
とで得ている。なお、固定電極9については、その上に
積重されるロータ1の可動電極5に対応して、円弧状に
構成されている。
【0022】このステータ2と上記ロータ1との間に介
在させた誘電体3は、例えば、(MgCa)TiO3
から構成されている。特に本実施形態では、この誘電体
3をステータ2の基板8よりも小さくしたので、誘電体
3に覆われない部分は、図3に詳しく示すように、レジ
スト12で被覆している。なお、実際には誘電体3やレ
ジスト12は、ステータ2から分離不能になっており、
特に誘電体3については、焼成処理によってステータ2
の上面に直接設けられている。
【0023】上記構成要件を一体化させるための金属キ
ャップ4は、その中央にロータ1の上端部を突出させる
ための円形開口を有する。また、この金属キャップ4の
両端(図1中、左端側の爪は図示せず)には爪13が設
けられており、この爪13を折り曲げ、ステータ2の下
面を掛止させることで、ロータ1、ステータ2、及び誘
電体3は一体化されている。なお、外部電極11及びこ
の爪13が、実装時のトリマーコンデンサの端子とな
る。但し、図3では、便宜上、この金属キャップ4を省
略している。
【0024】上記のごとく構成されたトリマーコンデン
サでは、ロータ1をステータ2に対して、したがって固
定電極9に対して、図2や図3中、時計回りあるいは反
時計回りに回転させ、固定電極9と可動電極5とが重な
り合う面積を増減させることで、静電容量を変化(増
減)させることができるようになっている。さて、本実
施形態では、図3において一点鎖線で示すロータ1の可
動電極5の端部に、面取り加工を施している。更に詳し
く言えば、可動電極5は、それをロータ1の仮想回転軸
N(紙面に対して垂直)と直交する平面によって仮想的
に切断した際にできる仮想切断面(図3において斜線で
示す面)における、ロータ回転方向に沿った端部に、角
が存在しないよう構成されている。つまり、可動電極5
の端部において本来は角が存在する部分を、曲面(仮想
切断面に着目すれば曲線)から構成している。なお、こ
こでは、この曲面(曲線)の曲率半径ρ1 を、全ての位
置で、可動電極5の外周半径R1 と内周半径R2 との差
の1/2としている。また、可動電極5における半径方
向に沿った幅B1 を、固定電極9における同じく半径方
向に沿った幅B2 よりもいくらか大きくしている。
【0025】したがって、本トリマーコンデンサでは、
ロータ1を回転させていった際、このロータ1の回転角
度に依存する静電容量の1次微係数は連続したものとな
る。つまり、静電容量の変化は滑らか、かつ、単調なも
のとなり、可動電極5と固定電極9との位置関係によら
ず、常に、静電容量を正確に調整することが可能であ
る。
【0026】続いて、本発明の第2実施形態について説
明する。本発明の第2実施形態に係るトリマーコンデン
サは、円弧状の固定電極と、この固定電極と向き合う側
の面に円弧状の可動電極が設けられた、前記固定電極に
積重されるロータとを具備し、前記ロータを前記固定電
極に対して回転させ、前記固定電極と前記可動電極とが
重なり合う面積を増減させることで、静電容量を変化さ
せることができるよう構成されたものであって、前記固
定電極は、前記ロータの回転方向に沿った端部に、角が
存在しないよう構成されている。つまり、固定電極にお
いて、本来は角が存在する部位を曲線から構成してい
る。
【0027】特に本実施形態では、この固定電極端部を
構成する曲線の曲率半径を、固定電極の外周半径と内周
半径との差の1/2としている。以下、図4を用いて、
この第2実施形態のトリマーコンデンサを更に詳しく説
明する。なお、図4は上記第1実施形態の説明で使用し
た図3と同じ位置でのトリマーコンデンサの断面図であ
る。但し、この第2実施形態のトリマーコンデンサにつ
いても、基本構造は上記第1実施形態のものと同じであ
る。よって、以下では、第1実施形態との相違点を中心
に記述する。
【0028】本発明の第2実施形態に係るトリマーコン
デンサも、第1実施形態と同様、ロータ21、ステータ
22、このロータ21とステータ22との間に介在させ
た誘電体23、そして、これらを一体化させる金属キャ
ップ(図4では図示せず)を具備してなる。これら構成
要素のうちロータ21には、そのステータ22と対向す
る下面に、円周方向に沿って円弧状の可動電極24が一
体的に形成されている。但し、この可動電極24は、ロ
ータ下面から所定寸法だけ突出する凸状のものである。
またロータ21は、この可動電極24に加えて、二つの
補助電極25a,25bを有する。
【0029】一方、このロータ21と共にトリマーコン
デンサを構成するステータ22は、基板26に、固定電
極27、取り出し電極28、そして外部電極29を形成
してなるもので、特に固定電極27については、その上
に積重されるロータ21の可動電極24に対応して、円
弧状に構成されている。さて、本実施形態では、固定電
極27を、そのロータ21の回転方向に沿った端部に角
が存在しないよう構成している。つまり、この固定電極
27において、本来は角が存在する部位を曲線から構成
している。なお、ここでは、この曲線の曲率半径ρ
2 を、全ての位置で、固定電極27の外周半径R3 と内
周半径R4 との差の1/2としている(図4中、Nは、
紙面に対して垂直なロータ21の仮想回転軸)。また、
固定電極27における半径方向に沿った幅B3 を、可動
電極24における、同じく半径方向に沿った幅B4 より
もいくらか大きくしている。
【0030】したがって、この第2実施形態のトリマー
コンデンサにあっても、第1実施形態のものと同様、ロ
ータ21を回転させていった際に、このロータ21の回
転角度に依存する静電容量の1次微係数は連続したもの
となる。つまり、静電容量の変化は滑らか、かつ、単調
なものとなり、可動電極24と固定電極27との位置関
係によらず、常に、静電容量を正確に調整することが可
能である。
【0031】続いて、本発明の第3実施形態について説
明する。この第3実施形態に係るトリマーコンデンサ
は、円弧状の固定電極と、この固定電極から延びる取り
出し電極と、前記固定電極と向き合う側の面に、この面
から突出する、円弧状の可動電極および補助電極が設け
られ、かつ、前記補助電極の存在により前記固定電極に
対して平行状態で積重されるロータと、前記固定電極お
よび前記取り出し電極と前記ロータとの間に介在させら
れる誘電体とを具備し、前記ロータを前記固定電極に対
して回転させ、前記固定電極と前記可動電極とが重なり
合う面積を増減させることで、静電容量を変化させるこ
とができるよう構成されたものであって、前記誘電体に
おいて、前記ロータを前記固定電極に対して回転させた
際に、前記取り出し電極と前記補助電極との間に挟まれ
る部分の少なくとも一部が、前記取り出し電極と前記補
助電極との間に挟まれない部分よりも比誘電率の低い材
料から構成されている。
【0032】特に本実施形態では、ロータを固定電極に
対して回転させた際に、取り出し電極と補助電極との間
に挟まれる部分の少なくとも一部を構成する、その他の
部分よりも比誘電率の低い材料としてエポキシ樹脂を用
いている。以下、図5を用いて、この第3実施形態のト
リマーコンデンサを更に詳しく説明する。但し、この図
5も、上記第1実施形態の説明で使用した図3と同じ位
置での断面図である。なお、この第3実施形態のトリマ
ーコンデンサについても、全体構造は、上記第1実施形
態や第2実施形態のものと同じである。よって、以下で
は、第1実施形態や第2実施形態との相違点を中心に記
述する。
【0033】本発明の第3実施形態に係るトリマーコン
デンサも、第1実施形態や第2実施形態と同様、ロータ
31、ステータ32、このロータ31とステータ32と
の間に介在させた誘電体33、そして、これらを一体化
させる金属キャップ(図5では図示せず)を具備してい
る。これら構成要素のうちロータ31には、そのステー
タ32と対向する下面に、円周方向に沿って、円弧状の
可動電極34が一体的に形成されている。但し、この可
動電極34は、ロータ31の下面から所定寸法だけ突出
する凸状のものであり、その水平断面積は先の二つの実
施形態のものに比べて相対的に小さい。またロータ31
は、可動電極34に加えて、同じくその下面から突出す
る二つの補助電極35a,35bを有する。そして、こ
れら補助電極35a,35bによってロータ31のステ
ータ32に対する平行状態が維持される。
【0034】一方、ステータ32は、基板36に、円弧
状の固定電極37、この固定電極37から延びる取り出
し電極38、そして外部電極39を、それらが連続体と
なるよう形成してなるものである。但し、固定電極37
の面積は、上記可動電極34と同様、先の二つの実施形
態のものに比べ相対的に小さく、この結果、本実施形態
のトリマーコンデンサは、最小静電容量が先の二つの実
施形態のそれよりも小さくなっている。
【0035】上記ロータ31やステータ32と共に、本
実施形態のトリマーコンデンサを構成する誘電体33
は、ステータ32に固着した状態で、固定電極37及び
取り出し電極38と、ロータ31との間に介在させられ
ている。こうした構造のトリマーコンデンサにあって
も、ロータ31をステータ32にしたがって固定電極3
7に対して回転させ、固定電極37と可動電極34とが
重なり合う面積を増減させることで、静電容量を変化さ
せることができるようになっている。
【0036】さて、本実施形態では、誘電体33におい
て、ロータ31を固定電極37に対して回転させた際
に、取り出し電極38と補助電極35a,35bとの間
に挟まれる部分(図5中、あみ目模様の部分)の一部4
0すなわち左半分を、その他の部分(取り出し電極38
と補助電極35a,35bとの間に挟まれない部分)よ
りも比誘電率の低いエポキシ樹脂から構成している。言
い換えれば、本実施形態では、誘電体33を、チタン酸
バリウム等の高比誘電率部分とエポキシ樹脂製の低比誘
電率部分とからなる二体構造としている。
【0037】なお、後者すなわちエポキシ樹脂製の低比
誘電率部分は、上記あみ目模様部分の左半分だけではな
い。本実施形態では、図5中、二点鎖線で示す領域41
の全てが、このエポキシ樹脂製の低比誘電率部分となっ
ている。但し、誘電体33の周囲に設けられるレジスト
42もエポキシ樹脂からなるため、このレジスト42
と、誘電体33の一部を構成するエポキシ樹脂との間に
は、明瞭な境界が存在せず、実質上、両者は一体となっ
ている。換言すれば、本来の意味での誘電体は、図5に
実線で示すものから、二点鎖線で示す部分を除いたもの
であると言うこともできる。ちなみに、製造に当たって
は、まず、誘電体33の高比誘電率部分が形成され、そ
の後、残りの部分がエポキシ樹脂によって形成されるこ
とになる。
【0038】こうした構造のトリマーコンデンサにあっ
ても、上記第1実施形態や第2実施形態と同様、静電容
量の変化は滑らか、かつ、単調なものとなり、可動電極
34と固定電極37との位置関係によらず、常に、静電
容量を正確に調整することが可能である。特に本実施形
態では、上述したように、可動電極34、固定電極37
両方の面積を十分に小さくすることで、誘電体として比
誘電率の高いものを使用したにもかかわらず、通常より
小さな最小静電容量を実現しているが、可動電極34を
回転させていっても、静電容量の最大値と最小量との間
に極大値および極小値ができることはない。つまり、あ
る回転角度範囲において、静電容量の調整が不可能にな
るといった不具合が生じない。
【0039】なお、誘電体33の低比誘電率部分を構成
する材料としては、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、セラ
ミックスが挙げられる。このうち樹脂材料としては、上
記エポキシ樹脂以外にも、例えば、フッ素樹脂、ポリプ
ロピレン、フェノール樹脂、ポリイミド、アクリル系樹
脂を用いることができる。また、取り出し電極38と補
助電極35a,35bとの間に挟まれる部分の一部だけ
でなく、その全部を比誘電率の低い材料から構成しても
よい。
【0040】更に、図示してはいないが、上記第1実施
形態と第3実施形態とを組み合わせることもできる。す
なわち、ロータに形成した可動電極の端部を面取りする
と共に、誘電体の一部を比誘電率の低い材料で置換した
構造としてもよい。この場合には、両者の相乗効果によ
って、更に優れた特性を有するトリマーコンデンサが得
られる。また、こうした組み合わせは、第2実施形態お
よび第3実施形態についても可能であり、これによって
も更に優れた特性のトリマーコンデンサが得られる。
【0041】
【実施例1】以下の条件にて本発明に第1実施形態に係
るトリマーコンデンサを製作した。 〔条件〕 可動電極の外周半径R1 :0.60mm 可動電極の内周半径R2 :0.35mm 可動電極の幅B1 :0.30mm 可動電極の端部曲面の曲率半径ρ1 :0.125mm 可動電極の開き角度θ2 :146° 固定電極の幅B2 :0.25mm 固定電極の開き角度θ1 :146° 上記の条件にて製作されたトリマーコンデンサについ
て、ロータの回転角度と静電容量との関係を調べ、それ
に基づいてグラフを作成した。図6に、このグラフの要
部を示す。なお、比較のため、他の条件は同じである
が、可動電極端部に角が存在するもの、つまり端部を面
取りしていない従来型のトリマーコンデンサを準備し、
ロータの回転角度と静電容量との関係を調べた。更に、
可動電極の端部曲面の曲率半径ρ1 を、0.125mm
から0.100mmに変更したものを製作し、これにつ
いてもロータの回転角度と静電容量との関係を調べたの
で、その結果を、従来型のものの結果と共に、図6のグ
ラフに併記する。なお、トリマーコンデンサの種別と変
化曲線との対応は、同グラフの右肩部分に示すとおりで
ある。
【0042】
【特性】可動電極と固定電極との重なり合う面積がゼロ
になる回転角度Θ1 において、従来型のトリマーコンデ
ンサは、明確に、静電容量が折れ線状の変化を示してい
る。つまり、静電容量がロータの回転に伴って滑らかに
単調変化していないことが判る。一方、ロータの可動電
極端部に面取り加工を施したトリマーコンデンサでは、
上記回転角度Θ1 においても、従来型のものに比べて、
静電容量の変化が格段に滑らかになっている。特に、可
動電極端部の曲率半径を0.125mmとしたトリマー
コンデンサでは、完全に滑らかな単調変化となってい
る。
【0043】
【実施例2】以下の条件にて本発明の第3実施形態に係
るトリマーコンデンサを製作した。 〔条件〕 可動電極の外周半径R5 :0.60mm 可動電極の内周半径R6 :0.35mm 可動電極の開き角度θ3 :146° 固定電極の外周半径R7 :0.55mm 固定電極の内周半径R8 :0.40mm 固定電極の開き角度θ4 :140° ロータの中心から低比誘電率部分までの距離T:0.8
8mm 誘電体の置換率:54% 一つの補助電極の可動電極に対する面積比率:1/10 低比誘電率部分を構成する材料:エポキシ樹脂 高比誘電率部分を構成する材料:Ba(Zn1/3 Ta
2/3 )O3 系のセラミックス ※誘電体の置換率とは、取り出し電極と補助電極との間
に挟まれる領域の全面積をS1 、取り出し電極と補助電
極との間に挟まれる領域のうち、比誘電率の低い材料で
置き換えた部分の面積をS2 としたとき、(S2
1 )×100で表される値を意味する。上記の条件に
て製作されたトリマーコンデンサについて、ロータの回
転角度と静電容量との関係を調べ、それに基づいてグラ
フを作成した。図7に、このグラフの要部を示す。な
お、比較のため、他の条件は同じであるが、誘電体の一
部を比誘電率の低い材料で置き換えていない従来型のト
リマーコンデンサを準備し、ロータの回転角度と静電容
量との関係を調べた。更に、ロータの中心から低比誘電
率部分までの距離Tを、0.88mmから0.89mm
(誘電体の置換率44%)に変更したものを製作し、こ
れについてもロータの回転角度と静電容量との関係を調
べたので、その結果を、従来型のものの結果と共に、図
7のグラフに併記する。なお、トリマーコンデンサの種
別と変化曲線との対応は、同グラフの右肩部分に示すと
おりである。
【0044】
【特性】従来型のトリマーコンデンサでは、ロータの回
転角度を大きくしていくと、静電容量の変化曲線に極大
値、極小値が出現し、この領域での静電容量の調整が不
可能になっていることが判る。一方、誘電体の一部を比
誘電率の低い材料で置き換えたトリマーコンデンサで
は、極大値や極小値が出現することはなく、全領域にお
いて、滑らかな単調変化を見せている。特に、置換率の
高いものの方が良好な特性を示している。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、静電容量がロータの回
転に伴って滑らかに単調変化するトリマーコンデンサが
得られる。特に、電極面積を小さくし、誘電体として比
誘電率の高いものを使用した場合でも、静電容量がロー
タの回転に伴って滑らかに単調変化するトリマーコンデ
ンサが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るトリマーコンデン
サの断面図
【図2】本発明の第1実施形態に係るトリマーコンデン
サの平面図
【図3】図1におけるX−X線でのトリマーコンデンサ
の断面図
【図4】図3と同じ位置でのトリマーコンデンサ(第2
実施形態)の断面図
【図5】図3と同じ位置でのトリマーコンデンサ(第3
実施形態)の断面図
【図6】ロータの回転角度と静電容量との関係を示すグ
ラフの要部(実施例1)
【図7】ロータの回転角度と静電容量との関係を示すグ
ラフの要部(実施例2)
【図8】従来型トリマーコンデンサにおけるロータの回
転角度と静電容量との関係を示すグラフ
【符号の説明】
1 ロータ 2 ステータ 3 誘電体 4 金属キャップ 5 可動電極(主電極) 6a,6b 補助電極 7 凹条 8 基板 9 固定電極 10 取り出し電極 11 外部電極 12 レジスト 13 金属キャップの爪 N ロータの仮想回転軸

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円弧状の固定電極と、 この固定電極と向き合う側の面に、この面から突出する
    円弧状の可動電極が設けられた、前記固定電極に積重さ
    れるロータとを具備し、 前記ロータを前記固定電極に対して回転させ、前記固定
    電極と前記可動電極とが重なり合う面積を増減させるこ
    とで、静電容量を変化させることができるよう構成され
    たトリマーコンデンサであって、 前記可動電極は、この可動電極を前記ロータの仮想回転
    軸と直交する平面によって仮想的に切断した際にできる
    仮想切断面における、前記ロータの回転方向に沿った端
    部に、角が存在しないよう構成されてなることを特徴と
    するトリマーコンデンサ。
  2. 【請求項2】 可動電極をロータの仮想回転軸と直交す
    る平面によって仮想的に切断した際にできる仮想切断面
    における、前記ロータの回転方向に沿った端部の角に対
    応する部位が、前記可動電極の外周半径と内周半径との
    差の1/2の曲率半径を有する曲線から構成されてなる
    ことを特徴とする請求項1に記載のトリマーコンデン
    サ。
  3. 【請求項3】 円弧状の固定電極と、 この固定電極と向き合う側の面に円弧状の可動電極が設
    けられた、前記固定電極に積重されるロータとを具備
    し、 前記ロータを前記固定電極に対して回転させ、前記固定
    電極と前記可動電極とが重なり合う面積を増減させるこ
    とで、静電容量を変化させることができるよう構成され
    たトリマーコンデンサであって、 前記固定電極は、前記ロータの回転方向に沿った端部
    に、角が存在しないよう構成されてなることを特徴とす
    るトリマーコンデンサ。
  4. 【請求項4】 固定電極における、ロータの回転方向に
    沿った端部の角に対応する部位が、前記固定電極の外周
    半径と内周半径との差の1/2の曲率半径を有する曲線
    から構成されてなることを特徴とする請求項3に記載の
    トリマーコンデンサ。
  5. 【請求項5】 円弧状の固定電極と、 この固定電極から延びる取り出し電極と、 前記固定電極と向き合う側の面に、この面から突出す
    る、円弧状の可動電極および補助電極が設けられ、か
    つ、前記補助電極の存在により前記固定電極に対して平
    行状態で積重されるロータと、 前記固定電極および前記取り出し電極と、前記ロータと
    の間に介在させられる誘電体とを具備し、 前記ロータを前記固定電極に対して回転させ、前記固定
    電極と前記可動電極とが重なり合う面積を増減させるこ
    とで、静電容量を変化させることができるよう構成され
    たトリマーコンデンサであって、 前記誘電体において、前記ロータを前記固定電極に対し
    て回転させた際に、前記取り出し電極と前記補助電極と
    の間に挟まれる部分の少なくとも一部が、前記取り出し
    電極と前記補助電極との間に挟まれない部分よりも比誘
    電率の低い材料から構成されてなることを特徴とするト
    リマーコンデンサ。
  6. 【請求項6】 ロータを固定電極に対して回転させた際
    に、取り出し電極と補助電極との間に挟まれる部分の少
    なくとも一部を構成する材料が、熱可塑性樹脂、熱硬化
    性樹脂、セラミックスからなる群の中から選ばれた一つ
    であることを特徴とする請求項5に記載のトリマーコン
    デンサ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100890007B1 (ko) * 2007-06-29 2009-03-25 전자부품연구원 트리머 커패시터 및 그 제조방법

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